7日3日(水)2校時(9時35分〜)に、体育館にて情報モラル教室があります。5,6年生への指導の様子を公開いたします。続けて保護者向けの講習会もあります。ぜひご参加ください。

10月31日(火)

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 1年生の国語の教科書に、「ことばを たのしもう」という学習があります。言葉遊びを楽しんだり、早口言葉に進んで挑戦しようとしたりすることをねらいとした学習です。(写真上)
 教科書には、3つの早口言葉が載っています。「なまむぎ なまごめ なまたまご」・・・大人から子どもまで楽しめる早口言葉ですが、最も有名なのが、「なまむぎ なまごめ なまたまご」ではないでしょうか。1年生の子ども達にもおなじみの言葉でした。大人からするとそんなに難しくはないと思いますが、小さい子どもにとっては、なかなか難しいようです。
 「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」・・・私は3つの早口言葉の中で、これが最も苦手です。ちなみに、似たような早口言葉として「赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ 茶パジャマ」があります。
 「かえるぴょこぴょこ 三ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ 六ぴょこぴょこ」・・・この早口言葉は、江戸時代の上方の噺家が、弟子達に遊びがてら修行をさせようと生み出したものだそうです。早口言葉には、古い歴史があるようです。
 早口言葉は、リズムよく音読を繰り返すことで、楽しく学習することができます。また、口をはっきり開けて発音する練習にもなります。教科書には絶対に載らないと思いますが、短い早口言葉に「バスガス爆発(3回繰り返す)」があります。未だに難しくて言えません。
 2階の掲示板に運動会の写真資料を貼りました。階段を上がった踊り場のところにある掲示板なので、よく目につく場所です。休み時間にさっそくたくさんの子ども達が自分の学年の競技の写真に注目していました。(写真中)
 入場行進と開会式から、プログラム順に各学年の競技や演技の写真を使って構成してあり、A4版全24枚にわたる写真資料です。来週の土曜学校公開日等、来校された際はぜひご覧ください。
 また、掲示板前には、昨日の全校朝会で紹介した2つの本の展示もしています。昨日、全校児童に紹介したのは、「窓ぎわのトットちゃん」と「マヤの一生」の2冊です。「窓ぎわのトットちゃん」は、最近新しく続編が出されたようですが、昨日紹介したのは40年前に出版された最初の本です。低学年にも読みやすいように、内容を抜粋したものも出版されています。
 「マヤの一生」は、犬と人間との深い絆とともに、戦争の悲惨さが描かれた本です。どちらの本も、私が4年生の担任をしていた頃、クラスの子ども達に読み聞かせをした思い出の本です。長い物語なので、何日にもわたって少しずつ読み聞かせをしました。教員になってから出会った本は、他にもたくさんあります。子ども目線で本を選んでみると、心に残る本に出会うことができます。
 5校時に、3年1組で外国語活動の授業がありました。ALTのロバート先生と担任の先生とで、「Unit 6 アルファベットで文字遊びをしよう」という授業が行われていました。
 どうも朝から、「ハリーポッターだ…」という子ども達の声がすると思っていたら、ロバート先生の衣装のことだったようです。そう言えば、今日は10月31日でハロウィンの日です。子ども達へのちょっとしたサービスで、授業を楽しく盛り上げるためだったようです。(写真下)
 最近のニュースでは、連日のように渋谷のスクランブル交差点がテレビに映し出されてきました。人が集まらないように規制をかけて、ハロウィン対策をしていました。では実際に、日本ではどの程度ハロウィンの風習が根付いてきているのでしょうか。スーパーのお菓子売り場やケーキ屋さんでは、10月に入ってすぐにオレンジカラーが目立つようになります。ハロウィンにあやかった商品開発は、もうだいぶ前から日本で恒例になってきています。では、仮装パーティーをやっている家庭はどの程度あるのでしょうか。また、子ども達がお菓子をもらいに各家庭を回ることは? 節分で家の外に向かって豆まきをする家庭が減少してきている現在、そこまでの勇気は日本人にはないような気がします。

10月30日(月) その2

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 午前中、2年生の生活科見学がありました。歩いて田柄2丁目にある吉田さんの畑に行き、さつま芋の収穫体験をさせていただきました。
 昨年度まで2年生は、電車に乗って朝霞台にある農園まで行っていました。駅や公園のトイレを利用していましたが、学年全員が利用するには時間がかかり過ぎていました。芋掘りのできる畑を探していたところ、年度初めに見つけたのが吉田さんの畑です。電車に乗らずに歩いて行ける距離にあることと、私の前任の田柄小学校でトイレを借りることができるのが決め手になりました。
 吉田さんは、9月に3年生の「キャベツ農家の出前授業」で旭町小に来ていただいています。田柄小の隣に大きな畑があり、様々な学校や幼稚園・保育園の子ども達に農業体験を指導されている方です。
 学校を出て、40分ほどで田柄小に着きました。田柄小までは、約2kmの道のりです。以前は、6年生が水泳記録会で光が丘第八小学校とともに連携していた学校です。スリッパを用意していただき、トイレを借りました。
 吉田さんの畑は、田柄小を出て道路を渡ったすぐのところにあります。大根やにんじんの葉が一面に茂っていました。広大な畑の南側一帯は、全てさつまいもが植わっていたようです。地上部分のつるは、機械ですでに刈り取られていました。
 説明を聞いてから、一人2株ずつ割り当てられて芋掘りをしました。軍手をはめて株の周りの土をどけていくと、きれいな赤紫色が見えてきました。芋を見つけた喜びの声は束の間で、根っこでつながったさつま芋を掘り起こすための悪戦苦闘が始まりました。畝の周りの土をしっかりどけていかないとさつま芋の全容が見えてこないのですが、子ども達は芋の先端を見つけて引っ張ろうとしていました。慣れない軍手を手に、地中深くまで掘り起こすのはとても大変だったようです。掘り終わった子が手伝ってあげたり、吉田さんに手伝ってもらったりしてやっと収穫が終わりました。
 体験後、吉田さんからさつま芋の管理について話がありました。収穫したてを食べてみたくなりますが、最低でも2週間は待ってほしいとのことです。さつま芋は、しばらく置いておくことで甘味が増してきます。持ち帰ったビニール袋からはすぐに出してください。紙袋や段ボールに入れるか、新聞紙にくるんで、比較的温かい場所(室温)に置いておくようにします。
 今日収穫したのは、「シルクスイート」という品種です。春こがねと紅まさりの交配種として、10年ほど前に誕生しました。裏ごししたような滑らかな食感と甘さで、販売開始から焼き芋で人気に火が付きました。今では、安納芋や紅はるかと肩を並べる存在だそうです。
 スーパーなどの入口に、焼き芋の機械がよく置かれています。(電気で焼き芋を作るタイプの機械です。)この機械が出始めてから、焼き芋が格段においしくなりました。「紅はるか」などのねっとり系の焼き芋が売られている時は、よく買っています。温かいうちに食べるのもおいしいのですが、我が家では冷蔵庫で冷やして食べるようにしています。自然な甘味は、お菓子を食べるよりも罪悪感なく食べられます。お薦めします。

10月30日(月) その1

 全校朝会は、秋晴れの校庭で行いました。「いろいろな本に親しもう」というテーマで、読書旬間に向けた話をしました。
・・・先週の木曜日から読書旬間が始まりました。特にこの時期は、「読書の秋」という言葉があるくらいですから、本をじっくりと読み味わうにはとても良い季節です。読書カードが配られ、読んだ本を記録しながらいろいろな本に親しんでいきましょう。
 各学年に光が丘図書館の方々に来ていただき、お話し会やブックトークも始まりました。また、先週は図書集会があり、図書管理員の中路先生から手紙に関する本を紹介していただきました。今日は、校長先生から2つの本をみなさんに紹介します。
 まず初めの本は、黒柳徹子さんが書いた「窓ぎわのトットちゃん」です。テレビの司会者でおなじみの黒柳徹子さんが、もう40年以上も前に出した本で、大ベストセラーになりました。この本は、黒柳さんが小学生時代に通っていた「トモエ学園」という学校での出来事が書かれています。ですから「トットちゃん」とは、黒柳さん自身のことで、実際にあった経験がもとになった物語です。自由な教育方針のトモエ学園は、これまた自由奔放なトットちゃんを温かく見守ってくれます。さらに学校には障害のある子を始め、いろいろな友達がいて、お互いにたくましく成長していく姿が生き生きと描かれています。
 「窓ぎわのトットちゃん」には、低学年用にいくつかのお話を抜粋して、絵本にしたものも出版されています。いわさきちひろさんの絵がとても印象的です。最近、黒柳徹子さんが「窓ぎわのトットちゃん」の続編を出版して、また話題になっています。
 もう一冊の本は、椋鳩十さんが書いた「マヤの一生」という本です。マヤというのは、犬の名前です。家族と犬のマヤは、楽しく毎日を暮らしていました。しかし、戦争が激しくなるにつれ、食べ物が少なくなり、暮らしが厳しくなってきました。やがて、「犬を飼うのはぜいたくだ。」と村の役人が犬を飼っている人たちに犬を差し出すように言い始めました。そして、とうとうマヤも、家族のもとから引き離されてしまうことになりました。…戦争の悲惨さと、犬と人間との強い絆が描かれた感動の物語です。作者の椋鳩十さんは、動物をテーマにした本をたくさん出しています。5年生が3学期の最後に習う「大造じいさんとガン」も椋鳩十さんが書いた物語です。
 今日紹介したのは、校長先生が学校の先生になってから読んだ本の中で、最も感動した2冊の本です。これらの本は、しばらく2階の掲示板近くに展示しておくので、手に取ってみてください。みなさんも読書旬間を通じて、心に残る一冊に出会えるとよいですね。
 さて、あさってから11月に入ります。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。・・・

10月29日(日)

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 校庭にて、第46回旭町広場の祭典が行われました。4年振りの開催となり、たくさんの団体や地域の皆様が参加されました。
 今年の広場の祭典のテーマは、「ひろげよう 交流の輪 地域の輪」でした。その名の通り、すばらしい「輪」がたくさん見られたお祭りになりました。
 模擬店には、子ども達を始め、多くの人たちで賑わいました。また、遊び広場やイベント広場では、様々な催しが行われました。
 特設ステージのイベント広場でトップバッターを飾ったのは、我ら旭町小の先生達でした。「忍び外伝 旭城の秘宝」というタイトルで、忍者ショーが繰り広げられました。ここ数日、夕方になると、何度か先生達が体育館に集まって練習をしてきました。教員という仕事がなくなったとしても、スーパーのイベント会場に呼ばれて、そのままショーに出られそうな内容でした。(写真上)
 お昼の式典後は、幼稚園児と小学校低学年の子ども達による「おみこし」が行われました。ワッショイ、ワッショイ…と、楽しく会場を練り歩いて盛り上げました。(写真中)
 イベント広場のプログラムの最後を飾ったのは、ダンスクラブの有志による「YOASOBI」でした。ダンスクラブは、今年度から初めて旭町小に登場したクラブ活動です。4〜6年生の踊ることが大好きな子ども達が活動しています。また、1学期の途中から、卒業生でダンス教室の講師をしている先生に来ていただき、練習を重ねてきました。たくさんの人たちの前で練習の成果を発揮することができ、ダンスクラブの子ども達もとてもうれしそうでした。(写真下)
 青少年育成第六地区委員会の皆様を始め、各町会、団体の皆様、どうもありがとうございました。

10月27日(金)

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 2年生は、算数の時間に「かけ算」の学習をしています。今まで習ってきたたし算とひき算に加えて、新しい計算としてかけ算を学習します。先週から、かけ算が使われる場面を式に表したり、その答えの求め方を考えたりしてきました。そして、いよいよ「かけ算九九」の学習に入りました。
 まずは、5の段の学習から始まりました。ちなみに九九は5の段から始まり、2の段、3の段、・・・4,6,7,8,9,1の段の順で指導していきます。5の段は「5,10,15,20…」、2の段は「2,4,6,8,10…」となり、分かりやすいために最初に指導するのでしょう。きっと、4の段あたりから9の段にかけて、苦戦する子が出てくるはずです。また、一度覚えたはずなのに、しばらく経つと間違えてしまうということも出てきます。誰もが通った算数の山場です。学校と家庭とで、しっかり習熟していくようにさせたいものです。
 2年生では、九九の習熟の手立てとして、2枚のカードを配りました。まず、「九九れんしゅうカード」は、家庭で毎日九九を練習してくるチェックカードです。家の人のサイン欄があるので、毎日九九を聞いてあげてください。もう1枚は、「めざせ! かけ算マスター」というカードです。それぞれの段に、4種類の試練(先生によるテスト)が待っています。まず、「じゅんにゆっくり」は、九九を×1,×2,×3…と下から順に唱えていきます。次の「すらすら10びょう」は、10秒以内にすばやく唱えます。「ぎゃくから」は、×9,×8,×7…と、上から順に九九を唱えます。最後の「ばらばら」は、先生がランダムに出す九九が言えるかどうかをテストします。(写真上)
 学校でもクラス全員の九九を一人ずつ確認していくので、家庭でも毎日の練習を欠かさずにお願いいたします。
 4年生は、理科の時間に「星や月」の学習をしています。今まで、月の動きについての学習をしてきました。子ども達のカードを見ると、家できちんと月の観測をしてきた様子がよく分かります。最近は、半月から満月に移りつつある状態です。時間を追って、見える月の位置が移動していったことが記録してありました。次回の日曜日が満月なので、今度は満月の位置の変化にも注目して、ぜひまた調べてみてください。
 1組では、続いて星の位置の変化についての学習をしていました。星座早見盤は、1学期に使い方を習いました。今この時期に見える星座を探し、観測する計画を立てていました。(写真中)
 教科書では「はくちょう座」を例にして、観測の仕方を説明しています。はくちょう座は、十字型にきれいに星が並んだ形の美しい星座です。夏の代表的な星座ですが、今の時期も天頂の高いところに見られます。目印は1等星のデネブです。晴れの日が続いているのと季節がら空気が澄んできているため、東京でも見られるのではないでしょうか。
 星が見られない場合は…木星なら簡単に見ることができます。現在、夕方暗くなった頃、東の空に輝いて見えるのが木星です。約マイナス3等星なので、東京の空でも十分に見ることが可能です。星というよりも惑星ですが、時間とともに見える位置が変わる様子を観測することができます。
 3年生は、算数の時間にコンパスを使った「円と球」の学習をしてきました。毎時間コンパスを使ううちに、だいぶ上手にきれいな円を描くことができるようになりました。
 今日は単元のまとめとして、工作用紙にコンパスを使って模様を描き、切り取ってこまを作る学習をしました。教科書には、3種類のこまの模様が載っています。どこにコンパスの針を置くのかを考えさせながら、模様作りに挑戦していきました。(写真下)
 3年生は、そろそろ算数の上巻の学習が終わりになります。

10月26日(木)

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 今日から後期読書旬間が始まりました。10日(金)までの約2週間を読書旬間として位置付けています。
 さっそく今朝、図書委員会の児童による「図書集会」がmeetを使って行われました。図書管理員の中路さんから、「手紙」をキーワードにした様々な本を紹介してもらいました。また、この期間内に、光が丘図書館の方々によるお話し会やブックトークが各学年に予定されています。本日、2年生へのお話し会と、6年生へのブックトークがありました。
 各教室では、「読書カード」が配られています。読書旬間中に読んだ本を記録するカードです。学校で読んだ本だけでなく、家庭で読んだ本も記録していきます。また、読書旬間の終わりには、読んだ本の中からお薦めの本を紹介するようになっています。毎日読書カードをランドセルに入れていると思うので、家庭でも励ましてあげてください。(写真上)
 毎年12月に入ると、学校評価アンケートを各ご家庭にお願いしています。「子どもは進んで読書をしている」という項目は、たいてい毎回評価が低くなります。学校では読書をする時間(朝読書の時間等)を設けていますが、家庭で本を読む時間が取れていないことがアンケート結果に表れるようです。家族で定期的に光が丘図書館に行くとか、土日にテレビを消して読書をしようとか、何らかの取り組みをしない限り毎年同じ傾向になります。さらに、大人が本を読む姿勢を見せるということも重要です。
 一昨日、1年生は保育園との交流会をしましたが、今日は旭幼稚園の園児(年長の松組さん、約100名!)を迎えて交流会を行いました。1年生は、前回同様に学校紹介をしたり、校歌や運動会のダンス(ジャンボリーミッキー)を披露したりしました。(写真中)
 さらに今回は、代表児童によるクイズ大会も行いました。1年生みんなで書いた寄せ書きのお手紙をプレゼントしたところ、旭幼稚園の子ども達からもお礼のプレゼントをもらいました。お互いに、「ありがとうございました。」と「どういたしまして。」のあいさつを交わし合いました。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。日常生活の中で、子ども達は食塩や砂糖を液体に溶かすという経験をしています。また、ものが水に溶けるという言葉に対して、「絵の具が水に溶ける」とか、「土が水に溶けて形が崩れる」などの様々なイメージをもっています。まずこの単元の導入では、水に食塩が溶ける様子をじっくりと観察させ、食塩の粒がもやもやとした液体になっていく経過をしっかり見せていきます。
 続いて1組では、「水に食塩が溶けた時の重さはどうなるか」ということについて実験を行いました。水100gに食塩5gを溶かしたら、重さはどうなるでしょう? 水と食塩を合わせた105gになると考える子もいれば、透明になって溶けてしまうから100gになると予想する子もいます。また、一番子ども達が迷いやすいのが、「105gよりもちょっと軽いのではないか」という選択肢です。
 メスシリンダーの使い方を学習してから、実際に実験をしてみることになりました。電子てんびんを使って容器+水+食塩+薬包紙の重さを量ってから、溶かした後の重さを計測しました。結果・・・食塩などのものが溶けても、そのものの重さがなくなることはないということが分かりました。見えなくなっても、水溶液の中に重さはきちんと残っているということになります。(写真下)

10月25日(水)

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 6年生は、2学期の家庭科の時間に、「思いを形にして 生活を豊かに」という学習で、「トートバッグ」の製作に挑戦してきました。展覧会に出品する作品で、そろそろ仕上げの段階に入っています。
 布や持ち手の材料は、セット教材の見本の中から各自が注文して買いました。布の柄は、たくさんある中から好きなものを選んだようです。一枚の布を折り、ミシンを使って袋状にしてから、持ち手をつけて出来上がり・・・と、トントン拍子で今日まで来たわけではありません。ミシンの使い方にしろ、手縫いの部分にしろ、苦労の末にやっと完成が見えてきました。(写真上)
 教科書には、トートバッグの他にクッションカバーやきんちゃくの製作が例として載っています。私も担任をしていた頃、トートバッグやナップザックの製作を指導したことがあります。子ども達は製作前の段階で、いろいろな飾りをつけたアイデアスケッチを描き、やる気満々で臨んでいました。しかし、段々フェルトを切って縫い付けていくのが面倒になって、中途半端なところでやめようとする子が出てきて大変な思いをしたことがあります。また、家庭科の授業は週に2時間なのですが、展覧会が近づいてくると時間が足りず、放課後に遅くまで残して一人ずつ指導したこともありました。
 私が最初に旭町小に着任した時は、家庭科は専科の先生が指導していました。17学級以上の学校規模には、専科教員が1名加配されることになっています。旭町小はここのところ毎年12学級ですが、20年ほど前は17学級もある規模の大きい学校でした。その後、学級数が減ったことから、高学年の担任が家庭科を指導することになったのです。
 展覧会の際には、トートバッグの縫い目にも注目してください。ミシン縫いの跡からも、一人一人の苦労が伝わってきます。
 3年生が、社会科の時間に、学校の消防設備調べに取り組んでいました。3校時は、一斉に校内の廊下や教室を巡り、どこにどんな設備があるのかを調べました。
 校長室のドアを開けたら、数人のグループの子ども達が探検ボードを手にキョロキョロとしていました。校長室をのぞかせてあげると、部屋の天井に熱感知器があることに気がつきました。子ども達の教室にもあるので、すぐに分かったようです。
 せっかくなので、廊下にある消火栓の扉を開けて、説明をしてあげました。消火栓は、火災報知機と一緒に各階の廊下に2か所ずつあります。非常ベルを押すことで消火用のポンプが自動的に作動し、ホースを伸ばして散水することができます。(写真中)
 この他にも、消火器が廊下や特別教室に置いてあったり、避難はしごが設置してある教室があったりします。さらに、防火シャッターや防火扉も火災を防ぐための設備です。先週の光が丘消防署での見学を生かして、みんな熱心に調べていました。
 5校時に、6年生の算数の研究授業がありました。「考える力をのばそう」という2時間扱いの単元の学習でした。図や表に表して、問題解決する能力を高めることを目標とした学習内容です。
 「ある道路をほそうするのに、Aの機械では15日、Bの機械では10日かかります。A、Bの機械を同時に使うと、この道路をほそうするのに何日かかりますか。」という問題が提示されました。単元名に「全体を決めて」というサブタイトルがついています。道路の長さが分かっていないので、全体をどう見るかが大切になってきます。全体を30(m)と見て考える方法もあれば、全体を1と見て、部分を分数の割合で考える方法もあります。1と見る割合の考え方は、子ども達にとっては難しいのですが、教科書や指導書はそちらの考え方に導く方向になっています。
 子ども達は、線分図を使いながらよく考えていました。また、校内研究で毎回積み上げてきた「ラウンドタイム」(子ども同士の意見交流の時間)をしっかり生かして考えを広めていました。(写真下)

10月24日(火) その2

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 3校時に、1年生が保育園との交流会を行いました。今年度、旭町小学校と連携している保育園は、旭町保育園と旭町第二保育園の2園です。それぞれの園から、年長組の園児を合わせて30名に来てもらい、体育館で交流会を開きました。
 最初に1年生の代表の子ども達が、学校の紹介をしました。続いて、旭町小の校歌を元気よく歌って聞かせてあげました。また、運動会で踊った「ジャンボリーミッキー」のダンスも披露しました。保育園の子ども達にもなじみのある曲でした。みんな目を真ん丸にして、1年生のダンスを見つめていました。
 最後に、みんなで書いた保育園の子ども達への手紙をプレゼントしました。この時ばかりは、ちょっとお兄さん・お姉さんっぽく見えた1年生でした。(写真上)
 1年生とお別れした後、保育園の子ども達には学校の様子を見てもらいました。私が先導して校内(1〜3階の授業の様子)や校庭の様子を案内しました。広い校舎や校庭に、みんなびっくりしていました。あさっては、旭幼稚園との交流会を行う予定です。
 今年度の「地域未来塾」が今日からスタートしました。2年生と3年生の希望者を募り、放課後を使って理科室で算数の補修学習をします。これは、練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への学習支援を行う取り組みです。受講料等は一切かかりません。
 今年度は、2年生18名、3年生9名が申し込みをしています。2年生は5校時が終わった後の6校時の時間帯、3年生は6校時が終わった後の放課後の時間帯を使って行います。どちらの学年も、算数の復習プリントを中心に行います。解き終わった子から指導員の先生に丸付けをしてもらいます。今日は、4名の指導員の方々(地域の方々です)に来ていただきました。
 今年度は、年間10回を計画しています。少しでも子ども達の学力を高め、学習意欲の向上につながるように、地域連携事業を進めていきます。(写真下)

10月24日(火) その1

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 1年2組の子ども達が、理科室で授業をしていました。1年生にとっては普段使わない教室です。というよりも、初めて入った部屋であったかもしれません。
 算数の「どちらがおおい」という学習で、水を使うために理科室を利用していました。今までこの単元では、身の回りにある物に入る水のかさを直接比較や間接比較で比べてきました。今度は任意単位を用いて、水のかさを数として比較する方法を学習します。
 グループごとに用意されていたのは、やかんと鍋、そしてボウルです。それぞれにコップ何杯分の水が入っていたのかを1杯ずつくみ出しながら数えていきました。プラスチックの透明コップには、マジックで印がついていて、全員が同じかさの水を量り取ることができるようになっていました。理科室の大きな机の上で、水をこぼしてもよいようにたらいの中で協力して調べていきました。時々、何倍めだったかを友達同士で確認しながら、正しく量ろうとがんばっていました。(写真上)
 1年生の算数ではここまでの学習ですが、2年生になると任意単位から普遍単位の学習になります。リットル・デシリットルますを使い、水のかさを正確に数値化して表していきます。
 3年生は、算数の時間に「円と球」の学習をしています。円の中心と半径、直径について学習した後、今日からコンパスの使い方についての学習が始まりました。
 コンパスは、3年生で初めて使い方を習います。どんな道具も、自分で何度も使ってみることが上達への近道です。最初のうちは、中心がずれてなかなかきれいな円が描けなかったりするものですが、次第にきれいな円を描くコツがつかめるようになってきます。正確な作図のためには、手先の器用さも重要です。手指をしっかり使い、動かし方を工夫しながら上達していってほしいものです。
 子どもになにも指導しないでコンパスを使わせると、コンパスの両方の軸(針がついている方と鉛筆がついている方)を両手で押さえながら円を描こうとします。そうすると、途中でコンパスの間隔がずれてしまい、きれいな円になりません。まず、コンパスの上のつまみを親指と人差し指で持つことを指導します。次に、円を描き始めるスタート位置が重要です。4時〜5時の方向にコンパスの鉛筆軸を置き、手首を自分の方にひねって描き始めるようにします。7時〜8時の位置から描き始めると、ぐるっと回したところで回転が足りなくなり、一周描くのが難しくなります。また、円を描く方向に少しコンパスを傾けることも、きれいな円を描くコツです。何度も練習することで上達していくはずです。(写真下)

10月23日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「『鳥獣戯画』を読む」という学習をしています。12世紀につくられた絵巻物『鳥獣人物戯画』の一場面を解説した説明的文章で、ジブリの高畑 勲 監督によって書かれた文章です。教科書には、実際の絵が多く掲載されています。また、筆者独自の表現や論の進め方に特徴がある文章です。説明的文章は、大きく2つの型に分けることができます。「説明文」と「論説文」の2通りです。今まで6年生が習ってきたのは、ほとんどが「説明文」でした。今回は、筆者の考え(仮説)がある「論説文」になっています。論説文では、どのように仮説を論証しているのかを読むことがポイントになります。
 鳥獣戯画が漫画のルーツであるというのは、昔から言われてきたことです。しかし、「アニメーションのルーツ」という見方は、筆者の高畑さん独自の考え方です。高畑さんが注目したのは、動物の口から描かれた線です。鳥獣戯画には、相撲を取ってウサギを投げ飛ばしたカエルや、カエルの仏像を前に僧侶の姿で何やら唱えるサルの口から、「気」のようなものが出ているように描かれています。「ヤーッ」とか念仏のような声が聞こえてきそうです。「まるで漫画のふき出しと同じようなことを、こんな昔(800年以上前)からやっているのだ。」と高畑さんは考えました。
 6〜7年前になりますが、ある電力会社のテレビCMで鳥獣戯画が使われたことがあります。制作したのは、高畑さん率いるスタジオジブリでした。水墨画で描かれたカエルやウサギたちが、活き活きとアニメで躍動する様子が話題になったCMでした。
 6年1組では、段落ごとに小見出しを考え、筆者の考えを詳しく読み解く活動に入っていました。(写真上)
 2年生は、図工の時間に「おいしいおべんとう」という作品に取り掛かっています。展覧会の立体作品として出品するようで、時間をかけてていねいに仕上げていきます。
 自分はもちろんのこと、家族や友達が食べてみたくなるような、おいしいものがいっぱいのお弁当を考えていました。絵の具で色をつけた紙粘土を始め、アルミホイルや綿、爪楊枝などを使い、おにぎりやおかずを表現していました。中には、本物そっくりの卵のお寿司を作った子がいました。回転ずしに行って、まず初めに注文するのが「たまご」なのでしょう。また、アイスやシェイクを作っていた子もいました。デザート付きの豪華弁当をめざしていました。展覧会の会場では、2年生のおいしそうな作品が注目を浴びること間違いなしです。(写真中)
 6年2組では、タブレットを開き、ドリルパークの使い方を確認していました。今後、宿題に加えて、ドリルパークを使って自主学習をするように、担任の先生が指導していました。(写真下)
 そのいきさつはこうです。・・・先週、個人面談が行われ、保護者の方々から「宿題が少ないのではないか」という声が多く寄せられたそうです。そこで、プラスαとしてタブレットを使った宿題を課したということです。
 子ども達からすると、「宿題は十分に足りている」という反応のようでした。そこで先生は、宿題の意義を子ども達に話しました。一つは、学習の定着を図るためにあるということです。学校で習った内容は、計算や漢字ドリル等を使って復習することでしっかり身につきます。さらに、宿題があるもう一つの理由は、家の人に学習内容を伝えるためです。今どのような学習をしているのか、そしてきちんと理解できているのか、ということを伝えるためにも宿題があります。
 ドリルパークは、タブレットが導入された当初はよく活用していました。最近開いていなかった子が多いようなので、宿題が終わってから自身の力をさらに伸ばすために活用させていきます。

10月23日(月) その1

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 今日の全校朝会は、職員の集合写真を撮影する関係から、体育館で行いました。「百聞は一見にしかず」という話をしました。
・・・昨日、おいしいケーキを食べたので紹介します。あるケーキ屋さんで、今がちょうど旬の栗をふんだんに使ったおいしそうなケーキを買いました。よくあるモンブランとは違うタイプのケーキです。スポンジの間に入っているクリームに、細かくくだいた栗が使われていました。ケーキの上の方には、これも秋の味覚の大粒のクルミがのっていました。四角い形のケーキで、全体にチョコレートがかかっていて、とても豪華な感じがしました。
 さて、ここまで校長先生が昨日食べたケーキの説明をしましたが、おいしそうなケーキが頭の中で想像できましたか? 使われている材料やケーキの形の説明をしたので、ある程度みなさんの頭の中に浮かんだケーキは本物に近いものだと思います。でも、いくら言葉で説明しても、実際のケーキの様子やおいしさが全て伝わることはありません。では、どうしたらそのケーキのことが分かるでしょうか? そうです。実物のケーキを見れば伝わりますよね。さらに食べてみれば、そのおいしさが伝わります。
 そこで今日は、「百聞は一見にしかず」という言葉についてお話しします。(拡大コピーした紙を見せる)「百聞は一見にしかず」というのは、「たくさんくり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。」つまり、「何事も自分の目で見て確かめてみることが大切だ」ということを表しています。
 先週の火曜日に、2年生が町たんけんで旭幼稚園と駐在所に行ってきました。町たんけんに行かないで、教室で話を聞くだけだったらどうだったでしょう。幼稚園の建物の様子や園庭の大きさなどは、実際に出かけて行ったから分かりました。「百聞は一見にしかず」です。
 また、水曜日には、3年生が社会科見学で光が丘消防署に行ってきました。火災現場で消防士の人が身につける防火服や空気ボンベを、一人ずつ持たせてもらいました。こんなに重い服を着て消火活動をしているのかと、びっくりしました。それは、実際に見学に行ったから分かったことです。「百聞は一見にしかず」です。
 木曜日には、4年生と6年生に出張プラネタリウムの授業がありました。星や月、太陽の動き方について、プラネタリウムの中に入って説明を聞きながら見ることができました。教室で教科書を読んだだけでは伝わらないものがたくさんありました。「百聞は一見にしかず」です。
 学校では、話を聞くだけでなく、自分でやってみる学習がたくさんあります。跳び箱を跳ぶのも理科の実験をするも、話を聞くだけでは身につかない学習です。そして、生活科見学や社会科見学では、実際に学校の外に出かけて行きます。自分の目で見たり体験したりする、まさに「百聞は一見にしかず」のとても重要な勉強です。・・・(写真上)
 続いて、保健・給食委員会からハンカチ・ティッシュ調べの連絡がありました。年間を通じて定期的に行っています。日頃から用意しておく習慣をつけましょう。(写真下)
 子ども達が教室に行った後、ステージ前で職員写真を撮りました。学校内の全ての教職員が集まり、写真屋さんに撮ってもらいました。卒業アルバムに載せるための写真です。

10月20日(金)

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 11月の展覧会まで、ちょうど4週間となりました。1年生は、展覧会に出品する立体作品に取り組み始めています。「ぼくの わたしのともだち」という題名で、靴下を使って作る楽しい作品です。
 まず、靴下に綿を詰め込んでいきました。普段はいている靴下の中に綿をいっぱいに詰め込んでいくと、ふわふわのぬいぐるみのような感触の棒状クッションが出来上がります。そこにクリッとした目を取り付けると、かわいらしい生き物のように見えてきました。「どんなともだちにしようかな。」と考えながら、モールを使って手足をつけたりしていきました。
 また、アサガオのリース作りでも使った家から持ってきた材料が、またまた大活躍していました。リボンやボタンをつけたり、フェルトで羽を作って貼り付けたりと、靴下が見事に変身していきました。展覧会の会場で、全員の作品がどのように展示されるのか、とても楽しみになってきました。(写真上)
 昨日、4年生に出張プラネタリウムの授業がありました。さっそく2組では、理科の時間に「月と星の位置の変化」の学習をしていました。この単元では、「月は日によって形が変わって見え、1日のうちでも時刻によって位置が変わること」を学びます。(星についても同様)そこで重要なのが、時間を変えて月の見える位置を記録する観測です。
 現在の月は、三日月から半月に向かってふくらんできている状態です。夕方西の空に見え、夜の8時半頃に沈みます。日曜日には半月になり、夕方南の空に見えるはずです。観測するには、夕方から夜8時頃までがチャンスです。記録用紙が配られ、月の位置の記録の仕方について指導がありました。月の位置は、方位と高さで記録します。自分の家で観測する場合、方位ははっきりわかっているでしょうか。方位磁針があればよいのですが、家庭にはないですよね。よい方法があります。スマートフォンには、方位磁針のアプリが入っています。ぜひお子さんに、南や南西の方位を教えてあげてください。(記録用紙の下に方位と見える建物等を書くことになっています。)
 では、見える月の高さはどのように表せばよいでしょうか。教科書には、およその高さを自分のこぶしを使って測るやり方が書いてあります。目の高さにグーで手を前に出します。そこから握りこぶし何個分に月が見えるかを調べます。(だいたいこぶし9個分が真上になります。)今日配布された記録用紙に、こぶし3個分と6個分の横線を引かせました。見える月の時間を変えて、方位と高さを調べてくるのが宿題です。(写真中)
 次回の満月は、29日の日曜日です。満月の位置と時間の関係も、後日調べることになります。お子さんへの助言をよろしくお願いします。まずは、当日晴れることが大切ですが…。
 「♪春の うららの 隅田川〜」で始まる日本の歌「花」を、なんとウィーン少年合唱団が歌っていました。5年生の音楽の時間に、最初に子ども達に見せたDVDです。(写真下)
 ウィーン少年合唱団は、「天使の歌声」と呼ばれ、世界中の人々に愛される合唱団です。今から500年以上も前に、神聖ローマ帝国皇帝によって創設されました。ウィーンの王宮礼拝堂のための聖歌隊が、ウィーン少年合唱団の原点とされています。
 今年の春、コロナ禍を経て4年振りに来日公演がありました。団員数は約100名で、モーツァルト組やシューベルト組などに分かれています。今年はハイドン組が日本で公演を行いました。少年合唱団というだけあり、全員が少年で、ソプラノとアルトのパートのみの構成です。今では世界中から団員の募集があり、メンバーが決められているようです。誰もが14歳になると退団するのは、声変わりがあるためで、そのことにより「天使の歌声」を維持しています。
 音楽専科が子ども達にこのDVDを見せたのは、「男子はこれから声変りがある」ということを教えるためでした。それだけに、今出る高音を大切にしてしっかり歌っていくことが大切です。

10月19日(木)

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 1年生は、算数の時間に「どちらがおおい」という学習をしています。1学期には、「どちらがながい」という単元があり、長さの概念について学習してきました。今回は、算数で初めて習う「体積の概念」についての学習です。身の回りにあるもののかさに関心をもち、2つの入れ物に入っている水のかさを比較する学習をしていきます。
 ちなみに、「かさ」というのは算数用語で、入れ物に入る水などの量を「かさ」という言葉で表します。5年生で「体積」という言葉を習うまでは、3次元的な量を「かさ」と呼んでいます。
 1年生の算数では、いろいろな形や大きさのペットボトルに入っている水のかさを、どちらが多いかという観点で比較し、その調べ方を考えさせていきます。形の違う2つのペットボトルがあった場合、どのように比べたら中に入る水の量の違いが分かるでしょうか。そこで、基準量を使うという考え方が重要になります。調べたい2つの量を、同じ大きさの入れ物に移し替え、高さで比較するという考え方です。
 2組では、大きさの違うペットボトルに入っている色水の量について調べました。同じ大きさの入れ物(リットルます)に入れ替えて、高さを比べてみました。「高さの違いで多いか少ないかが分かる」ということは、全員が納得し、理解することができました。(写真上)
 次に、入っている色水の量の高さが一緒で、入れ物の大きさが違う2つの容器を子ども達に提示しました。「色水の高さが一緒だよ。」と先生が強調すると、入っている量が「ちがう!」という子と、「同じ!」という子の両方の意見が出てきました。その後、それぞれを同じ大きさの入れ物に移し替えてみると、色水の量に違いがあることが分かりました。最近たびたびこの欄でお伝えしていますが、大人が当たり前と思っていることでも、子どもにとってはそこまで理解できていないことが多いものです。
 5年生は、算数の時間に「分数のたし算、ひき算を広げよう」という学習をしています。今まで分数について学習してきた内容は、同分母同士のたし算やひき算でした。また、数直線を使って同じ大きさの分数を探す学習もしてきました。今回新たに学ぶ内容は、異分母同士のたし算とひき算です。
 今日は、「1/2リットルの牛乳と、1/3リットルの牛乳があります。合わせると何リットルですか。」という問題について考えました。分母が同じ場合は分子の数をたし算しましたが、分母が異なる場合の計算であることがポイントです。
 算数の基本は、図で考えたり今まで習ったことを使って新しい課題を解いたりすることです。1/2や1/3という分数を、同じ大きさの分数(分母が共通なもの)に置き換えたり、分数の図をさらに細かく区切って考えたりして求めていきました。(写真中)
 朝、「星空の宅配便」と書かれた自動車が入ってきました。体育館で、出張プラネタリウムの学習を行うために来ていただきました。授業を受けたのは、4年生(1,2校時)と6年生(3,4校時)です。(各クラス1時間ずつ)体育館に大きなドーム状のプラネタリウムが設置され、その中に入って授業を受けました。(写真下)
 4年生は、理科の時間に天文分野の学習が年間3回あります。「星や月」という単元で、7月には星の明るさや色について、10月には月と星の位置の変化について、12月には冬の星の特徴を学びます。一方の6年生は、2学期に「月と太陽」の学習が位置づけられています。月と太陽の位置関係で、月の見え方が変わることを学びます。今日は、それぞれの学年の内容に準じてプラネタリウム内で指導をしていただきました。地球が自転することで、星や太陽、月が動いて見えます。様々なたとえで子ども達に話をしてもらいましたが、高学年でもまだそういう感覚は難しいようです。
 実際にプラネタリウムに行ったことのある子を調べてみたら、4年生で半数弱、6年生では多数の子が「ある」と答えていました。上板橋の駅の近くに、板橋区の教育科学館があり、プラネタリウムを見ることができます。また、池袋サンシャインにも大きなプラネタリウムがあります。東京の空ではそれほど多くの星を見ることができないため、プラネタリウムで見る無数の星にびっくりすることでしょう。ぜひ、足を運んでみてください。

10月18日(水)

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 2年生の教室では、算数の時間に「かけ算」の学習に入りました。2年生の2学期に「九九」を勉強するのは、昔と変わっていません。しかし、いきなり九九表が出てくることはありません。まずは、かけ算の意味をきちんと理解するところから始めます。「1つ分の数」や「いくつ分」をとらえさせ、「1つ分の数」と「いくつ分」の関係の場合にかけ算が用いられることを指導していきます。
 2組では、教科書に載っている遊園地の乗り物の絵を見ながら、みんなで考えました。4台のボートに人数がばらばらに乗っている場合と、5人ずつ乗っている場合とを比べ、どちらが数えやすいかを考えさせていきます。子ども達は、5の倍数の数え方を知っている子が多いです。「5、10、15、20」と数えればよいと気がつく子が出てきます。(写真上)
 新しい学習は、最初が肝心です。遊園地の絵の中から、「1つ分の数」とそれが「いくつ分」あるのかを、しっかりととらえさせていきます。そうする中から、かけ算の式で書き表すことの意義を指導していきます。
 4年生は、国語の時間に「クラスみんなで決めるには」という学習をしています。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。話し合いの目的や進め方、自分の役割を理解させ、お互いの意見の共通点や相違点に着目して考えをまとめていく力を付けさせます。
 今までも、グループごとによる話し合いやクラスのみんなで話し合いをする学級会は行われてきました。しかし、スムーズに話し合い活動が行われていたとは言いにくい部分が多く見られます。同じ子ばかりの発言に偏ってしまったり、うまく話し合いをまとめられなかったりする経験はたくさんあります。そのような振り返りを基に、上手な話し合いの仕方をこの国語の単元でしっかりと身につけていけるようにします。
 教科書には、学級会の流れの見本が載っています。司会グループの役割りが台本のようになって掲載されていて、そこから話し合いを進行したりまとめたりする方法を学んでいきます。(写真中)
 先週、6年生のクラスで学級会の授業観察がありましたが、定期的に学級会を開きながら話し合いの仕方を練習していく必要があります。司会グループの進行台本のような型を示し、それに沿って話し合い活動を進めていくことが大切です。ただし、学級会は学級活動の時間であり、国語ではありません。教科をまたいでの指導が重要です。
 1校時から3校時にかけて、3年生が光が丘消防署に行ってきました。3年生は、社会科の時間に「安全なくらしをまもる」という学習をしています。この単元では、消防署の人たちの仕事について調べたり、校内の消防設備について学んだりしていきます。そこで、社会科見学として光が丘消防署に行き、実際に話を聞いてくることにしました。
 消防署に着いてから、クラスごとに分かれて見学をしました。外では、ポンプ車にどのようなものが積んであるのかを見せてもらいました。ホースには、放水して火を消すためのものから給水のためのものまで、様々な種類があることが分かりました。また、エンジンカッターが用意されていて、火災や事故現場で金属を切るために使われることを教えてもらいました。(写真下)
 一方、署内では、スライドを使って消防署の人たちの勤務体制や仕事の内容の説明を聞きました。24時間勤務を3交替で行っている「交替制勤務」の人たちは、実際の現場に行って活躍する方々です。その他に、昼間勤務する「毎日勤務」の方々もいます。消火栓や道路状況の調査をしたり、施設の点検(学校にも消防点検で時々来てもらっています。)や防災訓練の指導をしたりしているそうです。
 最後に、消防服や空気ボンベ(火災の中に入る時に背負うボンベで、酸素ではなく通常の空気が入っているそうです。)を一人ずつ持たせてもらいました。その時、「校長先生、着てみてください。」と突然消防署の方に言われました。まず消防服を着てみると、5kg以上あるとは聞いていましたが、ずっしりと重みが肩にかかってくる感じでした。(実際は、同様に重いズボンもはくことになります。)さらに、空気ボンベも背負いました。プラス10kgぐらいあったでしょうか・・・こんな重い格好で、火災現場で働いているのだと実感させられました。

10月17日(火)

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 2年生は、国語の時間に「お手紙」という物語文の学習をしています。二人の登場人物(がまくんとかえるくん)の行動や会話から、何をしたのか、なぜしたのかなどを具体的に思い描き、物語を豊かに想像しながら読み進めていきます。
 低学年では、繰り返し音読をすることが重要です。声に出して何度も読むことで、「誰が何をした」「どのようなことを言った」など、内容が理解できるようになってきます。(写真上)
 長年2年生の教科書に掲載されている「お手紙」は、アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの「ふたりはともだち」という絵本にあるエピソードです。ユーモラスな2匹のやりとりを読むと、なんとなく心がほっこりとなるような気がしてきます。温かくのんびりとしたエピソードながら、心にグッとくるものがあるお話で、子どもから大人まで幅広い年代の方々に人気がある本です。
 ところで、「がまくんとかえるくん」の世界が、さまざまなグッズになって販売されているのをご存知でしょうか。カレンダーやタオル、バッグの他に、がまくんとかえるくんのぬいぐるみまであります。本の挿絵そっくりの温かな雰囲気が漂うぬいぐるみを部屋に飾ったら、心が和むこと間違いなしです。
 2校時に、1年2組の教室で、教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、初任の先生に対しては毎学期1回ずつ位置付けられています。教育アドバイザーとして、前任の道山校長先生に国語の授業を見ていただきました。
 1年生は、物語文として、「くじらぐも」の学習をしています。2年生の「お手紙」と同様に、繰り返し音読をすることが大切な学習です。くじらぐもに向かってよびかける子ども達の「おうい」や、それに対して子ども達に向かってくじらぐもが答える「おうい」は、それぞれどのように読んだらよいのでしょうか。また、子ども達が雲に向かって誘う「ここへ おいでよう。」と、それに対して雲が子ども達を誘う「ここへ おいでよう。」というセリフがあります。「おいでよ。」ではなく、「おいでよう。」と「う」が入っているのも、セリフを読むためのヒントになります。
 授業では、さらに次の場面(子ども達がくじらぐもに乗る場面)のセリフの言い方を考えました。教科書では、「みんなは、手をつないで、まるいわになると、『天までとどけ、一、二、三』とジャンプしました。」と書かれています。そこで、全員の机を移動し、実際にみんなで手をつないで輪になり、セリフを言いながら動作化してみました。くじらぐもの絵が教室の天井に貼ってあり、それに向かって「天までとどけ、一、二、三」と言いながらジャンプしました。くじらぐもは、「もっとたかく、もっとたかく。」と応援します。3回繰り返して、ようやく子ども達はくじらぐもに乗ることができました。…低学年の学習では、動作化することはとても効果的で、話の内容をつかんだり、登場人物の気持ちを考えさせるのに有効な手段となります。(写真中)
 3,4校時に、2年生が「町たんけん」に出かけました。今回の行き先は、旭幼稚園と旭町駐在所の2か所でした。
 旭幼稚園は、規模の大きい幼稚園で、年少・年中・年長に3クラスずつ園児が在籍しています。毎年本校に入学する中で、最も多いのが旭幼稚園出身の子です。それだけに、知っている先生を見かけて手を振っていた子が多かったようでした。
 園庭では、体操を指導する先生方が、年長組の子ども達に持久走の指導をしていました。毎年、鉄棒やなわとびが上手な子ども達がたくさん入学してきていますが、幼稚園の頃から体育に相当する指導が行われているようです。園舎内を見学してから、ホールで園長先生からお話を聞きました。あらかじめ出しておいた質問に答えていただき、幼稚園の様子がよく分かりました。(写真下)
 主任の先生が旭幼稚園出身であり、自分が育った幼稚園で先生になりたいと思ったという話には、子ども達からも「すご〜い」という声が上がりました。来週、1年生が旭幼稚園の年長さんと交流会を開く予定です。今度は、旭町小に来てもらう番です。

10月16日(月)

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 今月に入り、各学年とも国語で様々な物語文の学習が行われています。1年生は「くじらぐも」、2年生は「お手紙」、3年生は「ちいちゃんのかげおくり」、4年生は「ごんぎつね」、5年生は「たずねびと」、6年生は「やまなし」です。どれもそれぞれの学年の子ども達に合った内容で、じっくりと読解を深めていきたい物語文です。来週木曜日から秋の読書旬間が始まります。読み物教材をきっかけに物語に興味をもち、子ども達にとって心に残る本との出会いにつながるように期待しています。
 3年2組の教室で、「ちいちゃんのかげおくり」の学習をしていました。「かげおくり」とは、影法師をじっと見つめて10数え、その後すぐに空を見上げると、影(残像)が空に映って見えるという遊びです。今日のような雲一つない青空の下で行うと、くっきりと自分たちの影法師が空に映って見えます。(先週、2組の子ども達も実際に校庭でやってみたようです。)
 ちいちゃんのかげおくりは、ちいちゃんという小さな女の子と家族のお話です。「かげおくり」の場面が2回描かれています。最初のかげおくりと最後のかげおくりには大きな違いがあり、それを子ども達に読み取らせるところがポイントになります。
 1回目のかげおくりは、お父さんが出征する前の日に、両親とお兄ちゃんとちいちゃんがお墓参りをした時に行われています。帰り道に青い空を見上げたお父さんが、ちいちゃんにかげおくりを教えます。家族みんなでかげおくりをした後に、お父さんは「今日の記念写真だなあ」と言います。次の日に、お父さんは戦争に行ってしまいました。
 その後、戦争(第二次世界大戦)に巻き込まれて独りぼっちになったちいちゃんが描かれていきます。ある時、「かげおくりのよくできそうな空だなあ。」というお父さんの声が空から降ってきました。お父さんとお母さんとお兄ちゃんの声に導かれてかげおくりをしたちいちゃんは、体が透き通って空色の花畑の中にいました。・・・これが2回目の「かげおくり」です。(写真上)
 現在も世界のあちこちで戦争が行われています。多くの子ども達が、この物語のちいちゃんのような境遇にいることでしょう。3年生の子ども達の心には、このお話がどのように響いたでしょうか。3階の廊下には、戦争に関する資料(小学生新聞の記事や戦時中の写真等)が掲示されています。
 1年生は、算数の時間に「3つのかずの けいさん」の学習をしています。1組では、3つの数のひき算についての学習をしていました。バスに猫が9匹乗っている絵があります。最初のバス停で1匹降りました。次のバス停で、さらに3匹降りました。「何匹残っていますか?」という問題です。「9−1」や「8−3」の計算は、すでに学習済みです。今回の学習で、何が新しい学びかというと、ひき算が2回続けてある場合も、「9−1−3」というように1つの式で書くことができるということです。
 問題を解く時には、算数ブロックを使った具体物の操作が重要です。「9個から、1つ取り除き、さらにその残りから3個取り除く」という問題文のお話の通りにブロックを動かす操作が、算数的思考を高めます。大人にとっては分かり切ったことでも、1年生の子どもには口で言って理解できることではないのです。(写真中)
 この単元では、「6−2+4」や「5+3−1」のように、たし算とひき算が混ざった3つの数の計算も学習します。式の左側から順に計算することが重要になります。
 5校時に、5年2組が体育館で跳び箱の学習をしていました。運動会が終わってから、体育館で跳び箱を使った授業をしている学年が多くなってきました。小学校では、跳び箱を跳ぶ技術的な習熟は、3年生からになります。そのため、1,2年生では、「運動遊び」という表現になっています。しかし、遊びを通して跳び箱運動の基礎技能につながる教師側の意図は必要です。
 一方、3年生以上の学年は、器械運動の領域の「跳び箱運動」となります。「開脚跳び」や「抱えこみ跳び」などの技を、跳び箱の様々な場を設置して練習していきます。(写真下)
 小学校における体育のけがで、全国で一番多いのがこの跳び箱運動です。踏み切りから手のつき方に注意させ、さらにグループで安全を確認して合図を出し合うなど、けがに気をつけて運動ができるように指導しています。

10月14日(土)

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 第二土曜授業公開がありました。1校時から3校時まで、たくさんの保護者の方々に参観いただき、どうもありがとうございました。
 今回も、全校で様々な授業が行われていました。理科と学級活動がないだけで、専科を始め家庭科や外国語、書写(毛筆)も含めて、小学校のほとんどの教科を参観していただくことができました。年間8回、第二土曜を公開しているのは、「授業参観」ではなく「学校公開」です。学校公開とは、「校内のどの授業でも参観できる」ということです。自分の子どものクラスに限らず、隣りのクラスや他学年の授業の様子を見ていただいて結構です。
 1年生は、国語の時間に「まちがいを なおそう」という学習をしていました。文章を読み返す習慣を付けるとともに、間違いを正すことをねらいとした学習です。特に、助詞の「は」や「へ」及び「を」の使い方を理解して、文や文章の中で使えるようにすることを学びます。助詞の使い方については、1学期に学習済みです。それと同時に、短い文を書いたり、アサガオの観察カードや絵日記で文章を自分で考えたりすることを経験してきました。最初のうちは「は」を「わ」と書いたり、「お」と「を」の使い分けを間違えたりして先生に直されていた子がたくさんいました。(今もまだ時々あるのではないでしょうか。)
 間違いを正すためには、まず間違いに気づかなければなりません。そのために、自分で書いた文章をよく読み直す習慣をつけることが大切です。助詞の使い方だけでなく、良い文章、読みやすい文章が書ける人は、書いた文を読み直す力のある人と言えます。
 2組では、先生が作ったどんぐり拾いに行った時の作文を例にして、どこが間違っているのかを子ども達に考えさせていました。間違い探しというのは、子どもの得意分野です。元気の良い手が挙がっていました。(写真上)
 3年2組では、社会科「農家の人々の仕事」の授業がありました。3年生では、9月から「練馬区の農業」を取り上げて学習を進めてきました。そろそろ単元の終わりに近づいてきました。
 まず、教科書の資料から「練馬区の農業の特徴」について、グループで話し合いをしました。(写真中)23区の畑の広さを表した資料では、圧倒的に練馬区には広い畑が多いことが分かります。また、練馬区の畑で作っている野菜の畑の広さを示したグラフからは、キャベツ畑が一番多いことが分かります。(ちなみに、区内の畑の4割がキャベツ畑です。その他、ブロッコリー、大根と続きます。)
 また、授業の後半では、練馬区の農家の人たちの思いや願いについて調べました。教科書に、農家の人たちにインタビューした内容が載っています。まず、昔に比べて農家が減ってしまったという課題が書かれています。35年で約1/3にまで農家が減ってしまったそうです。そこで、練馬区の農業に関心をもってもらうために、「ねり丸キャベツ」というブランド化したキャベツを作りました。さらに、練馬区では、学校給食に年間何回かキャベツや大根の地場野菜を提供してもらっています。練馬区の農業を、まずは子ども達にアピールし、意識させていこうという取り組みです。
 6年1組では、外国語の授業がありました。外国語の授業は、高学年では週に2時間の授業が行われています。普段は、ALTの先生と担任(外国語講師の先生が加わる日もある)とで授業が行われています。ALTや講師の勤務日が決まっているため、土曜公開日で外国語の授業はなかなか入れられず、担任のみの指導になります。今回の授業は、様々な学習の様子を公開しようという、担任の思いが入っています。
 「地球にいる生き物クイズをつくろう」というめあてで授業が始まりました。ある生き物の住む場所や食べ物について英語で伝え、それは何の生き物かを当てるクイズです。教科書には、生き物とともに、住む場所や食べ物の英語表記が載っていて、それを見ながらクイズを考えていきます。問題を作るには、自ら何の生き物がどの食べ物を食べているのかを知らなければなりません。子ども達は、タブレットを使って調べていました。(写真下)
 ところで、昨年に続き、今年度も6年生への「英語4技能検定」が実施されます。英語4技能とは、「リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング」の4分野です。子ども達の英語力の向上をめざすことはもちろんですが、教員の指導力と授業改善を図ることも目的となっています。11月9日(木)に実施します。

10月13日(金)

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 低・中学年の教室で、図書ボランティアの皆さんによる、絵本の読み聞かせがありました。毎回、それぞれの季節にぴったりの絵本が選ばれています。カキやカボチャが出てくる本を取り上げたり、ハロウィンについて説明してもらったりしたクラスもありました。
 今回も楽しい絵本を見つけました。「おやさいしろくま」という絵本です。作者は柴田 ケイコさんで、他にも楽しい「しろくま」シリーズが出ているようです。
 表紙は、まっ赤なトマトを割った中から、しろくまくんが顔を出している絵が描かれています。(頭には、トマトのヘタが乗っている。)新鮮な野菜が大好きなしろくまくんは、こんなことを思いました。「大好きなや野菜の中に入ったら、どんな感じかな?」ページをめくるたびに、しろくまくんがいろいろな野菜の中に入った絵が登場します。キャベツ、ピーマン、ゴーヤ、レンコン、トウモロコシ・・・子ども達がちょっと苦手な野菜も、しろくまくんが登場することでおいしそうに見えてきます。セロリは、茎の部分をすべり台のようにして楽しんでいるしろくまくんが描かれていました。(写真上)
 野菜の断面や料理法、土の中の様子など、野菜についてのいろいろな知識も学べて、おもしろい本です。食べ物に好き嫌いがある子も、野菜に興味をもって食事ができるきっかけ作りになりそうです。
 1,2校時に、4年生に「水道キャラバン」の出前授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局の方々が都内の学校で行っている「水に関する出前授業」です。旭町小では、4年生の社会科の学習として、毎年お願いして来ていただいています。
 授業は、「みずき れい」さんと「みずお まなぶ」くんの2人による楽しい掛け合いによって進められていきました。様々な映像を使って、水道の水はどこからくるのか、安全な水にするためにどういうことをしているのか、などを分かりやすく説明してもらいました。
 前半は、浄水場でおいしい水にするための「高度浄水処理」について学びました。浄水場では、「活性炭」や「オゾン」を使っておいしい水を作っています。その様子を、モデル実験で子ども達に見せてもらいました。においは目に見えないので、実験用に青い水を使い、「臭い水」とします。オゾン接触池を通ると、青い色が薄くなっていく様子が分かり、においが消えていくことが確かめられました。(写真中)
 次に、凝集剤を使って水の汚れを沈殿させる実験を見せてもらいました。大きなビーカーに汚れた水を入れ、そこに凝集剤を投入します。しばらくかくはんすると、不思議なことに汚れが吸着して底に沈んでいきました。
 後半は、雨水を蓄える「水道水源林」や、これから勉強していく「玉川上水をつくった玉川兄弟」について学びました。日本では、蛇口をひねればすぐおいしい水が出てくる水道ですが、世界の中ではとても恵まれている環境と言えます。自分の水の使い方を振り返り、水を大切にしようとする意識を高めることができました。
 6校時に、6年2組の授業観察がありました。学級活動の時間として、学級会を開いている様子を参観しました。今日の学級会の議題は、「運動会がんばったね集会の遊びを決めよう」でした。6年2組では、来週水曜日の5校時にクラスみんなで楽しむ学級活動を行うようです。そのための大切な話し合いの場でした。
 最初に、議題を出した子から提案理由の発表がありました。「運動会でのがんばりをねぎらい、クラスの絆を深めたいから」という理由でした。司会グループは輪番制で行っているようで、司会2人と記録3人(黒板とノート)が自己紹介をして始めました。
 まず、どんな遊びをしたいか、意見を出し合っていきました。サッカー、カラオケ、ドッジボール、カードキング、電車ごっこ、バスケ…が出されました。さあ、この中からどのように決めて行ったらよいでしょうか。まず、賛成意見を出し合いました。司会が「心配な意見はありますか」とも聞いたので、「得意な子ばかりがボールを回すことになるんじゃないですか」というような反対意見が多く出始めました。時々先生の指導が入り、話し合いのもっていき方についてのアドバイスがありました。決して多数決では決めずに、「お互いに話し合いで折り合いをつける」ということをめざしました。
 結局、サッカーとカラオケで意見が飛び交い、最終的に「カラオケ」に決まりました。話し合いの中で、提案理由に結び付けて考えようとする意見がところどころで見られました。国語を始め、様々な教科の中でも行われていますが、こういう話し合い活動が積極的にできる子ども達になってほしいものです。(写真下)

10月12日(木) その2

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 4校時は、2年2組の授業観察がありました。算数「長方形と正方形」の単元で、直角三角形について新しく学習する場面でした。
 まず、長方形や正方形を対角線(「対角線」という言葉は2年生ではまだ使いません)で半分に切るとどんな形になるのかを、折り紙を切って実際に試してみました。「三角形が2つできた!」と、子ども達は大喜びです。しかし、出来上がった三角形には、大きな特徴があります。「直角がある」ということです。そこで、このように直角がある三角形を「直角三角形」と呼ぶことを新しく学習しました。
 最後に、正方形を2本の対角線で切り分け、4つの三角形にしました。正方形の4つの直角が半分ずつに切られたので、もう直角はなくなったと考えた子がいたようです。しかし、できた4つの三角形も直角三角形であることが分かりました。図形の学習は、2年生の子ども達にとっては驚きの連続です。(写真上)
 5校時に、1年1組の授業観察に行きました。生活科の「アサガオのリースを作ろう」という学習でした。
 アサガオのつるは、先週バッサリと切り取りました。そして切り取ったつるを丸くまとめて、リースの形にしてきています。今日は、家から持ち寄った材料を使って、リースに飾りをつけていく学習でした。子ども達が家から持ってきた材料は、リース以外にも何でも作れそうなくらい豪華なものばかりでした。(家の方々の気合いを感じました…)
 毛糸にモール、ボタン、リボン、松ぼっくりと、子ども達もどれをどこにつけようかと迷ってしまうくらいでした。さらに、教室には「ドングリ」という強力な秋の木の実がやって来ました。バケツにたっぷり2杯分のドングリがありました。これは、3,4校時に光が丘公園に行って、みんなで拾ってきたものです。リースの飾り以外にも、このドングリを使って楽しい遊びができそうです。(写真中)
 6年生は、午後から豊渓中に行き、授業体験を行ってきました。1学期には、部活動体験がありました。今度は中学校の授業を実際に受けてみる「授業体験」です。
 あらかじめ、国語、数学、英語、社会の4教科から希望を取り、体験する授業が決められていました。英語と数学は人数が多く、2クラスずつに分かれて3年生の授業を体験させてもらいました。国語と社会は、1年生の生徒たちの中で学習させてもらいました。中1や中3の学習ということで、さぞかし難しいのだろうと思っていましたが、小学生にも分かりやすく楽しく学べるように配慮していただきました。
 どの教科も小学校の教科書にはない内容でしたが、ちょっと大きめの机と椅子に向かって、中学校の授業の雰囲気をたっぷりと体験させてもらいました。最初は、中学生の体の大きさにびっくりしていましたが、時々優しく教えてくれる先輩方に、胸をなでおろしていたようです。逆に、半年前まで小学生だった中学1年生が、とても立派な先輩になっていてびっくりしました。(写真下)

10月12日(木) その1

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 今週に入り、ようやく落ち着いた秋の気配が感じられるようになりました。同時に、甘い香りが街のあちこちから漂ってきています。キンモクセイの花の香りです。
 今朝通った駅から学校までの道のりでも、ところどころで振り返ってみたくなるほどのキンモクセイの芳香が漂っていました。旭町小にもキンモクセイの木があり、示し合わせたかのように同時に花が咲きました。中庭に大きなキンモクセイの木がありますが、校庭では鉄棒の後ろにキンモクセイの垣根があります。中休みに、遊んでいた子ども達が思わず立ち止まり、深呼吸したくなるほどのいい香りが漂っていました。(写真上)
 今年は残暑が長かったせいか、キンモクセイの開花がかなり遅れました。普段の年よりも、10日余りも遅かったのではないかと思います。キンモクセイの木をよく見ると、不思議なことに枝の脇から直接オレンジ色の花が忽然と現れ、一斉に咲いている様子が見られます。「この木の枝の一体どこにあのいい香りが隠れていたのだろう?」と、いつも不思議に思います。
 3校時に、3年1組と5年2組の授業観察がありました。3年1組では、「目の前は青空」という資料を使った、「友情・信頼」の道徳の授業が行われていました。昨日の6年生の道徳の授業も「友情・信頼」でしたが、学年が異なるとまた違った感じの資料内容になります。
 信二・太一・めぐみたちは、遠足で公園の丘に登っています。歩くのが遅い太一は、みんなから「早く!」と急かされていました。しばらくして、めぐみが足をすべらせて転びました。太一は「ごめんね、ぼくのせいで。」と言って、水筒の水でひざを洗い、ばんそうこうを渡してあげました。それを見ていた信二は、太一の背中からリュックを取り、持ってあげました。誰かが、「みんなでゆっくり歩こうよ。」と言いました。目の前に澄みきった青空が広がっていました。・・・
 なんといい話ではありませんか。頂上を目指すことが第一になると、友達にひどい言葉を浴びせてしまうことがあります。しかし、「みんなと協力すること」を第一に考えたら、友達同士の信頼が生まれます。授業を進めるうちに、「本当の友達とは、相手を思いやり、助け合うことである」と気づいていきます。(写真中)
 続いて、5年2組の算数の授業観察に行きました。「分数と小数、整数の関係を調べよう」という単元の「分数倍の意味」について学習する授業でした。
 「3mをもとにすると、7mは何倍でしょう?」…小数倍で求める計算は、すでに1学期に学習済みです。「比べられる量÷もとにする量」で求めてきました。この場合、「7÷3=2.333…」と、小数では割り切れない数になります。そこで便利なのが分数です。前時までに、わり算と分数の関係を学習してきています。「A÷B=A/B」なので、分数を使って「7/3倍」と書き表すことができます。先生の誤答に惑わされることなく、2組の子ども達はみんな理解できていたようです。(写真下)

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