4月30日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() デジタル教科書は便利です。先生が電子黒板をクリックすると、例題の音声が流れるようになっています。「にしのさんが、ゆかさんを探しています。ゆかさんは、青い縦の縞模様の服を着ていて帽子をかぶり・・・」と説明が流れました。子ども達は、そのヒントを聞いて、すぐに絵の中にいる人物を指さして見つけることができました。場所や服装、手に持っているものなど、他の人に分かってもらうためには、多くの情報を分かりやすく説明する必要があります。その後、グループでお互いに問題を出し合い、話すことと聞くことを練習していきました。(写真上) 実はこの学習、昨年度の教科書では、「ともだちを さがそう」という単元名でした。教科書の改訂とともに、それが「ともだちは どこかな」に変わりました。遊園地の絵も少し変更になっていますが、一番大きな違いは、昨年までは「迷子の子どもを探すお知らせを考える」という設定であったところです。今回の教科書では、「迷子」という言葉は出てきていません。 教科書の改訂には、世相が反映されることが多いです。迷子を扱うことをやめたのは、マイナスなイメージがあるからでしょうか? それとも「迷子」自体が今の社会では時代遅れになっているのでしょうか? 確かに最近は迷子の子どもを見る機会が減りました。この連休中に森林公園に行ってきましたが、迷子の放送はなかったように思います。子どもが減少したことや、兄弟が減って親子で手をつなぐことが多くなったのでしょうか。あるいは、昔に比べて好奇心が先行する子が減ってきたのでしょうか。 私は、子どもの頃によく迷子になった覚えがあります。ちょっとした目についたものに気を取られて、フラフラとそちらの方に行ってしまう子だったのです。また、親が言ったことを誤ってとらえてしまい、違う場所に行って迷子になったこともありました。子どもの頃の苦い思い出というのは、決して消えるものではありません。 6年生は、音楽の時間にマーチングの練習をしています。楽器の希望をとり、それぞれの担当楽器が決まり、本格的な練習が始まっています。 コロナ禍を含めた昨年度までの5年間、感染症対応として吹奏楽器の使用を取りやめていました。そのため、マーチングキーボードや打楽器類を購入し、リコーダーや金管楽器を入れずに行ってきた経緯があります。 今年はいよいよその金管楽器を復活させ、子ども達の楽器の希望に入れました。ユーフォニウムやトランペットは、マーチングの中でも音が大きく、目立つ楽器です。ただ、演奏技能を獲得するのには、かなり時間を要します。私も小学生の頃、トランペットを担当した経験がありますが、マウスピースに唇を当てて音を出すまでが大変でした。時々休み時間にマーチングの練習をする機会をつくり、運動会のある2学期に向けて取り組んでいきます。(写真中) 金管楽器の子ども達は、第二音楽室で練習をしています。時折、「ブォ〜ォォォ」という汽笛のような音が南校舎まで聞こえてきます。昨年、是枝裕和 監督の映画「怪物」が話題を呼びました。その映画の中で、金管楽器の音が効果的に使われていたのを思い出しました。 3年生は、理科の時間に「たねをまこう」という学習をしています。いろいろな植物の種をまいて育てる活動を通じて、植物の成長のきまりや体のつくりについて学習していきます。 1組では、いろいろな植物の種を1粒ずつ観察し、カードに記録していました。用意した種は、ヒマワリ、ホウセンカ、オクラ、ピーマン、ダイズの5種類です。それぞれの種は大きさも形も様々で、一番小さなホウセンカは、虫めがねでも見えにくいほど小さい種でした。(写真下) 昨年まではマリーゴールドの種を扱っていました。今年から教科書会社が変わり、ピーマンの種をまいて育てていくことになっています。ヒマワリとホウセンカは、育てやすく背丈や花色の違いが比較しやすい植物同士です。また、オクラとピーマンは、実の色や形のおもしろさを比較しながら観察することができます。どの植物を教材とするかは、各教科書会社でよく考えられて決められているようです。 |
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