3月22日(金) その1まず、各クラスの代表児童に、修了証の授与がありました。修了証は、通知表(あゆみ)に印刷されています。各クラスの代表児童が前に出て、朝礼台の上で一人ずつ受け取りました。(写真上) 次に学校長の話です。桜の「花芽」の話をしました。(写真中) ・・・令和5年度の学校生活のしめくくりとなる修了式の日を迎えました。4月から始まった今年度の学校生活を通じて、一人一人よくがんばり、そしてすばらしい成長があったなと感じます。 今週に入り、校庭の桜のつぼみが一気にふくらんできました。来週の今頃は、きっと旭町小の桜の木に、たくさんの花が咲いていることでしょう。ところで、桜の木のつぼみの基となる「花芽」は、いつ頃できたと思いますか? 実は・・・桜の木の花芽は、前の年の7月から8月頃にできると言われています。2学期が始まる前の夏休みの頃のことです。あの記録的な猛暑と言われた夏に、校庭の桜の木の枝先では、将来花を咲かせるための小さな花芽が作られていたのです。 では、夏に花芽ができていながら、なぜすぐに花が咲かなかったのでしょうか? それは、花を咲かせるにはたくさんのエネルギーが必要になります。そのための栄養分を蓄えなければなりません。秋から冬にかけて、栄養をたっぷり花芽に送ってきました。さらに、花芽は一定の寒さに合わないと花が咲かない仕組みになっています。つまり、1月から2月の寒い時期が必要だったのです。 この桜の花が咲く仕組みは、ちょうどみなさんの成長と同じだなと思います。4月から今の学年の学習が始まり、1年間かけて勉強を積み重ねてエネルギーを蓄えてきました。そして、厳しい練習や難しい学習にもがんばってきたから今の立派な成長した姿があります。だれにとっても簡単なことしかせずに、困難なことを経験しなかったとしたら、人は成長しません。苦労するほど人は立派に成長するものです。桜の木を見ると、校長先生はいつもそういうことを思うようにしています。 さて、来年度の学校生活は、4月8日からスタートします。1つ学年が上がるということは、大きな勲章をもらうような感じです。6年生になったんだから…、5年生になったんだから…、あるいは2年生になったんだから…と、それぞれがんばることが今まで以上にたくさん待っています。1学期の始業式まで2週間ほどの春休みです。「よし、がんばろう」という気持ちをしっかりもって、今年度以上の力を精一杯出せるようにがんばりましょう。 6年生の皆さんは、いよいよ中学校への進学です。月曜日の卒業式で、小学校最後の立派な姿を見せ、有終の美を飾りましょう。・・・ 児童代表の言葉は、1年生が担当しました。この1年間であいさつをがんばったこと、2年生になったら外国語の学習をがんばりたいことについて発表しました。さらに、「新しく入ってくる1年生のお手本となれるような2年生になりたい」と、立派に決意を発表していました。(写真下) 修了式後、続いて異動する教員の紹介をしました。昨年度から、教員の異動情報が年度内に公表されることになりました。すでに新聞等で報道があったので、子ども達にも知らせました。なお、離任式は来年度の5月初めに予定しています。 |
|