5月16日(水)6月が近づくにつれ気温も上がり、春の終わりももうすぐです。たけのこの旬も終わりに近づいています。たけのこは名前のとおり、「竹」になる前の若い子どもの芽です。そして成長がとても早く、中には1日で1m伸びるものもあるそうです。今日も旬のおいしさをよく味わいながらいただきましょう。 5月15日(火)春になると、かつおは日本の近くの海を北に向かって泳ぎ、その年初めて収穫されたものが「初がつお」と呼ばれています。江戸時代、その年最初にとれた食べ物を食べると長生きすると言われていたことから、初がつおは俳句でも読まれていました。季節のかつおを味わっていただきましょう。 5月14日(月)高野豆腐は和歌山県の高野山にいるお坊さんたちが作っていたことから、高野豆腐と言われるようになりました。また、豆腐を凍らせて作ることから「凍り豆腐」とも呼ばれています。高野豆腐には皆さんの体を大きくするたんぱく質はもちろん、骨や歯を作るカルシウムもたくさん含まれています。ごはんと一緒に残さず食べましょう。 5月11日(金)ハヤシライスは日本生まれの料理です。明治時代に飲食店で売り出され、その後、手軽に作れる料理として全国に広がりました。名前の由来には、小間切れ肉という意味の「ハッシュ」がなまって「ハヤシ」になった説や、ハヤシさんが考案した料理だからなど、さまざまな説があるそうです。給食では豚肉を使い、甘みを出すためにたっぷりの玉葱をよく炒め、トマトピューレやケチャップを加えてじっくり煮込みました。今日も味わっていただきましょう。 5月10日(木)焼き豚は中国で主に「チャーシュー」のことを指します。中華料理店やラーメン屋でよく見かけるこの食べ物ですが、しっかり味を染みこませておいしく仕上げるためには、時間と手間が必要不可欠です。今日は焼き豚たっぷりのチャーハンをよく味わい、残さず食べましょう。 5月9日(水)「擬製豆腐」は豆腐入りの五目たまご焼きです。「擬製」には本物をまねして作るという意味があり、崩した豆腐とさまざまな材料を混ぜて元の豆腐の形に仕上げることから、その名前がつきました。精進料理の一つで、昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができなかったため、豆腐や野菜に混ぜてこっそり食べていたそうです。具だくさんでふわふわのたまご焼きを味わっていただきましょう。 5月8日(火)今日のソテーは旬の野菜「アスパラガス」を使用しました。「アスパラガス」という名前はギリシャ語で「新しく出た芽」という意味があります。成長したアスパラガスは堅くて食べられないため、若いうちに収穫して食べます。また栄養面ではアスパラガスから発見された「アスパラギン酸」という栄養素があり、体の疲れをとる働きがあります。今日も残さず食べましょう。 5月7日(月)日本では古くからひじきを食べると長生きすると言われています。なぜなら、ひじきにはミネラルなど普段摂りにくい栄養素がたくさんつまっているからです。特に優れている栄養素はカルシウム、食物繊維、鉄分です。これらは皆さんが成長する上でも、また大人になってからも必要不可欠な栄養素です。ごはんと一緒に残さず食べましょう。 5月2日(水)今日は「八十八夜」です。「夏も近づく八十八夜〜♪」という歌があるように、立春から数えて八十八日目を、夏の準備を始める目安ととらえていました。また、この時期に摘んだお茶は、栄養やうま味成分が多く含まれていることから長生きできると言い伝えられてきました。今日は「きす」という旬の魚に衣をつけて揚げ、その上から抹茶をふりかけました。ほんのり香るお茶揚げを、季節を感じながらいただきましょう。 宿舎講習講習講習準備体操開校式昼食 |
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