大泉青少年音楽祭
▼3月3日、大泉中で第11回大泉青少年音楽祭が催された。大西小の子供たちは、「地球の家族」を歌い、「天空の城ラピュタ」を演奏した。緊張した顔が実にいい。人は、緊張と緩み、緩みと緊張、この相互作用の中で幸せを感じるのかもしれない。帰り、大泉中のクリスマスローズの蕾を見た。
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:09 up!
六年生を送る会
▼六年生が入場すると、大きな拍手で湧く。少し恥ずかしそうにうつむく六年生、一年生は強く強く手をたたいている。
▼学校長の挨拶の次は出し物だ。一年生から出し物が続く。五年生が終わると、運動系のゲームをする。一年生が縄跳びで六年生に負けていない場面が見られた。予想が外れた人もいたにちがいない。相撲で言えば、番狂わせ。保護者の方も夢中で応援していたなあ。いいなあ。実にいい送る会だった。
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:09 up!
風の子
8時30分、校庭を見る。子供たちが縄跳びをしている。いいなあ。昔、「子供は風の子」と言われた。今日では、「子供はゲームの子」と皮肉を言われたりしている。が、大西の子には、「風の子」という称号を与えたい。短縄跳びは、神経系の巧緻性、平衡性を培うにはもってこいだ。
「いいなあ。」
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:09 up!
日本水仙
10時半、校庭を見る。日本水仙が咲いている。この水仙を見た子供がいるにちがいない。どんな思いで見ただろうか。
すす払いはしただろうか。大掃除をしたあとの気持ちは清々しい。自らの心まで掃除をしたかのような錯覚に陥るからかもしれない。
日本水仙の白地の花弁を見ながら子供たちのことを祈った。いい年になりますよに。
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:09 up!
書き初め
学校で書き初めをする国は日本だけなのかもしれない。こう思って、いい国だなあと思った。筆で字を書く。この伝統は辛うじて守られている。この伝統が続く限り、日本は日本であり続けるだろう。
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:08 up!
避難拠点炊き出し
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:08 up!
連合図工展
これは連合図工展会場である。大西小の保護者が写真を撮っているところに遭遇した。壁面の左から三番目のコーナーに版画が見える。これは大西小の児童の作品である。版画は日本の得意技であった。浮世絵を版画に仕立てた江戸文化に思いをいたす。江戸の職人技の伝統は、こんなところにも反映されているのかもしれない。職人、なんといい言葉だろう。筆者は帰りに、染織作品を出している「賄い展」にも立ち寄った。伝統の意匠を凝らした作品群に感嘆した。区立美術館は中村橋から歩いて4分。
【大西小ニュース】 2012-04-16 09:08 up!
いのちながし
全校朝会での話。
「夏休み、みなさんは本を読んだでしょう。この字、何と読みますか。『ことぶき、じゅ、とし、す』と読みます。日本人は、論語でこの字が出できたら、「いのちながし」と訓読したのです。どういう意味でしょうか。先人の知恵に学ぶ。つまり、たくさんの書物を読む。読むということは、先人の知恵、先人の命を自分の中に取り込むことです。すなわち、これが『いのちながし』なのです。9月から12月、いい季節です。本を読みましょう。それは、『いのちながし』に通じます。」
以下は全校朝会から離れた話。
論語に曰く。「仁ある者いのちながし」。松尾曰く。「本を読む者いのちながし。」
【校長室だより】 2012-04-16 09:07 up!
この一冊
この本を再読する。何度読んでも、胸がドキドキする。著者は、お金を貯めても心が解放されない日本人の生き方に疑問を呈する。英国では、中古住宅が売買されるが、その中古こそ大人気だ。古い物には、歴史とアイデンティティーが宿されているからだという。「もう古いよ。」「古くさいよ。」という言葉は、時に殺し文句として放たれる。英国では、その逆だ。「古い」には、成熟と歴史の意味が込められているようだ。
新しい流行を追う生き方は息苦しいのかも知れない。そう思ってページをめくった。この夏、おすすめの一冊だ。
【校長室だより】 2012-04-16 09:06 up!