3月8日(金)「いちにちどうぶつ」に続いて読んでもらったのは、「だれのパンツ?」という絵本でした。作者のシゲリカツヒコさんは、日本の絵本作家でもあり、イラストレーターでもある方です。ストーリーも奇想天外ですが、絵がまたすごいインパクトで迫ってきます。 空から落ちてきた「パンツ」の持ち主を探すために、男の子が団地内を冒険することになりました。謎の画家に、カメレオンに、おばけにと、いったいだれの落とし物だったのでしょうか。持ち主を探す冒険が描かれていきます。また、この絵本は探し絵的な要素も満載で、読むたびに発見があります。絵のどこかに話の続きが分かるヒントが隠されているので、大人も子どもも、もう一度ゆっくり見てみたくなる絵本です。とにかくリアルな絵とその迫力に圧倒されるため、黙って聞きなさいとは言えない絵本です。(写真上) 今年度の読み聞かせは、今回で最後になりました。図書ボランティアの方々には、来年度も子ども達への読み聞かせをお願いしていきたいと思います。 4年生は、社会科の時間に「国際交流に取り組む大田区」という学習をしています。国際交流に取り組む大田区の様子について、都内における位置や産業の歴史的背景、人々の協力関係などに着目して調べていきます。そして、大田区の人々が協力し、特色あるまちづくりや観光などの産業発展に努めていることを学びます。 大田区には、羽田空港があります。海外からの観光客が入って来やすいという立地条件があります。大田区では、外国人観光客への観光案内や「特区民泊」にも力を入れいて、旅行者への支援を行っています。また、海外の3都市と友好・姉妹都市交流をしていることも教科書に載っています。ちなみに、練馬区は、オーストラリア・イプスウィッチ市と友好・姉妹都市提携を結んでいて、毎年区内の中学生が派遣交流をしています。 1組の教室では、「大田区に住む外国人の人たちが、生活するうえで困ること」について話し合っていました。電車の乗り方や文化の違い、言葉が分からないなど、日常生活でたくさんの困り感があるだろうという結果になりました。(写真中) さらに、「国際都市おおた宣言」という取り組みがあることを知りました。産業交流拠点となり、多文化共生都市にしていくための区の施策です。練馬区でも、近年外国籍の居住者が増えてきました。そういう家庭の子ども達が今後学校に多く入ってくることから、各校にポケトークが配備されることになっています。 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。生まれた頃の様子から現在の自分の成長まで、写真や家の人へのインタビューを通じて、振り返りながらまとめてきました。 1組では、自分の現在の身長と体重とともに、手形を取って記録に残していました。絵の具で手のひらを染めてから、画用紙に手形を押しました。まだまだかわいらしい手の大きさですが、これからどんな成長をしていくのか、期待に満ちた手形ができました。(写真下) もうすぐ自分の生い立ちが、この学習のまとめとして完成します。いつかこの記録を見ながら振り返り、今日押した手形に自分の手のひらを重ねてみる時が来るはずです。きっと、一気に2年生の頃の友達や先生、学校生活の日々が蘇ることでしょう。 |
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