ドングリ笛を作ったよ(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() マテバシイという木のドングリは、固くて、虫のつかないドングリです。固いので、竹串で中の実をほじくり出すのにも一苦労…のはずでしたが、子どもたちは作業に没頭していました。 「どれぐらい削ればいいの?」「やってあげるよ。」 「どうやって吹くの?」「(下唇を当てて)こうやるといいよ。」 「吹けないなぁ。」「がんばれー!」 子どもたちの中で自然に関わりが生まれていました。ドングリ笛作りを通して、友達との関わり方も学んでいます。 顔を赤くして練習していた子が 「やったぁ!音が出た−!」 と、満面の笑顔で喜んでいました。夢中になってやり遂げる楽しさを味わえることも、生活科の面白さの一つです。 秋と仲良くなるために、次は何をしようかな。子どもたちと一緒に考えて、活動していく予定です。 響けうたごえ 〜練馬区の歌〜![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10月19日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日は3年生の先生に、そして今日は保健の先生にインタビューをしていました。田柄小についての感想や、子ども達の良いところについて話をしてもらっていました。(写真上)各教室では、給食を食べながら放送を聞いています。校内のいろいろな先生方のお話を聞く、良い機会にもなっています。 先日、農業体験でいつもお世話になっている地域の吉田さんから、キジのはく製を寄贈していただきました。職員玄関内に飾ってあります。休み時間になると、子ども達が珍しそうに集まってきて、ケースの中をのぞき込んでいきます。今日は、1年生の子ども達がはく製を見ていたので、声をかけてみました。(写真中) 「何という名前の鳥か分かりますか?」・・・「ハトかな」・・・「ヒントは、桃太郎のお話に出てきます。」・・・「あっ、キジだ!」「正解!」 2種類のはく製が飾ってありますが、右側が昔から日本に生息している一般的なキジです。きれいな青色をしていますが、これはオスの特徴です。メスは、茶褐色で目立たない色をしています。田舎の山間部に昔はよく見られる鳥でした。「ケーン、ケーン」という鳴き声を、自分も聞いたことがあります。 左側の黄色(金色っぽい色)のはく製も、キジの仲間だそうです。調べてみると、「キンイロキンケイ」という名前でした。やはり、このように美しい姿はオスだけに見られる性質のようです。首のあたりに、黒とオレンジ色の縞模様があり、あとはふさふさとした黄金色の羽毛におおわれています。原産地は、中国の奥地と書かれていました。吉田さんのお父様が、昔これらの動物を飼育されていたそうです。他にも、ワニやリスなど、いろいろな動物を飼っていたと言われていました。 じっと見つめていた1年生の子が、「わっ、生きてる!」と言いました。はく製を見ていて、動いたように感じたのでしょう。本物のキジをはく製にしたのですから当然ですが、今にも動き出しそうな迫力です。 5校時に、4年生の教室で「手話体験教室」の振り返りカードを書いていました。(写真下)午前中、出張で不在だったため、見ることができませんでしたが、3,4校時に体育館で手話体験教室がありました。4年生は、総合の学習の時間に、「誰もがよりよく関わり合う」という内容で、障害者理解の学習に取り組んでいます。今日は、聴覚障害者協会の方々にお越しいただき、障害についてや、手話についての指導をしていただきました。4年生の教室内には、団体貸出しで借りている手話に関する本がたくさん置いてあります。今日の学習をきっかけに、多くの子が関心をもてると良いと思いました。 10月19日の給食![]() ![]() ほっけの開き 大根サラダ 吉野汁 牛乳 一口メモ ほっけの開きについて ほっけは、おもに北海道でとれる魚です。北海道で食べるほっけは特においしいと言われています。 今日は、ほっけを干した干物を焼いて出しました。干物は、生魚よりも栄養価が高いと言われています。ぜひ各ご家庭でも魚の干物を味わってみてください。 10月18日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3校時は低学年(1〜3年生)が、4校時は高学年(4〜6年生)が体育館に集まり、絵本をスクリーンに映しながらの読み聞かせをしていただきました。さらに、すてきな生演奏つきです! 「たんぽぽの会」は、いろいろな学校をまわって絵本の楽しさや魅力を伝える活動を意欲的に行っている団体で、洗足学園音楽大学の公認サークルの皆さんです。音楽大学なので、作曲を専攻している学生もいれば、様々な楽器を専門とする学生もいます。今日は、バイオリン、クラリネット、ファゴット、打楽器、声楽…と、それぞれの専門の学生がそろい、すばらしいアンサンブルを聞かせてくれました。 低学年の部では、2つ目のプログラムに「ぱっぴぷっぺぽん」というお話がありました。全員で声をそろえて「ぱっぴぷっぺぽん!」と言うと、次々と変身していくお話です。元気のよい低学年の子ども達が、一緒に楽しめる内容でした。3番目のプログラムは、「かさじぞう」でした。スクリーンの絵だけでなく、舞台袖からお地蔵さん達が出てくる演出に、1年生の子ども達が口を開けて見上げていました。このお話の効果を高めるために、大正琴を使って音楽がつけられていたのも印象的でした。 高学年の部では、2番目のプログラムに「はやくはやくっていわないで」というお話がありました。たんぽぽの会を指導されている安藤先生の朗読に引き込まれるように、高学年の子ども達が静かに聞き入っていました。高学年の部では、ここでスクリーンに出てきた船を絵描き歌とともに描いて楽しみました。(たんぽぽの会では、プログラムの真ん中に、子ども達の気持ちをふっとぬいてくれる仕掛けをいつも用意しています。)そして、最後は「アナグマのもちよりパーティー」の読み聞かせがありました。温かな気持ちにさせてくれる内容のお話が、高学年の子ども達の心にも届いたことでしょう。 それぞれの専門としている音楽と読み聞かせの技術を融合し、子ども達のために活動しているたんぽぽの会の皆さんに、今年もすばらしいプレゼントをいただいたような気持ちになりました。 10月18日の給食![]() ![]() 献立名 チキンライス ベジタブルスープ くだもの(りんご) 牛乳 一口メモ 秋のくだものと言えば、りんごです。リンゴは腸の働きをよくします。体の色々な所を調節する優れた働きがあります。りんごの種類はたくさんあります。 <食べ物クイズ> お腹をこわしたとき、りんごをすりおろして食べるとよいと言われていますが、本当でしょうか。 答え 本当です サクラ草の植え替え(3年生)
今年もサクラ草の植え替えをしました。
赤玉土、培養土、肥料を順番に入れ、丁寧にサクラ草の苗を自分の鉢に植えました。毎日たっぷり水をあげてお世話をしていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10月17日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1校時に図工室に行ってみると、4年生が電動糸ノコの使い方について学習していました。(写真上)4年生としては、初めて使う道具(機械)です。電動糸ノコは、板を自由な形に切り取るのにとても便利な道具です。ただ、正しい使い方を覚えておかないと、糸ノコの刃がすぐに折れてしまったり、けがの原因になったりします。まずは、糸ノコの刃のしくみや、刃の取り付け方から指導していました。 一方、1年生の図工の時間では、「『わ』じぶんのすきなもの」という題名で、絵の具の作品の仕上げの段階を行っていました。9月の下旬に絵の具で顔を描き、先週は手の形を描いていました。今週は、各自が持ってきた布きれを使い、洋服の部分を作っていました。(写真中)いろいろな柄の布を上手に切ると、すてきな洋服になります。布をハサミで切るのが大変だったのと、ポンドで貼りつけるのにも苦労していたようでした。一人一人の作品が、表情豊かに、そしてカラフルに彩られて完成しました。1年生の子ども達も、出来上がった作品がとても気に入っていたようでした。 3階の音楽室から、ドンドンドン…という太鼓の音が響いてきました。見に行くと、4年生の音楽の時間で和太鼓をたたいていました。4年生の音楽の授業では、「日本のリズム・世界のリズム」の学習をします。日本のリズムでは、和太鼓によるおはやしや民謡のリズムになじみがあります。先生の小太鼓に合わせて、子ども達が一人ずつばちを手に、和太鼓に向かっていました。(写真下) 学校によっては、有志を募って「和太鼓クラブ」を組織しているところがあります。地域の方に指導していただき、お祭りや音楽祭に出演したりするなど、活躍の場を広げています。田柄小には2台の和太鼓があります。運動会で応援団の子がたたく時しか使われない気がしますが、こうして音楽の学習として全員に和太鼓を経験させています。 お昼過ぎにやっと雨が上がり、少し暖かくなったように感じられました。5,6校時は、久し振りに5年生と3年生のクラスに、サクラ草の植え替え作業を指導することができました。中庭に並んでいるサクラ草の苗は、雨続きでしばらく管理ができなかったために、ところどころ虫に食われた葉が見られるようになってきました。この時期、「ヨトウガ」という蛾の一種が卵を産みに来ます。そして、ヨトウムシと呼ばれる幼虫になると、葉っぱをバリバリと食べてしまいます。名前の通りに夜活動し、昼間は葉の裏か土の中にかくれています。サクラ草の葉は、青々としていておいしいのでしょう。見逃してヨトウムシが大きくなってしまうと、一晩で全部葉っぱを食べられてしまうこともあります。サクラ草を育てるのは、野菜の栽培と同様に、虫との戦いでもあります。 10月17日の給食![]() ![]() コーンポテト ワンタンスープ 牛乳 一口メモ きな粉について 今日は、きな粉味の揚げパンを出しました。 きな粉は、大豆そのものに一番近い大豆加工食品です。原料である大豆は、「畑の肉」と言われるように、多くの栄養素が含まれており、きな粉は大豆の成分をそのまま含んでいます。良質のタンパク質を含み、またビタミンB1やビタミンB2といったビタミン類やカルシウム、カリウム、亜鉛、鉄といったミネラル類を多く含んでいます。 粉にすることで消化が良くなり、大豆の栄養素を効率的に摂取することができます。 10月16日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、この時間にどのようなことをどういう順で行うかを、児童に知らせてから指導を行っていました。あらかじめ児童に学習の見通しをもたせるために、特に特別支援教室では大切なことです。個別学習の最初の課題は、「なぞなぞあいうえお」でした。プリントになぞなぞが書いてあり、ヒントとしてマスの中に最初の文字だけ書かれています。分からない時は、手を挙げて先生を呼び、ヒントをもらうことになっています。次の課題は、「漢字の宝島」というプリントでした。たくさんの漢字がかくされている模様の中から、自分の知っている漢字を探し出す問題でした。さらに、迷路や点結びなど、目で先の見通しを見つけながら取り組む課題を中心に学習していました。時間や約束を守って課題に取り組むことで、自分の教室での学習にも落ち着いて向かえる力を身につけさせていました。 今日の全校朝会では、読書旬間についての話をしました。私が最近読んだ本を持ってきて、その内容についての紹介を行いました。「教えてもっと、美しい音を(聴導犬・美音と過ごす幸せな日々)」という本で、作者は松本江理さんです。自らの耳の障害について書かれた本で、聴導犬との出会いによって変化した生活が生き生きと描かれています。子ども用に書かれた「聴導犬・美音がくれたもの」という本も出版されているので、一緒に紹介しました。 5年生は、一年前に松本さんに来ていただき、聴導犬の学習をしています。今年は、12月に4年生への授業をしていただく予定です。「今日紹介した本を、今週一週間校長室前に展示しておきます。」と伝えたところ、さっそく休み時間にやって来て、手に取って見ている子ども達がいました。(写真中)子ども達は、物語やSFもの、あるいは推理小説などの本を読むことが多いと思います。今日紹介した本は、ノンフィクションのジャンルに入ります。いろいろな本の種類があることにも興味をもってほしいと思いました。 お昼の放送で、「今日のお昼休みに、図書室で中学年への読み聞かせを行います。」という連絡がありました。休み時間になって図書室に行ってみると、たくさんの子ども達が来ていたのでびっくりしました。雨の日ということもあり、図書室で自分の好きな本に夢中になる子ども達の姿がたくさん見られ、うれしくなりました。 中学年向けの読み聞かせを、図書委員会の児童が始めました。「耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ」という絵本でした。たまたまの偶然だと思いますが、朝自分が紹介した聴導犬のお話と重なる部分があり、またまたうれしい気持ちになりました。(写真下) 10月16日の給食![]() ![]() 大根のあっちゃら漬け キャベツのみそ汁 牛乳 一口メモ とりごぼうご飯について 炊き込みご飯の中で、子ども達が一番大好きなご飯です。 ごぼうは、関東から出荷される滝野川ごぼうや京都の堀川ごぼうなどが有名な品種です。 ごぼうは、栄養面よりも食物繊維の効能が大きい野菜です。食物繊維は、栄養ではありませんが、腸の働きを整えたり、コレステロールをコントロールしたりする重要な作用を持っています。 近年では、発がん物質などの有害物質を体外に排泄する機能があることがわかっています。 10月14日(土)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1校時は、各クラス・学年ごとに、防災に関する学習を行いました。「地震と安全」や「3.11を忘れない」の資料を使い、それぞれの学年の発達段階に応じた内容を学習しました。映像を用いて学習したクラスでは、東日本大震災や阪神淡路大震災の被害の様子を見て災害の恐ろしさを学んでいました。 避難訓練の後、体育館に全校児童が集まり、消防団の方から話を聞いたりDVDを見たりしました。3,4校時は、各学年が防災体験のブースを回り、体験学習をしました。低学年は煙ハウス体験、中学年は水消火器を使った初期消火訓練、高学年は応急手当や救急救命訓練を行いました。また、学校の備蓄倉庫に保管しているアルファ米の炊き出し訓練もあり、子ども達にでき上がったアルファ米を試食させてもらいました。 朝早くから多くの方々にご協力いただき、防災体験教室を行うことができました。光が丘消防署を始め、避難拠点連絡会の皆様、消防団の皆様、PTA関係者の皆様に深くお礼申し上げます。 10月13日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、2年生と5年生の教室で行われていました。座席をずらし、教室の前の方に全員を集めてていねいに読み聞かせが始まると、みんな静かにお話の世界に入り込んでいました。(写真上) 読み聞かせは、高学年でも効果的です。しかし、そのためには絵本の選定が大切です。どの学年にどのお話がよいか・・・多分、ボランティアのお母さん方は、考えに考えて本を選ばれたことと思います。 来週水曜日に、洗足学園音楽大学の「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の皆さんによる、読み聞かせと生演奏の催しがあります。スクリーンに映し出される絵本の挿絵と、音大生ならではの楽器の演奏がコラボして、すてきな時間を演出します。田柄小では、昨年度から秋の読書旬間に合わせて来ていただくようになりました。今からとても楽しみです。(保護者の参観可です) 1校時に、6年2組の道徳の授業を見に行きました。「ロレンゾの友だち」という資料を使い、「信頼・友情」についての内容でした。20年ぶりにロレンゾに会うことになった3人の友人は、ロレンゾがお金を持ちだして警察に追われていることを知ります。3人は、ロレンゾに会ったらどうすべきかを話し合いました。アンドレは「お金を持たせてだまって逃がす。」と言い、サバイエは「自首をすすめ、納得しなかったら逃がす。」、ニコライは「自首をすすめて一緒につきそう。納得しなければ、警察に知らせる。」と言いました。 自分だったらどうしただろうか、そして本当の友だちとはどういうことを言うのかと、考えさせられる道徳の時間でした。(写真中) 道徳とは関係のないことですが、1校時の授業開始前に担任の先生が子ども達に聞いていました。「眠いという人?」(多数の子が手を挙げる)「お腹すいてる人?」(数人が手を挙げる)「疲れている人?」(多数の子が手を挙げる)・・・というような状態で、「眠い人は何時に寝たの?」と聞くと、11時、12時、1時…と手が挙がっていました。本当なのでしょうか? 今日の3校時は、交流学級での話し合い活動の時間でした。たて割りのペア学年で一緒になり、来月7日に行う「子どもまつり」のお店についての話し合いをしました。4年3組の教室は「43班」という名称です。2年3組の子ども達と4年3組の子ども達が、それぞれ半分ずつ集まって構成されています。4年生の班長さんが、全員の座る場所を指示したり、話し合いの司会をしたりしました。話し合いの結果、第1希望から第3希望までを無事に決めることができました。話し合いでは、2年生の子ども達が積極的に手を挙げて発表していました。(写真下)来週の交流学級活動では、決まったお店の内容について、さらに詳しく話し合いを深めていきます。 10月13日の給食![]() ![]() ツナドレッシングサラダ チリコンカン 牛乳 一口メモ チリコンカンについて アメリカの代表的な料理の一つです。トマトとチリパウダーという調味料が入っているアメリカの伝統的な料理です。 今日の献立では、豆が入っているので、チリビーンズともいいます。大豆が入っているので、栄養的にも優れています。パンにつけて食べてもおいしくいただけます。 10月12日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() バスで埼玉県川島町に向かいました。6月の田植え体験でもお世話になった島村農園さんの田んぼに着くと、一面黄金色に実った稲が子ども達を迎えてくれました。4か月前に田植えをした苗が立派に成長し、たわわに実った稲穂が頭を下げて「早く刈り取ってください」と訴えているかのようでした。 長袖長ズボンに長ぐつをはいて、準備が整ったところで説明を聞きました。2人1組で鎌を使い、1人が刈り取ったらもう1人に渡して稲を集めていきます。鎌は、学校から持っていきました。毎年稲刈り体験があるため、5年生用に学校に常備してあります。子ども達は、鎌を使うのが初めてという子が多かったようです。・・・確かに、鎌で草取りをしたりということは経験がないでしょう。次第に道具の使い方にも慣れ、稲の根元にあてがって、サクサクと気持ちの良い音で刈り取ることができるようになりました。 今週は、残暑がぶり返したような暑い日が続いていますが、今日は特別に暑く感じられました。長袖長ズボンと首に巻いたタオルがびっしょりになる頃、やっと目標の場所まで刈り取ることができました。田んぼに座り込んで休んでいる子ども達の前に、大きなコンバインが登場しました。残った稲をバリカンのようにきれいに、そして素早く刈り取っていきました。あれだけ苦労して手作業で稲刈りをしたのに、その何倍もの面積をあっという間に刈り取るコンバインを唖然として見つめていました。かなり立派なコンバインで、田んぼ1つを10分ほどで刈り取ってしまうそうです。改めて、昔手作業で稲刈りをしていた時代の人々の苦労が、身に染みて分かりました。 バスで平成の森公園に向かい、お昼を食べました。食後は、広々とした自然の中で、たっぷりと遊ぶ時間がとれました。カエルやバッタ、トカゲをつかまえて遊んでいる子ども達の表情がいきいきと輝いて見えました。 午後は、川島町のカントリーエレベーターの見学をさせてもらいました。町でとれたお米の貯蔵用サイロがある場所です。大きなサイロが12棟あり、1つのサイロには、「給食で全校児童が毎日ご飯を食べたとして、10年分のお米」が入っているそうです。また、稲からもみ殻をとって玄米となり、さらに精米して白米になるという説明がありました。実際に玄米や米ぬかを見せてもらいました。 午前中に稲刈りをしたものの、どうやって普段食べているお米(白米)になっているのかを知らなかった子が多かったようです。多分、まだよく分かっていない子がいると思います。今後、学校のミッキー池で育てている稲を刈りとり、脱穀・精米しながら、きちんと学んでいくことでしょう。 余談ですが、川島町にはいたるところに「精米スタンド」があります。玄米を持ち込み、100円で10kgの精米ができる無人の精米所です。近所の農家から玄米で米を買い、精米スタンドで白米にする家庭が多いです。私の家も以前はそうしていました。現在は、家庭用の精米機を手に入れたので、それを使っています。やはり、精米したてが一番おいしいです。 5年生が島村農園さんで収穫したお米は、来月以降の給食で出される予定です。お米の品種は、「彩のかがやき」です。埼玉県で改良された夏の暑さに強い品種だそうです。 田植え体験と稲刈り体験でお世話になった島村農園さんと吉田さんには、3学期に学校に来ていただく予定です。その時までに、5年生はお米についてさらに学習を深めていきます。 ※川島町の島村農園さんのホームページに、さっそく今日の稲刈り体験の様子がアップされています。ぜひ、そちらもご覧ください。 6年家庭科 玉ねぎ染め![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() およそ2kgの皮をもとに行いました。各家庭からの持ちよりもあり、十分に染めることができました。紅茶染めの経験もあり、どのように輪ゴムや割り箸を工夫したら自分の思い描く模様になるのだろうかと考えながら、活動していました。 焼ミョウバンの水溶液(ばいせん液)につけると、鮮やかなオレンジ色に変化し、染めることのわくわく感を感じ取って、どの子も満足そうでした。 この布地をもとに、クッションの製作へステップアップしていきます。 稲刈り(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今年は例年に比べて豊作ということで、稲穂が重たそうにずっしりと垂れていました。鎌を使っての稲刈りは初体験の子も多く、最初は不安そうでしたが、すぐに慣れ上手に刈り取ることができました。 40分程作業した後に、コンバインで刈り取る様子を見学しました。あっという間の作業に驚くと共に、昔の人の苦労や機械化による便利さを学ぶことができました。 今年も島村農園さんや吉田茂雄さんなどたくさんの方々にお世話になり、立派なお米を収穫することができました。 午後はカントリーエレベーターに見学に行き、精米や肥料について教えていただきました。この後は、学校でミッキー池の稲刈りを行う予定です。 10月12日の給食![]() ![]() 中華スープ 牛乳 一口メモ 四川豆腐丼について 中国料理の中で、世界の人々から知られている料理です。豆腐は100年以上の歴史を持っています。ちんげんさいも入っています。ちんげんさいは、中国野菜の中でもよく使われる野菜です。日本名では、タイサイとも言われています。毎日食べていれば知らず知らずのうちに体にていこう力がついて風邪や胃腸病になりにくいと言われています。 スーパーマーケット見学(3年生)
サミットスーパーへ見学に行きました。
普段見られないお店の裏側を見せていただきました。大きな冷凍庫や冷蔵庫にも入って体験をしました。 子供たちはスーパーマーケットの工夫をたくさん見つけていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10月11日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3年生が、氷川台にあるスーパーマーケットへ社会科見学に出かけました。地下鉄を利用して2駅ですぐに着くので、2校時から出かけて給食前には戻って来ることができました。 校長会が区役所であったため、11時過ぎに自転車でそのスーパーにかけつけてみました。ちょうどクラスごとにバックヤードを見学しているところでした。普段買い物に行っている時は、商品がきれいにディスプレイされた売り場しか見ていません。売り場の裏に回ると、様々な仕事をしている人達や商品の山があることが分かりました。(写真中) 副店長さんが中心になって、子ども達への説明や質問への受け答えをしていただきました。子ども達の質問は、とてもよく考えられたものが多く、感心させられました。売り場に商品を並べる工夫や、品物がどういうところから来ているかなどについて、詳しく教えていただきました。今は、ちょうど夏から冬へと商品の出し方を模様替えしている頃だそうです。夏に売れていた冷たいそばつゆの売り場は、鍋用のスープをたくさん陳列するように替えています。お菓子売り場も、冬に売れるチョコレート類を少しずつ増やしているということでした。「どれくらいもうかっていますか?」という小学生ならではの質問にも、ていねいに答えていただきました。 お昼の放送では、毎日給食委員会からその日の給食の献立や一口メモを伝えています。今日は、図書委員会からも連絡がありました。読書旬間に合わせた連絡で、図書室で読み聞かせを行っていることについて放送していました。(写真下) 今日は、「校長先生に質問」のコーナーもあり、私もマイクの前に座りました。先週、放送委員会の子から事前の打ち合わせがあり、2つの質問に答えることになっていました。 1つ目は、「60周年を迎えてどんな気持ちですか」という質問でした。「自分の誕生日が近づいてきたらわくわくした気持ちになるのと同じで、周年行事というのは、10年に一遍の行事なので、とても楽しみでわくわくしています」と答えました。また、「一年前から『たがらっこフェスタ』をするなど、地域の方々と話し合って開校60周年を盛り上げる取り組みをしてきたので、ますますわくわくする気持ちでいっぱいです。」と付け加えました。 2つ目の質問は、「60周年という田柄小の歴史の感想を聞かせてください」というものでした。「一口に60年といっても、まだ60歳になっていない自分にとってはとても長い年月です。建物や地域の様子が変わったということだけでなく、たくさんの人達が学んだ6年間の思い出が、この田柄小学校にあると言えます。つまり、目に見える変化以外に、人の心の中に残っている歴史がたくさんあるということです。そういう人の心の中に残っている歴史をこれからも大切にしていかなければならないと感じています。」と答えました。 それにしても放送委員会の子ども達は、とてもタイムリーで良い企画を考えてくれたものです。 |
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