6月26日 「おはようございますの『ございます』」さて、今日のお話は、朝みんなが言っている「おはようございます」です。 俳優さんや歌手などの芸能人や放送関係者は、昼でも夜でも、その日初めて会う人には、「おはようございます」とあいさつをします。おもしろいですね。これってどうしてでしょうか? 誰かと出会ったときのあいさつには、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」などがありますが、「おはよう」だけには、相手を大事にする意味がある「ございます」が付きます。 そこで芸能界では、相手(お客様)を大事にするという思いを込めて「おはようございます」を朝、昼、夜いつも使うようになったと言われています。(松竹芸能の先々代の社長さんが提案したと言われているそうです。) では、どうして「おはよう」だけに、「ございます」を付けるようになったのでしょう? それは、「歌舞伎(かぶき)」から来ていると言われています。 「歌舞伎(かぶき)」って、聞いたことがあるでしょうか? 400年位前から始まった日本の伝統的なお芝居です。派手な衣装とお化粧が特徴です。 テレビや本で見たことがある人がいるかもしれませんね。 さて、歌舞伎の役者さんは、派手なお化粧とか衣装の準備に時間が掛かるので、かなり早めに劇場(芝居小屋)に入場したそうです。 その際、劇場の「楽屋番(がくやばん)」と呼ばれる裏方さんが、この役者さんたちに対して、いつも「お早うございますね。」と声をかけていました。 これは、『出番までまだ時間があるのに、お早いお着きでございますね。ご苦労様でございます。』という意味です。 元々この言葉には、「あいさつ」というよりも、むしろ「気遣い」の気持ちが含まれていたのですね。 そして、この「お早うございますね」が、いつしか「おはようございます」に変化したと言われています。 みなさんも、「おはようございます」を相手のことを大事にするあいさつとして、心を込めてあいさつをしてみましょう。 校長先生と委員会委員長との会食一年生を迎える会について1年生137人は、6年生のお兄さんお姉さんと手をつなぎ、花のアーチをくぐって入場。入場前は「楽しみだな」「うれしいな」といっていたけれど、拍手で迎えられ、ひな壇に上がるときは、緊張していたのか顔が硬い子も何人かいました。 それも少しの間。はじめの言葉が終わって、ドレミの歌の時間になりました。1年生はドの音で立ち上がって歌います。立ったり座ったり、学年が、学校が一丸となって大合唱できました。 楽しい歌のあとは代表委員会の人が計画してくれたじゃんけん列車の時間です。待ってましたといわんばかりに、みんなの顔がきらきら。わかりやすく楽しい見本を見せてくれたお兄さんたちに、笑い声をもらすこともありました。 6年生、5年生の目の前に出発してスタート。 はじめは高学年の人じゃんけんをしました。名前を伝え、好きなものを紹介してじゃんけんをします。まだ関わったことのない学年の人たちと、勝った負けたととても盛り上がりました。 2年生からはあさがおの種をプレゼント。すてきな歓迎の言葉と一緒に、きれいな絵のついた贈り物をもらいました。学級に帰ってからは、「まだ植えないの?」と、楽しみが増えたようです。 今度は1年生が出し物をする番。 入学してから練習してきた、「一年生になったら」を披露しました。休み時間真剣に練習をした、代表の言葉も大きな声で堂々と言うことができました。1年生全員の声が体育館に響き渡りました。 校長先生やおわりの言葉を聞いて、今度は一人で退場です。きちんと一列で花のアーチをくぐって、退場することができました。 入学してから3週間。たくさんのことを勉強したり挑戦したりして毎日大変だけれど、成長した姿を見ることができました。 水道キャラバン2017
6月22日(木)、各クラス2時間ずつ理科室で水道キャラバン2017を実施いたしました。これは、東京都水道局の方が、水が家庭や学校に届くまでの仕組みや、安心して使える水にする方法などを教えてくれる事業です。
キャラバン隊の方が、水源林やダム、浄水場や水道管等の水道設備の仕組みやそこで働く人々の工夫、さらには水道の歴史まで、映像を用いた劇、演示や実験などで丁寧に教えてくださいました。 中でも、子供たちの目が輝いたのが、水の汚れを固めて集めて沈め、さらにはろ過をする実験です。にごっていた水が透明になっていく様子が不思議でした。 最後に、安心して使える水は世界中ではとても貴重なものだとのお話を伺いました。ぜひご家庭でも水の使い方について話し合ってみてください。 また、飲み比べキットというお土産もいただきました。東京のおいしい水を味わってみてください。 ふれあい環境学習体育館でのごみの分別体験や、フリップを活用した説明などを通し、分別の大切さと清掃局の方々の苦労、地球環境を守る方法などについて考えることができました。後半には中庭に移動して、中身の見えるスケルトン清掃車を見学し、ごみが取り込まれる仕組みや清掃車の構造について学びました。 ご家庭でも、ごみの分別についてお子様と話し合ってみてください。 セーフティー教室を行いました
6月10日(土)に、光が丘警察署生活安全課の方を講師としてお招きし、セーフティ教室を行いました。低学年は連れ去り防止について、高学年はネット犯罪防止について、実演やビデオなどを見ながら、学習しました。主事さんの迫真の演技に、子供たちも真剣な眼差しでお話を聞いていました。
6月22日ししゃもの磯辺揚げ 黒蜜寒天 6月19日大根とねぎのすまし汁 6月16日くだもの(なつみオレンジ) 6月15日五目豆 じゃが芋と玉ねぎの味噌汁 6月14日キャベツのあっさりあえ 6月12日豆腐と玉ねぎの味噌汁 6月19日 水となかよくなろう実は、校長先生は大学1年生まで、泳ぐことができませんでした。だから、今日は自分自身の経験から、みなさんに「水遊び」や「浮く・泳ぐ運動」、「水泳」を学習するのに大切にしてほしいことをお話ししたいと思います。 一番大切にしてほしいことは、「水となかよくする」ということです。まず、水にやさしくすることです。水の中で楽しく笑顔で運動できるといいですね。それから、よく考えて運動することも大切です。 具体的には、3つあります。 1つは、めあてをもつことです。「体調に気を付けて、毎回入るようにする」とか、「もぐれるようにする。」とか、「25mおよげるようにする。」とか、「息継ぎをできるようにする。」とか、一人一人が今年は、何をどんなふうにがんばるのか、具体的なめあてをもちましょう。 2つめは、そのめあてを達成するためのポイントを考えることです。「早寝、早起き、朝ご飯」や「水の中で息をしっかり吐く。」「力を抜く。」「手のかきと足のけりのタイミングを合わせる。」など、自分で考えたり、友達にアドバイスをしてもらったり、先生に教えてもらったりしながら、ポイントをはっきりさせて挑戦してみましょう。 3つめは、安全に気を付けることです。せっかく、自分のめあてを達成できても、約束を守らず、けがをしてしまったり、病気になってしまったりしたら、めあてを達成するどころか、水の中に入ることさえできなくなってしまします。自分の安全だけではなく、まわりの友達の安全にも気を配ってあげましょう。 「水となかよくする」ことを大切にしながら、めあてをもって、できるようになるためのポイントを考えて、安全に気を付けながら、水遊び、浮く・泳ぐ運動、水泳に取り組んでいきましょう。 6月12日 「かたつむり」みなさんは、雨の日には外で遊べなかったり、プールには入れなかったりして残念ですが、この時期の雨は「恵みの雨」といって、作物や生き物を育てます。雨が降って喜んでいる草花や生き物がいます。かたつむりもそうです。 今日のお話は、「かたつむり」です。中国人のリューユイという人が作った「かたつむり」という詩を読みます。最後にみなさんに考えてもらうところがあるので、よく聞いていてください。 かたつむり リューユイ かたつむり おかしいな 目玉がつのの上にある おかしくない おかしくない ( ) ★ え? どうしておかしくないのでしょう。 おかしくない おかしくない 目玉が上ならよく見える ★ なるほど、その通りですね。 かたつむり おかしいな おうちをしょって歩いてる おかしくない おかしくない ( ) ★ さて、今度はどうでしょう。 おかしくない おかしくない てきにあったらもぐり込む ★ ちゃんといいことがあるんですね。おかしいと思っている方がおかしいのかもしれません。 かたつむり おかしいな お腹がそっくり足になる おかしくない おかしくない ( ) ★ もう考えてみましたか? おかしくない おかしくない 足が大きけりゃ安全だ ★ さて、最後の連です。 かたつむり のろいなあ 動かないのとおんなじだ のろくたって のろくたって ( ) ★ 最後の文をあなたならどう続けるか考えてみましょう。 ヒントを一つ。さいごに「いいんだよ」ということばでしめくくられています。 のろくたって のろくたって ( ) いいんだよ では、もう一度最初から続けて読みます。答えは、今日の給食の時間にお話ししますので、お楽しみに。 6月9日大根ごまサラダ 沢煮椀 6月8日かみかみサラダ 6月7日丸干しいわし 五目きんぴら うすくず汁 6月6日ポトフ パンチビーンズ 6月2日キャロットポタージュ 6月5日 「心は形 形は心」さて、今日の校長先生のお話は、その『心』のお話です。みなさんの『心』は、どこにあると思いますか? 胸のあたりかな、おでこの辺りかな、それとも目の辺りかな。きっとそれぞれに「ここ!」と思うところがあるでしょうね。 では、その心は見えると思いますか?「見えるわけがないよ。」と思っている人がいるかもしれませんが、校長先生は見えると思います。心は形になって現れてくるのです。 例えば、靴の脱ぎ方です。 みなさんの靴箱を、校長先生はいつも見ています。すると、きちんとかかとを揃えてしまってある靴があるかと思うと、かかとが離ればなれだったり、右と左が逆さになっていたり、裏返しになっていたり、中には床に落ちていたりしている靴もあります。 黙ってそれらを見ていると、靴を脱いだときのその子の心の様子が、校長先生には伝わってきます。きちんと揃ってしまっている靴からは、「この子は、ていねいに揃えようという気持ちをもって靴をしまったんだな。気持ちが落ちついているな。」と分かります。 その反対に、揃っていない靴からは、「この子は、誰かとけんかでもして嫌な思いで帰ってきたのかな。」とか、「ほかのことに気をとられていたな。あわてていたんだなあ。」などが伝わってきます。 その時の『自分自身の思い』が『心』となって、『靴の脱ぎ方』という『形』になって現れるのです。 学校の靴箱での靴のしまい方、家の玄関での靴の脱ぎ方、トイレのスリッパの脱ぎ方など、どれも一つ一つ考えてみると同じようなことが言えます。 では、もし、隣の靴箱の友達の靴が揃っていなかったら、どうしましょう? その時は、黙ってそっと揃えてあげましょう。きっと、その心は相手に伝わり、「ありがとう」の心にこだますると思います。そして、自分自身の心も温かくふくらませます。 心は形、形は心です。 |
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