聴導犬の授業(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 松本さんは二十歳のころに完全に聴覚を失われたそうです。聴導犬との生活の中で困ることは、社会で「知られていないこと」とおっしゃっていました。 今はお母さんで、三人の子供の子育てをしながら、聴導犬について学校で話をしているそうです。話を聞いて聴導犬について知った子供たちから、家族や大人たちへ伝え広がることで、より生きやすい社会になるようにと願っていました。 社会に暮らす自分とは違う立場の人のことを想像する。そして、相手を思いやることが優しい社会になる。今の生活を当たり前と思わずに、チャレンジし、大きく成長していけるように、松本さんから子供たちはたくさんのメッセージをいただき、心にとめたと思います。お家でのお話に耳を傾けてあげてください。 10月12日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() 自分がやってみたい役柄のセリフを、ステージ上に並んだ子ども達が一人ずつ大きな声で発表していきました。体育館の後ろで聞いていた友達や先生のところまで、はっきりと声が届いていた子がたくさんいたのでびっくりしました。練習次第で、もっともっと大きくはっきりと、そして気持ちを込めた言い方や演技になっていくことでしょう。 1年生は、学芸会で「おしゃべりなたまごやき」の劇をします。卵焼きが大好きな王様のお話です。1年生らしい、楽しい劇になりそうです。 一方、5年生は多目的室に集まり、学芸会に向けたオリエンテーションを行っていました。5年生は、「ユタと不思議な仲間たち」の劇に挑戦します。座敷わらしといじめを題材にした小説を基に、劇団四季がミュージカルにしたことで有名になりました。40年近く前に劇団四季が手がけた作品で、未だに根強い人気作となっています。 今日は、その劇団四季がミュージカルとして演じたDVDを学年でそろって鑑賞しました。(写真下)はっきりと聞き取りやすい発声が特徴の劇団四季の「お手本」を見て、きっとやる気がわいてきたことでしょう。 10月12日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() かけ算の導入部分の学習内容で、視聴覚機器を使い、児童の興味・関心を集めるように工夫された授業でした。(写真上)当日は、区内の各学校の先生方が、いろいろな教科の授業会場に参加することになります。算数の授業会場に来る先生方はとても多く、教室には入りきらないため、体育館で授業を行うことしています。2年生の子ども達が、いきなり体育館に机や椅子を並べて算数の授業を行うのは、心配な点が多くあります。いつ、どのタイミングで体育館に机を運び、授業慣れをさせておくかというところを現在思案しています。 3,4校時に、4年生を対象とした聴導犬の学習がありました。今年も、松本さんと聴導犬のチャンプくんが田柄小に来てくれました。2年前まで松本さんのパートナーだった雑種のブランカちゃんに替わり、昨年からトイプードルのチャンプくんが一緒に来るようになりました。 チャンプくんと松本さんとの出会いは昨年の夏です。去年田柄小に来た時は、まだ訓練を受けていた真っ最中でした。その後試験に合格し、「聴導犬」と書かれたハーネスを身につけたチャンプくんは、1年前とは別犬のようなりりしさが感じられました。 松本さんとチャンプくんは、いろいろな学校に出かけて聴導犬についての話をされています。音が聞こえないということが、どれだけ日常生活に困難さをもたらすか、そして音を伝えてくれる手段の一つとして聴導犬がいるということを分かりやすく話していただきました。 お話の中で、チャンプくんの出番がやってきました。タイマーをセットし、時間を知らせる音が鳴り始めると、まずチャンプくんは音のする場所を探しに行きます。次に、松本さんを探しまわり、見つけると飛び跳ねて音が鳴っていることを知らせます。(写真下)そして、松本さんを音が鳴っているところまで案内していきます。 訓練された聴導犬にとっては、これらの行動は「仕事」ではなく、「ゲーム」としてとらえているそうです。音を知らせることで褒めてもらえるので、聴導犬はいつも音がしないかなと待っているのだそうです。 障害があるということは、決して特別なことではないと松本さんは話されていました。誰もが、いつどこで障害をもつことになるか分かりません。それだけに、「いつも自分と違う立場の人の考えを想像し、思いやる心を大切にしてほしい」と、話されていたのが印象的でした。 10月12日の給食![]() ![]() ブロッコリーのごましょう油和え 豚汁 牛乳 一口メモ 秋の山路おこわについて。 秋の味覚たっぷりのおこわです。おこわとは、もち米を使ったご飯のことです。日本では、昔からお祝い事や不幸のあった時などに、赤飯などのもち米を使ったご飯が食べられてきました。 今日のおこわには、秋が旬の食材である「くり、しめじ、しいたけ、まいたけ」が入っています。 くりは、小さくても栄養たっぷりの食材です。食物繊維は、さつまいもよりも多く、日常生活で不足しがちな亜鉛も含まれています。 10月11日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、3年生と4年生が体育館に集まり、劇の配役を決めるオーディションを行っていました。ステージに一人ずつ立ち、指定されたセリフを言ったり、歌をうたったりしていました。(写真上)自分で「この役をやってみたい」と挑戦したことは、とてもすばらしいことです。全員が一つの役を行うことはできないので、第二希望や第三希望に回ることが当然のようにあるはずです。でも、そこでどう気持ちを切り替えることができるかが大切です。すばらしい劇を完成させるためには、どの役柄もなくてはならない存在です。学芸会が学年全員の力でつくり上げるという意識をしっかりもたせて指導していきます。 出張から帰ってきたら、2階の家庭科室からいいにおいが漂ってきました。5年生が調理実習をしていました。前回の「ご飯を炊く実習」に続き、今回は「みそ汁の実習」でした。いいにおいというのは、「だし」の香りです。煮干しを使ってだしをとり、みそ汁を作っていました。煮干しの頭とはらわたをちゃんと取り除き、ひと煮たちしたところで煮干しを取り出し、具材を入れていました。(写真中) 子ども達に聞いてみると、家庭ではあまり煮干しを使っていないとのこと・・・確かに、今は便利なだしの素があるので、煮干しからだしをとるということが少なくなったのでしょう。 具材は、班ごとに持ち寄ったものを使っていました。わかめに豆腐、油揚げ、大根と、班によって様々でした。みそ汁は、地方によって味噌も違えば、具材もいろいろです。私は新潟の出身ですが、夏場はナスやキュウリ、もやしを入れることが多かったように記憶しています。(キュウリをみそ汁に入れることはあまりないはずです。) いよいよ今日から、サクラ草の植え替え作業が始まりました。今日は、3年3組と4年1組が植え替えをしました。私にとっての大切な授業の時間が今年もやってきました。(写真下) 今年のサクラ草は、ここまでとても順調に育ってきました。「ここまで」というのは、種をまいたのが5月の連休明け・・・5か月間かかって、やっと植え替え用のポット苗まで生育させることができたからです。暑さに弱いサクラ草ですが、あの7月の猛暑をなんとか乗り切りました。今まで何度か、夏の暑さで発芽したばかりの苗をダメにしてきました。長年育てていると、そういう時の対処法がなんとなく身についているものです。 来週と再来週にかけて、全校16学級全てに指導し、一人一鉢のサクラ草栽培を今年も行います。5,6年生は、さらにもう一鉢(学校用の鉢)を担当し、卒業式と入学式を彩るために育てていきます。 10月11日の給食![]() ![]() 野菜のスープ煮 型抜きチーズ 牛乳 一口メモ 焼きカレーパンについて。 今日は、給食室で焼きカレーパンを作りました。 始めに、きざんだ野菜とひき肉、カレー粉を炒めてドライカレーを作ります。それをパンにはさみ、表面にパン粉をまぶして焼き上げました。パン粉をまぶすことで、サクサクとした食感が楽しめます。また、油で揚げていないので、ヘルシーなカレーパンに仕上がりました。 手間と時間をかけて作ったカレーパンです。給食調理さん達への感謝の気持ちを大切に味わってほしいと思います。 卒業アルバム写真撮影(6年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4校時には、1組が、5校時には、2組が、個人写真を撮りました。笑顔を作ってポーズを決めるのを簡単にする子となかなか表情が決まらない子と様々でした。最後にはみんな素敵な写真が撮れました。今後は、卒業文集の作成をして、思い出いっぱいのアルバムを仕上げていきます。 読書旬間読み聞かせ
読書旬間中の昨日と今日、読み聞かせボランティアのお母様方が、田柄小の全クラスに朝の読み聞かせを行ってくださいました。
不思議な石のお話や、身近なとしまえんのエルドラドのお話、大型絵本など、年齢に合わせて工夫された読み聞かせに、子供たちはとても静かに集中して聞き入っていました。心が豊かになった楽しい取り組みでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10月10日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4年生の星の学習や月の動きの学習もそうですが、実際に月が見えていない昼間に学習するので、指導する先生は大変です。そこで、学校には「月の満ち欠け説明器」というものが理科室にあります。4万円ほどの備品なのですが、テレビに接続して、月がどのように地球側から見えるのかを映し出す装置です。小さな地球儀のようなものと月の模型があり、地球儀側には小型カメラが付いています。光源(太陽の替わりとするもの)を一定の方向から当てたまま、地球儀側を回転させていくと、テレビモニターに映る月が様々な形に変わって見えてきます。(写真上) 昔は、ボールを使って児童に説明していました。光源をボールの横から当てると半月に見え、自分の真後ろから当てると満月に見える…というように、演示実験をして見せたものです。それが今や、ICTを利用した優れものがちゃんと開発されていることにびっくりしました。 「菜の花や 月は東に 日は西に」(与謝蕪村)・・・この時の月の形は何でしょう? 実際の月の満ち欠けを太陽との位置関係で説明するのは、とても難しい考え方で、大人でも理解できている人は少ないはずです。先ほどの問題の答えは、「満月」です。夕方、太陽が西側から光を放っている時に、月が東の空にあった場合は、地球側から見て前面が輝いて見えるので「満月」ということになります。 昨日のあるテレビ番組で、北海道の物産展を取り上げていました。北海道には、おいしい海の幸がいっぱいあります。ご飯の上に、これでもかと言わんばかりに山盛りに乗せる「いくら」の映像は、よく目にします。いくらは、鮭の卵です。2校時に6年1組で、道徳の研究授業に向けた事前授業が行われていました。「命の旅」という題名の資料を使った授業でした。(写真中) 毎年鮭は、産卵のために海から川の上流を目指して泳いでいきます。体中が傷だらけになりながら、そして途中で野生の動物に襲われながら、やっとのおもいで産卵場所に来て無数の卵を産み、死んでいきます。その卵も鳥に食べられたり、稚魚が魚の餌になってしまったり・・・結局、あれだけたくさんの卵の中から、3〜4年後に同じ川に戻ってこられる鮭はほんの数匹でしかありません。鮭だけでなく、多くの生き物が生命をつなぐために必死で生きているということを感じ取り、自分達人間の生き方に反映させていかなければなりません。 3週間後、同じクラスで道徳の校内研究授業があります。「命の大切さ」をテーマとした道徳の授業は、現代の小学生にとって最も大切な学習であると言えるのかもしれません。 今日は、もう一つ6年生の話題を・・・。先週から今週にかけて、6年生の卒業アルバム用の写真撮影が行われました。中庭では、学年全体写真を撮っていました。(写真下)6年生が斜め上を見上げているのは、3階の窓から写真屋さんがカメラを構えているためです。この他に、クラスの集合写真や個人写真も撮りました。 アルバムの完成は、3月の卒業式前になります。秋の爽やかな気候の下で撮った記念写真をながめて、卒業生は何を思うことでしょう。 10月10日の給食![]() ![]() スンドゥブチゲ きゅうりとわかめの酢の物 牛乳 一口メモ スンドゥブチゲについて。 スンドゥブチゲは、韓国の料理です。韓国語で、「スンドゥブ」は豆腐、「チゲ」は鍋という意味です。 キムチや豚肉、はくさい、豆腐、ねぎ、きのこなどを入れて、ピリ辛の調味料「コチュジャン」で味付けしています。肌寒い時に体が温まる料理です。 10月9日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本の読み聞かせは、高学年でもとても大切なことです。本の内容を学年に合わせて選定したり、音読の技術が必要になったりということもありますが、ボランティアの方々が子ども達のためを思う熱意がそれらを上回っていました。子ども達は、ページがめくられる瞬間をわくわくしながら楽しそうに聞いていました。(写真上) 今月は、各クラスで読書に親しむ時間をなるべく多く設定するようにします。ぜひ各ご家庭でも、読書に取り組む環境を考えてあげてください。光が丘図書館などに定期的に出かけて、本を手にする機会を作ることも大切です。秋の夜長に、読書に夢中になる子どもは、きっと一生の宝物を手に入れたようなすばらしい感覚を味わうことができることでしょう。 1校時から3校時まで、1年生と光が丘公園まで生活科見学に出かけてきました。どんぐりや木の実、松ぼっくり、落ち葉などの秋を見つけてくる学習でした。光が丘公園内は、まだそれほど木々は色づいてきていませんでしたが、木の実はよく探すとたくさん落ちていました。一度拾い始めると、子ども達は夢中になって集めます。すぐに、持ってきたビニール袋がいっぱいになるほどどんぐりを集めた子もいました。(写真中) 学校に戻って来てから、机の上に持ち帰った「秋」を並べてみました。どんぐりにもいろいろな形のものがあることが分かりました。今後のあさがおのリース作りがとても楽しみになってきました。 6校時に、3年1組の国語の授業を見に行きました。授業観察とともに、若手の先生方のために行うOJT研修にも位置づけて行われました。漢字の「へんとつくり」についての単元でした。最初に、へんとつくりがバラバラになったカードを組み合わせて漢字を完成させるクイズをしました。(写真下)授業全般に、どの子もとても意欲的で、よく手を挙げて発表する姿が見られました。 一年の中で、気候の良い学習に最も適した時期になってきました。落ち着いて学習に取り組み、「勉強の秋」になるようにしていきます。 5年調理実習(ご飯)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ふたをとった時の湯気の香り、炊きたてのご飯の素朴な味を十分楽しめたようです。個々に持ってきたご飯のお伴(ふりかけ)もおいしさをアップさせてくれました。 ご協力ありがとうございました。 秋の生活科見学(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は天気にも恵まれ、とても気持ちの良い日でした。子どもたちには、「たくさんの秋を見つけてこよう!」と話し、みんなで張り切って出発! 公園は、この前の台風で木の枝がところどころに落ちていましたが、気をつけて安全に歩くことができました。 地面にはたくさんのドングリや松ぼっくり、赤や黄色い葉っぱが落ちていて、子どもたちは「すごい!たくさん落ちてるよ!」と楽しそうに拾っていました。持って行ったビニール袋いっぱいに拾っている子もいました。 学校に帰ってきて、クラスで拾ってきたものを新聞紙の上に広げてみました。 ドングリもいろいろな種類があることに気づき、「これはカシワかな」「マテバシイもあったよ」など、調べている子もいました。 これから、おもちゃ作りをしたり、ドングリ笛を作ったりして遊びたいと思っています。 10月9日の給食![]() ![]() きのこのキッシュ キャベツのスープ 夕焼けゼリー 牛乳 一口メモ キャベツのスープと夕焼けゼリーについて。 明日の10月10日は、「目の愛護デー」です。目の健康や大切さを考える日です。暗いところで本を読んだり、長い時間テレビやゲームをするなど、目が疲れることは控えるようにしましょう。 今日のキャベツのスープと夕焼けゼリーには、目の健康に良い食材が入っています。それは、にんじんです。にんじんに含まれる「ベータカロテン」には、目や粘膜を正常に保ち、抵抗力を高める働きがあります。日頃から進んで食べるようにしたいものです。 図書館見学(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 図書館に着くと、まず図書館の方から図書館の仕事や利用の仕方について説明がありました。紙芝居を使っての紹介や実物を見ながらの紹介だったので、子供たちは興味関心をもってお話を聞いていました。そして初めて知ったことなどを熱心に紙にメモする子がたくさんいました。 お話を聞いたあとは、グループに分かれて館内見学をしました。カウンターや各階のコーナー、自動貸し出し機や拡大機など、何をするための場所や物なのかまで図書館の方が丁寧に教えてくださいました。たくさんの新しい発見に子供たちはわくわくとした表情でした。そのなかでも盛り上がったのは、地下にある書架です。普段見ることのできない場所に子供たちは興味津々でした。火事の時は大事な本が燃えないように工夫がされていることも知り、図書館のしくみやそこで働く方々の思いを感じたようでした。 11月には、町探検をしに地域にあるお店や施設にグループに分かれて見学に行きます。今回の見学で学習したことを生かして、きちんと計画を立てて、探検に行きたいと思います。 10月5日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今までたくさん咲いた朝顔の花の後から、たくさんの種が採れました。5月に種まきをした時と同じ種がたくさん集まり、不思議そうにながめていました。また、朝顔のツルは、ハサミで地上部分を切り、支柱からていねいに外していきました。(写真上) 1年生では、この朝顔のツルを使って、リース作りをしていきます。ツルを伸ばして、適当な大きさに丸く束ねて何か所かを留めると、オリジナルの朝顔リースの土台ができ上がります。数日間乾かしてから、ドングリや松ぼっくりをボンドでつけると、すてきなリースに変身します。1年生は、来週火曜日の午前中に光が丘公園に行き、木の実を拾ってくる予定です。 今日は、1校時に4年2組と6年2組、3校時に5年2組、5校時に6年1組と3年2組の授業観察に行きました。4年2組では、まず最初にテレビ画面にカタカナで書かれた50音の表が映し出されました。(写真中)「どんな人が書いた字だと思いますか?」と先生が聞くと、「子ども」とか「お年寄り」という声が子ども達から聞こえてきました。カタカナの「アイウエオ…」が、角ばった字で、あまりなめらかな書き方でなかったからです。その後授業では、「この字は、星野富弘さんが口にペンをくわえて書いた文字である」ということを知らされます。 中学校の体育教師だった星野富弘さんは、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失いました。そんな絶望の中、筆を口にくわえて文や絵を描き始め、希望を見い出しました。星野富弘さんが描いた絵は、よくカレンダーになったりしていますが、そこに添えられている詩も素敵です。 星野さんが書いた本「かぎりなくやさしい花々」が出版されたのは、私が教員になって間もなくのことでした。ページをめくりながら涙が止まりませんでした。10年以上前ですが、念願にしていた群馬県にある富弘美術館に行く機会がありました。星野富弘さんのすばらしい絵をながめながら、力強く人生を送られている人柄にまた感動しました。 4年生は、国語の時間の関連で、9月に点字について学習しました。また、来週金曜日に聴導犬の授業を受けます。その他にも、障害者理解のための授業が続くようです。 3校時は、体育館で5年2組のバスケットボールの授業を見ました。5年生にとっては、バスケットボールを体育の時間に行うのは初めてのことです。単元の最初の授業だったので、バスケットボールのルールを教えたり、ボールの扱い方を練習したりしました。(写真下)バスケットボールの楽しさは、何といってもシュートが決まった時です。シュート練習では、次々とゴールを決める上手な子がいました。ボールを使うスポーツは、子ども達にとってはとても興味・関心のある運動です。休み時間も進んで外に出て遊んでいけると良いと思います。 10月5日の給食![]() ![]() さかなの紅葉焼き 千草和え みそ汁 牛乳 一口メモ さかなの紅葉焼きについて。 今日の紅葉焼きに使った魚は、「メルルーサ」です。メルルーサは、タラの仲間で、深い海にすんでいる深海魚です。体は細長い形をしていて、大きいものでは1〜2メートルになります。身があっさりしているので、どんな料理にも使いやすい魚です。 今日はこのメルルーサに、すりおろしたにんじんとチーズ、マヨネーズで作った紅葉色のソースをかけて焼き上げました。 10月4日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 関越道と圏央道を乗り継ぎ、約1時間で到着しました。長ぐつにはき替えて田んぼに着くと、辺りはほとんどがすでに稲刈りが終わった景色が広がっていました。時期を早めて植えて収穫したり、品種によって遅い時期のものがあったりするようです。今年も「彩のかがやき」という品種を育てました。株ががっしりとした生育の仕方をする品種とのことで、先日の台風の後でしたが、稲は全てしっかり立っていました。 稲の刈り方の説明を聞いてから、田んぼに入って体験をしました。2人組で作業し、一人が鎌で刈り、もう一人が刈り取った稲を運んでいきます。昔は近所の人達が集まり、共同作業で助け合って収穫していました。残った稲は、二松さんが運転するコンバインで一気に刈り取られていきました。田植え機の時もそうでしたが、文明の力のすごさを感じ、みんなあっけにとられて見ていました。 小雨が降り始めたので、あわてて刈り取った稲を片づけられていました。稲がしめってしまうと、売りものにならなくなります。また、コンバインが傷んでしまうとのこと・・・考えてみると、こんな微妙な天気の時には稲刈りはせず、しっかり晴れ渡った日に農家の方々は作業するものです。田柄小の5年生のために稲刈りをしていただけたことに、頭が下がる思いです。 お昼は、川島町のコミュニティーセンター内をお借りしてお弁当を食べました。そして、平成の森公園で少し遊んでから、カントリーエレベーターの見学に行きました。 カントリーエレベーターは、穀物の貯蔵庫として建てられた施設で、町の農家の方々が刈り取ったお米が集まってくるところです。大きなサイロのような建物が12棟も連なり、何千トンものお米が貯蔵されているそうです。さらに、もみすりや精米を機械で行い、袋に詰められていく場所も見学することができました。 学校に戻り、5年生は今日の経験を生かしてさらにお米の学習が続きます。まずは、ミッキー池に植えた稲の収穫を自分達で行うこと、そして脱穀からもみすり、精米の課程をどのようにしていくかを考え、工夫して作業を進めることになります。 ※ご協力いただいた島村農園さんのホームページに、今日の5年生の様子がすでに掲載されています。 〜オータム コンサート〜![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 演奏を通して「ピアノをがんばろうと思った」「家にあるピアノを触ってみようと思った」「初めて音楽に興味をもった」など、様々な感想をもったようです。最後になりますが、学校ではでなかなか味わえない音楽を楽しむ機会をいただいたことを感謝申し上げます。 稲刈り体験(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 稲はカマを使って刈り取ります。初めに農家の二松さんにカマの使い方を教わりました。子供たちに聞いてみると、初めてカマを使うという子が多かったです。稲は意外と簡単に刈り取ることができました。慣れた子は先へ先へとどんどん刈り取っていました。ある程度を作業をした後には、コンバインを使った稲刈りも見せてもらいました。手作業と違い、あっという間に刈り取られる様子に驚いていました。 午後は、カントリーエレベーターの見学に行きました。教科書で学習した内容をさらに深めることができたようです。今日の体験は、今後のまとめに生かしていきます。 |
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