真夏並みの暑さが続いています。熱中症予防を心がけて過ごしましょう。

12月6日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今週に入り、1年生の子ども達が、大きな荷物を手に登校してくる姿が見られるようになりました。特に今朝は、雨が降っていたために大変そうでした。紙袋に入っているたくさんの箱が濡れないように、新聞紙やビニールがかけられていました。
 子ども達が持ってきた箱は、図工の時間に工作で使うためのものでした。「どうぶつむらのピクニック」という題名で、箱を組み合わせて動物を作ります。クラス全員の動物が集まると、すてきな動物園が出来上がる…というわけです。
 材料は、各家庭で集めておくように、先月からお伝えしていたようです。そのため、たくさんの箱やトイレットペーパーの芯、紙皿などが集まりました。特に低学年では、図工の授業を中心に、家庭に協力してもらうことが多いものです。(3年生以上の学年では、これから書き初めのシーズンです。新聞紙の用意が必要になります。)
 1年生の子ども達は、まず自分が用意してきた箱を机の上に並べ、何の動物を作ろうかと考えました。箱の形はいろいろあります。大きさも様々なので、箱を手に取り、縦にしたり横にしたり…他の箱と組み合わせたりと、一生懸命考えていました。そして、作りたい動物が決まると、夢中になって製作に集中し始めました。
 足が付き、しっぽが付き、やがて動物の全体像が見えてきました。ゾウやライオン、キリン…見ただけで何を作っているのかがなんとなく伝わってくるものです。空き箱がただの箱ではなく、子どもの手によって生命を吹き込まれたような感じを受けました。(写真上)
 4年生は、総合的な学習の時間に「パラスポーツを調べよう」という学習をしています。2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な取り組みやイベントが開催されるようになってきました。そういう影響もあって、国民のパラリンピックへの関心や理解が高まりつつあります。4年生の子ども達にも、パラリンピックが障害のある人達のための「もう一つのオリンピック」という認識があります。しかし、具体的にどのような競技があるのかは、我々大人も知り得ていないのが現状です。
 4年生は、まずパラリンピックにどのような競技があるのかを調べることから学習を始めました。そして、競技のルールや選手の様子を知ることから、障害の理解へと学習を広げていきました。今日は、各自が調べたことをポスターにしてまとめていました。(写真中)
 17日(月)に、車いすバスケットボールの選手2名にお越しいただくことになっています。全校児童に講演会を、そして4年生に車いすバスケットボールの体験を指導していただきます。4年生は、点字の学習から始まり、聴導犬、ボッチャ体験と、障害理解の授業を今学期続けて行ってきています。
 音楽の授業で、CDを使ってオーケストラの演奏を聴く「音楽鑑賞」は、低学年でも行われています。今日は、アンダーソンが作曲した「ゆかいな時計」(「シンコペーテッド・クロック」という題名が一般的です。)をCDで聴きながら、音やリズムの楽しさを学びました。
 音楽の教科書には、「時計さんは、いつも休まずに動いています。でも、あれあれ? 今日は時計さん、どうしたのかな?」と書いてあります。・・・実はこの曲、一定のリズムをきざむ時計の様子を表しながら、ところどころで音をシンコペーションさせて、コミカルでユーモアのある音楽になっているのです。ですから、時計の歯車が途中で一回足踏みして止まるような箇所が出てきます。
 音楽を聴きながら、自然に鉛筆を持つ手を指揮棒のように動かしている子が何人もいました。(写真下)クラシック音楽は、教材として優れているだけでなく、子どもの情操を豊かにするすばらしい芸術です。

12月6日の給食

画像1 画像1
献立名           きなこ揚げパン
              ひよこ豆のスープ
              青のりポテト
              牛乳


一口メモ

 きなこ揚げパンについて。
 きなこは、炒った大豆を粉末にしたものです。熱を加えると大豆特有の臭みがなくなり、粉にすることで消化も良く、和菓子の材料によく使われます。
 今日の給食は、揚げたコッペパンにきなこと砂糖、少量の塩をまぶしています。少量の塩は、砂糖の甘さを引き立てる働きをします。

12月5日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 おとといの月曜日の放課後に、地域未来塾が行われていました。地域未来塾は、練馬区全校で推進している、「学校地域連携事業」の一環です。田柄小では、2学期から実施しています。9月に、2年生と3年生を対象に募集を行い、たくさんの申し込みがありました。毎月1〜2回ずつ、月曜日の放課後に行っています。
 地域未来塾では、算数で学習した内容を復習する補習プリントを中心に実施しています。2年生は5校時終了後から、そして3年生は6校時の終了後から、生活科室と理科室を使って行っています。指導者は、地域の方々にお願いしています。本校の地域連携コーディネーターの森田さんが中心となり、協力していただける方々を探してもらいました。
 この日は、2年生はものさしを使った「長さ」のプリント、3年生は「わり算」のプリントに取り組んでいました。(写真上)問題が分からない場合は、スタッフの方々に聞くと優しく教えてもらえます。また、プリントが終わるとすぐに丸付けをしてもらい、終わった子から下校します。
 子ども達の受講料等は、一切かかりません。また、スタッフの方々へは、区から手当てが支給されています。1学期に本校では、地域連携事業として、教室内や水泳指導での児童の支援に携わっていただきました。2学期からは、地域未来塾の他に、家庭科のミシンの授業支援にも入ってもらっています。
 「地域の人材を生かして、学校教育をより良くしていこう」という趣旨で行う取り組みです。もし保護者や地域の方々で、学校で活かせる支援内容がありましたら、ぜひお知らせください。
 6年生は、家庭科の時間に、生活に役立つ布製品として「クッション作り」に取り組んでいます。来週から2学期のまとめの調理学習を行うため、そろそろ完成させる段階になりました。
 フェルトの生地を使い、手縫いを中心にして仕上げるクッションです。また、自分でデザインした柄をフェルトで形作り、アイロンでつけたり手縫いでつけたりと工夫していました。(写真中)最後にクッションとなる中身の素材を入れて完成です。大きさがちょうど子ども達の頭のサイズくらいなので、ごろんと横になったらいい夢が見られそうです。
 4年生の理科の学習「もののあたたまり方」では、理科室で様々な実験をしています。普段の生活の中では、金属や水や空気など、いろいろなものを温めています。4年生の理科の学習では、それぞれの物質が、どのように温まっていくのかを実験で確かめます。
 生活の中で金属を温めることと言えば、まずフライパンを思い浮かべるでしょう。フライパンを火にかけると、バターが次第に溶けていくのを見たことがある子は多いはずです。でも、バターはすぐに溶けるのではなく、火をつけてしばらくたってからです。(すきやきの鍋で、牛脂を溶かすのも同じです)では、フライパンの一部だけコンロの火があたるようにしたら、どのように温まっていくでしょうか。子ども達は、火に近いところから少しずつ広がっていく…と考え、予想します。
 実験では、銅版にロウをぬり、実験用コンロの火をあてて調べます。ロウが溶けていく様子から、銅版全体に熱がどのように伝わっていくのかが分かります。さらに、銅でできた棒の温まり方も調べます。棒の端に火を近づけた場合や、棒の真ん中に火を当てた場合、さらには棒を斜めにしてと、いろいろな場合の結果から結論を導き出していきます。(写真下)

12月5日の給食

画像1 画像1
献立名           親子丼
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 沢煮椀について。
 「沢煮椀」は、漁師が山に入るときに、日持ちのする脂のついた豚肉などを持っていき、山の山菜などと一緒に具だくさんの汁を作ったことが始まりだと言われています。
 今日の給食では、鶏肉や大根、にんじんなどの野菜を千切りにして、塩としょう油で味付けをして作りました。

12月4日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、6年生の社会科見学がありました。バス2台で、国会議事堂と昭和館、科学技術館の見学に行きました。6年生にとっては、小学校生活最後の校外学習となりました。小学校に入学してから、遠足や生活科見学、社会科見学に移動教室と、様々な校外学習が行われてきました。それが、学年全員でお弁当を持って出かけることがこれで最後かと思うと、6年生にとっては、何となく寂しい感じもしたのではないでしょうか。
 見学先は盛りだくさんでしたが、今回はとても幸運に恵まれました。まず、気候がとても暖かかったことです。国会議事堂では、外で待たされたり、写真撮影のために外にいる時間が長いのですが、この時期の社会科見学とは思えないほど暖かでした。また、お弁当は科学技術館の狭いテーブル席を予約していましたが、キャンセルして北の丸公園で食べることができました。
 さらに幸運だったのが、道路が行きも帰りもすいていたことです。国会議事堂に早めに着いたため、昭和館や科学技術館の見学時間をたっぷりとることができました。帰りも首都高がすいていたため、バスの中で見ていたDVDは途中で終わりになったものの、早めに下校することができました。
 国会議事堂は、参議院の見学でした。毎日都内の6年生だけでなく、近隣の県からも社会科見学に訪れる場所です。さらに、大人の団体や海外からの見学者も来ます。今年も見学コースを列になって歩き、ぐるっと建物の中を見て回る感じになりました。(国会が忙しくなければ、傍聴席に座らせてもらい、説明を聞くことができます。本会議場の様子は、歩きながらですが見ることはできました。)
 議事堂内の見学が終わってから外に出ると、正面玄関前でクラス写真を撮るのがお決まりです。(写真上)写真を見ると、国会議事堂をバックにクラスの子ども達だけが写っています。しかし、この周りにはいろいろな学校の児童がひしめき合って並んでいます。警備の人達は、少しでも早く次の学校に場所を空けるようにとせかしてきます。街路樹のイチョウが真っ黄色に色づく中を歩き、バスに乗りました。
 昭和館は、九段下の駅の真上にあります。7階が戦争中、6階が戦後の昭和の様子の展示室です。7階の入口を入るとすぐに、召集令状や千人針(出征する夫や息子の無事を願って、妻や母親らが街頭に立ち、道行く人にひと針ずつ縫ってもらった布です。戦場に行く時に、お守りとして持たせたものです。)
 他にも、戦時中に金属類が回収されたため、様々な代用品が使われていたこと、そして当時の食べ物や暮らしの様子などの展示がたくさんありました。さらに昭和の時代が進むと、3種の神器(テレビと洗濯機と冷蔵庫です)や足踏み式のミシンが出てきます。子ども達は体験コーナーが気に入って、ほとんどそちらにいる時間が長くなってしまいました。ところどころできちんと説明してあげると、とても見ごたえのある見学場所です。ぜひ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に出かけていただけばと思います。(写真中)
 歩いて北の丸公園に向かい、お弁当を食べました。国会に着いた頃から何人かの子ども達がお腹を空かせていました。きっとお弁当が、何倍もおいしく感じられたはずです。
 科学技術館は、北の丸公園のすぐ隣にあります。子ども達が科学に興味をもち、体験しながら学べる場所になっています。(写真下)雨の場合の昼食場所も確保できるとあって、多くの学校が使うため、連日子ども達で大賑わいです。校帽があって良かったと、こういう時に思います。(それも、あまりない緑色の校帽で…。)
 毎年各階の展示が新しくなっています。きっと子ども達は、何度行っても楽しめる所だと思います。私が子どもの頃、東京の親戚の家に遊びに行った時に連れてきてもらったことがあります。そんな昔からある施設です。科学技術館で遊ぶのが楽しくて、毎年のように連れていってもらいました。(それで、理科が専門になったのかもしれません。)

6年生 社会科見学

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 6年生は、12月4日(火)に社会科見学に行きました。国会議事堂と昭和館、科学技術館に行きました。
 立法の最高機関である国会議事堂の重厚な雰囲気を感じつつ、見学をしました。昭和館では、戦時中の様子や戦後の生活がわかる展示がたくさんありました。科学技術館では、グループで体験的な活動を楽しみました。
 6年生にとって、校外学習はこれが最後でした。お世話になる方々に挨拶をすること、グループ行動では時間を守り行動することを意識して活動しました。
 小学校生活の締めくくりとなる社会科見学に行くことができました。
 

12月4日の給食

画像1 画像1
献立名           ご飯
              松風焼き
              キャベツの旨み漬け
              いものこ汁
              牛乳


一口メモ

 いものこ汁について。
 いものこ汁は、東北の郷土料理で、秋の定番である里芋と根菜を煮込んだ料理です。里芋は、秋から冬にかけて旬を迎える食材です。里芋の日本での歴史は古く、縄文時代に伝わったとされています。
 また里芋には、体の中の余分な塩分を外に出す働きや、胃や腸の掃除をする栄養素が含まれ、私たちの体を守ってくれています。

12月3日(月) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 2校時の後半に、避難訓練がありました。11月に予定されていたものの、雨が降ったり学芸会の練習があったりで、延期になっていました。
 今日は、火災(理科室から出火、予告あり)の場合の訓練とともに、近隣ヘの2次避難の訓練をしました。いつも通り校庭の南側に集合し、人数を確認した後、火災がさらにひどくなったことを想定して愛宕神社まで移動するという訓練でした。
 500名の児童が移動するのには、とても時間がかかります。(だから訓練をするわけですが…)1〜4年生は、うんていの裏にある扉から神社に入りました。5,6年生は、旧東門を出て、道路を回って神社に行きました。(写真上)先月クリーン運動で来た頃に比べて、イチョウの葉がさらに黄色く染まっていました。学校のすぐ隣に、こういう避難場所があるというのは、とてもありがたいことです。
 昨日、練馬区内で、毎年恒例の「大根の引っこ抜き大会」があったようです。今日の給食に「練馬大根スパゲティ」が出ました。子ども達の大好きなメニューです。
 練馬大根は、普通の青首大根と比べて、白くて細長いのが特徴です。それだけに、引き抜くのが大変です。昔に比べて、ごく限られた農家でしか栽培されなくなってきています。
 給食中に、栄養士さんが低学年の教室を回り、練馬大根の実物を見せてくれました。いつも見ている大根との違いが良くわかったようでした。(写真下)

12月3日(月) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日の全校朝会では、「暴力は絶対にいけない」という内容の話をしました。
 ・・・先月11月の「ふれあい月間」では、全校で「いじめ防止の標語づくり」に取り組みました。各クラスでいじめは絶対にいけないこととして考え、標語の作成に真剣に取り組む様子が見られました。これから各学年の代表を決めて、練馬区の応募作品として提出する予定です。
 一方で、「いじめは絶対にいけないこと」と分かっていても、友達に対して手や足が出てしまう子がいます。学校内を回っていると、先生に指導されている子を時々見かけることがあります。学校の先生達は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基本として指導しています。相手が言うことを聞いてくれないからとか、思うようにならないから、いやなことを言われたからといって、人をたたいたりけったりすることは絶対にいけないことであり、何の解決にもなりません。・・・
 東京都では、毎年この時期に、暴力の被害にあっている子どもがいないかを調査することになっています。低学年用と高学年用のアンケート用紙が用意され、全ての学校で行うこととされています。(これは、子ども同士の暴力ではなく、大人から暴力を受けていることがないかを調べるものです。)今日の全校朝会で話をしたので、近日中に各クラス担任からもう一度子どもの実態に合わせた指導の後、アンケート用紙を配布する予定です。
 数年前から始まった取り組みですが、当時は「『暴力』という言葉を使うのはどうか…という保護者の声がありました。しかし、子どもにとって大人からの暴力というのは、学校での体罰や家庭での虐待を意味しています。そのため、子どもに話すときに「暴力」という言葉で表現しているわけです。
 このことだけの話だと全校朝会が重い雰囲気になってしまうため、後半は持久走記録会に向けた取り組みについての話をしました。
 学芸会後の先週から、本格的に体育の授業で持久走に向けてがんばる姿が見られるようになりました。そして、今日から中休みに5分間走が始まりました。(写真上)低学年は内側のコース、高学年は外側のコースを走ります。5分間音楽を流し、その間は止まらずに周回を続けます。土曜日の記録会に向けて、毎日しっかり続けていけるように指導していきます。
 全校朝会では、サクラ草の様子についても話しました。11月が大変暖かかったこともあり、早くもサクラ草のつぼみが上がってきている鉢が見られます。この調子だと、冬休みに入る前に、全校でたくさんの花が咲くかもしれません。
 葉がたくさん茂ってきているので、ジョーロであげた水が鉢土に入りにくくなっています。また、雨の日が少なく乾き気味の傾向が見られます。たっぷりと水やりをするように話をしました。
 子ども達は素直なもので、朝会が終わるとすぐにサクラ草のところに行き、鉢に水をたっぷりとあげていました。(写真下)もうすぐ咲きそうなサクラ草があることにも気付いたようでした。

12月3日の給食

画像1 画像1
献立名           練馬スパゲティ
              フレンチサラダ
              おかしなおかしな目玉焼き
              牛乳


一口メモ

 練馬スパゲティについて。
 12月2日(日)に、「練馬大根引っこ抜き競技大会」が行われました。練馬区の特産品である練馬大根を引き抜く早さを競う大会です。
 今日は「練馬大根一斉給食」の日です。昨日の大会で抜いた大根を、練馬区の小中学校の給食で使用する日になっています。
 今日の給食では、練馬大根を81キログラム使ってスパゲティを作りました。

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31