3月6日(火) その14年生の理科も、いよいよ年間最後の単元「自然の中の水」に入っています。今まで学習してきたことを総合的に考え、水が蒸発したり雨として地上に降ったりと、姿を変えながら循環していることを学習します。 水の入った入れ物にふたをしておかなければ、やがて水が蒸発してかさが減ることは、子ども達は日常的によく知っています。逆に空気中の水蒸気が水滴となって現れることは、身近なところにありながら気がついていないものです。冷たいジュースの缶を冷蔵庫から出しておくと、しばらくして缶の表面に水滴がつき始めます。また、寒い冬の朝、部屋の窓の内側に結露がつく時がありますが、結露はまさに空気中の水蒸気が冷たいガラス面で冷やされて水滴となって現れてきたものです。また、昨日の午後から校内の廊下は、どこも水をこぼしたようにびしょ濡れになっていました。低気圧の接近で、暖かく湿った空気が入ってきたために、冷たい廊下の表面に結露ができたわけです。(ちなみに、4年生の理科の教科書には、ひらがなで「けつろ」という言葉が出てきます。) 「What do you want to be?」・・・「あなたは何になりたいの?」と、英語で将来なりたい職業を聞く時に使います。今日の6年生の外国語活動では、そんな時の会話の仕方を学習していました。(写真下)サッカー選手(I want to be a soccer player.)と答えたり、学校の先生(I want to be a teacher.)と答えたりします。 昨日で6年生との会食会が終わりましたが、6年生の将来の夢を集計してみると、実に様々な職業を私の前で発表していました。男子はスポーツ選手が多く、サッカーや野球、テニス、卓球、バスケットボールと様々なスポーツの名前が挙がりました。次に多かったのは、ゲームクリエーターなどのパソコン関係の仕事でした。女子は、動物関係の仕事や医者・薬剤師といった医療関係の仕事が目立ちました。「教員になりたい」という子も男女とも数名いました。それも小学校の先生です。今まで保育士や幼稚園の先生になりたいという子はいても、なかなか学校の先生になりたいという子がいなかったのですが、今年は教員になりたいという言葉を聞いてうれしくなりました。 3月6日の給食豚肉と生揚げの煮もの キャベツの生姜和え 牛乳 一口メモ キャベツの生姜和えについて 生姜にはビタミン類はほとんどなく、栄養価としてはそれほど高くないのですが、健康効果があると言われています。それは、優れた薬効があるからです。生姜は今は調味料の一つですが、昔は薬でした。ですから、これだけ健康や美容に役立つのでしょう。 さらに、生姜独特の辛味のあるツンとした香りは、食欲をそそります。今日の「キャベツの生姜和え」では、生姜の辛味によって、春キャベツの甘みが一層引き立っていました。 3月5日(月)しかし、いくらなんでも昨日のような20度超えの陽気になると、律儀にそのような日を待っている場合ではなかったのでしょう。朝からミッキー池では、カメ吉くんが久し振りに姿を見せ、春の日差しを浴びていました。(写真上)カメ吉くんの勇姿を見るのは何か月ぶりのことでしょう。1月下旬のあの寒さの頃は、ミッキー池の水が全部凍ってしまったのではないかと心配したほど分厚い氷ができ上がっていました。冬眠から覚めたカメ吉くんは、少々眠そうではありましたが、水面から出てきて何を考えていたのか・・・まだまだ寒い日が戻ってきそうなので、風邪をひかないようにしてもらいたいものです。 ミッキー池には、カメ吉くんの他にもコイや金魚、メダカ、ザリガニを含めて、たくさんの生き物が生息しています。今日確認しただけでも、池の底を大きなコイがゆうゆうと泳いでいたり、真っ赤な金魚や小さなメダカが水面に出てきたりしているのが見えました。あれだけ氷漬けになっていても、じっと春を待ち続け、生きていたのだと思うと、生き物の生命力のすばらしさを感じます。中休みに委員会の児童が、コイや金魚に餌をあげていました。久し振りの餌やりです。冬眠から覚めたばかりでまだ本調子ではないのかもしれませんが、栄養をつけてさらに元気になってほしいと思います。 5年生の理科の時間に、「振り子の動き」の学習をしています。5年生の理科として最後の単元で、正確な実験技能が求められるところです。振り子の実験器をグループごとに使い、1往復する時間を様々な条件を変えながら計測してきまりを見つけていきます。(写真中) 振り子の振幅にかかわる条件として、「糸の長さ」「おもりの重さ」「振れ幅」の3つを設定します。その条件の1つを変え、他の2つは変えない(条件を統一する)として実験をしなければなりません。今日実験していたのは、「おもりの重さ」によって、振り子が往復する時間はどうなるかという実験でした。「糸の長さ」と「振れ幅」は一定にして実験する必要があります。振り子の重りが重くなるほど速くなる、あるいは遅くなると予想する子が多いものです。・・・さて、実験の結果はどうだったでしょう。 この5年生の実験で難しいのは、測定誤差を指導しなければならないところです。子どもがストップウォッチで往復の時間を求めるのですから、10往復の時間を何回か計測して平均したとしても、小数点以下の誤差が出てきます。その違いをそのまま「こっちの方が速くなる」と結論付けると大きな誤りになる場合があります。また、子どもは思い込みで実験結果をそちらの方にもっていってしまう傾向にあるので、いかに正確に実験し、正しく結果を判断するかが大切になります。 「おもりの重さ」によって、振り子が往復する時間はどうなるかという実験は、「同じ大きさで重いものと軽いものを用意し、同時に落としたらどちらが先に地面に着くか」ということと同じ実験です。鉄球と同じ大きさの木製の球を同時に落としたらどうなるでしょう・・・。正解は、同時に地面に着きます。つまり、ものが落ちるということについては、ものの重さは関係ないということです。 6年生は算数の時間に、小学校の算数のまとめとして、様々な問題に挑戦しています。今日は、「鶴亀算」や「油わけ算」に取り組んでいるコースがありました。(写真下)「頭の数を数えると10個、足の数を数えると28本、ツルとカメは何匹ずついますか」というのが、「鶴亀算」です。XとYを使った方程式で解くこともできますが、まだ習っていない段階では、図を用いて考えさせるのが一般的です。また、「油わけ算」も昔からある日本の算数(和算)の一つです。頭の体操の問題として、こういう問題がよく出題されることがあります。算数が楽しいと思えるためのものですが、こういうのは苦手と最初からあきらめムードの子どもも中にはいるものです。 今日のお昼に、6年生8名と会食会を行いました。1月から始めてきて、ついに最後のグループが今日で終了です。今日の子ども達に「理数系が好きな子?」と「文系(国語や社会)が好きな子?」と聞いたら、半々でした。続けて「体育系が好きな子?」と聞いたらほとんどの子が手を挙げていました。 3月5日の給食イカのチリソース 中華スープ 牛乳 一口メモ イカのチリソースについて エビチリのイカバージョンです。カラッと揚げたイカと野菜に、コクのあるチリソースをからめるだけで、ごはんがすすむおかずができ上がります。 イカは、脂肪分が少なく高タンパク。しかも、低カロリーで低糖質な食品です。タンパク質の摂取を中心にメニューを考える時は、応用がきいて実に使い勝手がよい食材といえます。 今日の給食では、イカに片栗粉をつけて揚げ、チリソースで味付けをしています。 6年生を送る会がありました!(6年生)今日は卒業に向けての最初のイベント「6年生を送る会」がありました。 1〜5年生からの出し物のプレゼントをいただき、「いよいよ卒業なんだな」と実感がわいてきたようです。 6年生はお礼の出し物として、6年間の成長を伝える呼びかけと合奏を行いました。在校生の前で見せる最後の学年作品となるため、全校のみんなを楽しませたいという思いをもって、自分たちの出せるすべての力を振り絞りました。 「学園天国」の合奏では、たくさんの手拍子や楽しい歌声が聞こえてくるほど、体育館を自分たちの色で染めることができました。 今度は自分たちがお世話になった人たちに感謝をする番です。来週は、卒業感謝の会に向けて準備を行っていきます。 6年生送る会出し物(3年生)リコーダー演奏や合唱の指揮や伴奏も、子供たちで行いました。「ありがとう」の気持ちが伝わる発表になりました。 6年生を送る会の出し物(5年生)「田柄レンジャー」は、学校生活を送る上で大切な心得を教えてくれる正義の味方です。毎年6年生が、5色のマントを身にまとい「元気なあいさつ」「やさしい心」「よく考えて、行動する」「強い責任感」「ルールを守る」ことを伝えてきました。今日の送る会でその役目が5年生に引き継がれました。 そして、ソーラン節を力強く踊り、最高学年への決意を示しました。他にも、委員会活動や校旗当番など、これまで6年生が中心となって行ってきた様々な活動についても5年生が引き継ぎました。 頼もしく優しい6年生の姿をしっかりと心に刻み、自分たちもそのような6年生になれるよう、改めて決意を新たにした会となりました。 6年生を送る会(2年生)これまで3つのパートに分かれて、たくさん練習をしてきました。今日は、3つのパートがうまくそろい、大成功!!たくさんの拍手も頂きました。 6年生へ今までの感謝の気持ちを届けることができました。 その後は、一緒に給食を食べたり、遊んだりして楽しい時間を過ごしました。 6年生を送る会 〜6年生、勝負だ!〜(1年生)名札を付けてもらったり、支度を手伝ってもらったり、休み時間に一緒に遊んでもらったり、たくさんの思い出があります。 そんな6年生に、感謝の気持ちを伝えることと、1年生の成長を見てもらうことをめあてに出し物を考えました。 6年生と計算、腕相撲、縄跳びで勝負をしました。 「さすが6年生、かっこいい!」とみんな驚きました。 「中学生になったら」の歌も、心を込めて楽しく歌うことができました。 送る会の出し物(4年生)出し物は、この6年間の日本で人気があったものを振り返るクイズを行いました。クイズの途中には、劇やダンスを行ったりと6年生が楽しんでもらえるような工夫を取り入れました。短い時間ではありましたが、6年生にしっかりと感謝の気持ちを伝えられました。 3月2日(金)4年生の合奏「さんぽ」が始まると、花のアーチをくぐって6年生が入場してきました。入場の時には、今年度一年間お世話をしてきた1年生と手をつないで入ってきました。4月の「1年生を迎える会」では、同じように花のアーチをくぐり手を引いてあげた1年生が、今度はエスコートしてくれる番でした。 ひな壇に座った94名の6年生は、さすがに体格が大きくなり、立派な姿に感じられました。4,5年生の代表委員が、分担して司会や始めの言葉・終わりの言葉を行いました。最初に各学年が担当した装飾の紹介がありました。体育館のステージ上やギャラリーには、それぞれの学年で準備した飾りや「卒業 おめでとう」のメッセージが貼ってありました。 委員会の引き継ぎでは、6年生から5年生へ、各委員会の代表者が向かい合って行われました。6年生の代表委員が、あいさつ運動ののぼりを5年生に受け渡しました。他の委員会の委員長も、うさぎの餌袋や給食室の大きなしゃもじ、竹馬などを委員会のバトン代わりとして5年生に渡していきました。また、校旗の引き継ぎ式も行われました。1年前に国旗掲揚塔ができたことを機に、6年生による旗揚げ当番が行われています。学校の大切な校旗を6年生から5年生に渡し、学校の重要な役割を引き継ぎました。 学年ごとの出し物は、1年生から順に行いました。どの学年もマイクを使わずに、体育館に響き渡る声で発表していたのがとても立派でした。6年生は、どの学年もしっかりと練習してきた様子を感じとることができたはずです。自分達の卒業を祝って、一生懸命出し物を披露する子ども達を見て、心温まる時間がもてたことでしょう。それぞれの学年ならではの工夫とセンスが光る出し物でした。 5年生の迫力のあるソーランが終わり、6年生のお礼の出し物になりました。今回の出し物を構成するにあたり、6年生は実行委員が中心になって計画を立ててきました。「6年生らしさを見せるために何をするか」や、「6年生はすごいと思われるために何をするか」と考え、長なわやなわとびの技、書き初めの披露を入れました。もちろん6年の学年の先生の指導もありますが、実行委員を中心に計画し練習してきたことが、6年生全体の気持ちを高めることにつながりました。 合奏「学園天国」は、2学期の後半から楽器を決めたりパート練習をしたりして取り組んできました。全校児童の手拍子も加わり、すばらしい熱演になりました。そして、「アンコール」の大合唱が・・・。メンバーを入れ替えてアンコールの合奏も堂々と披露されました。6年生は、さらに一週間後に卒業感謝の会を控えています。今日の出し物の成功が、大きな自信につながったはずです。(6年生も含めて、各学年の出し物については、今後学年の先生からホームページに記事を載せていく予定です。) 今日の給食の時間〜昼休みにかけて、6年生を各教室に迎えて「お別れ会食会」が開かれました。それぞれのクラスに6年生が6〜7人ずつ行き、一緒に給食を食べました。給食後、6年生が準備していた出し物を行い、教室内を盛り上げていました。クイズやゼスチャーゲームをしてあげたり、手品をしてあげたグループもありました。(写真下) 1年生から5年生にとっても、4月からの一つ上の学年をめざすきっかけとなる「送る会&会食会」になりました。ようやく暖かい春の日が続くようになってきました。一年の締めくくりを残り3週間でしっかり行っていきます。 3月2日の給食ふのすまし汁 みかんゼリー 牛乳 一口メモ ちらし寿司について ちらし寿司(散らしずし)は、酢飯に多種類の具材を合わせて作る寿司の一種です。 「ちらし寿司」の語源は、寿司飯の中、あるいは上に様々な具を「散らす」という意味からつけられました。 江戸前寿司においては、白い酢飯の上ににぎり寿司に用いる寿司種を並べたものを指しますが、関東周辺以外の地域では、一般に酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾り付けをしたものをちらし寿司と呼んでいます。 3月1日(木)3年生への講師の授業は昨日だけだったので、今日からは担任が指導することになります。1,2組では、副校長先生が教室に入り、そろばんの指導をしていました。(写真上)副校長先生は、算数が専門です。子ども達への指導とともに、そろばんの指導の仕方を担任の先生が見て学ぼうというねらいもありました。 昔に比べて、そろばんを習っている子はずいぶん少なくなりました。クラスに1〜2名程度でしょうか。学校の先生達もそろばんの経験があまりなく、3,4年生でほんの少しの時間しか扱わないので、小学校の指導内容のうちでもかなり特別な学習といえます。今日は、3+4や4+4のように、五玉を入れて一玉を引くそろばん玉の動かし方を学習しました。 毎年そろばんの学習をしていると、「そろばんをやってみたい」と多くの子が思うのですが、たし算やひき算で桁が多くなってくると、ガクッと興味が引いていってしまうものです。そろばんでかけ算やわり算も習うことができます。また、そのしくみは学校で学習する筆算とは全く違うものなので、そろばんを習うことによって計算の力がつくことは明らかです。今は電卓で済んでしまう時代ですが、そろばんのすばらしさも一考すべきなのかもしれません。 明日に迫った6年生を送る会の練習が、今日も行われていました。2校時は、4年生の練習時間でした。学年の個性が存分に発揮された出し物になっていました。(写真中)4年生の元気の良さとパワーあふれる声と演技は、きっと6年生に伝わるものがあるはずです。そう言えば、一年前の3年生の時は、「お祭り」という詩の群読を行いました。あの時も、元気いっぱいに声を出していました。今年は、6年生が1年生の時の頃からを振り返り、それぞれの年に流行った歌やアニメなどを紹介する内容になっています。 5校時は、6年生の練習割り当ての時間でした。6年生は、全校児童へのお礼として出し物を行いますが、6年生なりにプレッシャーを感じているはずです。内容だけでなく、態度も含めて「さすが6年生」と思われるものでなければ…という思いは、6年生全員の心の中にあるでしょう。部分的な確認・修正をしてから、最後に出し物を通して練習しました。(楽器の出し入れも含めて20分かかります)呼びかけや6年生としての技の披露、そして合奏と、全てにわたり6年生らしさがみなぎっていました。(写真下) どの先生達も、体育館で今日まで行われてきた他の学年の出し物については、一切目にしていません。もちろん子ども達も、他の学年の出し物は明日初めて見ることになります。出し物の全体の様子を知っているのは、今日まで練習の様子を見てきた私だけです。きっと明日の6年生を送る会は、どの学年の出し物にも感嘆の声が上がり、盛り上がっていくことでしょう。そして、先生達も他学年の出し物からたくさんのことが学べる機会になるはずです。 3月1日の給食肉団子入り野菜スープ 牛乳 一口メモ 揚げパンについて コッペパンを油で揚げたものに、きな粉と砂糖で味付けをしています。田柄小のおやじの会の得意メニューで、地域のお祭りや地区祭での出店の際は、必ず揚げパンのお店を出しています。 栄養的にはカロリーが非常に高い食品で、元々は戦後児童らの栄養状態を安価に引き上げるために、東京都大田区の小学校で最初に開発されました。現在でも児童に人気のあるメニューですが、その高カロリーが逆にネックとなっていて、献立に入る頻度は少なくなっています。 そろばんの学習(3年生)そろばん講師の小田先生に来ていただき、そろばんの使い方を教えていただきました。昔使われていたそろばんは五玉が2つあり、現在使われているそろばんとは違うことを教わりました。昔は、主にお店で使われていたそうです。初めてそろばんを使う子がほとんどでしたが、上手に使っていました。 2月28日(水) その2招待状を渡した先生から、「合奏では何の楽器を担当するの?」とか、「卒業式に向けてがんばってね。」と声をかけられると、とてもうれしそうな表情を見せていました。 校長室にも、担当した6年2組の子が招待状を持ってやってきました。招待状には、「いつもありがとうございます。サクラ草のことを教えてくださったり、朝会の時にいろいろな話をしてくれてすごくおもしろいし、楽しかったです。」と書いてありました。毎年子ども達からもらっている招待状は、ひとまとめにして大切に保管しています。その年の卒業生の思い出として引き出しにしまってあります。 5校時は、5年生が出し物の練習をしていました。5年生は、運動会で踊った田柄ソーランをメインに置き、全員で腰を落として力強く踊る姿を披露します。(写真下) 5年生にとっては、6年生から「最高学年」という称号を引き継ぐわけですから、この送る会の準主役といってもよい立場です。体育館を取り巻くように座る1〜4年生の目の前で踊ることになります。在校生の出し物の締めくくりとして、気合の入った立派なソーランになるようにがんばってほしいと思いました。 2月28日(水) その11年生は、入学当初から6年生にたくさんお世話になってきました。登校後の教室で朝の準備を手伝ってもらったり、休み時間に一緒に外に出て遊んだりしました。また、交流学級活動でも1年間一緒に過ごし、いろいろな遊びを通して声をかけてもらいました。 1年生の出し物は、「6年生への挑戦状」です。(写真上)1年生と6年生の代表の子が出てきて、計算プリントを解く速さを比べます。また、腕相撲による力比べとなわとびの競争もします。・・・「やっぱり6年生はすごいんだ」というまとめになり、全員で呼びかけをして締めくくります。6年生参加型の出し物が当日どうなるか、とても楽しみです。 2年生の出し物の練習は、3校時に行っていました。2年生は、全員で行うボディーパーカッション「祝いの手打ち」に取り組んでいます。(写真下)手と口と足も使いながら、とても元気のよい出し物です。今月に入って、各クラスでこの手打ちを練習する音が廊下に響いていました。3つに分かれたリズム打ちを全員で合わせていくのが、とても難しかったようでした。2年生の元気の良さと、練習をがんばった様子がよく伝わり、きっと6年生に感謝の気持ちが届くことでしょう。 2月28日の給食タンドリーチキン コーンポテト 牛乳 一口メモ タンドリーチキンについて インド料理店の定番料理のひとつです。鶏肉を串にさして、タンドゥールと呼ばれるつぼ型のかまで焼いたものです。今日の給食のタンドリーチキンは、鶏肉をヨーグルトとカレー粉につけこんで焼きました。 タンドリーチキンは、インドの北部で親しまれている料理で、もともとは王朝料理であったものが広まりました。インドのタンドリーチキンの表面が赤いのは、スパイスのせいもありますが、食紅を加えてより赤みを出しているためです。 2月27日(火)川口市にあるスキップシティは、科学館や暮らしプラザなど、複合的な大型の施設です。その中に映像ミュージアムがあり、NHKの放送体験が行える施設があります。10時から30分おきに様々な体験プログラムを組んでもらい、各クラスや班ごとにていねいに指導をしていただきました。 映像学習ゾーンでは、映像の歴史やしくみを学び、映画のつくり方を体験できる映像ミュージアムになっていました。CGのしくみやアニメの製作、効果音など、機械に触れながら学べるようになっていました。 「空飛ぶ魔法のじゅうたん」の体験では、ブルーの背景のスタジオでクロマキー合成の体験をしました。じゅうたんの上に乗った子ども達の映像に恐竜が襲ってくる映像を組み合わせて、合成映像を制作する体験です。よくテレビで見ることがある手法で、天気予報などでも解説者と天気図を合成して使われています。 映像編集体験では、パソコンを使って動画を組み合わせ、簡単な番組を制作する内容でした。動画の順番や組み合わせを変えるだけで、ペンギンの成長を表現する番組ができたり、環境問題を問う番組映像になったりします。実際のテレビドキュメンタリーでは、膨大な取材映像を編集することで1本の番組ができ上がっています。編集の仕方次第で番組の方向性が決まるので、まさにテレビは「作られているもの」ということが言えます。 子ども達が一番印象に残ったのは、「ニュース番組収録体験」だったと思います。実際に放送局で使われているスタジオ機材を使って、ディレクターやカメラ、オーディオ・ミキサー、キャスターなど、それぞれの役割に分かれてニュース番組の収録体験を行いました。それぞれにスタッフの方がついて指導していただけたので、どのグループも短いニュース番組でしたが無事に収録することができました。「はい、カット!」の声とともに、テレビカメラの前で緊張してニュース原稿を読んでいた子ども達の顔が一気に緩みました。 「空飛ぶ魔法のじゅうたん」と「ニュース番組収録体験」で製作した映像は、DVDになって学校に持ち帰っています。どんな映像になっているか、教室で見るのが楽しみです。 午後は、ロッテ浦和工場に行きました。子ども達が大好きなチョコレートやアイスクリームの製造をしている工場でした。バスから降りた瞬間、チョコレートの甘いにおいがしてきました。また、千葉ロッテマリーンズの二軍選手の球場もあり、敷地全体はかなり広いところでした。 工場内の見学では、パイ生地の中にチョコレートが入ったお菓子の製造ラインを見ました。焼き上がったパイ生地にチョコレートを注入するところや、パッケージにつめて梱包するまで、全て機械で行われていました。唯一、焼き上がりがきれいでなかったり割れていたりするものを取り除く作業が人の手で行われていました。(商品にならないものは、肥料や家畜のエサとして利用しているそうです) また、カカオからチョコレートが作られる行程について説明してもらい、砂糖が入っていない段階のチョコと、ミルクや砂糖が入り甘く味付けされたチョコの食べ比べをさせてもらいました。最近は純度の高いチョコも人気ですが、子ども達にはかなり苦く感じられたようです。 最後に、ロッテの有名なコアラの形をしたお菓子と製造ラインで見たお菓子の試食(チョコが入った完成品とチョコなしのものの食べ比べ)をさせてもらいました。さらに、板チョコとチョコレート入りの棒状のお菓子(「わぁ、これもロッテのお菓子だったか〜」と感激しました)を全員におみやげとしていただけたのですから、子ども達は大喜びでした。 5年 社会科見学午前中に川口市にある映像ミュージアムスッキプシティに行き、放送体験をしました。実際にニュース番組作りを行い、多くの仕事があることを学びました。 その後ロッテ工場に行き、お菓子の製造工程を見学しました。特に衛生面に気をつけて製造されていることを学びました。 今回の社会科見学に関わってくれた多くの人々に、感謝の気持ちをお礼の言葉やあいさつで伝えることができました。「さすが5年生だな」と感心する場面が多く見られた一日でした。 |
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