風の子

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8時30分、校庭を見る。子供たちが縄跳びをしている。いいなあ。昔、「子供は風の子」と言われた。今日では、「子供はゲームの子」と皮肉を言われたりしている。が、大西の子には、「風の子」という称号を与えたい。短縄跳びは、神経系の巧緻性、平衡性を培うにはもってこいだ。
 「いいなあ。」 

日本水仙

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10時半、校庭を見る。日本水仙が咲いている。この水仙を見た子供がいるにちがいない。どんな思いで見ただろうか。
 すす払いはしただろうか。大掃除をしたあとの気持ちは清々しい。自らの心まで掃除をしたかのような錯覚に陥るからかもしれない。 
 日本水仙の白地の花弁を見ながら子供たちのことを祈った。いい年になりますよに。

書き初め

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学校で書き初めをする国は日本だけなのかもしれない。こう思って、いい国だなあと思った。筆で字を書く。この伝統は辛うじて守られている。この伝統が続く限り、日本は日本であり続けるだろう。  

避難拠点炊き出し

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これは大西小で炊き出しをしている光景である。 

連合図工展

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これは連合図工展会場である。大西小の保護者が写真を撮っているところに遭遇した。壁面の左から三番目のコーナーに版画が見える。これは大西小の児童の作品である。版画は日本の得意技であった。浮世絵を版画に仕立てた江戸文化に思いをいたす。江戸の職人技の伝統は、こんなところにも反映されているのかもしれない。職人、なんといい言葉だろう。筆者は帰りに、染織作品を出している「賄い展」にも立ち寄った。伝統の意匠を凝らした作品群に感嘆した。区立美術館は中村橋から歩いて4分。 

いのちながし

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全校朝会での話。
 「夏休み、みなさんは本を読んだでしょう。この字、何と読みますか。『ことぶき、じゅ、とし、す』と読みます。日本人は、論語でこの字が出できたら、「いのちながし」と訓読したのです。どういう意味でしょうか。先人の知恵に学ぶ。つまり、たくさんの書物を読む。読むということは、先人の知恵、先人の命を自分の中に取り込むことです。すなわち、これが『いのちながし』なのです。9月から12月、いい季節です。本を読みましょう。それは、『いのちながし』に通じます。」
 以下は全校朝会から離れた話。  
 論語に曰く。「仁ある者いのちながし」。松尾曰く。「本を読む者いのちながし。」

この一冊

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 この本を再読する。何度読んでも、胸がドキドキする。著者は、お金を貯めても心が解放されない日本人の生き方に疑問を呈する。英国では、中古住宅が売買されるが、その中古こそ大人気だ。古い物には、歴史とアイデンティティーが宿されているからだという。「もう古いよ。」「古くさいよ。」という言葉は、時に殺し文句として放たれる。英国では、その逆だ。「古い」には、成熟と歴史の意味が込められているようだ。
 新しい流行を追う生き方は息苦しいのかも知れない。そう思ってページをめくった。この夏、おすすめの一冊だ。  
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学校行事
1/10 体育集会 計測2年 安全指導
1/11 計測3年 校内書き初め展始
1/12 土曜授業 計測4年
1/14 成人の日
1/15 放送朝会 計測5年 保護者会(低学年)
1/16 計測6年