4月12日(金)また、ちょうど1校時に、いろいろな学年の子ども達が外で授業をしていました。校庭で体育の授業をしていたクラスや、中庭で理科の観察をしていたクラス、さらには図工の学習で絵を描いていたクラスもありました。 校庭の東側にあるジャングルジムの隣には、立派なフジ棚があります。今週は暖かい日が続いたこともあり、フジの枝先からは花芽が一気に伸び始めていました。中にはすでに花房が広がり、きれいな紫色の花びらが見えているところもあります。明日からさらに暖かい日が続くようなので、来週中には見事なフジのシャンデリアが見られることでしょう。同時に、フジの独特な強い香りが校庭いっぱいに漂ってくるはずです。(写真上) 一方、中庭で植物や生き物の観察をしていたのは、4年1組の子ども達でした。理科の「あたたかくなると」という単元では、動物の活動や植物の成長の様子を調べる学習をします。そして、夏から秋、冬と一年を通じて調べることにより、季節と生き物との関係を学んでいきます。 多くの子が最初に向かったのは、中庭の池でした。水面には桜の花びらがたくさん浮いていて、その隙間には無数のオタマジャクシが泳いでいました。また、中庭のあちこちには、たくさんのチューリップがきれいに咲いています。これらのチューリップは、球根を植え付けたのではなく、毎年自然に咲いています。昔、チューリップを育てていた1年生が、鉢土を中庭に捨てていたのでしょう。その中にあった球根が何年かかけて育ち、花を咲かせているようです。(写真中) 先週の日曜日に、「大宮花の丘農林公苑」に行ってきました。チューリップの花を見るために、毎年この時期に訪れています。私の家からは車で30分ほどのところにあります。一面のチューリップ畑は圧巻です。さらに、今年は同時に満開の桜も楽しめました。 3校時に、1年生は校庭で体育の学習をしていました。いよいよ校庭の遊具を使って運動することになりました。登り棒やジャングルジム、ブランコ、鉄棒、うんていと、様々な遊具がありますが、やはり一番の人気は「三角すべり台」です。たくさんの子ども達が大きな三角すべり台をめざして走っていきました。 喜び勇んでてっぺんまで登ってみたものの、意外と高さのあることにびっくりした子もいたようです。すべる面が広いこともあり、ちょっとおっかなびっくりで躊躇してしまったようでした。しかし、何人かが喜んですべったのをきっかけに、次々とお尻をつけてすべり始めました。(写真下) 旭町小では、三角すべり台は低学年のみ使ってよいことになっています。今後、休み時間の外遊びが1年生も始まったら、きっと三角すべり台にたくさんの子が集まってくるでしょう。しかし、慣れてくると勢い余ってスピードを出し、お尻に穴を開けてしまう子が時々見られます。上手に足でスピードをコントロールすればよいのですが、1年生には最初は難しいのかもしれません。小学校では、「普段から汚れてもよい服、傷んでもよい服を着させた方がよい」と言われますが、全くその通りです。1年生に限らず、図工や書写(習字)などの学習では、服を汚さずに作品を仕上げる方が難しいくらいです。 せっかく楽しく遊具に挑戦していた1年生でしたが、3校時の途中からまさかの雨になりました。あわてて教室に戻り、着替えをしているうちに帰りの時間になりました。まだ雨が降っていたので、学校の貸し出し用の傘を持たせた子もいます。(月曜日に返すようにしてください。) |
|