10月4日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 新美南吉が書いた「ごんぎつね」は、昔から4年生の国語の教材として使われています。教科書に載っている挿絵がまた印象的で、読み手に伝わる大切な要素となっています。教科書は何年かごとに改訂があるので、以前指導していた頃の絵とは違った雰囲気になっていましたが、それぞれの場面に合った絵が使われていました。また、色合いがとても鮮やかな挿絵になっていました。 昔、指導していて印象的だったのが、真っ赤な彼岸花が出てくる場面です。兵十のおっかあが亡くなり、その葬列と田んぼのあぜ道に咲く彼岸花との対照が心に残る場面です。その様子をながめている「ごん」の気持ちにも結び付きます。 「ごんぎつね」は、心の変化が見事に描かれているとともに、やるせない悲しみを残して物語が終わるところに児童文学としてのすばらしさがあります。さらに、物語で使われている言葉の一つ一つが人物の気持ちや情景描写と重なり、とても味わい深い文章となっています。例えば、物語の最後はこう書かれています。「兵十は、火なわじゅうをぽとりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」・・・今日の授業の後半では、子ども達の初発の感想を発表し合っていました。一人の子が「『死んだ』って書いてないよね」と言うと、他の子が「ごんは死んだんじゃないの?」と、それだけで子ども同士の意見は大盛り上がりでした。 昔行った授業では、「青いけむりが、まだつつ口から細く出ている」というのは、ごんはまだ少し生きているはずと考えた子がいました。そして、この後兵十がどんな言葉をごんにかけてあげたかを想像してみようという展開で授業をしたことがあります。 昨日から秋の読書旬間に入りました。ゆっくり本に親しむ時間をつくることがまず大切です。本を読むことを通じて、子ども達の感情が豊かに育っていくようにさせたいものです。 2校時は、6年3組の算数の授業観察に行きました。「速さの表し方を考えよう」の単元の最初の授業でした。最初に、「どのようにしたら速さを比べることができるか」ということについて考えました。同じ距離であれば、進む時間が短い方が速いということになります。また、同じ時間であれば、進んだ距離が多い方が速いということになります。(こちらの考え方の方が小学生には難しい) 授業では、動画で2種類の車の進む様子を映し、子ども達にストップウォッチを持たせて速さ比べをさせていました。(写真中)最後に、距離もかかった時間も違う動画が示され、速さが一概に比べられない場合が出てきました。そこからが算数としての本題です。式を立てて、単位量当たりの時間を求めたり、距離を求めたりして速さを比較していきました。6年生の算数では、時速や分速、秒速などの求め方についても学習していきます。 いよいよサクラ草の植え替えの時期になりました。今年は昨年よりもさらに苗が順調に育ってきています。例年よりも早めに植え替えを始めることができました。全校のトップバッターは、6年2組でした。5校時に中庭に集合し、植え替えのコツや育て方の極意を伝え、一人一鉢ずつ植え替えをしました。(写真下) 6年生は、学校用の植木鉢(白い6号鉢)に植え付けました。植え替えひとつとっても一人ずつ個性が出るものです。サッと済ませて持ってくる子もいれば、ていねいにていねいに時間をかけて植え替えをしている子もいました。 6年生が卒業する頃には、満開のサクラ草でいっぱいになっていることでしょう。 10月4日の給食![]() ![]() カントリーサラダ 牛乳 一口メモ スパゲティピザソースについて 今日は、ピザソースをスパゲティにかけてみました。給食では、練馬大根スパゲティやミートソーススパゲティ、クリームソーススパゲティ、きのこスパゲティなど、いろいろなスパゲティを工夫して出しています。 今日のピザソーススパゲティは、豚肉やウインナーも入り、子ども達の大好きな味に仕上がりました。 家庭科調理実習(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日本食の代表としてみそ汁の学習をしました。はじめに煮干しの頭とはらわたを出して、水からだし汁をとります。そして、各自家庭から持ち寄った具を洗って切ります。いちょう切り、たんざく切り、小口切り、さいの目切りなど包丁の使い方も少しずつ慣れてきました。 最後に、みそをだし汁でとかして、ふっとう寸前で止めて出来上がり。みその香りとだしのうまみで、満足した子供たちでした。 10月3日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ダンスや組体操の表現種目について、1年生から順にどんなところがすばらしかったのかを話していきました。学年順に話をしたので、次の学年は自分達のダンスの何を褒めてくれるのかなと身を乗り出すようにして期待する雰囲気が感じられました。 朝会の話もそれほど長くはできないので、運動会の全てについて話すことはできませんでした。各ご家庭でも、運動会をご覧になった後、たくさんたくさん褒めてあげたことでしょう。今後も様々な場面で子ども達のがんばりを認め、褒めていきたいものです。 6年生の組体操の話が終わったところで、リレーの選手や応援団のがんばりについても話をしました。リレーの選手は、選ばれた時はうれしい気持ちでいっぱいだったでしょうが、運動会当日の緊張感とプレッシャーは相当なものであったはずです。また、応援団は、練習の時から常に全力で声を出し、運動会全体を盛り上げてきました。田柄小の運動会の立役者として、すばらしい活躍でした。 最後に話したのは、運動会で得たことを今後の学校生活に生かしていく具体例についてです。運動会では、どの学年も大きな声を出すことの大切さ・すばらしさを学びました。であるならば、毎日のあいさつを大きな声ではっきり言うことや、授業中に自分の意見をはっきり伝えることに生かしていくべきです。今後の子ども達の活躍にも期待していきましょう。 運動会の日に、本部席付近から写真を撮りました。その写真データをもとに編集し、運動会の写真資料を作りました。(昨日一日かかって作成し、A4版15枚にまとめました。)保健室前の掲示板に貼ったところ、さっそく子ども達がたくさん見に来ました。(写真上)1年生の子ども達も何人か見に来ていて、5年生のソーランや6年生の組体操がすばらしかったと話していました。子ども達にとっては、運動会当日になって初めて他学年の演技を見たことになります。下級生にとっては、上級生のすばらしさを感じることができた運動会でもありました。お兄さんお姉さんへのあこがれの気持ちをもつことができた運動会だったはずです。 様々な学年やクラスで、運動会の振り返りをしていました。新聞形式に運動会のことをまとめていた学年もありました。2年生は、図工の時間に運動会の絵を描いていました。(写真中)フラフープを使ったダンスや、50m走、団体競技の元気玉など、どの場面もとても生き生きと描かれていました。今月は、来週土曜日が学校公開日になっています。教室や廊下に運動会関係の掲示物が並ぶことになると思います。 中休みに、体育館に交流学級の班長が集まり、班長会が開かれていました。(写真下)ペアの上の学年が班長になるので、4〜6年生の子ども達です。11月7日に行われる「子どもまつり」に向けた打ち合わせをしていました。今月何回か交流学級活動が位置づけられています。それぞれの班で、子どもまつりに向けてどんなお店を用意していくかということを中心に、活動が始まっていきます。班長の重責をしっかり感じて、下学年をリードしていかなければなりません。 運動会は終わりましたが、もうすでに学校内では、次の取組に向けた準備が始まっています。 10月3日の給食![]() ![]() キャベツのマリネ 牛乳 一口メモ キャベツのマリネについて マリネという言葉は、フランス語で「浸す」という意味です。 マリネは、スペイン、ノルウェー、イタリアなどでよく作られている料理です。今日は、キャベツを使ったマリネを出しました。マリネは、肉や魚の臭みをぬく効果があります。 |
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