近隣老人ホーム開所式
平成24年10月13日11時、特別養護老人ホーム開所式が催された。同開所式で練馬区長は以下のように話された。
「地域に開かれた老人ホームであってほしい。地域に親しまれる老人ホームづくりをお願いしたい。」
練馬区長の話のキーワードは、「開かれた老人ホーム」である。日本の高齢化と高齢者支援を世界が注目している。どうしてか。日本は世界に先駆けて超高齢化を迎えているからだ。開所式を終えて3階建て施設を見学した。筆者は、これまでいくつかの老人ホーム施設を見学したが、これだけ美に拘っている施設を見たことがない。ロビーにも娯楽室にも蘭の花などが飾られていた。1階の会議室らしいとこころの正面はナゴヤタイルを貼り、美観に趣を添えている。床板は厚手の無垢板である。心にくいほどの心配りだ。合理性、コストも大切だが、このような美意識に支えられた施設はいいモデルになるかもしれない。外観の煉瓦張りは温かい質感を醸している。いいなあ。今後、同ホームと本校児童との交流を願う。
爺様の ほほえみ見える タイルかな 幸一郎
婆様の ほほえみ見える 煉瓦かな
【大西小ニュース】 2012-10-15 14:04 up!
一学期終業式
平成24年10月13日、一学期終業式を催す。私の話は大要次のようなもの。
「全児童の一人一人の通知表の所見欄を読んで確認の印を押しました。間違いなく見ました、という証明の印を押す伝統は、日本と中国に残っています。ほかの国はサインで証明します。印は日本の伝統です。
通知表に「漢字の練習を頑張りました。」とありました。これは「學」という字。本字はこのように書く。この字のもともとの意味は真似るという意味です。真実に迫るために手本の字を真似する。真似するときに大切なことは筆順。筆順は、三千年から先祖が、美しく、かつバランスよく、また理になかった文字を書くために生み出したものです。統計的な知恵が込められている。漢字を書くときに大切なことは、筆順を守ることです。つまり真似ること。これが大切ですね。本字には、片仮名の「メ」のようなしるしが二つある。これは交わるということ。手本を真似て交わる。先生の手本と交わる。級友のよさと交わる。そういう意味がある。
【大西小ニュース】 2012-10-13 09:19 up!
本の探検ラリー
平成24年10月12日、四年生は本の探検ラリーに挑戦した。学校図書館支援員、図書ボランティアの方々の支援を得て、ラリー環境が整った。上の写真は、本のクイズを読み解きながら、次々とブースを回る様子である。
【大西小ニュース】 2012-10-12 11:18 up!
すすきの穂
平成24年10月11日12時30分、すすきの穂を撮る。撮りながら保護者の方が子供に品を渡して帰っていく姿を見る。いいなあ。
すすきの穂 根もとで鳴くは 虫かしら
【校長室だより】 2012-10-11 12:42 up!
煙体験
平成24年10月9日(火)、消防署の方の支援を得て、煙体験学習をしました。一年生は、「甘いにおいがした。」と呟きながら、感想をもらしていました。一年担任の先生は、「実際の煙は、上に溜まりやすい。だから、腰をかがめて歩くといい。ハンカチは煙を吸い込まないために必要。」と事後の指導をしていました。
【大西小ニュース】 2012-10-09 11:53 up!
写生会
平成24年10月6日、青少年育成西大泉地区主催の「写生会」が交通公園で開催。筆者は絵が好きである。で、子供が描く絵を見ながら、ほのぼのとした気持ちになった。コスモスが風にゆらゆら揺れている。そのコスモスに目を凝らす子供とお母さん。筆者は、後ろ姿を見ながら、公園を後にした。
【大西小ニュース】 2012-10-09 11:28 up!
移動教室(4)
10月4日、白糸の滝より宿舎に戻り、自然観察講師・吉田茂氏の案内ののもと、国有林の中を観察しているところ。二枚目の写真は、ベルデグランドでごっこをして遊んでいるところ。三枚目の写真は、翌日5日松井農園で林檎を試食したり、とったりしているところである。
【大西小ニュース】 2012-10-09 09:06 up!
移動教室(3)
平成24年10月4日、鎌原観音堂を巡り、石仏に手を合わせる。子供たちも手を合わせて祈りを捧げていた。観音堂、つまごい郷土資料館を後にして、浅間園の展望台まで歩き、その後昼食。昼食後、おみやげを買い、白糸の滝を目指す。
石仏に お参り客の 祈りかな
【大西小ニュース】 2012-10-08 10:08 up!
移動教室(2)
平成24年10月3日19時よりキャンプファイヤー。「燃えろよ、もえろ」と口ずさむ。踊る。終わり頃にシャボン玉を飛ばす。漆黒の闇を照らす炎、その光に漂うシャボン玉は飛んでは消えていく。「シャボン玉とんだ」と口ずさむ。
平成24年10月4日9時半、鎌原つまごい郷土資料館に到着。館長の話を聴いてから、同資料館を見学、鎌原観音堂も見学。一組は先に同資料館を見学し、二組は先に鎌原観音堂を見学。浅間山の噴火で亡くなった人々の魂を偲び、祈りを捧げる。
【大西小ニュース】 2012-10-07 08:22 up!
移動教室(1)
平成24年10月3日(水)11時、池ノ平湿原前に着く。宿舎の手水支配人の講話を聴いてから散策。「ああ霧、いい気持ち」と呟く子供。湿原を約1時間かけて歩いた。草紅葉が心を落ち着かせる。エゾリンドウが青紫の蕾をつけている。木道を歩く子供の足音が音楽のようにリズムをうつ。いいなあ。
14時半、軽井沢ベルデ到着。開校式を終えて、早速、林業体験に向かう。上の写真の二枚目は、井出指導員による講話を聴いているところである。三枚目は、実際に間伐材を活用して木工作品を作っているところだ。
【大西小ニュース】 2012-10-05 16:45 up!
台風一過のコスモス
平成24年10月2日、コスモスを見に行く。台風で傾いた枝を戻してやる。
コスモスや 思い出の風 連れてくる
【大西小ニュース】 2012-10-02 14:54 up!
音楽集会「エーデルワイス」
平成24年9月27日の音楽集会で、四年生が「エーデルワイス」をリコーダー演奏した。涼しい音色が流れる。いいなあ。
根子岳のエーデルワイス見えにけり
【音楽科】 2012-09-27 12:54 up!
言語能力推進・研究授業
平成24年9月26日(水)5校時目、浪間学級で研究授業を行いました。そのあと、本校の学校図書館に新井啓子先生をお迎えして、研究協議会を開催しました。
【大西小ニュース】 2012-09-26 16:18 up!
校長講話「いじめは犯罪」
平成24年9月24日(月)の話。
大津のいじめ自殺事件がクローズアップされ、その報道を聴く度に胸が痛む。過日、本校の卒業生とそのお母さんが校長室に来室された。その卒業生が言う。
校長先生、「いじめ」と言うからいけないと思います。傷害罪、暴行罪、自殺教唆罪と言えばいいのです。「万引き」も「マンビキ」と軽く言うからいけない。「窃盗罪」「どろぼう」と言うべきです。「カツアゲ」もいけない。「恐喝罪」と言うべきです。このように言葉で「事実を隠す」誤魔化しが流行しているのですが、これがいけない。
いい話を聴きました。ほんとうにそうですよ。いじめを見て見ぬふりをする。これも隠すことです。隠してはいけない。
(上の写真と記事とは関連しません。)
【校長室だより】 2012-09-24 09:57 up!
学校応援団まつり(2)
印をつくる子供の姿を見た。朱印は幸福のドラマをつくるらしい。ぶんぶんごま、これが面白い。桜の枝を輪切りにし、その中央付近に二つ穴が開いている。子供は、その穴に糸を通し、急ぎ回そうとする。なかなか回らない子もいる。すると、緑化委員の方が「こうして回すのだよ。」と言って手本を見せる。見よう見まねをして試してみる。すると、回り始める。回った時の子供の目が忘れられない。
【大西小ニュース】 2012-09-22 14:15 up!
学校応援団まつり
平成24年9月22日(土)9時50分、まつりの開会式。10時5分よりまつり開始。各ブースには、子供たちが遊べるよう、楽しめるよう、様々な趣向が凝らされている。綿飴をもらいに行く子供、ゲームをする子供、ぶんぶんごまをつくる子、様々な子供の姿を見た。いいなあ。
【大西小ニュース】 2012-09-22 13:54 up!
若竹ピック
平成24年9月20日午後1時10分、若竹ピックの開会。児童代表の武田さんの挨拶。「一年生にとっては初めての若竹ピック、六年生にとっては最後の若竹ビックです。」。このあと、学校長の挨拶。「親切にしよう。怪我をしないようにしよう。」。いよいよ店の開店である。持ち場につく子供たちが歩いていく。カードを手にした一年生が大きいお姉さん、お兄さんに手を引かれて歩く。
【大西小ニュース】 2012-09-20 13:41 up!
敬老者対象・絵手紙篆刻入門講座(2)
平成24年9月13日(木)に催した絵手紙篆刻入門講座の続報。写真を二枚掲載。絵は下手に描く。そのわけは前回のブログでお話した。幸せになるためには、自然の触れることが欠かせない。3.11以降、人々の幸福感に変化が生まれた。幸福の感じ方を変える試みである。この絵手紙篆刻講座で筆者が話したかったことは次の三つである。実際には、一つしか話せなかったが。
(1)ネット関連のケイタイ等に心を奪われてはいけない。依存症になっている人もいる。ネットで得られるよさは認められるが、それ以上に幸せを感じる趣味も大事だ。茄子を見てへたな絵を描く。心地よい時間の流れとともに、長期記憶として心地よい思い出になっていく。
(2)文字の発生は、甲骨文に見られるように引っ掻く、刻するということであった。脳科学的に言えば、引っ掻き、刻する行為は脳の深いところに記憶される確率が高い。○○○○ホーンのように滑らして閲覧するのとは質的に異なる営みである。不便そうにみえる営みが脳を活性化させるとしたら、そして脳の幸せに通じるとしたら、等閑に付すわけにはいかないだろう。
(3)幸せの指標をモノとお金に置き換えてきたのが、これまでの経済成長路線であった。が、これからは趣味やボランティア、自然とのつながり、人とのつながりが幸せの指標になっていくだろう。電気を付けないでローソクだけで風呂に入る人が増えつつある。
【校長室だより】 2012-09-18 16:11 up!
ミニ運動会
平成24年9月16日(日)8時50分より、大六小を会場にミニ運動会を開催。開会式では、佐々木会長が、「大二小、大三小、大四小、大西小の四校が集って運動会を催す。素晴らしいことです。怪我をしないように。」と挨拶。
大西小の子供たち、大いに汗を流していた。手をかざす子に黙礼をする。
手かざしに 挨拶する子の 目涼しく
【大西小ニュース】 2012-09-18 09:07 up!
敬老者対象・絵手紙篆刻入門講座
平成24年9月13日14時より、西大泉地区区民館併設の敬老館で「絵手紙篆刻入門講座」を催す。まず、絵手紙から。絵手紙の最終目標はへたに描くこと。なにゆえへたに描くか。水彩画家・安野光雅氏は、「絵はうまく描こうとしないことがいいのです。へたに描いた方が味がでます。」とおっしゃっている。同感である。うまく描こうとするから、肩に力が入り、定型的に描こうとする。で、味が失われる。へたに描くにはコツがいる。どんなコツか。第一は、はみ出して描くこと。第二は、塗り込まないこと。つまり、白い部分を残すこと。第三は、筆を立ててゆっくり引くこと。あたかも、ノミでほるかのように。
次に篆刻。これは油断がならない。印の発生は、神との契約にさかのぼる。それがやがて社会契約の印となり、その社会契約を超越して芸術の世界に高められる。印を彫るとはどういうことか。その本質について、香る程度にお話をした。
【校長室だより】 2012-09-14 13:03 up!