書き初め大会 初日いろいろな諸説がありますが、江戸時代よりずっと前から始まったようで、江戸時代に入り寺子屋の普及で庶民にも勉強することが広まりました。 文字が一般に普及していくにつれて文字を書く風習が広まり、書道はとっても大事な学習とされていました。明治になると学校の授業で習字が必須となり、一般にも「書き初め」が広まったのです。本来は、書き初めを行うのは毎年1月2日に行うことになっており、この日は「仕事始め」、農家では作物を作り始め、商家では初荷を出していました。 この仕事始めのしきたりに習って、元旦の朝にその年に初めて井戸からくんだ水を使って墨をすり、その年の恵方に向かって文字や詩歌、四字熟語を書いて、恵方の方角に貼ったりするのが恒例になっていきました。 書き初めは、今年一年の抱負や意気込みを書くことで新しい年が良い年になるようにと願いを込めます。また、新しい年に文字を書いて、文字がきれいに書けるようになる事を願ったのです。そして、この書初めで書いたものは、1月11日に行われるどんど焼きの火で燃やし、炎が高く燃え上がることで書き初めに書いた抱負が叶い、書道が上達するといわれているそうです。 この伝統的な文化を、本日2年、5年、6年が教室、体育館を使って書き初め大会を行いました。寒い体育館も朝から、主事さんの協力で温かい体育館となり、心を落ち着けてそれぞれのお手本を見て一生懸命に書き上げていました。 三学期始業式皆さんに質問です。いつもだとおはようございます。こんにちはと挨拶を交わすのに、このお正月だけは、おめでとうございます。とご挨拶するのはなぜでしょう? 〜手が元気に上がって答えてくれました。〜 そうですね新年を迎えた喜びもありますね。5年生や6年生の皆さんは、〜おとしとり〜という言葉を聞いたことありませんか?いろいろな説がありますが、このお正月で、全員一つ歳をとったことにしたんですね。誕生日が来ていない人も、自分の歳に一つ足します。数え年とも言われます。正式な歳は満○歳といいますね。 ここにいる全員が一つ歳をとりました。最初にお話ししたように一つお兄さん、お姉さんになりました。6年生は4月からは中学生、1年生は、4月からは新しく1年生が入ってきますよ。 おめでとうとお互いに感謝を込めて挨拶を交わすのが、このお正月です。全員共通して時間が進みました。三学期がいよいよ始まりました。時間を大切に、一年間のまとめをして、次の学年への準備をする時期になりました。頑張ってそれぞれの目標を達成してください。 私のお話の後に、4年生の代表3名が、新年に向けて立派なめあてをお話ししていただきました。とても立派でした。皆さんも是非、新しい目標に向かってこの一年頑張りましょう。 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 写真は・・・ 新年の朝日を浴びた夏雲小の校舎。 正門掲示板の新年の飾り。 本校の北側の団地の門松。 ※この門松の竹は本校の竹林の竹を使用していただいています。 今年は例年よりも少し長い冬休み。 元気な子供たちの姿が集まる日を楽しみにしています。 |
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