6月8日かみかみサラダ 6月7日丸干しいわし 五目きんぴら うすくず汁 6月6日ポトフ パンチビーンズ 6月2日キャロットポタージュ 6月5日 「心は形 形は心」さて、今日の校長先生のお話は、その『心』のお話です。みなさんの『心』は、どこにあると思いますか? 胸のあたりかな、おでこの辺りかな、それとも目の辺りかな。きっとそれぞれに「ここ!」と思うところがあるでしょうね。 では、その心は見えると思いますか?「見えるわけがないよ。」と思っている人がいるかもしれませんが、校長先生は見えると思います。心は形になって現れてくるのです。 例えば、靴の脱ぎ方です。 みなさんの靴箱を、校長先生はいつも見ています。すると、きちんとかかとを揃えてしまってある靴があるかと思うと、かかとが離ればなれだったり、右と左が逆さになっていたり、裏返しになっていたり、中には床に落ちていたりしている靴もあります。 黙ってそれらを見ていると、靴を脱いだときのその子の心の様子が、校長先生には伝わってきます。きちんと揃ってしまっている靴からは、「この子は、ていねいに揃えようという気持ちをもって靴をしまったんだな。気持ちが落ちついているな。」と分かります。 その反対に、揃っていない靴からは、「この子は、誰かとけんかでもして嫌な思いで帰ってきたのかな。」とか、「ほかのことに気をとられていたな。あわてていたんだなあ。」などが伝わってきます。 その時の『自分自身の思い』が『心』となって、『靴の脱ぎ方』という『形』になって現れるのです。 学校の靴箱での靴のしまい方、家の玄関での靴の脱ぎ方、トイレのスリッパの脱ぎ方など、どれも一つ一つ考えてみると同じようなことが言えます。 では、もし、隣の靴箱の友達の靴が揃っていなかったら、どうしましょう? その時は、黙ってそっと揃えてあげましょう。きっと、その心は相手に伝わり、「ありがとう」の心にこだますると思います。そして、自分自身の心も温かくふくらませます。 心は形、形は心です。 6月1日青菜のすまし汁 5月31日即席漬け じゃがいもの味噌汁 5月30日わかめサラダ 冷凍みかん 5月30日 「一生のうちに読める本は…」本校の取組に先立って、全国では4月23日の「子ども読書の日」をスタートにして5月12日までの約3週間は、「こども読書週間」でした。 1959年(昭和34年)に始まった、「こども読書週間」。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日〜14日)でしたが、2000年から、今の4月23日の「子ども読書の日」から5月12日になったということです。今年の「こども読書週間」の標語は、『小さな本の大きなせかい』でした。 小さい時から本を読む楽しさを知っていることは、とても大切なことです。北町小でも朝読書を推進していて、1週間のうち金曜日の朝の10分間は、本を読むことになっていますね。読書週間も年に2回実施しています。秋にはもみじの読書月間を実施します。みなさんは、今どんな本を読んでいますか?これまで読んだ本で一番好きな本は何ですか?小さい頃に読んだ本で心に残っている本は、一生の宝物になります。 校長先生は、これまでいろいろな本を読んできましたが、今思い出してみると何冊かの大切な本との出会いがありました。いくつか紹介します。 小学校の頃よく読んだのは、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズです。怪人二十面相と明智小五郎の対決に胸を躍らせて読んでいました。このシリーズで推理小説のおもしろさを知って、次にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズをたくさん読みました。 それから、とにかくいろいろな本を読んできました。大人になってから、絵本もよく読みました。(「はらぺこあおむし」「まほうよりもすごいもの」) 以前、校長先生の友達と「一生のうちに何冊本を読めるか」という話をしたことがあります。1年間は365日で、だいたい52週間くらいです。1週間に1冊として、1年間で約50冊、10年間で500冊です。50年読み続けても2500冊にしかなりません。一説によると、年間7万冊以上の本が出版されるということです。そう考えると、人が誕生して亡くなるまでの間に読める本は、限られていることがよく分かります。 だから、読む1冊1冊の本を大切にしたいものです。もしかしたら、みなさんの中には、どの本を読んだらいいか分からないという人がいるかもしれませんね。そういう人は、ぜひ北町小学校の図書館に行ってアドバイスをもらってください。 本の中では、昔でも、今でも、未来でも、どの時代へも行くことができます。日本でも、外国でも、宇宙でも、どこへでも行けます。別な人でも、動物でも、魚でも、何にでも変身することができます。本の中では、できないことはありません。 さっそく本を読みたくなってきませんか? 5月26日大根サラダ 5月25日グリーンアスパラのクリームスープ 5月22日(月) 本気で取り組む運動会が一日一日近づいてきて、みなさんが本気になってきました。やることが分かってきて本気になってきました。演技することが楽しくなって本気になってきました。上手になって本気になってきました。うまくいかずに気合いを入れられて本気になってきました。「とてもいい動きだね。」とほめられて本気になってきました。 本気になってきたことは、みなさんの声で分かります。みなさんの動きで分かります。みなさんの表情、特に目で分かります。 この本気が、運動会当日まで続くには、本気の裏側にある自分のめあてをもう一度しっかり、はっきり見つめて取り組んでいきましょう。 5月27日の運動会本番にみなさんの一番の本気の姿が見られることを楽しみにしています。 5月24日もやしのごまサラダ 生揚げの味噌汁 5月23日コーン卵スープ ジューシーフルーツ 5月22日やさいのナムル 5月19日粉ふきいも やさいスープ 5月18日野菜のピリ辛オイスターソースがけ 5月16日野菜のマスタードあえ 5月15日切干大根の含め煮 豚汁 5月15日 「手と手を合わせる 〜「五をください!」って何のこと〜ではもし、「五をください。」、英語では「Give me five.」と言われたらどうしたらいいでしょうか。例えば鉛筆がたくさんあって、こう言われたら5本渡せば良さそうな気もします。しかし、何もないところでいきなり、「五をください。」と言われても困ってしまいます。では、「Give me five.」と言われたら、どうすればいいのでしょう。 ヒントです。朝、校門のところでみなさんと挨拶をしている時、校長先生と手と手をパチンと合わせてくれますね。そうなのです。こうして手のひらを相手に向けてみます。すると片手の指は5本ですね。「五」、「five」は、手のひらのたとえです。 ですから、英語で「Give me five.」は、お互いに片手を出してパチンとやることなのです。 サッカーや野球などの試合をテレビで観ていて、点が入った場面は盛り上がります。ボールをシュートした人やバッターの周りにチームメイトが集まってきて、お互いの手をパチンと合わせていますね。みなさんも、友達が何かやっていてそれがうまくいったのを見ると、その友達の手と自分の手をパチンと合わせて「やったね」と一緒に喜んであげることがあるでしょう。 実は、みなさんが国語で習った漢字、これから習う学年もありますが、この「Give me five.」のような漢字があるのです。この文字を見ましょう。「屮」の形が二つ重なっていますね。この二つの「屮」は手を表しています。 この漢字は何という漢字だと思いますか。この二つの手がこのように変わっていく。もう気が付いた人がいますね。そうです。「友」という漢字になるのです。3年生は、去年勉強した漢字を良く覚えていましたね。「友」という漢字には、もともと手と手を取り合って助けるという意味があるのです。 さあ、新しいクラスになって、ひと月半です。新しい友達はできたでしょうか。運動会の練習もどんどん進んでいると思います。その中で、友達のがんばりや成功をほめてあげれば、その喜びは2倍になります。困った友達を助けてあげれば、その苦しみは半分になります。もし、クラスの仲間がみんな友達になれば、喜びは何十倍にも、そして苦しみや悲しみは限りなく小さくなるものです。 |
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