7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

6月21日(水)

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 今日は、1日不在にしていました。学校に着いた時には、ちょうど子ども達の下校の時間帯になっていました。授業の様子が見られず残念でしたが、副校長先生に写真を撮ってもらったので紹介します。
 1校時に、1年生にタブレットの使い方の指導がありました。6年生の子ども達がそれぞれのクラスに入り、タブレットの初期設定やドングルの使い方などを教えてあげていました。初めてタブレットに触った子が多かったようで、これからの勉強で使っていくのが楽しみになったことでしょう。
 今回1年生に渡したタブレットは、昨年度の6年生が卒業前に返却したものです。練馬区で小中学生に一人一台貸与しているタブレットは、区で一括してリースした機種を使っています。タブレットの導入が始まって2年が経ちますが、かなり重量があることやドングルが壊れやすいという指摘がよくあります。リース期間が切れる来年度末までは、現在のものを使っていくようです。持ち帰った際には、ていねいに扱うように見てあげてください。
 家庭に持ち帰った場合は、必ず充電をする習慣をつけさせてください。現在2年生以上の学年では、曜日を決めてタブレットを家庭に持ち帰らせています。学校に持ってきた時に充電が切れていて、結局授業中に使えなかったという子が時々います。充電に対する感覚というのは、子どもも大人も人によって様々のようです。私は携帯の電池残量をとても気にする方で、すぐに充電器につなぐタイプです。残量が80%を切ったら、「充電しなければ」と思い始めます。60%や50%になったら、もういてもたってもいられないほど焦り始めます。
 どこかでお伝えしていたかもしれませんが、現在使っている教科書は、4年前に改訂されました。全国的にタブレットが導入されたのは、その後からのことです。来年度、小学校の教科書がマイナーチェンジされます。きっと今度の教科書改訂によって、タブレットを利用した学習展開が入ってくるのではないかと思います。
 今日は、残念ながら給食を食べることができませんでした。献立を見ると、今日の給食には、冷凍みかんが出ていたのですね。冷たいシャーベット状のみかんを口に入れ、歯が浮くような思いで子ども達は食べたことでしょう。
 Z世代vs昭和世代を特集した番組が時々ありますが、冷凍みかんに対する思いも世代によって違うはずです。昭和世代にとっての冷凍みかんは、旅の思い出の一つです。田舎に帰る時や、旅行に行く時の電車の中で食べたのが冷凍みかんでした。昔の長距離列車は、車内の冷房が効かず、窓を開けていたものでした。駅弁を買ったりお茶を買ったり、そして冷凍みかんも旅の楽しみの一つでした。時代とともに冷房がしっかりと効くようになり、冷凍みかんは駅の売店や車内販売から姿を消していったようです。

6月20日(火)

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 3年生は、算数の時間に「数をよく見て暗算で計算しよう」という学習をしています。2桁+2桁、あるいは2桁−2桁の計算を、自分なりに暗算ですぐに答えを求められるように学習していきます。
 例えば、「44+29」の計算を暗算で行うには、どのようにしたらよいでしょうか? いろいろな考え方・やり方があります。例えば、十の位同士と一の位同士をそれぞれたして、「40+20=60、4+9=13、60+13から73」と求める方法。29は、あと1あると30になるので、44を43と1に分けて考え、「43+30から73」と求める方法。さらには、44は、あと6で50になるので、29を23と6に分けて考え、「50+23から73」と求める方法。・・・多様な考え方で暗算ができるように学習していきます。(写真上)
 暗算を練習すると、学力の向上に結び付きます。この場合の「学力」とは、算数の計算力だけではありません。全ての教科にわたる学習への集中力とねばり強さが高まります。さらに、学習には「効率化」も大切です。いかに効率よく勉強をしていくかという頭の回転のよさは、暗算の力を高めることから生まれていきます。
 1年生は、算数の時間に「のこりはいくつ ちがいはいくつ」という学習をしています。たし算の学習単元が終わり、今度はひき算の学習に入りました。2組では、教科書の絵に合わせてブロックを操作し、取り除いた残りに注目していることを体感させていました。(写真中)
 「金魚が5匹います。2匹すくいました。残りは3匹になりました。」という絵を見て、言葉で言いながらブロックを動かします。そこから「5−2=3」の書き表し方を伝え、ひき算であることを教えていきます。
 ひき算には3種類あり、算数用語で「求残、求補、求差」と呼んでいます。先ほどの問題文は「求残」の場合のひき算です。「金魚が5匹います。赤い金魚は2匹です。黒い金魚は何匹ですか。」という場合の「5−2=3」は、「求補」のひき算です。また、「赤い金魚が5匹います。黒い金魚は2匹います。どちらが何匹多いですか。」という場合の「5−2=3」は、「求差」のひき算になります。今回学習するひき算の学習単元では、この3パターンが出てきます。ひき算はとても奥が深く、1年生にとってはとても難しい内容です。
 3年生は、体育の時間に保健の学習をしています。体育に保健領域が入ってくるのは、3年生からです。最初に、「かけがえのない健康」という学習を通じて、健康の概念や重要性を学んでいきます。さらに、健康に過ごすために心がけなければならないことについて学習していきます。
 子ども達に「健康ですか?」と聞くと、「病気をしてないから健康!」や「けがをしていないから健康!」と答えます。そこで、体だけでなく、心も調子のよい状態であることが本当の健康であるということを教えます。続いて、心も調子がよい状態(心の健康)とは・・・と考えさせます。「睡眠がしっかりとれていて、朝気持ちよく起きることができたかどうか」「朝食をおいしく食べられたかどうか」「友達と話すのが楽しいかどうか」「集中して勉強ができているかどうか」…これら全てができていて、病気やけががない場合に「健康である」と言えます。ワークシートにチェックを入れながら、自分自身の体と心の健康について考えさせていきました。(写真下)

6月19日(月) その2

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 今日のプール開きに合わせるように、土曜と日曜は真夏のような暑さになりました。午前中に地区校長会があり、自転車で出張に出かけました。途中、高校の前を通ると、笛やシャワーの音が聞こえてきました。高校でも水泳の指導が始まっているようです。今日は、3,4校時に5年生、5,6校時に4年生の水泳指導がありました。子ども達が、プールに入ることをとても楽しみにしていた様子が伝わってきました。また、最初の水泳指導ということで、一つずつていねいに指導していく先生方の様子も見ることができました。
 土日に気温が高くなり、朝来てみると低学年の植木鉢がからからに乾いていました。1年生が登校するや否や、アサガオの水やりに真っ先にやってきました。ここ1〜2週間のアサガオの成長は、目に見えてぐんぐんと伸びてきていることが分かります。1年生が鉢に支柱を立てたのは、10日ほど前のことでした。それからみるみるとつるが伸びてきて、すでに支柱のてっぺんをはるかに越えてきています。つかまるものを探しているうちに、つる同士が絡まり合ってしまったものも見られました。(写真上)
 1年生の子ども達は、「花はいつ咲くのかな…」、「どこに花がつくの?」とアサガオの開花をとても楽しみにしているようです。アサガオは、短日植物です。昼間の長さが日に日に短くなる(夜の長さが長くなっていく)と花芽をつける性質があります。あさっての水曜日(21日)が夏至なので、来週あたりから花芽をつけ始めるかもしれません。
 1年生は、国語の時間に「おもちやと おもちゃ」の学習をしています。1学期は、ひらがなを中心に学習し、濁音「゛」や半濁音「゜」、小さい「っ」が入る促音、さらには「おばあさん」のような長音の学習をしてきました。それらの学習の最後となるのが、小さい「ゃ、ゅ、ょ」が入る『拗音』の学習です。
 教科書には、「おきゃくが ぎょうれつ しょうてんがい。おもちの ならぶ おもちやさん。おもちゃが いっぱい おもちゃやさん。」という文が載っています。まずは、繰り返し教科書の文章を音読することから指導します。しかし、たいていの子ども達は「きゃ、きゅ、きょ」も「しゃ、しゅ、しょ」も正しく言えるのですが、書くことになると難易度が格段に上がります。
 拗音の指導では、よく手をたたきながら発音させるとよいと言われます。「おもちゃ」だったら、「お・も・ちゃ」と言いながら、「タン・タン・タン」と手をたたきます。そうすると、「ちゃ」という発音が1つのまとまりとしてとらえやすくなります。さらに、書くときも声に出して読みながら進めていきます。例えば、「じてんしゃ」であれば、お手本を見て「じ・て・ん・しゃ」と読みます。次に、「じ・て・ん・しゃ」と声に出しながら書いていきます。書き終わったら、書いたものをそのまま読ませて確認するようにします。最初のうちは、いろいろな間違いをするでしょう。そこでイラッとせずに、毎回正しく教えてあげることが重要です。(写真中)
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」の学習をしています。教科書では、新潟県南魚沼市の米づくりを例に、適した気候や土地の様子、年間の作業などについて調べてきました。また、昔よりも短い時間で多くの米を生産できるようになった工夫についても学びました。稲の品種改良や農作業の機械化が大きくかかわってきています。
 今日は、農業機械を取り入れた時の影響について、グループごとに良い点やマイナス点を考えさせていきました。機械化のメリットは、何と言っても農作業の効率化と生産量の向上です。農業人口の減少や高齢化の問題からも、機械化による生産性の向上は欠かせません。しかし一方で、機械化には高額のお金がかかります。先生が示した資料では、トラクターが600万円、田植え機が300万円、コンバインが900万円とのことでした。この3台をそろえるだけでも、しめて1800万円になります。(写真下)
 最近は、農業のAI化やスマート農業という言葉が出始めています。農業ロボットが自動運転をしたり、AIで適正な水やりと肥料を調整したり、ドローンを使って農薬散布をしたりと、大きく農業の仕方が変わる時代がやって来ます。

6月19日(月) その1

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 今日の全校朝会は、「プール開きの話」をしました。
・・・先週の水曜日から金曜日にかけて、6年生が2泊3日で武石移動教室に行ってきました。牧場での体験や車山から八島湿原へのハイキングなど、豊かな自然の中で様々な経験をすることができました。宿泊学習を通じて、常に周りの人の気持ちを考えて行動することの大切さを改めて感じた3日間となりました。きっと6年生のみなさんは、これからの学校生活の中で、武石移動教室での成果をいろいろな場面で発揮していくことでしょう。
 さて、今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。
 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・
 続いて、水泳指導担当の先生から、プールでの笛の合図についての話がありました。笛の合図が1回鳴ったら、やっていることをやめて「注意!」と大声で合い言葉を言い、指導している先生に注目します。2回の笛「ピッ、ピー」で、手を挙げてバディの用意、3回の笛「ピッ、ピッ、ピー」は「あ〜が〜れ〜」の合図で、近くのプールサイドに上がります。全校のお手本として、4人の先生が前に出て実演を交えて指導しました。

6年生 武石移動教室3日目 その4

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 古墳館の見学では、古墳の中にあった石室がそのまま移設して展示されています。また、出土された装飾品や土器などの展示もありました。
 さらに館長さんからは、三角縁神獣鏡(さんかくふちしんじゅうきょう)についての説明がありました。出土品の中に、この破片が含まれていたそうです。レプリカを使って説明していただくとともに、最後に全員に触らせてもらいました。三角縁神獣鏡は、大和朝廷が全国各地の王に、政治的な関係を結んだ証として渡されたものです。ということは、この古墳に埋葬された人物は、大和朝廷との関係が深かったことが想像できます。
 バスは、ほぼ予定通り学校に到着しました。バスを降りてまず感じたのは、長野の空気との違いでした。今朝バスに乗ったときは、「まだ武石に泊まっていたい。」と言っていた子ども達でしたが、校庭に着き、家の人たちの顔を見てホッとしたことでしょう。
 移動教室の3日間で、様々な経験を積みました。あと1か月ほどで6年生としての1学期が終わりますが、今後の最高学年としての学校生活に、今回の経験をプラスに生かして活躍していけるように期待しています。

6年生 武石移動教室3日目 その3

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 森将軍塚古墳から下山し、そのふもとにある古墳館の近くには、竪穴式住居が再現された場所かあります。古墳館の見学まで時間があったので、住居跡の見学も行いました。
 かやぶき屋根の住居の他に、物置に使われたと思われる小屋や収穫物を貯蔵するための高床式倉庫などもありました。
 古墳館の見学では、最初に館長さんから説明を聞きました。古墳や当時の豪族の暮らし、埴輪についてなど、詳しく話を聞くことができました。この辺りは、昔から千曲川の氾濫による良質の粘土質の土が豊富なため、多くの埴輪が作られていたようです。6年生は、ちょうど社会科で歴史の学習が始まったところなので、いい勉強になりました。

6年生 武石移動教室3日目 その2

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 千曲市にある森将軍塚古墳に着きました。長野県最大規模の全長100mの前方後円墳が再現されている場所です。古墳時代の科野の国を治めていた王の墓とされています。
 再現された古墳までは、坂道を20分歩いて130mの高さまで上がらなければなりません。長野らしいとてもさわやかな空気の中、みんな汗だくになってやっと古墳に到着しました。
 説明員の方の話を聞いてから、古墳のてっぺんに上がってみました。周りには、たくさんの円筒形の埴輪(もちろんレプリカです)が置いてありました。頂上からは、長野盆地や遠くのアルプスの山々が見渡せました。また、この辺りは「あんずの里」としても有名です。ちょうど今頃があんずの収穫時期です。
 それにしても、こんな高台にどうやってたくさんの石を積み上げたのか、いつも不思議に思います。

6年生 武石移動教室3日目 その1

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 3日目の朝を迎えました。いよいよ最終日です。どの部屋も、ぐっすり眠れたようでした。
 起床後から、布団をたたんだり部屋の片づけをしたりして、出発の準備がすぐに始まりました。布団のたたみ方は写真で示された通りに行わなければなりません。また、シーツや布団カバー、枕カバーもたたんで返します。友達と協力してすみやかに取り組む様子が見られました。
 明け方まで降っていた雨がやみ、久し振りに太陽を見ることができました。さわやかな高原の朝です。今日も玄関前で朝会を行いました。
 朝食は、今日もバイキングでした。自分で好きなものを食べられる分量だけ取っていくのですが、野菜を取ろうとする子はほとんどいませんでした。ゆで野菜や地元のアスパラガスが大皿にたっぷり残っていました。手にしたのは教員だけです。それだけでなく、ウインナーだけを大量に持っていったり、フルーツ缶とナゲット2つだけの子がいたりと、子ども達の食生活が心配になりました。もっと教員が指導すべきだったのかなと反省していますが、移動教室のたびに感じることです。
 閉校式は、体育館で行いました。3日間お世話になったベルデの職員の方々にきちんとあいさつをしてバスに乗り込み、森将軍塚古墳のある千曲市に向かいます。

6年生 武石移動教室2日目 その5

 武石移動教室の最後の夜は、体育館でキャンドルファイヤーを行いました。レク係が中心になり、火の神と火の子による点火式、「花の大江戸大泥棒」や「ジェンカジャンケン」のゲーム、そしてマイムマイムを全員で踊って盛り上がりました。
 昨年度の下田移動教室でもキャンドルファイヤーを行いましたが、6年生としての今回は、子ども達自らでつくり上げたレクを行うことができました。

※カメラにカードを入れ忘れ、キャンドルファイヤーの写真が撮れませんでした。申し訳ありません。先日の土曜公開日のリハーサルの様子からご想像ください。

 自分の万歩計では、今日だけで2万歩を超えました。子ども達はレクもあったので、もっと動いたはずです。2日目の夜の就寝準備ができました。今日はぐっすり眠れるでしょうか…。

6年生 武石移動教室2日目 その4

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 八島湿原でお弁当を食べてから、バスに乗って美ヶ原高原美術館に向かいました。ビーナスラインを通り、標高2000mまで上がると、たくさんの彫刻が野外に展示されている高原美術館に着きました。
 今回は、美術館の見学ではなく、おみやげの購入です。子ども達は、財布とエコバックを手に、おみやげがたくさん並ぶ売店に入っていきました。家族のために信州のお菓子を買う子や、キーホルダーやストラップを選ぶ様子が見られました。2000円のおこづかいを上手に使おうと、おつりで買えそうなものを見つけてレジに再び並んでいた子もいました。
 高原美術館に着いたころから雨が降り始めました。この後もしばらくは雨が降りそうです。キャンプファイヤーは、体育館でのキャンドルファイヤーに変えて実施予定です。昼間の行程が予定通りできただけでも良かったと思います。

6年生 武石移動教室2日目 その3

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 車山を下山してから、続いて八島湿原に向かって歩いていきました。八島湿原は、霧ヶ峰高原の北西部にある広大な湿地帯です。日本を代表する高層湿原で、国の天然記念物に早くから指定されるほどたくさんの珍しい動植物の宝庫となっています。
 湿原の周りは木道が連なり、大切な自然環境が守られています。木道を歩きながら、目と耳で湿原の生き物を探しました。歩いていると、カッコウやウグイス、キジの鳴き声がよく聞こえてきました。また、紫色のアヤメがたくさん咲いている池の方からは、シューレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。このカエルの鳴き声は、環境省の自然の音100選に選ばれているそうです。(バスガイドさんからの情報)
 平日にもかかわらず、立派な望遠カメラを手に湿原を訪れている人たちを見かけました。これから夏になると、ニッコウキスゲの群生が一斉に開花し、黄色い景色に変わります。夏休みの観光にお勧めの場所です。

6年生 武石移動教室2日目 その2

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 バスは、白樺湖を通り、車山高原に着きました。4人乗りのリフトを2本乗り継ぎ、一気に車山の山頂まで行きました。山頂付近は霧がかかっていて、辺りは真っ白でした。時々霧が晴れると、素晴らしい高原の景色が眼下に広がって見えてきました。
 しかし、子ども達は景色を見る余裕がないほど足元に集中して歩かなければなませんでした。たくさんの石がある道を慎重に下っていきました。ところどころ急坂もあり、ロープにつかまりながら山道を進みました。こういう経験がない子が多異様です。だいぶ時間をかけて、最後から先生に付き添われてやっと降りてきた子もいました。
 車山高原は、現在オレンジ色のレンゲツツジがたくさん咲いています。また、コバイケイソウのグリーンがかった白い花が一面に咲いているところもありました。さらに、湿原に向かう途中では、エゾハルゼミの大合唱も聞こえてきました。さわやかな高原の初夏を楽しむことができました。

6年生 武石移動教室2日目 その1

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 2日目の朝を迎えました。早朝から起きていた子が多かったようで、6時よりも少し早めに放送が入りました。
 今朝は曇り空です。玄関前で朝会を行いました。司会の子の「みなさん、よく眠れましたか?」という言葉に、「・・・」反応はありませんでした。なかなか寝つけなかったのか、朝早くから目が覚めてしまったようです。
 よく耳を澄ますと、たくさんの鳥の声がします。東京とは違った空気をたっぷり吸いながら、ラジオ体操を行いました。
 朝会後、宿舎を背景に学年写真を撮りました。卒業アルバムの最初の方に載せる写真です。見開きの2ページにわたる写真なので、1,2組の間に隙間をつくり、ページの境目としています。アルバムを開いた時に、今日の2日目の朝を思い出すでしょう。
 朝食は、バイキングでした。自分が食べられそうなものをお皿に取り、しっかり食べて今日の行程を進めていきます。予定通り車山高原に向かい、ハイキングをする予定です。

6年生 武石移動教室1日目 その5

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 夕食後は、館内で肝試しを行いました。スキー庫から出発し、1階の廊下〜途中で部屋の中を通り〜階段で3階に行き、研修室でお札を取り〜体育館がゴールでした。スタート前に怖い話を聞いてから、あらかじめくじ引きで決めてあった2人組が発表され、順に出発しました。
 おどかし役は、先生方です。学校から持ってきたお面をつけて、ところどころに隠れて子ども達が来るのを待ちました。子ども達は、相当怖かったのだと思います。2人組でスタートしたはずが、数人のグループになってやってきたり、急に「ハッピーバースデー♪」を歌いだしたりしていました。バスレク同様、コロナ禍の移動教室で禁止になっていた肝試しでしたが、久し振りに行うことができて良かったと思います。怖がっていた子にとっても、いい思い出になったはずです。
 8時30分から班長会がありました。一日を振り返り、良かったことと改善点を出し合いました。部屋に戻ってから班員に伝え、明日の行動に向けて部屋会をさらに開いていました。
 9時消灯ですが・・・先生方は、しばらく子ども達の部屋の前を行ったり来たりが続きそうです。

6年生 武石移動教室1日目 その4

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 バスに乗ってベルデに向かいました。ベルデに着く頃には雨が本降りになり、開校式は体育館で行いました。3日間お世話になるベルデの職員の方々にしっかりとあいさつをし、いよいよ宿舎での生活がスタートしました。
 部屋は、男子が1階、女子が2階です。クラスごとに大部屋を1つずつ使い、広々とした畳の部屋で生活することができます。ベルデに早めに到着したこともあり、入浴時間までたっぷりと部屋で過ごす時間が取れました。トランプやウノなど、カードゲームをして楽しく遊ぶ姿が見られました。
 お風呂は、3か所あるベルデのうち、唯一の天然温泉です。クラスごとに30分ずつ入浴時間を取りましたが、お湯が熱かったのか、早々に出てきた子もいたようです。
 夕食は、食堂でそろって食べました。エビフライや鶏の照り焼き、シチューなど、子ども達の大好きなものばかりでした。今日は車酔いなどもなく、みんなとても元気です。
 雨のため、夜はきもだめしに変更になりました。

6年生 武石移動教室1日目 その3

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 鷹山ファミリー牧場では、続いて畜産体験を行いました。クラスごとに子ヤギの世話と乳しぼり体験、乳牛の世話の3か所を回りました。
 子ヤギの世話では、各班に1頭ずつヤギが割り当てられました。ロープを持って、辺りの草を食べに行くヤギを誘導していきます。あまりにも自由気ままにヤギが行ったり来たりするので、子ども達が逆に散歩されているような感じに見えました。
 乳しぼり体験では、とてもおとなしい「アイリス」という名前の雌牛を紹介してもらいました。雌の乳牛は、妊娠しないとお乳を出しません。人間によって無理やり妊娠させられ、牛乳が出なくなったら殺処分され、ペットフードになっていくそうです。アイリスも高齢のため、来年はどうなっているかわからないという話でした。
 乳牛のお世話は、たくさんの牛がいる牛舎に入り、ブラッシングを体験しました。背中をブラシでこすってあげると、とても気持ちよさそうにしていました。いろいろな種類の牛がいて、係の方からそれぞれの特徴を聞くことができました。

6年生 武石移動教室1日目 その2

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 長野県に入ってからは、ほとんど雨が上がりました。バスは順調に進み、予定より30分早く鷹山ファミリー牧場に着きました。クラスの集合写真を撮ってから、最初にバーベキュー体験を行いました。
 各班の班長さんが呼ばれ、手順の説明を聞いてきました。それを班員に伝えて、みんなで手分けをして準備をしていきます。2班ずつかまどが用意され、鉄板に牛脂をのせて脂をなじませます。キャベツやニンジン、ピーマン、玉ねぎを豪快に入れ、強火で一気に焼き上げました。野菜を取り出してから、続いて牛肉も焼きました。同時に、ご飯や食器を用意する子ども達もせっせと動き、あっという間に食事の準備ができました。みんなでおいしくいただきました。
 この牧場では、片付けも厳しく指導されます。使った器具をきちんと洗わないと、何度もやり直しの指導が入ります。また、バーベキューで食べる牛肉についての話もしていただきました。牧場にはたくさんの牛を飼っていて、牛乳や食肉用にされています。命をいただく気持ちを大切にすることの学習にもなりました。

6年生 武石移動教室1日目 その1

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 6年生の武石移動教室が始まりました。この1週間、何度天気予報のウェブサイトを開いたことでしょう。降水確率が高いことは確実でしたが、せめて出発する時は校庭で・・・と願って朝を迎えました。
 6時45分の集合に合わせて、6年生の子ども達が元気よく集まってきました。幸い、出発式は校庭で無事に行うことができました。移動教室は、高学年の子ども達にとっては一番の思い出に残る行事です。きっと、2学期に書く卒業アルバムの文集には、この3日間の出来事が綴られることでしょう。たくさんの楽しい思い出とともに、忘れられない貴重な経験が得られる移動教室にしたいと思います。
 バスに乗り、予定通り関越道に入りました。1号車では、バスレクがにぎやかに始まりました。クイズやステレオゲームなどで盛り上がっています。ところどころで雨が降っていますが、これから向かう鷹山牧場はどうでしょうか。

6月13日(火)

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 読書旬間に合わせて、図書委員会の子ども達が活躍していました。朝の時間を利用して、1,2年生の各教室に行き、絵本の読み聞かせを担当しました。今回、図書委員会で準備したのは、「ビッグブック」と呼ばれる大型絵本です。学校の図書室用に購入した中から、低学年への読み聞かせにふさわしい本を選び、担当児童が何度も練習して準備をしてきました。
 大型絵本は、中身を開くと1メートル近くにもなります。楽しいお話や不思議なお話が大迫力で目の前に迫ってくるので、低学年の子ども達は大喜びです。読み聞かせに集中しやすく、本の世界に引き込む力をもった本です。
 1年1組では、「パパ、お月さまとって!」という絵本の読み聞かせをしていました。作者は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんです。・・・今夜はお月さまがとても近くに見えます。お月さまと遊びたくなったモニカは、手を伸ばすけれど、とても届きません。そこで、言いました。「パパ、お月さま とって!」愛する娘からこんなお願いをされたパパは、一体どうするのでしょう。・・・ページを開くたびに、いろいろな仕掛けが待っています。ページが拡大して上に広がり、長いはしごや大きなお月様が現れるたびに、「うぉ〜」と子ども達から思わず声が上がりました。この作者らしい鮮やかな色を使った絵もすてきでした。
 2年1組では、「100かいだてのいえ」の読み聞かせをしていました。・・・トチくんという星を見ることが好きな男の子に、「100階建ての家のてっぺんに住んでいます。遊びに来てください。」という手紙が届きました。興味をもったトチくんは、地図を頼りに行ってみました。そして、100階をめざして下の階から順に上がっていき、いろいろな動物たちに出会います。・・・お話の内容に合わせた細長い大型絵本です。10階ごとに見開きになっていて、ページをめくるたびに建物の中の様子を楽しく見ることができる仕組みです。図書委員会の子ども達も、下から見上げるようにして読んでいきました。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「スイミー」の学習を行っています。スイミーは、2年生の国語の教科書に扱われている物語の中でも、一番人気のある教材です。多くの出版社の教科書に昔から採用されてきています。さらに、学芸会の2年生の演目としてもよく取り上げられています。
 海の中に住んでいる小さな魚たちの話ですが、楽しく幻想的なところもありつつ、しかもドラマチックな作品になっています。仲間と外見が異なるスイミーが、大きな魚によって大切な仲間を失った後、今度は仲間と協力して大きな魚を追い出すという話です。知恵と勇気をもって元気に生きていくスイミーは、子ども達にはヒーローのような存在として映るでしよう。(写真中)
 作者のレオ・レオニは、動物の出てくる色鮮やかな絵本をたくさん描きました。そして、その多くの翻訳をしたのが谷川 俊太郎さんです。外国の絵本は、どのように日本語に訳すかによってずいぶん印象が変わってきます。多くのすばらしい外国の絵本が、日本の代表的詩人の谷川 俊太郎さんや工藤 直子さんの手によって紹介されています。
 3年生は、理科の時間に「チョウの体のつくり」について学習をしています。今まで、チョウの仲間が「卵→幼虫→さなぎ→成虫」の順で成長していくことを学んできました。実際に飛んでいるチョウチョを捕まえて調べてみることも大切ですが、2組ではタブレットを使ってチョウの体の仕組みを調べていました。
 調べる内容は、「体の分かれ方や足の数、羽の数」そして「足、羽、目、口がどこについているか」ということでした。NHK for Schoolの「ものすごい図鑑」というアプリを使うと、チョウの体のつくりを詳しく調べることができます。同様に、他の昆虫についても調べられるようになっていました。
 チョウだけでなく、昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つの部分があります。また、目や口、触角は頭についていて、胸には羽と足(6本)がついています。モンシロチョウの場合は、羽は4枚です。(写真下)
 3年生は、現在総合の学習でカイコを育てています。順調に育っていて、もうすぐ繭を作りそうです。一方、モンシロチョウの飼育は苦戦していました。卵や幼虫を教室に持ってくることはできましたが、キャベツがすぐにしなびてしまうため、難しかったようです。その点、柑橘系の葉につくアゲハチョウの幼虫を育ててみると、比較的簡単に飼育が可能です。3年生のご家庭は、夏休みに挑戦してみてはいかがでしょうか。

6月12日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしています。小学校の国語の授業で、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 「これは、なんのくちばしでしょう。」という文と絵による問いかけがあり、ページをめくると「これは、○○のくちばしです。」と答えが書かれています。さらに、そのくちばしの様子を詳しく説明する文章が書かれているという構成です。鳥は、きつつきとおうむ、はちどりが出てきます。それぞれのくちばしに特徴があり、子ども達にとって興味をもちやすい鳥が選ばれています。
 2組の教室では、最初に出でくる鳥のくちばしについて学習していました。「さきが するどくとがった くちばしです。これは、なんの くちばしでしょう。」と書いてあり、ページをめくると「これは きつつきのくちばしです。」と答えがあり、きつつきの写真が載っています。さらに、尖ったくちばしで木に穴をあけて虫を食べることが説明されています。(写真上)
 旭町小の周りにも、キツツキをよく見かけます。キツツキの仲間はたくさんの種類に分けられていて、アオゲラ、アカゲラ、ヤマゲラなど、「〇〇ゲラ」という名前がついているのは、全てキツツキ類の鳥です。逆に言うと、「キツツキ」という名前の鳥は存在しません。学校によく来るのはコゲラで、先日も学校を入ったすぐの梅の木に来ていました。くちばしでコッコッコッ…と幹を突っついているのを確かに見ました。音をたよりに探してみると、キツツキを見つけることができます。
 2階の階段掲示板前に、全校朝会で紹介した本を展示したところ、休み時間にたくさんの子ども達が見に来ていました。
 「だんまりこおろぎ」の絵本は、仕掛け絵本になっています。最後のページをめくると、「リリリ、リリ…」とこおろぎの鳴き声がするようになっています。仕掛け絵本と知らずに読み進めていくと、誰もがびっくりします。
 「おにたのぼうし」は、2月の節分の時期に合わせて読み聞かせてあげたい絵本です。「人間っておかしいな。鬼は悪いって決めているんだから。鬼にもいろいろあるのにな。」というおにたの言葉が胸に響きます。いわさき ちひろさんの絵が素敵な絵本でもあります。
 最後に高学年向けに紹介したのが、「ももこの いきもの図鑑」でした。朝会で「ちびまる子ちゃんの作者」と話しただけで、全校の注目度が一気に増したように感じました。本を見に来た2年生の子も、ページをめくっていろいろな虫や動物の絵を見て、「かわいい…」と言っていました。私が高学年の担任をしていた時は、よくこの本の読み聞かせをしました。1日1話、読み進めていくと、子ども達は毎回読み聞かせの時間を楽しみにするようになりました。「カメ」や「ヒヨコ」、「カブトムシ」など、ぜひ読んでみてください。これをクラスの前で笑わずに読み聞かせをするのは、とても大変なことだと分かるでしょう。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の成長」の学習をしています。インゲンマメの種子を使い、先月までは「発芽に必要な条件」についての学習をしてきました。今度は、「インゲンマメの苗が丈夫に成長していくために必要な条件」について考えていきます。発芽に必要な条件は、実験の結果「水、空気、適温」の3つでした。発芽の場合は、「これが必ずないと発芽しない」という絶対条件でした。(日光がなくても、ヒョロヒョロですが発芽はしました。)
 では、植物の成長に必要な条件とは何でしょうか…2組では、まず子ども達から様々な意見が出されました。子ども達から出てきたのは、水や空気、適温、日光、肥料、土などです。このうちの水と空気と適温は、発芽の絶対条件(これがないと生きていけない)ですから、除外します。では、苗が丈夫に育っていくために、日光や肥料、土が必要かどうかをどのように調べていったらよいでしょうか。これも、発芽の実験でのことが役に立ちます。5年生では、比較対照実験を学習します。「片方は与える、もう一方は与えない、他は全て同じ条件で実験をする」という条件制御をした実験方法です。同じように育ったインゲンマメの苗を使って、これから実験をして確かめていきます。(写真下)

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