文化祭その4、生徒からの感想特集

 11月3日(土・文化の日)に行われた文化祭。
今回は、生徒から寄せられた多数の感想の中からいくつかご紹介します。
<写真上>舞台で演奏する吹奏楽部
〇吸い込まれるような演奏だった。
〇3年生のソロパートに感動した。「世界に一つだけの花」のフルートがすごくきれいだった。3年男子のダンスもキレキレでよかった。
<写真中>理科1年「夏休みの科学研究」
〇10円玉の実験が多く、これは次の1年生も同じようになるのかと思うと面白く感じた。
〇一つ一つの完成度が高く見ていて面白かった。写真が上手くまとめられていた。
<写真下>美術部の展示作品「黒板アートとおさい銭箱」 
〇黒板アートがとてもよく、おさい銭箱などのクオリティーが高かった。
〇美術部全員で作り上げた部屋だから、今まで作ってきた思い出があふれてきた。
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文化祭、その3、3年生編

11月3日(土・文化の日)に第60回文化祭が開かれました。前回に引き続き、今回は3年生編です。
 3年生の舞台発表は学年劇「ハルヤ君の野望」です。主人公のハルヤは中学3年生。ある目標を達成するために自分が変わることを決意し、−−−と明るい青春ドタバタ劇です。「3年生なので役に入り込んで演じていたのが良かった」と演劇指導担当の先生が、「主役の生徒はセリフが多く、苦労しているようであったが、明るく、皆が協力して作り上げることができた劇となりました。指導していてとても気持ちがよかったです。」とコーチとして指導に当たった演劇指導のベテランの先生が語っていました。
 展示発表では、「修学旅行」「生きる」「卒業記念パネル」が武道場で、「スポーツレポート」(体育)「私の箱」(美術)等が他の場所で展示されました。舞台も展示も、それぞれ3年生らしい完成度の高い作品となりました。桜の咲く校舎上をカモメが3羽飛んでいる姿を花紙で作ったお花で作成した卒業パネル「伝統から未来へ」(このパネルは卒業式で展示されます)や、ペーパークラフト「広隆寺の弥勒菩薩像」、「東大寺盧舎那仏像」「奈良市内、京都市内のマップ」「東大寺南大門阿形、吽形の絵」「お団子やおたべなどのお土産物の模型」、そして「生きる」ことをテーマに作成された展示物など、飽きの来ない展示物がたくさん並べられていました。
 あと半年で卒業しますが、演劇も展示も、6歳で小学校に入学し、15歳で中学校を卒業するという義務教育15年間の教育の成果、生徒一人一人の成長」を見ることがでました。とても素晴らしかったです。
<写真上>3年生演劇の一場面(運動会の応援のシーン、万国旗の演出が効果的でした)
<写真中>3年生演劇の一場面(教室の中のシーン、いすを並べただけですが、中学校の教室の雰囲気がよく出ていました)
<写真下>卒業記念パネル「伝統から未来へ」とその製作者の集合写真
文化祭1 文化祭1
文化祭2 文化祭2
文化祭3 文化祭3

文化祭その2、2年生編

11月3日(土・文化の日)に第60回文化祭が開かれました。前回に引き続き、今回は2年生編です。
 2年生の舞台発表は学年劇「空も飛べるはず」です。様々な集団の意義や集団の中での自分の役割と責任を自覚して、ひいては学校生活を自分たちの手で向上させていこうというねらいが込められた作品でした。劇の最後は、谷川俊太郎さんの『明日』に出てくる言葉を引用した詩を、各クラスごとに舞台上で群読する場面が組み込まれ、まさに第2学年生徒全員出演の演劇となりました。「みんなが主役の劇を作れてよかった。生徒の意見も生かしていきながら劇を作った。やりがいがあった。」、と2年生の演劇担当の先生が語っていました。
 2年生の展示発表は世界のスポーツ」(体育)、「日本 世界遺産物語」(社会)が2年生の展示場所に、総合学習「東京調べ・職場体験」が3階総合室・少人数教室に、「夏休みの科学研究」が第一理科室になど、各所で様々な展示が行われました。特に東京調べで作られた、東京のジオラマはミニチュアの建物がていねいに作ってあり、非常に見ごたえがありました。「地図を拡大することと建物のミニチュアづくりに苦労しました」、と展示責任者となった生徒が語っていました。演劇も展示も、2年生らしい力のこもったもので大変見ごたえがありました。 
<写真上>劇中の群読のシーン。2年生生徒全員がクラスごとに登壇し、元気よく声を出していました。
<写真中>1年生が練馬区調べならば、2年生は東京都調べです。この写真は3階総合室に出品されていた東京のジオラマです。ミニチュアの建物が丁寧に作られているのが分かります。
<写真下>二年生職場体験新聞。生徒1人につき1枚の新聞が作成されていました。紙面からは、勤労の尊さや意義について感じ入ることがたくさんあったことが分かりました。

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文化祭その1、1年生編

11月3日(土・文化の日)、第60回文化祭が開かれました。舞台発表、展示発表とも見どころが多く、非常に盛況でした。これから、文化祭の特集をしばらく続けます。最初は1年生編です。
 1年生の舞台発表は英語劇で「Another Story of Urashima Tarouもう一つの浦島太郎物語」です。脚本は、舞台発表担当の先生(担当は英語科)が作ったオリジナルです。生徒は英語を本格的に学び始めてまだ半年。「よく生徒が英語を覚え、演じていました。生徒の表情からは、やり遂げたという達成感を感じました。」と舞台発表担当の先生がしみじみと語っていました。
 1年生の展示発表は、今までの総合学習でまとめた「練馬・川越調べ」を中心に、「国調べ」(社会)、「スポーツレポート」(体育科)、が1年生の展示場に、「朝ごはんコンクール」(家庭科)が3階被服室など、各所で展示されました。会場には生徒が作った「ちがや馬」や「練馬大根の成長の様子」などが展示されました。展示発表担当の先生からは「生徒たちは様々なことを一生懸命に調べた。しかし、練馬大根づくりは台風で大きな被害を受け、ほとんどを植え直し、苦労した。」と語っていました。
 舞台発表も展示発表も1年生らしい初々しさがあり、とても見ごたえのある素晴らしい発表でした。
<写真上>1年生の舞台発表「Another Story of Urashima Tarouもう一つの浦島太郎物語」の中の一場面
<写真中>「ちがや馬」づくりの展示。手前に並んでいるのが「がちや馬」です。ちがや馬飾りは、戦前まで区内の農家でよく行われていた、七夕の風俗慣習です。短冊などを飾った2本のササ竹の間に荒縄を渡し、それに馬の形をした「ちがや馬」を雌雄一対にして向かい合わせにつるします。
<写真下>練馬大根についての展示。練馬大根の栽培は、江戸時代の元禄期頃には盛んになりました。昭和の初めのころまで盛んに栽培され続けますが、大干ばつやモザイク病の大発生によって大きな痛手を受け、食生活の洋風化・急激な都市化による農地の減少などにより、昭和30年頃から栽培が衰退し、練馬大根が出回ることがほとんどなくなってしまいました。現在の主要生産物はキャベツになっています。

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点描:秋の朝、北町中

あれほど暑かった夏も終わり、深秋の候となりました。
本校の目指す生徒像は「(1)学習に励む、(2)自分や他人を大切にする、(3)心身を鍛える、(4)責任をもって仕事をする」生徒です。そのために、本校では朝早くから様々な教育実践が行われています。朝7時半ごろの北町中の風景を撮影しましたのでいくつか紹介します。どの活動も、「おはようございます」の明るく元気のいいあいさつから始まっていました。生徒の表情からは、自分の力が伸びていくことを楽しみながら活動している、との印象を受けました。
<写真上>11月3日(土・文化の日)の本校の文化祭に上演する学年演劇の練習を教室で行う3年生の生徒たちとその練習を見守る3年生の演劇指導担当の先生(手前)。演劇部指導のベテランの先生も、コーチとしてこの劇を指導しています。今週の土曜日の文化祭が楽しみです。
<写真中>グラウンドを走る陸上部員の生徒たちと、一緒に走る陸上部の顧問の先生(右端)。この顧問の先生は高校時代に陸上部に所属し、現在も生徒と一緒に体を鍛え、各地で行われる市民マラソンに参加しています。
<写真下>バットの素振りをする野球部の生徒たちと、それを指導する野球部の顧問の先生(右側)。この顧問の先生は高校時代に野球部に所属し、甲子園に出場した経験をもっています。
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