聴導犬出前授業(4年生)トイプードルの聴導犬であるチャンプ君を初めて見て、子供たちから「小さい!」「かわいい!」という感想がたくさん聞かれました。こんなに小さいのにどんな仕事をするのだろうと興味津々に見守る中、タイマーが鳴った時や来客が来た時の知らせ方を実演してもらいました。チャンプ君がしっかりお仕事をする様子を見て「すごい!」ととても感心していました。全国で800頭以上いる盲導犬と違い、聴導犬は56頭しかいないそうです。なかなか出会えない聴導犬の仕事の様子を見ることができ、貴重な体験をさせていただきました。 最後に松本さんから、みんなに宿題が出されました。それは、補助犬について、家族などの身近な人に伝えてほしいということです。補助犬と一緒に町で暮らしやすくなるようにしようという目的で作られた「身体障害者補助犬法」を知らない人が多く、補助犬への理解が少ない現状があるようです。それを少しでも多くの人に知ってもらい、補助犬が理解される社会に向けてお手伝いをしてほしいとのことでした。今日学んだことを、少しでもおうちの人に伝えることができたらうれしいです。 展覧会(4年生)また、他学年の作品の鑑賞では、真剣に作品のよさを見つけながらメモをしていました。低学年の作品に「楽しみながら作ったのだろうな。その様子がわかるような作品でした。」、高学年の作品に「高学年になったらこんな作品を作ってみたい。」、全体を通して「どの学年も色や形を工夫していて参考になりました。」等の感想を話していました。 今回の展覧会を通して、様々な作品を見ることで創作への視野が広がり、さらに意欲がわいたようです。2年後の展覧会が楽しみです。 ユニバーサルデザイン出前授業講師の方から、白杖を使って国内外を移動していることや、触って時刻が分かる腕時計を使用している生活の工夫を伺うことができました。子供たちは、「そうなんだ」と初めて知ったことに驚きの声を上げていました。 授業の中では、スロープや点字ブロックなど、身の回りにあるユニバーサルデザインを確認することで、生活の中の身近なところにたくさんあることに気付きました。授業を通してユニバーサルデザインとは、「障害がある人だけでなく、まちに暮らす人たちにとって使いやすいように考えられたものや心づかいである」ことが分かりました。 さらに、ワークシートを見ながら、障害のあるなしに関わらず、教室の中で困っている場面を話し合うグループワークも行いました。困っているかどうかは見た目で判断しづらく、何に困っているか、どんな気持ちかは人によって違います。そのため、友達が困っているときは「話しかけて本人の気持ちを聞く」ことや「相手の立場に立って想像してみる」ことが大切であると分かりました。 今日学んだ大切なことを、今後の生活の中で生かしていきたいです。 |
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