個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

6年生 武石移動教室3日目 その1

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 3日目の朝を迎えました。いよいよ最終日です。どの部屋も、ぐっすり眠れたようでした。
 起床後から、布団をたたんだり部屋の片づけをしたりして、出発の準備がすぐに始まりました。布団のたたみ方は写真で示された通りに行わなければなりません。また、シーツや布団カバー、枕カバーもたたんで返します。友達と協力してすみやかに取り組む様子が見られました。
 明け方まで降っていた雨がやみ、久し振りに太陽を見ることができました。さわやかな高原の朝です。今日も玄関前で朝会を行いました。
 朝食は、今日もバイキングでした。自分で好きなものを食べられる分量だけ取っていくのですが、野菜を取ろうとする子はほとんどいませんでした。ゆで野菜や地元のアスパラガスが大皿にたっぷり残っていました。手にしたのは教員だけです。それだけでなく、ウインナーだけを大量に持っていったり、フルーツ缶とナゲット2つだけの子がいたりと、子ども達の食生活が心配になりました。もっと教員が指導すべきだったのかなと反省していますが、移動教室のたびに感じることです。
 閉校式は、体育館で行いました。3日間お世話になったベルデの職員の方々にきちんとあいさつをしてバスに乗り込み、森将軍塚古墳のある千曲市に向かいます。

6年生 武石移動教室2日目 その5

 武石移動教室の最後の夜は、体育館でキャンドルファイヤーを行いました。レク係が中心になり、火の神と火の子による点火式、「花の大江戸大泥棒」や「ジェンカジャンケン」のゲーム、そしてマイムマイムを全員で踊って盛り上がりました。
 昨年度の下田移動教室でもキャンドルファイヤーを行いましたが、6年生としての今回は、子ども達自らでつくり上げたレクを行うことができました。

※カメラにカードを入れ忘れ、キャンドルファイヤーの写真が撮れませんでした。申し訳ありません。先日の土曜公開日のリハーサルの様子からご想像ください。

 自分の万歩計では、今日だけで2万歩を超えました。子ども達はレクもあったので、もっと動いたはずです。2日目の夜の就寝準備ができました。今日はぐっすり眠れるでしょうか…。

6年生 武石移動教室2日目 その4

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 八島湿原でお弁当を食べてから、バスに乗って美ヶ原高原美術館に向かいました。ビーナスラインを通り、標高2000mまで上がると、たくさんの彫刻が野外に展示されている高原美術館に着きました。
 今回は、美術館の見学ではなく、おみやげの購入です。子ども達は、財布とエコバックを手に、おみやげがたくさん並ぶ売店に入っていきました。家族のために信州のお菓子を買う子や、キーホルダーやストラップを選ぶ様子が見られました。2000円のおこづかいを上手に使おうと、おつりで買えそうなものを見つけてレジに再び並んでいた子もいました。
 高原美術館に着いたころから雨が降り始めました。この後もしばらくは雨が降りそうです。キャンプファイヤーは、体育館でのキャンドルファイヤーに変えて実施予定です。昼間の行程が予定通りできただけでも良かったと思います。

6年生 武石移動教室2日目 その3

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 車山を下山してから、続いて八島湿原に向かって歩いていきました。八島湿原は、霧ヶ峰高原の北西部にある広大な湿地帯です。日本を代表する高層湿原で、国の天然記念物に早くから指定されるほどたくさんの珍しい動植物の宝庫となっています。
 湿原の周りは木道が連なり、大切な自然環境が守られています。木道を歩きながら、目と耳で湿原の生き物を探しました。歩いていると、カッコウやウグイス、キジの鳴き声がよく聞こえてきました。また、紫色のアヤメがたくさん咲いている池の方からは、シューレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。このカエルの鳴き声は、環境省の自然の音100選に選ばれているそうです。(バスガイドさんからの情報)
 平日にもかかわらず、立派な望遠カメラを手に湿原を訪れている人たちを見かけました。これから夏になると、ニッコウキスゲの群生が一斉に開花し、黄色い景色に変わります。夏休みの観光にお勧めの場所です。

6年生 武石移動教室2日目 その2

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 バスは、白樺湖を通り、車山高原に着きました。4人乗りのリフトを2本乗り継ぎ、一気に車山の山頂まで行きました。山頂付近は霧がかかっていて、辺りは真っ白でした。時々霧が晴れると、素晴らしい高原の景色が眼下に広がって見えてきました。
 しかし、子ども達は景色を見る余裕がないほど足元に集中して歩かなければなませんでした。たくさんの石がある道を慎重に下っていきました。ところどころ急坂もあり、ロープにつかまりながら山道を進みました。こういう経験がない子が多異様です。だいぶ時間をかけて、最後から先生に付き添われてやっと降りてきた子もいました。
 車山高原は、現在オレンジ色のレンゲツツジがたくさん咲いています。また、コバイケイソウのグリーンがかった白い花が一面に咲いているところもありました。さらに、湿原に向かう途中では、エゾハルゼミの大合唱も聞こえてきました。さわやかな高原の初夏を楽しむことができました。

6年生 武石移動教室2日目 その1

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 2日目の朝を迎えました。早朝から起きていた子が多かったようで、6時よりも少し早めに放送が入りました。
 今朝は曇り空です。玄関前で朝会を行いました。司会の子の「みなさん、よく眠れましたか?」という言葉に、「・・・」反応はありませんでした。なかなか寝つけなかったのか、朝早くから目が覚めてしまったようです。
 よく耳を澄ますと、たくさんの鳥の声がします。東京とは違った空気をたっぷり吸いながら、ラジオ体操を行いました。
 朝会後、宿舎を背景に学年写真を撮りました。卒業アルバムの最初の方に載せる写真です。見開きの2ページにわたる写真なので、1,2組の間に隙間をつくり、ページの境目としています。アルバムを開いた時に、今日の2日目の朝を思い出すでしょう。
 朝食は、バイキングでした。自分が食べられそうなものをお皿に取り、しっかり食べて今日の行程を進めていきます。予定通り車山高原に向かい、ハイキングをする予定です。

6年生 武石移動教室1日目 その5

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 夕食後は、館内で肝試しを行いました。スキー庫から出発し、1階の廊下〜途中で部屋の中を通り〜階段で3階に行き、研修室でお札を取り〜体育館がゴールでした。スタート前に怖い話を聞いてから、あらかじめくじ引きで決めてあった2人組が発表され、順に出発しました。
 おどかし役は、先生方です。学校から持ってきたお面をつけて、ところどころに隠れて子ども達が来るのを待ちました。子ども達は、相当怖かったのだと思います。2人組でスタートしたはずが、数人のグループになってやってきたり、急に「ハッピーバースデー♪」を歌いだしたりしていました。バスレク同様、コロナ禍の移動教室で禁止になっていた肝試しでしたが、久し振りに行うことができて良かったと思います。怖がっていた子にとっても、いい思い出になったはずです。
 8時30分から班長会がありました。一日を振り返り、良かったことと改善点を出し合いました。部屋に戻ってから班員に伝え、明日の行動に向けて部屋会をさらに開いていました。
 9時消灯ですが・・・先生方は、しばらく子ども達の部屋の前を行ったり来たりが続きそうです。

6年生 武石移動教室1日目 その4

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 バスに乗ってベルデに向かいました。ベルデに着く頃には雨が本降りになり、開校式は体育館で行いました。3日間お世話になるベルデの職員の方々にしっかりとあいさつをし、いよいよ宿舎での生活がスタートしました。
 部屋は、男子が1階、女子が2階です。クラスごとに大部屋を1つずつ使い、広々とした畳の部屋で生活することができます。ベルデに早めに到着したこともあり、入浴時間までたっぷりと部屋で過ごす時間が取れました。トランプやウノなど、カードゲームをして楽しく遊ぶ姿が見られました。
 お風呂は、3か所あるベルデのうち、唯一の天然温泉です。クラスごとに30分ずつ入浴時間を取りましたが、お湯が熱かったのか、早々に出てきた子もいたようです。
 夕食は、食堂でそろって食べました。エビフライや鶏の照り焼き、シチューなど、子ども達の大好きなものばかりでした。今日は車酔いなどもなく、みんなとても元気です。
 雨のため、夜はきもだめしに変更になりました。

6年生 武石移動教室1日目 その3

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 鷹山ファミリー牧場では、続いて畜産体験を行いました。クラスごとに子ヤギの世話と乳しぼり体験、乳牛の世話の3か所を回りました。
 子ヤギの世話では、各班に1頭ずつヤギが割り当てられました。ロープを持って、辺りの草を食べに行くヤギを誘導していきます。あまりにも自由気ままにヤギが行ったり来たりするので、子ども達が逆に散歩されているような感じに見えました。
 乳しぼり体験では、とてもおとなしい「アイリス」という名前の雌牛を紹介してもらいました。雌の乳牛は、妊娠しないとお乳を出しません。人間によって無理やり妊娠させられ、牛乳が出なくなったら殺処分され、ペットフードになっていくそうです。アイリスも高齢のため、来年はどうなっているかわからないという話でした。
 乳牛のお世話は、たくさんの牛がいる牛舎に入り、ブラッシングを体験しました。背中をブラシでこすってあげると、とても気持ちよさそうにしていました。いろいろな種類の牛がいて、係の方からそれぞれの特徴を聞くことができました。

6年生 武石移動教室1日目 その2

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 長野県に入ってからは、ほとんど雨が上がりました。バスは順調に進み、予定より30分早く鷹山ファミリー牧場に着きました。クラスの集合写真を撮ってから、最初にバーベキュー体験を行いました。
 各班の班長さんが呼ばれ、手順の説明を聞いてきました。それを班員に伝えて、みんなで手分けをして準備をしていきます。2班ずつかまどが用意され、鉄板に牛脂をのせて脂をなじませます。キャベツやニンジン、ピーマン、玉ねぎを豪快に入れ、強火で一気に焼き上げました。野菜を取り出してから、続いて牛肉も焼きました。同時に、ご飯や食器を用意する子ども達もせっせと動き、あっという間に食事の準備ができました。みんなでおいしくいただきました。
 この牧場では、片付けも厳しく指導されます。使った器具をきちんと洗わないと、何度もやり直しの指導が入ります。また、バーベキューで食べる牛肉についての話もしていただきました。牧場にはたくさんの牛を飼っていて、牛乳や食肉用にされています。命をいただく気持ちを大切にすることの学習にもなりました。

6年生 武石移動教室1日目 その1

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 6年生の武石移動教室が始まりました。この1週間、何度天気予報のウェブサイトを開いたことでしょう。降水確率が高いことは確実でしたが、せめて出発する時は校庭で・・・と願って朝を迎えました。
 6時45分の集合に合わせて、6年生の子ども達が元気よく集まってきました。幸い、出発式は校庭で無事に行うことができました。移動教室は、高学年の子ども達にとっては一番の思い出に残る行事です。きっと、2学期に書く卒業アルバムの文集には、この3日間の出来事が綴られることでしょう。たくさんの楽しい思い出とともに、忘れられない貴重な経験が得られる移動教室にしたいと思います。
 バスに乗り、予定通り関越道に入りました。1号車では、バスレクがにぎやかに始まりました。クイズやステレオゲームなどで盛り上がっています。ところどころで雨が降っていますが、これから向かう鷹山牧場はどうでしょうか。

6月13日(火)

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 読書旬間に合わせて、図書委員会の子ども達が活躍していました。朝の時間を利用して、1,2年生の各教室に行き、絵本の読み聞かせを担当しました。今回、図書委員会で準備したのは、「ビッグブック」と呼ばれる大型絵本です。学校の図書室用に購入した中から、低学年への読み聞かせにふさわしい本を選び、担当児童が何度も練習して準備をしてきました。
 大型絵本は、中身を開くと1メートル近くにもなります。楽しいお話や不思議なお話が大迫力で目の前に迫ってくるので、低学年の子ども達は大喜びです。読み聞かせに集中しやすく、本の世界に引き込む力をもった本です。
 1年1組では、「パパ、お月さまとって!」という絵本の読み聞かせをしていました。作者は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんです。・・・今夜はお月さまがとても近くに見えます。お月さまと遊びたくなったモニカは、手を伸ばすけれど、とても届きません。そこで、言いました。「パパ、お月さま とって!」愛する娘からこんなお願いをされたパパは、一体どうするのでしょう。・・・ページを開くたびに、いろいろな仕掛けが待っています。ページが拡大して上に広がり、長いはしごや大きなお月様が現れるたびに、「うぉ〜」と子ども達から思わず声が上がりました。この作者らしい鮮やかな色を使った絵もすてきでした。
 2年1組では、「100かいだてのいえ」の読み聞かせをしていました。・・・トチくんという星を見ることが好きな男の子に、「100階建ての家のてっぺんに住んでいます。遊びに来てください。」という手紙が届きました。興味をもったトチくんは、地図を頼りに行ってみました。そして、100階をめざして下の階から順に上がっていき、いろいろな動物たちに出会います。・・・お話の内容に合わせた細長い大型絵本です。10階ごとに見開きになっていて、ページをめくるたびに建物の中の様子を楽しく見ることができる仕組みです。図書委員会の子ども達も、下から見上げるようにして読んでいきました。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「スイミー」の学習を行っています。スイミーは、2年生の国語の教科書に扱われている物語の中でも、一番人気のある教材です。多くの出版社の教科書に昔から採用されてきています。さらに、学芸会の2年生の演目としてもよく取り上げられています。
 海の中に住んでいる小さな魚たちの話ですが、楽しく幻想的なところもありつつ、しかもドラマチックな作品になっています。仲間と外見が異なるスイミーが、大きな魚によって大切な仲間を失った後、今度は仲間と協力して大きな魚を追い出すという話です。知恵と勇気をもって元気に生きていくスイミーは、子ども達にはヒーローのような存在として映るでしよう。(写真中)
 作者のレオ・レオニは、動物の出てくる色鮮やかな絵本をたくさん描きました。そして、その多くの翻訳をしたのが谷川 俊太郎さんです。外国の絵本は、どのように日本語に訳すかによってずいぶん印象が変わってきます。多くのすばらしい外国の絵本が、日本の代表的詩人の谷川 俊太郎さんや工藤 直子さんの手によって紹介されています。
 3年生は、理科の時間に「チョウの体のつくり」について学習をしています。今まで、チョウの仲間が「卵→幼虫→さなぎ→成虫」の順で成長していくことを学んできました。実際に飛んでいるチョウチョを捕まえて調べてみることも大切ですが、2組ではタブレットを使ってチョウの体の仕組みを調べていました。
 調べる内容は、「体の分かれ方や足の数、羽の数」そして「足、羽、目、口がどこについているか」ということでした。NHK for Schoolの「ものすごい図鑑」というアプリを使うと、チョウの体のつくりを詳しく調べることができます。同様に、他の昆虫についても調べられるようになっていました。
 チョウだけでなく、昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つの部分があります。また、目や口、触角は頭についていて、胸には羽と足(6本)がついています。モンシロチョウの場合は、羽は4枚です。(写真下)
 3年生は、現在総合の学習でカイコを育てています。順調に育っていて、もうすぐ繭を作りそうです。一方、モンシロチョウの飼育は苦戦していました。卵や幼虫を教室に持ってくることはできましたが、キャベツがすぐにしなびてしまうため、難しかったようです。その点、柑橘系の葉につくアゲハチョウの幼虫を育ててみると、比較的簡単に飼育が可能です。3年生のご家庭は、夏休みに挑戦してみてはいかがでしょうか。

6月12日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしています。小学校の国語の授業で、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 「これは、なんのくちばしでしょう。」という文と絵による問いかけがあり、ページをめくると「これは、○○のくちばしです。」と答えが書かれています。さらに、そのくちばしの様子を詳しく説明する文章が書かれているという構成です。鳥は、きつつきとおうむ、はちどりが出てきます。それぞれのくちばしに特徴があり、子ども達にとって興味をもちやすい鳥が選ばれています。
 2組の教室では、最初に出でくる鳥のくちばしについて学習していました。「さきが するどくとがった くちばしです。これは、なんの くちばしでしょう。」と書いてあり、ページをめくると「これは きつつきのくちばしです。」と答えがあり、きつつきの写真が載っています。さらに、尖ったくちばしで木に穴をあけて虫を食べることが説明されています。(写真上)
 旭町小の周りにも、キツツキをよく見かけます。キツツキの仲間はたくさんの種類に分けられていて、アオゲラ、アカゲラ、ヤマゲラなど、「〇〇ゲラ」という名前がついているのは、全てキツツキ類の鳥です。逆に言うと、「キツツキ」という名前の鳥は存在しません。学校によく来るのはコゲラで、先日も学校を入ったすぐの梅の木に来ていました。くちばしでコッコッコッ…と幹を突っついているのを確かに見ました。音をたよりに探してみると、キツツキを見つけることができます。
 2階の階段掲示板前に、全校朝会で紹介した本を展示したところ、休み時間にたくさんの子ども達が見に来ていました。
 「だんまりこおろぎ」の絵本は、仕掛け絵本になっています。最後のページをめくると、「リリリ、リリ…」とこおろぎの鳴き声がするようになっています。仕掛け絵本と知らずに読み進めていくと、誰もがびっくりします。
 「おにたのぼうし」は、2月の節分の時期に合わせて読み聞かせてあげたい絵本です。「人間っておかしいな。鬼は悪いって決めているんだから。鬼にもいろいろあるのにな。」というおにたの言葉が胸に響きます。いわさき ちひろさんの絵が素敵な絵本でもあります。
 最後に高学年向けに紹介したのが、「ももこの いきもの図鑑」でした。朝会で「ちびまる子ちゃんの作者」と話しただけで、全校の注目度が一気に増したように感じました。本を見に来た2年生の子も、ページをめくっていろいろな虫や動物の絵を見て、「かわいい…」と言っていました。私が高学年の担任をしていた時は、よくこの本の読み聞かせをしました。1日1話、読み進めていくと、子ども達は毎回読み聞かせの時間を楽しみにするようになりました。「カメ」や「ヒヨコ」、「カブトムシ」など、ぜひ読んでみてください。これをクラスの前で笑わずに読み聞かせをするのは、とても大変なことだと分かるでしょう。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の成長」の学習をしています。インゲンマメの種子を使い、先月までは「発芽に必要な条件」についての学習をしてきました。今度は、「インゲンマメの苗が丈夫に成長していくために必要な条件」について考えていきます。発芽に必要な条件は、実験の結果「水、空気、適温」の3つでした。発芽の場合は、「これが必ずないと発芽しない」という絶対条件でした。(日光がなくても、ヒョロヒョロですが発芽はしました。)
 では、植物の成長に必要な条件とは何でしょうか…2組では、まず子ども達から様々な意見が出されました。子ども達から出てきたのは、水や空気、適温、日光、肥料、土などです。このうちの水と空気と適温は、発芽の絶対条件(これがないと生きていけない)ですから、除外します。では、苗が丈夫に育っていくために、日光や肥料、土が必要かどうかをどのように調べていったらよいでしょうか。これも、発芽の実験でのことが役に立ちます。5年生では、比較対照実験を学習します。「片方は与える、もう一方は与えない、他は全て同じ条件で実験をする」という条件制御をした実験方法です。同じように育ったインゲンマメの苗を使って、これから実験をして確かめていきます。(写真下)

6月12日(月) その1

 全校朝会は、雨のため体育館で行いました。読書旬間に合わせて、「読書を楽しもう」というテーマで話をしました。
・・・先週の水曜日から、前期読書旬間が始まりました。毎日、読書をする時間をとり、たくさんの本が読めるようにがんばりましょう。読書には、様々なすばらしさがあります。まず、本からいろいろな言葉や知識を得ることができます。さらに、本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえます。そして、読書の楽しさを知ると、だれもがとても幸せな気持ちになることができます。
 今日は、みなさんにお薦めしたい本を何冊か持ってきたので紹介します。国語の教科書で習った作者をたどって本を選んでみました。
 2年生は、4月に国語の教科書で、「ふきのとう」の詩を習いましたよね。作者は、工藤直子さんでした。工藤直子さんは、詩人であるとともに、絵本作者としても有名です。また、外国の絵本を日本語に訳したりもしています。その中から、「だんまりこおろぎ」という本を紹介します。
 ある日、こおろぎのぼうやが生まれました。大きなこおろぎが羽根をこすってあいさつします。「ころころ・りりり・・・」こおろぎぼうやもあいさつしようと小さな羽根をこすりますが、音が出ません。次々にいろいろな虫たちと出会います。みんながこおろぎぼうやにあいさつをしてくれるので、こおろぎぼうやも小さな羽根をこすりますが、やっぱり音が出ません。こおろぎぼうやは、仲間の女の子を見つけました。さて、どうなるのでしょうか…。
 次に、4年生の国語の教科書から、作者を調べてみました。4月に「白いぼうし」の物語を学習しました。作者は、あまん きみこ さんです。あまん きみこ さんは、3年生が2学期に学習する「ちいちゃんのかげおくり」の作者でもあります。心に優しく響く物語をたくさん書いた人です。そんなあまん きみこ さんの「おにたのぼうし」という絵本を紹介します。
 節分の晩に、行くところがなくなった小さな鬼のおにたは、やっと節分の飾りのない家を見つけました。家の中でお母さんの看病をする女の子を見て、気の毒に思ったおにたは、正体を隠して節分のごちそうを届けてあげます。そのおにたの思いは、女の子に届いていくのでしょうか…。優しさにあふれていながら、ちょっと切ないお話です。
 同じく4年生は、現在「一つの花」の物語を学習しています。作者は、今西祐之さんです。次に、今西祐之さんの「すみれ島」という本を紹介します。「一つの花」と同様に、戦争の時代の悲しいお話です。太平洋戦争の後、南の海の小さな島に、ひっそりとスミレの花が咲きました。スミレは、春に咲く紫色の小さな花です。自ら敵の艦隊に突撃して命を落としていった特攻隊の若者たちと、小学生との交流を描いた物語です。
 次も4年生の教科書に出くる物語に関係がある本です。3学期の終わりに、「初雪のふる日」という物語を学習します。作者は、安房 直子さんです。幻想的で不思議な世界を描いた物語をたくさん書きました。その安房 直子さんの代表作「きつねの窓」を紹介します。男の子が、真っ青なキキョウ畑で子ギツネに出会います。キキョウの花の汁で青く染めた指をかざすと、指で作った窓の向こうに不思議な世界が見えてきます。…実は、この「きつねの窓」は、以前6年生の国語の教科書に掲載されていたことがありました。
 最後に、高学年のみなさんにお薦めの本を紹介します。さくら ももこ さんが書いた「ももこの いきもの図鑑」という本です。さくら ももこさんは、みなさんがよく知っている「ちびまる子ちゃん」の作者でもあります。アニメだけでなく、たくさんのエッセイ集の本が出版されています。エッセイ集というのは、物語とは違い、日頃のできごとなどについて感想や思いを書き綴った本です。「いきもの図鑑」というだけあり、さくら ももこさんが子どもの頃に育てていた虫や動物の思い出が、おもしろおかしく書かれています。本の中に出てくるイラストも、全てさくら ももこさんが描いたものです。
 今日紹介した本は、階段を上がった2階の掲示板前に、しばらくの間展示しておきます。ぜひ、手に取ってみてください。・・・
 続いて、教育実習が今日で終わりになるため、実習生から全校児童にお別れのあいさつをしてもらいました。運動会や展覧会など、今後も子ども達の活躍の場を見に来てもらいたいと思います。

6月10日(土)

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 今日は、第二土曜公開日でした。1校時から3校時まで、たくさんの保護者の皆様に子ども達の学校での様子をご覧いただきました。特に低学年の教室は混み合いましたが、お互い譲り合って参観いただけたようです。
 1年生は、入学して2か月が経ちました。だいぶ学校生活にも慣れ、日々いろいろな学習に目を輝かせて取り組む様子が見られます。今日は両クラスとも、国語と算数と音楽の授業がありました。国語の授業は、「ねことねっこ」という促音(子ども達への指導の際は、「つまる音」という呼び方をします。)の学習内容でした。
 教科書には、促音がたくさん入った唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していきます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきました。
 低学年では、発音ができていても、よく促音を抜かして表記してしまう子がいます。促音「っ」を正しく書くためには,まずは「っ」を意識して読むことが大切です。文字を追いながら発音し、読むことから書く活動へとつなげていくようにします。また、子どもが書いた文章に「っ」が入っていなかった時は、書いてある通りに読んであげることで気づかせていきます。
 1年生にとっては、初めての学校公開でした。後ろを時々気にしながらも、いつものように元気よく手を挙げて発表している子がたくさん見られました。(写真上)
 学校公開は、昔の「授業参観」とは違います。授業参観は、担任の授業のみを見ていただくものでした。現在は、学校を公開して学校全体を知っていただく目的で実施しています。廊下などの掲示物を始め、他の学年やクラスの様子も参観いただけます。
 2校時に、2年生が学年合同で生活科の学習をしていました。3週間ほど前から大切に育てているミニトマトの苗の観察をしていました。植え付けた時はとても小さな苗でしたが、今月に入ってぐんぐんと大きく成長してきました。
 子ども達は、今学習している国語や算数の学習を生かして苗の様子を観察していきました。国語では、「かんさつ名人になろう」という学習がありました。においや手触りなど、様々な視点で1つのものをよく観察することの大切さを学んだばかりです。また、算数では、ものさしを使った「長さ」の学習をしました。ものさしで高さや葉の大きさを測りながら観察カードに書き込んでいました。(写真中)
 ちなみに、今年の2年生が育てているミニトマトは、「めちゃラク トマト」という苗です。「CMV予防接種苗」という表示がついています。トマト栽培でやっかいなのが、ウイルス病です。一度かかると治すことができません。アブラムシがつくことで病気が広がってしまいます。予防接種苗は、虫がつくことを防ぎ、病気にかかりにくいように作られています。
 6年生は、3校時に国語「私と本」の学習をしていました。ちょうど今週水曜日から読書旬間に入ったところです。この単元では、6年間の読書のまとめとして、今まで自分が出会った本を振り返り、友達と本を紹介し合うという活動をしていきます。
 「本を紹介し合う」ことをゲーム化したものに、「ビブリオバトル」があります。自分が面白いと思った本を持ち寄って順番に紹介し、その発表についてそれぞれ参加者全員でディスカッションします。そして最後に、一番読みたくなった本を投票で決めるというゲームです。
 6年生は、タブレットも使いながらビブリオバトルの準備をしていました。1組では、グループごとに一人ずつ本を持って発表していました。子ども達が選んだ本は、どれもかなり読み応えのあるものばかりで、さらに個性的なジャンルが多く見られました。来週月曜日の朝会で、私も高学年向きに1冊紹介する本を準備しています。今日の6年生の様子を見て、「この本を選んでよかったのかな…」と思ってしまいました。(写真下)

6月9日(金)

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 今月から、図書ボランティアの方々による読み聞かせが始まりました。朝の時間を利用して、4年生までの各教室にて絵本の読み聞かせをしていただきます。(1年生は、来月から行う予定です。)
 図書ボランティアの方々が自身で選んだ本を持ち寄り、読み聞かせが始まりました。梅雨の時期ということもあり、「雨」や「しずく」、「カエル」が出てくる絵本の読み聞かせが多かったようです。
 2年2組では、「999ひきの きょうだいの おひっこし」という絵本の読み聞かせをしていました。・・・カエルのお母さんが、小さな池に999個の卵を産みました。おたまじゃくしからカエルになると、池はせまくてぎゅうぎゅうになってきました。そこで、みんなで引っ越しをすることにしました。引っ越しの途中で、お父さんがトンビに捕まってしまいます。お父さんを助けようとしてお母さん、そして999匹の子ども達もつながり、空へ舞い上がってしまいました。・・・ページをめくるたびに、ハラハラドキドキさせられます。また、お話の途中で、絵本の向きを縦にして読む場面もあったりして、子ども達の注目を高めていました。(写真上)
 この絵本は、シリーズ本として出されているようです。「999ひきの きょうだいの はるですよ」や「999ひきの きょうだいの おとうと」など、どれも絵がとてもかわいらしいものばかりです。図書館に行って、すぐに探してみたくなりました。
 今週水曜日から読書旬間が始まっています。今日は、2年生にお話し会、6年生にブックトークが行われていました。光が丘図書館の方々のご協力で、他の学年にも予定しています。また、私も読書旬間の取り組みを考えています。来週の全校朝会で、子ども達に本の紹介をする予定でいます。
 2校時に、教育実習生の研究授業がありました。この4週間、実習を積み重ねてきた5年1組の教室で、国語の授業を行いました。現在5年生は、「言葉の意味が分かること」という説明文の学習をしています。今日は、第8段落から第10段落に書かれている留学生の事例を読み、作者が伝えたかったことについて考える学習内容でした。
 学習のめあてをきちんと提示し、音読の指導やワークシートへの記入、班ごとの話し合い活動と、指導案に沿って授業が進められていました。授業開始の数分を参観しただけで、この4週間での子ども達との関係づくりや、授業に向けた自信が伝わってきました。きっと、すばらしい先生になって、来年度から教壇に立っていることでしょう。来週月曜日の全校朝会で、お別れのあいさつをしてもらう予定です。(写真中)
 4年生は、総合の学習で、ごみの問題についての調べ学習をしています。一昨日は、栄養士さんから給食室で出るごみの種類や量についての話を聞きました。今日は、主事さん方をゲストティーチャーにお迎えして、学校全体のごみのことや掃除の様子についての話を聞きました。
 本校で用務の仕事をされているのは、3名の主事さん方です。校内だけでなく、校庭や周辺の道路の清掃まで行っています。さらには、全てのトイレ掃除まで、毎日休む暇なく仕事をされています。事前に集めていた子ども達の質問に答える形で授業を進めていきました。落ち葉や枯れ枝など、季節によっては大量のごみが出ることが分かりました。また、トイレの手洗い場の床が水でぬれていたり、きちんと流していないトイレがあることが分かりました。今後、自分達で気を付けなければならないことを知る機会にもなりました。(写真下)

6月8日(木)

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 6年生は、1学期当初からマーチングの練習を行ってきました。音楽の授業内容と並行して指導していくので、週2時間ある音楽の授業は、とても貴重な時間となっています。また、子ども達の希望する楽器を様々に試しながら決定していくので、全員の楽器配置が確定するまでにも時間がかかります。現在、全3曲ののうち、2曲目の「八木節」が出来上がりつつあるところです。(写真上)
 八木節は、群馬県と栃木県にかけて愛されている民謡です。もともとは樽を打ってリズムを取り、笛で軽やかな旋律を奏でる軽快な民謡として広まりました。群馬県や栃木県では、たいていどこの学校でも運動会に八木節を踊ると言われています。また、近年ではロック調の八木節もあり、ソーラン節と同様に現代風なアレンジで親しまれています。それだけに、旭町小のマーチングで八木節を演奏するのは、運動会にぴったりな気がします。
 日本の代表的な作曲家である外山雄三は、日本の様々な民謡を集めて「管弦楽のためのラプソディ」を作曲しました。N響が1960年に海外公演をする際のアンコール曲として作られた曲でした。7分ほどの曲ですが、「あんたがたどこさ」から始まり、「ソーラン節」、「炭坑節」…と続き、後半は「八木節」で一気に盛り上がります。小中学生向けの音楽鑑賞教室でも、アンコール曲として後半の八木節の部分を演奏することがあります。
 4年生は、国語の時間に「一つの花」(今西 祐行 作)の物語文を学習しています。この物語は、昔から4年生の国語の教科書で扱われてきました。読めば読むほど悲しみが伝わってくる内容です。戦争がはげしかった頃を舞台にした話で、食べ物がなく、欲しいものが手に入らなかった時代背景を理解させながら、登場人物の気持ちを読み取らせていきます。
 「食事やおやつなど、ゆみこが欲しがっても、おかあさんは十分に与えることができません。それでもおかあさんは、「一つだけね」と自分の分をゆみこに分けてあげるので、いつのまにか、「一つだけ」という言葉がゆみこの口癖になってしまいました。…とうとう体の弱いおとうさんにも赤紙がきて、別れの時間が迫ってきました。ゆみこはまた、「ひとつだけちょうだい。」とぐずります。おとうさんは、ポツンと咲いていたコスモスの花をゆみこに持たせます。「ひとつだけのお花、大事にするんだよ」という言葉を最後に、そのまま帰らぬ人になりました。
 戦場での様子が描かれているわけではないのに、当時の生活の様子や戦争のやるせなさがよく伝わってくる物語です。「一つの花」という題名について、4年生の子ども達はどれだけ理解することができたでしょうか。(写真中)
 6年生の武石移動教室が、1週間後に迫ってきました。6年生の移動教室に向けた準備や学習が進められています。班の中の役割分担が決まり、係ごとに学年で集まり、準備をしている姿を見かけます。レク係は、初日の夜に行うキャンプファイヤーの計画を立てているようです。あさっての公開日には、2校時に体育館でキャンプファイヤーの学年練習をします。ぜひご覧ください。
 また、総合の学習の時間に取り組んでいる「武石調査隊」にも熱が入ってきました。各自が移動教室に向けたテーマを決めて調べ学習を行い、タブレットを使ってスライドにまとめていきます。区のしおりを参考にして、武石で見られる動物について調べている子がいました。宿舎の周りは山に囲まれ、標高の高いところです。シカを始めとした野生動物がたくさんいます。畑の周りには柵が設けてあり、動物が入らないようにしているほどです。来週、実際に野生の動物に出会うことができるかもしれません。(写真下)
 昨日の夕方、外部指導員や同行看護士さんにも集まっていただき、引率職員の打ち合わせを念入りに行いました。学校から用意していく荷物も、校長室前の廊下に並び始めています。

6月7日(水) その2

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 5校時に、4年生が視聴覚室に集まり、栄養士さんから話を聞いていました。総合の「共に生きよう わたしたちの町で」という学習において、4年生はごみの問題についての調べ学習をしています。そこで、栄養士さんから給食室で出るごみについての話を聞くとともに、様々な質問に答えていただく時間を設定しました。
 給食室では、毎日様々な種類のごみが出ています。まず、全校児童が食べ残した残菜類の「生ごみ」があります。日によって出る量が違うようですが、今日は特に多かったそうです。せっかく練馬区産のキャベツを使った献立の日で、栄養士さんが一生懸命立てたメニューであっただけに、とても残念な気がしました。今日だけで、60kgの残菜が出ました。説明が終わってから、実際に給食室裏に行って見せてもらいました。その量の多さに、子ども達はびっくりしていました。(写真上)
 さらに、牛乳パックのごみも給食室で回収しています。毎日の給食に出てくる牛乳は、以前はビンで提供されていました。5年ほど前から現在の紙パックのものに替わりました。そして、飲み終わったら各自で箱を開き、クラスごとに洗って返すことになっています。紙パックの牛乳をリサイクルに出すには、きちんと洗わなければ引き取ってもらえません。
 給食室では、割れたお皿もたくさん集まってきます。ちょっとでも欠けてしまったお皿は、危ないので廃棄するようにしているそうです。割れた食器が入れられているケースも見せてもらいました。給食の食器は、1枚が1700円もするので、割れてしまうとごみが増えるとともに、お金もかかることになります。
 ごみを減らすためには、相当な努力が必要であることが分かりました。食べ物を大切にして好き嫌いをしないようにすること、そしてものを大切に扱うこともごみを出さない努力であると学ぶことができました。あとは、今後の4年生一人一人の行動に変えていくことができるかが重要です。
 6校時に、クラブ活動の時間がありました。今年からダンスクラブができ、19名の子ども達が入っています。今日は特別講師として、20年前に旭町小を卒業した近藤先生に指導をしていただきました。近藤先生は、ダンス教室で指導をされていて、本校の子ども達も何名か教わっているようです。また、保育園でダンスを教えたり、大人向けにダンスの指導もされている先生でもあります。
 ダンスクラブの子ども達には、今日まで特別講師として来ていただくことを伝えていなかったので、みんなびっくりしていました。ダンスクラブの活動場所は、4階の多目的室です。すぐに上ばきと靴下をぬいで、裸足になって準備運動から始めました。ダンスクラブの子ども達の中には、様々なダンス教室に通っている子がいるようで、みんな意欲的に近藤先生のレッスンについていきました。(写真下)
 60分間、いろいろなステップや速い動き、振り付けがあり、きびきびと動いていました。疲れた表情を見せていたのは担当教員2名だけで、子ども達はまだまだ余裕の様子でした。次回の7月のクラブの時間も指導に来ていただく予定です。
 実は・・・近藤先生(旧姓 清水さん)は、私が旭町小に異動してきて、すぐに担任として受けもった高学年の一人です。(平成13年度〜14年度の5,6年生)2クラスあったうちの1組の女の子で、私は2組の担任をしていました。隣のクラスではありましたが、とても活発な子だったので、強く印象に残っています。私が旭町小に校長として着任していると知り、訪ねて来てくれたことがきっかけで、今回のダンスクラブの指導に至りました。とてもうれしい限りです。

6月7日(水) その1

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 6年生は、算数の時間に「分数のわり算を考えよう」という学習をしています。1年生の算数の時間から、学年が上がるにつれて「+、−、×、÷」の四則計算を学習してきました。さらに、小数や分数を習うたびに、整数と同じようにそれぞれの四則計算ができることも学習してきています。その最後になるのが、「分数÷分数」の計算です。
 分数を分数で割るということは、日常的にはあまりないことです。「2/5÷3/4」の式になる問題文を考えることができるでしょうか? 6年生で出てくるのは、「3/4デシリットルで2/5平方メートルの壁を塗ることができるペンキがあります。1デシリットルでは、何平方メートルの壁を塗ることができますか?」という問題です。普通、小数で表すような数字を無理やり分数で表しているので、あまり現実的ではない問題と言えます。もうここまでくると、「小学校の算数の時間は、りんごの絵が出てくるような具体物の問題でなければならない」ということは必要ないのではないかと思ってしまいます。
 実際、6年生の教室の黒板を見ると、ぎっしりと数式のみが並んでいます。6年生の算数が、より一層中学校の数学に近づいてきたように感じました。(写真上)
 1年生が生活科で育てているアサガオの葉が、たくさん出て茂ってきました。毎朝欠かさずに水やりをしている鉢を移動して、じっくり観察しながらカードに絵を描いていました。最初に出てきた双葉と違う葉(本葉)の形に気づいた子がたくさんいました。
 ある子が、自分の鉢を持つのを嫌がっていました。理由を聞いてみると、「だって、いもむしがいるかもしれないもん。」と言っていたので、葉っぱを全て裏返して点検してあげました。それでもしばらくは、鉢を持つのをためらっていました。アサガオを育てることから、少しずつ虫の存在にも興味をもてるようになるといいなと思います。
 観察が終わった子から、支柱立てをしました。アサガオセットについてきた折り畳み式の支柱を取り付け、これから伸びてくるつるが巻きついていけるように準備をしました。これから気温の上昇とともに、アサガオがぐんぐんと成長していくことでしょう。(写真下)

6月6日(火)

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 3年生の毛筆による書写の指導が始まりました。真新しい習字セットを机の上に用意し、早く筆を手にしたいのを我慢して、先生の説明を聞いていました。これから小学校で4年間使っていく道具なので、準備や片付けの方法まで、きめ細かな約束をきちんと指導しておく必要があります。書写の教科書にも、用具の名前から机上の準備の仕方、書き終えた半紙の片付け方など、多くの説明が記載されています。
 また、書く時の姿勢から筆の持ち方やひじの高さ(毛筆の場合は、特に重要です)まで、様々な説明が続きます。筆は、人差し指をかける「1本がけ」か中指も添える「2本がけ」で持ちます。軸の下から1/3位のところを持ち、常に半紙に対して垂直に立てておくことがポイントになります。(写真上)
 まずは、半紙に横画をたくさん書きながら、筆と腕の使い方を練習しました。墨汁を十分に含ませていなくてかすれたり、筆が寝てしまい線が太くなったりと、なかなか思うように書けないものです。何度か練習の末、横画を2本引いて「二」の作品を仕上げることができました。
 1,2組とも、数名ずつ左利きの子がいました。教員が参考にする指導書には、「左利きの児童への対応」が載っています。毛筆の筆の運びから、「右手で書くように指導するのが望ましい。」と記されています。さらに、「ただし…」とあり、「…本人と保護者の意志を尊重することが大切である。」と書いてあります。
 書道教室などで習う場合は、右手で書くように指導があるでしょう。(実際、私の子どもも、書道教室では右手で筆を持つように直されました。)しかし、学校での毛筆の指導は、月に1回程度しかありません。それだけの時間で右手にするというのは難しいでしょう。私は右利きですが、左手で文字を書くように言われてすぐにできるとは思えません。
 3年生は、理科の時間に「植物の育ち方」の学習をしています。5月に、学年の畑にオクラやダイズ、ヒマワリ、ホウセンカ、マリーゴールドの種をまきました。1組の子ども達が、タブレットを手に、その後の様子を観察していました。タブレットのカメラで写真を撮り、成長の様子を記録していきます。(写真中)
 それぞれ芽が出て生育してきてはいるものの、まだ小さいものが多い状況です。先週の大雨の影響で、畑の土がかなり削られてもいました。さらに、桜の木が茂ってきたこともあり、日当たりがもう少しの場所でもあります。なんとか今学期中に花が見られると良いのですが…。
 5種類の中でも、ダイズは比較的よく生育していました。7月頃に白い小さな花をつけ、その後枝豆が実ります。ダイズが実をつけて、未熟の状態で収穫するのが「枝豆」です。そのままにしておき、茶色く枯れた頃にさやを割ると「大豆」を収穫することができます。(ちょうど今日の給食に「大豆のかりんとう」が出ていました。)
 5,6校時に、6年2組の調理実習がありました。「炒める調理で 朝食のおかずを作ろう」という実習でした。栄養のバランスを考えた「いろどり炒め」に挑戦していました。教科書には、「にんじん、ピーマン、たまねぎ、ハム」を使った例が載っています。それを参考に、4人グループで話し合い、材料を持ち寄って実習に臨んでいました。
 グループごとに様々な材料を用意したレシピを考え、アイデア満載のいろどり炒めを作っていました。ベーコンとにんじんを中心に、キャベツやもやし、たまねぎを組み合わせたグループが多く見られました。(写真下)中には、じゃがいもとサツマイモ、きゅうりの組み合わせのグループもありました。
 出来上がったグループの子が、「校長先生も食べますか」と炒めたばかりの野菜をお皿に入れて持ってきてくれました。玉ねぎとピーマン、ベーコンに入り卵が入り、とてもいろどりの良い炒め物でした。新玉ねぎを使っていたようで、甘味があっておいしかったです。卵を使っていたのもすばらしいアイデアでした。
 6年生は、昨年度も家庭科で調理実習を経験してきているだけに、準備から片付けまでとても手際よく行っていました。炒める調理ができれば、様々な料理に応用することができます。ぜひ家庭でも、子ども達にフライパンを使わせていきましょう。

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学校行事
3/4 幼保小交流会(1)
3/5 ロングたてわり班遊び
3/6 避難訓練
3/8 中学校見学(5)
薬物乱用防止教室(6)

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