9月5日(火)の献立吉野汁はすまし汁にくず粉を溶いて、とろみをつけた汁のことです。あんかけのように口当たりがよく冷めにくい特徴があります。吉野汁という名前は、くず粉のくずの産地が奈良県の吉野であることからつきました。吉野汁の他に、吉野酢、吉野煮、吉野揚げなどの料理があり、すべてくず粉を使って作ります。吉野汁の具は淡泊な味のものがよく使われます。 くず粉は現在貴重品で価格が高いため、代わりにじゃがいものでんぷんで作ったかたくり粉を使用することが多いようです。 9月4日(月)の献立きつねうどんの「きつね」とは、甘辛く煮た油揚げのことです。「きつね」という名前がつけられたのは、昔から油揚げがきつねの好物であるとされていることに由来します。逆に「たぬき」そばというものも存在しますが、関東では天かすがのったそばのことを指し、天ぷらの種をぬいて天かすだけになっていることから「種(たね)ぬき」がなまって「たぬき」になったといわれています。(諸説あります。)食べ物の名前の由来もいろいろありおもしろいですね。 9月1日(金)の献立長い夏休みが終わりました。42日ぶりの給食は、人気の献立カレーとゼリーです。 カルピスゼリーはカルピスを水で薄めたものを寒天で固めて作ります。カルピスの原料は生乳(絞ったままの牛乳)です。生乳から脂肪分を取り除き、乳酸菌と酵母を加えて発酵させて作ります。元々は内モンゴルの人々が飲んでいた発酵乳をヒントに作られたものだそうです。体によい成分もたくさんふくまれていますが、砂糖の量が多いので飲み過ぎには注意が必要です。 |
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