保護者会があります。24日(月)…低学年、25日(火)…中学年、27日(木)…高学年 ご参加をお待ちしております。

5月2日(木) その2

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 5校時に、体育館で離任式がありました。この春、他の学校に異動された5人の先生方をお迎えし、お別れと感謝の気持ちを伝える式を行いました。
 花のアーチをくぐって5人の先生方が入場すると、大きな拍手と歓声がわき上がりました。どの先生方も、旭町小の子ども達を大切に育て、指導されてきました。直接担任として指導されていなくても、たてわり班や委員会、クラブ活動等で様々なかかわりがあったはずです。多くの先生たちで子どもを育てているところが学校であると、改めて感じることができます。
 代表の子がステージに上がり、作文を読んだり花束を渡したりしました。そして、お一人ずつお別れの言葉を話していただきました。(写真上)
 続いて、全校の子ども達で、感謝の気持ちを込めて校歌を歌いました。「風うつくしい丘」の思い出の校歌が、離任された先生方の心にいつまでも残るようにと大合唱になりました。(写真中)
 最後に、学年ごとに花道をつくり、「せんせい さようなら」の歌を歌いながらお別れをしました。高学年の子どもの中には、涙ぐんでいた子が何人かいました。運動会や音楽会など、またいつか離任された先生方に成長した姿を見てもらう機会があります。学校の先生は、何よりも子ども達の成長した姿を見ることを一番の楽しみにしているのです。教員としての喜びは、後からじわじわとやってくるものです。(写真下)

5月2日(木) その1

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 1年1組の教室で、熱心にノートに向かって勉強をしている子ども達の姿が見られました。何を勉強しているのかと見てみると・・・絵を描いている子や自分の名前の漢字を練習している子、色鉛筆で色塗りをしている子といろいろでした。ノートは「自由帳」でした。自由帳を開いて、各自で自由に書いてよい時間だったようです。(写真上)
 これは小学校ならではの文化でしょうか。小学校では、昔から毎日用意するノートとして、連絡帳の他に自由帳があります。高学年ではタブレットが連絡帳代わりとなりつつあるので、今では自由帳のみ全学年共通で使うノートになってきています。特に低学年では、自由帳が重宝しています。それは、子どもにとっても先生にとってもです。課題が早く終わった子は自由帳、給食の準備を待っている間に自由帳、雨の日の休み時間は自由帳…と、ちょっとした時間に自由帳があると便利です。
 絵を描いている子がほとんどでしたが、熱心にアルファベットを書いている子もいました。英語の習い事に行っているのでしょうか。また、お母さんとの会話に使っている子もいました。好きな勉強や給食について、自由帳を通じてやりとりしているようでした。文字を読んだり書いたりと、勉強にもなりそうです。
 1年生の様子を見ながら、「自分は子どもの頃、自由帳にどんなことを書いていたのだろう?」と、かなり昔の記憶をたどってみました。かすかに覚えているのは、迷路を書いていたことです。また、国語や算数のノートを忘れた時によく使っていた覚えがあります。やっぱり自由帳は、子どもにとっての必需品です。
 2年生の子ども達が、来週火曜日に行う学校探検の練習をしていました。当日は、1年生の子ども達を連れて校内のいろいろな場所を案内します。2年生と1年生のグループは、これから実施していくたてわり班の組み合わせでメンバーを組んでいます。2年生2人に対して1年生が2〜3人になります。
 すでに学校探検に行く部屋の前には、2年生の先生たちで色別のシールが用意してあります。1年生を連れてきて、最初にその部屋の説明をします。その後、カードにシールを貼ってあげるのが2年生の役割りです。(写真中)
 まずは2年生の本人たちが、案内する部屋をきちんと回ることができなければなりません。北校舎や南校舎を行ったり来たりしながら、全ての部屋を回ることでさえ大変そうでした。また、シールを集めることに夢中になってしまい、説明がおろそかになって先生に注意されていた子もいました。1年生に喜んでもらえるように、2年生の子ども達が張り切ってがんばる姿に期待したいと思います。
 6年生は、国語の時間に「春のいぶき」という学習をしています。「立春」や「穀雨」など、春にまつわる二十四節気の意味を知るとともに、それぞれの言葉が季節の移り変わりを知らせる語句であることを学ぶ単元です。また、春を表す言葉を使った俳句づくりを通して、自分の伝えたいことを明確にできる力を育てていきます。
 教科書には、二十四節気のうちの春に当たる6つの語句が載っています。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨です。2週間前の19日(金)からは、「穀雨」の時期に入っています。穀雨は、「あらゆる穀物を潤し、育てる恵の雨」と考えられてきました。その名の通り、昨日は結構な量の雨が降りました。でも、今度の日曜日(5日)には「立夏」を迎えます。暦の上では、もう夏になります。
 1組では、春の季語を入れた俳句づくりが行われていました。カードに清書し、俳句にちなんだイラストを入れて完成させます。廊下に掲示するようなので、来週土曜日の学校公開の際にご覧ください。(写真下)
 すでに廊下には、担任の先生が作ったお手本俳句が掲示してありました。「青空で 優雅に泳ぐ こいのぼり」・・・今日の夜、俳句を査定する番組がありますが、この俳句に対して夏井先生はどのように評価するでしょうか。助詞の「で」が気になると指摘されるか、中七の表現がいかにも凡人と言われてしまうか…。しかし、こいのぼりのイラストはとてもよく描けています。

5月1日(水)

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 3年生は、算数の時間に「時こくと時間のもとめ方を考えよう」という学習をしています。1年生の時には、「なんじ なんじはん」と「なんじ なんぷん」という単元で、時刻について学んできました。さらに2年生では、「時こくと時間」という単元を通じて、時間の概念を学習してきています。
 ですから昨年度までに、「8時30分に家を出て、8時45分に学校に着いた。かかった時間は何分間ですか。」、「午前8時に学校に着き、午後3時に学校を出た。学校にいた時間は何時間ですか。」といった内容を学習してきています。さらに、午前や午後、「10分前」や「20分後」といった表し方も学んできました。
 3年生では、時間についてより深く理解させる内容になっています。「家を8時に出て30分歩くと、何時何分に学校に着きますか。」、「家を7時45分に出て、学校に8時10分に着きました。かかった時間は何分間ですか。」など、日常生活の中で必要となる時刻や時間を求める問題になっています。さらに午後の7時を19時と表す「24時間表記」についてや、分より短い時間の単位として「秒」についても学習していきます。(写真上)
 時間は「量」ですが、これまでに学習してきた長さやかさと違って、視覚的にとらえることが難しい量と言えます。そこで、具体的な時計の図や数直線を使って考えさせていきます。しかし、その時刻が目盛りになって書かれている数直線を理解させるのも難しい内容と言えます。これだけ盛りだくさんな学習量でありながら、4時間扱いの単元です。しかし、ここで理解できなかったとしても、日常生活の中で少しずつ時刻と時間の概念を培っていけるようにさせたいものです。「9時に寝て朝6時30分に起きたら、何時間寝られる?」とか、「30分テレビを見て40分ゲームをしたら、合計でどれくらいになる?」と子どもに聞くなど、生活の中で時刻や時間を意識させていくことが大切です。
 4年生は、国語の時間に「春の楽しみ」という学習をしています。2年生以上の学年では、季節の言葉に触れる国語の単元として年間4回ずつ(春夏秋冬)配置されています。そして4年生では、各季節の行事を取り上げ、「〜の楽しみ」という単元名になっています。
 教科書には、「行事は、地域によって行い方や時期が違います。みなさんの地域では、春になるとどんなことをしますか。」と書いてあります。そして、3月には「ひな祭り」、4月は「お花見」、5月は「八十八夜」と「こどもの日」が載っています。おもしろいなと思ったのは、お花見のイラストのところに「花いかだ」という言葉が書いてあることです。「花いかだ」とは、散った桜の花びらが水面に浮かび、連なって流れている様子をいかだに見立てた言葉です。すてきな言葉ですが、「いかだ」という語句から説明してあげなければ4年生には難しいかもしれません。(写真中)
 5年生は、算数の時間に「直方体や立方体のかさの比べ方と表し方を考えよう」という学習をしています。初めて体積の単位について知り、立方体や直方体の体積を計算で求める方法について学んでいきます。また、立方センチメートルの他に立法メートルの単位についても学習します。
 今日の5年生は、「容積」についての学習をしていました。(写真下)入れ物の内側の長さを「内のり」と言い、体積と同じように縦×横×高さで求めることができます。さらに、「1リットル=1000立方センチメートル」と「1ミリリットル=1立方センチメートル」であることについても学習しました。ということは、縦、横、高さが10cmの立方体の容積が牛乳パック1本分ということになります。そう考えると、なんとなく1リットルが少なく感じられるから不思議です。

4月30日(火)

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 2年生は、国語の時間に「ともだちは どこかな」という学習をしています。「大事なことを落とさないように聞こう」という「話すこと・聞くこと」の学習単元です。教科書には、遊園地でたくさんの人が遊んでいる絵が載っています。その中から探したい人物を決めて、言葉で分かりやすく説明をするという学習です。
 デジタル教科書は便利です。先生が電子黒板をクリックすると、例題の音声が流れるようになっています。「にしのさんが、ゆかさんを探しています。ゆかさんは、青い縦の縞模様の服を着ていて帽子をかぶり・・・」と説明が流れました。子ども達は、そのヒントを聞いて、すぐに絵の中にいる人物を指さして見つけることができました。場所や服装、手に持っているものなど、他の人に分かってもらうためには、多くの情報を分かりやすく説明する必要があります。その後、グループでお互いに問題を出し合い、話すことと聞くことを練習していきました。(写真上)
 実はこの学習、昨年度の教科書では、「ともだちを さがそう」という単元名でした。教科書の改訂とともに、それが「ともだちは どこかな」に変わりました。遊園地の絵も少し変更になっていますが、一番大きな違いは、昨年までは「迷子の子どもを探すお知らせを考える」という設定であったところです。今回の教科書では、「迷子」という言葉は出てきていません。
 教科書の改訂には、世相が反映されることが多いです。迷子を扱うことをやめたのは、マイナスなイメージがあるからでしょうか? それとも「迷子」自体が今の社会では時代遅れになっているのでしょうか? 確かに最近は迷子の子どもを見る機会が減りました。この連休中に森林公園に行ってきましたが、迷子の放送はなかったように思います。子どもが減少したことや、兄弟が減って親子で手をつなぐことが多くなったのでしょうか。あるいは、昔に比べて好奇心が先行する子が減ってきたのでしょうか。
 私は、子どもの頃によく迷子になった覚えがあります。ちょっとした目についたものに気を取られて、フラフラとそちらの方に行ってしまう子だったのです。また、親が言ったことを誤ってとらえてしまい、違う場所に行って迷子になったこともありました。子どもの頃の苦い思い出というのは、決して消えるものではありません。
 6年生は、音楽の時間にマーチングの練習をしています。楽器の希望をとり、それぞれの担当楽器が決まり、本格的な練習が始まっています。
 コロナ禍を含めた昨年度までの5年間、感染症対応として吹奏楽器の使用を取りやめていました。そのため、マーチングキーボードや打楽器類を購入し、リコーダーや金管楽器を入れずに行ってきた経緯があります。
 今年はいよいよその金管楽器を復活させ、子ども達の楽器の希望に入れました。ユーフォニウムやトランペットは、マーチングの中でも音が大きく、目立つ楽器です。ただ、演奏技能を獲得するのには、かなり時間を要します。私も小学生の頃、トランペットを担当した経験がありますが、マウスピースに唇を当てて音を出すまでが大変でした。時々休み時間にマーチングの練習をする機会をつくり、運動会のある2学期に向けて取り組んでいきます。(写真中)
 金管楽器の子ども達は、第二音楽室で練習をしています。時折、「ブォ〜ォォォ」という汽笛のような音が南校舎まで聞こえてきます。昨年、是枝裕和 監督の映画「怪物」が話題を呼びました。その映画の中で、金管楽器の音が効果的に使われていたのを思い出しました。
 3年生は、理科の時間に「たねをまこう」という学習をしています。いろいろな植物の種をまいて育てる活動を通じて、植物の成長のきまりや体のつくりについて学習していきます。
 1組では、いろいろな植物の種を1粒ずつ観察し、カードに記録していました。用意した種は、ヒマワリ、ホウセンカ、オクラ、ピーマン、ダイズの5種類です。それぞれの種は大きさも形も様々で、一番小さなホウセンカは、虫めがねでも見えにくいほど小さい種でした。(写真下)
 昨年まではマリーゴールドの種を扱っていました。今年から教科書会社が変わり、ピーマンの種をまいて育てていくことになっています。ヒマワリとホウセンカは、育てやすく背丈や花色の違いが比較しやすい植物同士です。また、オクラとピーマンは、実の色や形のおもしろさを比較しながら観察することができます。どの植物を教材とするかは、各教科書会社でよく考えられて決められているようです。

4月26日(金)

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 3年生は、国語の時間に「春のくらし」という学習をしています。「春のくらし」は、季節の言葉を扱う単元です。同じ様な単元は、2年生から6年生までの全学年の国語の教科書にあります。(昨日は、2年生の「春がいっぱい」という単元を紹介しました。)どの学年も、春・夏・秋・冬の季節ごとに年4回設定されていますが、紹介されている語句の種類が学年ごとに異なっています。
 3年生は、暮らしにかかわる言葉が載っています。衣食住に関わる言葉や風物詩などに触れ、自分の生活経験とつなぎ合わせて考えさせます。その中から季節らしさに気づかせ、語彙を増やしていくことにつなげていきます。(写真上)
 教科書には、春らしい食べ物が紹介されています。まず、「新」や「春」がつく野菜として、「新玉ねぎ」や「新じゃが」、「春キャベツ」があります。一緒にスーパーに買い物に行っている子は知っているでしょう。
 次のページには、「山菜や野原で見かける草などにも、春らしい食べ物として知られているものがあります。」と書いてあり、「ふき」、「たけのこ」、「わらび」、「よもぎ」、「ぜんまい」、「たらのめ」がイラストとともに載っています。「よもぎ」は、昨日紹介した2年生の教科書にも載っていました。「わらび」や「ぜんまい」は、食べたことがある子がいるでしょうか? 実は、11日の給食で、「山菜うどん」としてどちらも使われていました。家庭では、わざわざ購入して食べることは少ないかもしれません。私は田舎育ちだったので、今頃の休みの日には、毎年家族で山に入ってわらび採りに行ったものでした。独特な苦味があるので、子どもにはおいしい食べ物ではありませんでしたが、漬け物としてわらびを毎日目にしていました。
 1年2組の教室で、「教室はまちがうところだ」という絵本の読み聞かせをしていました。蒔田 晋治(まきた しんじ)さんの有名な詩に絵がつけられ、絵本になって話題になった一冊です。
 子どもの頃、間違うのが怖くて、あるいは笑われるのが怖くて、ほとんど手を上げられなかったという経験のある人は多いのではないでしょうか? そして、みんなの前で手を挙げて発表する時のドキドキする気持ちは、今の1年生の子ども達も経験しているはずです。そんな子ども達を「間違うことを恐れちゃいけない」と励まし、「間違う中で本当のものを見つけていくのだ」、「そうしてみんなで伸びていくのだ」と語りかけていくのがこの本です。
 「手を挙げたら、正しい答えを言わなきゃいけない。」と思い込んでいる子ども達は、きっと大勢いることでしょう。この絵本を通じて、少しでも勇気をもつことにつながればいいなと思いました。(写真中)
 4年生は、理科の時間に様々な植物の観察をしていきます。その一つに、ヘチマを育てて観察記録をつけていく学習があります。今日は、牛乳パックを利用して、ヘチマの種まきを行いました。
 牛乳パックの下半分を切り取り、さらに底の方に水はけのための穴を開けました。外に出て培養土を入れ、先生からヘチマの種をもらってていねいに植えつけ、水やりをして完成です。図書室前の日当たりの良い場所に並べて、今後の成長を観察していく予定です。(写真下)
 ところで、今回植えつけたヘチマの種は、「大長ヘチマ 涼夏(りょうが)」という名前のついた種袋に入っていました。説明には、「つるが旺盛に伸び、夏の日除けなどのグリーンカーテンに最適」と書いてあります。「涼夏」という名前がついている理由が分かりました。
 さらに、「若い果実は食用にできますし、完熟果実は50〜60cmになりスポンジなどに加工でき、化粧水を採取したりと楽しい作物です。」とも書かれています。繊維質を取ってたわしにするのは知っていますが、食用とは…。実際に、この種袋の会社のホームページには、「ヘチマのオイル漬け」なるもののレシピが公開されています。若い実を少し干してから、塩をまぶして瓶に入れ、ヒマワリオイルやオリーブオイルに漬けて作るようです。そのままおつまみにしたり、パスタなどにも重宝すると書かれていますが、味はどうなのでしょうか。

4月25日(木) その2

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 1年生は、算数の時間に「5は いくつといくつ」という学習をしています。5の数の合成・分解ができるようにすることを目的とした学習です。この後、同じように6〜10の数についても、それぞれの合成・分解について学んでいきます。これからたし算・ひき算を学習していくうえで、とても大切な概念になります。繰り返し何度も練習して、数の概念を身につけさせることが重要です。いよいよ算数らしくなってきました。
 算数ブロックを5個用意し、表(黄色)と裏(白)の数を調べていきます。そうすると、「5は、1と4」とか「5は、2と3」、「5は、3と2」…のように、合わせて5になる組み合わせが分かってきます。これを算数ブロックの具体物から数字に置き換えて練習していくうちに、頭の中で5という数の合成・分解ができてきます。「1+4=5」や「5−2=3」のようなたし算・ひき算が自然に身についていくというわけです。(写真上)
 算数ブロックは、1,2年生の算数の学習の必需品です。昔は、「算数セット」なるものを各家庭で購入してもらっていました。しかし、それらの多くは一時的に使うものが多いため、ほとんどが学校の備品として買いそろえるようになりました。ただし、算数ブロックだけは個人持ちとし、購入してもらうようにしています。それだけ使用頻度が高く、特に1年生の一年間は、毎時間のように算数ブロックが授業で活躍することになります。
 2年1組の子ども達が、校庭に出てきて植物や虫の観察をしていました。生活科の時間ではなく、国語の授業でした。2年生は、国語の時間に「春がいっぱい」という学習をしています。春を感じる言葉を探し、その言葉を使って簡単な文章を書くことを目的とした学習単元です。
 教科書には、スミレやレンゲソウ、タンポポ、ヨモギなどの絵が載っています。「春だなあ。」と感じるものを探し、カードに絵と言葉で書くことになるのですが、まずは自分の目で実際の花や虫を見てくることが重要です。校庭の周りをみんなで歩いて行くと、次々と花が咲いている植物が目にとまりました。飼育小屋の隣の畑には、白い花がたくさん咲いています。大根の花です。昨年度4年生が大根を育てていました。収穫時期にまだ小さかった大根がそのままになっていたようで、今では見事な花をたくさん咲かせています。
 また、ぺんぺん草やタンポポを見つけた子もいました。担任の先生がタブレットを手に、次々と写真を撮っていました。きっと、教室でカードを書かせる時に、どんな「春」があったかを振り返るために使うのでしょう。(写真中)
 校庭をぐるっと回った後は、最後に中庭にも行きました。やっぱり子ども達の関心は池の中になります。元気よく泳いでいるおたまじゃくしに大はしゃぎでした。せっかく校庭で様々な花を見つけたのですが、カードに書くのはおたまじゃくしが多くなるのかもしれません。
 5年生が視聴覚室に集まり、学年合同で総合の学習をしていました。5年生は、1,2学期の総合の学習の時間を通じて、「米づくりに挑戦しよう」という学習に取り組みます。
 JAから、「バケツ稲作りセット」を人数分送ってもらいました。その中に入っているマニュアルには、バケツで稲を育てるための手順が詳細に書いてあります。また、小さなビニール袋には、種もみが数粒入っていました。「これが稲の種か〜」と、初めて見る種もみに見入っていました。
 先生の指示で種もみの殻を取り除いてみると、中から見慣れたものが出てきたので、さらにびっくりしていました。種もみの中身は「米粒(玄米)」でした。普段食べているお米が稲の「種」であると、初めて知った子がほとんどだったようです。
 今後は、種もみを芽出ししてからバケツ稲として植え付けて育てます。秋にたくさんのお米が収穫できるように、栽培の仕方をしっかり調べて取り組んでいきます。(写真下)

4月25日(木) その1

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 今朝、体育館で委員会紹介を行う児童集会がありました。集会を始める前に、PTA会長さんからうれしいお知らせがありました。ベルマークの点数がたくさん集まり、新しく一輪車を10台購入することになったというお知らせでした。
 旭町小学校では、昔からPTAの委員さんたちが中心になり、ベルマークを集める活動に取り組んでいます。長年にわたる点数がたまり、子ども達のためにと一輪車を購入していただきました。話を聞いていた子ども達から、思わす歓声がわき上がりました。それほど一輪車は人気の遊び道具です。運動委員会の委員長が代表として受け取り、「大切に使います。」とお礼を伝えました。
 一輪車置き場は、児童昇降口の中にあります。古い一輪車4台を廃棄し、真新しい10台を置きました。大・中・小と大きさはいろいろあります。
 中休みになり、さっそく新しい一輪車を使おうと、子ども達が大勢やって来ました。一輪車で遊べる場所は、体育倉庫脇の広場です。ガードレールの手すりがあり、そこにつかまって練習する子が多いです。やがて手放しで乗れるようになると、電線からツバメが飛び立つように、スイスイと一輪車を操って乗り回すようになります。子どもはすぐに一輪車に乗れるようになるようです。
 引き続き、ベルマークの回収にご協力をお願いいたします。昇降口を入ってすぐの場所にベルマーク入れがあります。種別に入れられるようになっています。

4月24日(水)

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 2年生は、算数の時間に「たし算のしかたを考えよう」という学習をしています。今まで1年生では、1位数+1位数の繰り上がりがある場合のたし算まで学習してきました。2年生になった今回のたし算は、2位数+2位数と数が大きくなるとともに、初めて「筆算」を使った計算の仕方を学習することになります。
 単元の初めに学習したのは、2桁同士のたし算で、繰り上がりのない場合でした。筆算に書き表すとともに、一の位同士と十の位同士をそれぞれたせば答えが出ることを、算数ブロックや数え棒を使って確認しました。そしていよいよ、繰り上がりがある場合の筆算になりました。同じように一の位と十の位を分けて考えると、十の位に「1」繰り上がるということが理解できます。
 今日、それぞれの教室では、繰り上がりのあるたし算の特殊な場合について学んでいました。「28+6」や「3+87」は、2桁と1桁のたし算ですが、それぞれ十の位に繰り上がる場合です。また、筆算に書き表す時に間違えやすい問題でもあります。1桁の数字(6や3)は、筆算にする場合は一の位に書かなければなりません。算数では、一つのやり方を学習すると、同じパターンはできても、必ずつまずきが生じるのが特殊な場合が出てきた時です。一つ一つ、確実に習熟していく必要があります。なお、1,2年生は、担任と学力向上支援講師との2人体制で算数の指導をしています。(写真上)
 私は、大学4年生の時に、中野区の小学校で教育実習を行いました。3年生の学年主任の先生に指導していただき、4週間の実習をしました。最後の日に、算数の研究授業を行いました。この繰り上がりのあるたし算の筆算の授業をしたことを、今でもはっきりと覚えています。
 5年生は、理科の時間に「天気の変化」の学習をしています。この単元では、「天気の変化は、雲の量や動きと関係があること」と「天気の変化は、映像などの気象情報を用いて予想できること」について学んでいきます。
 上空の雲の様子を何回か観測していると、雲がおおよそ西から東へ流れていくことが分かってきます。つまり、天気は西から東に移っていくということが予想できます。そこで便利なのが、気象衛星「ひまわり」からの雲の画像データです。テレビで天気予報を見ていると、たいてい気象衛星からの雲の映像が映ります。時間とともに西から東に移動していく様子がはっきりと分かります。また、雨雲レーダーの画像も同様で、西から東に雨雲が移動してくることが動画で確認できます。(写真中)
 日本の上空を流れるジェット気流によって雲が移動しているわけですが、気圧配置によっては逆に東側から風が来る場合もあります。また、教科書には、「天気に関することわざを調べてみよう」というコラムが載っています。「夕焼けは晴れ」ということわざがありますが、天気が西から東に移動するということから説明がつきます。一方、春と秋に言えることですが、「朝焼けがきれいな日は雨が降る」ということわざもあります。天気が周期的に変わることや、空気中の水分が多いために朝焼けがきれいであるということを表しているのでしょう。
 6年生は、図工の時間に「お気に入りの場所」という水彩画の学習をしています。これまでの学校生活を思い出しながら、校内のお気に入りの場所を見つけて絵に表現していきます。
 今日は、3,4校時に6年2組の授業がありました。校内の様々な廊下に座り込み、絵の具の筆を動かす姿が見られました。理科室や体育館前の廊下…理科や体育の授業で使用した場所は、思い出たっぷりなのでしょう。昇降口…靴箱や一輪車置き場は、いかにも学校らしい絵になるところです。他には、2階の渡り廊下から見える中庭の景色を描いている子ども達がいました。私も「学校で一番好きな場所」と言われたら、校長室以外には中庭を挙げるでしょう。サクラ草の苗を育てたり、池の生き物を見たりするのが楽しいからです。また、いろいろな鳥に出会えるのも中庭です。(今日は、オナガがたくさん飛んできていました。)
 6年生一人一人の絵の完成も楽しみですが、それぞれのその場所に対する思いを聞いてみたいものです。(写真下)

4月23日(火)

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 4月も残すところあと1週間となりました。もうすぐ5月です。昨年度、旭町保育園から寄贈していただいた兜飾りを主事さんに出していただき、北校舎1階に飾りました。とても大きく、立派な兜飾りです。
 1年生の子ども達に「カブトを見たい子は来てください。」と伝えたら、たくさんの子がやって来ました。大きな兜飾りにびっくりしていたようです。中には、「カブトって、カブトムシのことだと思ったのに…」と言っていた子がいました。しかし、それは間違いではありません。カブトムシの名前の由来は、兜飾りの形からきています。カブトムシの頭の部分が、武士の兜のような形をしていることからその名がついたと言われています。
 端午の節句の時期になると、男の子のいる家庭では、兜や鎧などを携えた五月人形を飾ります。「戦いの道具が飾られるのはなぜ?」と考えるかもしれませんが、そもそも武士にとって兜や鎧は身を守るための道具でした。これらを飾るということは、病気や事故などから子どもを守り、困難に勝ち、さらに丈夫に成長してほしいという願いが込められています。旭町小の子ども達も、すくすくと健康に育ってほしいと思います。(写真上)
 4年2組の教室で、「土曜日の学校」という資料を使った道徳の授業がありました。この資料には、地域の人に昔遊びを教わりながら、礼儀について感じ入る子ども達の様子が書かれています。その内容から、礼儀正しくすることの大切さについて考えさせ、言葉づかいや振る舞いを正し、誰に対しても礼儀正しく接しようとする心情を育てていきます。
 ボランティアの人が昔遊びを教えてくれる「土曜日の学校」に行った3人の話で構成されています。まず、お手玉教室での様子では、始める前にきちんと正座をして、畳に手をついてあいさつをする様子が書いてあります。私が子どもの頃は、必ず親戚の家に行くと、座って両手を前についてあいさつをするように両親から教わったものでした。今はどうでしょう。立ったままあいさつをすることがほとんどで、床に座って手を合わせてあいさつをすることはなくなってしまいました。
 次の話は、ベーゴマ教室でのジミーさんのあいさつのことです。ジミーさんは、「サンキュー」と言って握手をしてきます。外国の人のあいさつについて書かれた内容です。様々な国籍の人に対応したコミュニケーションの大切さを学び取ります。
 最後は、竹とんぼを作る教室での話です。分からないところがあり、小刀を持ったまま近づき、「ねえ、ここ、どうすればいいの。」と聞きました。先生は、「君は、今、2つの失敗をしたよ。」と言い、小刀をしまうことと人に教えてもらう時の話し方について問いただしました。
 礼儀正しさには、様々な内容が含まれています。きちんとあいさつをすることはもちろんですが、目上の人に対する言葉づかいも重要です。(写真中)
 2年生は、生活科の時間に「1年生に学校案内をしよう」という学習をしています。2年生が1年生を連れて学校探検に行き、いろいろな部屋について説明をしてあげる学習です。まずは、2年生自身が学校の部屋について、その場所と役割を調べておく必要があります。
 2年2組の子ども達が、ワークシートに書かれている校内の部屋の説明を考えていました。教室に入ったら、「事務室って、どこにあるの?」と聞いてくる子がいました。「(おい、おい…)みんなの教室の隣の部屋が事務室だよ。」と教えてあげました。よくよく考えてみれば、1年生から2年生になったばかりの子ども達です。2組の子ども達は、1階から2階の教室になったものの、どこにどんな部屋があるのかは、まだよく知り得ていないことが分かりました。
 もしかして、校長室の場所も知らない子が多いのでは…と思い、担任の先生に断って校長室に子ども達を連れてきてみました。校長室にこんなにたくさんの子ども達を入れたのは、久し振りのことです。まず、天井近くに並んでいる歴代の校長の写真について説明しました。また、ソファーはお客さんと話をしたり、会議をしたりする時に使うことを教えてあげました。
 と話をしているうちに、子ども達はいろいろなものに目が行ったようです。「お花がたくさんある。」「リラックマがたくさんおいてある。」「犬のカレンダーがある。」と、メモをしていました。学校探検で1年生を連れてきて、校長室をどのように説明するのか、とても楽しみになりました。
 机の上に置いてあったタンブラーが気になった子がいて、のぞき込みながら「これ、ビール?」と聞いてきました。お茶です。(写真下)

4月22日(月) その2

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 6年生の各クラスで、全国学力・学習状況調査の「児童生徒質問調査」がありました。全国の全ての学校において、今年から端末を活用したオンライン方式により実施することになっています。つまり、各自のタブレットから選択肢をクリックして送信するというやり方になりました。
 1校時は2組、5校時に1組の子ども達が実施しました。この調査は、子ども達の学校や家庭での勉強や生活の様子について尋ねる内容になっています。全部で63項目の質問があるので、かなり詳細なとろまで調べます。(写真上)
 例えば…「朝食を毎日食べている」、「毎日同じくらいの時刻に寝ている(起きている)」といった生活習慣に関する設問があります。また、1日あたりのゲームをしている時間やスマートフォンなどでSNSや動画視聴をしている時間を調べる項目もあります。また、日頃の学習時間や読書をしている時間、どれくらいの本が家にあるかを問う内容もあります。文科省のホームページから全ての質問内容を見ることができるので、関心のある方はぜひご覧ください。
 先週行った国語と算数の採点結果とともに、質問調査で回答した内容の分析も後日公開されます。毎年の傾向としては、「朝食を毎日しっかり食べている子ほど学力が高い」とか「本や新聞をよく読んでいる子ほど学力が高い」という結果が出ています。さらに、言わずもがな「ゲームをしている時間が長い子ほど…」という分析も出されています。
 1年生は、算数の時間に「なかまづくりと かず」という学習をしています。最初に、「おなじかずの なかまをさがそう」という小単元があり、数量と数字を対応させることを学習していきます。教科書の絵から数えた「〇個」という数詞に対して、数字の1〜5を対応させていきます。大人にとっては当たり前に思うかもしれませんが、これから様々に学習していく数の概念として、子どもにしっかり指導する必要があります。また、1〜5について最初に学習し、6〜10は後で行うことになっています。
 1組では、1〜5の数字の書き方を練習していました。絵を見て、数えた数字を教科書に書き込んでいきました。「5」は、書き順が大切です。1画目と2画目を間違える場合が多く、1年生のこの時期にしっかり身につけておくことが欠かせません。今後、学習していくうちに出てくる「+」や「÷」なども、教科書には書き順が必ず示されています。(写真中)
 4年生は、国語の時間に「白いぼうし」という物語文の学習をしています。この物語は、昭和49年の教科書から採用されているというので、もう半世紀もの間親しまれてきたことになります。最初の3年間は5年生の教科書で扱われ、昭和52年版から4年生の教科書に移りました。
 今年から教科書がリニューアルされました。「白いぼうし」の本文はもちろん変わりませんが、挿絵が変更になっています。この物語は、あまん きみこ さんが著した「車の色は空の色」にあるお話の一つです。「これは、レモンのにおいですか。」という印象的なフレーズで始まるファンタジーな物語です。運転手の松井さんが白いぼうしの中から逃がしてしまったちょうちょと、タクシーに乗ってきた女の子との関係は…。読み進めていくうちに「あぁ、なるほど」と気がつくのですが、意外と説明してあげないとどういうことか理解できない子が多いものです。こういう物語のおもしろさ、不思議な世界にはまる子が増えてほしいものです。
 ところで、今回変更になった挿絵を担当したのは、柿崎サラさんというイラストレーターです。物語教材では、教科書に載せるイラストも重要な位置を占めます。10ページの物語の中に、ほとんどのページにイラストが入っています。どれもとても淡くきれいなイラストです。夏みかん、白い帽子と松井さんの足元、後部座席に座る女の子、虫取り網を手にした男の子、空色のタクシー、バックミラー・・・そして最後のページには、たくさんのたんぽぽの上を舞うちょうちょのイラストが描かれています。そして、この挿絵が一番大きく描かれているのがまた印象的です。(写真下)
 教科書会社のホームページをたどると、柿崎サラさんの言葉が載っています。「『白いぼうし』は思い出の色」というタイトルで書かれています。挿絵の依頼を受けて、子どもの頃にこの物語を勉強した思い出が蘇ってきたことが記されています。そして、「『思い出』のような色合いがこの物語に合うのではないかと思い、淡いピンクや水色の中に、はっきりした赤や紺色を入れて表現しました。」と書いてあります。さすが、プロのイラストレーターです。そう言われて挿絵に注目すると、「白いぼうし」のファンタジーな世界が、一層すばらしいものに感じられてきます。

4月22日(月) その1

 雨のため、全校朝会は体育館で行いました。「しっかり手を挙げて発表しよう」という話をしました。
・・・先週水曜日に、1年生の交通安全教室がありました。光が丘警察のお巡りさんに来ていただき、横断歩道の正しい渡り方についての指導がありました。横断歩道では、右・左・右をよく見て、安全を確かめてから手を挙げて渡ります。では、なぜ手をまっすぐ上に挙げて横断歩道を渡るのでしょう。ヒントは、大人の人は手を挙げて渡っていません。そして、低学年の子には特に手を挙げて横断歩道を渡るように昔から指導しています。正解は、「車を運転している人に、横断歩道を渡っている子どもの姿が分かるようにするため」です。特に低学年の子は背が低いので、運転席からその姿が見えにくい状況があります。手を挙げれば、その分「ここにいます!」という合図になります。ということは、まっすぐに、しっかりと上の方に手を伸ばすことが重要です。
 「手を挙げる」というと、この2週間の学習で、どれだけ授業中に手を挙げることができたでしょうか? そして、授業中に手を挙げて指名され、発表した時のうれしさをきちんと経験しているでしょうか。発表した時に、クラスの友だちから「同じです。」と言われた時は、ホッとするしうれしいものですよね。また、クラスの他の人たちが思いつかなかった考えを発表できた時は、さらにうれしいものです。まず、手を挙げて発表してよかったと思う経験をたくさん積んでいくことが大切です。もし、答えたことが違っていたとしても、次にがんばろうという気持ちをもつことができれば、手を挙げて発表した甲斐があったと言えます。
 ところで、なぜ学校の先生は、質問をして手を挙げて答えさせるか分かりますか? もちろん、発表によって答えを確かめるためですが、他にもだれが問題について理解できたかを知るためでもあるのです。たくさんの子が手を挙げても、指名して答えを言う子は1人です。でも、その時に手を挙げていたのなら、「自分もその問題が分かっていたよ。」と先生に伝えたことになります。授業している先生は、ちゃんと発表できなかった子のことも見ています。逆に、分かっていても手を挙げていなかったら、「あの子はこの問題が理解できていないんだ。」と先生に伝わっていることになります。つまり、勉強で大きな損をしていることになります。分かっているのなら、あるいは少しでもこうじゃないかなという考えがもてているのなら、きちんと手を挙げて発表する意思を見せることが大切です。
 さらに、学校の先生は、手の挙げ方でどの程度分かっているのかなということを感じ取っています。まっすぐ上にしっかり手を挙げている子は、「自分の考えに自信があるな。」と受け取られます。ひじが曲がった挙げ方や後からそうっと手を挙げる子は、「自信がないな。本当に分かっているのかな。」と受け取られています。手の挙げ方も大切なのですね。
 授業中は先生のお話をしっかり聞いて、「分かった」、「できた」という時は、自信をもって手をしっかり挙げていけるようにしましょう。・・・
 続いて、生活指導主任の先生から、地域でお菓子のゴミを散らかしたままにしている子がいるという話がありました。先週、地域の方から電話があり、全校に指導することにしました。もしそのような状況を見かけたら、ぜひ注意の声かけをお願いいたします。

4月19日(金) その3

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 1年1組の子ども達が、生活科の学習で中庭の観察にやって来ました。中庭に来れば、ビオトープとなっている池に子ども達の関心が集まります。池の周りからのぞき込み、たくさんいるオタマジャクシやメダカが動く様子を観察していました。(写真上)
 この池は、ビオトープとなっているだけに、毎年自然環境が絶妙に保たれています。オタマジャクシとメダカ以外にも、ヌマエビや貝類、トンボの幼虫のヤゴなどがいます。池全体をおおっている藻や水草を含めて、ちょうどよい食物連鎖が成り立っています。
 3,4年生も、理科の観察などでよく中庭を使っていますが、子ども達が来ると必ず何かしら事件が起きるものです。今日は、大きなヒキガエルが1匹、草むらから池の中に入ってきました。1年生の子ども達は大騒ぎです。春先にこの池で卵を産んだ親ガエルなのでしょうか。生まれたオタマジャクシの成長の様子を巡回に来たのかもしれません。しばらく池の中から顔を出して、1組の子ども達の方をキョロキョロと見ていました。(写真中の赤矢印)
 「かわいい〜」と口々に話しながら、カエルに手を振っていた子ども達でしたが、その後カエルがまた池から上がってきたから大変です。子ども達はキャーキャー騒いで逃げ回りました。びっくりしていたのはカエルの方だったと思うのですが…。(写真下の赤矢印)

4月19日(金) その2

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 1年生の教室で、音楽の授業がありました。音楽の教科書も、1年生の初めは文字は少なく、絵で示されています。「どんなうたがあるかな」というページには、「ともだちに しっているうたを おしえてあげよう。」と書いてあるだけで、あとは様々な絵が載っています。
 2組の子ども達は、絵からいろいろな歌を見つけて発表していました。泣いているネコの近くには、お巡りさんがいます。しっぽがついていることから、「犬のお巡りさん♪」の歌が思いつきます。その他にも、チューリップやちょうちょ、こいのぼり、小鳥、カエル、メダカ、ポストの脇に2匹のヤギ・・・今まで、保育園や幼稚園でも歌ってきたのでしょうか、曲がかかるとみんな元気に歌っていました。
 今年から、教師用の指導書がデジタル教科書になりました。電子黒板に教科書のページを映すことができるのはもちろんですが、様々な機能も兼ね備えています。絵をクリックすると、歌の歌詞が出てくるとともに、音源も同時に流れる仕組みになっています。子ども達の学習にも役立ちますが、授業をする先生にとっても指導の幅が広がりました。(写真上)
 一方、1組では、旭町小の校歌を練習していました。先生の伴奏に合わせて、歌の本の最初に載っている校歌のページを見ながら一生懸命練習歌っていました。校歌の歌詞には、ところどころ1年生には難しい言葉が出てきます。まだ歌詞の意味がよく分からずに歌っているのだろうなと思います。しかし、最後の「あ〜あ、旭町、しょう〜がっ〜こう♪」のところだけはみんな大きな声になります。
 3年生は、国語の時間に「国語辞典を使おう」という学習をしています。国語辞典の使い方を知るとともに、言葉の意味や使い方、漢字での書き表し方などを自ら調べられるようにする学習です。五十音順に言葉が並んでいる国語辞典の仕組みを知ることから始まり、様々な言葉を探す練習をしながら早く引けるようにしていきます。(写真中)
 学校には、3階と4階のそれぞれに、国語辞典が一教室の人数分用意してあります。つまり、家庭から国語辞典を持ってくるのではなく、学校で全て用意して指導しています。昔は、全ての家庭に国語辞典を用意してもらったものでした。学校から購入するサンプルを見せて、申し込み封筒を配っていました。しかし、国語辞典について学習するのは3年生のこの時期のみで、それも2時間扱いでしかありません。さらに、タブレットが貸与されている現在では、辞典を使わなくてもインターネットで検索することが可能です。大人の我々でさえも、国語辞典をもう何年も手にしていないのではないでしょうか。小学校の教科書から、国語辞典の学習がなくなる日が近いのかもしれません。
 3校時に、1年生が校庭で体育の授業をしていました。様々な遊具を使って体を動かしていました。登り棒やジャングルジムが大人気のようでした。登り棒は、靴と靴下をぬいで、スルスルとてっぺんまで上がっていく子がいました。
 また、フジ棚の下には、5年生が図工の学習でスケッチに来ていました。「季節を感じて」という学習で、春の季節が感じられるものを描き、次の時間に水彩絵の具で仕上げをしていました。1週間前に、フジの花芽が伸びてきていることを伝えたばかりでしたが、今週に入って見事な満開になりました。きれいな藤色のシャンデリアを、5年生はどのように描き表したでしょうか。(写真下)

4月19日(金) その1

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 今年度1回目の避難訓練がありました。大きな地震が起こった場合を想定した訓練でした。
 年度始めの避難訓練なので、各クラスでしっかり事前指導をしてから実施しています。特に1年生は、小学校で初めての避難訓練です。防災頭巾の使い方から指導していました。地震の際には、まず自分の机の下に頭を隠すようにもぐります。揺れが収まり、校庭に避難する際には、防災頭巾をかぶって整列します。
 1年1組では、椅子の背もたれにかけてある袋から防災頭巾を取り出して身につける練習をしていました。防災頭巾は、入学のお祝い品として毎年練馬区から支給されています。昔に比べて、耐火性のあるじょうぶなものになった気がします。1年生がかぶると、雪ん子のようでとてもかわいらしく見えます。6年生まで使用することになります。(写真上)
 本番の訓練は、9時15分から始まりました。放送は、副校長が職員室から行います。緊急地震速報のチャイムを全校に流し、大きな地震が発生したことを伝えると、校内から一斉に椅子を動かす音が響いてきます。
 職員室に一番近い2年2組の様子を見に行ってみました。頭をしっかり机の下に入れ、机の脚を両手できちんと押さえていました。両手を前後に開き、机の脚を対角線上になるように押さえて持ちます。上の学年になるほど全身を机の下に入れることが難しくなっていきますが、最低限頭をしっかり入れるように指導しています。(写真中)
 その後、地震の発生とともに火災が発生したという想定で、校庭に避難を開始します。避難経路は、何パターンか決めてあります。火災の発生場所によっては、避難経路として使えない階段が出てくるためです。南校舎の3階や4階は、非常階段も利用し、全校児童がすみやかに校庭まで避難できるようにしています。
 集合場所は、校庭の南側です。クラスごとに整列し、担任の先生が人員を確認してから、本部の副校長に報告していきます。校内を点検して回る主事さんたちも、取り残された子どもがいなかったかを報告します。避難訓練は、子ども達の訓練だけでなく、教職員のための訓練でもあります。(写真下)
 全員の避難が完了したところで、ハンドマイクを持って話をしました。まず、「避難訓練は、自分の命と周りの人の命を守る大切な勉強であること」について伝えています。そのために、「真剣に行うこと」と「先生の指示に従うこと」が大切であるとも話しました。つい先日、愛媛や高知で震度6弱の地震があったばかりです。また、1月には能登半島で大地震がありました。毎月実施する避難訓練をきちんと行い、いざという場合に備えていきます。

4月18日(木)

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 1,2校時に、6年生の「全国学力・学習状況調査」が行われました。1校時に国語、2校時に算数の学力テストを実施しました。全国の小学校の6年生がテストを受けているので、102万人の児童が同じ問題に向かっていたことになります。(写真上)
 テストの内容は、5年生までに習った内容が出題範囲です。まだプレス発表されていないので、詳細をお伝えすることはできませんが、大人が見てもちょっと考えてしまうような設問が毎年多いです。(明日の朝刊には出題内容が公開されるので、ぜひご確認ください。)国語も算数も、昨年度までの既習内容のみならず、それらの知識を応用した問題形式になっています。特に国語では、長文を読んで理解するとともに、その物語についての感想をまとめる作文問題が出題されています。何字以上何字以内という文字数が指定され、さらに感想のまとめ方の条件に合うように書かなければなりません。今まで学校のテストとして行ってきた「ワークテスト」では、このような出題形式はありません。算数でも、複数の数学的な見方・考え方を応用して解く問題になっていました。
 2学期以降、6年生には結果が届く予定です。6年生の子ども達に聞いてみたところ、それほど難しくなかったと言っていた子がたくさんいました。毎年、「国語が難しかった」とか、「時間が足りなかった」という声が多いのですが、今年の6年生は手ごたえありだったようです。結果はいかに…。
 なお、学習意欲や学習方法、学習環境、生活の仕方に関する質問調査(児童質問調査)は、タブレットを使って来週の月曜日に行うことになっています。
 木曜日は、低学年の各クラスに図書の時間が設けられています。図書館管理員の先生が勤務されている曜日なので、図書の指導をしていただけます。特に今日は、1年生にとって初めての図書の時間でした。オリエンテーションとして、図書室の使い方や本がどのような種分けになっているのかを教えてもらいました。
 また、絵本の読み聞かせもしてもらいました。「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」という五味太郎さんの絵本です。虫歯になって歯医者に向かうワニさんと、ワニさんを患者として受け入れた歯医者さんの気持ちが、同じ言葉で表現されながら話が進んでいきます。読み聞かせをしているうちに、その仕組みに段々子ども達が気づいていきます。治療を受けていたワニさんが、思わず歯医者さんの腕を噛んでしまった場面では、2人とも「いたい!」と言います。そして、治療が終わるとどちらも「ほっ」という声。立場が違うのに同じセリフ…実によくできている絵本です。(写真中)
 図書室にはたくさんの本があります。この一年間で、多くの本との出会いができるように指導していきます。
 4年生の音楽の時間に、鑑賞教材「ピーターと狼(おおかみ)」の学習をしていました。この曲は、ロシアの作曲家であるプロコフィエフが、子ども用のオーケストラ曲として作ったものです。純粋にオーケストラ曲として聴くこともできますが、よくナレーション入りのCDとして発売される場合があります。主人公のピーターが、動物たちと一緒に狼をやっつける様子が、絶妙な音楽で表現されている曲です。冒頭のバイオリンで奏でられるピーターのモチーフはとくに有名で、CMやバラエティー番組でもよく耳にします。また、小鳥はフルート、アヒルはオーボエ、猫はクラリネット、狼はホルンというように、楽器ごとに動物の様子を表しています。登場人物と楽器の組み合わせを楽しむところが、鑑賞教材として扱われている理由です。(写真下)
 プロコフィエフは、1936年にこの曲を作曲しています。アメリカのアニメーション映画「ファンタジア」は、ディズニーの制作で1940年に公開されました。様々なクラシック音楽にアニメーションを合体させたファンタジアのアイデアは、もしかしたらピーターと狼がヒントになっていたのかもしれません。
 実際ディズニーは、この曲を大変気に入っていたようで、「メイク・マイン・ミュージック」の中に「ピーターと狼」のアニメ版を制作しています。

4月17日(水)

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 1年生は、国語の時間に「はるが きた」という学習をしています。国語の教科書を開くと、最初に出てくるのがこの教材です。昨年までの教科書では、子ども達が遠足に行く絵を見てお話をする「いいてんき」という教材でした。今回の教科書の改訂により、絵の内容が変わりました。まず、「地上にいる子ども達がクレヨンで絵を描いている場面」があります。次に、「絵を描いた紙が飛行機になり、子ども達を乗せて飛び立つ絵」、「子ども達を乗せた飛行機が、雲や町を見下ろす絵」と続き、最後は「子ども達が紙飛行機と別れて、学校に戻っていく絵」となっています。
 これらのページは、国語の「話すこと・聞くこと」の学習教材です。絵を見て、見つけたことや思ったことを自由にお話しするという学習をしていきます。と同時に、友達の発表を聞くということも含まれます。教科書の絵には、いろいろな色や生き物、食べ物などが描かれています。1年生の子ども達は、次々と絵の中から知っているものを見つけていきます。1組では、先生が「どんなものがありますか?」と聞いただけで、元気な手がたくさん挙がっていました。(写真上)
 一方、2年生は、国語の時間に「ふきのとう」という学習をしています。2年生に進級して、初めて学習する物語文の教材です。この物語は、日本の詩人でもあり童話作家としても有名な工藤直子さんが書きました。昭和の終わりごろから教科書に採用されてきているので、2年生の国語の定番となっている物語です。
 内容は、「竹やぶ」「ふきのとう」「雪」「お日さま」「はるかぜ」というたくさんの登場人物が順々に現れ、会話をしていくお話になっています。誰がどのようなことをしたかや、どのようなことを言ったかに気をつけて、音読することを中心に学習していきます。
 この物語は、雪がとけてふきのとうが顔を出し、春になるというお話ですが、だれかのおかげで物事がどんどん解決していくところに面白さがあります。お日さまが春風を起こして風が吹き、その風が竹やぶをゆらし、それによって雪がとけて水になり・・・と、「風が吹くと桶屋が儲かる」という話のように描かれています。今日も2年生の教室から、元気に音読する声が聞こえてきました。(写真中)
 5年生は、社会科の時間に「世界の中の日本の国土」という学習をしています。世界地図や地球儀を活用して、世界の大陸と主な海洋、国の名前と位置について学んでいきます。2組の教室では、地図帳から世界遺産や名所を調べ、地球儀を使ってそれらの場所をたどっていく活動をしていました。(写真下)
 5年生は、3年生の時には練馬区、4年生では東京都、さらには47都道府県について学習してきました。5年生では、いよいよ世界全体にも目を向けていきます。しかし、5年生の社会科では、日本全土に関することが中心になります。日本の国土と気候から始まり、農業や水産業、工業などの各産業について詳しく学んでいきます。
 それにしても、5年生になると社会科の教科書のページ数が一気に多くなっていることにびっくりです。書かれている内容を読むだけでも、かなりの時間がかかりそうです。他の教科も含めて、高学年の学習には「読む力」が欠かせません。

4月16日(火)

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 昨日から、今年度の外国語や外国語活動の授業が始まりました。今年度のALTの先生は、エリン先生です。昨日、1年生を迎える会の後に全校児童の前で紹介しています。当然のことですが、昨日は英語で自己紹介が行われていました。アメリカのユタ州の出身であるところまでは聞き取れましたが、あとは「I like〜」というところしか分かりませんでした。
 昨日は4年生と6年生の各クラスに、そして今日は3年生と5年生の教室で最初の授業が行われました。まず、エリン先生の自己紹介から始まりました。昨日の自己紹介では分からなかったことがようやく理解できました。好きな色や趣味、好きなキャラクターについての紹介がありました。
 また、出身のユタ州についても詳しく話を聞くことができました。ハチミツが有名であることや、寒暖差の大きな気候であること、そして高い山々と有名な観光地がたくさんあることが分かりました。それらの中には、映画やCMなどのロケ地になっている場所がたくさんあるようです。きっと子ども達は、「行ってみたいな〜」と思ったことでしょう。
 ユタ州での有名な食べ物の紹介もありました。ハンバーガーとサラダの写真を見せてもらいました。ハンバーガーは、並大抵の大きさではなさそうです。「パストラミバーガー」と呼ばれれ、牛肉の燻製がたくさん挟まっています。(さらにたっぷりのチーズも!)その隣のサラダは、ゼリーで固めてある「ゼリーサラダ」とのことでした。(写真上)
 今年度の外国語の指導は、エリン先生が週3日間勤務し、3年生以上の全てのクラスを担当します。(3,4年生は外国語活動として週1時間、5,6年生は外国語として週2時間です。)また、担任の他に外国語講師の辻先生も指導に加わります。
 1年生は、先週から毎日一文字ずつひらがなの練習が始まっています。ひらがなの練習は「あ」から始まると考えがちですが、「あ」を練習するのはだいぶ後になります。「1年生のひらがなは、『つくし』から始めよう」という言葉があります。つまり、一画で書くひらがなから練習を始めた方が良いということです。
 今日は、「つ」の書き方を練習していました。マス目をさらに4等分し、1の部屋から4の部屋の呼び名をつけて指導しています。どの位置から鉛筆を入れ、どの部屋を通って書いていくのか、毎回ていねいに指導しています。平仮名プリントは、「つ」の練習とともに、「つ」で始まる言葉も書くようになっています。「つき」、「つくえ」、「つくし」、「つなひき」・・・また習っていないひらがなが含まれていますが、なぞって書くようになっています。漢字を練習する時に、熟語や文章で書くのと同様に、ひらがなも物の名前を書きながら覚えさせていくことが大切です。裏面は宿題になっているようなので、家庭でも見てあげてください。(写真中)
 6年生は、社会科の時間に「憲法とわたしたちの暮らし」という学習をしています。6年生の社会科では、政治に関することと日本の歴史、さらには世界の中の日本について学習します。以前は歴史の学習からスタートしていましたが、今は政治についての学習から始めます。
 2組の教室では、日本国憲法の前文を印刷したプリントが配られ、ノートに貼る作業から始めていました。そして、日本国憲法の三大原則「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」について調べていきました。今後は、国会や内閣、裁判所のはたらき、税金の仕組みなど、国政にかかわる内容を学んでいきます。毎日のニュースを見ていると、必ず政治にかかわることが報道されています。社会科の学習は、まず学習内容に関心をもたせることが肝心です。
 ところで、ノートに貼った日本国憲法の前文ですが、暗記するように話がありました。やればできます。(写真下)

4月15日(月)

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 今朝は、全校朝会の代わりに「1年生を迎える会」を体育館で行いました。6年生が用意した花のアーチをくぐって1年生が入場し、全校児童から温かな拍手で迎えられました。代表委員による学校紹介や全校児童からの校歌のプレゼントという短時間での交流でしたが、これで1年生も本格的な仲間入りができました。
 今日から1年生は、中休みに校庭に出て遊んでいます。外遊びの時には、1年生はいつも赤白帽子をかぶることになっています。(1組は赤、2組は白帽子)校庭で遊んでいる他の子ども達に、1年生の存在を知らせるためです。登校班やたてわり班活動が盛んな旭町小では、下学年に対する優しさを常に指導しています。1年生が近くにいることが分かれば、遊具を優先してあげたり、ぶつからないように気を配ってあげたりすることにつながります。(写真上)
 ところで、土曜日から急に暑い日が続くようになりました。休み時間が終わって教室に向かう子ども達は、汗をたくさんかいていた子がいたようです。冷水器や水道の水をおいしそうに飲む姿が見られました。
 水筒の持参については、5月中旬から運動会が終わる10月下旬までの期間を考えています。昨年までのコロナ禍においては、感染症対策として冷水器の使用を止めていました。また、蛇口に触れる機会を減らすことを考慮して水筒を持参させていました。現在は、もちろん水道の水も冷水器も自由に使うことができます。一方、水筒を教室内で管理するのは教員であり、異物混入などに十分気をつけるなど配慮が欠かせません。さらに、タブレットが導入されたことから、なるべく子どもの荷物を減らすということも考えなければなりません。以上の理由をご理解いただければと思います。
 4年生は、国語の時間に「春のうた」という詩の学習をしています。「春のうた」は、福島県出身の詩人である草野 心平が作った有名な詩です。4年生の国語の教科書には、1977年から掲載されてきたというので、いかにこの時期にふさわしく人気のある教材であるかが分かります。
 この詩には、題名の後に前書きがあります。「かえるは、冬の間は土の中にいて、春になると地上に出てきます。その初めての日のうた。」と書いてあり、詩が始まります。冬眠から目覚め、地上に出てきたかえるの気持ちを思い浮かべながら音読を楽しみます。さらに、「ほっ まぶしいな。ほっ うれしいな。」という第一連から、見るもの全てが新鮮でうきうきとした気持ちが読み取れます。また、「ケルルン クック。」というかえるのなんともかわいらしい鳴き声の描写も楽しい詩です。
 途中、「いぬのふぐりが咲いている。」という言葉が出てきます。春先に小さなブルーの花をつける「オオイヌノフグリ」は、誰もが目にする花です。4年2組の教室では、電子黒板に写真を映していましたが、実際はとても小さな雑草です。きっと、かえるの目には、とてつもなく大きくきれいな花に見えたのでしょう。(写真中)
 「春のブルーの花」というと、最近は「ネモフィラ」が主流と言えます。どこの公園でもネモフィラを一面に咲かせると、たくさんの人が集まり、映えスポットになります。オオイヌノフグリも、よくよく見ればとてもきれいな花なのですが…。
 今日から1年生の給食が始まりました。小学校で初めての給食指導なので、準備の仕方から食事のルール、片づけまで、覚えることがたくさんあります。今日は、4校時から給食の指導が始まりました。
 給食当番の子は、給食着(かっぽう着と帽子)を身につけます。ちょっとぶかぶかの給食着を身につけて、当番の子たちが先生の指示で給食の準備をしていきました。今週一週間は、地域連携事業でお世話になっている方々に配膳指導を手伝ってもらっています。(写真下)
 今日は、カレーライスとサラダ、牛乳の献立でした。盛り付けは、しばらくは先生が行いますが、徐々に子ども達ができるように指導していきます。4校時の終わりの時間には、みんなで「いただきます」のあいさつができました。子ども達の大好きなカレーライスだったこともあり、みんなパクパクとおいしそうに食べていました。

4月12日(金)

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 1校時に、1年生が生活科の学習で校庭探検をしました。中庭や校庭をぐるっと回り、どこにどんな遊具があるのか、先生の説明を聞きました。あまりにも広い校庭で、みんなびっくりしていたようです。
 また、ちょうど1校時に、いろいろな学年の子ども達が外で授業をしていました。校庭で体育の授業をしていたクラスや、中庭で理科の観察をしていたクラス、さらには図工の学習で絵を描いていたクラスもありました。
 校庭の東側にあるジャングルジムの隣には、立派なフジ棚があります。今週は暖かい日が続いたこともあり、フジの枝先からは花芽が一気に伸び始めていました。中にはすでに花房が広がり、きれいな紫色の花びらが見えているところもあります。明日からさらに暖かい日が続くようなので、来週中には見事なフジのシャンデリアが見られることでしょう。同時に、フジの独特な強い香りが校庭いっぱいに漂ってくるはずです。(写真上)
 一方、中庭で植物や生き物の観察をしていたのは、4年1組の子ども達でした。理科の「あたたかくなると」という単元では、動物の活動や植物の成長の様子を調べる学習をします。そして、夏から秋、冬と一年を通じて調べることにより、季節と生き物との関係を学んでいきます。
 多くの子が最初に向かったのは、中庭の池でした。水面には桜の花びらがたくさん浮いていて、その隙間には無数のオタマジャクシが泳いでいました。また、中庭のあちこちには、たくさんのチューリップがきれいに咲いています。これらのチューリップは、球根を植え付けたのではなく、毎年自然に咲いています。昔、チューリップを育てていた1年生が、鉢土を中庭に捨てていたのでしょう。その中にあった球根が何年かかけて育ち、花を咲かせているようです。(写真中)
 先週の日曜日に、「大宮花の丘農林公苑」に行ってきました。チューリップの花を見るために、毎年この時期に訪れています。私の家からは車で30分ほどのところにあります。一面のチューリップ畑は圧巻です。さらに、今年は同時に満開の桜も楽しめました。
 3校時に、1年生は校庭で体育の学習をしていました。いよいよ校庭の遊具を使って運動することになりました。登り棒やジャングルジム、ブランコ、鉄棒、うんていと、様々な遊具がありますが、やはり一番の人気は「三角すべり台」です。たくさんの子ども達が大きな三角すべり台をめざして走っていきました。
 喜び勇んでてっぺんまで登ってみたものの、意外と高さのあることにびっくりした子もいたようです。すべる面が広いこともあり、ちょっとおっかなびっくりで躊躇してしまったようでした。しかし、何人かが喜んですべったのをきっかけに、次々とお尻をつけてすべり始めました。(写真下)
 旭町小では、三角すべり台は低学年のみ使ってよいことになっています。今後、休み時間の外遊びが1年生も始まったら、きっと三角すべり台にたくさんの子が集まってくるでしょう。しかし、慣れてくると勢い余ってスピードを出し、お尻に穴を開けてしまう子が時々見られます。上手に足でスピードをコントロールすればよいのですが、1年生には最初は難しいのかもしれません。小学校では、「普段から汚れてもよい服、傷んでもよい服を着させた方がよい」と言われますが、全くその通りです。1年生に限らず、図工や書写(習字)などの学習では、服を汚さずに作品を仕上げる方が難しいくらいです。
 せっかく楽しく遊具に挑戦していた1年生でしたが、3校時の途中からまさかの雨になりました。あわてて教室に戻り、着替えをしているうちに帰りの時間になりました。まだ雨が降っていたので、学校の貸し出し用の傘を持たせた子もいます。(月曜日に返すようにしてください。)

4月11日(木)

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 1年生は、国語の時間に「初めての名前」という学習をしました。鉛筆を手にして、カードの右側に大きく自分の名前を書く学習です。書き始めてから、字が大き過ぎたことに気がつき、一生懸命消しゴムで消してやり直していた子もいました。また、まだひらがなの書き方を習っていないため、あちこちでいろいろな書き順が見られました。これから毎日、一文字ずつひらがなの練習をしていきます。きっとどこかで書き順の違いに気が付くことでしょう。
 カードの左側は、「3月に書いた名前」の欄になっていました。担任が今日書いたカードを学年末まで大切に残しておき、3月にもう一度自分の名前を左側に書かせる予定です。入学当初の今日書いた名前と比較できるようになっています。その頃は、4月に書いた自分の文字を見て、「こんな字を書いていたのか…」と思うことでしょう。(写真上)
 3年2組で道徳の授業がありました。今年度から教科書がマイナーチェンジされたということは、先日お伝えしたばかりです。道徳の教科書は、会社は昨年度までと同じですが、一部内容が変更になっています。
 今まではいきなり道徳の資料で始まっていましたが、今回の教科書では、冒頭にオリエンテーションのページとなる「道徳が始まるよ」が設けられています。これから道徳の時間を通じて、何を学んでいくのかをはっきりと意識させるページが追加されました。(全学年にあります。)
 まず、「道徳で学ぶ20のとびら」と名付けられた内容が、2ページにわたって載っています。20のとびら(項目)は、4つの大きなくくりになっています。「自分について」、「相手とのかかわり」、「社会とのかかわり」、「命、自然とのかかわり」の4つです。各項目は、それぞれの学年の子ども達にも分かりやすい言い方で書かれています。例えば、「善悪の判断、自律、自由と責任」という道徳の内容項目は、「正しいと考えたことを、どうどうと行う」と言い換えられています。今までは教師側の用語として使われていた内容項目でした。しかし、今回の教科書では、子ども達にもどのような道徳の内容なのかを知らせるという意図があるようです。(写真中)
 さらに教科書の右下には、資料としてQRコードがついています。開いてみると、20のとびらを動画で分かりやすく示したアニメーションを見ることができます。2年2組では5校時に道徳の授業があり、みんなでこの動画を見ていました。
 6年生は、理科の時間に「物の燃え方と空気」の学習をしています。5,6校時に、6年2組が理科室で実験をしていました。まず、燃えているろうそくに底のない集気びんをかぶせて、蓋をして様子を見ました。ろうそくの火は、しばらくして消えます。(この「しばらくして」が、後々大切になってきます。)この結果を受けて、「集気びんの中でろうそくを燃やし続けるには、どうすればよいのだろうか?」というテーマで実験を計画し、予想を立てました。底のない集気びんの上下に隙間をつくり、ろうそくの火が燃え続けるかどうかを調べます。蓋をして下に隙間をつくった場合や、蓋はしないで下に隙間がない場合、さらに上下に隙間がある場合と、様々な方法を考え、実験をしました。(写真下)
 実験の結果から、「物が燃え続けるには、空気の出入りが関係するのではないか」という考察にたどり着きます。(その後、線香の煙を使って空気の出入りを調べます。)
 理科の教科書は、今年度から違う教科書会社のものに変更になりました。学年によっては、年間の単元の配列が大きく変わったところがあります。また、タブレットの利用についての記載が入るようになりました。今回の実験のことが書かれているページには、タブレットで実験の様子を動画で記録する例が載っています。

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