6月20日(水)「あじ」は一年中とれる魚ですが、旬は6月から8月の夏です。あじのように背中が青い魚には脂肪酸と呼ばれるEPAやDHAという成分が多く含まれています。血液の流れを良くしたり、脳細胞の働きを活性化させる効果があります。また、骨や歯の成長に欠かせないカルシウムも豊富です。今日は衣をつけて揚げたのでしっぽも食べられますが骨などに気をつけて、よくかんでいただきましょう。 6月19日枝豆は大豆と同じ種から作られていることを知っていますか?葉が枯れるまで育てたものが「大豆」、それよりも前の青い状態で収穫したものが「枝豆」と呼ばれます。分類上では野菜になりますが、野菜と豆の良いとこ取りの枝豆は栄養が豊富です。今日は旬の枝豆を、ごはんに混ぜ込みました。またかんで食べることで栄養も吸収されやすくなります。よくかんでいただきましょう。 6月18日(月)ジャンバラヤはアメリカ・ルイジアナ州の料理です。スペイン料理のパエリアに似た、炊き込みごはんで玉葱やセロリ、ピーマンなどの野菜と、ソーセージ、米などを炒め、「ケイジャンスパイス」と呼ばれるさまざまな香辛料で味付けをします。給食でも豚の挽肉、ウインナー、人参、ピーマン、マッシュルームなどたくさんの食材を加えて作りました。また、かみかみサラダは良くかむことを目的として、サラダにするめイカを入れました。良くかむことを意識して食べましょう。 6月15日(金)チンジャオロースという料理は中国の料理で「チンジャオ」はピーマン、「ロー」は肉、「スー」は糸のような、または細いという意味です。その名のとおり、細く切ったピーマンやたけのこ、豚肉を炒めた料理です。また、今日の果物、プラムは暑くなってきた今頃が旬の始まりです。日本では「すもも」と呼ばれ、桃とは違った甘酸っぱさが特徴です。皮の部分には酸味がありますが、ポリフェノールなどの栄養がたくさん含まれているので皮まで栄養がたっぷりです。今日もおいしくいただきましょう。 6月14日(木)「かつおでんぶ」とは粉末にしたかつお節と白ごまを炒ってみりん、しょうゆ、砂糖で味付けしたものです。かつおは脂肪分が少なくヘルシーな食品で、また、たんぱく質やカルシウム、鉄分、ビタミンなどが豊富に含まれる栄養価の高い食品です。かつおはかつお節にすることでさらに旨味や栄養が生の3倍にもなると言われています。ごはんと一緒においしくいただきましょう。 6月13日(水)「マーマレード焼き」は名前の通り、鶏肉をマーマレードと調味料につけ込んで焼いた料理です。マーマレードには肉を柔らかくする作用があります。また、つけ込むことで、かんきつ系のほのかな酸味と甘さが加わります。主菜だけでなく、主食のごはんや副菜のスープも残さず食べましょう。 6月12日(火)あじさいの花がきれいに咲く季節になりました。これをイメージして、ぶどうジュースとカルピスを使った2層のあじさいゼリーを作りました。また今年の3月、リクエストメニューで麺類、第1位を獲得した「味噌ラーメン」の登場です。朝からグツグツ煮込んだ鶏がらスープにたっぷりの野菜を加えて、味噌味を風味良く仕上げました。季節を感じながら今日も味わっていただきましょう。 6月11日(月)関東は先週梅雨入りしましたが6月11日の今日が暦上での梅雨入りです。この季節の変わり目を「入梅」といいます。入梅の日ということで今日の魚は梅を使用したメニューです。メルルーサという白身魚に片栗粉をつけてカラッと揚げ、その上から梅干しの種を除いた「梅肉」をソースにしてかけました。これからじめじめとした天気が続きますが、しっかり食べて梅雨を乗り切りましょう! 6月8日(金)「切り干し大根」は大根を干して作る乾いたもの、乾物です。1本の大根を干して切り干し大根にするとたった1/10の重さにしかなりません。切り干し大根は生の大根より「グルタミン酸」や「ブドウ糖」が凝縮しているので旨味を強く感じます。またカルシウムやビタミン、鉄分、食物繊維なども凝縮されており、栄養満点の食材です。不足しやすい栄養素をたくさん含んだ切り干し大根を残さず食べましょう。 6月7日(木)今日は沖縄のメニューです。「ししじゅーしぃ」の「しし」は豚肉のことで「じゅーしぃ」は混ぜご飯という意味します。豚肉だけでなく、昆布も混ぜ込むので旨味が染みこみます。また「にんじんしりしり」の「しりしり」は千切りのことで、千切り人参とたまごを炒めた副菜です。今日はこれにツナも加えて食べやすくおいしく仕上げました。沖縄の郷土料理をよく味わっていただきましょう。 6月6日(水)タンドリーチキンはインドの定番料理です。鶏肉をにんにく、生姜、ヨーグルト、カレー粉などに漬けこんで香ばしく焼きました。インドではタンドールという「つぼ型」の釜で焼くのでこの名前が付いたそうです。肉は調味料に漬け込む時間を長くすることで、味が染みこむだけでなく、柔らかくおいしく仕上がります。よく味わいながらいただきましょう。 6月5日(火)きんぴらは日本のお総菜の定番ですね。細かく切った材料を炒め、砂糖、しょうゆで甘辛く味付けしたものです。材料はごぼう、人参、れんこんなどが一般的です。きんぴらという名前は金太郎として知られる坂田金時の子供である「金平(きんぴら)」から名付けられたと言われています。また、江戸時代はごぼうが元気の出る食べ物と考えられていたことから「きんぴらごぼう」になったとも言われています。暑さが増すこの時期も残さず食べて体力をつけましょう。 6月1日(金)今日の給食は運動会応援メニューとして一人一人が活躍できるように「トンカツ」を作りました。タレはにんにく入りの甘辛い味噌ダレです。豚肉は筋肉を修復するのに不可欠な「たんぱく質」と疲労回復に効果的な「ビタミンB1」を同時に摂ることができます。練習の成果が出し切れるよう、しっかり食べて明日に備えましょう。 5月31日(木)「八」という数字は中国で「たくさん」という意味を表します。中国料理の八宝菜はたくさんの宝物を集めて作ったおかずという由来があるそうです。給食ではえびやたけのこなど、色とりどり6種類の食材を入れた中華風おこわを作りました。おいしくいただきましょう。 5月30日(水)今日は人気メニューの「練馬スパゲッティ」です。練馬オリジナルの学校給食メニューで、練馬の代名詞である大根をたっぷり使った和風おろしソースです。今日は1本1.5キロある大根を25本すりおろして、ツナと一緒に煮込みました。地元名産の練馬スパゲッティを今日もおいしくいただきましょう。 5月29日(火)今日の汁物にはある透明なものが入っていますが、それは「糸寒天」です。糸寒天は八丈島などの伊豆諸島でとれる東京都の特産物です。寒天は天草という海藻から作られ、棒寒天、糸寒天、粉寒天などがあります。そして料理では「ところてん」や「ようかん」、「ゼリー」などに使用されています。寒天は食物繊維を多く含むので、お腹の調子を整える効果があります。地元近くでとれた食材に感謝の気持ちを込めていただきましょう。 5月28日(月)今日のごはんは「ターメリック」という黄色い色をしたスパイスを入れて炊き込みました。この「ターメリック」は英語ですが、日本語でいうと「ウコン」という食材です。実はカレーが黄色い色をしているのもカレー粉の中に、この「ターメリック」が入っているからです。カレーの香りづけや色づけに使われることが多いですが、今日はごはんに入れて黄色く色づけました。カレーにぴったり合うターメリックライスをおいしくいただきましょう。 5月25日(金)麦にはさまざまな種類がありますが、今日のスープはぷちぷちした食感が特徴的の「押し麦」が入ったスープです。押し麦は大麦をローラーとローラーで押して平らにしたものです。このことから「押し麦」と呼ばれています。大麦は、お米が年貢として納められていた時代、小麦以上に貴重な農民の食べ物でした。また大麦はビタミンB1が豊富で、食べ物から摂った炭水化物を、エネルギーに変える手助けをしてくれる作用があります。今日も残さずいただきましょう。 5月24日(木)「梅和え」は熟した梅から種を一つ一つとって調味料と一緒にもみこみました。梅の実が熟す時期がいつか?というと「梅」の字が使われる「梅雨」です。梅干しの酸っぱいクエン酸には疲れをとる働きがあります。運動会の練習も始まってきましたが、よく食べ、またよく寝ることで疲れもとりながら本番に向けてベストを尽くしましょう! 5月23日(水)「五目」とはさまざまな具材が使われていることを意味します。今日の具材は肉や野菜、きのこなど8種類の食材を使用し、朝早くから煮込んだ鶏がらだしとともに、おいしく味付けをしました。暑い日々が続きますが、夏バテしないように今日も残さずいただきましょう。 |
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