いのちながし

画像1 画像1
全校朝会での話。
 「夏休み、みなさんは本を読んだでしょう。この字、何と読みますか。『ことぶき、じゅ、とし、す』と読みます。日本人は、論語でこの字が出できたら、「いのちながし」と訓読したのです。どういう意味でしょうか。先人の知恵に学ぶ。つまり、たくさんの書物を読む。読むということは、先人の知恵、先人の命を自分の中に取り込むことです。すなわち、これが『いのちながし』なのです。9月から12月、いい季節です。本を読みましょう。それは、『いのちながし』に通じます。」
 以下は全校朝会から離れた話。  
 論語に曰く。「仁ある者いのちながし」。松尾曰く。「本を読む者いのちながし。」

この一冊

画像1 画像1
 この本を再読する。何度読んでも、胸がドキドキする。著者は、お金を貯めても心が解放されない日本人の生き方に疑問を呈する。英国では、中古住宅が売買されるが、その中古こそ大人気だ。古い物には、歴史とアイデンティティーが宿されているからだという。「もう古いよ。」「古くさいよ。」という言葉は、時に殺し文句として放たれる。英国では、その逆だ。「古い」には、成熟と歴史の意味が込められているようだ。
 新しい流行を追う生き方は息苦しいのかも知れない。そう思ってページをめくった。この夏、おすすめの一冊だ。  
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
7/30 夏季水泳指導
7/31 夏季水泳指導
8/1 夏季プール 2年SS
8/2 夏季プール 2年SS
8/3 夏季プール 2年SS