4月10日(水) その2どの学年も、次第に画数が多くなるなど難しい漢字がたくさん出てきます。2年1組の教室では、新しい漢字の書き順を指導していました。書き順は、文字を整えて書くためにとても重要です。バランスの悪い文字を書いている人は、たいてい書き順が大きく違っている場合が多いです。 さらに書き順は、大人になって恥ずかしい思いをしないためにも大切ではないでしょうか。将来学校の先生にならなかったとしても、窓口等で人前でペンを持つ場合があるでしょう。また、ホワイトボードに書いてプレゼンをする機会も考えられます。新出漢字を学ぶ時は、まず初めに正しい書き順を覚えてしまうことが重要です。(写真上) 一方、算数の学習も始まりました。4年生の算数は、「学びのとびら」というページで始まっています。(他の学年も同様にあります。)3年生の算数で習ったことを使って解く問題が提示されていました。「ガムが1箱に6個入っていて、24円で売られています。このガム18個の代金はいくらですか。」という問題でした。3年生の時に学習した、かけ算やわり算を工夫して使わなければなりません。 各教室では、まず自分の力で考え、次に友達の考えを交流し合う「ラウンドタイム」を設けていました。教室内を移動し、自分の考えを分かりやすく友達に説明する姿が見られました。旭町小では、昨年度までの2年間、算数の校内研究に取り組んできました。2年間で築き上げた指導の仕方が、先生方はもちろんのこと、子ども達にもすっかり定着していることが感じられました。(写真中) ところで、4年生の算数の教科書には、目次裏に「算数は、今も私の身近に」というコラムが掲載されています。卓球選手の伊藤美誠さんが、算数の学習について述べた文章です。卓球を練習するうえで、算数の要素が多く使われているということに触れています。算数に限らず、小学校で学んでいる学習は、将来必ず生きていくうえで必要な要素になります。 昨日は大雨になりましたが、一転して今日は青空が広がりました。昨日遊べなかった分、中休みには子ども達が校庭に出て元気に走り回る姿が見られました。 だいぶ桜の花が散ってしまったようです。校庭の隅にはたくさんの花びらが積もっていました。両手いっぱいに抱えるようにして持ち、花びらシャワーを楽しむ子ども達がいました。 また、たくさんの先生方が外に出て、子ども達と一緒に遊ぶ様子も見られました。教員にとっては、休み時間も大切な指導の場です。教室では見せない一面を見ることができたり、子ども同士の人間関係を知ることもできます。そして何より、外遊びは子どもの健康のバロメーターです。今年度も、積極的に外に出て遊ぶ子ども達の育成をめざします。(写真下) |
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