3月5日(火)時計の文字盤が5目盛りおきに数字が書いてあることを利用して、すばやく時刻が言えるようにしていきます。2組では、模型の時計を子ども達に持たせ、針を動かしながら時刻がすらすらと言えるように練習していました。今までは、時刻を示すのに「長い針がいくつのところにいったら…」と伝えていましたが、この学習が終わったら、細かな時刻で指示することができます。(写真上) 最近は、デジタル表示の時計が多くなってきていますが、長針と短針で示された時計の読み方がしっかりできるように練習することが大切です。しかし、この単元は2時間扱いです。日常的に時計を読む練習をしていくことが欠かせません。 1,2校時に、6年生が昨日に続いて卒業式の練習をしていました。呼びかけの練習と歌の練習を中心に行いました。 呼びかけの最後は、「旅立ちの日に」の歌で締めくくります。「旅立ちの日に」は、全国の多くの小中学校で歌われている「平成生まれの卒業式定番ソング」として有名です。この曲は、埼玉県の秩父市が発祥の地と言われています。平成3年(1991)年に、影森中学校の音楽教師の坂本先生が、「卒業生を送る歌」としてプレゼントした曲でした。当時校長だった小嶋先生に作詞を依頼し、その詞に坂本先生がたった15分で作曲したと言うから驚きです。その後、一気に全国の学校に広まっていきました。 最後の歌詞は、次のフレーズの繰り返しです。「いま別れのとき 飛び立とう未来信じて 弾む若い力信じて このひろい このひろい大空に♪」別れには悲しみがつきものですが、この歌では未来への希望や勇気が歌われています。多くの学校で卒業式に歌われているのは、その力強さゆえのことなのでしょう。 ピアノを弾く音楽専科は、立ち上がって伴奏しながら6年生に指導していました。先日調律が終わったばかりのピアノを力いっぱい弾きながら、子ども達の歌声を引き出そうと、力の入った指導をしていました。6年生の担任2人も、今後どのように気持ちを高めていこうかと考えながら指導に見入っていました。 「旅立ちの日に」の歌では、5年生も一緒に歌い、掛け合いのように歌うところがあります。体育館中にしっかり気持ちが伝わるように、繰り返し練習していきます。(写真中) 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。「物は、形が変わっても重さは変わらないこと」や「物は、体積が同じでも重さが違う場合があること」について、実験を通して確かめていきます。先週2組では、電子てんびん(はかり)を使って、粘土を様々な形に変えながら重さを量ってみました。形を変えても重さは一緒(変わらない)ということが分かりました。 今日は、漢字辞典を使って、平らに置いた場合と立てて置いた場合とで、両方の重さを比べてみました。まず、手で持った感覚で考えてみました。手のひらに平らに乗せて持つのと辞典を立てて持つのとでは、なんとなく立てた方が重く感じるものです。実際にはかりにのせて調べてみると…重さは変わりませんでした。体重計に人が座るのと立ち上がるのと、さらに片足で立つのとでは、どれも同じ重さになるのと一緒です。(写真下) |
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