個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

11月10日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今朝は、月に1回行っていただいているボランティアの皆さんによる読み聞かせがありました。1年生から4年生の各教室に、絵本を手に入っていかれると、「今日はどんなお話かな」と子ども達が楽しみにしている様子が伝わってきます。
 後期読書旬間中に、光が丘図書館の方々によるお話し会やブックトークがありました。子ども達に様々な本の世界を紹介していく活動は、とても大切なことであると改めて感じました。そして、たくさんの団体貸し出しの本が各教室に届けられていることにも、深く感謝したいと思います。まず、子ども達の周りにいつも本がある環境づくりが欠かせません。
 さて、今日もいろいろな本の読み聞かせがありました。秋の時期にふさわしい本や、楽しい本、不思議な本、英語の本、ケーキが出てくるおいしそうな本など様々でした。そして、絵本には悲しいお話もあります…。
 2年2組では、「ずっとそばに・・・」という本の読み聞かせがありました。有名な絵本作家の いもとようこ さんが著した本です。ある年の冬、山の木の実が全く実らず、食べ物が手に入らないため、森の子ども達がどんどん弱っていきました。子ども達のために決心して人間の住む里に下りていったくまさんは、農家の庭先の柿の実をとりました。するとその時、くまさんは鉄砲で撃たれてしまいます。…森の動物の子ども達を守ろうとするくまさんの優しさが描かれているとともに、息絶えたくまさんを見放さない動物の子ども達の優しさも心に残るお話です。人間と動物社会との命について考えさせられる絵本です。倒れたくまさんに集まる動物の子ども達のページを境に、お話を聞いていた子ども達の表情が一変しました。(写真上)
 昨日も、熊が柿の実を食べに来て困っているというニュースが報道されていました。今や日本全国で、熊による農作物の被害や人間が襲われるといった情報が多く聞かれるようになっています。しかし、それらの報道は、全て人間側の都合による見方です。野生動物がもともと住んでいた森に入り込み、自分達の社会を広げていったのは人間です。人間に命があるように、動物にも命があります。人と動物との共存を願う作者の強い思いが感じられる絵本でした。
 後期読書旬間は本日で終わりです。子ども達はどんな本に出会えたでしょうか。読書旬間が終わっても、本に親しむ気持ちを持ち続けていってほしいものです。
 連日、展覧会に向けた準備が進められています。立体作品や平面作品の展示が終了し、あとは先生方による作品のレイアウトや表示関係をつけていく作業があります。また、各学年の共同作品も完成に近づいてきています。
 1年生は、視聴覚室に集まって共同作品「くじらぐも」の制作に取り掛かっていました。くじらぐもは、先月国語の時間に学習した物語です。体育の時間にくじらぐもがやってきて、先生の「天までとどけ、一、二、三。」のかけ声で子ども達が空に舞い上がり、雲の上に乗るというファンタジーでした。
 そんな大きなくじらぐもを、学年みんなで脱脂綿をちぎって制作していきました。くじらぐもの形をした台紙に両面テープを貼り、子ども達が少しずつ脱脂綿をちぎってくっつけていきました。さあ、出来上がったくじらぐもは、展覧会でどこにどのように飾られるのか…楽しみにしていてください。(写真中)
 6年生の教室では、卒業アルバムの文集ページの作成が始まっていました。以前は原稿用紙に下書きをしていましたが、タブレットが導入されてからはデータを入力して作成するようにしています。作文の添削は担任の先生が行いますが、タブレットに入力することで、文章を付け加えたり削除したりすることが容易に行えます。また、一人分の文集ページの文字数が決まっているため、作文の長さを調整するのにも便利です。(写真下)
 文集の作文には、移動教室のことを書いている子が多く見られました。1学期に行った武石移動教室のことや、1年前の下田移動教室を振り返って作文にしていた子もいたほどです。やはり子ども達にとって、宿泊行事は一番の思い出になるようです。
 清書はまだ先になりますが、パソコンで作成した下書きを見ながら原稿用紙に手書き(ペン書き)することになります。6年間の小学校生活を残すために、やはり自筆で書いた方が一生の思い出となります。

11月9日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、各学年の立体作品の搬入日でした。時間を分けて、全学年の子ども達が展覧会に出品する自分の作品を手に、次々と体育館にやってきました。体育館には、すでに学年ごとに展示場所が設置されていたり、平面作品が展示されていたりしています。また、学年の共同作品も一部展示されています。一歩体育館に入った途端、子ども達は展覧会の雰囲気を感じ取り、「うわぁ〜」という声を上げていました。
 1年生の立体作品は、「ぼくの わたしのともだち」です。靴下に綿をつめて、楽しいいきものを作りました。展示台のどこに飾ってもらおうかなと、一人一人考えていました。(写真上)
 作品の展示場所は、学年全体の作品のバランスを考えて、夕方先生達で調整して並び替えます。展覧会では、どの学年もクラスごとや名前順での展示はしません。よく展覧会に来られた方から、「自分の子どもの作品を探すのが大変なので、名前順に並べてください。」という意見をいただきます。しかし学校では、展覧会を「個々の作品が一緒になることの全体の美」ととらえています。個人の作品展ではなく、学校全体の展覧会です。一人の作品が友達の作品と一緒に展示されることにより、お互いが刺激し合ってさらに輝いて見えてくるものです。作品の並び方によって、展覧会の印象はずいぶん違ってきます。来週は、そのような視点で展覧会会場をご覧いただければと思います。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。理科室での実験が続く単元で、子ども達の興味・関心が高まる内容になっています。
 今日は、2組の子ども達が「水50mlに、食塩がどれだけ溶けるだろうか」という実験をしていました。食塩を5グラムずつ溶かしていき、溶ける量に限りはあるのか、何gまで溶かすことができるのだろうか、という実験をまず行いました。
 食塩は水に溶けやすい物質です。家庭でも食塩を料理によく使っているので、食塩は水に溶けやすいというイメージをもっていることでしょう。しかし、いつまでも溶けていくわけではなく、「限りがある」ということも大切な結果となります。続けて、ミョウバンを同様にして実験を行いました。ミョウバンは、食塩に比べて水には溶けにくい物質です。5gずつ溶かそうとしても、すぐに限界がきてしまいます。ものの溶け方は、物質によって違うということが分かりました。(水ではなく、お湯を使ったらどうなるでしょうか・・・5年生では、今後そういう実験もしていきます。)
 ところで、理科の実験では、実験器具の正しい使い方や正確な実験操作を身につけることも授業の大切な学びです。食塩を5gずつ量り取る…電子てんびんで、正確に食塩を量り取るとともに、一粒もこぼさないようにビーカーの中に入れなければなりません。理科室の机の上には、あちこちに食塩が散らかっていました。食塩のビンから薬さじで薬包紙に移す際、あるいは薬包紙からビーカーに入れる際にこぼれたのでしょう。また、メスシリンダーで50mlの水を量り取ったものの、食塩を入れてかき混ぜているうちに水滴が飛んだのか、1滴2滴水がこぼれていました。正しい結果を得るためには、相当慎重に実験を行わなければなりません。(写真中)
 本日、6年1組の教室で、「英語4技能検定(GTEC)」が行われました。(2組は、昨日実施しています。)これは、練馬区全ての小学校6年生を対象に、昨年度から実施している事業です。外国語が導入され、6年生に英語の4技能がどの程度身についているのかを把握するために実施しています。さらに、その結果の考察を今後の指導法の改善に資するためという目的でもあります。なお、4技能とは、リーディングとリスニング、ライティング、スピーキングの技能を意味しています。
 今週に入って、調査問題や機材が委託業者から送られてきました。事前に6年生の担任が実施方法等の研修を受けるとともに、機材の確認をして検定に備えていました。
 全員に専用のタブレットとヘッドセットが配布され、全てタッチペンで画面を操作しながら問題に答えていきます。ヘッドセットを通じて各自が英語を聞き取り、選択肢から答えを選んだりしていくので、検査中はとても静かです。スピーキング問題では、自ら英語で話した内容がタブレットを通じて録音されていきます。(写真下)
 今後、採点等は委託業者が行い、2月上旬までに調査結果が送付されてくることになっています。5,6年生に「外国語」という教科が正式に入ってから4年目を迎えます。子ども達の英語の力はどの程度身についてきたでしょうか。

11月8日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年1組で、「ジャングルジム」という資料を使った道徳の授業がありました。道徳の内容項目の「公正、公平、社会正義」について考えさせる資料です。
 1年生の段階では、仲間外れはよくないと分かっていても、自己中心的な考え方がまだ強く、ついつい自分勝手な言動をとることが多く見られます。日常によくある行動場面であり、登場人物の気持ちが考えやすい資料になっています。さらに、6枚の場面絵と吹き出しに書かれたセリフで構成され、マンガ形式になっているのも、子ども達に分かりやすい資料であると言えます。(写真上)
 最初の場面は、サルくんとクマくんがジャングルジムで遊んでいるところに、ネコちゃんが「なかまに入れて。」とやって来た絵です。クマくんは、「だめだめ。今日は、ぼくとサルくんとで遊ぶんだよ。違うところで遊んでよ。」と言います。ページをめくると、次の日の場面になります。ネコちゃんとサルくんがジャングルジムで遊んでいるところに、クマくんがやって来て言いました。「昨日、ぼくとサルくんで遊んでいたんだよ。ネコちゃんは違うところで遊んでよ。」それに対してサルくんは、「どうしてネコちゃんと遊ばないの。そんなのおかしいよ。」と言います。(泣きながら去っていくネコちゃん)…次のページは翌日のジャングルジムの場面で、3人が出会った絵があり、それぞれの吹き出しには何も書かれていません。ここは子ども達にそれぞれのセリフを考えさせ、どうしたらみんなが仲良く遊べるのかを演じながら話し合っていきます。
 11月は「ふれあい月間」です。身近な仲間と仲良く過ごすことができるように、具体的な場面から考えさせていきます。
 「サントリー1万人の第九」というコンサートをご存知でしょうか。ベートーヴェンの第九交響曲を、大勢の人数で一緒に歌うという企画です。もともとは、大阪城築城から400年を迎えることを記念して、40年ほど前に開催されたのがきっかけでした。そして、大阪城ホールのこけら落としとして、記念すべき第1回のコンサートが行われています。
 それだけ歴史のあるコンサートでしたが、コロナ禍に最大の危機が訪れました。2020年12月の開催では、感染症対策として会場にたくさんの人が集まって歌うことができず、中止の声も上がったようです。しかし、何とかみんなの思いを実現させようと、リモートによる合唱に切り替え、参加を呼びかけました。当日の大阪城ホールには、指揮者(佐渡 裕)とオーケストラに独唱者、合唱団(少数)しかいませんでした。そこに参加希望した人たちがリモートを通じて参加し、ホールのスクリーンにたくさんの顔が映し出されました。
 前置きが長くなりましたが、6年生の音楽の時間に、リモートで行われた1万人の第九のテレビ映像を子ども達に見せていました。(写真中)6年生は、先日連合音楽会の合唱曲として「地球星歌」を歌いました。歌のもつ力や歌うことを楽しむ人たちの思いを、この第九コンサートの映像から感じ取ることができたのではないかと思います。
 ちなみに…今年の1万人の第九コンサートは、通常通りに12月3日(日)に大阪城ホールで開催されるそうです。合唱団員としてこのコンサートに参加するには、ある程度の倍率をくぐり抜けなければならないようです。
 3,4校時に、4年生の「ユニバーサルデザイン出前授業」がありました。今回の出前授業は、練馬区福祉部管理係で推進している事業です。講師は、視覚障害のある原口さんにお越しいただきました。(兵庫県にお住まいの方です。)
 最初に、原口さんの自己紹介がありました。生まれながらにして視覚障害があったものの、みんなと一緒に遊んだり自転車に乗ったりしていたそうです。(5歳で自転車に乗れるようになったと話していました。自転車と一緒に写っている写真を見せてもらいました。)目が見えないことは、とても大きな障害であると我々は考えます。でも、「ちょっとした工夫と周りの人のサポートで、みんなと同じように生活ができる。」と、原口さんは話されていました。現在、原口さんは仕事をしながら、ブラインドサッカーのチームにも所属しているそうです。
 4年生は、2学期にユニバーサルデザインについて調べ学習を行ってきています。身近なユニバーサルデザインについて、原口さんの質問にどの子もよく反応し、答えていました。また、授業の後半では、ワークシートの絵の中から困っている人を探し、自分だったらどうやって解決するかを考え、発表し合いました。出前授業を通じて、相手の立場に立って想像してみることの大切さや、話しかけて本人の気持ちを聞くことの大切さを学ぶことができました。
 授業の中で、ユニバーサルデザインが使われているものの1つとして、「スマートフォン」が紹介されました。原口さんも、日常的にスマートフォンに助けられていると話していました。当然我々の疑問として、「目が見えないのに、どうやって使っているの?」と思います。目が見えない人のための特別な設定ができるようになっていて、全て音声で案内してもらっているそうです。今日はパソコンも使用していたので、その音声を実際に聞かせてもらいました。ディスプレイに映った文字が音声で流れるのですが、普通では聞き取れないくらいの速い速度になっていました。原口さんは、そんな速い音声でもちゃんと聞き取れるそうです。(写真下)

11月7日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生は、国語の授業で「かん字のはなし」という学習をしています。平仮名やカタカナの学習に続き、1年生では2学期から漢字の学習が新たに始まっています。すでに30近い漢字を習いました。今回の学習単元では、短文作りを通して漢字と仮名が交じった文について理解を深めたり、漢字の成り立ちについて学習したりします。(写真上)
 教科書には、「かん字は、はじめは、かんたんなえのようなものでした。」と書いてあります。さらに、山の姿から「山」という漢字ができたことや、水が流れる様子から「水」、空から雨が降る様子から「雨」という漢字ができたことが書かれています。教科書の挿絵とともに漢字をよく見ると、1年生の子ども達にも「なるほど」と思える内容になっていました。
 漢字のでき方は、大きく分けて4種類あります。その分類については、5年生の国語の時間に習うことになっています。1年生で出てきた先ほどの漢字は、「象形文字」になります。他に「指事文字」、「会意文字」、「形声文字」があるのですが、指事文字についても1年生の教科書に載っています。上に物があることを示すことから「上」、下に物があることを示すことから「下」と、2つの漢字ができた由来が載っています。
 読書旬間を通じて、1年生は自分から本を選んで読むようになってきました。絵本では、漢字に読み仮名がふってあるので、自然に多くの漢字が読めるようになってきます。そういう意味でも、漢字に関心をもつようになる低学年の時期の読書は、とても重要であると言えます。
 2年生は、国語の時間に「馬のおもちゃの作り方」という説明文の学習をしています。教科書の説明文を通じて、手順を示す文章の書き方を学びます。また、作り方を説明する文章を書く学習に結び付けていきます。
 そこで今日は、実際に説明文を読みながらおもちゃを作ってみることにしました。それぞれ家から箱を用意してきてあったので、教科書の説明通りに馬のおもちゃ作りが始まりました。教科書の文章では簡単そうに感じますが、2年生にとっては、箱を同じ長さに切り取るだけでも大変な活動のようでした。箱を2枚重ねではさみを入れるのは、とても力のいる工程です。完成にはまだ時間がかかりそうでした。(写真中)
 低学年の学年だよりには、よく図工や生活科などで使う材料のお願いが書かれています。今回の「箱」も、10月号の裏面に「材料準備のお願い」として載っていました。「教科書(下巻40ページ)に載っているのとだいたい同じ大きさの空き箱とホチキスをご準備ください。」という文章に、「レトルトカレーの箱がおすすめです。」と書いてありました。さすがにカレーの種類は指定していませんでしたが、その一言で学級人数分のレトルトカレーの箱が一斉に集まりました。中身はご家庭で食べていただいたと思います。ご協力、ありがとうございました。
 6年生は、算数の時間に「比例の関係をくわしく調べよう」という学習をしています。6年生の算数は、3学期になると6年間の復習問題になるため、残りの単元はあとわずかになりました。その中でも最も大きな単元が「比例と反比例」です。伴って変わる2つの数量やそれらの関係に着目し、表や式、グラフに表したりしていきます。
 1学期に、「文字を使って式に表そう」という学習がありました。そこで初めて「いろいろと変わる数」の代わりとして「x」や「y」を使うことを習いました。今回は、比例を表す式としてxとyが出てきます。板書された文字式を見ると、中学校の数学に近づいてきたことが感じられます。(写真下)

11月6日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 5年生が稲刈りを行いました。児童玄関前の畑は、1か所を田んぼにして毎年使っています。まずは田んぼに植えてあった稲を刈り取りました。
 続いて、バケツ稲の刈り取りも行いました。夏休み前からプール脇に移動して、水の管理をしながら育ててきました。校庭にバケツごと移動し、はさみを使って各自の稲を刈り取りました。刈り取った稲は、束ねて各教室前の廊下に干しました。今後、脱穀やもみすりをしながら精米していく予定です。
 稲刈りと言えば、9月下旬〜10月上旬が適期です。今年の5年生は、1か月も遅れてしまいました。特に田んぼに植えたままだった稲穂は、毎朝スズメがよく来ていました。稲刈りを遅らせると、未熟粒の割合が少なくなり、充実した米粒が多くなりそうですが、一方で熟しすぎた米粒は胴割れが起きてしまいます。ということで、結局稲刈りの適期を守った方がおいしいお米になるということのようです。
 ところで、田んぼの隣の畑は、9月からマリーゴールドの花でいっぱいになっています。先月下旬から暖かな日が続き、さらに成長して花付きが良くなってきました。(写真上)
 春に主事さんが種をまき、たくさん出てきた芽を畑に移植して育ててきました。マリーゴールドは、夏の暑さで弱りがちですが、上手に夏越しして秋の生育期を迎えることができました。たくさん咲いているので、切り花にして校内に飾ったりもしてもらっています。マリーゴールドは、よく農家の畑にも植えられている光景を見かけます。土の中の線虫を忌避する成分がマリーゴールドの根に含まれているため、防虫の意味で植えられているようです。
 1校時に1年2組、3校時に1年1組がサクラ草の植え替え作業を行いました。9月末に6年生から始めたサクラ草の植え替えが、ようやく今日で終了しました。実は…今年は猛暑のため、苗の準備がかなり遅れてしまいました。サクラ草は暑さに弱く、今までにないほどのピンチな状態でしたが、10月以降やっと苗が順調に生育し始めました。
 今年も12学級全てのクラスに植え替えの指導をしてきました。低学年ほど時間がかかりますが、説明の仕方によって例年よりも植え替えがとても上手にいく場合があります。旭町小でサクラ草の指導をして3年目になりますが、自分自身の指導の仕方が向上したということもあるのでしょう。
 毎年1年生は、チューリップの球根と一緒に植え付けるようにしています。多くの学校では、球根だけ植える場合が多いです。土だけの植木鉢に毎日水やりをするよりも、サクラ草が植えられている鉢に水をあげる方がはるかに楽しいでしょう。さらに、3月下旬には、サクラ草とチューリップが一緒に咲く楽しみもあります。
 植え替えに使っているのは、赤玉土(大粒)と培養土、肥料(骨粉入りの油かす)です。子どもにとっては、苗を逆さまにしてビニールポットから抜き取るのが難しいところです。低学年には、友達と2人で協力して行うように指導しています。(写真中)
 この時期、園芸店では様々なパンジーやビオラの苗が出回っています。私も先週の土日とこの連休中に、パンジーの苗を買ってきて玄関前に植えました。培養土があれば、苗の植え付け方法はサクラ草と同様です。冬から春まで華やかに彩るには、パンジーやビオラが重宝します。今年もいろいろな品種が新しく出ていて、園芸店に行くとついつい買ってしまうほどです。
 どのクラスにも、サクラ草に毎日「水やり」と「愛情」をあげることを話しました。この2つを欠かさずあげ続ければ、必ずきれいな花が咲きます。愛情をあげるとは、毎日サクラ草を「見る」ことです。サクラ草は丈夫なので、放っておいても花は咲くでしょう。しかし、毎日愛情をもって育てた子の目には、それ以上にきれいな花に映るはずです。
 6校時に、5年生が展覧会の会場設営の作業を行いました。来週木曜日から始まる展覧会に向けて、いよいよ会場準備に取り掛かります。
 まず、跳び箱やマット、平均台などの用具を倉庫内に片付けました。そして、学年ごとに展示台として使用するひな壇やテーブル、パネル類を、校内の様々な部屋から運んできました。
 今回5年生が担当するのは、高学年として学校全体を支える立場をしっかり意識させるためでもあり、来年度の最高学年に向けた意識付けのためでもあります。多くの先生達が5年生の活躍ぶりをしっかり見ていました。(写真下)
 今日の夕方から、全校の先生達が作品展示に向けた準備に取り掛かっていきます。

11月2日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 音楽朝会は、6年生の連合音楽会の発表を行いました。1年生から5年生の子ども達、そして6年生の保護者の方々が体育館に集まり、練習した成果を聴きました。
 練馬区連合音楽会は、各学校に3年に1度発表する機会が回ってきます。旭町小は今年の発表校で、6年生が担当することになりました。本来ならば、練馬文化センターに発表校が集合し、お互いの演奏を聴き合う連合音楽会です。しかし、昨年から今年にかけて、文化センターが改修工事中のために使えません。そこで、各校での演奏の様子をビデオに撮り、お互いの学校で見合う形で2年間実施することになっています。旭町小は、一昨日ビデオ撮りを完了しています。今度、他校のビデオが届いたら、6年生で鑑賞することにします。
 代表児童のあいさつの後、合唱曲「地球星歌」と合奏曲「情熱大陸」が演奏されました。「地球星歌」は、音楽ユニット「アクアマリン」として活動しているミマスさんが作曲した曲です。ミマスさんは合唱曲として有名な「COSMOS」(先日、豊渓中の合唱コンクールでも歌われていました。)の作曲者で、全国の学校や合唱団で人気の作曲家です。
 平和への祈りや自然への大きな愛にあふれた曲で、練習し始めると、子どもたちからも人気の歌になります。出会った人たちへの感謝とこれから出会う人たちへの想い、そして同じ地球を分け合う全ての人たちへのメッセージソングとも言える曲です。
 一方、「情熱大陸」は、誰もが知っているドキュメンタリーテレビ番組「情熱大陸」のオープニング曲です。バイオリニストである葉加瀬太郎さんが作曲し、一躍有名になりました。小中学校の合奏用にも様々にアレンジされていて、今回はドラムやパーカッションが華やかに盛り上げるバージョンで演奏されていました。
 6年生は、運動会ではマーチングにも取り掛かってきました。2学期に入り、連合音楽会も視野に入れて練習をしてきたのは、とても大変だったと思います。(子どももそうですが、特に音楽専科は…)運動会後、すぐに気持ちを切り替えて連合音楽会に集中して練習を重ねました。
 さて、その6年生…次は展覧会とともに、卒業アルバム(文集)の製作に取り掛かっていきます。自らの文集ページの作文を仕上げていくことはもちろんですが、他のページも重要です。その1つとして、校内の教職員やかつてお世話になった先生のページがあり、文集の原稿依頼をするのも大切な6年の役割です。1組では、誰がどの先生に依頼状を書くかのかを決め、下書きを考えさせていました。(写真上)
 4年生は、国語の時間に「世界にほこる和紙」という説明文の学習をしています。この単元では、「中心となる語や文を見つけて要約し、調べたことを書こう」ということをめあてに学習を進めていきます。(写真中)
 3年生の説明文では、「要点を書き出す」ことを中心に学習をしました。要点は、段落の中で最も大事なところを言います。さらに4年生の説明文の学習では、「要約する力」が大きなねらいになっています。文章の要約には、コツがあります。まず、文章(段落)全体を読み、内容を理解しなければなりません。次に、要点とキーワードを探すことです。それらの要点やキーワードをどうつなげて筆者の意図する内容に近づけるかが重要になります。こうして、3,4年生で培った力を生かして高学年の説明文の学習があります。
 1年生は、算数の時間に「たしざん」の学習を行っています。今まで1年生は、一桁+一桁で答えが10までのたし算でした。今回のたし算は、一桁+一桁で繰り上がりのある場合の計算です。
 1組の様子を見に行くと、「7+4」の計算の仕方をみんなで考えていました。まず算数ブロックを使い、7個と4個のブロックを合わせる方法を考えさせました。たす数の「4」を「3と1」に分け、7と3で10のまとまりを作ります。この「10のまとまりを作る」というところが大切です。(繰り上がりの考え方)
 繰り上がりのあるたし算では、数の分解を利用して10を作ることがポイントになります。この数の分解は、1年生の1学期にすでに学習してきた内容です。「4は、1と3」「5は、2と3」…というように、何度も繰り返し練習してきました。その学習を生かして繰り上がりのたし算があります。算数は、以前習ったことを使って新しい学習へと応用していく教科です。(写真下)

11月1日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 晴天に恵まれ、1年生の生活科見学がありました。板橋区にある「こども動物園」に行ってきました。
 成増駅から下板橋駅まで、東武東上線に乗りました。下板橋の駅からは、歩いて20分ほどのところにあります。住宅街の中にある動物公園で、近くの保育園の子ども達や家族連れで賑わっていました。
 動物園の人の話を聞いた後、学年をA〜Cの3つのグループに分けて行動しました。モルモットのふれ合いコーナーとヤギ・ヒツジの放牧広場、公園遊びの3か所をローテーションしながら、交替で体験するようにしました。
 モルモットは、腰掛けている子ども達の膝の上に1匹ずつ乗せてもらいました。モルモット達は、どの子もとても行儀がよく、膝の上に乗ってもみんなじっとしていました。1年生の子ども達は、体を触ったり頭をなでたりしながら、ありったけの愛情を込めて自分のペットの時間を楽しみました。(写真上)
 放牧広場では、ヤギやヒツジが自由に歩き回っているところに入っていきます。後ろや横からそっと近づき、動物の背中の感触を確かめました。人に慣れていることもあるのか、大声を出したり走り回ったりしなければ、動物たちはとてもおとなしくしています。中には自分よりも大きなヒツジやヤギがいて、ちょっと尻込み気味の子もいました。最初は恐る恐る手を伸ばしていましたが、次第に平気で触れるようになってきました。(写真中)
 公園遊びでは、様々な遊具があって楽しめました。みんなでお弁当を食べた後にも遊ぶ時間がとれ、疲れを忘れて夢中で遊ぶ姿が見られました。(写真下)
 電車の乗り降りや道路の安全な歩行も含めて、生活科見学としてたくさんのことが学べた一日になりました。

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
学校行事
11/10 たてわり班遊び
11/11 学校公開日
ガンプラアカデミア(5)
11/13 社会科見学(5)
11/14 避難訓練
11/16 展覧会

お知らせ

学校だより

相談室だより

給食だより

献立表

証明書

授業改善プラン

学力向上を図るための全体計画

きまり・週時程

北地区区民館

南地区区民館

光が丘保健相談所

相談窓口