2月27日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 全校児童が体育館で待っている間、2階の渡り廊下では、1年生が6年生に手作りのペンダントをプレゼントしていました。6年生に喜んでもらおうと、クラフト粘土に絵の具で色を付けながら、一生懸命作ってきたペンダントです。6年生の表情が一気に笑顔になりました。 代表委員の司会で、6年生を送る会がいよいよ始まりました。ペンダントを首にかけて、6年生と1年生が手をつなぎながら花のアーチをくぐって入場してきました。6年生がステージ前のひな壇に座り、それを取り巻くように他の学年が並びました。(写真上) 6年生を送る会の一番の見どころは、何と言っても各学年の出し物です。3学期に入ってから、どの学年も出し物の構成を考え、練習をしてきました。特に今回は、音楽的な内容の出し物に挑戦した学年が多く、音楽専科と連携して取り組んできた様子がよく分かりました。「感謝の気持ちは、成長した自分たちの姿をしっかり見せることで伝えよう。」と話してきただけに、内容もさることながら、発表態度まできちんと練習してきたことが伝わってきました。 1〜5年生の出し物が終わった後、集会委員会による「全校ゲーム」がありました。ゲームは、「猛獣狩り」を行いました。リズムに合わせてダンスを踊りながら、動物の名前の文字数に合わせて仲間を集めるゲームです。今回は、「6年生が必ず入ること」というルールになっていたため、体育館中大騒ぎをしながら楽しめました。 次に、6年生から5年生への「引き継ぎ式」を行いました。代表児童が前に出て、マーチングの指揮杖とたてわり班セット、そして校旗の引き継ぎをしました。旭町小では、毎年6年生から5年生に全校の前で引き継ぎ式を行っています。旭町小の伝統を引き継ぐ意味合いがあり、4年生以下の学年の子ども達が見守っているということも重要ポイントです。先ほどまでの全校ゲームの賑わいがうそのように、体育館がしんとした厳かな雰囲気になりました。(写真中) プログラムの最後は、6年生のお礼の出し物です。「僕らまた」の合奏とボーカルをミックスした出し物は、小学校でのいよいよ最後の学年発表として、在校生の心に刻まれたことでしょう。 今日は、続けて「お別れ給食会」も行いました。たてわり班ごとの教室に集まり、みんなで一緒に給食を食べました。たてわり給食は、7月と12月にも行ってきています。この一年間、全校遠足やたてわり班遊び、たてわり給食を通じて、子ども達はすっかり仲良しになりました。 給食を食べた後、5年生から6年生に「メッセージカード」をプレゼントしました。全校遠足で撮った班の写真と、たてわり班全員のメッセージを綴じて、5年生が作りました。6年生が、少し照れくさそうにお礼のあいさつをしていたのが印象的でした。(写真下) 一日を通じて、6年生の卒業を祝う気持ちが高まると同時に、それぞれの学年の成長をしっかり感じ取ることができました。 |
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