7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

11月11日(土)

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 今日は、第二土曜学校公開日でした。1校時から3校時まで授業公開を行い、たくさんの保護者の皆様にいろいろな授業を見ていただきました。
 3年生は、1,2校時に総合の学習の時間がありました。事前に家庭に協力を依頼していたこともあり、たくさんの保護者の方々にお越しいただきました。3年生は、1学期にカイコの飼育をしてきました。今日は、その時にできた繭を使い、糸取りを行いました。
 6月にできた繭は、ずっと学校の冷凍庫内に保管しておいてありました。まず、糸をほぐすために、繭をお湯に浸します。昔の生糸工場では、大きな鍋で繭を煮ていたそうで、その時のにおいはかなりひどかったと言われています。次に、歯ブラシを使って糸口を探しました。お湯の中で歯ブラシを使って繭をこすると、次第に糸がほぐれて出てきます。カイコの幼虫が糸をはいてできているのが繭玉なので、1本の糸が巻かれた毛糸玉のような感じです。どこかに糸の端があり、しばらく探っているとそれが見つかります。
 出てきた糸口をボール紙にひっかけ、巻き付けていきます。あとはくるくるとボール紙を回転させると、面白いようにどんどん糸が巻きついていきます。1つの繭から1kmもの糸が取れるそうです。ボール紙に巻き付けた糸を手で触ると、とっても細い糸なのに張りがあってじょうぶなことがよく分かりました。昔の人は、この糸を紡いで「生糸」を生産していたわけです。(写真上)
 糸がたくさん取れていくうちに、繭玉はしだいに薄くなり、中のさなぎが見え始めてきました。上手にさなぎを取り出した子もいました。冷凍庫に入れた段階ですでに死んでいますが、子ども達は大切に育てた1匹の幼虫のことを思い出したはずです。
 5年生は、社会科の時間に「ガンプラアカデミア」というプラモデル授業を行いました。社会科で学んでいる日本の工業の学習に関連した内容であるとともに、ものづくりの楽しさを体験できる勉強です。教室から配信動画を視聴し、バンダイホビーセンターの工場見学が疑似体験できるようになっていました。学年で申し込み、無料で子ども達に学習用プリントやガンプラを送ってもらいました。
 動画では、バンダイホビーセンターで行っているプラモデルの企画から設計・金型・生産までの工程が詳しく紹介されていました。静岡にバンダイの本社があるようですが、もともとは伝統工芸の技術からプラモデル産業が生まれたそうです。動画では、プラスチック廃材のリサイクルなど、SDGsに関する取り組みについても紹介されていました。
 授業の後半は、お楽しみのガンプラの組み立て体験です。たくさんある部品から説明書に沿って部品を外し、組み立てていきました。接着剤を使わずに組み立てられ、手足や関節部分が動く仕組みになっています。これは、今では当たり前のように感じられますが、日本が誇るすばらしい技術の結集と言えます。普段あまりプラモデルの組み立てをしたことがない子が多かったようですが、部品を組み立てていく楽しさを感じることができました。これを機に、いろいろなプラモデルに挑戦してもらいたいと思います。私の少年時代は、クリスマスプレゼントと言えばプラモデルでした。(写真中)
 6年生の教室では、保健の授業が行われていました。6年生の保健の授業では、「病気の予防」について学びます。1組では、「病原体と病気」についてインフルエンザを例に考えていきました。一方、2組では、「病気の起こり方」として、かぜをひく原因や熱中症になる要因について考えていました。病気は、病原体と体の抵抗力、生活の仕方、環境などが関わり合って起こります。(写真下)
 ちょっと前まで、5,6年生の各クラスでインフルエンザが流行っていました。(現在も全校で数名休んでいますが…)病原体があったとしても、インフルエンザにかからない子もいれば、すぐにうつってしまう子もいます。まず、体の抵抗力があればインフルエンザにはかかりません。それは、睡眠が十分であったり、栄養バランスよく食事をしていたり、運動をして体を鍛えていたりという生活の仕方が重要であるということです。保健の授業をきっかけに、自身の生活の仕方について振り返らせていきます。

11月10日(金)

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 今朝は、月に1回行っていただいているボランティアの皆さんによる読み聞かせがありました。1年生から4年生の各教室に、絵本を手に入っていかれると、「今日はどんなお話かな」と子ども達が楽しみにしている様子が伝わってきます。
 後期読書旬間中に、光が丘図書館の方々によるお話し会やブックトークがありました。子ども達に様々な本の世界を紹介していく活動は、とても大切なことであると改めて感じました。そして、たくさんの団体貸し出しの本が各教室に届けられていることにも、深く感謝したいと思います。まず、子ども達の周りにいつも本がある環境づくりが欠かせません。
 さて、今日もいろいろな本の読み聞かせがありました。秋の時期にふさわしい本や、楽しい本、不思議な本、英語の本、ケーキが出てくるおいしそうな本など様々でした。そして、絵本には悲しいお話もあります…。
 2年2組では、「ずっとそばに・・・」という本の読み聞かせがありました。有名な絵本作家の いもとようこ さんが著した本です。ある年の冬、山の木の実が全く実らず、食べ物が手に入らないため、森の子ども達がどんどん弱っていきました。子ども達のために決心して人間の住む里に下りていったくまさんは、農家の庭先の柿の実をとりました。するとその時、くまさんは鉄砲で撃たれてしまいます。…森の動物の子ども達を守ろうとするくまさんの優しさが描かれているとともに、息絶えたくまさんを見放さない動物の子ども達の優しさも心に残るお話です。人間と動物社会との命について考えさせられる絵本です。倒れたくまさんに集まる動物の子ども達のページを境に、お話を聞いていた子ども達の表情が一変しました。(写真上)
 昨日も、熊が柿の実を食べに来て困っているというニュースが報道されていました。今や日本全国で、熊による農作物の被害や人間が襲われるといった情報が多く聞かれるようになっています。しかし、それらの報道は、全て人間側の都合による見方です。野生動物がもともと住んでいた森に入り込み、自分達の社会を広げていったのは人間です。人間に命があるように、動物にも命があります。人と動物との共存を願う作者の強い思いが感じられる絵本でした。
 後期読書旬間は本日で終わりです。子ども達はどんな本に出会えたでしょうか。読書旬間が終わっても、本に親しむ気持ちを持ち続けていってほしいものです。
 連日、展覧会に向けた準備が進められています。立体作品や平面作品の展示が終了し、あとは先生方による作品のレイアウトや表示関係をつけていく作業があります。また、各学年の共同作品も完成に近づいてきています。
 1年生は、視聴覚室に集まって共同作品「くじらぐも」の制作に取り掛かっていました。くじらぐもは、先月国語の時間に学習した物語です。体育の時間にくじらぐもがやってきて、先生の「天までとどけ、一、二、三。」のかけ声で子ども達が空に舞い上がり、雲の上に乗るというファンタジーでした。
 そんな大きなくじらぐもを、学年みんなで脱脂綿をちぎって制作していきました。くじらぐもの形をした台紙に両面テープを貼り、子ども達が少しずつ脱脂綿をちぎってくっつけていきました。さあ、出来上がったくじらぐもは、展覧会でどこにどのように飾られるのか…楽しみにしていてください。(写真中)
 6年生の教室では、卒業アルバムの文集ページの作成が始まっていました。以前は原稿用紙に下書きをしていましたが、タブレットが導入されてからはデータを入力して作成するようにしています。作文の添削は担任の先生が行いますが、タブレットに入力することで、文章を付け加えたり削除したりすることが容易に行えます。また、一人分の文集ページの文字数が決まっているため、作文の長さを調整するのにも便利です。(写真下)
 文集の作文には、移動教室のことを書いている子が多く見られました。1学期に行った武石移動教室のことや、1年前の下田移動教室を振り返って作文にしていた子もいたほどです。やはり子ども達にとって、宿泊行事は一番の思い出になるようです。
 清書はまだ先になりますが、パソコンで作成した下書きを見ながら原稿用紙に手書き(ペン書き)することになります。6年間の小学校生活を残すために、やはり自筆で書いた方が一生の思い出となります。

11月9日(木)

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 今日は、各学年の立体作品の搬入日でした。時間を分けて、全学年の子ども達が展覧会に出品する自分の作品を手に、次々と体育館にやってきました。体育館には、すでに学年ごとに展示場所が設置されていたり、平面作品が展示されていたりしています。また、学年の共同作品も一部展示されています。一歩体育館に入った途端、子ども達は展覧会の雰囲気を感じ取り、「うわぁ〜」という声を上げていました。
 1年生の立体作品は、「ぼくの わたしのともだち」です。靴下に綿をつめて、楽しいいきものを作りました。展示台のどこに飾ってもらおうかなと、一人一人考えていました。(写真上)
 作品の展示場所は、学年全体の作品のバランスを考えて、夕方先生達で調整して並び替えます。展覧会では、どの学年もクラスごとや名前順での展示はしません。よく展覧会に来られた方から、「自分の子どもの作品を探すのが大変なので、名前順に並べてください。」という意見をいただきます。しかし学校では、展覧会を「個々の作品が一緒になることの全体の美」ととらえています。個人の作品展ではなく、学校全体の展覧会です。一人の作品が友達の作品と一緒に展示されることにより、お互いが刺激し合ってさらに輝いて見えてくるものです。作品の並び方によって、展覧会の印象はずいぶん違ってきます。来週は、そのような視点で展覧会会場をご覧いただければと思います。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。理科室での実験が続く単元で、子ども達の興味・関心が高まる内容になっています。
 今日は、2組の子ども達が「水50mlに、食塩がどれだけ溶けるだろうか」という実験をしていました。食塩を5グラムずつ溶かしていき、溶ける量に限りはあるのか、何gまで溶かすことができるのだろうか、という実験をまず行いました。
 食塩は水に溶けやすい物質です。家庭でも食塩を料理によく使っているので、食塩は水に溶けやすいというイメージをもっていることでしょう。しかし、いつまでも溶けていくわけではなく、「限りがある」ということも大切な結果となります。続けて、ミョウバンを同様にして実験を行いました。ミョウバンは、食塩に比べて水には溶けにくい物質です。5gずつ溶かそうとしても、すぐに限界がきてしまいます。ものの溶け方は、物質によって違うということが分かりました。(水ではなく、お湯を使ったらどうなるでしょうか・・・5年生では、今後そういう実験もしていきます。)
 ところで、理科の実験では、実験器具の正しい使い方や正確な実験操作を身につけることも授業の大切な学びです。食塩を5gずつ量り取る…電子てんびんで、正確に食塩を量り取るとともに、一粒もこぼさないようにビーカーの中に入れなければなりません。理科室の机の上には、あちこちに食塩が散らかっていました。食塩のビンから薬さじで薬包紙に移す際、あるいは薬包紙からビーカーに入れる際にこぼれたのでしょう。また、メスシリンダーで50mlの水を量り取ったものの、食塩を入れてかき混ぜているうちに水滴が飛んだのか、1滴2滴水がこぼれていました。正しい結果を得るためには、相当慎重に実験を行わなければなりません。(写真中)
 本日、6年1組の教室で、「英語4技能検定(GTEC)」が行われました。(2組は、昨日実施しています。)これは、練馬区全ての小学校6年生を対象に、昨年度から実施している事業です。外国語が導入され、6年生に英語の4技能がどの程度身についているのかを把握するために実施しています。さらに、その結果の考察を今後の指導法の改善に資するためという目的でもあります。なお、4技能とは、リーディングとリスニング、ライティング、スピーキングの技能を意味しています。
 今週に入って、調査問題や機材が委託業者から送られてきました。事前に6年生の担任が実施方法等の研修を受けるとともに、機材の確認をして検定に備えていました。
 全員に専用のタブレットとヘッドセットが配布され、全てタッチペンで画面を操作しながら問題に答えていきます。ヘッドセットを通じて各自が英語を聞き取り、選択肢から答えを選んだりしていくので、検査中はとても静かです。スピーキング問題では、自ら英語で話した内容がタブレットを通じて録音されていきます。(写真下)
 今後、採点等は委託業者が行い、2月上旬までに調査結果が送付されてくることになっています。5,6年生に「外国語」という教科が正式に入ってから4年目を迎えます。子ども達の英語の力はどの程度身についてきたでしょうか。

11月8日(水)

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 1年1組で、「ジャングルジム」という資料を使った道徳の授業がありました。道徳の内容項目の「公正、公平、社会正義」について考えさせる資料です。
 1年生の段階では、仲間外れはよくないと分かっていても、自己中心的な考え方がまだ強く、ついつい自分勝手な言動をとることが多く見られます。日常によくある行動場面であり、登場人物の気持ちが考えやすい資料になっています。さらに、6枚の場面絵と吹き出しに書かれたセリフで構成され、マンガ形式になっているのも、子ども達に分かりやすい資料であると言えます。(写真上)
 最初の場面は、サルくんとクマくんがジャングルジムで遊んでいるところに、ネコちゃんが「なかまに入れて。」とやって来た絵です。クマくんは、「だめだめ。今日は、ぼくとサルくんとで遊ぶんだよ。違うところで遊んでよ。」と言います。ページをめくると、次の日の場面になります。ネコちゃんとサルくんがジャングルジムで遊んでいるところに、クマくんがやって来て言いました。「昨日、ぼくとサルくんで遊んでいたんだよ。ネコちゃんは違うところで遊んでよ。」それに対してサルくんは、「どうしてネコちゃんと遊ばないの。そんなのおかしいよ。」と言います。(泣きながら去っていくネコちゃん)…次のページは翌日のジャングルジムの場面で、3人が出会った絵があり、それぞれの吹き出しには何も書かれていません。ここは子ども達にそれぞれのセリフを考えさせ、どうしたらみんなが仲良く遊べるのかを演じながら話し合っていきます。
 11月は「ふれあい月間」です。身近な仲間と仲良く過ごすことができるように、具体的な場面から考えさせていきます。
 「サントリー1万人の第九」というコンサートをご存知でしょうか。ベートーヴェンの第九交響曲を、大勢の人数で一緒に歌うという企画です。もともとは、大阪城築城から400年を迎えることを記念して、40年ほど前に開催されたのがきっかけでした。そして、大阪城ホールのこけら落としとして、記念すべき第1回のコンサートが行われています。
 それだけ歴史のあるコンサートでしたが、コロナ禍に最大の危機が訪れました。2020年12月の開催では、感染症対策として会場にたくさんの人が集まって歌うことができず、中止の声も上がったようです。しかし、何とかみんなの思いを実現させようと、リモートによる合唱に切り替え、参加を呼びかけました。当日の大阪城ホールには、指揮者(佐渡 裕)とオーケストラに独唱者、合唱団(少数)しかいませんでした。そこに参加希望した人たちがリモートを通じて参加し、ホールのスクリーンにたくさんの顔が映し出されました。
 前置きが長くなりましたが、6年生の音楽の時間に、リモートで行われた1万人の第九のテレビ映像を子ども達に見せていました。(写真中)6年生は、先日連合音楽会の合唱曲として「地球星歌」を歌いました。歌のもつ力や歌うことを楽しむ人たちの思いを、この第九コンサートの映像から感じ取ることができたのではないかと思います。
 ちなみに…今年の1万人の第九コンサートは、通常通りに12月3日(日)に大阪城ホールで開催されるそうです。合唱団員としてこのコンサートに参加するには、ある程度の倍率をくぐり抜けなければならないようです。
 3,4校時に、4年生の「ユニバーサルデザイン出前授業」がありました。今回の出前授業は、練馬区福祉部管理係で推進している事業です。講師は、視覚障害のある原口さんにお越しいただきました。(兵庫県にお住まいの方です。)
 最初に、原口さんの自己紹介がありました。生まれながらにして視覚障害があったものの、みんなと一緒に遊んだり自転車に乗ったりしていたそうです。(5歳で自転車に乗れるようになったと話していました。自転車と一緒に写っている写真を見せてもらいました。)目が見えないことは、とても大きな障害であると我々は考えます。でも、「ちょっとした工夫と周りの人のサポートで、みんなと同じように生活ができる。」と、原口さんは話されていました。現在、原口さんは仕事をしながら、ブラインドサッカーのチームにも所属しているそうです。
 4年生は、2学期にユニバーサルデザインについて調べ学習を行ってきています。身近なユニバーサルデザインについて、原口さんの質問にどの子もよく反応し、答えていました。また、授業の後半では、ワークシートの絵の中から困っている人を探し、自分だったらどうやって解決するかを考え、発表し合いました。出前授業を通じて、相手の立場に立って想像してみることの大切さや、話しかけて本人の気持ちを聞くことの大切さを学ぶことができました。
 授業の中で、ユニバーサルデザインが使われているものの1つとして、「スマートフォン」が紹介されました。原口さんも、日常的にスマートフォンに助けられていると話していました。当然我々の疑問として、「目が見えないのに、どうやって使っているの?」と思います。目が見えない人のための特別な設定ができるようになっていて、全て音声で案内してもらっているそうです。今日はパソコンも使用していたので、その音声を実際に聞かせてもらいました。ディスプレイに映った文字が音声で流れるのですが、普通では聞き取れないくらいの速い速度になっていました。原口さんは、そんな速い音声でもちゃんと聞き取れるそうです。(写真下)

11月7日(火)

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 1年生は、国語の授業で「かん字のはなし」という学習をしています。平仮名やカタカナの学習に続き、1年生では2学期から漢字の学習が新たに始まっています。すでに30近い漢字を習いました。今回の学習単元では、短文作りを通して漢字と仮名が交じった文について理解を深めたり、漢字の成り立ちについて学習したりします。(写真上)
 教科書には、「かん字は、はじめは、かんたんなえのようなものでした。」と書いてあります。さらに、山の姿から「山」という漢字ができたことや、水が流れる様子から「水」、空から雨が降る様子から「雨」という漢字ができたことが書かれています。教科書の挿絵とともに漢字をよく見ると、1年生の子ども達にも「なるほど」と思える内容になっていました。
 漢字のでき方は、大きく分けて4種類あります。その分類については、5年生の国語の時間に習うことになっています。1年生で出てきた先ほどの漢字は、「象形文字」になります。他に「指事文字」、「会意文字」、「形声文字」があるのですが、指事文字についても1年生の教科書に載っています。上に物があることを示すことから「上」、下に物があることを示すことから「下」と、2つの漢字ができた由来が載っています。
 読書旬間を通じて、1年生は自分から本を選んで読むようになってきました。絵本では、漢字に読み仮名がふってあるので、自然に多くの漢字が読めるようになってきます。そういう意味でも、漢字に関心をもつようになる低学年の時期の読書は、とても重要であると言えます。
 2年生は、国語の時間に「馬のおもちゃの作り方」という説明文の学習をしています。教科書の説明文を通じて、手順を示す文章の書き方を学びます。また、作り方を説明する文章を書く学習に結び付けていきます。
 そこで今日は、実際に説明文を読みながらおもちゃを作ってみることにしました。それぞれ家から箱を用意してきてあったので、教科書の説明通りに馬のおもちゃ作りが始まりました。教科書の文章では簡単そうに感じますが、2年生にとっては、箱を同じ長さに切り取るだけでも大変な活動のようでした。箱を2枚重ねではさみを入れるのは、とても力のいる工程です。完成にはまだ時間がかかりそうでした。(写真中)
 低学年の学年だよりには、よく図工や生活科などで使う材料のお願いが書かれています。今回の「箱」も、10月号の裏面に「材料準備のお願い」として載っていました。「教科書(下巻40ページ)に載っているのとだいたい同じ大きさの空き箱とホチキスをご準備ください。」という文章に、「レトルトカレーの箱がおすすめです。」と書いてありました。さすがにカレーの種類は指定していませんでしたが、その一言で学級人数分のレトルトカレーの箱が一斉に集まりました。中身はご家庭で食べていただいたと思います。ご協力、ありがとうございました。
 6年生は、算数の時間に「比例の関係をくわしく調べよう」という学習をしています。6年生の算数は、3学期になると6年間の復習問題になるため、残りの単元はあとわずかになりました。その中でも最も大きな単元が「比例と反比例」です。伴って変わる2つの数量やそれらの関係に着目し、表や式、グラフに表したりしていきます。
 1学期に、「文字を使って式に表そう」という学習がありました。そこで初めて「いろいろと変わる数」の代わりとして「x」や「y」を使うことを習いました。今回は、比例を表す式としてxとyが出てきます。板書された文字式を見ると、中学校の数学に近づいてきたことが感じられます。(写真下)

11月6日(月)

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 5年生が稲刈りを行いました。児童玄関前の畑は、1か所を田んぼにして毎年使っています。まずは田んぼに植えてあった稲を刈り取りました。
 続いて、バケツ稲の刈り取りも行いました。夏休み前からプール脇に移動して、水の管理をしながら育ててきました。校庭にバケツごと移動し、はさみを使って各自の稲を刈り取りました。刈り取った稲は、束ねて各教室前の廊下に干しました。今後、脱穀やもみすりをしながら精米していく予定です。
 稲刈りと言えば、9月下旬〜10月上旬が適期です。今年の5年生は、1か月も遅れてしまいました。特に田んぼに植えたままだった稲穂は、毎朝スズメがよく来ていました。稲刈りを遅らせると、未熟粒の割合が少なくなり、充実した米粒が多くなりそうですが、一方で熟しすぎた米粒は胴割れが起きてしまいます。ということで、結局稲刈りの適期を守った方がおいしいお米になるということのようです。
 ところで、田んぼの隣の畑は、9月からマリーゴールドの花でいっぱいになっています。先月下旬から暖かな日が続き、さらに成長して花付きが良くなってきました。(写真上)
 春に主事さんが種をまき、たくさん出てきた芽を畑に移植して育ててきました。マリーゴールドは、夏の暑さで弱りがちですが、上手に夏越しして秋の生育期を迎えることができました。たくさん咲いているので、切り花にして校内に飾ったりもしてもらっています。マリーゴールドは、よく農家の畑にも植えられている光景を見かけます。土の中の線虫を忌避する成分がマリーゴールドの根に含まれているため、防虫の意味で植えられているようです。
 1校時に1年2組、3校時に1年1組がサクラ草の植え替え作業を行いました。9月末に6年生から始めたサクラ草の植え替えが、ようやく今日で終了しました。実は…今年は猛暑のため、苗の準備がかなり遅れてしまいました。サクラ草は暑さに弱く、今までにないほどのピンチな状態でしたが、10月以降やっと苗が順調に生育し始めました。
 今年も12学級全てのクラスに植え替えの指導をしてきました。低学年ほど時間がかかりますが、説明の仕方によって例年よりも植え替えがとても上手にいく場合があります。旭町小でサクラ草の指導をして3年目になりますが、自分自身の指導の仕方が向上したということもあるのでしょう。
 毎年1年生は、チューリップの球根と一緒に植え付けるようにしています。多くの学校では、球根だけ植える場合が多いです。土だけの植木鉢に毎日水やりをするよりも、サクラ草が植えられている鉢に水をあげる方がはるかに楽しいでしょう。さらに、3月下旬には、サクラ草とチューリップが一緒に咲く楽しみもあります。
 植え替えに使っているのは、赤玉土(大粒)と培養土、肥料(骨粉入りの油かす)です。子どもにとっては、苗を逆さまにしてビニールポットから抜き取るのが難しいところです。低学年には、友達と2人で協力して行うように指導しています。(写真中)
 この時期、園芸店では様々なパンジーやビオラの苗が出回っています。私も先週の土日とこの連休中に、パンジーの苗を買ってきて玄関前に植えました。培養土があれば、苗の植え付け方法はサクラ草と同様です。冬から春まで華やかに彩るには、パンジーやビオラが重宝します。今年もいろいろな品種が新しく出ていて、園芸店に行くとついつい買ってしまうほどです。
 どのクラスにも、サクラ草に毎日「水やり」と「愛情」をあげることを話しました。この2つを欠かさずあげ続ければ、必ずきれいな花が咲きます。愛情をあげるとは、毎日サクラ草を「見る」ことです。サクラ草は丈夫なので、放っておいても花は咲くでしょう。しかし、毎日愛情をもって育てた子の目には、それ以上にきれいな花に映るはずです。
 6校時に、5年生が展覧会の会場設営の作業を行いました。来週木曜日から始まる展覧会に向けて、いよいよ会場準備に取り掛かります。
 まず、跳び箱やマット、平均台などの用具を倉庫内に片付けました。そして、学年ごとに展示台として使用するひな壇やテーブル、パネル類を、校内の様々な部屋から運んできました。
 今回5年生が担当するのは、高学年として学校全体を支える立場をしっかり意識させるためでもあり、来年度の最高学年に向けた意識付けのためでもあります。多くの先生達が5年生の活躍ぶりをしっかり見ていました。(写真下)
 今日の夕方から、全校の先生達が作品展示に向けた準備に取り掛かっていきます。

11月2日(木)

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 音楽朝会は、6年生の連合音楽会の発表を行いました。1年生から5年生の子ども達、そして6年生の保護者の方々が体育館に集まり、練習した成果を聴きました。
 練馬区連合音楽会は、各学校に3年に1度発表する機会が回ってきます。旭町小は今年の発表校で、6年生が担当することになりました。本来ならば、練馬文化センターに発表校が集合し、お互いの演奏を聴き合う連合音楽会です。しかし、昨年から今年にかけて、文化センターが改修工事中のために使えません。そこで、各校での演奏の様子をビデオに撮り、お互いの学校で見合う形で2年間実施することになっています。旭町小は、一昨日ビデオ撮りを完了しています。今度、他校のビデオが届いたら、6年生で鑑賞することにします。
 代表児童のあいさつの後、合唱曲「地球星歌」と合奏曲「情熱大陸」が演奏されました。「地球星歌」は、音楽ユニット「アクアマリン」として活動しているミマスさんが作曲した曲です。ミマスさんは合唱曲として有名な「COSMOS」(先日、豊渓中の合唱コンクールでも歌われていました。)の作曲者で、全国の学校や合唱団で人気の作曲家です。
 平和への祈りや自然への大きな愛にあふれた曲で、練習し始めると、子どもたちからも人気の歌になります。出会った人たちへの感謝とこれから出会う人たちへの想い、そして同じ地球を分け合う全ての人たちへのメッセージソングとも言える曲です。
 一方、「情熱大陸」は、誰もが知っているドキュメンタリーテレビ番組「情熱大陸」のオープニング曲です。バイオリニストである葉加瀬太郎さんが作曲し、一躍有名になりました。小中学校の合奏用にも様々にアレンジされていて、今回はドラムやパーカッションが華やかに盛り上げるバージョンで演奏されていました。
 6年生は、運動会ではマーチングにも取り掛かってきました。2学期に入り、連合音楽会も視野に入れて練習をしてきたのは、とても大変だったと思います。(子どももそうですが、特に音楽専科は…)運動会後、すぐに気持ちを切り替えて連合音楽会に集中して練習を重ねました。
 さて、その6年生…次は展覧会とともに、卒業アルバム(文集)の製作に取り掛かっていきます。自らの文集ページの作文を仕上げていくことはもちろんですが、他のページも重要です。その1つとして、校内の教職員やかつてお世話になった先生のページがあり、文集の原稿依頼をするのも大切な6年の役割です。1組では、誰がどの先生に依頼状を書くかのかを決め、下書きを考えさせていました。(写真上)
 4年生は、国語の時間に「世界にほこる和紙」という説明文の学習をしています。この単元では、「中心となる語や文を見つけて要約し、調べたことを書こう」ということをめあてに学習を進めていきます。(写真中)
 3年生の説明文では、「要点を書き出す」ことを中心に学習をしました。要点は、段落の中で最も大事なところを言います。さらに4年生の説明文の学習では、「要約する力」が大きなねらいになっています。文章の要約には、コツがあります。まず、文章(段落)全体を読み、内容を理解しなければなりません。次に、要点とキーワードを探すことです。それらの要点やキーワードをどうつなげて筆者の意図する内容に近づけるかが重要になります。こうして、3,4年生で培った力を生かして高学年の説明文の学習があります。
 1年生は、算数の時間に「たしざん」の学習を行っています。今まで1年生は、一桁+一桁で答えが10までのたし算でした。今回のたし算は、一桁+一桁で繰り上がりのある場合の計算です。
 1組の様子を見に行くと、「7+4」の計算の仕方をみんなで考えていました。まず算数ブロックを使い、7個と4個のブロックを合わせる方法を考えさせました。たす数の「4」を「3と1」に分け、7と3で10のまとまりを作ります。この「10のまとまりを作る」というところが大切です。(繰り上がりの考え方)
 繰り上がりのあるたし算では、数の分解を利用して10を作ることがポイントになります。この数の分解は、1年生の1学期にすでに学習してきた内容です。「4は、1と3」「5は、2と3」…というように、何度も繰り返し練習してきました。その学習を生かして繰り上がりのたし算があります。算数は、以前習ったことを使って新しい学習へと応用していく教科です。(写真下)

11月1日(水)

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 晴天に恵まれ、1年生の生活科見学がありました。板橋区にある「こども動物園」に行ってきました。
 成増駅から下板橋駅まで、東武東上線に乗りました。下板橋の駅からは、歩いて20分ほどのところにあります。住宅街の中にある動物公園で、近くの保育園の子ども達や家族連れで賑わっていました。
 動物園の人の話を聞いた後、学年をA〜Cの3つのグループに分けて行動しました。モルモットのふれ合いコーナーとヤギ・ヒツジの放牧広場、公園遊びの3か所をローテーションしながら、交替で体験するようにしました。
 モルモットは、腰掛けている子ども達の膝の上に1匹ずつ乗せてもらいました。モルモット達は、どの子もとても行儀がよく、膝の上に乗ってもみんなじっとしていました。1年生の子ども達は、体を触ったり頭をなでたりしながら、ありったけの愛情を込めて自分のペットの時間を楽しみました。(写真上)
 放牧広場では、ヤギやヒツジが自由に歩き回っているところに入っていきます。後ろや横からそっと近づき、動物の背中の感触を確かめました。人に慣れていることもあるのか、大声を出したり走り回ったりしなければ、動物たちはとてもおとなしくしています。中には自分よりも大きなヒツジやヤギがいて、ちょっと尻込み気味の子もいました。最初は恐る恐る手を伸ばしていましたが、次第に平気で触れるようになってきました。(写真中)
 公園遊びでは、様々な遊具があって楽しめました。みんなでお弁当を食べた後にも遊ぶ時間がとれ、疲れを忘れて夢中で遊ぶ姿が見られました。(写真下)
 電車の乗り降りや道路の安全な歩行も含めて、生活科見学としてたくさんのことが学べた一日になりました。

10月31日(火)

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 1年生の国語の教科書に、「ことばを たのしもう」という学習があります。言葉遊びを楽しんだり、早口言葉に進んで挑戦しようとしたりすることをねらいとした学習です。(写真上)
 教科書には、3つの早口言葉が載っています。「なまむぎ なまごめ なまたまご」・・・大人から子どもまで楽しめる早口言葉ですが、最も有名なのが、「なまむぎ なまごめ なまたまご」ではないでしょうか。1年生の子ども達にもおなじみの言葉でした。大人からするとそんなに難しくはないと思いますが、小さい子どもにとっては、なかなか難しいようです。
 「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」・・・私は3つの早口言葉の中で、これが最も苦手です。ちなみに、似たような早口言葉として「赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ 茶パジャマ」があります。
 「かえるぴょこぴょこ 三ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ 六ぴょこぴょこ」・・・この早口言葉は、江戸時代の上方の噺家が、弟子達に遊びがてら修行をさせようと生み出したものだそうです。早口言葉には、古い歴史があるようです。
 早口言葉は、リズムよく音読を繰り返すことで、楽しく学習することができます。また、口をはっきり開けて発音する練習にもなります。教科書には絶対に載らないと思いますが、短い早口言葉に「バスガス爆発(3回繰り返す)」があります。未だに難しくて言えません。
 2階の掲示板に運動会の写真資料を貼りました。階段を上がった踊り場のところにある掲示板なので、よく目につく場所です。休み時間にさっそくたくさんの子ども達が自分の学年の競技の写真に注目していました。(写真中)
 入場行進と開会式から、プログラム順に各学年の競技や演技の写真を使って構成してあり、A4版全24枚にわたる写真資料です。来週の土曜学校公開日等、来校された際はぜひご覧ください。
 また、掲示板前には、昨日の全校朝会で紹介した2つの本の展示もしています。昨日、全校児童に紹介したのは、「窓ぎわのトットちゃん」と「マヤの一生」の2冊です。「窓ぎわのトットちゃん」は、最近新しく続編が出されたようですが、昨日紹介したのは40年前に出版された最初の本です。低学年にも読みやすいように、内容を抜粋したものも出版されています。
 「マヤの一生」は、犬と人間との深い絆とともに、戦争の悲惨さが描かれた本です。どちらの本も、私が4年生の担任をしていた頃、クラスの子ども達に読み聞かせをした思い出の本です。長い物語なので、何日にもわたって少しずつ読み聞かせをしました。教員になってから出会った本は、他にもたくさんあります。子ども目線で本を選んでみると、心に残る本に出会うことができます。
 5校時に、3年1組で外国語活動の授業がありました。ALTのロバート先生と担任の先生とで、「Unit 6 アルファベットで文字遊びをしよう」という授業が行われていました。
 どうも朝から、「ハリーポッターだ…」という子ども達の声がすると思っていたら、ロバート先生の衣装のことだったようです。そう言えば、今日は10月31日でハロウィンの日です。子ども達へのちょっとしたサービスで、授業を楽しく盛り上げるためだったようです。(写真下)
 最近のニュースでは、連日のように渋谷のスクランブル交差点がテレビに映し出されてきました。人が集まらないように規制をかけて、ハロウィン対策をしていました。では実際に、日本ではどの程度ハロウィンの風習が根付いてきているのでしょうか。スーパーのお菓子売り場やケーキ屋さんでは、10月に入ってすぐにオレンジカラーが目立つようになります。ハロウィンにあやかった商品開発は、もうだいぶ前から日本で恒例になってきています。では、仮装パーティーをやっている家庭はどの程度あるのでしょうか。また、子ども達がお菓子をもらいに各家庭を回ることは? 節分で家の外に向かって豆まきをする家庭が減少してきている現在、そこまでの勇気は日本人にはないような気がします。

10月30日(月) その2

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 午前中、2年生の生活科見学がありました。歩いて田柄2丁目にある吉田さんの畑に行き、さつま芋の収穫体験をさせていただきました。
 昨年度まで2年生は、電車に乗って朝霞台にある農園まで行っていました。駅や公園のトイレを利用していましたが、学年全員が利用するには時間がかかり過ぎていました。芋掘りのできる畑を探していたところ、年度初めに見つけたのが吉田さんの畑です。電車に乗らずに歩いて行ける距離にあることと、私の前任の田柄小学校でトイレを借りることができるのが決め手になりました。
 吉田さんは、9月に3年生の「キャベツ農家の出前授業」で旭町小に来ていただいています。田柄小の隣に大きな畑があり、様々な学校や幼稚園・保育園の子ども達に農業体験を指導されている方です。
 学校を出て、40分ほどで田柄小に着きました。田柄小までは、約2kmの道のりです。以前は、6年生が水泳記録会で光が丘第八小学校とともに連携していた学校です。スリッパを用意していただき、トイレを借りました。
 吉田さんの畑は、田柄小を出て道路を渡ったすぐのところにあります。大根やにんじんの葉が一面に茂っていました。広大な畑の南側一帯は、全てさつまいもが植わっていたようです。地上部分のつるは、機械ですでに刈り取られていました。
 説明を聞いてから、一人2株ずつ割り当てられて芋掘りをしました。軍手をはめて株の周りの土をどけていくと、きれいな赤紫色が見えてきました。芋を見つけた喜びの声は束の間で、根っこでつながったさつま芋を掘り起こすための悪戦苦闘が始まりました。畝の周りの土をしっかりどけていかないとさつま芋の全容が見えてこないのですが、子ども達は芋の先端を見つけて引っ張ろうとしていました。慣れない軍手を手に、地中深くまで掘り起こすのはとても大変だったようです。掘り終わった子が手伝ってあげたり、吉田さんに手伝ってもらったりしてやっと収穫が終わりました。
 体験後、吉田さんからさつま芋の管理について話がありました。収穫したてを食べてみたくなりますが、最低でも2週間は待ってほしいとのことです。さつま芋は、しばらく置いておくことで甘味が増してきます。持ち帰ったビニール袋からはすぐに出してください。紙袋や段ボールに入れるか、新聞紙にくるんで、比較的温かい場所(室温)に置いておくようにします。
 今日収穫したのは、「シルクスイート」という品種です。春こがねと紅まさりの交配種として、10年ほど前に誕生しました。裏ごししたような滑らかな食感と甘さで、販売開始から焼き芋で人気に火が付きました。今では、安納芋や紅はるかと肩を並べる存在だそうです。
 スーパーなどの入口に、焼き芋の機械がよく置かれています。(電気で焼き芋を作るタイプの機械です。)この機械が出始めてから、焼き芋が格段においしくなりました。「紅はるか」などのねっとり系の焼き芋が売られている時は、よく買っています。温かいうちに食べるのもおいしいのですが、我が家では冷蔵庫で冷やして食べるようにしています。自然な甘味は、お菓子を食べるよりも罪悪感なく食べられます。お薦めします。

10月30日(月) その1

 全校朝会は、秋晴れの校庭で行いました。「いろいろな本に親しもう」というテーマで、読書旬間に向けた話をしました。
・・・先週の木曜日から読書旬間が始まりました。特にこの時期は、「読書の秋」という言葉があるくらいですから、本をじっくりと読み味わうにはとても良い季節です。読書カードが配られ、読んだ本を記録しながらいろいろな本に親しんでいきましょう。
 各学年に光が丘図書館の方々に来ていただき、お話し会やブックトークも始まりました。また、先週は図書集会があり、図書管理員の中路先生から手紙に関する本を紹介していただきました。今日は、校長先生から2つの本をみなさんに紹介します。
 まず初めの本は、黒柳徹子さんが書いた「窓ぎわのトットちゃん」です。テレビの司会者でおなじみの黒柳徹子さんが、もう40年以上も前に出した本で、大ベストセラーになりました。この本は、黒柳さんが小学生時代に通っていた「トモエ学園」という学校での出来事が書かれています。ですから「トットちゃん」とは、黒柳さん自身のことで、実際にあった経験がもとになった物語です。自由な教育方針のトモエ学園は、これまた自由奔放なトットちゃんを温かく見守ってくれます。さらに学校には障害のある子を始め、いろいろな友達がいて、お互いにたくましく成長していく姿が生き生きと描かれています。
 「窓ぎわのトットちゃん」には、低学年用にいくつかのお話を抜粋して、絵本にしたものも出版されています。いわさきちひろさんの絵がとても印象的です。最近、黒柳徹子さんが「窓ぎわのトットちゃん」の続編を出版して、また話題になっています。
 もう一冊の本は、椋鳩十さんが書いた「マヤの一生」という本です。マヤというのは、犬の名前です。家族と犬のマヤは、楽しく毎日を暮らしていました。しかし、戦争が激しくなるにつれ、食べ物が少なくなり、暮らしが厳しくなってきました。やがて、「犬を飼うのはぜいたくだ。」と村の役人が犬を飼っている人たちに犬を差し出すように言い始めました。そして、とうとうマヤも、家族のもとから引き離されてしまうことになりました。…戦争の悲惨さと、犬と人間との強い絆が描かれた感動の物語です。作者の椋鳩十さんは、動物をテーマにした本をたくさん出しています。5年生が3学期の最後に習う「大造じいさんとガン」も椋鳩十さんが書いた物語です。
 今日紹介したのは、校長先生が学校の先生になってから読んだ本の中で、最も感動した2冊の本です。これらの本は、しばらく2階の掲示板近くに展示しておくので、手に取ってみてください。みなさんも読書旬間を通じて、心に残る一冊に出会えるとよいですね。
 さて、あさってから11月に入ります。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。・・・

10月29日(日)

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 校庭にて、第46回旭町広場の祭典が行われました。4年振りの開催となり、たくさんの団体や地域の皆様が参加されました。
 今年の広場の祭典のテーマは、「ひろげよう 交流の輪 地域の輪」でした。その名の通り、すばらしい「輪」がたくさん見られたお祭りになりました。
 模擬店には、子ども達を始め、多くの人たちで賑わいました。また、遊び広場やイベント広場では、様々な催しが行われました。
 特設ステージのイベント広場でトップバッターを飾ったのは、我ら旭町小の先生達でした。「忍び外伝 旭城の秘宝」というタイトルで、忍者ショーが繰り広げられました。ここ数日、夕方になると、何度か先生達が体育館に集まって練習をしてきました。教員という仕事がなくなったとしても、スーパーのイベント会場に呼ばれて、そのままショーに出られそうな内容でした。(写真上)
 お昼の式典後は、幼稚園児と小学校低学年の子ども達による「おみこし」が行われました。ワッショイ、ワッショイ…と、楽しく会場を練り歩いて盛り上げました。(写真中)
 イベント広場のプログラムの最後を飾ったのは、ダンスクラブの有志による「YOASOBI」でした。ダンスクラブは、今年度から初めて旭町小に登場したクラブ活動です。4〜6年生の踊ることが大好きな子ども達が活動しています。また、1学期の途中から、卒業生でダンス教室の講師をしている先生に来ていただき、練習を重ねてきました。たくさんの人たちの前で練習の成果を発揮することができ、ダンスクラブの子ども達もとてもうれしそうでした。(写真下)
 青少年育成第六地区委員会の皆様を始め、各町会、団体の皆様、どうもありがとうございました。

10月27日(金)

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 2年生は、算数の時間に「かけ算」の学習をしています。今まで習ってきたたし算とひき算に加えて、新しい計算としてかけ算を学習します。先週から、かけ算が使われる場面を式に表したり、その答えの求め方を考えたりしてきました。そして、いよいよ「かけ算九九」の学習に入りました。
 まずは、5の段の学習から始まりました。ちなみに九九は5の段から始まり、2の段、3の段、・・・4,6,7,8,9,1の段の順で指導していきます。5の段は「5,10,15,20…」、2の段は「2,4,6,8,10…」となり、分かりやすいために最初に指導するのでしょう。きっと、4の段あたりから9の段にかけて、苦戦する子が出てくるはずです。また、一度覚えたはずなのに、しばらく経つと間違えてしまうということも出てきます。誰もが通った算数の山場です。学校と家庭とで、しっかり習熟していくようにさせたいものです。
 2年生では、九九の習熟の手立てとして、2枚のカードを配りました。まず、「九九れんしゅうカード」は、家庭で毎日九九を練習してくるチェックカードです。家の人のサイン欄があるので、毎日九九を聞いてあげてください。もう1枚は、「めざせ! かけ算マスター」というカードです。それぞれの段に、4種類の試練(先生によるテスト)が待っています。まず、「じゅんにゆっくり」は、九九を×1,×2,×3…と下から順に唱えていきます。次の「すらすら10びょう」は、10秒以内にすばやく唱えます。「ぎゃくから」は、×9,×8,×7…と、上から順に九九を唱えます。最後の「ばらばら」は、先生がランダムに出す九九が言えるかどうかをテストします。(写真上)
 学校でもクラス全員の九九を一人ずつ確認していくので、家庭でも毎日の練習を欠かさずにお願いいたします。
 4年生は、理科の時間に「星や月」の学習をしています。今まで、月の動きについての学習をしてきました。子ども達のカードを見ると、家できちんと月の観測をしてきた様子がよく分かります。最近は、半月から満月に移りつつある状態です。時間を追って、見える月の位置が移動していったことが記録してありました。次回の日曜日が満月なので、今度は満月の位置の変化にも注目して、ぜひまた調べてみてください。
 1組では、続いて星の位置の変化についての学習をしていました。星座早見盤は、1学期に使い方を習いました。今この時期に見える星座を探し、観測する計画を立てていました。(写真中)
 教科書では「はくちょう座」を例にして、観測の仕方を説明しています。はくちょう座は、十字型にきれいに星が並んだ形の美しい星座です。夏の代表的な星座ですが、今の時期も天頂の高いところに見られます。目印は1等星のデネブです。晴れの日が続いているのと季節がら空気が澄んできているため、東京でも見られるのではないでしょうか。
 星が見られない場合は…木星なら簡単に見ることができます。現在、夕方暗くなった頃、東の空に輝いて見えるのが木星です。約マイナス3等星なので、東京の空でも十分に見ることが可能です。星というよりも惑星ですが、時間とともに見える位置が変わる様子を観測することができます。
 3年生は、算数の時間にコンパスを使った「円と球」の学習をしてきました。毎時間コンパスを使ううちに、だいぶ上手にきれいな円を描くことができるようになりました。
 今日は単元のまとめとして、工作用紙にコンパスを使って模様を描き、切り取ってこまを作る学習をしました。教科書には、3種類のこまの模様が載っています。どこにコンパスの針を置くのかを考えさせながら、模様作りに挑戦していきました。(写真下)
 3年生は、そろそろ算数の上巻の学習が終わりになります。

10月26日(木)

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 今日から後期読書旬間が始まりました。10日(金)までの約2週間を読書旬間として位置付けています。
 さっそく今朝、図書委員会の児童による「図書集会」がmeetを使って行われました。図書管理員の中路さんから、「手紙」をキーワードにした様々な本を紹介してもらいました。また、この期間内に、光が丘図書館の方々によるお話し会やブックトークが各学年に予定されています。本日、2年生へのお話し会と、6年生へのブックトークがありました。
 各教室では、「読書カード」が配られています。読書旬間中に読んだ本を記録するカードです。学校で読んだ本だけでなく、家庭で読んだ本も記録していきます。また、読書旬間の終わりには、読んだ本の中からお薦めの本を紹介するようになっています。毎日読書カードをランドセルに入れていると思うので、家庭でも励ましてあげてください。(写真上)
 毎年12月に入ると、学校評価アンケートを各ご家庭にお願いしています。「子どもは進んで読書をしている」という項目は、たいてい毎回評価が低くなります。学校では読書をする時間(朝読書の時間等)を設けていますが、家庭で本を読む時間が取れていないことがアンケート結果に表れるようです。家族で定期的に光が丘図書館に行くとか、土日にテレビを消して読書をしようとか、何らかの取り組みをしない限り毎年同じ傾向になります。さらに、大人が本を読む姿勢を見せるということも重要です。
 一昨日、1年生は保育園との交流会をしましたが、今日は旭幼稚園の園児(年長の松組さん、約100名!)を迎えて交流会を行いました。1年生は、前回同様に学校紹介をしたり、校歌や運動会のダンス(ジャンボリーミッキー)を披露したりしました。(写真中)
 さらに今回は、代表児童によるクイズ大会も行いました。1年生みんなで書いた寄せ書きのお手紙をプレゼントしたところ、旭幼稚園の子ども達からもお礼のプレゼントをもらいました。お互いに、「ありがとうございました。」と「どういたしまして。」のあいさつを交わし合いました。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。日常生活の中で、子ども達は食塩や砂糖を液体に溶かすという経験をしています。また、ものが水に溶けるという言葉に対して、「絵の具が水に溶ける」とか、「土が水に溶けて形が崩れる」などの様々なイメージをもっています。まずこの単元の導入では、水に食塩が溶ける様子をじっくりと観察させ、食塩の粒がもやもやとした液体になっていく経過をしっかり見せていきます。
 続いて1組では、「水に食塩が溶けた時の重さはどうなるか」ということについて実験を行いました。水100gに食塩5gを溶かしたら、重さはどうなるでしょう? 水と食塩を合わせた105gになると考える子もいれば、透明になって溶けてしまうから100gになると予想する子もいます。また、一番子ども達が迷いやすいのが、「105gよりもちょっと軽いのではないか」という選択肢です。
 メスシリンダーの使い方を学習してから、実際に実験をしてみることになりました。電子てんびんを使って容器+水+食塩+薬包紙の重さを量ってから、溶かした後の重さを計測しました。結果・・・食塩などのものが溶けても、そのものの重さがなくなることはないということが分かりました。見えなくなっても、水溶液の中に重さはきちんと残っているということになります。(写真下)

10月25日(水)

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 6年生は、2学期の家庭科の時間に、「思いを形にして 生活を豊かに」という学習で、「トートバッグ」の製作に挑戦してきました。展覧会に出品する作品で、そろそろ仕上げの段階に入っています。
 布や持ち手の材料は、セット教材の見本の中から各自が注文して買いました。布の柄は、たくさんある中から好きなものを選んだようです。一枚の布を折り、ミシンを使って袋状にしてから、持ち手をつけて出来上がり・・・と、トントン拍子で今日まで来たわけではありません。ミシンの使い方にしろ、手縫いの部分にしろ、苦労の末にやっと完成が見えてきました。(写真上)
 教科書には、トートバッグの他にクッションカバーやきんちゃくの製作が例として載っています。私も担任をしていた頃、トートバッグやナップザックの製作を指導したことがあります。子ども達は製作前の段階で、いろいろな飾りをつけたアイデアスケッチを描き、やる気満々で臨んでいました。しかし、段々フェルトを切って縫い付けていくのが面倒になって、中途半端なところでやめようとする子が出てきて大変な思いをしたことがあります。また、家庭科の授業は週に2時間なのですが、展覧会が近づいてくると時間が足りず、放課後に遅くまで残して一人ずつ指導したこともありました。
 私が最初に旭町小に着任した時は、家庭科は専科の先生が指導していました。17学級以上の学校規模には、専科教員が1名加配されることになっています。旭町小はここのところ毎年12学級ですが、20年ほど前は17学級もある規模の大きい学校でした。その後、学級数が減ったことから、高学年の担任が家庭科を指導することになったのです。
 展覧会の際には、トートバッグの縫い目にも注目してください。ミシン縫いの跡からも、一人一人の苦労が伝わってきます。
 3年生が、社会科の時間に、学校の消防設備調べに取り組んでいました。3校時は、一斉に校内の廊下や教室を巡り、どこにどんな設備があるのかを調べました。
 校長室のドアを開けたら、数人のグループの子ども達が探検ボードを手にキョロキョロとしていました。校長室をのぞかせてあげると、部屋の天井に熱感知器があることに気がつきました。子ども達の教室にもあるので、すぐに分かったようです。
 せっかくなので、廊下にある消火栓の扉を開けて、説明をしてあげました。消火栓は、火災報知機と一緒に各階の廊下に2か所ずつあります。非常ベルを押すことで消火用のポンプが自動的に作動し、ホースを伸ばして散水することができます。(写真中)
 この他にも、消火器が廊下や特別教室に置いてあったり、避難はしごが設置してある教室があったりします。さらに、防火シャッターや防火扉も火災を防ぐための設備です。先週の光が丘消防署での見学を生かして、みんな熱心に調べていました。
 5校時に、6年生の算数の研究授業がありました。「考える力をのばそう」という2時間扱いの単元の学習でした。図や表に表して、問題解決する能力を高めることを目標とした学習内容です。
 「ある道路をほそうするのに、Aの機械では15日、Bの機械では10日かかります。A、Bの機械を同時に使うと、この道路をほそうするのに何日かかりますか。」という問題が提示されました。単元名に「全体を決めて」というサブタイトルがついています。道路の長さが分かっていないので、全体をどう見るかが大切になってきます。全体を30(m)と見て考える方法もあれば、全体を1と見て、部分を分数の割合で考える方法もあります。1と見る割合の考え方は、子ども達にとっては難しいのですが、教科書や指導書はそちらの考え方に導く方向になっています。
 子ども達は、線分図を使いながらよく考えていました。また、校内研究で毎回積み上げてきた「ラウンドタイム」(子ども同士の意見交流の時間)をしっかり生かして考えを広めていました。(写真下)

10月24日(火) その2

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 3校時に、1年生が保育園との交流会を行いました。今年度、旭町小学校と連携している保育園は、旭町保育園と旭町第二保育園の2園です。それぞれの園から、年長組の園児を合わせて30名に来てもらい、体育館で交流会を開きました。
 最初に1年生の代表の子ども達が、学校の紹介をしました。続いて、旭町小の校歌を元気よく歌って聞かせてあげました。また、運動会で踊った「ジャンボリーミッキー」のダンスも披露しました。保育園の子ども達にもなじみのある曲でした。みんな目を真ん丸にして、1年生のダンスを見つめていました。
 最後に、みんなで書いた保育園の子ども達への手紙をプレゼントしました。この時ばかりは、ちょっとお兄さん・お姉さんっぽく見えた1年生でした。(写真上)
 1年生とお別れした後、保育園の子ども達には学校の様子を見てもらいました。私が先導して校内(1〜3階の授業の様子)や校庭の様子を案内しました。広い校舎や校庭に、みんなびっくりしていました。あさっては、旭幼稚園との交流会を行う予定です。
 今年度の「地域未来塾」が今日からスタートしました。2年生と3年生の希望者を募り、放課後を使って理科室で算数の補修学習をします。これは、練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への学習支援を行う取り組みです。受講料等は一切かかりません。
 今年度は、2年生18名、3年生9名が申し込みをしています。2年生は5校時が終わった後の6校時の時間帯、3年生は6校時が終わった後の放課後の時間帯を使って行います。どちらの学年も、算数の復習プリントを中心に行います。解き終わった子から指導員の先生に丸付けをしてもらいます。今日は、4名の指導員の方々(地域の方々です)に来ていただきました。
 今年度は、年間10回を計画しています。少しでも子ども達の学力を高め、学習意欲の向上につながるように、地域連携事業を進めていきます。(写真下)

10月24日(火) その1

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 1年2組の子ども達が、理科室で授業をしていました。1年生にとっては普段使わない教室です。というよりも、初めて入った部屋であったかもしれません。
 算数の「どちらがおおい」という学習で、水を使うために理科室を利用していました。今までこの単元では、身の回りにある物に入る水のかさを直接比較や間接比較で比べてきました。今度は任意単位を用いて、水のかさを数として比較する方法を学習します。
 グループごとに用意されていたのは、やかんと鍋、そしてボウルです。それぞれにコップ何杯分の水が入っていたのかを1杯ずつくみ出しながら数えていきました。プラスチックの透明コップには、マジックで印がついていて、全員が同じかさの水を量り取ることができるようになっていました。理科室の大きな机の上で、水をこぼしてもよいようにたらいの中で協力して調べていきました。時々、何倍めだったかを友達同士で確認しながら、正しく量ろうとがんばっていました。(写真上)
 1年生の算数ではここまでの学習ですが、2年生になると任意単位から普遍単位の学習になります。リットル・デシリットルますを使い、水のかさを正確に数値化して表していきます。
 3年生は、算数の時間に「円と球」の学習をしています。円の中心と半径、直径について学習した後、今日からコンパスの使い方についての学習が始まりました。
 コンパスは、3年生で初めて使い方を習います。どんな道具も、自分で何度も使ってみることが上達への近道です。最初のうちは、中心がずれてなかなかきれいな円が描けなかったりするものですが、次第にきれいな円を描くコツがつかめるようになってきます。正確な作図のためには、手先の器用さも重要です。手指をしっかり使い、動かし方を工夫しながら上達していってほしいものです。
 子どもになにも指導しないでコンパスを使わせると、コンパスの両方の軸(針がついている方と鉛筆がついている方)を両手で押さえながら円を描こうとします。そうすると、途中でコンパスの間隔がずれてしまい、きれいな円になりません。まず、コンパスの上のつまみを親指と人差し指で持つことを指導します。次に、円を描き始めるスタート位置が重要です。4時〜5時の方向にコンパスの鉛筆軸を置き、手首を自分の方にひねって描き始めるようにします。7時〜8時の位置から描き始めると、ぐるっと回したところで回転が足りなくなり、一周描くのが難しくなります。また、円を描く方向に少しコンパスを傾けることも、きれいな円を描くコツです。何度も練習することで上達していくはずです。(写真下)

10月23日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「『鳥獣戯画』を読む」という学習をしています。12世紀につくられた絵巻物『鳥獣人物戯画』の一場面を解説した説明的文章で、ジブリの高畑 勲 監督によって書かれた文章です。教科書には、実際の絵が多く掲載されています。また、筆者独自の表現や論の進め方に特徴がある文章です。説明的文章は、大きく2つの型に分けることができます。「説明文」と「論説文」の2通りです。今まで6年生が習ってきたのは、ほとんどが「説明文」でした。今回は、筆者の考え(仮説)がある「論説文」になっています。論説文では、どのように仮説を論証しているのかを読むことがポイントになります。
 鳥獣戯画が漫画のルーツであるというのは、昔から言われてきたことです。しかし、「アニメーションのルーツ」という見方は、筆者の高畑さん独自の考え方です。高畑さんが注目したのは、動物の口から描かれた線です。鳥獣戯画には、相撲を取ってウサギを投げ飛ばしたカエルや、カエルの仏像を前に僧侶の姿で何やら唱えるサルの口から、「気」のようなものが出ているように描かれています。「ヤーッ」とか念仏のような声が聞こえてきそうです。「まるで漫画のふき出しと同じようなことを、こんな昔(800年以上前)からやっているのだ。」と高畑さんは考えました。
 6〜7年前になりますが、ある電力会社のテレビCMで鳥獣戯画が使われたことがあります。制作したのは、高畑さん率いるスタジオジブリでした。水墨画で描かれたカエルやウサギたちが、活き活きとアニメで躍動する様子が話題になったCMでした。
 6年1組では、段落ごとに小見出しを考え、筆者の考えを詳しく読み解く活動に入っていました。(写真上)
 2年生は、図工の時間に「おいしいおべんとう」という作品に取り掛かっています。展覧会の立体作品として出品するようで、時間をかけてていねいに仕上げていきます。
 自分はもちろんのこと、家族や友達が食べてみたくなるような、おいしいものがいっぱいのお弁当を考えていました。絵の具で色をつけた紙粘土を始め、アルミホイルや綿、爪楊枝などを使い、おにぎりやおかずを表現していました。中には、本物そっくりの卵のお寿司を作った子がいました。回転ずしに行って、まず初めに注文するのが「たまご」なのでしょう。また、アイスやシェイクを作っていた子もいました。デザート付きの豪華弁当をめざしていました。展覧会の会場では、2年生のおいしそうな作品が注目を浴びること間違いなしです。(写真中)
 6年2組では、タブレットを開き、ドリルパークの使い方を確認していました。今後、宿題に加えて、ドリルパークを使って自主学習をするように、担任の先生が指導していました。(写真下)
 そのいきさつはこうです。・・・先週、個人面談が行われ、保護者の方々から「宿題が少ないのではないか」という声が多く寄せられたそうです。そこで、プラスαとしてタブレットを使った宿題を課したということです。
 子ども達からすると、「宿題は十分に足りている」という反応のようでした。そこで先生は、宿題の意義を子ども達に話しました。一つは、学習の定着を図るためにあるということです。学校で習った内容は、計算や漢字ドリル等を使って復習することでしっかり身につきます。さらに、宿題があるもう一つの理由は、家の人に学習内容を伝えるためです。今どのような学習をしているのか、そしてきちんと理解できているのか、ということを伝えるためにも宿題があります。
 ドリルパークは、タブレットが導入された当初はよく活用していました。最近開いていなかった子が多いようなので、宿題が終わってから自身の力をさらに伸ばすために活用させていきます。

10月23日(月) その1

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 今日の全校朝会は、職員の集合写真を撮影する関係から、体育館で行いました。「百聞は一見にしかず」という話をしました。
・・・昨日、おいしいケーキを食べたので紹介します。あるケーキ屋さんで、今がちょうど旬の栗をふんだんに使ったおいしそうなケーキを買いました。よくあるモンブランとは違うタイプのケーキです。スポンジの間に入っているクリームに、細かくくだいた栗が使われていました。ケーキの上の方には、これも秋の味覚の大粒のクルミがのっていました。四角い形のケーキで、全体にチョコレートがかかっていて、とても豪華な感じがしました。
 さて、ここまで校長先生が昨日食べたケーキの説明をしましたが、おいしそうなケーキが頭の中で想像できましたか? 使われている材料やケーキの形の説明をしたので、ある程度みなさんの頭の中に浮かんだケーキは本物に近いものだと思います。でも、いくら言葉で説明しても、実際のケーキの様子やおいしさが全て伝わることはありません。では、どうしたらそのケーキのことが分かるでしょうか? そうです。実物のケーキを見れば伝わりますよね。さらに食べてみれば、そのおいしさが伝わります。
 そこで今日は、「百聞は一見にしかず」という言葉についてお話しします。(拡大コピーした紙を見せる)「百聞は一見にしかず」というのは、「たくさんくり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。」つまり、「何事も自分の目で見て確かめてみることが大切だ」ということを表しています。
 先週の火曜日に、2年生が町たんけんで旭幼稚園と駐在所に行ってきました。町たんけんに行かないで、教室で話を聞くだけだったらどうだったでしょう。幼稚園の建物の様子や園庭の大きさなどは、実際に出かけて行ったから分かりました。「百聞は一見にしかず」です。
 また、水曜日には、3年生が社会科見学で光が丘消防署に行ってきました。火災現場で消防士の人が身につける防火服や空気ボンベを、一人ずつ持たせてもらいました。こんなに重い服を着て消火活動をしているのかと、びっくりしました。それは、実際に見学に行ったから分かったことです。「百聞は一見にしかず」です。
 木曜日には、4年生と6年生に出張プラネタリウムの授業がありました。星や月、太陽の動き方について、プラネタリウムの中に入って説明を聞きながら見ることができました。教室で教科書を読んだだけでは伝わらないものがたくさんありました。「百聞は一見にしかず」です。
 学校では、話を聞くだけでなく、自分でやってみる学習がたくさんあります。跳び箱を跳ぶのも理科の実験をするも、話を聞くだけでは身につかない学習です。そして、生活科見学や社会科見学では、実際に学校の外に出かけて行きます。自分の目で見たり体験したりする、まさに「百聞は一見にしかず」のとても重要な勉強です。・・・(写真上)
 続いて、保健・給食委員会からハンカチ・ティッシュ調べの連絡がありました。年間を通じて定期的に行っています。日頃から用意しておく習慣をつけましょう。(写真下)
 子ども達が教室に行った後、ステージ前で職員写真を撮りました。学校内の全ての教職員が集まり、写真屋さんに撮ってもらいました。卒業アルバムに載せるための写真です。

10月20日(金)

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 11月の展覧会まで、ちょうど4週間となりました。1年生は、展覧会に出品する立体作品に取り組み始めています。「ぼくの わたしのともだち」という題名で、靴下を使って作る楽しい作品です。
 まず、靴下に綿を詰め込んでいきました。普段はいている靴下の中に綿をいっぱいに詰め込んでいくと、ふわふわのぬいぐるみのような感触の棒状クッションが出来上がります。そこにクリッとした目を取り付けると、かわいらしい生き物のように見えてきました。「どんなともだちにしようかな。」と考えながら、モールを使って手足をつけたりしていきました。
 また、アサガオのリース作りでも使った家から持ってきた材料が、またまた大活躍していました。リボンやボタンをつけたり、フェルトで羽を作って貼り付けたりと、靴下が見事に変身していきました。展覧会の会場で、全員の作品がどのように展示されるのか、とても楽しみになってきました。(写真上)
 昨日、4年生に出張プラネタリウムの授業がありました。さっそく2組では、理科の時間に「月と星の位置の変化」の学習をしていました。この単元では、「月は日によって形が変わって見え、1日のうちでも時刻によって位置が変わること」を学びます。(星についても同様)そこで重要なのが、時間を変えて月の見える位置を記録する観測です。
 現在の月は、三日月から半月に向かってふくらんできている状態です。夕方西の空に見え、夜の8時半頃に沈みます。日曜日には半月になり、夕方南の空に見えるはずです。観測するには、夕方から夜8時頃までがチャンスです。記録用紙が配られ、月の位置の記録の仕方について指導がありました。月の位置は、方位と高さで記録します。自分の家で観測する場合、方位ははっきりわかっているでしょうか。方位磁針があればよいのですが、家庭にはないですよね。よい方法があります。スマートフォンには、方位磁針のアプリが入っています。ぜひお子さんに、南や南西の方位を教えてあげてください。(記録用紙の下に方位と見える建物等を書くことになっています。)
 では、見える月の高さはどのように表せばよいでしょうか。教科書には、およその高さを自分のこぶしを使って測るやり方が書いてあります。目の高さにグーで手を前に出します。そこから握りこぶし何個分に月が見えるかを調べます。(だいたいこぶし9個分が真上になります。)今日配布された記録用紙に、こぶし3個分と6個分の横線を引かせました。見える月の時間を変えて、方位と高さを調べてくるのが宿題です。(写真中)
 次回の満月は、29日の日曜日です。満月の位置と時間の関係も、後日調べることになります。お子さんへの助言をよろしくお願いします。まずは、当日晴れることが大切ですが…。
 「♪春の うららの 隅田川〜」で始まる日本の歌「花」を、なんとウィーン少年合唱団が歌っていました。5年生の音楽の時間に、最初に子ども達に見せたDVDです。(写真下)
 ウィーン少年合唱団は、「天使の歌声」と呼ばれ、世界中の人々に愛される合唱団です。今から500年以上も前に、神聖ローマ帝国皇帝によって創設されました。ウィーンの王宮礼拝堂のための聖歌隊が、ウィーン少年合唱団の原点とされています。
 今年の春、コロナ禍を経て4年振りに来日公演がありました。団員数は約100名で、モーツァルト組やシューベルト組などに分かれています。今年はハイドン組が日本で公演を行いました。少年合唱団というだけあり、全員が少年で、ソプラノとアルトのパートのみの構成です。今では世界中から団員の募集があり、メンバーが決められているようです。誰もが14歳になると退団するのは、声変わりがあるためで、そのことにより「天使の歌声」を維持しています。
 音楽専科が子ども達にこのDVDを見せたのは、「男子はこれから声変りがある」ということを教えるためでした。それだけに、今出る高音を大切にしてしっかり歌っていくことが大切です。

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