敬老者対象・絵手紙篆刻入門講座(2)

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 平成24年9月13日(木)に催した絵手紙篆刻入門講座の続報。写真を二枚掲載。絵は下手に描く。そのわけは前回のブログでお話した。幸せになるためには、自然の触れることが欠かせない。3.11以降、人々の幸福感に変化が生まれた。幸福の感じ方を変える試みである。この絵手紙篆刻講座で筆者が話したかったことは次の三つである。実際には、一つしか話せなかったが。
(1)ネット関連のケイタイ等に心を奪われてはいけない。依存症になっている人もいる。ネットで得られるよさは認められるが、それ以上に幸せを感じる趣味も大事だ。茄子を見てへたな絵を描く。心地よい時間の流れとともに、長期記憶として心地よい思い出になっていく。
(2)文字の発生は、甲骨文に見られるように引っ掻く、刻するということであった。脳科学的に言えば、引っ掻き、刻する行為は脳の深いところに記憶される確率が高い。○○○○ホーンのように滑らして閲覧するのとは質的に異なる営みである。不便そうにみえる営みが脳を活性化させるとしたら、そして脳の幸せに通じるとしたら、等閑に付すわけにはいかないだろう。
(3)幸せの指標をモノとお金に置き換えてきたのが、これまでの経済成長路線であった。が、これからは趣味やボランティア、自然とのつながり、人とのつながりが幸せの指標になっていくだろう。電気を付けないでローソクだけで風呂に入る人が増えつつある。

ミニ運動会

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 平成24年9月16日(日)8時50分より、大六小を会場にミニ運動会を開催。開会式では、佐々木会長が、「大二小、大三小、大四小、大西小の四校が集って運動会を催す。素晴らしいことです。怪我をしないように。」と挨拶。
 大西小の子供たち、大いに汗を流していた。手をかざす子に黙礼をする。


  手かざしに 挨拶する子の 目涼しく
 
   

敬老者対象・絵手紙篆刻入門講座

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 平成24年9月13日14時より、西大泉地区区民館併設の敬老館で「絵手紙篆刻入門講座」を催す。まず、絵手紙から。絵手紙の最終目標はへたに描くこと。なにゆえへたに描くか。水彩画家・安野光雅氏は、「絵はうまく描こうとしないことがいいのです。へたに描いた方が味がでます。」とおっしゃっている。同感である。うまく描こうとするから、肩に力が入り、定型的に描こうとする。で、味が失われる。へたに描くにはコツがいる。どんなコツか。第一は、はみ出して描くこと。第二は、塗り込まないこと。つまり、白い部分を残すこと。第三は、筆を立ててゆっくり引くこと。あたかも、ノミでほるかのように。
 次に篆刻。これは油断がならない。印の発生は、神との契約にさかのぼる。それがやがて社会契約の印となり、その社会契約を超越して芸術の世界に高められる。印を彫るとはどういうことか。その本質について、香る程度にお話をした。

パネルシアターによる読み語り(2)

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 平成24年9月12日9時50分、学校図書館を覗いてみる。一年生が身を乗り出すかのように聴きいっている。いいなあ。お話は、壊れたおもちゃのロボットを修理して使うお話。ロボット役の声がいい。演出に見応えがある。パネルに絵を貼り替えるタイミングのよさに舌をまく。いいなあ。ほんとういいなあ。

   秋風や 笛の音色に 踊る人

パネルシアターによる読み語り

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 平成24年9月12日1時間目、図書室を覗く。静かだ。二年生の子供たちが顔を前に出すかのように聴き入っている。元青少年委員の盛田さんのパネルシアターを見るのは、3回目である。いつもながら工夫されているのに感心する。盛田式パネルシアターのよさは、3人チームでシアターを運営していることだ。パネルの絵をタイミングよく替える人、音響効果、声音の変化を担当する人、そして主演を担当する人、その三者がチームを組んで効果を上げていることだ。筆者は、感動しながら学校図書館を後にした。

  楽しみはパネルシアターの人形 文楽の如く演技する時

学校保健委員会を開催

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 平成24年9月11日午後1時30分より校長室で学校保健委員会を開催しました。本校の定期健康診断等の結果を説明し、そのあと、学校医の安藤由美子先生、瀧島宏美先生、瓦井徹先生よりご専門の立場より考察、コメントをいただきました。この協議結果を今後の健康教育、啓発に生かしていきたいと思います。

ジュニアリーダ対象「絵手紙・篆刻入門講座」

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 平成24年9月9日(日)、東大泉地区区民館で「絵手紙・篆刻入門講座」を催す。53名の参加者。ます゜絵手紙から。へたに描くを目標にする。どうしてへたに描くのか。うまく描こうとすると、絵が硬くなる。デッサンの線もおもしろみがなくなる。そこで、へたに描くコツを示す。後半は、篆刻印づくり。これは、感動がある。絵手紙に自らがつくった印を押すときの感動は名状しがたい。朱印には力がある。人の心を一瞬のうちに変える。まさに印セラピー。

  絵手紙に ドラマ仕立てで 印を押す
  

連合水泳記録会

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 平成24年9月6日13時30分、大泉第三小学校を会場にして連合水泳記録会開会式を催す。
大西小、緑小、大三小の子供たちの応援の姿に感じ入る。とりわけ大西小の子供たちの応援は終始途絶えることがなかった。素晴らしい。

2年ブルーベリー収穫体験

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 ブルーベリー栽培面積が拡がった、とのニュースを聞いた。それを新聞で確かめると、練馬区のことだった。本校の隣にブルーベリー栽培をしている農家がいくつかある。ずっと以前から、なんとか教材化できないものか、と話題にしてきた。ここにきて、その教材化の道が開けた。うれしい。この写真は、平成24年9月4日の収穫体験の様子である。

キャリア教育実践講座(第6学年)

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 キャリア教育とは何か。キャリアの定義は幅広いので、ここでは初等教育における分かりやすい定義から入りたい。「直面するであろう様々な問題に柔軟かつ逞しく対応し、社会人・職業人として自立できるようにするための教育」とでもしておこう。本日は、キッザニア東京事業部の石倉努さん、ライオン株式会社の横山準さんをゲストティーチャーにお迎えした。それぞれの仕事はどんな仕事なのか。その仕事の流れ、段取りを理解することで、子供たちが潜在的に持っているキャリア発達に刺激を与えるのが本日の大きな目的である。
 キャリアとは、もともと個人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖を指す。退職後、ボランティアで働くことも、キャリアの一つであるし、余暇を使って川の清掃に精を出すのも、キャリアの一つである。そして、そのキャリアを発達させるためには、情報活用能力を高めることが欠かせない。学校教育では、様々な職業人をゲストに招き、生きた情報が得られるよう工夫している。子供たちは、真剣な眼差しで話を聴いていた。

一学期後半始まる

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 平成24年9月3日、一学期後半が始まる。8時28分、子供たちの精悍な顔を見て、うれしい。生死を左右する事故がなかったこと、有り難い。子供たちには、「事故なく戻ってきてくれて、ありがとう。」と言う。「10、10、10」の法則について話をする。目標を立てる。三日で目標を忘れ何にもしなくなることを、古人は「三日坊主」と言って戒めた。目標は唱えるだけではだめだ。紙に書く。そして唱える。まず10日続ける。これが大事。次に10ヶ月。10ヶ月続ければ自信がつく。力がつく。その次が10年。10年続ければ、その道の専門家になる。揺るぎない自信が生まれる。自信をつけて欲しい。自信をつけた人は、人の悪口を言ったり、いじめたりしないものだ。自信をつけよう。

篆刻入門講座(絵手紙に印を押そう)

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 平成24年8月29日午後2時30分より南町小で篆刻入門講座を催した。講師は松尾正幸校長、受講者は区内教職員。最初に絵手紙を描く。最終目標はへたに描くこと。へたに描くのはどうしてか。うまく描こうとするから、筆遣いが硬くなる。へたを目指せば無心になりやすい。つまり筆遣いが柔らかくなる。これがいい。へたにはコツもいる。どんなコツか。ここでは茄子を題材にして描いた。どこから描くかというと、「へた」から描くのである。これはおまじない。次に茄子の絵付け。色は全部つけない。白いところを残す。そして、葉書からはみ出すように描く。全体を描く必要はない。この三つがへたに描くための技である。この技、特別な技ではない。幼児が自然に身に付ける技である。幼児の絵に味があるのは、ゆえなきことではない。

  朱印押す ドラマ仕立てで 描く葉書

ラジオ体操

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 平成24年8月31日6時27分、校庭に出る。子供、大人、主催者の方、総勢150名ほど集まっているかもしれない。そう思いながら壇上に立つ東京都ラジオ体操連盟の方の姿を仰ぐ。すでにほぐしの運動が始まっている。汗が吹き出る。
 いよいよラジオ体操第一が始まる。第一が終わった頃、首に汗が流れる。第二が始まる。にわかに少年の日のことが思い出される。42日の休み中、皆勤賞は一回だけ。あとは38日ほどで終わった。ラジオ体操カードには6年生のお兄さんが押印してくれた印が並んでいた。その印をながめながら、時に数えながら、少なくなっていく夏休みをいと惜しんだものである。

    皆勤を手にする子らの目涼しく

小P連宿泊研修会

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 去る8月25日〜26日、ベルデ武石を会場にしてP連宿泊研修会を開催。テーマは「教育における学校の役割、家庭の役割」。分科会ごとにやりとりをした。

後期プール始まる

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 平成24年8月24日(金)、後期プールが始まりました。日中の気温は34度まで上がります。泳いでいる時も、水分補給が必要です。職員室前の庭にはミントの花が咲いています。

    マグカップに ミントの香り 漂いて

フウセンカズラ

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 平成24年8月21日朝、フウセンカズラが揺れている。そのすぐ近くにトマトが見える。少し色づいているな。カリンの実も見える。涼しい顔で黙っている。

   手かざしに フウセンカズラ 見る私

秋の気配

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 平成24年8月20日9時50分、校庭を歩く。コスモスが畑から渡ってくる風に揺れている。百日草が秋を連れてきたかのように咲いている。カリンの実が一つ。

   青カリン 明日の風を 連れてくる

ブルーベリーの研究

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 「学校の隣の農園からブルーベリーを摘んできました。生活科の学習材になると思って。実踏もかねて。」
 これは松原教諭の言葉です。時計を見ると、まもなく12時です。で、お昼休みに行ってみました。すでに摘んだ方が五人並んでいました。盛況です。私も摘ませてもらうことにしました。摘みながら、「地域の教材資源ここにあり。」と心の中で呟きました。一枚目の写真は松原教諭が見せてくれたブルーベリーです。二枚目は私が摘んでいるところです。三枚目は私が摘んだ鈴なりのブルーベリーです。
 園長さま呼んでいいのでしょうか、素敵な奥様が、「ブルーベリーは目にもいいですよ。」とおっしゃる。幸せな気持ちになりました。ありがとう。

夏の学校図書館(2)

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 平成24年8月7日9時40分、学校図書館を覗く。子供が一人椅子に座っている。「時間を間違ってプールに来たの。」と言うので、「それでは、本を読んで待つといい。」と話す。ひろばの図書館開放委員さんが、静かな学校図書館で業務に専念されている。話を伺う。「土曜日、日曜日はほとんど来てくれません。たまに中学生が勉強をしに来ます。校庭にも来ないし、子供はどこにいるんでしょうね。」と。
 筆者は、一週間に一回、練馬区立貫井図書館に通う。インターネットで予約していた、図書やCDを受け取るためだ。資料室横の机を借りて、調べ物をすることもある。そうした時に図書館職員の丁寧な対応に感嘆する。欲しい資料の相談にものってくれるし、ない資料は取り寄せてもくれる。また、インターネットで、「取り寄せ中です。」「取り置き中です。」などのお知らせもしてくれる。私が学生の頃、インターネットはなかたったし、図書館職員数も少なかったのでサービスの質は低かった。それが今では、いたれりつくせりだ。近い将来、公共図書館と学校図書館のデータベースの共有化が実現するだろう。その実現を願う。

   楽しみは予約した本受取りて電車の中でページめくる時 

オシロイバナ

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 平成24年8月6日午前10時11分、雨の音を聴く。校長室の窓越しにオシロイバナが見える。雨に濡れて咲くオシロイバナも趣があっていい。2年4ヶ月前、筆者はオシロイバナの種を蒔いた。それが、こうして咲いてくれるだけで神秘的な感じがするのは雨のせいかしら。

     オシロイの 種を数える 日なつかし
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学校行事
12/24 振替休日
12/25 全学年5時間授業 給食終
12/26 冬期休業日