「わくわく・どきどき」の学びを目指して!! 

1月29日(月)

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 大雪から一週間経とうとしていますが、校庭の雪が今朝になっても残っていたので、全校朝会は体育館で行いました。今日の1校時に、6年生が展覧会の会場設営をし、ひな壇や卓球台などを並べたため、全校朝会が体育館でできたのは朝の時間帯がぎりぎりのところでした。
 朝会での話は、まず先週降った大雪についてのことです。・・・『子ども達にとっては「楽しいもの」というイメージの雪ですが、大人にとっては「やっかいなもの」「危険なもの」です。仕事に行くための通勤が大変になったり、品物がお店に届かずに買い物に不便を感じたり、家の周りの雪かきに追われたりと、雪がない時に比べて手間や時間がかかることがたくさん生じます。同じ日本でも気候が大きく違い、毎年冬に雪がたくさん降る中で生活している人々の苦労が少し分かったような気がしました。』・・・『気温の低い日が続いているので、積もった雪がなかなか融けず、外で遊ぶことができない日が続いています。そこで、主事さん達がけやき広場や中庭の雪を早く融かして、少しでも外で遊べるようにしてあげようと、先週から毎日雪かきをしてくださっています。みなさんのために大変な作業をしてくださっていることに感謝しなければなりません。』(今日も雪かきをしている姿を見かけました。おかげで、けやき広場に続き、中庭もほとんどの雪がなくなりました。)
 朝会の後半では、展覧会についてのことを話しました。・・・『図工作品が一人2点ずつ、高学年の家庭科作品が1点ずつ展示されると、体育館に1200点もの作品が並ぶことになります。そこで展覧会では、それらの作品を大切にするようにしなければなりません。「作品を大切にする」というのは、自分の作品を持ち運ぶ時に気をつけましょうということだけではなく、展覧会が終わって家に持ち帰ってからも、心をこめて作った作品を大切にするということです。また、展覧会期間中に全校の作品を見に行く鑑賞の時間があるので、同じ学年の作品や他の学年の作品をしっかり鑑賞することも、「作品を大切にする」ということです。』
 全校朝会では、練馬区連合図工展と連合書写展に作品が選ばれた子ども達の表彰も行いました。名前を呼ばれた子が、大きな声で返事をしてその場に立ちます。全校の代表は、それぞれの中から6年生1名ずつがステージに上がり、賞状を受け取りました。(写真上)
 今日の中休みから、けやき広場で遊べるようになりました。学年ごとに曜日を決めて、遊べる場所を開放していく予定です。今日の中休みは、1年生の割り当てでした。なわとびや大なわをして遊ぶ子がたくさん見られました。(写真中)特に今週は、展覧会の会場となる体育館が、遊びや体育の授業で使うことができません。3,4校時には、中休みに続いて、体育の予定だったクラスがなわとびを持ってけやき広場で運動をしていました。今日は、日なたに出ると少し暖かさを感じることができたので、気持ちよく体を動かすことができたようです。
 今日は、4年2組と5年1組の国語の授業と、けやきルームでの授業観察に行きました。けやきルームでは、個別指導の時間として、先生と子どもが1対1で授業を行っていました。「漢字の宝島」(かくれている漢字を見つけ出すプリント学習)や「ひらがな迷路」(鉛筆の先をプリントから離さず、枠からはみ出さないように線を引いていく迷路)を行っていました。それぞれ集中持続を目的としたり、手指の微細運動を目的としたプリント学習でした。
 また、「ブロック」は、視空間認知を目的とした学習とのことです。先生が示したカードに描かれている形を見て、4色のブロックを組み合わせて同じものを作っていきます。(写真下)それぞれの学習に、身につけさせたい目的がきちんとあって指導されている様子がよく分かりました。

1月29日の給食

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献立名           深川めし
              じゃがいものきんぴら
              豆腐団子汁
              牛乳


一口メモ

 深川めしについて
 お米にあさりを入れて炊き込んだご飯です。全国に様々な郷土料理がありますが、東京にも「江戸前寿司」や「柳川鍋」など、有名な郷土料理が多くあります。そのなかでも代表的なものが「深川めし」です。
 「深川めし」とは、ざっくりと切ったネギとアサリをお味噌で煮込んで、どんぶりご飯にのせて食べる、「あさりご飯」のことを指しました。深川(現在の東京都江東区)で生まれたことから、「深川めし」と名付けられたそうです。
 最近では、炊き込みご飯タイプの「深川めし」が主流になってきています。深川めしに欠かすことのできないあさりには、肝機能を高め代謝を促進するタウリンやビタミンB12がたっぷりと含まれています。

※ 写真に牛乳が写っていませんが、提供されています。

たぬきの糸車(1年生)

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 国語で「たぬきの糸車」を学習しています。
 かわいいたぬきが出てくるこのお話が子どもたちは大好きです。張り切って音読し、おかみさんやたぬきのセリフを工夫したり、糸車の「キーカラカラ、キークルクル」という音を楽しそうに読んだりしています。

 糸車って本当にあるのかな、どんなものなのかなと思っている子どもが多かったので、教材屋さんに頼んで糸車の見本を貸していただきました。
 子どもたちはとても喜び、糸車を回していました。「回すと本当に音がするよ」「こんな大変な仕事をたぬきはやっていたんだね」と言っていました。
 この体験で、さらに気持ちを込めて音読することができました。

1月26日(金)

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※ 金曜日にパソコンシステムの不都合が生じ、配信が遅くなりました。

 1校時に、2年3組の授業観察に行きました。音楽の授業でした。低学年は、毎時間担任の先生が音楽の指導をしています。それだけに、音楽の時間を授業観察にあてる先生は少なく、果敢に挑戦してきた担任にまず感心しました。「拍にのって歌ったり、演奏したりしよう」という単元で、リズム遊びを通して楽しむ音楽の授業が行われていました。
 4種類のリズムがあり、それぞれ「ワン」「ニャン」「ブーブー」「コケコッコー」と、動物の鳴き声で歌いながらリズム遊びができるようになっていました。次第に4つのリズムが重なり合ってくると、子ども達の気持ちものりのりになって盛り上がっていました。(写真上)
 2校時は、2年1組の国語の授業観察に行きました。「おにごっこ」という説明文を基に、自分の経験と照らし合わせながら読んだり、自分で考えたおにごっこについての説明的な文章を書いたりする学習単元です。
 授業が始まってすぐに、本文の音読を行いました。全員教科書を持って立ち、声をそろえて音読をしていきます。(写真中)音読にはいろいろな指導の仕方があります。一人で読んだり、全員で読んだり、あるいは一人ずつ順番に一文ずつ読ませたり、グループや列ごとに読ませたり・・・物語や詩など、音読する教材によっても指導方法を使い分けています。クラス全員で行う音読は、周りの友達の声を聞きながら声を出して読んでいかないと、全員の声がそろいません。また、音読が苦手な子にとっては、読み間違えに気がついたり漢字の読み方がわかるようになったりという利点もあります。今まで毎日のように教科書の音読が宿題に出ていたのでしょう。どの子も上手に、そしてはっきりと口を開けて音読ができていました。目で読む黙読と声に出して読む音読は、脳に働きかけるものが違うと言われます。小学生のうちは、特に音読が重要です。音読によって本文の内容がつかめるようになります。算数の文章題で、一度目で読んで理解できなかったら、小さな声で音読させてみると内容がつかめる場合があります。私のところには、毎日のように文書のチェックがたくさん届きます。小さな声で読みながら、誤りがないかや文のつながりがおかしくないかを調べるようにしています。
 3校時は、音楽室での授業観察に行きました。6年1組の音楽の授業でした。最初は歌の練習でした。ソプラノとアルトのパートに分かれて並び、練習が始まりました。「旅立ちの日に」と「明日を信じて」の歌でした。どちらも卒業式にうたう曲です。卒業式まで2か月を切り、いよいよ小学校で最後にうたう曲を習っています。6年生の気持ちがまだ卒業式まで見えていないところがあるのでしょう。まだまだこれからといったところです。学年がそろって体育館で卒業式の練習が始まる3月には、しっかりと全員の気持ちが歌にのめりこんでいけるようになってほしいと感じました。
 授業の後半は合奏の練習でした。こちらは、約1か月後に控えている6年生を送る会や卒業感謝の会で披露する学年合奏です。各自の楽器がすでに決まり、各パート練習を進めています。こちらも学年全体で練習が始まるころまでには、自信をもって演奏できるようにしておかなければなりません。最後に先生が指揮棒を持って、クラスの音を合わせていました。(写真下)指揮棒一つで音にまとまりが生まれるのだなと感じました。
 指揮棒と言えば・・・先日、サントリーホールにオーケストラのコンサートを聴きに行ってきました。プログラム後半の幻想交響曲は、すばらしい演奏でした。指揮者もオーケストラも、渾身の力を込めて演奏している気迫が伝わってきました。フィナーレに差しかかったところで、指揮者の振った指揮棒が弦楽器奏者の譜面台に当たったのか、バシッという音とともに客席に飛んでいきました。もちろん指揮者はそんなことお構いなしに、指揮棒なしで最後まで振り続けました。「ブラヴォー」の嵐を受ける中、お客さんから指揮棒を返してもらいながら苦笑いをしていました。指揮棒も大切な楽器の一つです。

1月26日の給食

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献立名           ご飯
              さんまのかば焼き
              華風きゅうり
              わかめと豆腐のすまし汁
              牛乳


一口メモ

 さんまのかば焼きについて
 食品の栄養評価のひとつに、タンパク価(プロテインスコア)という基準があります。これは、ある食材のタンパク質に、必須アミノ酸(体内で合成されず食べ物により取らなければならないアミノ酸)の種類と量がどれくらいの割合で含まれるかを示すもので、サンマはほぼ100近くです。魚の中ではトップクラスで、牛肉やチーズさえもしのぐ効率の良いタンパク食品ということができます。
 今日は、さんまを油で揚げてたれをつけ、さんまの全てを食べられるように工夫しました。

1月25日の給食

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献立名           ハヤシライス
              ツナドレッシングサラダ
              牛乳


一口メモ

 ハヤシライスについて
 西洋料理の技法から生まれた洋食に分類される料理です。類似料理のカレーライスとは異なり、刺激の強いスパイスは使用されていません。牛肉の旨味とたまねぎの甘さが前面に出るため子供でも食べやすい料理です。給食では、豚肉を使用しています。
 ソースはドミグラスが一般的ですが、ブラウンソースやトマトソースをベースとしたものもあります。家庭料理のレシピでは、トマトケチャップとウスターソースで代用できます。即席の固形ルーや、缶詰やレトルトパックのソースも市販されているので便利です。

1月25日(木)

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 昨日の5校時に、1年1組で道徳の研究授業がありました。今年度も各学年1回ずつ研究授業日がありました。その最後を飾ったのが、昨日の1年生の授業でした。昨日も少し触れましたが、来年度から始まる特別の教科道徳に入ってくる「国際理解・国際親善」の授業内容でした。(写真上)
 事前に、講師の福田先生を通じて教科書会社から来年度用の見本を取り寄せていただき、先行実施という形での授業となりました。世界6か国の子ども達の様子を写した写真を見て、「いいな」「すてきだな」と思ったところを発表し合う授業でした。「1年生の発達段階で国際理解?」と思われるかもしれませんが、世界にはいろいろな国があり、様々な人が生活していることに親しみをもつことがねらいです。授業後、講師の先生からたくさんのご指導をいただきました。
 4年生は、再来週の土曜日(2月10日(土)の公開日)に、二分の一成人式を行います。総合的な学習の時間を使い、学年全体で取り組んでいるところです。音楽の授業とも関連させて、合唱や合奏にも挑戦しています。今日は、「自分史作り」に取り組んでいました。小さい頃の写真を用意してきた子が、自分の生い立ちを画用紙にていねいにまとめていました。(写真中)
 友達同士、お互いの小さかった頃の写真を見せ合うと、なんとなく面影があるよちよち歩きの姿に「かわいい〜」という声が上がっていました。さあ、あと2週間余りでどんな学年発表、そして自分史ができ上がることでしょう。
 3校時に、6年1組の授業観察に行きました。授業前に、数名の子ども達が先生の机の前でうつむき加減に並んでいました。「何かあったの?」と一番後ろの席の子にそっと聞いてみたら、中休みに校内でボール遊びをしていた子ども達への指導中のようでした。担任の先生がきちんと指導しているなと思いました。
 さて、気を取り直して始まったのは、道徳の授業でした。「スマホで待ちぼうけ」という資料を使った授業内容でした。学習指導要領では、情報モラルに関する指導について明記されています。現在の指導要領では「留意すること」と書かれているのが、新しい指導要領では「充実すること」となっています。それだけ情報モラルに関する指導が学校教育の中で重要な位置を占めるようになってきました。
 道徳の授業で扱っているのは、「自由、自立と責任」としての学習です。直接的なメールやラインのトラブルについての指導は、学級活動や生活指導の場で行うことになります。しかし、今日使った道徳の資料では、女の子3人がラインのやり取りからけんかになるという、よくありそうなSNSのトラブルを扱ったものでした。子ども達も、自分の身近でよく起こりうる出来事としてとらえることができたようでした。(写真下)

1月24日(水)

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 1校時から3校時まで、いろいろなクラスの授業観察に行きました。
 1校時は、6年3組で道徳の授業がありました。最初に行ったのが、「無人島SOSゲーム」でした。船が沈没し、ボートに5つ物を乗せて近くの無人島に行けるとしたら、何を持って行くかを各自が考えました。グループでディスカッションすると、自分と違う意見が当然出てきます。そこで本題の資料「世界がもし100人の村だったら」を読み、自分と違う立場の人と仲良く暮らしていくための方法について考えさせるという授業でした。(写真上)
 授業では、国連で世界の子どもの現状を伝えた「2000年に生まれた世界の子どもが100人だったら」という資料も使いました。世界中の子ども達を100人としたら、そのうちの30人は栄養が十分でないこと、そして19人はきれいな水が飲めないことなどが記されています。
 ちょうど今日の5校時に、1年1組で道徳の研究授業があり、「せかいはひろいね」という国際理解・国際親善についての学習をしました。来年度から始まる特別の教科道徳において、低学年に新たに追加された内容です。今日も道徳の研究講師として福田先生にお越しいただきました。国際理解を道徳の授業でどのように扱っていくのか、福田先生からていねいにご指導をいただいたところです。
 続いて2校時は、1年2組の算数の授業観察に行きました。「おおきなかず」の単元で、2位数(何十)に一ケタの整数を足したり、2位数から1の位の数を引いたりする計算の方法を考えていました。まず計算の仕方を具体物の算数ブロックを使って考えていました。そこで、担任の先生がおもむろに牛のぬいぐるみ(通称「モーくん」)を手に着けて、子ども達に話しかけました。モーくんが間違えた考え方をすると、子ども達からは「ちがう、ちがう」という声が上がりました。(写真中)
 低学年では、先生が一人何役もこなしながら子どもの前で演じて授業を進めることがあります。学校の先生は役者でなければならないのです。・・・それよりも、1年2組にいるモーくんは、どこかで見たことがあるような気がしました。昔、カエルくんと一緒にコントをやっていたような…。
 3校時は、れやきルームでの小集団指導の様子を見に行きました。2人の子どもの指導の予定でしたが、1人は欠席ということで、結局先生2人で1人の指導をする個別指導になりました。学習内容は、コミュニケーション指導として、「ソーシャルスキルすごろく」を行いました。(写真下)
 授業観察に来た私と副校長も含め、5人ですごろくをしました。「ソーシャルスキル」という名前がつくだけあり、ただのすごろくではありません。サイコロの目の数だけ進んだところに書いてある内容について、他の人にきちんと伝わるように話をしなければなりません。また、相手の話をしっかり聞くということもルールの一つになっていました。好きな色や好きな食べ物、好きなスポーツと書かれたマス目もあれば、将来の夢を語ったり、「しかられて悲しかったこと」について話をするという指示の場所もありました。
 さらに、自分のことを話すだけでなく、「自分の好きな色は紫色です。校長先生はどうですか。」と、必ず話題をこちらに振ってくるので、毎回質問に答えることになりました。でも、そういう相手との会話がこの学習の大切なポイントです。相手の話を最後まで聞いてから自分の話をすることや、その話の内容を受けて話をすることなど、ソーシャルスキルの基本をすごろくで学ぶことができた授業でした。

1月24日の給食

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献立名           皿うどん
              フルーツヨーグルト
              牛乳


一口メモ

 皿うどんについて
 長崎市の中華料理店が、麺と細切り肉を炒めた焼きそばをベースに、ちゃんぽんを出前用にアレンジし、配送時にこぼれないように汁を少なくしたものです。見た目が皿に盛った焼きうどんのようだった事などから、「皿うどん」の名が付いたと言われています。
 給食では、豚肉やイカ、焼きちくわ、かまぼこの他に様々な野菜を入れ、やわらかな麺を使いました。

1月23日の給食

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献立名           コーンピラフ
              魚のバーベキューソース
              白菜スープ


一口メモ

 白菜スープについて
 白菜は、アブラナ科の越年草で、晩秋から冬の代表的な野菜です。中国の原産とされ、日本には明治初期に渡来しました。漬け物によく使われますが、煮物などにも用いることが多い野菜です。
 白菜の約95%は水分ですが、ビタミンC、カリウム、マグネシウムや亜鉛などのミネラル類が含まれています。それぞれ含まれている量は微量ですがバランスよく含まれています。煮込むと栄養分が逃げ出してしまうので、今日のようにスープにして一緒に食べるのがおすすめです。
(本日は、降雪のために牛乳が提供できませんでした。)

1月23日(火) その2

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 雪遊びで欠かせないのが「雪だるまづくり」でしょう。校庭や中庭、けやき広場と、学校のいたるところにたくさんの雪だるまができ上がりました。今回は、雪質と雪の量のおかげで、白い雪だるまができました。(例年は、黒い雪だるまになってしまうのですが…)
 大きな土台をつくった後に、頭の部分を「せ〜の」で持ち上げて乗せていました。(写真上)「雪って、こんなに重いんだ!」と感じたことでしょう。その通りです。雪の重みで車がへこんだり、家がつぶれたりしてしまうのですから。私は、高校卒業まで新潟県の雪の深い高田で育ちました。雪国の大変さは、だれよりも多く経験しています。子どもの頃は、一晩で1mを超える雪が降った日もありました。たいてい休みの日は、家族総出で雪下ろしをしていました。それがあたり前の生活だったのですから…。
 中学生の時のことです。大雪の日の朝、自分の部屋から出られなくなりました。雪の重みで柱がしなり、戸が開かなくなってしまったのでした。また、大雪のために何度も雪下ろしが必要になってくると、屋根よりも高いところに雪を投げなければならなくなり、家をスコップで掘り出している感じになったことも覚えています。それが今では太平洋側に住む生活になり、雪が降ると「きれいだな」と思えるようになったのです。
 今日の中休みは、交流学級遊びの時間でした。今日は、ペアとなっている上の学年の子ども達が計画する最後の遊びの日でした。(来月は、下学年の子達が計画した遊びをします)今日は、ちょうど校庭での遊びができなかったので、楽しくできる室内遊びが行えてよかったと思います。校内を回ると、あちこちの教室から楽しそうな声が聞こえてきました。室内遊びの定番のいす取りゲーム(写真中)や、ハンカチ落とし、爆弾ゲームなどを行っていました。
 昨日から、6年生と校長との会食会を始めました。応接室に6名の子ども達が給食を持ってやってきます。一緒に給食を食べながら会食をする30分間で、3月上旬までかかって6年生全員と行います。(写真下は昨日のもの)あらかじめ担任の先生を通じて伝えてあるのは、「一人ずつ将来の夢を言うこと。説明が不十分だと、校長先生のするどい(しつこい)突っ込みが入ります。」ということです。
 学年のトップで登場した昨日の6名(1組)は、なかなか優秀でした。ちゃんと自分の夢を語り、その理由もしっかり言えていました。毎回私も楽しませていただきます。

1月23日(火) その1

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 雪は、昨日の夕方から一気につもり始め、夜中まで降り続きました。今朝、雪がたくさん積もっている景色を見て、子ども達は心を躍らせたことでしょう。とはいえ、大人は通勤で大変な思いをされた方が多かったことと思います。
 朝早くから、学校に到着した職員がスコップを持って学校周辺の雪かきに追われました。主事さん方や通学案内の方々のおかげもあり、子ども達が昇降口まで歩く道が確保できました。そして、多くの先生達で児童の登校の様子を見守りました。
 いつもと違う雪がつもった道路を恐る恐る歩いてきた子ども達でしたが、学校の敷地内に一歩入ると、わざわざ新雪の中を歩いてみたりと、とても楽しそうな様子でした。
 広い校庭にいっぱいの雪・・・それもふわふわの新雪がつもっているので、絶好の雪遊び日和となりました。午前中は、学年ごとに校庭に出て遊ぶ時間をとってあげました。毎年東京でも雪の日はありますが、翌日には凍っていたり、びしゃびしゃの雪になっていたりするのがほとんどです。雪遊びが学校でできるのは、何年かぶりのことではないでしょうか。6年生も1年生も、雪の上を走り回ったり雪合戦をしたりと、楽しそうに遊んでいました。たくさん遊んだ分、手袋やくつした等がびしょぬれになった子も多かったようです。
 心配なのはインフルエンザの流行です。2年3組が昨日まで学級閉鎖をしましたが、まだ欠席者が多い状況です。(明日以降は少しずつ休んでいる子が復帰するようなので、このまま様子をみます。)高学年の欠席も増えてきました。5年2組の欠席が多く、インフルエンザの診断があった子が増えてきたため、明日とあさってを学級閉鎖にしました。25日(木)は5年生の社会科見学の予定でしたが、延期ができるという情報を得たので、2月下旬以降に延期する方向で調整をしています。また、降雪のために牛乳が配達できないという連絡もあり、一斉メール配信でお伝えしました。それくらいはがまんしましょう。雪国の人達は、もっと大変な生活を毎日強いられているのですから。

1月22日(月)

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 今日の全校朝会は、朝から早くもちらちらと雪が舞い始めていたため、体育館で行いました。体育館に全校児童が入ると、なんとなく暖かくなるものです。6年生のあいさつ当番の子(3人)の声が、飛び切り元気な声でした。
 今日の朝会では、先週の3年生の社会科見学での内容を例に出し、「百聞は一見にしかず」という言葉について話しました。・・・「いくら言葉で説明しても、区役所の展望室から見えたあのすばらしい景色は伝わりません。実際にそこに行かなければ分からない・・・だから社会科見学があるのです。」と、そして「百聞は一見にしかず」という言葉は、「たくさんくり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。」つまり、「何事も自分の目で見て確かめてみることが大切だ」という意味であることを話しました。
 お正月に下田に行きました。夕方、東の海から満月が昇ってきました。ちょうどスーパームーンの日だったので、とっても大きくてきれいな月でした。その満月の光が反射した海面に、光の道ができました。ムーンロードという現象です。スマホで写真を撮り、後日いろいろな人にその写真を見せながら美しかった光景を説明しましたが、どれだけ伝わったことでしょう。「百聞は一見にしかず」です。自分の目で見たり、直接自分の体で体験したりすることが何よりも大切であるということです。
 全校朝会が終わってからすぐに、全校児童の前で使った拡大コピーの紙を掲示板に貼りました。3年生の社会科見学の写真資料も作成したので一緒に掲示してあります。休み時間に掲示板を見にたくさんの子ども達がやってきました。(写真上)
 2校時に教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任者研修の一環として、教育指導課からアドバイザーの先生が来校し、初任の先生の授業について指導していただきました。1,2学期に続いて3回目になります。国語の「資料から分かる小学生のこと」という単元の授業でした。(写真中)今日は、校内で行う初任者研修ということで、アドバイザーの先生の他にも、学年の先生や授業がなく手の空いている先生方が見にきていました。
 ちなみに、今年度本校を担当してくださっているアドバイザーの先生は、元区内の校長でもあり、私も大変お世話になった先生です。さらに、田柄小の昔の教頭先生でもあったので、地域やPTAの方はご存知の方です。いつも田柄小に来られると、校内を懐かしそうに見ていかれます。
 5校時に、算数室で行われていた5年生の少人数算数の授業を見に行きました。「比べ方を考えよう」の単元で、円グラフと帯グラフでの表し方を学習していました。一番後ろの席が空いていたので、子どもの目線で写真を撮ってみました。(写真下)板書の文字は大きくていねいでとても見やすかったのですが、教科書を拡大コピーして貼ったグラフは、白黒で見にくいことや、文字が拡大しても見づらいことに気がつきました。いつも授業観察の際に後ろで立って見ていることが多いのですが、たまには子どもの席に座って授業を見ることも大切だと思いました。
 授業を受けていたほとんどの子がマスクをしていました。5年2組で欠席が多く、朝全員の検温をしてマスクを配布しました。(2年3組が今日は閉鎖中でした)近くの中学校でも学年閉鎖があったと聞いているので、兄弟関係でインフルエンザが広まってしまうこともあります。区内全体でも学級・学年閉鎖が多いと連絡が来ています。午後から予報通りの大雪となりましたが、インフルエンザにも足元にも気をつけて登校させるようにお願いいたします。

1月22日の給食

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献立名           麦ご飯
              野菜のうま煮
              野沢菜のごま炒め
              みかんゼリー
              牛乳

一口メモ

 野沢菜のごま炒めについて
 ノザワナ(野沢菜)は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物です。長野県の野沢温泉村を中心とした信越地方を中心に栽培される野菜で、特産の野沢菜漬けの材料とされています。
 野沢菜の漬物は、成人病やガンの予防上、最も優れた漬物と称賛されたことがあります。ガンの死亡率が日本一低いと言われたり、長寿日本一と言われたりする信州長野県を代表する野沢菜漬けは、大変注目されています。今日は、ごま油で炒めました。

田柄おもちゃランド(2年生)

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 生活科の「作ってためして」では、身近な物をつかって動くおもちゃを作ってきました。これまで、どのように作ったら動くおもちゃが作れるのか、そのおもちゃを使って楽しめる方法はないか、考えてきました。
 今日は、その完成したおもちゃを使って、世界にひとつだけしかない「田柄おもちゃランド」を作り、1年生を招待しました。
 自分たちが作ったおもちゃを使って、1年生の楽しむ姿を見て、2年生はとても嬉しかったようです。

1月19日(金)

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 金曜日でしたが、年間予定では先週に入っていた体育朝会を今朝全校で行いました。全校児童がなわとびを持って整列し、運動委員会の児童が中心になって見本を見せながら進めていきました。
 今回行ったのは、「にゃんこスター」の登場でよく流れるようになった「さくらんぼ」の曲に合わせたリズムなわとびです。最初はなわを跳ばない技の「返し跳び」から始まり、前跳びやかけ足跳び、グーパー跳びなどをします。さらに、途中でなわを地面に置いて、ダンスも入りました。・・・説明は難しいのですが、にゃんこスターのネタで見られるそのものを想像してください。さすがにどの子もよく知っていました。ダンスの部分はすぐにマスターしていました。
 先週は生山ヒジキさんになわとびの指導をしていただきましたが、運動は楽しく行うことが第一です。ただ跳ぶだけのなわとびではなく、曲に合わせて、そして楽しくなわとびの技を組み合わせて運動する時間になりました。
 ところで、写真上に写っている太鼓を持った青い帽子の人は誰でしょう? スーパー三助・・・と言いたいところですが、それに扮した本校の教員です。普段から声や格好が似ていて、今日は相手役のアンゴラ村長がいなかったのが残念でした。
 今週から、3学期の授業観察を行っています。全ての先生達の授業の様子を、校長と副校長で見に行っています。今日の1校時は、5年2組の理科室での授業を見に行きました。「水溶液の重さ」についての実験をしていました。授業の前半では、上皿てんびんの使い方を指導していました。(写真中)
 昔はこの上皿てんびんを理科の実験でよく使っていました。ところが、今の教科書では「別の実験器具」として紹介されているだけです。電子てんびん(家庭でも調理でよく使うような重さを量る電子式のはかりです)の方が手軽に重さを量ることができて便利なので、いつの間にかそちらに移行してしまいました。マッチを使わずにチャッカマンになったり、アルコールランプに替わってカセット式のガスコンロが使われるようになったのも同じ理由です。
 そんな中でも、ちゃんと上皿てんびんの使い方を指導していたのはすばらしいことです。上皿てんびんには、2通りの使い方があります。一つは、物の重さを量る場合・・・量りたいものを左側の皿にのせ、釣り合うように分銅を右側の皿にのせていきます。もう一つは、必要な重さを量りとる場合・・・食塩を5グラム量りとるとしたら、左側のさらに5グラムの分銅をのせて、釣り合うように右側の皿に食塩を入れていきます。
 ところで、本題の実験は、「水に溶けた食塩の重さはどうなるか」という内容でした。100グラムの水に10グラムの食塩を溶かしたら、何グラムの食塩水になるでしょうか? 子ども達に予想させると、「溶けてなくなってしまったのだから100グラム」とか、「少しは重さが含まれて105〜108グラム」という考えが出てきます。実際に実験をし、水にものが溶けるという現象について理解を深めていきます。
 2校時は、4年1組の算数の授業を見に行きました。(さすがに担任は、青い帽子はもうかぶっていませんでした…)4年生は、小数のわり算の学習をしています。小数÷整数の学習で、今日は100分の1の位まである小数のわり算について、筆算の仕方を学んでいました。算数の授業は、少人数の5つのコースに分かれて授業をしているので、先生の目が一人一人のノートに行きやすい環境にあります。練習問題が終わった子を黒板に出し、問題を解かせている間、つまずいている子どものところに先生が行って、ていねいに指導していました。(写真下)

1月19日の給食

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献立名           麦ご飯
              ひじき入り卵焼き
              野菜のおかか和え
              野菜のみそ汁
              牛乳

一口メモ

 ひじきについて
 ひじきには、カルシウムやマグネシウム、食物繊維がたくさん含まれています。カルシウムは、牛乳の約12倍、マグネシウムはアーモンドの約2倍、そして食物繊維はごぼうの約7倍もあるそうです。
 ちなみに、カルシウムは歯や骨の成形を助け、マグネシウムは血液の循環を正常に保ち、食物繊維はお腹の調子を整える働きがあります。さらに、皮膚を健康に保つビタミンA(レチノール当量)まで含まれているので、ひじきは女性にうれしい食材であるとも言われています。

体育朝会〜リズムなわとび

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 縄跳び月間の一環として、全校でリズム縄跳びを行いました。
 低学年はできる技に挑戦しながら楽しむこと、中学年はリズムに合わせて跳ぶこと、高学年は仲間と揃う楽しさを味わうことをめあてに跳びました。
 休み時間に何度も練習した運動委員を見本にしながら、楽しく跳ぶことができました。色々な跳び方に挑戦することを通して運動量を増やすとともに、縄跳びに親しんでほしいと思います。

1月18日(木)

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 3年生の社会科見学がありました。昨日から一転し、比較的暖かで風もなく、社会科見学にはうってつけの日和でした。3年生の社会科見学は、区内めぐりです。谷原にある「べじふるセンター練馬」と練馬区役所、石神井公園ふるさと文化館の3か所の見学に行きました。
 学校を出発し、バスは途中で春日町にある愛染院の近くを通りました。愛染院の近くには、練馬大根の石碑があります。バスの中からでしたが、見学をすることができました。昔(30〜20年前)は、よく区内の3年生が社会科見学で練馬大根を使った漬物工場に行ったものです。高松のあたりにあった工場に、子ども達を連れて行った記憶があります。(もちろん、おみやげに漬物をいただいて…)
 べじふるセンターは、青果卸売市場です。「べじ」は野菜の「ベジタブル」、「ふる」は果物の「フルーツ」を意味しています。すでに朝早く行われるセリは終わっていましたが、場内にはたくさんの段ボールが山積みになっていました。全国各地からトラックで運ばれてくる野菜や果物が入った段ボールが、所狭しと置かれていました。
 2階の研修室でDVDを見たり説明を聞いたりしました。日本各地だけでなく、世界のいろいろな国からも新鮮な野菜や果物がたくさん届いていることが分かりました。続いて、外に出て大きな冷蔵庫(冷蔵室)に子ども達を入れてくれました。1年を通じてたくさん出荷される野菜は、玉ねぎ、キャベツ、じゃがいもで、果物ではバナナ、みかん、りんごの順だそうです。この時期は、白菜やネギの段ボールが目立ちました。「野菜の高値はいつまで続きますか」と質問してみたら、「もうじき葉物野菜が出てくるから、もう少しの辛抱かな…」と言われていました。
 次に向かったのは、練馬区役所です。自分は出張でちょくちょく区役所に行っていますが、初めて中に入った子がほとんどでした。区役所では、西館10階のハーブテラスと本館20階の展望室の見学をしました。ハーブテラスは、この時期にほとんどのハーブは休眠状態でしたが、遠くの景色が良く見えました。さらに遠くまでよく見えたのが、本館の展望室です。富士山はかすんでいましたが、新宿新都心やスカイツリーなど、練馬区だけでなく東京都、そして近隣の県の様子まで見渡すことができました。北側の窓に顔を寄せて、一生懸命田柄小学校をさがしている子がいました。田柄小の屋上から区役所が見えるので、区役所からも田柄小が見えているはずです。しかし、眼下には建物がぎっしりとしきつめられた状態で、「なんとなくあの辺かな」程度でしか分かりませんでした。20階には展望レストランもあります。よく晴れた日に区役所を訪れた際は、ぜひエレベーターで20階まで上がってみてください。
 区役所を後にして、石神井公園ふるさと文化館に向かいました。8年前に開館したふるさと文化館は、練馬区の歴史や伝統文化、自然などについて、体験しながら楽しく学ぶことができる施設です。平日にもかかわらず、たくさんの人が来館していました。会議室を借りてお弁当を食べてから、二手に分かれて見学をしました。全て館の人から説明を受けることができ、またあちこちにボランティアガイドさんも常駐していたので、子ども達の見学の補助をしていただけました。
 館内2階の展示室では、練馬大根の歴史や昔の道具の展示があります。ちょうど3年生は、社会科で昔の道具についての学習を始めているところです。昔のアイロンは、「火のし」という名前の道具で、金属でできた柄杓(ひしゃく)のような形をしています。中に熱した炭を入れて、アイロンのように使ったそうです。また、洗濯板の説明もありました。表と裏でぎざぎざの向きが違っている理由も話があり、「なるほど」と思いました。
 帰校中に、1号車のバスがトラブルに合うというハプニングがあり、30分遅れで解散しました。3年生のご家庭には、ご心配とご迷惑をおかけいたしました。

3年社会科見学

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 今日の社会科見学では、べじふるセンター・練馬区役所・石神井公園ふるさと文化館へ行ってきました。野菜や果物がどのようにお店に運ばれているかが分かったり、練馬区の様子を練馬区役所の20階から見たり、昔の道具に触れたり、1日でたくさんのことを学びました。
 子供たちは、メモを一生懸命取っていました。しおりのメモ欄に書き切れないくらい書いていました。施設の方に元気よく挨拶もできて、立派でした。

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