7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

6月19日(月) その1

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 今日の全校朝会は、「プール開きの話」をしました。
・・・先週の水曜日から金曜日にかけて、6年生が2泊3日で武石移動教室に行ってきました。牧場での体験や車山から八島湿原へのハイキングなど、豊かな自然の中で様々な経験をすることができました。宿泊学習を通じて、常に周りの人の気持ちを考えて行動することの大切さを改めて感じた3日間となりました。きっと6年生のみなさんは、これからの学校生活の中で、武石移動教室での成果をいろいろな場面で発揮していくことでしょう。
 さて、今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。
 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・
 続いて、水泳指導担当の先生から、プールでの笛の合図についての話がありました。笛の合図が1回鳴ったら、やっていることをやめて「注意!」と大声で合い言葉を言い、指導している先生に注目します。2回の笛「ピッ、ピー」で、手を挙げてバディの用意、3回の笛「ピッ、ピッ、ピー」は「あ〜が〜れ〜」の合図で、近くのプールサイドに上がります。全校のお手本として、4人の先生が前に出て実演を交えて指導しました。

6年生 武石移動教室3日目 その4

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 古墳館の見学では、古墳の中にあった石室がそのまま移設して展示されています。また、出土された装飾品や土器などの展示もありました。
 さらに館長さんからは、三角縁神獣鏡(さんかくふちしんじゅうきょう)についての説明がありました。出土品の中に、この破片が含まれていたそうです。レプリカを使って説明していただくとともに、最後に全員に触らせてもらいました。三角縁神獣鏡は、大和朝廷が全国各地の王に、政治的な関係を結んだ証として渡されたものです。ということは、この古墳に埋葬された人物は、大和朝廷との関係が深かったことが想像できます。
 バスは、ほぼ予定通り学校に到着しました。バスを降りてまず感じたのは、長野の空気との違いでした。今朝バスに乗ったときは、「まだ武石に泊まっていたい。」と言っていた子ども達でしたが、校庭に着き、家の人たちの顔を見てホッとしたことでしょう。
 移動教室の3日間で、様々な経験を積みました。あと1か月ほどで6年生としての1学期が終わりますが、今後の最高学年としての学校生活に、今回の経験をプラスに生かして活躍していけるように期待しています。

6年生 武石移動教室3日目 その3

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 森将軍塚古墳から下山し、そのふもとにある古墳館の近くには、竪穴式住居が再現された場所かあります。古墳館の見学まで時間があったので、住居跡の見学も行いました。
 かやぶき屋根の住居の他に、物置に使われたと思われる小屋や収穫物を貯蔵するための高床式倉庫などもありました。
 古墳館の見学では、最初に館長さんから説明を聞きました。古墳や当時の豪族の暮らし、埴輪についてなど、詳しく話を聞くことができました。この辺りは、昔から千曲川の氾濫による良質の粘土質の土が豊富なため、多くの埴輪が作られていたようです。6年生は、ちょうど社会科で歴史の学習が始まったところなので、いい勉強になりました。

6年生 武石移動教室3日目 その2

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 千曲市にある森将軍塚古墳に着きました。長野県最大規模の全長100mの前方後円墳が再現されている場所です。古墳時代の科野の国を治めていた王の墓とされています。
 再現された古墳までは、坂道を20分歩いて130mの高さまで上がらなければなりません。長野らしいとてもさわやかな空気の中、みんな汗だくになってやっと古墳に到着しました。
 説明員の方の話を聞いてから、古墳のてっぺんに上がってみました。周りには、たくさんの円筒形の埴輪(もちろんレプリカです)が置いてありました。頂上からは、長野盆地や遠くのアルプスの山々が見渡せました。また、この辺りは「あんずの里」としても有名です。ちょうど今頃があんずの収穫時期です。
 それにしても、こんな高台にどうやってたくさんの石を積み上げたのか、いつも不思議に思います。

6年生 武石移動教室3日目 その1

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 3日目の朝を迎えました。いよいよ最終日です。どの部屋も、ぐっすり眠れたようでした。
 起床後から、布団をたたんだり部屋の片づけをしたりして、出発の準備がすぐに始まりました。布団のたたみ方は写真で示された通りに行わなければなりません。また、シーツや布団カバー、枕カバーもたたんで返します。友達と協力してすみやかに取り組む様子が見られました。
 明け方まで降っていた雨がやみ、久し振りに太陽を見ることができました。さわやかな高原の朝です。今日も玄関前で朝会を行いました。
 朝食は、今日もバイキングでした。自分で好きなものを食べられる分量だけ取っていくのですが、野菜を取ろうとする子はほとんどいませんでした。ゆで野菜や地元のアスパラガスが大皿にたっぷり残っていました。手にしたのは教員だけです。それだけでなく、ウインナーだけを大量に持っていったり、フルーツ缶とナゲット2つだけの子がいたりと、子ども達の食生活が心配になりました。もっと教員が指導すべきだったのかなと反省していますが、移動教室のたびに感じることです。
 閉校式は、体育館で行いました。3日間お世話になったベルデの職員の方々にきちんとあいさつをしてバスに乗り込み、森将軍塚古墳のある千曲市に向かいます。

6年生 武石移動教室2日目 その5

 武石移動教室の最後の夜は、体育館でキャンドルファイヤーを行いました。レク係が中心になり、火の神と火の子による点火式、「花の大江戸大泥棒」や「ジェンカジャンケン」のゲーム、そしてマイムマイムを全員で踊って盛り上がりました。
 昨年度の下田移動教室でもキャンドルファイヤーを行いましたが、6年生としての今回は、子ども達自らでつくり上げたレクを行うことができました。

※カメラにカードを入れ忘れ、キャンドルファイヤーの写真が撮れませんでした。申し訳ありません。先日の土曜公開日のリハーサルの様子からご想像ください。

 自分の万歩計では、今日だけで2万歩を超えました。子ども達はレクもあったので、もっと動いたはずです。2日目の夜の就寝準備ができました。今日はぐっすり眠れるでしょうか…。

6年生 武石移動教室2日目 その4

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 八島湿原でお弁当を食べてから、バスに乗って美ヶ原高原美術館に向かいました。ビーナスラインを通り、標高2000mまで上がると、たくさんの彫刻が野外に展示されている高原美術館に着きました。
 今回は、美術館の見学ではなく、おみやげの購入です。子ども達は、財布とエコバックを手に、おみやげがたくさん並ぶ売店に入っていきました。家族のために信州のお菓子を買う子や、キーホルダーやストラップを選ぶ様子が見られました。2000円のおこづかいを上手に使おうと、おつりで買えそうなものを見つけてレジに再び並んでいた子もいました。
 高原美術館に着いたころから雨が降り始めました。この後もしばらくは雨が降りそうです。キャンプファイヤーは、体育館でのキャンドルファイヤーに変えて実施予定です。昼間の行程が予定通りできただけでも良かったと思います。

6年生 武石移動教室2日目 その3

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 車山を下山してから、続いて八島湿原に向かって歩いていきました。八島湿原は、霧ヶ峰高原の北西部にある広大な湿地帯です。日本を代表する高層湿原で、国の天然記念物に早くから指定されるほどたくさんの珍しい動植物の宝庫となっています。
 湿原の周りは木道が連なり、大切な自然環境が守られています。木道を歩きながら、目と耳で湿原の生き物を探しました。歩いていると、カッコウやウグイス、キジの鳴き声がよく聞こえてきました。また、紫色のアヤメがたくさん咲いている池の方からは、シューレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。このカエルの鳴き声は、環境省の自然の音100選に選ばれているそうです。(バスガイドさんからの情報)
 平日にもかかわらず、立派な望遠カメラを手に湿原を訪れている人たちを見かけました。これから夏になると、ニッコウキスゲの群生が一斉に開花し、黄色い景色に変わります。夏休みの観光にお勧めの場所です。

6年生 武石移動教室2日目 その2

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 バスは、白樺湖を通り、車山高原に着きました。4人乗りのリフトを2本乗り継ぎ、一気に車山の山頂まで行きました。山頂付近は霧がかかっていて、辺りは真っ白でした。時々霧が晴れると、素晴らしい高原の景色が眼下に広がって見えてきました。
 しかし、子ども達は景色を見る余裕がないほど足元に集中して歩かなければなませんでした。たくさんの石がある道を慎重に下っていきました。ところどころ急坂もあり、ロープにつかまりながら山道を進みました。こういう経験がない子が多異様です。だいぶ時間をかけて、最後から先生に付き添われてやっと降りてきた子もいました。
 車山高原は、現在オレンジ色のレンゲツツジがたくさん咲いています。また、コバイケイソウのグリーンがかった白い花が一面に咲いているところもありました。さらに、湿原に向かう途中では、エゾハルゼミの大合唱も聞こえてきました。さわやかな高原の初夏を楽しむことができました。

6年生 武石移動教室2日目 その1

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 2日目の朝を迎えました。早朝から起きていた子が多かったようで、6時よりも少し早めに放送が入りました。
 今朝は曇り空です。玄関前で朝会を行いました。司会の子の「みなさん、よく眠れましたか?」という言葉に、「・・・」反応はありませんでした。なかなか寝つけなかったのか、朝早くから目が覚めてしまったようです。
 よく耳を澄ますと、たくさんの鳥の声がします。東京とは違った空気をたっぷり吸いながら、ラジオ体操を行いました。
 朝会後、宿舎を背景に学年写真を撮りました。卒業アルバムの最初の方に載せる写真です。見開きの2ページにわたる写真なので、1,2組の間に隙間をつくり、ページの境目としています。アルバムを開いた時に、今日の2日目の朝を思い出すでしょう。
 朝食は、バイキングでした。自分が食べられそうなものをお皿に取り、しっかり食べて今日の行程を進めていきます。予定通り車山高原に向かい、ハイキングをする予定です。

6年生 武石移動教室1日目 その5

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 夕食後は、館内で肝試しを行いました。スキー庫から出発し、1階の廊下〜途中で部屋の中を通り〜階段で3階に行き、研修室でお札を取り〜体育館がゴールでした。スタート前に怖い話を聞いてから、あらかじめくじ引きで決めてあった2人組が発表され、順に出発しました。
 おどかし役は、先生方です。学校から持ってきたお面をつけて、ところどころに隠れて子ども達が来るのを待ちました。子ども達は、相当怖かったのだと思います。2人組でスタートしたはずが、数人のグループになってやってきたり、急に「ハッピーバースデー♪」を歌いだしたりしていました。バスレク同様、コロナ禍の移動教室で禁止になっていた肝試しでしたが、久し振りに行うことができて良かったと思います。怖がっていた子にとっても、いい思い出になったはずです。
 8時30分から班長会がありました。一日を振り返り、良かったことと改善点を出し合いました。部屋に戻ってから班員に伝え、明日の行動に向けて部屋会をさらに開いていました。
 9時消灯ですが・・・先生方は、しばらく子ども達の部屋の前を行ったり来たりが続きそうです。

6年生 武石移動教室1日目 その4

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 バスに乗ってベルデに向かいました。ベルデに着く頃には雨が本降りになり、開校式は体育館で行いました。3日間お世話になるベルデの職員の方々にしっかりとあいさつをし、いよいよ宿舎での生活がスタートしました。
 部屋は、男子が1階、女子が2階です。クラスごとに大部屋を1つずつ使い、広々とした畳の部屋で生活することができます。ベルデに早めに到着したこともあり、入浴時間までたっぷりと部屋で過ごす時間が取れました。トランプやウノなど、カードゲームをして楽しく遊ぶ姿が見られました。
 お風呂は、3か所あるベルデのうち、唯一の天然温泉です。クラスごとに30分ずつ入浴時間を取りましたが、お湯が熱かったのか、早々に出てきた子もいたようです。
 夕食は、食堂でそろって食べました。エビフライや鶏の照り焼き、シチューなど、子ども達の大好きなものばかりでした。今日は車酔いなどもなく、みんなとても元気です。
 雨のため、夜はきもだめしに変更になりました。

6年生 武石移動教室1日目 その3

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 鷹山ファミリー牧場では、続いて畜産体験を行いました。クラスごとに子ヤギの世話と乳しぼり体験、乳牛の世話の3か所を回りました。
 子ヤギの世話では、各班に1頭ずつヤギが割り当てられました。ロープを持って、辺りの草を食べに行くヤギを誘導していきます。あまりにも自由気ままにヤギが行ったり来たりするので、子ども達が逆に散歩されているような感じに見えました。
 乳しぼり体験では、とてもおとなしい「アイリス」という名前の雌牛を紹介してもらいました。雌の乳牛は、妊娠しないとお乳を出しません。人間によって無理やり妊娠させられ、牛乳が出なくなったら殺処分され、ペットフードになっていくそうです。アイリスも高齢のため、来年はどうなっているかわからないという話でした。
 乳牛のお世話は、たくさんの牛がいる牛舎に入り、ブラッシングを体験しました。背中をブラシでこすってあげると、とても気持ちよさそうにしていました。いろいろな種類の牛がいて、係の方からそれぞれの特徴を聞くことができました。

6年生 武石移動教室1日目 その2

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 長野県に入ってからは、ほとんど雨が上がりました。バスは順調に進み、予定より30分早く鷹山ファミリー牧場に着きました。クラスの集合写真を撮ってから、最初にバーベキュー体験を行いました。
 各班の班長さんが呼ばれ、手順の説明を聞いてきました。それを班員に伝えて、みんなで手分けをして準備をしていきます。2班ずつかまどが用意され、鉄板に牛脂をのせて脂をなじませます。キャベツやニンジン、ピーマン、玉ねぎを豪快に入れ、強火で一気に焼き上げました。野菜を取り出してから、続いて牛肉も焼きました。同時に、ご飯や食器を用意する子ども達もせっせと動き、あっという間に食事の準備ができました。みんなでおいしくいただきました。
 この牧場では、片付けも厳しく指導されます。使った器具をきちんと洗わないと、何度もやり直しの指導が入ります。また、バーベキューで食べる牛肉についての話もしていただきました。牧場にはたくさんの牛を飼っていて、牛乳や食肉用にされています。命をいただく気持ちを大切にすることの学習にもなりました。

6年生 武石移動教室1日目 その1

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 6年生の武石移動教室が始まりました。この1週間、何度天気予報のウェブサイトを開いたことでしょう。降水確率が高いことは確実でしたが、せめて出発する時は校庭で・・・と願って朝を迎えました。
 6時45分の集合に合わせて、6年生の子ども達が元気よく集まってきました。幸い、出発式は校庭で無事に行うことができました。移動教室は、高学年の子ども達にとっては一番の思い出に残る行事です。きっと、2学期に書く卒業アルバムの文集には、この3日間の出来事が綴られることでしょう。たくさんの楽しい思い出とともに、忘れられない貴重な経験が得られる移動教室にしたいと思います。
 バスに乗り、予定通り関越道に入りました。1号車では、バスレクがにぎやかに始まりました。クイズやステレオゲームなどで盛り上がっています。ところどころで雨が降っていますが、これから向かう鷹山牧場はどうでしょうか。

6月13日(火)

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 読書旬間に合わせて、図書委員会の子ども達が活躍していました。朝の時間を利用して、1,2年生の各教室に行き、絵本の読み聞かせを担当しました。今回、図書委員会で準備したのは、「ビッグブック」と呼ばれる大型絵本です。学校の図書室用に購入した中から、低学年への読み聞かせにふさわしい本を選び、担当児童が何度も練習して準備をしてきました。
 大型絵本は、中身を開くと1メートル近くにもなります。楽しいお話や不思議なお話が大迫力で目の前に迫ってくるので、低学年の子ども達は大喜びです。読み聞かせに集中しやすく、本の世界に引き込む力をもった本です。
 1年1組では、「パパ、お月さまとって!」という絵本の読み聞かせをしていました。作者は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんです。・・・今夜はお月さまがとても近くに見えます。お月さまと遊びたくなったモニカは、手を伸ばすけれど、とても届きません。そこで、言いました。「パパ、お月さま とって!」愛する娘からこんなお願いをされたパパは、一体どうするのでしょう。・・・ページを開くたびに、いろいろな仕掛けが待っています。ページが拡大して上に広がり、長いはしごや大きなお月様が現れるたびに、「うぉ〜」と子ども達から思わず声が上がりました。この作者らしい鮮やかな色を使った絵もすてきでした。
 2年1組では、「100かいだてのいえ」の読み聞かせをしていました。・・・トチくんという星を見ることが好きな男の子に、「100階建ての家のてっぺんに住んでいます。遊びに来てください。」という手紙が届きました。興味をもったトチくんは、地図を頼りに行ってみました。そして、100階をめざして下の階から順に上がっていき、いろいろな動物たちに出会います。・・・お話の内容に合わせた細長い大型絵本です。10階ごとに見開きになっていて、ページをめくるたびに建物の中の様子を楽しく見ることができる仕組みです。図書委員会の子ども達も、下から見上げるようにして読んでいきました。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「スイミー」の学習を行っています。スイミーは、2年生の国語の教科書に扱われている物語の中でも、一番人気のある教材です。多くの出版社の教科書に昔から採用されてきています。さらに、学芸会の2年生の演目としてもよく取り上げられています。
 海の中に住んでいる小さな魚たちの話ですが、楽しく幻想的なところもありつつ、しかもドラマチックな作品になっています。仲間と外見が異なるスイミーが、大きな魚によって大切な仲間を失った後、今度は仲間と協力して大きな魚を追い出すという話です。知恵と勇気をもって元気に生きていくスイミーは、子ども達にはヒーローのような存在として映るでしよう。(写真中)
 作者のレオ・レオニは、動物の出てくる色鮮やかな絵本をたくさん描きました。そして、その多くの翻訳をしたのが谷川 俊太郎さんです。外国の絵本は、どのように日本語に訳すかによってずいぶん印象が変わってきます。多くのすばらしい外国の絵本が、日本の代表的詩人の谷川 俊太郎さんや工藤 直子さんの手によって紹介されています。
 3年生は、理科の時間に「チョウの体のつくり」について学習をしています。今まで、チョウの仲間が「卵→幼虫→さなぎ→成虫」の順で成長していくことを学んできました。実際に飛んでいるチョウチョを捕まえて調べてみることも大切ですが、2組ではタブレットを使ってチョウの体の仕組みを調べていました。
 調べる内容は、「体の分かれ方や足の数、羽の数」そして「足、羽、目、口がどこについているか」ということでした。NHK for Schoolの「ものすごい図鑑」というアプリを使うと、チョウの体のつくりを詳しく調べることができます。同様に、他の昆虫についても調べられるようになっていました。
 チョウだけでなく、昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つの部分があります。また、目や口、触角は頭についていて、胸には羽と足(6本)がついています。モンシロチョウの場合は、羽は4枚です。(写真下)
 3年生は、現在総合の学習でカイコを育てています。順調に育っていて、もうすぐ繭を作りそうです。一方、モンシロチョウの飼育は苦戦していました。卵や幼虫を教室に持ってくることはできましたが、キャベツがすぐにしなびてしまうため、難しかったようです。その点、柑橘系の葉につくアゲハチョウの幼虫を育ててみると、比較的簡単に飼育が可能です。3年生のご家庭は、夏休みに挑戦してみてはいかがでしょうか。

6月12日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしています。小学校の国語の授業で、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 「これは、なんのくちばしでしょう。」という文と絵による問いかけがあり、ページをめくると「これは、○○のくちばしです。」と答えが書かれています。さらに、そのくちばしの様子を詳しく説明する文章が書かれているという構成です。鳥は、きつつきとおうむ、はちどりが出てきます。それぞれのくちばしに特徴があり、子ども達にとって興味をもちやすい鳥が選ばれています。
 2組の教室では、最初に出でくる鳥のくちばしについて学習していました。「さきが するどくとがった くちばしです。これは、なんの くちばしでしょう。」と書いてあり、ページをめくると「これは きつつきのくちばしです。」と答えがあり、きつつきの写真が載っています。さらに、尖ったくちばしで木に穴をあけて虫を食べることが説明されています。(写真上)
 旭町小の周りにも、キツツキをよく見かけます。キツツキの仲間はたくさんの種類に分けられていて、アオゲラ、アカゲラ、ヤマゲラなど、「〇〇ゲラ」という名前がついているのは、全てキツツキ類の鳥です。逆に言うと、「キツツキ」という名前の鳥は存在しません。学校によく来るのはコゲラで、先日も学校を入ったすぐの梅の木に来ていました。くちばしでコッコッコッ…と幹を突っついているのを確かに見ました。音をたよりに探してみると、キツツキを見つけることができます。
 2階の階段掲示板前に、全校朝会で紹介した本を展示したところ、休み時間にたくさんの子ども達が見に来ていました。
 「だんまりこおろぎ」の絵本は、仕掛け絵本になっています。最後のページをめくると、「リリリ、リリ…」とこおろぎの鳴き声がするようになっています。仕掛け絵本と知らずに読み進めていくと、誰もがびっくりします。
 「おにたのぼうし」は、2月の節分の時期に合わせて読み聞かせてあげたい絵本です。「人間っておかしいな。鬼は悪いって決めているんだから。鬼にもいろいろあるのにな。」というおにたの言葉が胸に響きます。いわさき ちひろさんの絵が素敵な絵本でもあります。
 最後に高学年向けに紹介したのが、「ももこの いきもの図鑑」でした。朝会で「ちびまる子ちゃんの作者」と話しただけで、全校の注目度が一気に増したように感じました。本を見に来た2年生の子も、ページをめくっていろいろな虫や動物の絵を見て、「かわいい…」と言っていました。私が高学年の担任をしていた時は、よくこの本の読み聞かせをしました。1日1話、読み進めていくと、子ども達は毎回読み聞かせの時間を楽しみにするようになりました。「カメ」や「ヒヨコ」、「カブトムシ」など、ぜひ読んでみてください。これをクラスの前で笑わずに読み聞かせをするのは、とても大変なことだと分かるでしょう。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の成長」の学習をしています。インゲンマメの種子を使い、先月までは「発芽に必要な条件」についての学習をしてきました。今度は、「インゲンマメの苗が丈夫に成長していくために必要な条件」について考えていきます。発芽に必要な条件は、実験の結果「水、空気、適温」の3つでした。発芽の場合は、「これが必ずないと発芽しない」という絶対条件でした。(日光がなくても、ヒョロヒョロですが発芽はしました。)
 では、植物の成長に必要な条件とは何でしょうか…2組では、まず子ども達から様々な意見が出されました。子ども達から出てきたのは、水や空気、適温、日光、肥料、土などです。このうちの水と空気と適温は、発芽の絶対条件(これがないと生きていけない)ですから、除外します。では、苗が丈夫に育っていくために、日光や肥料、土が必要かどうかをどのように調べていったらよいでしょうか。これも、発芽の実験でのことが役に立ちます。5年生では、比較対照実験を学習します。「片方は与える、もう一方は与えない、他は全て同じ条件で実験をする」という条件制御をした実験方法です。同じように育ったインゲンマメの苗を使って、これから実験をして確かめていきます。(写真下)

6月12日(月) その1

 全校朝会は、雨のため体育館で行いました。読書旬間に合わせて、「読書を楽しもう」というテーマで話をしました。
・・・先週の水曜日から、前期読書旬間が始まりました。毎日、読書をする時間をとり、たくさんの本が読めるようにがんばりましょう。読書には、様々なすばらしさがあります。まず、本からいろいろな言葉や知識を得ることができます。さらに、本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえます。そして、読書の楽しさを知ると、だれもがとても幸せな気持ちになることができます。
 今日は、みなさんにお薦めしたい本を何冊か持ってきたので紹介します。国語の教科書で習った作者をたどって本を選んでみました。
 2年生は、4月に国語の教科書で、「ふきのとう」の詩を習いましたよね。作者は、工藤直子さんでした。工藤直子さんは、詩人であるとともに、絵本作者としても有名です。また、外国の絵本を日本語に訳したりもしています。その中から、「だんまりこおろぎ」という本を紹介します。
 ある日、こおろぎのぼうやが生まれました。大きなこおろぎが羽根をこすってあいさつします。「ころころ・りりり・・・」こおろぎぼうやもあいさつしようと小さな羽根をこすりますが、音が出ません。次々にいろいろな虫たちと出会います。みんながこおろぎぼうやにあいさつをしてくれるので、こおろぎぼうやも小さな羽根をこすりますが、やっぱり音が出ません。こおろぎぼうやは、仲間の女の子を見つけました。さて、どうなるのでしょうか…。
 次に、4年生の国語の教科書から、作者を調べてみました。4月に「白いぼうし」の物語を学習しました。作者は、あまん きみこ さんです。あまん きみこ さんは、3年生が2学期に学習する「ちいちゃんのかげおくり」の作者でもあります。心に優しく響く物語をたくさん書いた人です。そんなあまん きみこ さんの「おにたのぼうし」という絵本を紹介します。
 節分の晩に、行くところがなくなった小さな鬼のおにたは、やっと節分の飾りのない家を見つけました。家の中でお母さんの看病をする女の子を見て、気の毒に思ったおにたは、正体を隠して節分のごちそうを届けてあげます。そのおにたの思いは、女の子に届いていくのでしょうか…。優しさにあふれていながら、ちょっと切ないお話です。
 同じく4年生は、現在「一つの花」の物語を学習しています。作者は、今西祐之さんです。次に、今西祐之さんの「すみれ島」という本を紹介します。「一つの花」と同様に、戦争の時代の悲しいお話です。太平洋戦争の後、南の海の小さな島に、ひっそりとスミレの花が咲きました。スミレは、春に咲く紫色の小さな花です。自ら敵の艦隊に突撃して命を落としていった特攻隊の若者たちと、小学生との交流を描いた物語です。
 次も4年生の教科書に出くる物語に関係がある本です。3学期の終わりに、「初雪のふる日」という物語を学習します。作者は、安房 直子さんです。幻想的で不思議な世界を描いた物語をたくさん書きました。その安房 直子さんの代表作「きつねの窓」を紹介します。男の子が、真っ青なキキョウ畑で子ギツネに出会います。キキョウの花の汁で青く染めた指をかざすと、指で作った窓の向こうに不思議な世界が見えてきます。…実は、この「きつねの窓」は、以前6年生の国語の教科書に掲載されていたことがありました。
 最後に、高学年のみなさんにお薦めの本を紹介します。さくら ももこ さんが書いた「ももこの いきもの図鑑」という本です。さくら ももこさんは、みなさんがよく知っている「ちびまる子ちゃん」の作者でもあります。アニメだけでなく、たくさんのエッセイ集の本が出版されています。エッセイ集というのは、物語とは違い、日頃のできごとなどについて感想や思いを書き綴った本です。「いきもの図鑑」というだけあり、さくら ももこさんが子どもの頃に育てていた虫や動物の思い出が、おもしろおかしく書かれています。本の中に出てくるイラストも、全てさくら ももこさんが描いたものです。
 今日紹介した本は、階段を上がった2階の掲示板前に、しばらくの間展示しておきます。ぜひ、手に取ってみてください。・・・
 続いて、教育実習が今日で終わりになるため、実習生から全校児童にお別れのあいさつをしてもらいました。運動会や展覧会など、今後も子ども達の活躍の場を見に来てもらいたいと思います。

6月10日(土)

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 今日は、第二土曜公開日でした。1校時から3校時まで、たくさんの保護者の皆様に子ども達の学校での様子をご覧いただきました。特に低学年の教室は混み合いましたが、お互い譲り合って参観いただけたようです。
 1年生は、入学して2か月が経ちました。だいぶ学校生活にも慣れ、日々いろいろな学習に目を輝かせて取り組む様子が見られます。今日は両クラスとも、国語と算数と音楽の授業がありました。国語の授業は、「ねことねっこ」という促音(子ども達への指導の際は、「つまる音」という呼び方をします。)の学習内容でした。
 教科書には、促音がたくさん入った唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していきます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきました。
 低学年では、発音ができていても、よく促音を抜かして表記してしまう子がいます。促音「っ」を正しく書くためには,まずは「っ」を意識して読むことが大切です。文字を追いながら発音し、読むことから書く活動へとつなげていくようにします。また、子どもが書いた文章に「っ」が入っていなかった時は、書いてある通りに読んであげることで気づかせていきます。
 1年生にとっては、初めての学校公開でした。後ろを時々気にしながらも、いつものように元気よく手を挙げて発表している子がたくさん見られました。(写真上)
 学校公開は、昔の「授業参観」とは違います。授業参観は、担任の授業のみを見ていただくものでした。現在は、学校を公開して学校全体を知っていただく目的で実施しています。廊下などの掲示物を始め、他の学年やクラスの様子も参観いただけます。
 2校時に、2年生が学年合同で生活科の学習をしていました。3週間ほど前から大切に育てているミニトマトの苗の観察をしていました。植え付けた時はとても小さな苗でしたが、今月に入ってぐんぐんと大きく成長してきました。
 子ども達は、今学習している国語や算数の学習を生かして苗の様子を観察していきました。国語では、「かんさつ名人になろう」という学習がありました。においや手触りなど、様々な視点で1つのものをよく観察することの大切さを学んだばかりです。また、算数では、ものさしを使った「長さ」の学習をしました。ものさしで高さや葉の大きさを測りながら観察カードに書き込んでいました。(写真中)
 ちなみに、今年の2年生が育てているミニトマトは、「めちゃラク トマト」という苗です。「CMV予防接種苗」という表示がついています。トマト栽培でやっかいなのが、ウイルス病です。一度かかると治すことができません。アブラムシがつくことで病気が広がってしまいます。予防接種苗は、虫がつくことを防ぎ、病気にかかりにくいように作られています。
 6年生は、3校時に国語「私と本」の学習をしていました。ちょうど今週水曜日から読書旬間に入ったところです。この単元では、6年間の読書のまとめとして、今まで自分が出会った本を振り返り、友達と本を紹介し合うという活動をしていきます。
 「本を紹介し合う」ことをゲーム化したものに、「ビブリオバトル」があります。自分が面白いと思った本を持ち寄って順番に紹介し、その発表についてそれぞれ参加者全員でディスカッションします。そして最後に、一番読みたくなった本を投票で決めるというゲームです。
 6年生は、タブレットも使いながらビブリオバトルの準備をしていました。1組では、グループごとに一人ずつ本を持って発表していました。子ども達が選んだ本は、どれもかなり読み応えのあるものばかりで、さらに個性的なジャンルが多く見られました。来週月曜日の朝会で、私も高学年向きに1冊紹介する本を準備しています。今日の6年生の様子を見て、「この本を選んでよかったのかな…」と思ってしまいました。(写真下)

6月9日(金)

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 今月から、図書ボランティアの方々による読み聞かせが始まりました。朝の時間を利用して、4年生までの各教室にて絵本の読み聞かせをしていただきます。(1年生は、来月から行う予定です。)
 図書ボランティアの方々が自身で選んだ本を持ち寄り、読み聞かせが始まりました。梅雨の時期ということもあり、「雨」や「しずく」、「カエル」が出てくる絵本の読み聞かせが多かったようです。
 2年2組では、「999ひきの きょうだいの おひっこし」という絵本の読み聞かせをしていました。・・・カエルのお母さんが、小さな池に999個の卵を産みました。おたまじゃくしからカエルになると、池はせまくてぎゅうぎゅうになってきました。そこで、みんなで引っ越しをすることにしました。引っ越しの途中で、お父さんがトンビに捕まってしまいます。お父さんを助けようとしてお母さん、そして999匹の子ども達もつながり、空へ舞い上がってしまいました。・・・ページをめくるたびに、ハラハラドキドキさせられます。また、お話の途中で、絵本の向きを縦にして読む場面もあったりして、子ども達の注目を高めていました。(写真上)
 この絵本は、シリーズ本として出されているようです。「999ひきの きょうだいの はるですよ」や「999ひきの きょうだいの おとうと」など、どれも絵がとてもかわいらしいものばかりです。図書館に行って、すぐに探してみたくなりました。
 今週水曜日から読書旬間が始まっています。今日は、2年生にお話し会、6年生にブックトークが行われていました。光が丘図書館の方々のご協力で、他の学年にも予定しています。また、私も読書旬間の取り組みを考えています。来週の全校朝会で、子ども達に本の紹介をする予定でいます。
 2校時に、教育実習生の研究授業がありました。この4週間、実習を積み重ねてきた5年1組の教室で、国語の授業を行いました。現在5年生は、「言葉の意味が分かること」という説明文の学習をしています。今日は、第8段落から第10段落に書かれている留学生の事例を読み、作者が伝えたかったことについて考える学習内容でした。
 学習のめあてをきちんと提示し、音読の指導やワークシートへの記入、班ごとの話し合い活動と、指導案に沿って授業が進められていました。授業開始の数分を参観しただけで、この4週間での子ども達との関係づくりや、授業に向けた自信が伝わってきました。きっと、すばらしい先生になって、来年度から教壇に立っていることでしょう。来週月曜日の全校朝会で、お別れのあいさつをしてもらう予定です。(写真中)
 4年生は、総合の学習で、ごみの問題についての調べ学習をしています。一昨日は、栄養士さんから給食室で出るごみの種類や量についての話を聞きました。今日は、主事さん方をゲストティーチャーにお迎えして、学校全体のごみのことや掃除の様子についての話を聞きました。
 本校で用務の仕事をされているのは、3名の主事さん方です。校内だけでなく、校庭や周辺の道路の清掃まで行っています。さらには、全てのトイレ掃除まで、毎日休む暇なく仕事をされています。事前に集めていた子ども達の質問に答える形で授業を進めていきました。落ち葉や枯れ枝など、季節によっては大量のごみが出ることが分かりました。また、トイレの手洗い場の床が水でぬれていたり、きちんと流していないトイレがあることが分かりました。今後、自分達で気を付けなければならないことを知る機会にもなりました。(写真下)

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