10月3日(木)の給食豆入りキーマカレーのルーは、油、にんにく、生姜、玉ねぎ、人参、鶏挽肉、マッシュルーム、小麦粉、ピーマン、干しぶどう、いんげん豆、バターの材料で作りました。材料には、干しぶどうが入っていますが、生のブドウ1キログラムから乾燥によりできる干しぶどうは、わずか200グラムです。長く保存すると糖分が結晶化してじゃりじゃりしてきます。干しぶどうには、カルシウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンB群がバランスよく含まれ、食物繊維も豊富です。また、皮ごと食べるレーズンは赤ワインにも劣らないポリフェノールも多く含まれています。 10月2日(水)の給食豚肉の三州煮は、油、生姜、豚肉、人参、しいたけ、じゃがいも、玉ねぎ、こんにゃく、生揚げ、いかの材料を炒め煮にして、砂糖、醤油、みりんで味をつけました。三州煮の三州とは、愛知県東部のあたりの地域をいいます。昔から製造業の盛んな地域で、三州味噌(八丁味噌)はその地域で作られた味噌です。三州煮は、その赤味噌を使って煮た料理をいいます。 9月30日(月)の給食チーズ入りメンチカツは豚肉、豆腐、パン粉、玉ねぎ、チーズをよく混ぜて小麦粉、卵、パン粉の衣をつけて油で揚げました。ソースは、トマトケチャップソース、みりん、赤ワインを煮て作りました。 9月27日(金)の給食さつまいもは、千葉県の多古町から産地直送で購入しました。さつまいもは、江戸時代から日本では栽培が始まりました。やせた土地でも育つので飢饉の際に多くの人々を救いました。主な成分は、デンプンですが、ビタミンCや食物せんいが多く含まれているので、肌をきれいにしてくれたり、腸の働きも活発にしてくれるので美容効果の大きい食品です。 9月26日(木)の給食めかぶごはんは、米と麦でたいたごはんに生姜、豚肉、こんにゃく、人参、油揚げ、めかぶを炒めて、味をつけて混ぜました。めかぶはわかめの根の部分です。めかぶのヌルヌルには、水溶性食物せんいのフコイダンとアルギン酸が入っています。体内では、腸内で余分な脂肪、糖分、塩分などを包み込んで出してくれる働きがあります。 9月25日(水)の給食親子丼の親子煮は、さば削り節でとっただし汁に鶏肉、人参、たけのこ、玉ねぎ、かまぼこを入れて調味料で味をつけて卵でとじてグリーンピースを入れて仕上げました。卵のタンパク質には、私たちの体で作ることができない必須アミノ酸がバランスよく含まれています。卵のプロテインスコアは満点スコアの100になります。また、卵黄、たまごの黄味には、リン脂質のコリンという成分が入っていて脳の神経伝達などをスムースにしてくれます。 9月24日(火)の給食なすのグラタンは、にんにく、玉ねぎ、豚肉、トマト、なす、ラザニア、バター、小麦粉、牛乳、チーズ、パン粉、パセリの材料を使って作りました。なすは、埼玉県で作られたものを使いました。なすは原産国は、インドです。紫色の皮には、ナスニンというアントシアン系の色素でポリフェノールの一種になります。活性酸素を抑制したり、血管をきれいにする効果があります。 9月20日(金)の給食9月19日(木)の給食今日は、十五夜で仲秋の名月です。それにちなんでかぼちゃ、白玉粉、上新粉で月に見立てた団子をつくり、月見団子汁にしました。 9月18日(水)の給食五目あんかけやきそばの上にかける五目あんかけは、豚肉、にんにく、たけのこ、しいたけ、人参、玉ねぎ、白菜、もやし、いか、えび、ピーマン、うずらの卵の材料を使いました。玉ねぎは北海道産の玉ねぎを産地直送で購入したものです。杏仁豆腐は中国発祥のデザートです。 9月17日(火)の給食かぼちゃのサブジのサブジとは、インド料理の一つで香辛料を使った野菜の蒸し煮、炒め煮のことです。今日のかぼちゃは北海道で作られたものを産地直送で購入しました。 かぼちゃは、栄養価の高さは野菜の中でトップクラスでカロテン、カリウム、ビタミンC、B1、B2、カルシウム、鉄などを含んでいます。なかでも豊富なのが肌や粘膜、目の網膜の血流をよくするビタミンA1やビタミンEなどを多く含んでいます。 9月13日(金)の給食かきあげ丼のかきあげは、えび、人参、ねぎ、玉ねぎ、ちくわ、コーン、ピーマンの材料を合わせて小麦粉、デンプンをつなぎにして油で揚げました。かけるつゆは、削り節でとっただし汁に醤油、みりん、砂糖、酒を煮て作りました。ゆかり漬けは、大根、もやしを熱湯を通してさまして塩をふりゆかりをまぜました。給食で使っているゆかりはグルタミン酸などの添加物が入っていないゆかりを購入しています。 9月12日(木)の給食かつおでんぶは、かつおぶしを弱火でゆっくりこげないようにから炒りし、細かくして砂糖、みりん、醤油で味をつけて白ごまを混ぜました。でんぶは、魚肉などの加工品で佃煮の一種です。言い伝えによると京都で昔、病気で食のすすまない人にかつおぶしを粉にして醤油やお酒で味をつけて食事にそえて出したところ食欲がすすんで病気もなおったということが始まりだそうです。これこそ医食同源です。 9月11日(水)の給食今頃は、ぶどうのおいしい季節です。今日はぶどうジュースなどを使い、ぶどうゼリーを作りました。世界のぶどうの生産量の約80%はワインの原料として使われていますが、日本では、生産量の約90%が生食用に使われています。黒い皮のぶどうには、抗酸化作用のあるアントシアニンなどが含まれています。これは、視力の回復、肝機能をうまく整えてくれる働きなどがあります。 9月10日(火)の給食四川豆腐は、豆腐、にんにく、ショウガ、唐辛子、豚肉、タマネギ、たけのこ、人参、しいたけ、チンゲン菜の材料を炒めて、豆板醤、さとう、醤油、ごま油などで味をつけてくず粉を水でといて濃度をあげました。 9月9日(月)の給食今日9月9日は重陽といって菊の節句ともいいます。昔は、邪気を払い、長寿を願って菊の花を飾ったり菊の花びらを浮かべた酒をふるまい、お祝いをしていました。給食では、食用の菊をごはんに混ぜて菊花ごはんを作りました。食用の菊は、青森県八戸市で作られたものです。菊には、食物せんい、カリウムなどのほかに今はやっている脂肪の代謝をスムースにしてくれるクロロゲン酸も入っています。 9月6日(金)の給食今日のくだものの梨は、幸水という品種です。千葉県産です。梨は、沖縄県を除いて日本の各地で作られています。梨は90%が水分ですが、梨に含まれるカテキンやアルブチンという成分は、体の熱を冷まし、汗によって消耗された水分を補う働きがあります。梨のしゃきしゃきした食感は、石細胞といわれる食物せんいによるものです。また、タンパク質分解酵素を含んでいるので今日のような肉料理のあとのデザートに梨は適しています。 9月5日(木)の給食冷しきつねうどんのつゆは、さばの厚削り節でとっただしに、しょうゆ、みりん、お酒などで味をつけました。油揚げは、短冊に切りお湯をかけて油抜きをして砂糖、しょうゆなどで味をつけてつゆの中に入れました。油揚げを使ったものをきつねと言うのは、稲荷の使いであるキツネは油揚げが好きだったので、そこからきています。それで、きつねうどんや稲荷寿司には、油揚げを使用するわけです。 9月4日(水)の給食野沢菜ふりかけは、塩漬けした野沢菜を細かくきざみ、よく炒って水分を蒸発させます。しらす干しも炒って水分を蒸発させます。そこに、ごま油、砂糖、しょうゆを合わせて作った調味液を混ぜて作りました。デザートはすいかです。長野県で作られたものです。夏バテに効果のある食品の一つです。 9月3日(火)の給食揚げパンは、コッペのねじりパンを油で揚げてきなこ、さとうを合わせたものをまぶしました。きなこは、大豆を炒って皮を除いて挽いた粉です。きな粉には、植物性のタンパク質を多く含んでいて、食物繊維も多いので、腸のはたらきをスムースにしてくれます。 |
|