7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

6年生 武石移動教室1日目 その3

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 鷹山ファミリー牧場では、続いて畜産体験を行いました。クラスごとに子ヤギの世話と乳しぼり体験、乳牛の世話の3か所を回りました。
 子ヤギの世話では、各班に1頭ずつヤギが割り当てられました。ロープを持って、辺りの草を食べに行くヤギを誘導していきます。あまりにも自由気ままにヤギが行ったり来たりするので、子ども達が逆に散歩されているような感じに見えました。
 乳しぼり体験では、とてもおとなしい「アイリス」という名前の雌牛を紹介してもらいました。雌の乳牛は、妊娠しないとお乳を出しません。人間によって無理やり妊娠させられ、牛乳が出なくなったら殺処分され、ペットフードになっていくそうです。アイリスも高齢のため、来年はどうなっているかわからないという話でした。
 乳牛のお世話は、たくさんの牛がいる牛舎に入り、ブラッシングを体験しました。背中をブラシでこすってあげると、とても気持ちよさそうにしていました。いろいろな種類の牛がいて、係の方からそれぞれの特徴を聞くことができました。

6年生 武石移動教室1日目 その2

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 長野県に入ってからは、ほとんど雨が上がりました。バスは順調に進み、予定より30分早く鷹山ファミリー牧場に着きました。クラスの集合写真を撮ってから、最初にバーベキュー体験を行いました。
 各班の班長さんが呼ばれ、手順の説明を聞いてきました。それを班員に伝えて、みんなで手分けをして準備をしていきます。2班ずつかまどが用意され、鉄板に牛脂をのせて脂をなじませます。キャベツやニンジン、ピーマン、玉ねぎを豪快に入れ、強火で一気に焼き上げました。野菜を取り出してから、続いて牛肉も焼きました。同時に、ご飯や食器を用意する子ども達もせっせと動き、あっという間に食事の準備ができました。みんなでおいしくいただきました。
 この牧場では、片付けも厳しく指導されます。使った器具をきちんと洗わないと、何度もやり直しの指導が入ります。また、バーベキューで食べる牛肉についての話もしていただきました。牧場にはたくさんの牛を飼っていて、牛乳や食肉用にされています。命をいただく気持ちを大切にすることの学習にもなりました。

6年生 武石移動教室1日目 その1

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 6年生の武石移動教室が始まりました。この1週間、何度天気予報のウェブサイトを開いたことでしょう。降水確率が高いことは確実でしたが、せめて出発する時は校庭で・・・と願って朝を迎えました。
 6時45分の集合に合わせて、6年生の子ども達が元気よく集まってきました。幸い、出発式は校庭で無事に行うことができました。移動教室は、高学年の子ども達にとっては一番の思い出に残る行事です。きっと、2学期に書く卒業アルバムの文集には、この3日間の出来事が綴られることでしょう。たくさんの楽しい思い出とともに、忘れられない貴重な経験が得られる移動教室にしたいと思います。
 バスに乗り、予定通り関越道に入りました。1号車では、バスレクがにぎやかに始まりました。クイズやステレオゲームなどで盛り上がっています。ところどころで雨が降っていますが、これから向かう鷹山牧場はどうでしょうか。

6月13日(火)

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 読書旬間に合わせて、図書委員会の子ども達が活躍していました。朝の時間を利用して、1,2年生の各教室に行き、絵本の読み聞かせを担当しました。今回、図書委員会で準備したのは、「ビッグブック」と呼ばれる大型絵本です。学校の図書室用に購入した中から、低学年への読み聞かせにふさわしい本を選び、担当児童が何度も練習して準備をしてきました。
 大型絵本は、中身を開くと1メートル近くにもなります。楽しいお話や不思議なお話が大迫力で目の前に迫ってくるので、低学年の子ども達は大喜びです。読み聞かせに集中しやすく、本の世界に引き込む力をもった本です。
 1年1組では、「パパ、お月さまとって!」という絵本の読み聞かせをしていました。作者は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんです。・・・今夜はお月さまがとても近くに見えます。お月さまと遊びたくなったモニカは、手を伸ばすけれど、とても届きません。そこで、言いました。「パパ、お月さま とって!」愛する娘からこんなお願いをされたパパは、一体どうするのでしょう。・・・ページを開くたびに、いろいろな仕掛けが待っています。ページが拡大して上に広がり、長いはしごや大きなお月様が現れるたびに、「うぉ〜」と子ども達から思わず声が上がりました。この作者らしい鮮やかな色を使った絵もすてきでした。
 2年1組では、「100かいだてのいえ」の読み聞かせをしていました。・・・トチくんという星を見ることが好きな男の子に、「100階建ての家のてっぺんに住んでいます。遊びに来てください。」という手紙が届きました。興味をもったトチくんは、地図を頼りに行ってみました。そして、100階をめざして下の階から順に上がっていき、いろいろな動物たちに出会います。・・・お話の内容に合わせた細長い大型絵本です。10階ごとに見開きになっていて、ページをめくるたびに建物の中の様子を楽しく見ることができる仕組みです。図書委員会の子ども達も、下から見上げるようにして読んでいきました。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「スイミー」の学習を行っています。スイミーは、2年生の国語の教科書に扱われている物語の中でも、一番人気のある教材です。多くの出版社の教科書に昔から採用されてきています。さらに、学芸会の2年生の演目としてもよく取り上げられています。
 海の中に住んでいる小さな魚たちの話ですが、楽しく幻想的なところもありつつ、しかもドラマチックな作品になっています。仲間と外見が異なるスイミーが、大きな魚によって大切な仲間を失った後、今度は仲間と協力して大きな魚を追い出すという話です。知恵と勇気をもって元気に生きていくスイミーは、子ども達にはヒーローのような存在として映るでしよう。(写真中)
 作者のレオ・レオニは、動物の出てくる色鮮やかな絵本をたくさん描きました。そして、その多くの翻訳をしたのが谷川 俊太郎さんです。外国の絵本は、どのように日本語に訳すかによってずいぶん印象が変わってきます。多くのすばらしい外国の絵本が、日本の代表的詩人の谷川 俊太郎さんや工藤 直子さんの手によって紹介されています。
 3年生は、理科の時間に「チョウの体のつくり」について学習をしています。今まで、チョウの仲間が「卵→幼虫→さなぎ→成虫」の順で成長していくことを学んできました。実際に飛んでいるチョウチョを捕まえて調べてみることも大切ですが、2組ではタブレットを使ってチョウの体の仕組みを調べていました。
 調べる内容は、「体の分かれ方や足の数、羽の数」そして「足、羽、目、口がどこについているか」ということでした。NHK for Schoolの「ものすごい図鑑」というアプリを使うと、チョウの体のつくりを詳しく調べることができます。同様に、他の昆虫についても調べられるようになっていました。
 チョウだけでなく、昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つの部分があります。また、目や口、触角は頭についていて、胸には羽と足(6本)がついています。モンシロチョウの場合は、羽は4枚です。(写真下)
 3年生は、現在総合の学習でカイコを育てています。順調に育っていて、もうすぐ繭を作りそうです。一方、モンシロチョウの飼育は苦戦していました。卵や幼虫を教室に持ってくることはできましたが、キャベツがすぐにしなびてしまうため、難しかったようです。その点、柑橘系の葉につくアゲハチョウの幼虫を育ててみると、比較的簡単に飼育が可能です。3年生のご家庭は、夏休みに挑戦してみてはいかがでしょうか。

6月12日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしています。小学校の国語の授業で、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 「これは、なんのくちばしでしょう。」という文と絵による問いかけがあり、ページをめくると「これは、○○のくちばしです。」と答えが書かれています。さらに、そのくちばしの様子を詳しく説明する文章が書かれているという構成です。鳥は、きつつきとおうむ、はちどりが出てきます。それぞれのくちばしに特徴があり、子ども達にとって興味をもちやすい鳥が選ばれています。
 2組の教室では、最初に出でくる鳥のくちばしについて学習していました。「さきが するどくとがった くちばしです。これは、なんの くちばしでしょう。」と書いてあり、ページをめくると「これは きつつきのくちばしです。」と答えがあり、きつつきの写真が載っています。さらに、尖ったくちばしで木に穴をあけて虫を食べることが説明されています。(写真上)
 旭町小の周りにも、キツツキをよく見かけます。キツツキの仲間はたくさんの種類に分けられていて、アオゲラ、アカゲラ、ヤマゲラなど、「〇〇ゲラ」という名前がついているのは、全てキツツキ類の鳥です。逆に言うと、「キツツキ」という名前の鳥は存在しません。学校によく来るのはコゲラで、先日も学校を入ったすぐの梅の木に来ていました。くちばしでコッコッコッ…と幹を突っついているのを確かに見ました。音をたよりに探してみると、キツツキを見つけることができます。
 2階の階段掲示板前に、全校朝会で紹介した本を展示したところ、休み時間にたくさんの子ども達が見に来ていました。
 「だんまりこおろぎ」の絵本は、仕掛け絵本になっています。最後のページをめくると、「リリリ、リリ…」とこおろぎの鳴き声がするようになっています。仕掛け絵本と知らずに読み進めていくと、誰もがびっくりします。
 「おにたのぼうし」は、2月の節分の時期に合わせて読み聞かせてあげたい絵本です。「人間っておかしいな。鬼は悪いって決めているんだから。鬼にもいろいろあるのにな。」というおにたの言葉が胸に響きます。いわさき ちひろさんの絵が素敵な絵本でもあります。
 最後に高学年向けに紹介したのが、「ももこの いきもの図鑑」でした。朝会で「ちびまる子ちゃんの作者」と話しただけで、全校の注目度が一気に増したように感じました。本を見に来た2年生の子も、ページをめくっていろいろな虫や動物の絵を見て、「かわいい…」と言っていました。私が高学年の担任をしていた時は、よくこの本の読み聞かせをしました。1日1話、読み進めていくと、子ども達は毎回読み聞かせの時間を楽しみにするようになりました。「カメ」や「ヒヨコ」、「カブトムシ」など、ぜひ読んでみてください。これをクラスの前で笑わずに読み聞かせをするのは、とても大変なことだと分かるでしょう。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の成長」の学習をしています。インゲンマメの種子を使い、先月までは「発芽に必要な条件」についての学習をしてきました。今度は、「インゲンマメの苗が丈夫に成長していくために必要な条件」について考えていきます。発芽に必要な条件は、実験の結果「水、空気、適温」の3つでした。発芽の場合は、「これが必ずないと発芽しない」という絶対条件でした。(日光がなくても、ヒョロヒョロですが発芽はしました。)
 では、植物の成長に必要な条件とは何でしょうか…2組では、まず子ども達から様々な意見が出されました。子ども達から出てきたのは、水や空気、適温、日光、肥料、土などです。このうちの水と空気と適温は、発芽の絶対条件(これがないと生きていけない)ですから、除外します。では、苗が丈夫に育っていくために、日光や肥料、土が必要かどうかをどのように調べていったらよいでしょうか。これも、発芽の実験でのことが役に立ちます。5年生では、比較対照実験を学習します。「片方は与える、もう一方は与えない、他は全て同じ条件で実験をする」という条件制御をした実験方法です。同じように育ったインゲンマメの苗を使って、これから実験をして確かめていきます。(写真下)

6月12日(月) その1

 全校朝会は、雨のため体育館で行いました。読書旬間に合わせて、「読書を楽しもう」というテーマで話をしました。
・・・先週の水曜日から、前期読書旬間が始まりました。毎日、読書をする時間をとり、たくさんの本が読めるようにがんばりましょう。読書には、様々なすばらしさがあります。まず、本からいろいろな言葉や知識を得ることができます。さらに、本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえます。そして、読書の楽しさを知ると、だれもがとても幸せな気持ちになることができます。
 今日は、みなさんにお薦めしたい本を何冊か持ってきたので紹介します。国語の教科書で習った作者をたどって本を選んでみました。
 2年生は、4月に国語の教科書で、「ふきのとう」の詩を習いましたよね。作者は、工藤直子さんでした。工藤直子さんは、詩人であるとともに、絵本作者としても有名です。また、外国の絵本を日本語に訳したりもしています。その中から、「だんまりこおろぎ」という本を紹介します。
 ある日、こおろぎのぼうやが生まれました。大きなこおろぎが羽根をこすってあいさつします。「ころころ・りりり・・・」こおろぎぼうやもあいさつしようと小さな羽根をこすりますが、音が出ません。次々にいろいろな虫たちと出会います。みんながこおろぎぼうやにあいさつをしてくれるので、こおろぎぼうやも小さな羽根をこすりますが、やっぱり音が出ません。こおろぎぼうやは、仲間の女の子を見つけました。さて、どうなるのでしょうか…。
 次に、4年生の国語の教科書から、作者を調べてみました。4月に「白いぼうし」の物語を学習しました。作者は、あまん きみこ さんです。あまん きみこ さんは、3年生が2学期に学習する「ちいちゃんのかげおくり」の作者でもあります。心に優しく響く物語をたくさん書いた人です。そんなあまん きみこ さんの「おにたのぼうし」という絵本を紹介します。
 節分の晩に、行くところがなくなった小さな鬼のおにたは、やっと節分の飾りのない家を見つけました。家の中でお母さんの看病をする女の子を見て、気の毒に思ったおにたは、正体を隠して節分のごちそうを届けてあげます。そのおにたの思いは、女の子に届いていくのでしょうか…。優しさにあふれていながら、ちょっと切ないお話です。
 同じく4年生は、現在「一つの花」の物語を学習しています。作者は、今西祐之さんです。次に、今西祐之さんの「すみれ島」という本を紹介します。「一つの花」と同様に、戦争の時代の悲しいお話です。太平洋戦争の後、南の海の小さな島に、ひっそりとスミレの花が咲きました。スミレは、春に咲く紫色の小さな花です。自ら敵の艦隊に突撃して命を落としていった特攻隊の若者たちと、小学生との交流を描いた物語です。
 次も4年生の教科書に出くる物語に関係がある本です。3学期の終わりに、「初雪のふる日」という物語を学習します。作者は、安房 直子さんです。幻想的で不思議な世界を描いた物語をたくさん書きました。その安房 直子さんの代表作「きつねの窓」を紹介します。男の子が、真っ青なキキョウ畑で子ギツネに出会います。キキョウの花の汁で青く染めた指をかざすと、指で作った窓の向こうに不思議な世界が見えてきます。…実は、この「きつねの窓」は、以前6年生の国語の教科書に掲載されていたことがありました。
 最後に、高学年のみなさんにお薦めの本を紹介します。さくら ももこ さんが書いた「ももこの いきもの図鑑」という本です。さくら ももこさんは、みなさんがよく知っている「ちびまる子ちゃん」の作者でもあります。アニメだけでなく、たくさんのエッセイ集の本が出版されています。エッセイ集というのは、物語とは違い、日頃のできごとなどについて感想や思いを書き綴った本です。「いきもの図鑑」というだけあり、さくら ももこさんが子どもの頃に育てていた虫や動物の思い出が、おもしろおかしく書かれています。本の中に出てくるイラストも、全てさくら ももこさんが描いたものです。
 今日紹介した本は、階段を上がった2階の掲示板前に、しばらくの間展示しておきます。ぜひ、手に取ってみてください。・・・
 続いて、教育実習が今日で終わりになるため、実習生から全校児童にお別れのあいさつをしてもらいました。運動会や展覧会など、今後も子ども達の活躍の場を見に来てもらいたいと思います。

6月10日(土)

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 今日は、第二土曜公開日でした。1校時から3校時まで、たくさんの保護者の皆様に子ども達の学校での様子をご覧いただきました。特に低学年の教室は混み合いましたが、お互い譲り合って参観いただけたようです。
 1年生は、入学して2か月が経ちました。だいぶ学校生活にも慣れ、日々いろいろな学習に目を輝かせて取り組む様子が見られます。今日は両クラスとも、国語と算数と音楽の授業がありました。国語の授業は、「ねことねっこ」という促音(子ども達への指導の際は、「つまる音」という呼び方をします。)の学習内容でした。
 教科書には、促音がたくさん入った唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していきます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきました。
 低学年では、発音ができていても、よく促音を抜かして表記してしまう子がいます。促音「っ」を正しく書くためには,まずは「っ」を意識して読むことが大切です。文字を追いながら発音し、読むことから書く活動へとつなげていくようにします。また、子どもが書いた文章に「っ」が入っていなかった時は、書いてある通りに読んであげることで気づかせていきます。
 1年生にとっては、初めての学校公開でした。後ろを時々気にしながらも、いつものように元気よく手を挙げて発表している子がたくさん見られました。(写真上)
 学校公開は、昔の「授業参観」とは違います。授業参観は、担任の授業のみを見ていただくものでした。現在は、学校を公開して学校全体を知っていただく目的で実施しています。廊下などの掲示物を始め、他の学年やクラスの様子も参観いただけます。
 2校時に、2年生が学年合同で生活科の学習をしていました。3週間ほど前から大切に育てているミニトマトの苗の観察をしていました。植え付けた時はとても小さな苗でしたが、今月に入ってぐんぐんと大きく成長してきました。
 子ども達は、今学習している国語や算数の学習を生かして苗の様子を観察していきました。国語では、「かんさつ名人になろう」という学習がありました。においや手触りなど、様々な視点で1つのものをよく観察することの大切さを学んだばかりです。また、算数では、ものさしを使った「長さ」の学習をしました。ものさしで高さや葉の大きさを測りながら観察カードに書き込んでいました。(写真中)
 ちなみに、今年の2年生が育てているミニトマトは、「めちゃラク トマト」という苗です。「CMV予防接種苗」という表示がついています。トマト栽培でやっかいなのが、ウイルス病です。一度かかると治すことができません。アブラムシがつくことで病気が広がってしまいます。予防接種苗は、虫がつくことを防ぎ、病気にかかりにくいように作られています。
 6年生は、3校時に国語「私と本」の学習をしていました。ちょうど今週水曜日から読書旬間に入ったところです。この単元では、6年間の読書のまとめとして、今まで自分が出会った本を振り返り、友達と本を紹介し合うという活動をしていきます。
 「本を紹介し合う」ことをゲーム化したものに、「ビブリオバトル」があります。自分が面白いと思った本を持ち寄って順番に紹介し、その発表についてそれぞれ参加者全員でディスカッションします。そして最後に、一番読みたくなった本を投票で決めるというゲームです。
 6年生は、タブレットも使いながらビブリオバトルの準備をしていました。1組では、グループごとに一人ずつ本を持って発表していました。子ども達が選んだ本は、どれもかなり読み応えのあるものばかりで、さらに個性的なジャンルが多く見られました。来週月曜日の朝会で、私も高学年向きに1冊紹介する本を準備しています。今日の6年生の様子を見て、「この本を選んでよかったのかな…」と思ってしまいました。(写真下)

6月9日(金)

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 今月から、図書ボランティアの方々による読み聞かせが始まりました。朝の時間を利用して、4年生までの各教室にて絵本の読み聞かせをしていただきます。(1年生は、来月から行う予定です。)
 図書ボランティアの方々が自身で選んだ本を持ち寄り、読み聞かせが始まりました。梅雨の時期ということもあり、「雨」や「しずく」、「カエル」が出てくる絵本の読み聞かせが多かったようです。
 2年2組では、「999ひきの きょうだいの おひっこし」という絵本の読み聞かせをしていました。・・・カエルのお母さんが、小さな池に999個の卵を産みました。おたまじゃくしからカエルになると、池はせまくてぎゅうぎゅうになってきました。そこで、みんなで引っ越しをすることにしました。引っ越しの途中で、お父さんがトンビに捕まってしまいます。お父さんを助けようとしてお母さん、そして999匹の子ども達もつながり、空へ舞い上がってしまいました。・・・ページをめくるたびに、ハラハラドキドキさせられます。また、お話の途中で、絵本の向きを縦にして読む場面もあったりして、子ども達の注目を高めていました。(写真上)
 この絵本は、シリーズ本として出されているようです。「999ひきの きょうだいの はるですよ」や「999ひきの きょうだいの おとうと」など、どれも絵がとてもかわいらしいものばかりです。図書館に行って、すぐに探してみたくなりました。
 今週水曜日から読書旬間が始まっています。今日は、2年生にお話し会、6年生にブックトークが行われていました。光が丘図書館の方々のご協力で、他の学年にも予定しています。また、私も読書旬間の取り組みを考えています。来週の全校朝会で、子ども達に本の紹介をする予定でいます。
 2校時に、教育実習生の研究授業がありました。この4週間、実習を積み重ねてきた5年1組の教室で、国語の授業を行いました。現在5年生は、「言葉の意味が分かること」という説明文の学習をしています。今日は、第8段落から第10段落に書かれている留学生の事例を読み、作者が伝えたかったことについて考える学習内容でした。
 学習のめあてをきちんと提示し、音読の指導やワークシートへの記入、班ごとの話し合い活動と、指導案に沿って授業が進められていました。授業開始の数分を参観しただけで、この4週間での子ども達との関係づくりや、授業に向けた自信が伝わってきました。きっと、すばらしい先生になって、来年度から教壇に立っていることでしょう。来週月曜日の全校朝会で、お別れのあいさつをしてもらう予定です。(写真中)
 4年生は、総合の学習で、ごみの問題についての調べ学習をしています。一昨日は、栄養士さんから給食室で出るごみの種類や量についての話を聞きました。今日は、主事さん方をゲストティーチャーにお迎えして、学校全体のごみのことや掃除の様子についての話を聞きました。
 本校で用務の仕事をされているのは、3名の主事さん方です。校内だけでなく、校庭や周辺の道路の清掃まで行っています。さらには、全てのトイレ掃除まで、毎日休む暇なく仕事をされています。事前に集めていた子ども達の質問に答える形で授業を進めていきました。落ち葉や枯れ枝など、季節によっては大量のごみが出ることが分かりました。また、トイレの手洗い場の床が水でぬれていたり、きちんと流していないトイレがあることが分かりました。今後、自分達で気を付けなければならないことを知る機会にもなりました。(写真下)

6月8日(木)

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 6年生は、1学期当初からマーチングの練習を行ってきました。音楽の授業内容と並行して指導していくので、週2時間ある音楽の授業は、とても貴重な時間となっています。また、子ども達の希望する楽器を様々に試しながら決定していくので、全員の楽器配置が確定するまでにも時間がかかります。現在、全3曲ののうち、2曲目の「八木節」が出来上がりつつあるところです。(写真上)
 八木節は、群馬県と栃木県にかけて愛されている民謡です。もともとは樽を打ってリズムを取り、笛で軽やかな旋律を奏でる軽快な民謡として広まりました。群馬県や栃木県では、たいていどこの学校でも運動会に八木節を踊ると言われています。また、近年ではロック調の八木節もあり、ソーラン節と同様に現代風なアレンジで親しまれています。それだけに、旭町小のマーチングで八木節を演奏するのは、運動会にぴったりな気がします。
 日本の代表的な作曲家である外山雄三は、日本の様々な民謡を集めて「管弦楽のためのラプソディ」を作曲しました。N響が1960年に海外公演をする際のアンコール曲として作られた曲でした。7分ほどの曲ですが、「あんたがたどこさ」から始まり、「ソーラン節」、「炭坑節」…と続き、後半は「八木節」で一気に盛り上がります。小中学生向けの音楽鑑賞教室でも、アンコール曲として後半の八木節の部分を演奏することがあります。
 4年生は、国語の時間に「一つの花」(今西 祐行 作)の物語文を学習しています。この物語は、昔から4年生の国語の教科書で扱われてきました。読めば読むほど悲しみが伝わってくる内容です。戦争がはげしかった頃を舞台にした話で、食べ物がなく、欲しいものが手に入らなかった時代背景を理解させながら、登場人物の気持ちを読み取らせていきます。
 「食事やおやつなど、ゆみこが欲しがっても、おかあさんは十分に与えることができません。それでもおかあさんは、「一つだけね」と自分の分をゆみこに分けてあげるので、いつのまにか、「一つだけ」という言葉がゆみこの口癖になってしまいました。…とうとう体の弱いおとうさんにも赤紙がきて、別れの時間が迫ってきました。ゆみこはまた、「ひとつだけちょうだい。」とぐずります。おとうさんは、ポツンと咲いていたコスモスの花をゆみこに持たせます。「ひとつだけのお花、大事にするんだよ」という言葉を最後に、そのまま帰らぬ人になりました。
 戦場での様子が描かれているわけではないのに、当時の生活の様子や戦争のやるせなさがよく伝わってくる物語です。「一つの花」という題名について、4年生の子ども達はどれだけ理解することができたでしょうか。(写真中)
 6年生の武石移動教室が、1週間後に迫ってきました。6年生の移動教室に向けた準備や学習が進められています。班の中の役割分担が決まり、係ごとに学年で集まり、準備をしている姿を見かけます。レク係は、初日の夜に行うキャンプファイヤーの計画を立てているようです。あさっての公開日には、2校時に体育館でキャンプファイヤーの学年練習をします。ぜひご覧ください。
 また、総合の学習の時間に取り組んでいる「武石調査隊」にも熱が入ってきました。各自が移動教室に向けたテーマを決めて調べ学習を行い、タブレットを使ってスライドにまとめていきます。区のしおりを参考にして、武石で見られる動物について調べている子がいました。宿舎の周りは山に囲まれ、標高の高いところです。シカを始めとした野生動物がたくさんいます。畑の周りには柵が設けてあり、動物が入らないようにしているほどです。来週、実際に野生の動物に出会うことができるかもしれません。(写真下)
 昨日の夕方、外部指導員や同行看護士さんにも集まっていただき、引率職員の打ち合わせを念入りに行いました。学校から用意していく荷物も、校長室前の廊下に並び始めています。

6月7日(水) その2

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 5校時に、4年生が視聴覚室に集まり、栄養士さんから話を聞いていました。総合の「共に生きよう わたしたちの町で」という学習において、4年生はごみの問題についての調べ学習をしています。そこで、栄養士さんから給食室で出るごみについての話を聞くとともに、様々な質問に答えていただく時間を設定しました。
 給食室では、毎日様々な種類のごみが出ています。まず、全校児童が食べ残した残菜類の「生ごみ」があります。日によって出る量が違うようですが、今日は特に多かったそうです。せっかく練馬区産のキャベツを使った献立の日で、栄養士さんが一生懸命立てたメニューであっただけに、とても残念な気がしました。今日だけで、60kgの残菜が出ました。説明が終わってから、実際に給食室裏に行って見せてもらいました。その量の多さに、子ども達はびっくりしていました。(写真上)
 さらに、牛乳パックのごみも給食室で回収しています。毎日の給食に出てくる牛乳は、以前はビンで提供されていました。5年ほど前から現在の紙パックのものに替わりました。そして、飲み終わったら各自で箱を開き、クラスごとに洗って返すことになっています。紙パックの牛乳をリサイクルに出すには、きちんと洗わなければ引き取ってもらえません。
 給食室では、割れたお皿もたくさん集まってきます。ちょっとでも欠けてしまったお皿は、危ないので廃棄するようにしているそうです。割れた食器が入れられているケースも見せてもらいました。給食の食器は、1枚が1700円もするので、割れてしまうとごみが増えるとともに、お金もかかることになります。
 ごみを減らすためには、相当な努力が必要であることが分かりました。食べ物を大切にして好き嫌いをしないようにすること、そしてものを大切に扱うこともごみを出さない努力であると学ぶことができました。あとは、今後の4年生一人一人の行動に変えていくことができるかが重要です。
 6校時に、クラブ活動の時間がありました。今年からダンスクラブができ、19名の子ども達が入っています。今日は特別講師として、20年前に旭町小を卒業した近藤先生に指導をしていただきました。近藤先生は、ダンス教室で指導をされていて、本校の子ども達も何名か教わっているようです。また、保育園でダンスを教えたり、大人向けにダンスの指導もされている先生でもあります。
 ダンスクラブの子ども達には、今日まで特別講師として来ていただくことを伝えていなかったので、みんなびっくりしていました。ダンスクラブの活動場所は、4階の多目的室です。すぐに上ばきと靴下をぬいで、裸足になって準備運動から始めました。ダンスクラブの子ども達の中には、様々なダンス教室に通っている子がいるようで、みんな意欲的に近藤先生のレッスンについていきました。(写真下)
 60分間、いろいろなステップや速い動き、振り付けがあり、きびきびと動いていました。疲れた表情を見せていたのは担当教員2名だけで、子ども達はまだまだ余裕の様子でした。次回の7月のクラブの時間も指導に来ていただく予定です。
 実は・・・近藤先生(旧姓 清水さん)は、私が旭町小に異動してきて、すぐに担任として受けもった高学年の一人です。(平成13年度〜14年度の5,6年生)2クラスあったうちの1組の女の子で、私は2組の担任をしていました。隣のクラスではありましたが、とても活発な子だったので、強く印象に残っています。私が旭町小に校長として着任していると知り、訪ねて来てくれたことがきっかけで、今回のダンスクラブの指導に至りました。とてもうれしい限りです。

6月7日(水) その1

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 6年生は、算数の時間に「分数のわり算を考えよう」という学習をしています。1年生の算数の時間から、学年が上がるにつれて「+、−、×、÷」の四則計算を学習してきました。さらに、小数や分数を習うたびに、整数と同じようにそれぞれの四則計算ができることも学習してきています。その最後になるのが、「分数÷分数」の計算です。
 分数を分数で割るということは、日常的にはあまりないことです。「2/5÷3/4」の式になる問題文を考えることができるでしょうか? 6年生で出てくるのは、「3/4デシリットルで2/5平方メートルの壁を塗ることができるペンキがあります。1デシリットルでは、何平方メートルの壁を塗ることができますか?」という問題です。普通、小数で表すような数字を無理やり分数で表しているので、あまり現実的ではない問題と言えます。もうここまでくると、「小学校の算数の時間は、りんごの絵が出てくるような具体物の問題でなければならない」ということは必要ないのではないかと思ってしまいます。
 実際、6年生の教室の黒板を見ると、ぎっしりと数式のみが並んでいます。6年生の算数が、より一層中学校の数学に近づいてきたように感じました。(写真上)
 1年生が生活科で育てているアサガオの葉が、たくさん出て茂ってきました。毎朝欠かさずに水やりをしている鉢を移動して、じっくり観察しながらカードに絵を描いていました。最初に出てきた双葉と違う葉(本葉)の形に気づいた子がたくさんいました。
 ある子が、自分の鉢を持つのを嫌がっていました。理由を聞いてみると、「だって、いもむしがいるかもしれないもん。」と言っていたので、葉っぱを全て裏返して点検してあげました。それでもしばらくは、鉢を持つのをためらっていました。アサガオを育てることから、少しずつ虫の存在にも興味をもてるようになるといいなと思います。
 観察が終わった子から、支柱立てをしました。アサガオセットについてきた折り畳み式の支柱を取り付け、これから伸びてくるつるが巻きついていけるように準備をしました。これから気温の上昇とともに、アサガオがぐんぐんと成長していくことでしょう。(写真下)

6月6日(火)

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 3年生の毛筆による書写の指導が始まりました。真新しい習字セットを机の上に用意し、早く筆を手にしたいのを我慢して、先生の説明を聞いていました。これから小学校で4年間使っていく道具なので、準備や片付けの方法まで、きめ細かな約束をきちんと指導しておく必要があります。書写の教科書にも、用具の名前から机上の準備の仕方、書き終えた半紙の片付け方など、多くの説明が記載されています。
 また、書く時の姿勢から筆の持ち方やひじの高さ(毛筆の場合は、特に重要です)まで、様々な説明が続きます。筆は、人差し指をかける「1本がけ」か中指も添える「2本がけ」で持ちます。軸の下から1/3位のところを持ち、常に半紙に対して垂直に立てておくことがポイントになります。(写真上)
 まずは、半紙に横画をたくさん書きながら、筆と腕の使い方を練習しました。墨汁を十分に含ませていなくてかすれたり、筆が寝てしまい線が太くなったりと、なかなか思うように書けないものです。何度か練習の末、横画を2本引いて「二」の作品を仕上げることができました。
 1,2組とも、数名ずつ左利きの子がいました。教員が参考にする指導書には、「左利きの児童への対応」が載っています。毛筆の筆の運びから、「右手で書くように指導するのが望ましい。」と記されています。さらに、「ただし…」とあり、「…本人と保護者の意志を尊重することが大切である。」と書いてあります。
 書道教室などで習う場合は、右手で書くように指導があるでしょう。(実際、私の子どもも、書道教室では右手で筆を持つように直されました。)しかし、学校での毛筆の指導は、月に1回程度しかありません。それだけの時間で右手にするというのは難しいでしょう。私は右利きですが、左手で文字を書くように言われてすぐにできるとは思えません。
 3年生は、理科の時間に「植物の育ち方」の学習をしています。5月に、学年の畑にオクラやダイズ、ヒマワリ、ホウセンカ、マリーゴールドの種をまきました。1組の子ども達が、タブレットを手に、その後の様子を観察していました。タブレットのカメラで写真を撮り、成長の様子を記録していきます。(写真中)
 それぞれ芽が出て生育してきてはいるものの、まだ小さいものが多い状況です。先週の大雨の影響で、畑の土がかなり削られてもいました。さらに、桜の木が茂ってきたこともあり、日当たりがもう少しの場所でもあります。なんとか今学期中に花が見られると良いのですが…。
 5種類の中でも、ダイズは比較的よく生育していました。7月頃に白い小さな花をつけ、その後枝豆が実ります。ダイズが実をつけて、未熟の状態で収穫するのが「枝豆」です。そのままにしておき、茶色く枯れた頃にさやを割ると「大豆」を収穫することができます。(ちょうど今日の給食に「大豆のかりんとう」が出ていました。)
 5,6校時に、6年2組の調理実習がありました。「炒める調理で 朝食のおかずを作ろう」という実習でした。栄養のバランスを考えた「いろどり炒め」に挑戦していました。教科書には、「にんじん、ピーマン、たまねぎ、ハム」を使った例が載っています。それを参考に、4人グループで話し合い、材料を持ち寄って実習に臨んでいました。
 グループごとに様々な材料を用意したレシピを考え、アイデア満載のいろどり炒めを作っていました。ベーコンとにんじんを中心に、キャベツやもやし、たまねぎを組み合わせたグループが多く見られました。(写真下)中には、じゃがいもとサツマイモ、きゅうりの組み合わせのグループもありました。
 出来上がったグループの子が、「校長先生も食べますか」と炒めたばかりの野菜をお皿に入れて持ってきてくれました。玉ねぎとピーマン、ベーコンに入り卵が入り、とてもいろどりの良い炒め物でした。新玉ねぎを使っていたようで、甘味があっておいしかったです。卵を使っていたのもすばらしいアイデアでした。
 6年生は、昨年度も家庭科で調理実習を経験してきているだけに、準備から片付けまでとても手際よく行っていました。炒める調理ができれば、様々な料理に応用することができます。ぜひ家庭でも、子ども達にフライパンを使わせていきましょう。

6月5日(月) その2

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 4年生は、算数の時間に「角の大きさ」の学習をしています。角の大きさについての学習は、4年生で初めて習う内容です。分度器の正しい使い方や目盛りの読み方について学習をするとともに、三角形のかき方についても学んでいきます。2年生でものさし、3年生でコンパス、4年生で分度器というように、算数の時間では様々な道具の正しい使い方をそれぞれの学年できちんと指導していきます。
 分度器も他の道具と同様に、使い慣れるまでにとても時間がかかります。大人が思っているほど子どもの角度に対する感覚は未発達な部分があるため、ていねいに指導することが欠かせません。
 特に分度器を扱う際の難しさは、目盛りの合わせ方と読み方にあります。角の頂点を分度器の中心に合わせ、同時に角度の一方の直線を0度に重なるようにする必要があります。それがいつも同じ向きに角度があるわけではなく、様々な方向に分度器を動かしながら使っていく必要があります。今日は、180度を超える角度の測り方についての学習をしていました。(写真上)
 いろいろな分度器が売られていますが、透明なものを用意するように指導があったと思います。目盛りの読み方等を指導するために、できれば全員同じものを一括購入した方が良いくらいです。「学校は持ち物の指定について、細々としばりが多い」と思われるかもしれませんが、一度指導する側に立ってみると分かります。一人ずつ違ったタイプの道具を持っていると、それぞれに対応した説明が必要になります。今回、子ども達が用意した分度器の大きさはいろいろでしたが、それだけでも指導が大変そうでした。ご理解いただければと思います。
 2年生が、図工の時間に中庭に出て絵を描いていました。「外でかくって 気持ちいいな」という題名で、旭町小の中庭や玄関前の植物からお気に入りを見つけて、それを絵に表すという学習でした。2年生は、1か月前に「消防写生会」を行う予定でしたが、雨のために中止になってしまいました。外で絵を描く楽しさをぜひ味わわせたいということもあり、今きれいに咲いている旭町小の花々を題材に絵を描くことにしました。
 画板に画用紙を挟み、クレヨンとシートを持って外に出てきました。今、中庭では、アジサイやユリの花が見頃を迎えています。アジサイもユリも、それぞれ特徴のある花姿や葉の形をしています。よく観察しながら、クレヨンを使って思い切りよく絵に表していきました。(写真中)後で図工室に戻ってから、様々な色のクレパスを使って色を塗っていく技法を先生から教えてもらっていました。続きは、来週以降になりそうです。
 ところで、旭町小の中庭は、現在「ユリ園」として毎日次々ときれいな花が咲き誇っています。白や黄色の他に深みのある赤など、子どもの背丈以上になるスカシユリがたくさんあります。そして、主事さんによって、切り花として校内のあちこちに飾ってもらっています。
 5月の中旬から、4週間にわたる教育実習が始まっています。その実習も、いよいよ残り1週間となりました。5年1組を中心に教育実習を行っていて、今週の金曜日には実習の成果として研究授業が予定されています。今日は、隣の2組に入り、研究授業で行う予定の国語の授業実践に取り組んでいました。
 また、4校時には、2組で道徳の授業の実習も行っていました。教員にとって、道徳の指導技術を本格的に学ぶのは、教員になってからという場合が多いです。実習期間中、実際に授業実践を積むことは、貴重な経験になったはずです。
 授業は、「道案内」という教科書の資料を使い、「親切、思いやり」の内容項目について考えさせていきました。・・・2人の男の子たちは、道に迷っているおばあさんを見かけます。どうしようか考えた結果、行先までの地図を書いて渡してあげました。「やっぱり、いいことをした後は気持ちがいいなぁ。」と2人は喜びました。しかしその後、先ほどのおばあさんがまた迷っている光景を目にします。中学生3人が声をかけると、おばあさんは地図をもらったものの、字が小さくて見えなかったようでした。そこで中学生たちは、「私たちがご案内します。一緒に行きましょう。」と言って、おばあさんと歩き出したのでした。・・・(写真下)
 2人の男の子たちの行動は、とても親切な気持ちで対応していました。地図を書いて渡したことは、十分に評価されるべきですが、相手がお年寄りであるというところの配慮が足りませんでした。しかし、5年生にとっての「親切」としては十分な気もするのですが…。

6月5日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。「きちんと話をしよう」というテーマで、全校児童に話をする時に大切にしたいことを中心に伝えました。
・・・学校でよく見かける場面です。A君が先生に言いました。「先生、トイレ!」…すかさず先生が言いました。「先生はトイレではありません。」今度は、Bさんが先生に言いました。「先生、消しゴム!」…すかさず先生が言いました。「先生は消しゴムではありません。」何が間違いなのか分かりますか? 2人とも、単語だけで話をしていて、きちんと文章で会話していないところが間違いなのです。
 A君の「先生、トイレ」という言葉では、トイレに行きたいのか、あるいはトイレはどこですかと聞いているのかが分かりません。きちんと文章で、「先生、トイレに行って来てもいいですか。」あるいは「先生、トイレの場所はどこですか。」と話をしなければなりません。では、Bさんの「先生、消しゴム!」はどうでしょう。消しゴムを忘れたことを伝えるのであれば、「先生、消しゴムを忘れてきました。」と言うべきですし、消しゴムが見当たらないなら、「先生、消しゴムがなくなりました。」と話すべきです。
 次に、授業中に発表する時のことを考えてみましょう。先生が問題を出したり、先生が聞いたりしたことで「あっ、分かった!」という時は、進んで手を挙げて発表していますよね。では、発表する時の話し方はどうでしょうか。例えば、「みなさんが通っている学校は、何という学校ですか?」と先生が質問しました。名前を呼ばれて、返事をして立ちました。さあ、どう答えますか? 「旭町小学校。」でいいでしょうか。気がついた子がいると思います。「旭町小学校です。」と答えるのが正しい話し方です。では、第2問です。旭町小学校は、何区にあるでしょう? 「練馬区です。」と「〜です。」をつけて答えるのが正解です。授業中に発表する時は、「〜です。」あるいは「〜と思います。」のように、文末に「です。」や「ます。」をつけて話をするようにします。
 6年生は、国語の時間に「話し言葉と書き言葉」の学習をしましたよね。普段、友達との会話では、話し言葉がほとんどであると思います。しかし、授業中の発表や委員会活動で全校の前で発表する時などは、書き言葉で話す必要があります。授業の中で、あるいは学校の先生など大人の人に対して話す場合には、きちんと相手に話ができなければなりません。そのためにも、相手に話をする時は、まず何をどうしたいのかをしっかり文章で話すようにします。そして、話す言葉の最後に「〜です。」や「〜ます。」をつけて話すことを心がけましょう。
 さて、先週木曜日から6月に入りました。毎年6月は、練馬区全ての学校で「ふれあい月間」に位置付け、いじめを絶対に許さないという姿勢で取り組みます。いじめは、身近なところから起こります。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。自分達の周りに、いじめやいじめにつながるようなことはないでしょうか? 「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」、いじめは心の問題であり、なかなか目に見えにくいものです。もし、心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。
 旭町小では、明日からあいさつ運動が始まります。あいさつを進んで行う子は、人をいじめたりしません。明るい心、正しい心を広めていくためにあいさつ運動があります。自分から進んであいさつをして、旭町小学校があいさつでいっぱいの学校になるようにしていきましょう。・・・
 続いて、代表委員会の児童から、明日から始まるあいさつ運動についての連絡がありました。今月は、5年生の子ども達もあいさつ運動を行う予定ですが、まずは代表委員会が3日間実施します。(写真)

6月4日(日)

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 青少年育成第六地区委員会育成部主催の「自転車交通安全教室」が、校庭を使って行われました。朝から真夏を思わせる強い日差しの中、光が丘警察や第六地区委員会の方々が集まり、準備を進めていただきました。
 開会式の後、まず自転車に乗る時のルールや点検の仕方、走行時の交通安全に関する指導を警察の方々に行っていただきました。自転車は左側通行であることや、歩行者を優先することなど、自転車に乗るうえで必要なルールやマナーを学びました。
 次に、実際に校庭につくられたコースを使って、自転車走行のお手本を見せてもらいました。駐在所の袖山さんや都の自転車検定に出場する3名の子ども達の模範走行をみんなで見学しました。
 そして、いよいよ自転車の技能訓練が始まりました。子ども達一人一人の実技試験がありました。安全確認をしているか、一時停止しているか、歩道内では車道側を走っているかなど、細かい採点が行われていました。
 閉会式では、高得点をとった3人の子ども達が表彰されました。また、参加した子ども達にも、光が丘警察から参加賞が配られました。
 第六地区委員会の皆様や光が丘警察の方々を始め、PTAのお手伝いの皆様、ボランティアの小中学生も参加していただき、運営を支えていただきました。どうもありがとうございました。

6月2日(金)

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 1年生は、国語の時間に「おばさんと おばあさん」という学習をしています。長音(長く伸ばす音)について学習する単元です。「ケーキ」をひらがなで表すとどうなるでしょうか? 「けーき」は誤りです。ひらがなでは、伸ばす記号「ー」が使えません。「けえき」と表記します。
 教科書には、長音の入った言葉を使った唱え歌が載っています。「まほうの ほうきで そら とぶ おばさん げんきに たいそう おばあさん」・・・「おばさん」と「おばあさん」の言葉を比べると、「あ」が入るか入らないかの違いですが、人物的には大きな違いがあります。「ば」の後に「あ」を入れると、「ば」の音を伸ばして発音することになります。(写真上)
 長音にはきまりがあり、ア列の長音はア列の仮名に「あ」を添えることになっています。(おかあさん等)同様に、イ列の長音はイ列の仮名に「い」を添えます。(おにいさん、おじいさん等)ウ列の長音はウ列の仮名に「ウ」を添えます。(くうき、ふうせん等)
 では、エ列の長音はエ列の仮名に「え」を添えるかというと…確かに「おねえさん」はそうなりますが、他は必ずしもそうなりません。「せんせい」であって、「せんせえ」は誤りです。「せんべい」も「せんべえ」ではありません。
 さらに例外があるのが、オ列の長音です。基本的には、オ列の長音はオ列の仮名に「う」を添えます。(おとうさん、おはよう等)しかし、オ列の長音には例外が多く、「おおかみ、こおり、とおい、おおい」など、「お」を添える場合が存在します。だから日本語は難しいと言われるわけです。
 今日は、1〜4年生の新体力テスト・シャトルランを行う日でした。当初は校庭で行う計画でしたが、雨のため体育館で実施しています。また、それぞれの学年に、5,6年生がクラスごとに分担して計測の補助に入りました。1校時は、4年生がシャトルランを行い、4年2組の子ども達が補助をしました。走者1名に対して、20mのラインの両側に4年生がそれぞれつき、時間内にラインを通過したかどうかを判定してあげていました。
 シャトルランは、体力テストで持久力を測定する種目です。コロナ禍で子ども達の体力低下がよく言われていますが、マスクを着け続けた3年間で一番低下したのは持久力かもしれません。20mの間隔を、音源に合わせて行ったり来たりしていきます。1分ごとにテンポが速くなり、何回往復できたかを記録します。
 旭町小では、昨年度は5,6年生のみ実施していました。コロナ禍で実施していなかった学年がほとんどだったので、1年生はもちろんですが、2〜4年生は初めての挑戦でした。4年生の全国平均は、男子が41回、女子が32回です。男子の中には、60回を超える記録を出した子が何人かいました。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「話し言葉と書き言葉」の学習をしています。「話し言葉」は、口語とも言い換えられる、カジュアルな表現の言葉を指します。それに対して、「書き言葉」とは、文語とも言い換えられ、主に文章を書くときに使われる言葉のことを指します。
 2組では、話し言葉を書き言葉に言い換える問題に取り組んでいました。話し言葉とそれに対応する書き言葉を並べてみると、正式な手紙や作文に書き表すべき書き言葉がはっきりとしてきます。「ちょっと」→「少し」、「いろんな」→「いろいろな」、「ちゃんと」→「きちんと」・・・普段何気なく使っている話し言葉ですが、書き言葉としての表現の仕方をきちんと理解しておく必要があります。(写真下)
 この他に、よく言われる「『ら』抜き言葉」や「『い』抜き言葉」も話し言葉に含まれています。『ら』抜き言葉の代表の「食べれる」は、書き言葉では「食べられる」です。また、「見ている」を「見てる」、「食べている」を「食べてる」など、「〜している」を「〜してる」と表現することを、『い』抜き言葉と言います。子どもならずとも、大人も平気で使ってしまいやすい言葉ではないでしょうか。

6月1日(木)

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 昨日と今日の2日間かけて、校庭で新体力テストの「ソフトボール投げ」が行われました。ソフトボール投げの正しい計測のために、いくつかルールが決められています。まず、直径2mの円を描き、円の中心から投球方向に向かって、中心角が30度になるように直線を2本引きます。そして、その間に同心円弧を1メートル間隔に描いておきます。(この30度の間隔にボールが落ちなければ「ファール」として記録になりません。)投げる時は、円内から行い、投球中や投球後に円を踏んだり、越したりしたら記録になりません。直径2mの円内だと、ステップを1歩とる程度になります。2回実施して、よい方の記録をとります。
 ボールは、1号のソフトボールを使うことになっています。少年野球を習っている子にとっては、普段手にしている軟式ボールよりもだいぶ大きく感じるでしょう。また、低学年の子にとっては、大きいだけでなく、重く感じられたかもしれません。全国平均では、1年男子8.3m、女子5.6m、6年男子25.4m、女子15.2mとなっています。他の体力テストと比べて、男女差が大きい種目です。
 ソフトボール投げは、単純にボールを遠くに投げるだけですが、慣れていないと難しいことだらけです。ボールの握り方や離すタイミングなどがよく分からずに、「もっと上手く投げられたはずなのに…」と悔しい思いをする子が多いです。ボールの握り方は、わしづかみにせずに、人差し指と中指が真上で、親指を真下にして上下から挟むようにします。また、ステップを入れて投げなければ距離が出ません。手と足の動きのバランスは、まさに経験があるかないかの違いが大きく出ます。今の時代は、どこに行っても石を投げると怒られるし、公園で硬いボールを投げるのも禁止されている状況です。まずは、子ども達がボールを投げる環境を整えてあげることが先決なのかもしれません。(写真上)
 1,2校時に、5年1組が調理実習を行っていました。5年生は、家庭科の時間に、「ゆでる調理をしよう」という学習をしています。教科書には、青菜のおひたしやゆで卵と一緒に「ゆでいも」が紹介されています。今回は、じゃがいもをゆでて塩を振って食べる「ゆでいも」の調理に挑戦しました。
 まず、じゃがいもをよく洗ってから、包丁で芽を取りました。芽には有害物質が含まれているので、包丁の角で欠くようにして取り除きます。その後、じゃがいもを4等分に切り分けます。5年生は、包丁を使うのが初めてなので、扱い方や持ち方、手の添え方等の指導を念入りに行っていました。今回は、新じゃかを用意したため、皮をむかずに使っていましたが、家庭では皮のむき方もぜひやらせてみてください。(写真中)
 じゃがいもを切り分けたら、水の入った鍋に入れ、ゆでていきます。時々竹串で火の通りを確認し、ちょうどよいかたさにゆで上がったところで取り出します。塩を振って食べただけですが、じゃがいもの味がしっかり伝わるおいしさが味わえました。
 5年生は、先週学校の田んぼを使って田植えを行いました。続けて今週は、バケツ稲の田植えを行っています。バケツ稲に使う種もみは、JAから送ってもらいました。脱脂綿に水を含ませ、種もみから芽が出る様子を教室で確認してきました。芽出しをした苗と先週の残りの苗を使って、バケツ稲の栽培に挑戦していきます。
 まず、バケツに畑の土を入れ、水を含ませてドロドロにします。(田んぼで言うと、「しろかき」の状態)苗を植え付け、水を2〜3cm入れて完成です。今日の2組の様子を見ていると、土の量が少ない一方で、欲張って苗が多すぎないだろうかという心配はありましたが、今後順調に育っていくように願っています。(写真下)
 バケツ稲は、一人ずつに責任をもたせて管理する良さと、置き場所を変えることができるという利点があります。また、田んぼがない都市部の学校では、バケツ稲に頼るしかありません。バケツ1つでお茶碗1/3程度のお米が穫れると言われています。秋にどれだけ収穫できるか楽しみです。

5月31日(水)

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 1,2年生の給食の様子を見に行きました。今日のおかずは、「魚の豆田楽焼き」でした。子ども達に聞いてみると、「魚が好き」という子がたくさんいました。「1番ではないけど、好き」という子もいました。子どもにとっての1番は、やっぱりハンバーグなどの肉類なのでしょうか。(写真上)
 今日の魚は、サバを使っています。サバの不漁や外国での需要が増えた関係で、サバの高騰が報道されています。「庶民の味方のサバ缶が、簡単に手に入らなくなる時代が来るのではないか」とも言われているほどです。サンマに続いてサバが高級魚になりつつあります。サバだけでなく、他の食材も値上げラッシュの中、毎日の給食を決められた予算でやりくりするのはとても大変なことです。栄養士さんを中心に、給食を提供してくださっている職員のみなさんに感謝しかありません。
 ところで、写真(上)は、1年2組の給食風景です。5月8日(月)から練馬区の感染症ガイドラインが全て撤廃されたため、コロナ禍前の学校生活が戻りました。まだ一部で、コロナ禍3年間の習慣がそのままになっている取り組みが残っています。まず、子ども達の座席配置です。小学校では、隣り同士が机を合わせるようにして、2人組で座るようにすることが多いです。低学年ではすでに机を合わせるようにしていますが、他の学年も今後は机の配置を考えるようにしていきます。ただ、高学年では、一人ずつ机を離していた方が授業に集中しやすいという考え方もあります。
 次に、給食時の机の並べ方です。現在も、まだ全員が前向きのまま食事をしています。黙食の必要はなくなり、大声でなければ(食事のマナーとして)友達と話をしながら食べてよいことになっています。来週からは、以前のようにグループこどに机を合わせ、対面で給食を食べるようにしていきます。楽しく会話をしながら食べるということも、食育の一つであると考えます。また、校内の冷水機も使えるように準備を進めているところです。(熱中症対策として、引き続き水筒も併用して使うようにはします。)
 昼休みが終わり、校庭から子ども達が昇降口に戻ってきました。玄関前には、四角い花壇があり、四季折々の花が楽しめます。5月は、背の高い青紫色の花が茂り、学校を訪れる人の目をひいていました。いろいろな人に(子ども達も含めて)この花の名前をよく聞かれます。最初のうちは、「デルフィニウム」かと思っていました。しかし、よくよく見るとデルフィニウムとはちょっと異なる形状だったので、調べてみました。「デルフィニウムに似ている」で検索すると、すぐに出てきました。「ラクスパー」という花です。デルフィニウムと同じキンポウゲ科の植物ですが、一年草と多年草の違いや葉の形などが違います。
 昨年のこぼれ種で増えたのか、花壇以外にも学校のあちこちに咲いていて、とてもきれいです。主事さんが、切り花にして時々校長室の花瓶に生けてくれています。目に鮮やかな青紫色の他に、白やピンクの株もあります。(写真中)
 今日から、新体力テストの取り組みが本格的に始まりました。50m走など、学年ごとに今まで取り組んできた種目もありますが、ソフトボール投げや立ち幅跳びなど、場所をきちんと確保して行う種目は今日から集中的に実施します。
 5校時に、6年2組が体育館で、反復横跳びの記録をとっていました。中央ラインに平行になるように、左右1m間隔で計3本のラインを用意します。中央ラインをまたいで立ち、スタートとともに、すばやくそれぞれのラインをまたぐか踏むかして、サイドステップを繰り返します。20秒間に何回できたかを計測します。
 反復横跳びは、敏しょう性を測定する種目です。記録を伸ばすコツは、重心を低くすることです。重心が低くなると、横のラインまで素早く足を動かすことができます。もうひとつのコツは、なるべく足だけを動かすようにして、身体の中心を大きく移動させないことです。足だけを動かすようにすれば、それだけ早く次の動きに移ることができます。
 小学校6年生の平均記録は、男子が46回、女子が44回です。どうだったでしょう。(写真下)

5月30日(火)

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 2校時に、1年2組の教室で、教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任から3年次までの教員の研修として、年間に何回かアドバイザー訪問があります。授業観察を通じて指導や助言をしていただき、授業力向上に向けた研修の一つとして位置付けています。今年度も、前校長の道山先生が旭町小の担当アドバイザーとなり、ご指導をいただくことになっています。
 授業は、「リズムとなかよし」という音楽の学習が行われていました。「しろくまのジェンカ」を歌いながら、拍に合わせて体全体を使って様々に表現することを楽しむ授業でした。教科書の「しろくまのジェンカ」のページを開くと、とってもかわいらしい白くまたちが肩をつかんで一列になっている絵が描いてあります。そして、「たん・うん・たん・うん・たん・たん・たん・うん」というリズムが書いてあります。「しろくまのジェンカ」という題名だけあって、よくキャンプファイヤーの時にみんなで踊る「ジェンカ」とリズムが一緒なのです。前の人の方に両腕をかけ、「左・左・右・右…前・後・前・前・前」と動く「ジェンカ」です。
 最初は、みんなで手拍子をしながらリズムを確認し、さらに歌を歌いながらリズムを取りました。(写真上)次に、「ジェンカ」の曲で踊り方を練習し、最後には「しろくまのジェンカ」の曲でも踊ってみました。1年生は、歌うことも好きですが、体を動かすことも大好きです。教室を所狭しとぴょんぴょんと飛び跳ねながら、体を使って思う存分に音楽を楽しんでいました。
 その頃、1組では・・・いよいよ1年生の算数は、「あわせていくつ ふえるといくつ」の学習に入りました。たし算の学習単元です。今まで、一回り大きなワークブックのような教科書を使っていましたが、これからが本格的な算数の教科書になります。
 たし算は、2つの数量が合わさる場合や、数が増えていく場合に使います。まずは、「あわせて」の場合のお話から具体物(算数ブロック)を操作して、2つの数量が合併することを理解させていきます。絵を見ながら、「女の子は、金魚を3匹水槽にいれました。男の子は、金魚を2匹入れました。水槽の中の金魚は、合わせて何匹になりましたか。」という問題場面から、ブロックを使って「3と2を合わせると、5になる」ことを確認します。そして、このことを式と答えに表す方法を「3+2=5」と書くように指導します。(写真中)
 教科書には、「+」と「=」の記号の書き方(書き順)も示されています。式と答えが教科書に出てくるようになり、本格的な算数の学習がスタートした感じがします。
 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。cmとmmの単位を習ってから、全員に30cmのものさしが配られ、目盛りの読み方を学習してきました。長さを測る道具として、「ものさし」と「定規」があります。同じような道具のように思えますが、「ものさし」は物の長さを測る道具で、「定規」は鉛筆やカッターをあてがって直線を引いたりカットしたりする道具として使われています。また、0の目盛りが途中からついているのが定規で、端に0があるのがものさしです。
 しかし、ものさしでも直線をきれいに引くことができます。教科書には、ものさしを使った正しい直線の引き方が写真入りで掲載されています。(1組では、直線の引き方を動画を使って学習していました。)まず、直線の端になる点を描き、ものさしでもう一方の端を測り取り、2つ目の点を描きます。次に、ものさしの目盛りのない方を使って2点に合わせ、鉛筆で直線を引きます。この場合、目盛りのついている方に鉛筆を当てないということが重要です。ついつい大人でも目盛りのついている方で線を引いてしまいがちですが、先ほどお伝えしたように、ものさしは長さを測るための道具です。目盛りの側を汚さないというのが基本なのでしょう。(鉛筆ならまだしも、ペンだと色がついてしまう。)
 それにしても、ものさしで直線を引く子ども達は、真剣そのものでした。点と点をものさしで合わせ、指先が白くなるほど力強くものさしを押さえて線を引いていました。(写真下)

5月29日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「たのしみは」という単元名で、短歌を作る学習をしています。教科書には、江戸時代の幕末期の国学者で歌人であった橘曙覧(たちばな あけみ)の短歌が紹介されています。全部で52首の連作短歌『独楽吟』(どくらくぎん)は、日常のささやかなたのしみを詠んだ短歌です。「たのしみは」で始まり、「時」で終わる形式が特徴になっています。
 6年生の教科書には、その中から2つの短歌が掲載されています。「たのしみは 妻子むつまじく うちつどい 頭ならべて 物をくふ時」…一家だんらんの食事が楽しい時であるというのは、まさに現代社会ではなおさらのことではないでしょうか。「孤食」という言葉があるくらい、大人ならずとも子ども達も、そういう食生活が問題視されてきています。「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」…これは、私にとって大いに共感できる短歌です。朝、咲いたばかりの花を見つけた喜びは、自分の家の鉢植えでもそうですが、散歩していて見つけた草花でもうれしいものです。
 1組では、「たのしみは」で始まり、「〜時」で終わる短歌を自分なりに作ってみました。子ども達にとって、日常のちょっとした楽しみをどんな場面に見つけることができたでしょうか。廊下に作品を掲示していたので、その中から紹介します。(写真上)
 「たのしみは スラムダンクの 名場面 スリーポイントが スパっと入る時」…字あまりなので、文字を調整すると良くなりますが、3ポイントが決まって逆転した時の喜びが伝わってきます。「たのしみは メダカにえさを あげるふり 口をパクパク させている時」…メダカへの愛情を感じます。「たのしみは 兄弟ともに 踊ること テレビの前で 真似をする時」…解説には、宿題の合間に、弟と妹と3人で、「おかあさんといっしょ」を見ながらダンスを真似していることが書いてあります。ほのぼのとする光景が浮かびます。他には、ゲームやYouTubeを見ている時など、子どもならではの「たのしみ」について書かれたものが多く見られました。来週の学校公開の際に、ぜひご覧ください。「たのしみは 疲れて帰り 愛犬と テレビ見ながら ソファーで寝る時」(校長 作)
 一方、5年生は、国語の時間に「日常を十七音で」という学習をしています。俳句の構成や書き表し方について学び、自身で俳句を作る学習をしていきます。
 俳句も川柳も、五・七・五の17音でできていますが、俳句には必ず季語が含まれる約束になっています。1組では、夏の季語にどのようなものがあるのかを考え、みんなで黒板に書き出してみました。いきなり「俳句を作りましょう」と言われても、誰もがすぐに思い浮かべるのは難しいものです。まず、季語を考える中から日常の場面に結び付け、俳句の形にしていきます。(写真中)
 俳句を作る人たちは、「歳時記」という季語を集めた本を必ずもっています。それぞれの季節ごとに、季語となる言葉がたくさんあり、歳時記の中からすてきな季語と出会うところから俳句が生まれる場合があります。また、俳句の内容に合わせて季語を選ぶことも重要です。テレビで、俳句を査定する番組がありますが、季語の選び方一つで印象がずいぶん変わることに気づかされます。番組を見ながら、17音の奥深さをいつも感じています。
 1年2組の教室で、図工の授業がありました。折り紙を使って、アジサイの花を作る学習でした。折り紙で作るアジサイは、何種類かの方法があります。今回は、1年生でもできる比較的簡単な折り方で指導していきました。
 三角に折ってから、袋を開いて四角を作り・・・と、電子黒板に実際に折る様子を見せながら、一折りずつ順に教えていきます。すぐに、「どうやるの?」「わかんないよ〜」という声があがります。指導する先生は大変ですが、教室内では子ども同士で教えてあげる姿も見られました。(写真下)
 使った折り紙は、小さいタイプのものを使いました。出来上がりは、折り紙1枚でアジサイの花びら1つ分です。画用紙にアジサイの花を咲かせるには、同じものをたくさん折らなければなりません。1枚できたらクリアファイルにしまい、2枚目、3枚目…と折り続けていきました。来週は、今日折ったアジサイの花びらの他に、葉っぱを作って貼り絵にしていくのだと思います。完成する頃には梅雨入りしていて、ちょうど季節に合った掲示物ができそうです。

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