7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

3月1日(金)

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 5年生は、外国語の授業で「Who is your hero?」という学習をしています。自分のあこがれの人について紹介し合う学習単元です。
 「Who is your hero?」(あなたのあこがれの人は誰ですか?)と聞かれたら、「My hero is 〜」とあこがれの人を伝えます。続いて、「Why is he your hero?」と理由を聞かれるので、「He is 〜」とあこがれている人のすばらしいところを説明します。
 まず、2人で行うこの話型を、担任の先生とALTの先生とで見本を見せていました。担任の先生が例示したあこがれの人は、プロバスケットボールの選手でした。また、「hero」は有名人でなくても、自分の家族など身近な人を挙げても良いように、「father」の例も示しました。(写真上)
 子ども達は、どんな「あこがれの人」を考えたでしょう。ワークシートには、タブレットで調べたゲームの主人公の名前やスポーツ選手などが書かれていました。また、「brother(兄)」としていた子もたくさん見られました。自分のお兄さんにあこがれているというのは、とても微笑ましいことです。
 今日は、6年生の各クラスに図工の授業がありました。3学期に制作していた「わたしはデザイナー」という題の木工作が終了し、いよいよ学年末のまとめの段階になりました。今週と来週の図工の時間で、「図工アルバム」を作ります。
 図工の学習では、今までもよくタブレットを活用してきました。今回の図工アルバムは、1枚は今までの図工作品の写真で構成され、もう1枚は「ミニアルバム」として学校の様子を撮った写真で構成することになります。(両方を合わせて、パウチして完成予定とのこと。)
 今日は、ミニアルバムに取り入れる写真をまず撮りに行きました。学校の中や校庭に出て、思い出に残したい写真をタブレットに収めていました。校庭では、やはり三角すべり台が被写体として人気だったようです。学校のきまりとして、滑ることができるのは低学年まででしたが、旭町小の象徴となっている遊具です。やはり、思い出に残したいという気持ちがわいてくるものです。(写真中)
 ちなみに…昨日の昼休み、12月に行った「年末ジャンボ宝くじ集会」の3等に当たった子の景品として、三角すべり台が使われていました。それだけ「特別感のある物」となっている場所でもあります。
 6年生は、あと2週間でタブレットを返却することになります。タブレットは、練馬区から貸与されたもので、卒業前に返すことになっています。(次年度に入り、新1年生がそれを使うことになります。)
 5年生の音楽の授業で、「国歌 君が代」の練習をしていました。小学校では、どの学年の音楽の教科書にも「君が代」が載っていて、校歌とともに指導する内容に含まれています。
 5,6年生は、来週から卒業式に向けた練習が始まります。卒業式では、開式後すぐに「国歌斉唱」があります。5年生にとっては初めての卒業式参加なので、きちんと歌えるように指導しておく必要があります。
 最初に、「君が代」の歌詞の意味について教えていました。「細石(さざれいし)の 巌(いわお)となりて」は、「細かい石が集まって大きな岩となる」ということを意味しています。そして、「苔のむすまで」は、「その岩に苔が一面におおうほどの永きにわたるまで」という意味です。
 君が代全体を通じて、国の平和と繁栄が続くようにという願いが込められています。教科書には、歌の意味を伝えるとともに、「誇りをもって歌いましょう。」とも書かれています。さらに、「世界の人々も、自分の国や地域の平和や発展を願い、誇りをもっています。互いにそのような気持ちを尊重し合うことが大切です。」とも書かれています。(写真下)
 来年度は、4月8日(月)に入学式があります。今年の5年生は、コロナ禍前のように全員が入学式に参加することになっています。もちろん、入学式でも国歌斉唱があります。

2月29日(木)

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 5年生は、国語の時間に「大造じいさんとガン」の学習をしています。人物像や物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりする力を育成する物語教材です。ガンの群れを統率している「残雪」と呼ばれるガンと、猟師である大造じいさんとのかかわりが、美しい情景描写とともに書かれた物語です。作者は、椋 鳩十(むく はとじゅう)さんです。「マヤの一生」や「片耳の大鹿」など、動物文学を多く残しました。
 1組では、山場となる場面での大造じいさんの気持ちの変化から、作品の主題は何かを考えさせていました。仲間を必死で助けようとした残雪の姿に、大造じいさんは心をうたれて銃口を下ろします。さらに、傷を負った残雪に大造じいさんが近寄ると、残雪は最期を感じて威厳をもってにらみつけてきました。その様子を見て、大造じいさんの心は大きく揺れ動いたのでした。
 主題について考えていた子ども達からは、6通りの考え方が出てきました。生き物の大切さなのか、人と動物の友情なのか、仲間を守るための勇気なのか…意見は様々だったようです。(写真上)
 中休みに、3年1組の子ども達がタブレットを持って外に出てきました。3年生は、国語の時間に「わたしたちの学校じまん」という学習をしています。相手や目的を意識して、「理由や事例を挙げて話を構成する力」と、相手を意識しながら、「伝わるように工夫して話す力」の育成をめざした「話すこと・聞くこと」の学習単元です。
 まず、旭町小の自慢したいところを決め、それをどのように伝えていくかを考えさせていきました。三角すべり台やサクラ草など、学校の特徴となるものを子ども達はいくつか考えついたようです。自分が紹介したい学校自慢を、中休みにタブレットで写真に収めていました。
 中庭に出て写真を撮っていた子ども達もいました。確かに、中庭にあるビオトープは、旭町小の自慢できるものの一つです。四季を通じて様々な生き物を観察することができる水辺になっているので、低学年を中心によく観察に来る場所でもあります。
 今日、初めて気が付きました。池の中に、ヒキガエルの卵が産みつけられていたのです。きれいなゼラチン質の管におおわれて、黒い粒々の卵がずらっと連なっていました。まだきれいな感じからすると、産み付けられたのはごく最近です。先週の暖かさで冬眠から覚めたのかもしれません。しかし、一週間前に池を見回った時にはまだ産み付けられていなかったので、今週に入ってからのことだったのでしょう。
 先生が手で卵をすくったところを、タブレットで写真に撮っていました。周りで見ていた子ども達が、「先生、早く手を洗った方がいいよ。」と心配していました。カエルの卵を手で触ること自体が信じられないといった感じなのでしょう。無理に触れとは言いませんが、このぐらいのことはできる子に育ってほしいものです。(写真中)
 3校時に、3年1組で「ヌチヌグスージ 命の祭り」という資料を使った道徳の授業がありました。生命は過去からつながっていることを知り、生命を大切にしようとする心情を育てる内容です。
 「ヌチヌグスージ」とは、沖縄で行われている「命の祭り」のことです。先祖の墓の前で、感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事です。初めて沖縄にやってきた「コウちゃん」は、島の人たちが墓の前で行っているお祭りを見て驚きます。その様子を見ていた島のおばあちゃんから、命は父と母から受け継いだものであり、さらには祖父母や祖父から受け継いだものであること、そして、数えきれないほどのご先祖様がいて、そのうち1人でも欠けたら今の自分は存在しないという話を聞きます。島のおばあちゃんから話を聞いた「コウちゃん」は、空に向かって高く手をふり、大きな声で「命をありがとう!」と言います。
 これは、絵本から引用されて教科書に載った資料です。命は、自分の前にも後にも、ずっと繋がっていくかけがえのないものです。沖縄の人々の、命を大切にする考え方がぎゅっと詰まったお話です。普段の生活の中では、自分自身が奇跡の存在であるということは意識していません。しかし、よく考えてみるととても神秘的であり、長い歴史の上に自分がいることに気がつきます。今、自分が生きていることに感謝しなければならないと、改めて気づかされる話です。(写真下)

2月28日(水)

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 2校時に、教育アドバイザー訪問がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、初任の先生に対しては毎学期1回ずつ位置付けられています。今回も、前任の道山校長先生に教育アドバイザーとして来ていただきました。1年2組の道徳の授業を参観し、指導・助言をしていただきました。
 2組で行っていたのは、「『すき』からうまれた『そらまめくん』」という授業でした。「個性の伸長」について学ぶ授業でした。「そらまめくん」シリーズの絵本の作者である「なかや みわ」さんについてのお話です。なかやさんは、子どものころから「思い浮かべること」と「絵を描くこと」が好きでした。それを生かして絵本作家になったそうです。
 授業の導入として、子ども達を集めて「そらまめくんの ぼくのいちにち」という絵本の読み聞かせをしました。そらまめくんシリーズは、子ども達みんなが大好きな絵本です。すぐに本の世界に入り込んでいきました。
 今日の学習が、この絵本の作者のなかやさんであることを伝え、続いて教科書の資料を読みました。(写真上)教科書の最後のページに、「自分の好きなことをするのは、とても楽しいことです。好きなことをすると、力がわいてきます。」というなかやさんのメッセージが書いてあります。このことを受けて、子ども達に「自分の好きなこと」や「その時の気持ち」をワークシートに書かせていきました。そして、クラスの友達と自分の好きなことを紹介し合う活動を行い、得意なことや好きなことを伸ばしていこうとする気持ちへと高めていきました。
 1年生は、国語の時間に「ずうっと、ずっと、だいすきだよ」という物語教材の学習をしています。1,2学期にも物語教材がいくつかありましたが、今回の「ずうっと、ずっと、だいすきだよ」は、ちょっと違った内容です。主人公の「ぼく」と犬の「エルフ」との楽しかった思い出だけでなく、エルフが老いて死んでいく様子、さらには後日談までが描かれています。そのため、子ども達がこの物語に接すると、「温かい気持ち」や「悲しい気持ち」など、様々な感じ方をしていきます。
 「ずうっと、ずっと、だいすききだよ」のクライマックスは、「エルフ」が死んでしまい、家族みんなで悲しむ場面です。「みんな泣いて、肩を抱き合った。」と書いてありながら、続けて「ぼくだって、悲しくてたまらなかったけど、いくらか気持ちが楽だった。」と書かれています。ここで、「なぜ、ぼくは『気持ちが楽だった』のだろう?」という疑問がわいてきます。「大好きなエルフが死んでしまったのに、悲しくないのはおかしい。」と子ども達は考えるでしょう。
 この物語の最後に、こう書いてあります。「だって、毎晩エルフに『ずうっと、大好きだよ。』って、言ってやっていたからね。」・・・今までぼくは、エルフにできることは全部できたから、家族より後悔の気持ちがないということが分かります。ただし、これは決してエルフが死んでしまって悲しくないということではありません。(写真中)
 またまた1年生の話題です。5校時に、視聴覚室に学年全員が集まり、副校長先生の授業がありました。来週月曜日に行われる幼稚園・保育園との交流会に向けて、オリエンテーションが行われていました。当日は、2校時に旭幼稚園と、さらに3校時には旭町保育園と旭町第二保育園の年長さんを迎えて交流会を予定しています。
 もうすぐ2年生になる心構えから、交流会を楽しみにやってくる子ども達を温かく迎えられるように話をしました。そして、各自が実行委員になり、自分の役割りをしっかり果たせるように計画していくことを指導しました。
 実行委員は、3種類あります。「体育館で、園児たちと一緒に遊ぶことを計画する実行委員」、「1組の教室で行う、旭町小クイズを考える実行委員」、「2組の教室で1年生にならせてあげる実行委員(ランドセルを背負わせてあげたり、道具箱の中を説明したりします。)」の3つです。全員がどこかの実行委員に所属し、みんなで計画を立てていくことになりました。
 実行委員として活躍するのは初めての子ども達です。さあ、どんな交流会になるか、今からとても楽しみです。子ども同士で話し合うので、ああでもないこうでもないと、なかなか決まらないこともあるでしょう。しかし、それが子ども達にとって大切な経験です。幼保小の交流会は、園児たちのためでもあり、1年生の子ども達の学習の場でもあります。
 なぜ、この授業に副校長先生がかかわったかというと・・・特別活動の専門であるからです。管理職も自分の専門分野を中心に授業に入り、教員の指導力向上にかかわるようにしています。(写真下)

2月27日(水)

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 3,4校時に、体育館で「6年生を送る会」がありました。昨年は感染症対応のために低学年と高学年に分かれて、体育館の人数を制限しながらの実施でした。今回は、4年振りにいつも通りの方法で行うことができました。
 全校児童が体育館で待っている間、2階の渡り廊下では、1年生が6年生に手作りのペンダントをプレゼントしていました。6年生に喜んでもらおうと、クラフト粘土に絵の具で色を付けながら、一生懸命作ってきたペンダントです。6年生の表情が一気に笑顔になりました。
 代表委員の司会で、6年生を送る会がいよいよ始まりました。ペンダントを首にかけて、6年生と1年生が手をつなぎながら花のアーチをくぐって入場してきました。6年生がステージ前のひな壇に座り、それを取り巻くように他の学年が並びました。(写真上)
 6年生を送る会の一番の見どころは、何と言っても各学年の出し物です。3学期に入ってから、どの学年も出し物の構成を考え、練習をしてきました。特に今回は、音楽的な内容の出し物に挑戦した学年が多く、音楽専科と連携して取り組んできた様子がよく分かりました。「感謝の気持ちは、成長した自分たちの姿をしっかり見せることで伝えよう。」と話してきただけに、内容もさることながら、発表態度まできちんと練習してきたことが伝わってきました。
 1〜5年生の出し物が終わった後、集会委員会による「全校ゲーム」がありました。ゲームは、「猛獣狩り」を行いました。リズムに合わせてダンスを踊りながら、動物の名前の文字数に合わせて仲間を集めるゲームです。今回は、「6年生が必ず入ること」というルールになっていたため、体育館中大騒ぎをしながら楽しめました。
 次に、6年生から5年生への「引き継ぎ式」を行いました。代表児童が前に出て、マーチングの指揮杖とたてわり班セット、そして校旗の引き継ぎをしました。旭町小では、毎年6年生から5年生に全校の前で引き継ぎ式を行っています。旭町小の伝統を引き継ぐ意味合いがあり、4年生以下の学年の子ども達が見守っているということも重要ポイントです。先ほどまでの全校ゲームの賑わいがうそのように、体育館がしんとした厳かな雰囲気になりました。(写真中)
 プログラムの最後は、6年生のお礼の出し物です。「僕らまた」の合奏とボーカルをミックスした出し物は、小学校でのいよいよ最後の学年発表として、在校生の心に刻まれたことでしょう。
 今日は、続けて「お別れ給食会」も行いました。たてわり班ごとの教室に集まり、みんなで一緒に給食を食べました。たてわり給食は、7月と12月にも行ってきています。この一年間、全校遠足やたてわり班遊び、たてわり給食を通じて、子ども達はすっかり仲良しになりました。
 給食を食べた後、5年生から6年生に「メッセージカード」をプレゼントしました。全校遠足で撮った班の写真と、たてわり班全員のメッセージを綴じて、5年生が作りました。6年生が、少し照れくさそうにお礼のあいさつをしていたのが印象的でした。(写真下)
 一日を通じて、6年生の卒業を祝う気持ちが高まると同時に、それぞれの学年の成長をしっかり感じ取ることができました。

2月26日(月) その2

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 1年2組で図工の授業がありました。1年生は、「1年間を振り返って、学校の思い出を絵に描こう」という学習をしています。先日、1組でクレヨン画を描いている様子をお伝えしました。今日、2組の教室では、絵の具を使った仕上げをしているところでした。
 絵の具セットを使うのは、久し振りのことのようでした。最初に、動画を子ども達に見せて、絵の具の基本的な使い方の復習から始めました。水入れに入れる水の量や、水入れの「部屋」の使い方、絵の具をパレットに出す量、筆につける水の加減…と、1年生に分かりやすい動画がYouTubeにあるようです。(便利な時代になりました。)
 描いている絵は、もうすぐ入学してくる新1年生のための学校紹介として掲示されます。みんなで手分けをして、この一年間の思い出の絵を描いています。クレヨンで人物などを描いてあったので、今日の絵の具は背景を塗るために使いました。2時間かけて、絵の具とクレヨンを使った素敵な絵に仕上がりました。(写真上)
 3校時に、6年1組で保健の授業がありました。「飲酒の害」についての授業でした。6年生の保健領域では、「病気の予防」について学習をします。その中でも、喫煙・飲酒・薬物の害について詳しく学んでいきます。薬物は絶対にいけないものですが、喫煙や飲酒については、身近な大人が日常的に体に取り入れているものです。どうして未成年が体に取り込んではいけないのか…ということを保健の時間に学びます。
 まず、多量の飲酒によって、体にどのような影響が出るのかということについて学習しました。「脳が縮む」「肝臓の病気になる」「胃の病気になる」「血圧が高くなる」「糖尿病になる」「がんになる」等々…次々と恐ろしい影響があることが教科書にも書かれています。ただし、これは「毎日多量に摂取した場合」であり、さらに「長期間続けた場合」のことです。また、その人の体質にもよります。しかし、健康に良くないことは明らかであるのと、未成年者では少量でも健康を害するということはしっかり覚えておかなければなりません。(写真中)
 加えて、薬物やタバコ同様に、飲酒には「依存性」があるということが恐ろしさの一つになっています。教科書では、飲酒による事件や事故が社会問題になっているということにも触れています。
 5年生は、家庭科の時間に「食べて元気! ご飯とみそ汁」という学習をしています。先週のご飯の炊き方の実習に続き、今日は1組が味噌汁を作る実習を行いました。
 味噌汁の味の決め手は、何と言っても「だし」です。各ご家庭では、どのようにだしを取っているでしょうか? 子ども達に聞いてみると、「だしの素を使っている」という子がほとんどでした。手軽に作ることができるので、とても重宝します。
 調理実習では、きちんとだしを取るところから始めます。(教科書では煮干しを使う例を紹介していますが、今日は昆布を使っていました。)具材は、豆腐とわかめを入れました。これも教科書には様々な具材(大根やネギ、油揚げ)を使った調理例が載っています。具材を煮込んだ後は、味噌を溶き入れて完成です。子ども達は、本格的にだしを取って作った味噌汁を大切そうに味わっていました。(写真下)
 味噌汁は、日本食にはなくてはならない汁物です。子ども達には、だしのおいしさがわかる大人になってもらいたいものです。また、味噌汁にはいろいろな具材が使われ、季節や地方によって無限にそのバリエーションがある、すばらしい文化とも言えます。ぜひ家庭でも、煮干しを使ってだしを取らせたり、包丁を使って他の具材を使ったりという経験をさせてみてください。

2月26日(月) その1

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 全校朝会は、体育館で行いました。今日は、「努力はたし算、協力はかけ算」という話をしました。
・・・今週の木曜日は、2月29日です。2月は28日までしかない年が多いのですが、今年のように29日まである年を閏年(うるうどし)と言います。閏年は4年に1回あり、その年の夏にはオリンピック・パラリンピックが開かれます。今年は、7月から8月にかけて、フランスのパリで開催されます。
 ところで、なぜ4年に1回、閏年が必要なのでしょうか。通常の年では、1年は365日と決まっています。一方、閏年は1日多い366日になっています。これは、太陽の周りを地球が1年で1周していることと関係があります。正確に言うと、地球は太陽の周りを365日と6時間かかって1周しています。ちょうど365日で1周しているわけではないのです。1年を365日のままにすると、元の地球の位置から6時間分遅れて1周していることになります。その遅れが、2年間で12時間、3年間で18時間、そして4年間で24時間、つまり4年間で1日分地球の位置がずれてしまいます。そこで、1年を366日にする閏年が必要になるというわけです。
 さて、今日は「努力はたし算、協力はかけ算」というお話をします。たし算は1年生から習っています。かけ算は2年生から習っていますよね。まず、「努力はたし算」についてです。これは、「小さな努力でも、それを続けていけばたし算の答えのように大きくなっていく」ということを言っています。例えば、漢字のプリントを毎日1枚ずつやったとします。3日間続ければ、1+1+1で3枚になります。読書の時間に毎日10ページずつ読んだとしたら、10+10+10で30ページ読んだことになります。リコーダーや鍵盤ハーモニカの練習も、楽譜の1小節ずつを毎日吹けるように努力していったら、1+1+1・・・と続けていき、いつかは何小節もある曲が演奏できるようになるのです。苦手なことは誰にでもあります。でも、苦手なことでも毎日少しずつ努力を積み重ねていけば、必ずできるようになります。努力した結果は必ず増えていくという、「努力はたし算」の言葉を信じてがんばりましょう。(写真上)
 さあ、次は「協力はかけ算」についてです。かけ算は、たし算よりも大きな結果が得られます。3人の子が2倍ずつがんばって協力したとしたら、2×2×2で8になります。今まで、運動会など学年全体で力を合わせる時に、みんなは経験したことがあるはずです。全員で力を合わせてがんばった時に、一人一人がもっている力の何倍もの成果が得られるということを今でも覚えているでしょう。「協力はかけ算」のかけ算の力は、とても大きなものになるのですね。でも、協力するということは、全員ががんばらないと協力になりません。先ほどの2×2×2の協力で、一人の子が協力しないで0だったとしたらどうなるでしょう。2×2×0は、0になってしまうのです。「自分一人くらいやらなくてもいいよ」とか、「誰かやってくれるからいいさ」という気持ちでいたら、0になってしまうのです。逆に、一人一人が同じ気持ちで協力し合えたなら、たし算よりももっともっと大きなかけ算の力になるわけです。(写真下)
 ちょうど今は、明日行う6年生を送る会に向けて、どの学年も出し物の準備を進めてきているところです。一人一人の努力はたし算で大きくし、そして学年全体の協力では、みんなの力を合わせてかけ算の力になるようにがんばってください。・・・
 続いて、区の連合図工展出品証の表彰と、都の図工展に選出された児童の表彰を行いました。

2月22日(木)

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 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語教材の学習をしています。教科書にこの「海の命」が扱われるようになって、もう30年近く経ちます。4年生の「ごんぎつね」とともに、国語の定番教材になった感があります。
 父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい読み取りの課題になります。そこには、「人間と自然との共生」が大きなテーマとなっていて、題名の「海の命」がヒントとして浮かんできます。
 作者は立松和平さんです。自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる物語を多く残した人でした。6年生の廊下には、立松和平さんの「〜の命」シリーズの本が展示してあります。(山の命、川の命、田んぼの命…など)
 ところで、1組では今日からこの物語の学習に入りました。今日、提示された学習のめあては、「太一のモノローグを創ろう」でした。そのための手立てとして、「考え方…会話や行動、描写を関連づけて」、「身につける力…物語の全体像をとらえ」、「表現…『太一のモノローグ』で太一の生き方を伝えよう」ということが黒板に示されていました。
 指導しているのは、本校の新人育成教員をしている先生です。普段は1年生の教員の指導をしていますが、時々校内の若手教員の指導にも携わってもらっています。先日までは、5年生の「大造じいさんとガン」の単元を指導していただきました。ベテラン教員が率先して授業の進め方を示すことで、多くの若手教員の力になっています。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。金属の温まり方を学習し、さらには水の温まり方についても実験をして確かめてきました。今日は、2組の子ども達が「空気の温まり方」についての実験をしていました。(写真中)
 空気の温まり方を調べるために、まずビーカーの中に線香の煙を入れて、アルミホイルで蓋をします。次に、インスタントカイロをビーカーの下に置き、そこを熱源として中の空気の温まり方(対流の様子)を調べます。…というように、教科書には、「インスタントカイロ」を熱源として使う実験が示されています。今日は、カセットコンロの火でビーカーを熱していました。しかし、煙の対流がなかなか見えにくかったようです。(横から光を当てたり、示温シートを使うと分かりやすい。)
 空気は、温まった空気が上の方に行き、次第に全体へと対流していくという温まり方をします。石油ストーブのような昔の暖房器具があると分かりやすいかもしれません。部屋の中の天井付近と床近くの温度を、時間を追って測ってみると、温度の違いがはっきりするはずです。
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。1組の教室では、円周が直径の何倍になるのか、実際に測定して求める活動を行っていました。
 スズランテープや乾電池、プリンカップなど、円筒形をしているものを各班に渡し、それぞれの直径と円周(周りの長さ)を測っていきました。円周は巻き尺を使って測り、直径は定規を正確に当てながら求めました。(写真下)
 測定値を基に、「円周÷直径」を計算します。すると、「3.1」という数字が多く出てきました。つまり、円周は直径のおよそ3.1倍になるということが分かりました。最後に先生から「円周が直径の何倍にあたるかを示す数値を「円周率」と言い、「3.14」を使うということを教わりました。
 算数の知識は、一方的に教師が教えればすぐに済みますが、実際に子ども達に確かめさせるところが大切です。

2月21日(水)

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 6年生は、理科の時間に「私たちの生活と電気」という学習をしています。生活の中の電気について振り返り、電気エネルギーはつくること、蓄えること、使うこと、変換することなどができることを学習していきます。さらに単元の終わりには、プログラミング学習を体験させることにもなっています。本校では、MESH(メッシュ)という教材が用意してあり、プログラミング学習を指導しています。
 現在の小学校の学習指導要領において、プログラミング教育が柱の一つになっています。これは、プログラミングのための新たな教科ができたのではなく、各教科での学習の中で指導することになっています。プログラミング的な思考を育むことは、今までの小学校教育の中にも無数に含まれていました。その中でも、必修化されているものの一つに6年生のこの単元があります。
 MESHは、ソニー株式会社が開発した、さまざまな機能をもった小さな「電子タグ」です。USBメモリを一回り大きくしたような形状で、タブレット上のアプリでプログラミングを体験することができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映されます。
 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさセンサーや人感センサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」、「人が来たら電気がつく、人がいなくなったら電気が消える」というプログラミングは、日常の様々なところの電化製品でも使われています。子ども達は、タブレットの画面上でプログラムを組み、実際にLEDが点灯・消灯するかを確かめていました。(写真上)
 3年生は、総合の学習の時間に「地域のすてきを発信しよう」という学習をしています。今日は、地域にある工場を代表し、アカオアルミ工場の方々に出前授業をしていただきました。
 アカオアルミは、旭町3丁目に本社工場があります。昨年度は直接工場に行って見学をさせていただきましたが、今年は人数制限がかかったため出前授業という形になりました。
 創業が1947年5月ということなので、今年で77年目になります。つい何年か前までは、1円玉の素になるアルミ片を製造していました。現在も様々な製品の原料となるスラグ素材をたくさん作っています。スラグ素材は、圧延板を金型で打ち抜いて製造するアルミ片です。いろいろな会社から注文が入り、それに合わせた形状を作って出荷しています。
 工場内は、アルミの原料を溶かす工程(鋳造)と、アルミの板に延ばす工程(圧延)、そして丸く型抜きする工程(特品)の3つの部門に分かれているそうです。動画を使いながら、分かりやすく説明していただきました。(写真中)
 また、アカオアルミでは、フランスとの交流も積極的に行われているようです。直売会では、フランスから取り寄せたジャムやお菓子、ワインなどを販売しているそうです。次回の工場直売会は、3月9日(土)に行われるとのことでした。
 せっかく学区内にある工場なので、実際に目で見て学習することが大切です。今回は、学年全体の人数制限がかかり、工場見学ができませんでした。来年は、クラスごとに日程を分けて、直接工場に行って見学ができるようにしたいと思います。
 北校舎1階(児童玄関を入って左側)に、立派なお雛様が飾られました。旭町小には昔からお雛様がなかったので、どこかから譲ってもらえないかと思っていたところでした。先週、本校の主事さんが、家にあったお雛様を学校に運んできてくれました。
 「だいぶ昔のお雛様だから…」と言っていましたが、その方が長年にわたり大切にされてきたという気持ちが人形から伝わってくるものです。休み時間に集まってきた子ども達は、一体一体の人形を食い入るように見ていました。(写真下)
 最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。2週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は久し振りに並べてもらったようで、どこかホッとした表情に見えました。

2月20日(火) その2

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 4校時は、高学年への公演でした。プログラムは、「スイミー」と「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」、「きょうは なんのひ?」でした。
 「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」は、イギリスの科学絵本です。私たちの身の回りにいる、目に見えない小さな微生物を取り上げた内容です。人の暮らしとの関わりや、自然界での大きな役割についても紹介しています。その不思議な世界をのぞき込むようにつけられた音楽が、とても印象的に響いてきました。
 「きょうは なんのひ?」は、両親の結婚記念日をお祝いしようとする子どもの気持ちが描かれた絵本です。次々と手紙をたどっていくと、最後に素敵な贈り物が…親子の温かな心の交流が、朗読と音楽とで表現されていました。
 今日、参加してくれたたんぽぽの会のメンバーは、7名でした。それぞれに専門の楽器があります。フルート、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、ファゴット、サクソフォンです。(もう一人は、ジャズボーカルの専門です。)公演日に都合のつく学生で組織するため、日によっては違った楽器編成になります。それをリーダーがまとめ上げ、当日に備えています。
 また、ピアノや打楽器、効果音等もみんなで分担するとともに、朗読も重要になります。絵本の朗読のすばらしさは、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の伝統です。たんぽぽの会がスタートしたのは、14年ほど前のことでした。国語を専門とする元小学校の校長先生が、学生たちを指導したことから始まりました。その後、私が着任した学校に毎年来てもらうようになりました。学生たちは、卒業すれば当然入れ替わっていくわけですが、初期の頃の精神は変わらず受け継がれています。
 子ども達の笑顔を見て、きっと学生たちもこの活動を続けていこうという気持ちが高まったことでしょう。

2月20日(火) その1

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 3,4校時に、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の公演がありました。たんぽぽの会は、洗足学園音楽大学の公認サークルです。絵本の読み聞かせと生演奏を合わせた公演内容で、子ども達をすばらしい本の世界へと導きます。音楽大学の特性を生かし、毎回様々な楽器を専門にする学生が意欲的に取り組んでいます。大学のある川崎市や都内の学校を中心に、いろいろな絵本の世界の楽しさを伝える活動をしています。
 3校時は、低学年への公演でした。最初に、「メヌエット ト長調」の演奏がありました。この曲は、バッハの作品として有名でしたが、現在ではペツォールトという人が作曲したとされています。(「ラヴァース・コンチェルト」として、ポピュラーソングにもなりました。)
 低学年のプログラムは、「スイミー」と「おおきなかぶ」、「ずーっと ずっと だいすきだよ」でした。どれも1,2年生の国語の教科書に載っているお話です。スクリーンに本のタイトルが出るたびに、「知ってる、知ってる。」という声が聞こえてきました。ところが、たんぽぽの会の公演を通してお話を聞くと、また違った印象になるから不思議です。スクリーンに映し出される絵と朗読、さらにその場面に合わせた音楽が特別な効果を生むからです。スイミーでは、効果音を表現する楽器がいくつか登場しました。後で、子ども達にその楽器の紹介もしてもらいましたが、みんな興味津々だったようです。
 「おおきなかぶ」では、先生たちも登場しました。おじいさん、おばあさんの他に、孫娘と犬、猫、ねずみ役が次々と現れて、みんなで一緒にかぶを引き抜くことになりました。そこで、子ども達も参加して応援します。楽しいリズム打ちと、「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声をかけながら、みんなで応援しました。
 「ずーっと ずっと だいすきだよ」は、ちょうど1年生が国語の時間に取り掛かり始めている教材です。(ちなみに、国語の教科書では、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という表記です。)この物語は、言葉に出して気持ちを伝えることの大切さを描いています。音楽の効果もあり、ちょっとしんみりとした気持ちで終わりました。
 最後に、楽器の紹介をしてもらいました。それぞれの楽器の音を聞かせるためにメロディーを吹くと、自然に歌声がし始めました。子ども達にとって、目の前で生演奏が聴けるということは、心に響くすばらしい経験だったのでしょう。

2月19日(月) その2

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 3年生は、国語の時間に「これがわたしのお気に入り」という学習をしています。「書くこと」を中心にした学習で、自分のお気に入りの作品を紹介する文章を書き、クラスの友達と読み合って感想を伝え合う活動につなげます。ます、題材として図工の時間などに作った作品を思い出させます。そして、友達に紹介したいお気に入りの作品について選ぶ中で、作品のよさや紹介したい理由を明確にしていきます。
 教科書には、図工の時間に作った小物入れについて書かれた文章が参考に掲載されています。そこには、なぜその作品を選んだのか、「紹介したい理由」が詳しく書かれています。子ども達は、その書き方を参考にしながら文章を考えていきました。(写真上)
 国語の時間では、縦書きで書くのが普通です。もちろん、国語のノートも縦書きです。しかし、この単元では「横書き」の作文例になっています。他の学年でも、時々国語の単元に横書きの題材が登場する場合があります。これは、「文章を書く」ということが、様々な教科で活用される場合を考えてそのようにしているのだと思われます。例えば、今回のような作品の紹介文は、図工の時間や総合の学習などで扱われることが考えられます。そのため、横書きが適しているということなのでしょう。
 5年生は、来週火曜日のお別れ給食会に向けて準備を進めています。3,4校時に体育館で6年生を送る会が行われた後、続けてお別れ給食会があります。たてわり班の教室に行き、1〜6年生で一緒に給食を食べ、一年間お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えます。
 2組では、当日、自分のたてわり班の6年生にプレゼントとして渡す「メッセージカード」の準備をしていました。昨年までは色紙にまとめていましたが、一人あたりの書くスペースがかなり限られていました。また、低学年の子にとっては、小さな文字で書くのが大変でもあったので、メッセージカードに変更しました。1〜5年生が一人ずつ6年生に向けて書いたメッセージと、5月の全校遠足で撮った集合写真を一緒に綴じ込んであります。自分の班の6年生に気持ちよく受け取ってもらえるように、表紙をきれいに飾り付けて仕上げていました。(写真中)
 5年生はこの他にも、お別れ給食会での司会進行をします。その時の役割分担を決めたり、班のみんなで行うゲームを考えたりもしています。6年生を送る会も含めて、来週は5年生が先頭に立ってがんばる姿がたくさん見られそうです。
 5年生の3学期の家庭科では、ご飯と味噌汁を作る調理実習があります。今日は、1組がご飯の炊き方の実習を行っていました。
 まず、米を量ってから洗う作業を行いました。教科書には、「軽くかき混ぜながら、3回くらい水をかえて洗う。」と書いてあります。昔は「米を研ぐ」ことを指導していました。しかし近年は、精米技術が進歩したことにより、お米の表面にぬかはほとんど残らなくなりました。ですから、昔のようにしっかりと研ぐ必要はなくなり、力を入れずに「洗うように研ぐ」方が、ご飯がおいしく炊けるようになりました。そのため、教科書でも「洗う」という表現になったのかもしれません。(しかし、最初に入れた水は早めに捨てないと、ぬかのにおいがついてしまうので要注意です。)
 家庭科室にはガラス製の鍋があり、いつも5年生はこの鍋を使っています。ご飯が炊けていく様子を観察しながら火加減を調節することができるためです。沸騰してきたら火を弱め、水分が引くまで弱火を保ちます。最後は、火を消してから10分ほど蒸らして完成です。
 どのグループもとても上手に炊けていました。炊き立てのご飯をしゃもじでほぐし、各自が用意した茶わんによそっていきました。最初はなにもかけずに、白米のおいしさをじっくり味わいました。(写真下)
 各家庭では、炊飯器でご飯を炊くことがほとんどだと思います。しかし、米を量り取ったり洗ったりすることは、もうできるようになりました。ぜひご家庭でも、進んで手伝うようにさせてみてください。

2月19日(月) その1

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 今朝は雨が降っていたため、体育館で全校朝会を行いました。「感謝の気持ちを伝えよう」というテーマで話をしました。
・・・来週火曜日に、「6年生を送る会」があります。1か月後に旭町小を卒業していく6年生のみなさんを全校でお祝いするとともに、今までの最高学年としての活躍に感謝の気持ちを伝える会です。「6年生を送る会」は、3学期に全校で行う行事の中で、最も大切な取り組みです。
 今、「6年生に感謝の気持ちを伝える会です」ということを話しました。「感謝」というのは、「人からしてもらったことに対して、ありがとうという気持ちをもってお礼を伝えること」を言います。では、その感謝の気持ちを伝えるには、具体的にどのようなことをしたらよいのでしょうか?
 まず大切なのは、「ありがとうございました。」と言葉で伝えることです。それも、きちんと心のこもった「ありがとう」が言えることが大切です。他にも、品物をプレゼントするといったことも感謝の気持ちを表すことになりますが、もっと大切なことがあります。何だと思いますか?
 それは、感謝の気持ちを態度で表すことです。最近の例で言いましょう。先日、5年生が岩井移動教室に行きました。3日目の朝、宿舎の前で閉校式がありました。宿舎の方々に3日間お世話になったことに対して、「ありがとうございました。」と言葉で感謝の気持ちを伝えました。次に、態度で感謝の気持ちを示します。それは、移動教室が終わってからも、5年生のみなさんが毎日学校生活にしっかり取り組むことで伝わります。岩井の宿舎の方々にとっては、3日間の宿泊で得たことをもとに、学校に戻ってからもがんばっているんだなということが伝わり、何よりもそれが一番うれしいはずです。
 感謝の気持ちを態度で表すことについては、2年生のみなさんにも関係する場面が最近ありました。2年生は、生活科の学習で自分の生い立ちについて調べています。家の人に小さかった頃の写真を用意してもらったり、インタビューをしたりして、昔の自分のことをまとめています。自分の成長に気が付き、同時に育ててくれた家の人に感謝する気持ちが大切であるということも分かってきました。「今までそだててくれて、どうもありがとう。」と言葉で伝えることも大切ですが、自分の態度で示すことがもっと重要です。つまり、学校生活も家庭での生活においても、「自分でできることは自分でやる」とか「苦手なことにも挑戦していく」というように、立派な態度に変えていくのです。そのようにがんばる姿を見たら、きっと家の人はうれしい気持ちになるでしょう。それが感謝の気持ちを伝えるということなのです。
 さあ、全校で行う「6年生を送る会」まであと1週間です。学年で出し物の準備を進めていく頃になりました。自分たちの出し物をしっかり練習し、一人一人の成長が分かるように態度で示すようにしてください。見ている6年生のみなさんに、「立派に成長したな」と思ってもらえるような出し物にしていきましょう。それが本当の感謝の気持ちを伝えることにつながります。
 一方、6年生のみなさんもお礼の出し物があり、しっかり練習しておくことが大切です。当日は、全校児童の他に、校内全ての先生方や6年生の保護者の方々が見に来ます。6年生の出し物を通じて、体育館に集まった全ての人たちに感謝の気持ちをきちんと伝えてください。つまり、態度で示すということです。みなさんのがんばりに期待しています。・・・
 続いて、先月行われた練馬区連合書写展に出品された子ども達の表彰を行いました。書き初め作品が選ばれた子は、全校で21名いました。名前が呼ばれ、返事をしてステージ前に整列しました。代表で6年生の子に賞状を渡しました。

2月16日(金)

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 1〜4年生の各教室で、毎月定例の図書ボランティアのみなさんによる読み聞かせがありました。2月ということで、鬼や雪(雪の結晶)が出てくる絵本が多く取り上げられていました。
 3年1組の教室では、「ねえ、どれがいい?」(ジョン・バーニンガム 作 松川 真弓 訳)という絵本の読み聞かせをしていました。絵本には、いろいろなタイプのものがあります。じっくり黙って聞くお話もあれば、ページをめくるたびに子ども達の反響がすごいものもあります。「ねえ、どれがいい?」は、断然に後者のタイプの絵本です。
 「もしもだよ、きみんちのまわりがかわるとしたら…。どれがいい?」、そう言って男の子が提示するのは、3つの選択肢です。「大水に浸っている家」と、「大雪にうまっている家」と、「ジャングルに囲まれている家」です。どれも大変なことになっているようなので、どれがいいかと迷ってしまいます。他にも、ジャムだらけになるのと、水をかけられるのと、泥んこになるのと、どれがいいでしょうか。挙句の果てには、「ヘビにまかれる」のと、「サカナにのまれる」のと、「ワニにたべられる」のと、「サイのしたじき」とでは、どれがいいでしょうか? ついに子ども達は「え〜っ!」となります。
 次々に「どれがいい?」と迫られますが、どれも究極の選択というか、ほぼ全部がイヤなものばかりという提案になっています。ですから、「どれがいい?」と聞いているところにこの絵本のおもしろさがあるのです。作者のユーモアが感じられる内容で、昔から読み聞かせでよく使われてきた絵本です。
 「またまた ねえ、どれがいい?」という続編の絵本も出ているようです。きっと、ますます選ぶのに迷ってしまう選択肢が出てきて、子ども達が大いに沸く内容になっているのでしょう。写真は3年1組の様子ですが、お行儀が悪いのではなく、本に夢中になっている姿ととらえてください。(写真上)
 1年1組で、図工の授業がありました。「1年間を振り返って、学校の思い出を絵に描こう」という学習でした。1年生としての学校生活を振り返り、学習や行事で心に残った場面を絵に表現します。描き始める前に、4月に入学した頃から最近の様子までを振り返り、どのような取り組みがあったかを、みんなで出し合いました。
 全校遠足やこども動物園に行ったこと、光が丘公園にどんぐり拾いに行ったことなど、校外学習がありました。また、運動会や展覧会、プール、なわとび、昔遊びなど、たくさんの学校行事や学習で取り組んだ思い出もありました。
 多くの思い出の中から1つ選んでクレヨンで描いていくのですが、なるべくいろいろな場面の絵ができるように、子ども達から希望をとって調整していきました。というのは、完成した絵は、4月から入学してくる新1年生に向けた掲示物として利用するからです。「今度旭町小に入ってくる1年生に、みんなの絵を見てもらうよ。学校で楽しいことがたくさんあるんだなと思ってもらえるように描こうね。」と、意欲づけをしてから画用紙を配りました。(写真中)
 3年生は、国語の時間に「コンピュータのローマ字入力」という学習をしています。3年生は、9月にローマ字の学習を行ってきました。その時に学習したことを利用し、活用する力をつけるのが今回の学習です。ローマ字の学習が4時間扱いであったのと同様に、今回も2時間扱いと大変少ない指導時間です。ちょうど3年生では、様々な授業でよくタブレットを使っています。ローマ字入力に慣れることで、タブレットの操作がより素早くできるようになります。2組では、タイピングソフトを使って、みんなで楽しみながら練習をしていました。(写真下)
 ローマ字には、訓令式と呼ばれる日本式のローマ字と、ヘボン式のローマ字があります。ヘボン式は、日本語表記をラテン文字表記に転写する際の規則で、日本で最も多く用いられているローマ字です。しかし、国語の教科書では、訓令式を教えることになっています。簡単に違いをお伝えすると、訓令式では、「si(し)」「ti(ち)」「tu(つ)」と書きますが、ヘボン式では「shi」「chi」「tsu」と表記します。ただし、パソコンではどちらで入力しても大丈夫なようになっています。
 困るのが、「じ」と「ぢ」を入力する場合です。「zi」でも「ji」でも「じ」と入力されます。「ぢ」を入力したい場合は、「di」と打たなければなりません。同様に、「づ」は「du」です。また、「を」は「wo」、「ん」は「nn」というルールも、ローマ字入力で覚えておく必要があります。
 ちなみに…私は、30年前のワープロ世代の人間です。最初からひらがな入力で行ってきたため、現在もそのままです。(ひらがな入力でも、とても速いです!)

2月15日(木)

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 1年2組で、タブレットの使い方について指導をしていました。1年生の段階では、自分のIDとパスワードを入力して画面を開く程度しか行っていませんでした。今日は、ミライシードの中にある「オクリンク」の機能の使い方に挑戦していました。
 オクリンクは、発表資料やノートの制作に役立つ授業支援ソフトです。本校でも、中〜高学年の教室でよく使われています。自分の考えや意見を画面のカードに書き、提出ボックスに入れると、クラスのフォルダに送られます。そして、クラスの友達が送ったカードをみんなで共有することができます。
 オクリンクを使うと、全員に発表の機会を保障することができます。そして、手を挙げて発表することが苦手でも、タブレットを使うと自信をもって自分の考えを表現することができるという良さがあります。
 担任の先生が、タブレットの操作について一つ一つ教えていくのですが、教室のあちこちでうまくいかない子がいて大変そうでした。学校説明会(3月1日に行います。)でも話す予定ですが、タブレットの導入が始まったものの、指導する側はかなり苦労しています。高学年では有効に活用されている場面をよく見かけます。一方で、低学年にタブレットは必要なのか、区で使っているタブレットの使い勝手はどうか…タブレットが入って3年経ちますが、様々な課題がある状況です。(写真上)
 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習をしています。2組では、区の公共施設の移り変わりについて調べていました。
 練馬区は、昭和22年8月1日に板橋区から分離独立し、23番目の特別区として誕生しました。3年生が教科書として使っている「わたしたちの練馬区」では、現在の場所に区役所ができるまで、開進第三小学校の講堂が使われていたことが記されています。(私も初めて知りました。)
 3年生の教室でも、タブレットを使って学習を進めていました。練馬区のホームページの中に、「練馬 わがまち資料館」というデータベースがあります。その中には、膨大な量の昔の写真が入っています。「風景」「施設」「農業」などのテーマで写真を探したり、区の地域ごとのくくりで探すこともできます。(写真中)
 「光が丘地区」の写真から「旭町」で検索すると、この辺りの昔の写真を見ることができます。その中に、旭町小から西の方角(上練馬公園側)を望む写真が何枚かあります。1955年と書いてあるので、今から70年近く前の写真です。もちろんまだ公園はありません。和光市方面が見渡せ、家もまばらです。のどかな小高い丘であったことが分かります。このすぐ後に旭町小学校が建てられ、まど みちお さんが校歌を作ってくれました。
 また、1965年の旭町小の給食風景の写真もあります。子ども達が楽しそうに給食を食べている様子が写っています。食パンと瓶の牛乳、銀色の食器が使われていたことが分かります。さらに、開校50周年記念の時の写真もありました。校庭で風船を飛ばしている様子や、体育館で式典を行っている様子が写っています。懐かしい・・・この時、私は6年生の担任をしていました。
 3年1組で、「漢字に思いをこめて」という道徳の授業が行われていました。家族を敬愛し、自分も家族の一員であることの自覚をもち、協力してよりよい家庭をつくっていこうとする心情を育てる「家族愛、家庭生活の充実」に関する授業でした。
 教科書には、いつもの物語の資料とは違い、「家族への思いを漢字一字にこめるとしたら、あなたはどの漢字に、どんな思いをこめて伝えたいと思いますか。」と書いてあります。そして、漢字一文字に込めた子どもの作品が4点紹介されています。「待」は、入院しているおじいちゃんへの思い。「遊」は、いつまでも仲よく遊びたいという弟への思い。「陽」は、すてきな名前をつけてくれてありがとうという父母への思い。「星」は、自分の町の夜空の星を見せてあげたいというおばあちゃんへの思いです。(写真下)
 これらを参考にして、子ども達は自分自身の家族に思いを込めて漢字を書く活動を行いました。漢字一文字に気持ちを込めることで、改めて自分の家族のことを考える時間をもつことができました。

2月14日(水)

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 1年生は、国語の時間に「これは、なんでしょう」という学習をしています。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。さらにこの学習では、子ども同士の話に関心をもち、相手の発言を受けて話をつなぐ力をつけることをめざしています。今までは、一人で発表する活動が中心でした。今回の学習では、二人で発表する活動を行います。発表のために、あえて二人で話題や内容を話し合っていくことで、「話すこと・聞くこと」の力を身につけさせていきます。
 さらに「これはなんでしょう」では、クイズ形式の対話の中で、楽しみながら出題・質問・応答のやりとりをしていきます。クラス全体でクイズ大会をすることからも、話す力や聞く力を身につけさせていきます。
 出題する子は、まず1つのヒントを出します。それに対して答える側は、2つまで質問をすることができます。きちんと話を聞いていないと、ヒントで言ったことをまた質問してしまったりします。2組では、ヒント1つに対して2つの質問をし、第4ヒントまで繰り返していました。途中で答えが出るものもあれば、なかなか答えにたどり着かないものもありました。出題する側は、分かりにくいものから分かりやすいものへと、ヒントを出す順も大切になってきます。この一年間で、1年生の子ども達は友達同士でしっかりと話し合いができるようになってきたことが感じられました。(写真上)
 5年生は、図工の時間に「1×4=?」という学習をしています。(算数の授業ではありません。)図工室に行ってみて、「なるほど…」と思いました。
 木版画の授業で、正方形の版木に各自がデザインした模様を描き、彫刻刀で彫っていました。彫り終わった版木を90度ずつ回転させながら紙に印刷すると、つながった模様を描くことができます。版画は、1つの版木を作ることで、何度も同じデザインを印刷することができます。その効果をうまく利用し、模様を広げて表現することに生かしていきます。
 彫刻刀は、各自が用意してきたものを使っています。彫刻刀は、刃の種類によって削れ方に違いが出るので、印刷した時の白黒の表現を変えることができます。そこが木版画の楽しみの1つでもあります。子ども達は両手で彫刻刀をしっかり持ち、ていねいに版木を彫っていました。(写真中)
 3年生は、音楽の時間に鑑賞教材「アルルの女」から「メヌエット」(ビゼー作曲)を聴いています。ハープの伴奏に乗って、フルートの優美な旋律が奏でられる有名な曲です。というよりも、旭町小の子ども達にとって、この曲はとても身近で毎日耳にしている曲です。登校して校内に入った頃、放送委員会の子ども達が流しているのがこの曲です。旭町小の子ども達は、「朝の音楽」としてとらえているかもしれません。ちなみに、以前の学校では、給食を準備する時の音楽として使っていました。
 「アルルの女」は2つの組曲があり、どの曲も親しみやすく、クラシック音楽の入門編にぴったりです。もともとこれらの曲は、劇の付随音楽として作曲されました。(メヌエットだけ、他の歌劇からの引用です。)どれもきれいな曲や華やかな曲ばかりですが、「アルルの女」のストーリー自体は、とても小学生に紹介できないような内容です。
 それはともかく、曲の後半にオーケストラが和音を強奏するところが出てきます。今日、初めて聴いていた3年生は、全員がそこでビクッと体を震わせていました。その部分で初めて「朝の放送の音楽だ!」と気づいた子がいました。(写真下)

2月13日(火)

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 4年生は、理科の時間に「すがたをかえる水」という学習をしています。今日、1組が行っていたのは、水が沸騰した時に出るあわの正体を調べるという実験でした。ビーカーの水の中に漏斗(ろうと)を逆さまにして入れ、あわを集める実験装置をセットしました。漏斗の先に小さなビニール袋を取り付け、最初はしぼませておきます。
 ビーカーの水が温められ、やがて沸騰してくると、ビーカーの底からボコボコと泡が出始めます。そして、みるみるビニール袋がふくらんでいきました。ある程度泡がビニール袋に集まったところで火を止めると、ビニール袋はしぼんでいきます。そして、ぺしゃんこになったビニール袋の内側には、水滴が残っていることが分かりました。(写真上)
 実験を通じて、沸騰した時に出るあわの正体は、水蒸気であるということが分かりました。水蒸気は、水が熱せられて気体になったものです。水蒸気が冷やされると、水に戻ります。
 4年生のこの単元では、「水蒸気」と「湯気」の違いについても学習しています。湯気は、水蒸気が冷えて水の粒になったものを言います。やかんでお湯を沸かした時のことを思い浮かべてみてください。沸騰すると、やかんの口から白い煙のように出てくるのが湯気です。よく見ると、やかんの口先の辺りは透明で、少し離れたところで湯気が見えます。これは、沸騰したお湯から出てきたあわ(水蒸気)が、やかんの外に出てきて外気に冷やされて湯気として目に見える状態になったということです。ですから、水蒸気は気体で、湯気は液体ということになります。
 先週土曜日の全校朝会で、大谷選手から送られてきたグローブをお披露目しました。今日からは、1日ずつ各クラスにグローブを回していき、全校の子ども達に触ってもらいます。今日は6年1組に、グローブとボールをセットで渡しました。グローブが回ってきたクラスは、その日の中休みに体育館でキャッチボールをしてよいことになっています。
 ちょうど6年1組は、2校時に体育館でバスケットボールの授業がありました。体育の後、そのまま体育館に残り、みんなで交代でグローブの感触を確かめ、キャッチボールをしてみました。(写真中)
 今の子ども達の中で、自分のグローブを持っている子はどれくらいいるのでしょうか? 私の少年時代は、ほとんどの男の子がグローブを持っていました。「巨人の星」など、野球漫画が全盛期の頃でもあり、少ないチャンネルでも必ず野球中継があった時代です。その頃の男の子の遊びといったら、もっぱら草野球でした。今のように硬いボールを使って遊んでいても怒られることなく、キャッチボールをしたり三角ベースで試合をしたりして遊んでいました。
 大谷選手から送られてきたグローブを一通り全校に回した後、どのように利用していくかはまだ未定です。少しでも子ども達のスポーツへの関心につながるように考えていきたいと思います。何かよい活用案がありましたら、ぜひ学校までお知らせください。
 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。自分が生まれてから現在までの成長の様子について調べることから、自身の成長には周りの多くの人たちがかかわってきたことに気づかせていきます。そしてさらに、家の人を始め、育ててくれた多くの人たちに感謝する気持ちを育んでいきます。
 1組では、自分が生まれた頃の様子から1,2歳の頃の様子について、調べたことをファイルに綴じながら記録していました。小さかった頃の様子については、家の人にインタビューして調べました。また、小さい頃の写真を用意してもらい、まとめに使っていました。(写真下)
 5〜6年前は、家の人にとってはつい昨日のような出来事かもしれませんが、2年生の子どもには記憶にない頃のことです。実際に家の人から聞いてみると、自分がどんな子ども(赤ちゃん)だったかがはっきりと分かってきます。アンパンマンが大好きだった様子や、お祭りで音楽が鳴るとダンスをしていたこと、プラレールで遊ぶのがお気に入りだったことなど、インタビューからたくさんの情報を得ていました。
 親の我が子への愛情は今も続いているのですが、2年生の子ども達はそこまで果たして感じているのでしょうか。今後も、現在の自分の成長までをしっかり振り返らせ、記録として綴っていきます。

2月10日(土) その2

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 4年生は、社会科の時間に「海に囲まれた八丈島」の学習をしています。東京都には、多くの島があります。それらの島にはたくさんの人々がいて、自然環境を生かした産業が発達しています。
 2校時に、八丈島に関連した「青ヶ島」についての授業を学年合同で行いました。青ヶ島は、八丈島からさらに南方に70kmほど離れたところにあります。授業をした藤間先生は、12年ほど前まで青ヶ島の小学校に勤務していました。その当時の島の写真を使い、青ヶ島の自然や生活の様子、学校の様子などを紹介していきました。
 青ヶ島は、9年前に「死ぬまでに見るべき世界の絶景」という記事で有名になりました。しかし、青ヶ島に行くまでが大変なようです。(八丈島からさらに船かヘリコプターになります。)先生の熱弁を聞いていると、写真では伝えきれないすばらしさがきっとたくさんあるのだろうなと思いました。(写真上)
 昨日お伝えしたように、今年度最後の公開日ということで、発表会形式の授業が様々な学年で行われていました。3年生は、総合の学習でフィールドワークを行って作成した「安全マップ」を使ったポスターセッションが行われていました。
 両方の教室をグループごとに行き来しながら、発表グループになったり聞く側になったりして発表会を実施していました。総合の学習として、地域安全マップを作成することももちろん大切ですが、それを人に伝える場として「発表する力」も重要な要素となります。自分たちで作った安全マップを指し示しながら、自分の言葉でしっかり発表する姿が見られました。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「今、私は、ぼくは」という学習の発表会を行いました。資料を活用するなどして、自分の考えが伝わるように表現を工夫することを目標に取り組んできました。「資料を効果的に提示しながらスピーチをする」ということが最終目標の学習単元です。
 6年生は、「卒業を前にして、今思い描いている将来の夢」をテーマにして、スピーチを考えてきました。1月中旬から行っている私との会食会でも、「将来の夢」を一人ずつ聞いているところです。「応接室でもこんな風に夢を話していたな…」と思いながら聞くことができました。(写真下)
 子どもが自身の夢を語る時の表情はいいものです。みんなすばらしい夢をもっているなと思いました。しかし、あえて言うなら…この学習は国語の「話すこと」の内容であり、「スピーチ」を主にした学習です。両クラスともスピーチになっていたかということに関しては、学年の先生方に指導しなければならない課題が残りました。

2月10日(土) その1

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 第二土曜公開日でしたが、体育館で臨時の全校朝会を行いました。5年生の岩井移動教室の話をした後、大谷選手から送られてきたグローブを披露し、代表の子ども達がキャッチボールをしました。
・・・最初に、今週月曜日から水曜日まで、2泊3日で行われた5年生の岩井移動教室のことについてお話しします。月曜日の朝、全校のみなさんに見送られて、千葉県の岩井に向けて出発しました。1日目は、大山千枚田に行き、藍染と自然観察の体験を行いました。夜は、体育館レクで盛り上がりました。2日目は、鴨川シーワールドに行き、班行動でたくさんの魚を見たり、シャチのショーを見学したりしました。夜は、宿舎の中で肝試しをしました。3日目は千葉市科学館に行き、様々な展示コーナーで楽しみ、学校に戻ってきました。
 移動教室は、楽しいことばかりではありません。布団をひいたりシーツやまくらカバーを用意したりと、全て自分のことは自分でしなければなりません。また、班長や食事係、レク係などの仕事があり、自分の役割をしっかり果たすことも重要です。
 5年生のみなさんは、気温の低い3日間でしたが、誰一人けがをしたり病気になったりする子がなく、健康に過ごすことができました。その理由は、5年生の行動を見ていて分かりました。夜の消灯から朝の起床まで、どの子もよく寝ていました。また、宿舎で出される食事をみんなよく食べていました。食べることと寝ることは、健康な体を維持するためにとても大切なのだなと思いました。
 3日間、大きな成長が見えた5年生です。今回の移動教室の経験を生かして、たてわり班活動や6年生を送る会、お別れ給食会と、今後は5年生が全校をリードする場面がたくさんあります。5年生の活躍に期待しています。
 さて、お待たせしました。大谷選手から送られてきたグローブが旭町小に届いたので、まずみなさんにお見せします。(箱から取り出して見せる。)先週の全校朝会でもお伝えしたように、右利き用のグローブが大きいものと小さいものとで2つ、左利き用のグローブが1つあり、合計3個のグローブが届きました。大谷選手のサインがそれぞれに印刷してあります。
 箱の中に、大谷選手からのメッセージも入っていました。学校宛てのメッセージです。紹介します。
 「貴校ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。ロサンジェルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのメジャーリーガー、大谷翔平です。この手紙は、このたび私が学校に通う子供たちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。この3つの野球グローブは学校への寄付となります。それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。貴校の益々のご発展をお祈り申し上げます。 野球しようぜ。 大谷翔平」
 日本全国の小学生に野球を楽しんでもらいたいという大谷選手の気持ちが伝わってきますね。前回の朝会で呼びかけたところ、各クラスからグローブの利用の仕方について、いろいろな考えが集まりました。一番多かったのが、「キャッチボールをしてみたい。」というものでした。そこでこの後、クラスの代表のみなさんにキャッチボールをしてもらいます。
 また、次に多かった意見が、「クラスごとにグローブを回して、みんなが触れるようにしてほしい。」というものでした。そこで来週から、6年生から順に、1日ずつグローブを回していくことにします。グローブが回ってきたら、みんなでぜひ触ってみてください。また、グローブが回ってきたクラスは、その日の中休みに体育館でキャッチボールをしてよいことにします。みんなで交代しながらキャッチボールをしてみてください。・・・
(代表の子ども達が前に出てきて、キャッチボールをする。)

2月9日(金)

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 1年生は、生活科の時間に「もうすぐ2年生」という学習をしています。この学習を通して、自分自身の成長を振り返り、多くの人々の支えによって大きくなったことに気づかせていきます。また、自分でできるようになったことや役割が増えたことなどを知り、生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちをもたせていきます。
 明日は、今年度最後の学校公開日です。1年生は、各クラスとも3校時に生活科の授業を公開し、「できるようになったよ発表会」を行います。1組と2組の両方の教室では、明日の発表会に向けて、みんな一生懸命練習をする姿が見られました。なわとびが得意な子が集まり、いろいろな技を練習していました。また、3学期に行った昔遊びから、こま回しやけん玉、ブンブンごまを発表する子もいます。他にも合奏(子犬のマーチ)やマット運動、お絵かきなどの発表もあります。(写真上)
 1年生は、入学してからの10か月で、いろいろなことができるようになりました。自分自身で「これだけできるようになったんだ」ということをしっかり感じさせることで、自身の成長に気づくとともに、周りの人への感謝の気持ちにつなげていきます。1,2校時の授業も含めて、たくさんの方々に参観していただければと思います。
 尚、他学年も発表会形式の授業を入れるなど、多くの方々に見ていただくことを考えて担任が準備をしています。ぜひ、明日の学校公開日に足を運んでいただけますように、お願いいたします。
 4校時に、5年2組の授業観察がありました。外国語の「Welcom to Japan」の「日本の四季や文化について紹介する」という学習内容でした。
 子ども達が2人組で会話をすることを目標に練習し、授業の後半では順に前に出てスピーチをしました。まず好きな季節を質問し、次になぜその季節が好きなのか理由を聞いていく話型を使った学習をしていました。スピーチタイムでは、電子黒板に各自が作った季節や行事のスライドを映しながら、楽しく発表することができました。(写真中)
 5校時に、3年生の算数の研究授業がありました。「倍の計算」という単元の学習で、全3時間扱いの最後の学習場面を取り上げていました。この単元は、「数量関係」にあたる内容で、今後高学年に向けて割合の意味を理解させていくうえでとても重要な学習です。
 2年生では、「〇のいくつ分」のことを「〇の何倍」と学習してきました。また、何倍にあたる大きさを求めるときはかけ算を使うということも学習してきています。3年生では、この2年生での学習を基に、(1)基準量の〇つ分(〇倍)の大きさを求める方法 (2)比較量は基準量の〇つ分(〇倍)にあたるかを求める方法 (3)〇つ分(〇倍)にあたる比較量から基準量を求める方法という段階で学習していきます。
 今日は、「あた(親指と中指を広げた長さ)」の3倍が机の横の長さ(36cm)という具体的な場面を設定し、基準量(もとにする量)である「あたの長さ」の求め方を考えていました。具体物、テープ図から考えたり、あたの長さを「□」として立式するなど、子ども達は様々な考え方で問題解決に向かっていました。(写真下)
 今回も、教育アドバイザーの山口先生に、研究講師としてお越しいただきました。授業後の協議会では、懇切丁寧に教員への指導を行っていただきました。今日の授業で、今年度の6回の校内研究授業が終了しました。子ども達の算数に対する学力向上と、学習意欲の高まりを感じられる授業でした。昨年度と今年度、2年間にわたって算数の研究を続けてきましたが、校長として先生方の指導力の向上も感じています。

2月8日(木)

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 6年生の音楽の時間では、すでに卒業式の歌の練習が始まっています。卒業式の「門出の言葉」では、呼びかけとともに6年生の歌が入ります。
 「チャイムが鳴った〜 最後の授業の終わりを告げて♪」が歌い出しの『最後のチャイム』は、毎年旭町小の卒業式で歌われている一曲です。作曲は若松 歓、作詞が山本 惠三子による小学校高学年向けの合唱曲です。本校では、「旅立ちの日に」も歌いますが、この「最後のチャイム」も大切な一曲になります。
 この曲が発表されたのは、2004年の全日本合唱教育研究会での新曲として出版されたのが始まりと言われています。今から20年前のことです。旭町小では、私が担任をしていた頃にもこの曲を歌っていました。ということは、本校ではかなり早くからこの歌を取り入れてきたことになります。
 歌詞の中に、「体育館」や「跳び箱」、「校庭」、「花壇」と、小学校生活の思い出が宿るキーワードが入っています。歌う子ども達にとっても、そして聞いている人にとっても、その言葉の一つ一つが心にズンッ!と響いてきます。
 6年生は、ソプラノとアルトパートに分かれて二部合唱で歌います。旭町小は「ノーチャイム」の学校ですが、1日に3回だけチャイムが鳴ります。登校時間終了の8時15分と、中休み終わりの10時40分、そして昼休み終わりの13時20分です。鳴る回数が少ないだけに、それだけ子ども達にとってチャイムは、小学校の大切な思い出の一つと言えるのかもしれません。心を込めて、そしてしっかりと歌えるように練習をしてほしいと思います。(写真上)
 1年生は、国語の時間に「どうぶつの赤ちゃん」という説明文の学習をしています。動物の赤ちゃんの生まれたばかりの様子や成長の様子を読み取るとともに、それらの違いを比べたりしていきます。今まで習った説明文では、1学期に「くちばし」、2学期に「じどう車くらべ」がありました。今回も動物のことであり、さらに赤ちゃんが出てくるので、子ども達の興味をひきやすい内容になっています。
 まず、ライオンやシマウマの赤ちゃんの様子を読み取ります。それを基に、教科書の「もっと読もう」のページに、カンガルーの赤ちゃんの説明が出てきます。生まれたばかりの様子や大きくなっていく様子が書かれている部分をそこから探し、プリントに書き出していきました。カンガルーの場合は、ライオンやシマウマの赤ちゃんとはずいぶん違う成長の仕方があります。それをしっかり読み取っていくことがポイントになります。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「今、私は、ぼくは」という学習をしています。小学校で学ぶ国語の単元も、残りわずかとなってきました。6年生にとって、「話すこと・聞くこと」の最終単元となるのがこの学習です。卒業を目の前にした子ども達が、「将来どんな自分でありたいか」、「どんな夢をもっているのか」、自分の考えが相手に伝わるように表現することをめざします。
 6年生の各教室では、タブレットに発表原稿を入力し、先生に見せてアドバイスをもらっていました。両クラスとも、あさっての学校公開日に発表会をするようです。小学校で最後の授業公開ということで、全員の活躍の場を6年の先生方が考えました。ぜひ聞いてあげてください。(写真下)

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学校行事
3/4 幼保小交流会(1)
3/5 ロングたてわり班遊び
3/6 避難訓練
3/8 中学校見学(5)
薬物乱用防止教室(6)

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