「わくわく・どきどき」の学びを目指して!! 令和7年(2025年)スタート! 本年もどうぞよろしくお願いいたします!

12月8日(土) その3

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 夕方5時から、「練馬の星空を楽しむ会」とPTAおやじの会の皆様による、星空観察会が行われました。8月に続いて、今年度2回目の開催です。
 夕方薄暗くなり始めた頃は、うっすらと雲が広がっていましたが、だんだん晴れ間が広がってきて、肉眼でもいくつかの星を確認することができました。火星やアルタイル、デネブ、フォーマルハウトなど、説明を聞きながら空を眺めると、たくさんの星が見えてきました。
 天体望遠鏡を使うと、さらに無数の星が夜空に存在することが分かります。様々な形や大きさの天体望遠鏡がセットされ、すでに目標とする星をとらえていました。アンドロメダ星雲やスバルなど、解説をしていただきながら天体望遠鏡をのぞき、はるか遠くにある星を観察しました。東京でもこれだけ多くの星が見えるということにびっくりしました。(それだけ性能の良い天体望遠鏡であったのだろうと思われます。)
 体育館でプラネタリウムの上映の後、お待ちかねの豚汁が振る舞われました。PTAおやじの会特製の豚汁は、体も心も温まるおいしさでした。具がたっぷり入った豚汁に、子どもも大人も大満足の一杯で、何度もお代りの列に並んでいる子がいました。
 今日の会のためにご準備をいただいた皆様に、深く感謝申し上げます。

12月8日(土) その2

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 田柄小は校庭が広いので、とても恵まれていると思います。子ども同士で周回数を数えたり、3年生以上ではタイムを計測してあげたりしていました。校庭がせまいと周回数が多くなり、数え間違いが生じやすくなります。(校外に出て走るコースがあれば一番良いのですが、都内ではなかなかできません。)
 タイムを計っていた3〜6年生の様子を見ていると、ほとんどの子が練習時のベストタイムを上回る記録が出せたようでした。本番の緊張感と、保護者の方々の声援があってのことでした。子ども達は、たくさんの保護者の皆様に見守られ、普段以上の力を発揮することができました。運動会や学芸会もそうでしたが、家の人に見てもらうということが、小学生にとってどれだけ大切なことかが分かります。
 先月末に、臨時の学校だよりとして、全国学力調査の結果(6年生が4月に実施)と東京都の学力調査(5年生が7月に実施)の結果及びその分析をお伝えしました。当然そういう結果分析には、全国や都の平均と比較する数値が掲載され、単純に比較してしまいます。
 今年の高学年は、例年よりも低い傾向にありました。各学年の先生方に試験の最中の様子を聞いてみると、問題を見てすぐにあきらめてしまう子がたくさんいたそうです。テストを途中で投げ出してしまうので、ほとんど真っ白の状態で試験を終えてしまう子が何人か見られたということでした。学力とはまた別の力…「ねばり強さ」「がまん強さ」が足りない結果と言えるのかもしれません。しかし、その「ねばり強さ」「がまん強さ」こそ学力の一つなのです。持久走をがんばり心を強くすることが、きっと後々の学力向上につながっていくはずです。これからも、学校生活の様々な場面で子ども達の心を強くしていきたいと思います。
(写真は、上から2年生、3年生、4年生の様子です。)

12月8日(土) その1

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 今日は、第二土曜公開日とともに、持久走記録会の日でもありました。
 開会式は、全校児童が体育館に集まって行いました。開会式では、持久走をがんばることで身につく「持久力」についての話をしました。・・・持久力というのは、苦しくても最後までねばり強くがんばる力を言います。単に体力がつくということだけでなく、心が丈夫になる(心が強くなる)ことにつながります。いやだなあと思うことにも、最後までがんばろうとする気持ちがもてるようになります。また、心が強くなると、食べ物の好き嫌いがなくなったり、難しいテストの問題にもあきらめずに取り組めるようにもなるでしょう。・・・
 子ども達が持久走に取り組んだ今日の姿を見ると、まさに心が丈夫になっていくために必要な運動であると感じました。苦しくてもゴールを目指してがんばる姿は、誰が見ても感動を覚えます。持久走が苦手な子は、全校でたくさんいたはずです。まずは今日の記録会に参加し、最後までがんばったことを褒めたたえたいと思います。それだけでも、きっとその子の心は成長したはずです。
 区内のどこの学校でも、たいていこの時期に持久走に取り組んでいます。マラソン旬間やジョギングタイムとして、休み時間に継続して取り組んでいる学校がほとんどです。そして、田柄小のように「記録会」としてその成果を確認し合う取り組みも、多くの学校で行われています。
(写真は、上から5年生、6年生、1年生の様子です。)

12月7日(金) その2

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 6年生は、算数の時間に2学期最後の単元である、「並び方と組み合わせ方」の学習に入りました。「順列」や「組み合わせ」について考える内容です。(昔は、「確率」の学習も教えていましたが、今は小学校では扱いません。)
 今日は、「ジェットコースター、観覧車、ゴーカート、メリーゴーランドに1回ずつ乗ります。乗る順番には、どんなものがあるか調べましょう。」という問題について考えました。(写真上)「順列」は、選んでから並べ、順序も関係してきます。「組み合わせ」は、選ぶだけで順序は関係してこない場合です。今日の問題は、順序があるので「順列」を考える問題です。
 大切なことは、「順序良く考えて、もれのないように全ての場合を書き出すことができるか」ということです。ジェットコースターに最初に乗るとしたら、どんな場合があるかを書き出し、次に観覧車に最初に乗ったら・・・というように、順序立てて考えることがポイントになります。
 12月から1月にかけては、どの学年も書き初めに取り組む時期です。4年生の教室では、いつもの習字用半紙を使って、書き初めの練習が始まりました。(写真下)4年生の書き初めは、「流れる星」を書きます。書き初めでは、必ずどの学年にもひらがなが入っています。ひらがなを書くときは、漢字の大きさとのバランスや、筆づかいに気をつけなければなりません。
 今後は、2学期中に書き初め用紙を使って、学校で何枚か練習をします。そして、冬休みの課題として、家で練習してくることになります。学年ごとに、それぞれの文字のどういうところに気をつけて書くかを、学校でしっかり指導していきます。お手本を良く見て、落ち着いて書くことができるように練習を続けていきます。

12月7日(金) その1

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 持久走記録会の日が、目前に迫ってきました。昨日は雨で校庭が使えず、持久走の練習ができませんでした。今日は、時間割を変更して、明日の本番に向けた最後の練習に取り組む学年がいくつか見られました。
 校庭のトラックの外側に、大きな周回コースが引いてあります。(1周約200mあります)持久走記録会では、低学年が4周(約800m)、中学年が5周(約1000m)、高学年が7周(約1400m)走ることになっています。低学年では完走をめざし、3年生以上は一人ずつのタイムを計ります。どの学年も、2人ずつのペア(赤白で分ける)を決めて、最初に走るグループと後に走るグループに分けて行うことにしています。決められた周回数を確実に走るようにするためと、一人ずつの記録をきちんととるためです。
 2校時に、1年生が校庭に出て、最後の練習をしていました。4周を走りきる練習はもちろんですが、友達の周回を確実に数える練習も含めて行いました。低学年は、ペアで走る子が4周きちんと走ったかを調べるために、1周ずつカードに丸をつけながら応援してあげることになっています。3周目が終わって自分の前を通り過ぎる時に、「あと1周だよ〜」と教えてあげていました。(写真上)
 中休みには、全校で取り組む最後の5分間走がありました。全校児童がぐるぐると校庭を走る様子は壮観です。中には、すぐに止まって歩いてしまう子がいたり、なかなか同じペースで走れなかったりという子も見られます。何事も経験を積むことで、先の見通しがもてるようになるものです。5分間をどの位のペースで走ればよいかということが、少しずつ分かってきたようです。
 中休みが終了して教室に戻ると、子ども達は道具箱の中から持久走カードを取り出して色ぬりをします。カードは、低・中・高学年用と3種類用意してあり、目標をもって毎日取り組めるように活用してきました。
 持久走月間が始まった11月の中頃から続けているので、もうカードが何枚もたまった子がいます。2年生の教室では、今までの周回数を合計すると、200周も走った子がいました。約40kmを走ったことになります。(写真下)

12月7日の給食

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献立名           高菜チャーハン
              もやしのスープ
              果物(みかん)
              牛乳


一口メモ

 高菜チャーハンについて。
 高菜とは、アブラナ科の植物の名前です。平安時代に、中国から日本に伝わってきました。九州や西日本でさかんに作られ、主に漬け物として食べられている野菜です。
 栄養面では、ベータカロチン、ビタミンC、鉄分、カルシウム、食物繊維など、たくさんの栄養素が含まれています。
 今日の給食では、食べやすいようにご飯と油で炒めてチャーハンにしました。

12月6日(木)

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 今週に入り、1年生の子ども達が、大きな荷物を手に登校してくる姿が見られるようになりました。特に今朝は、雨が降っていたために大変そうでした。紙袋に入っているたくさんの箱が濡れないように、新聞紙やビニールがかけられていました。
 子ども達が持ってきた箱は、図工の時間に工作で使うためのものでした。「どうぶつむらのピクニック」という題名で、箱を組み合わせて動物を作ります。クラス全員の動物が集まると、すてきな動物園が出来上がる…というわけです。
 材料は、各家庭で集めておくように、先月からお伝えしていたようです。そのため、たくさんの箱やトイレットペーパーの芯、紙皿などが集まりました。特に低学年では、図工の授業を中心に、家庭に協力してもらうことが多いものです。(3年生以上の学年では、これから書き初めのシーズンです。新聞紙の用意が必要になります。)
 1年生の子ども達は、まず自分が用意してきた箱を机の上に並べ、何の動物を作ろうかと考えました。箱の形はいろいろあります。大きさも様々なので、箱を手に取り、縦にしたり横にしたり…他の箱と組み合わせたりと、一生懸命考えていました。そして、作りたい動物が決まると、夢中になって製作に集中し始めました。
 足が付き、しっぽが付き、やがて動物の全体像が見えてきました。ゾウやライオン、キリン…見ただけで何を作っているのかがなんとなく伝わってくるものです。空き箱がただの箱ではなく、子どもの手によって生命を吹き込まれたような感じを受けました。(写真上)
 4年生は、総合的な学習の時間に「パラスポーツを調べよう」という学習をしています。2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な取り組みやイベントが開催されるようになってきました。そういう影響もあって、国民のパラリンピックへの関心や理解が高まりつつあります。4年生の子ども達にも、パラリンピックが障害のある人達のための「もう一つのオリンピック」という認識があります。しかし、具体的にどのような競技があるのかは、我々大人も知り得ていないのが現状です。
 4年生は、まずパラリンピックにどのような競技があるのかを調べることから学習を始めました。そして、競技のルールや選手の様子を知ることから、障害の理解へと学習を広げていきました。今日は、各自が調べたことをポスターにしてまとめていました。(写真中)
 17日(月)に、車いすバスケットボールの選手2名にお越しいただくことになっています。全校児童に講演会を、そして4年生に車いすバスケットボールの体験を指導していただきます。4年生は、点字の学習から始まり、聴導犬、ボッチャ体験と、障害理解の授業を今学期続けて行ってきています。
 音楽の授業で、CDを使ってオーケストラの演奏を聴く「音楽鑑賞」は、低学年でも行われています。今日は、アンダーソンが作曲した「ゆかいな時計」(「シンコペーテッド・クロック」という題名が一般的です。)をCDで聴きながら、音やリズムの楽しさを学びました。
 音楽の教科書には、「時計さんは、いつも休まずに動いています。でも、あれあれ? 今日は時計さん、どうしたのかな?」と書いてあります。・・・実はこの曲、一定のリズムをきざむ時計の様子を表しながら、ところどころで音をシンコペーションさせて、コミカルでユーモアのある音楽になっているのです。ですから、時計の歯車が途中で一回足踏みして止まるような箇所が出てきます。
 音楽を聴きながら、自然に鉛筆を持つ手を指揮棒のように動かしている子が何人もいました。(写真下)クラシック音楽は、教材として優れているだけでなく、子どもの情操を豊かにするすばらしい芸術です。

12月6日の給食

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献立名           きなこ揚げパン
              ひよこ豆のスープ
              青のりポテト
              牛乳


一口メモ

 きなこ揚げパンについて。
 きなこは、炒った大豆を粉末にしたものです。熱を加えると大豆特有の臭みがなくなり、粉にすることで消化も良く、和菓子の材料によく使われます。
 今日の給食は、揚げたコッペパンにきなこと砂糖、少量の塩をまぶしています。少量の塩は、砂糖の甘さを引き立てる働きをします。

12月5日(水)

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 おとといの月曜日の放課後に、地域未来塾が行われていました。地域未来塾は、練馬区全校で推進している、「学校地域連携事業」の一環です。田柄小では、2学期から実施しています。9月に、2年生と3年生を対象に募集を行い、たくさんの申し込みがありました。毎月1〜2回ずつ、月曜日の放課後に行っています。
 地域未来塾では、算数で学習した内容を復習する補習プリントを中心に実施しています。2年生は5校時終了後から、そして3年生は6校時の終了後から、生活科室と理科室を使って行っています。指導者は、地域の方々にお願いしています。本校の地域連携コーディネーターの森田さんが中心となり、協力していただける方々を探してもらいました。
 この日は、2年生はものさしを使った「長さ」のプリント、3年生は「わり算」のプリントに取り組んでいました。(写真上)問題が分からない場合は、スタッフの方々に聞くと優しく教えてもらえます。また、プリントが終わるとすぐに丸付けをしてもらい、終わった子から下校します。
 子ども達の受講料等は、一切かかりません。また、スタッフの方々へは、区から手当てが支給されています。1学期に本校では、地域連携事業として、教室内や水泳指導での児童の支援に携わっていただきました。2学期からは、地域未来塾の他に、家庭科のミシンの授業支援にも入ってもらっています。
 「地域の人材を生かして、学校教育をより良くしていこう」という趣旨で行う取り組みです。もし保護者や地域の方々で、学校で活かせる支援内容がありましたら、ぜひお知らせください。
 6年生は、家庭科の時間に、生活に役立つ布製品として「クッション作り」に取り組んでいます。来週から2学期のまとめの調理学習を行うため、そろそろ完成させる段階になりました。
 フェルトの生地を使い、手縫いを中心にして仕上げるクッションです。また、自分でデザインした柄をフェルトで形作り、アイロンでつけたり手縫いでつけたりと工夫していました。(写真中)最後にクッションとなる中身の素材を入れて完成です。大きさがちょうど子ども達の頭のサイズくらいなので、ごろんと横になったらいい夢が見られそうです。
 4年生の理科の学習「もののあたたまり方」では、理科室で様々な実験をしています。普段の生活の中では、金属や水や空気など、いろいろなものを温めています。4年生の理科の学習では、それぞれの物質が、どのように温まっていくのかを実験で確かめます。
 生活の中で金属を温めることと言えば、まずフライパンを思い浮かべるでしょう。フライパンを火にかけると、バターが次第に溶けていくのを見たことがある子は多いはずです。でも、バターはすぐに溶けるのではなく、火をつけてしばらくたってからです。(すきやきの鍋で、牛脂を溶かすのも同じです)では、フライパンの一部だけコンロの火があたるようにしたら、どのように温まっていくでしょうか。子ども達は、火に近いところから少しずつ広がっていく…と考え、予想します。
 実験では、銅版にロウをぬり、実験用コンロの火をあてて調べます。ロウが溶けていく様子から、銅版全体に熱がどのように伝わっていくのかが分かります。さらに、銅でできた棒の温まり方も調べます。棒の端に火を近づけた場合や、棒の真ん中に火を当てた場合、さらには棒を斜めにしてと、いろいろな場合の結果から結論を導き出していきます。(写真下)

12月5日の給食

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献立名           親子丼
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 沢煮椀について。
 「沢煮椀」は、漁師が山に入るときに、日持ちのする脂のついた豚肉などを持っていき、山の山菜などと一緒に具だくさんの汁を作ったことが始まりだと言われています。
 今日の給食では、鶏肉や大根、にんじんなどの野菜を千切りにして、塩としょう油で味付けをして作りました。

12月4日(火)

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 今日は、6年生の社会科見学がありました。バス2台で、国会議事堂と昭和館、科学技術館の見学に行きました。6年生にとっては、小学校生活最後の校外学習となりました。小学校に入学してから、遠足や生活科見学、社会科見学に移動教室と、様々な校外学習が行われてきました。それが、学年全員でお弁当を持って出かけることがこれで最後かと思うと、6年生にとっては、何となく寂しい感じもしたのではないでしょうか。
 見学先は盛りだくさんでしたが、今回はとても幸運に恵まれました。まず、気候がとても暖かかったことです。国会議事堂では、外で待たされたり、写真撮影のために外にいる時間が長いのですが、この時期の社会科見学とは思えないほど暖かでした。また、お弁当は科学技術館の狭いテーブル席を予約していましたが、キャンセルして北の丸公園で食べることができました。
 さらに幸運だったのが、道路が行きも帰りもすいていたことです。国会議事堂に早めに着いたため、昭和館や科学技術館の見学時間をたっぷりとることができました。帰りも首都高がすいていたため、バスの中で見ていたDVDは途中で終わりになったものの、早めに下校することができました。
 国会議事堂は、参議院の見学でした。毎日都内の6年生だけでなく、近隣の県からも社会科見学に訪れる場所です。さらに、大人の団体や海外からの見学者も来ます。今年も見学コースを列になって歩き、ぐるっと建物の中を見て回る感じになりました。(国会が忙しくなければ、傍聴席に座らせてもらい、説明を聞くことができます。本会議場の様子は、歩きながらですが見ることはできました。)
 議事堂内の見学が終わってから外に出ると、正面玄関前でクラス写真を撮るのがお決まりです。(写真上)写真を見ると、国会議事堂をバックにクラスの子ども達だけが写っています。しかし、この周りにはいろいろな学校の児童がひしめき合って並んでいます。警備の人達は、少しでも早く次の学校に場所を空けるようにとせかしてきます。街路樹のイチョウが真っ黄色に色づく中を歩き、バスに乗りました。
 昭和館は、九段下の駅の真上にあります。7階が戦争中、6階が戦後の昭和の様子の展示室です。7階の入口を入るとすぐに、召集令状や千人針(出征する夫や息子の無事を願って、妻や母親らが街頭に立ち、道行く人にひと針ずつ縫ってもらった布です。戦場に行く時に、お守りとして持たせたものです。)
 他にも、戦時中に金属類が回収されたため、様々な代用品が使われていたこと、そして当時の食べ物や暮らしの様子などの展示がたくさんありました。さらに昭和の時代が進むと、3種の神器(テレビと洗濯機と冷蔵庫です)や足踏み式のミシンが出てきます。子ども達は体験コーナーが気に入って、ほとんどそちらにいる時間が長くなってしまいました。ところどころできちんと説明してあげると、とても見ごたえのある見学場所です。ぜひ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に出かけていただけばと思います。(写真中)
 歩いて北の丸公園に向かい、お弁当を食べました。国会に着いた頃から何人かの子ども達がお腹を空かせていました。きっとお弁当が、何倍もおいしく感じられたはずです。
 科学技術館は、北の丸公園のすぐ隣にあります。子ども達が科学に興味をもち、体験しながら学べる場所になっています。(写真下)雨の場合の昼食場所も確保できるとあって、多くの学校が使うため、連日子ども達で大賑わいです。校帽があって良かったと、こういう時に思います。(それも、あまりない緑色の校帽で…。)
 毎年各階の展示が新しくなっています。きっと子ども達は、何度行っても楽しめる所だと思います。私が子どもの頃、東京の親戚の家に遊びに行った時に連れてきてもらったことがあります。そんな昔からある施設です。科学技術館で遊ぶのが楽しくて、毎年のように連れていってもらいました。(それで、理科が専門になったのかもしれません。)

6年生 社会科見学

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 6年生は、12月4日(火)に社会科見学に行きました。国会議事堂と昭和館、科学技術館に行きました。
 立法の最高機関である国会議事堂の重厚な雰囲気を感じつつ、見学をしました。昭和館では、戦時中の様子や戦後の生活がわかる展示がたくさんありました。科学技術館では、グループで体験的な活動を楽しみました。
 6年生にとって、校外学習はこれが最後でした。お世話になる方々に挨拶をすること、グループ行動では時間を守り行動することを意識して活動しました。
 小学校生活の締めくくりとなる社会科見学に行くことができました。
 

12月4日の給食

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献立名           ご飯
              松風焼き
              キャベツの旨み漬け
              いものこ汁
              牛乳


一口メモ

 いものこ汁について。
 いものこ汁は、東北の郷土料理で、秋の定番である里芋と根菜を煮込んだ料理です。里芋は、秋から冬にかけて旬を迎える食材です。里芋の日本での歴史は古く、縄文時代に伝わったとされています。
 また里芋には、体の中の余分な塩分を外に出す働きや、胃や腸の掃除をする栄養素が含まれ、私たちの体を守ってくれています。

12月3日(月) その2

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 2校時の後半に、避難訓練がありました。11月に予定されていたものの、雨が降ったり学芸会の練習があったりで、延期になっていました。
 今日は、火災(理科室から出火、予告あり)の場合の訓練とともに、近隣ヘの2次避難の訓練をしました。いつも通り校庭の南側に集合し、人数を確認した後、火災がさらにひどくなったことを想定して愛宕神社まで移動するという訓練でした。
 500名の児童が移動するのには、とても時間がかかります。(だから訓練をするわけですが…)1〜4年生は、うんていの裏にある扉から神社に入りました。5,6年生は、旧東門を出て、道路を回って神社に行きました。(写真上)先月クリーン運動で来た頃に比べて、イチョウの葉がさらに黄色く染まっていました。学校のすぐ隣に、こういう避難場所があるというのは、とてもありがたいことです。
 昨日、練馬区内で、毎年恒例の「大根の引っこ抜き大会」があったようです。今日の給食に「練馬大根スパゲティ」が出ました。子ども達の大好きなメニューです。
 練馬大根は、普通の青首大根と比べて、白くて細長いのが特徴です。それだけに、引き抜くのが大変です。昔に比べて、ごく限られた農家でしか栽培されなくなってきています。
 給食中に、栄養士さんが低学年の教室を回り、練馬大根の実物を見せてくれました。いつも見ている大根との違いが良くわかったようでした。(写真下)

12月3日(月) その1

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 今日の全校朝会では、「暴力は絶対にいけない」という内容の話をしました。
 ・・・先月11月の「ふれあい月間」では、全校で「いじめ防止の標語づくり」に取り組みました。各クラスでいじめは絶対にいけないこととして考え、標語の作成に真剣に取り組む様子が見られました。これから各学年の代表を決めて、練馬区の応募作品として提出する予定です。
 一方で、「いじめは絶対にいけないこと」と分かっていても、友達に対して手や足が出てしまう子がいます。学校内を回っていると、先生に指導されている子を時々見かけることがあります。学校の先生達は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基本として指導しています。相手が言うことを聞いてくれないからとか、思うようにならないから、いやなことを言われたからといって、人をたたいたりけったりすることは絶対にいけないことであり、何の解決にもなりません。・・・
 東京都では、毎年この時期に、暴力の被害にあっている子どもがいないかを調査することになっています。低学年用と高学年用のアンケート用紙が用意され、全ての学校で行うこととされています。(これは、子ども同士の暴力ではなく、大人から暴力を受けていることがないかを調べるものです。)今日の全校朝会で話をしたので、近日中に各クラス担任からもう一度子どもの実態に合わせた指導の後、アンケート用紙を配布する予定です。
 数年前から始まった取り組みですが、当時は「『暴力』という言葉を使うのはどうか…という保護者の声がありました。しかし、子どもにとって大人からの暴力というのは、学校での体罰や家庭での虐待を意味しています。そのため、子どもに話すときに「暴力」という言葉で表現しているわけです。
 このことだけの話だと全校朝会が重い雰囲気になってしまうため、後半は持久走記録会に向けた取り組みについての話をしました。
 学芸会後の先週から、本格的に体育の授業で持久走に向けてがんばる姿が見られるようになりました。そして、今日から中休みに5分間走が始まりました。(写真上)低学年は内側のコース、高学年は外側のコースを走ります。5分間音楽を流し、その間は止まらずに周回を続けます。土曜日の記録会に向けて、毎日しっかり続けていけるように指導していきます。
 全校朝会では、サクラ草の様子についても話しました。11月が大変暖かかったこともあり、早くもサクラ草のつぼみが上がってきている鉢が見られます。この調子だと、冬休みに入る前に、全校でたくさんの花が咲くかもしれません。
 葉がたくさん茂ってきているので、ジョーロであげた水が鉢土に入りにくくなっています。また、雨の日が少なく乾き気味の傾向が見られます。たっぷりと水やりをするように話をしました。
 子ども達は素直なもので、朝会が終わるとすぐにサクラ草のところに行き、鉢に水をたっぷりとあげていました。(写真下)もうすぐ咲きそうなサクラ草があることにも気付いたようでした。

12月3日の給食

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献立名           練馬スパゲティ
              フレンチサラダ
              おかしなおかしな目玉焼き
              牛乳


一口メモ

 練馬スパゲティについて。
 12月2日(日)に、「練馬大根引っこ抜き競技大会」が行われました。練馬区の特産品である練馬大根を引き抜く早さを競う大会です。
 今日は「練馬大根一斉給食」の日です。昨日の大会で抜いた大根を、練馬区の小中学校の給食で使用する日になっています。
 今日の給食では、練馬大根を81キログラム使ってスパゲティを作りました。

11月30日(金)

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 1年生の算数では、2学期に繰り上がりのあるたし算と、繰り下がりのあるひき算の学習をしています。ひと桁たすひと桁で繰り上がりがある場合と、「12−5」のように、11〜19の数からひと桁を引いて繰り下がる場合の計算です。
 繰り上がりも繰り下がりの場合も、数の分解がすぐにできるようになることがポイントとなります。例えばたし算では、「4+9」の計算において、4を3と1に分解し、その1と9で10をつくり、残った3を合わせて「こたえ…13」となります。
 1年生は、計算カードを使って、すばやく答えを出せるように毎日練習中です。まだ指を使いながらという子もいますが、練習を重ねていくうちにパッとたし算ひき算の答えが言えるようになってくるでしょう。(写真上)やり方を理解したら、後は習熟を図ることが大切です。2年生では、かけ算九九が2学期の算数の山場であったように、1年生は繰り上がり・繰り下がりの計算が一番の山場と言えます。
 音楽室で、5年生がリコーダーの練習をしていました。「威風堂々」の楽譜を前に、半音上がる場合の指の置き方を確認していました。友達同士で教え合いながら、きちんと取り組んでいました。(写真中)
 楽譜はまだもらったばかりですが、全員がしっかり吹けるようになることが求められる曲です。それは、3月の卒業式で、6年生が入場する際に、5年生が演奏する曲だからです。
 毎年5年生が、この曲を練習して卒業式に臨んできました。「いよいよ自分達の番だ」という思いと、「最上級生になるために大切な曲だ」という気持ちで練習していくことでしょう。
 5年生は、今学期最後の理科の単元である「電磁石の性質」の学習に入りました。学年で電磁石の実験セットを購入し、様々な実験に取り組んでいきます。今日は、セットの中身を確認し、電池ボックスや導線、スイッチなどの準備を行いました。(写真下)説明書を見ながら、順番通りに製作していくことが大切です。
 子どもの頃、プラモデルを作るのが大好きでした。説明書に書いてある通りに組み立てていこうとするのですが、高いプラモデルほど複雑で、難しいつくりになっていました。(それだけに、完成した時の喜びは大きかった…)細かいパーツがどれなのか・・・説明書の番号と部品の絵を何度も見ながらさがしました。切り取った部品をどの向きで組み合わせるのか・・・説明書の組み立て方の図と次の図(完成した図)を何度も見比べながら考えました。その経験が良かったのか、今では家電製品を購入したりしても、説明書があれば、配線をしたり使い方をこなしたりするのは得意な方です。(説明書を読むのが面倒だという人がよくいますよね)
 5年生の子ども達にとっては理科の学習ではありますが、理科には位置付けられない力もついていくのかなと思いました。

11月30日の給食

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献立名           ご飯
              家常豆腐
              野菜のピリ辛和え
              牛乳


一口メモ

 家常豆腐について。
 「家常(ジャージャン)豆腐」は、中国の四川料理から生まれた家庭料理の一つです。「家常(ジャージャン)」とは、「いつもの」という言葉で、「いつも食べている豆腐料理」という意味になります。
 今日の給食では、生揚げをはじめ、豚肉やキャベツ、たけのこ、にんじんなどが入った「家常豆腐」を作りました。味付けには、豆腐や豆板醤(トウバンジャン)、ラー油などを使っています。

11月29日(木) その2

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 5年生が算数の時間に、平行四辺形の面積の求め方について学習していました。方眼の線を利用して、平行四辺形を今まで習った形に変えて考えることがポイントになります。今まで習った面積の公式と言っても、正方形の「一辺×一辺」と長方形の「たて×よこ」しかありません。でも、子ども達はいろいろと工夫して平行四辺形を同じ面積の長方形に変えて考えていました。(写真上)
 そして、ここからが大切です。長方形になったことを利用して、平行四辺形の面積の公式をつくっていきます。長方形の面積の公式「たて×よこ」のたてにあたるのは、平行四辺形の「高さ」の部分です。また、長方形のよこにあたるのは、平行四辺形の「底辺」の部分です。よって、「底辺×高さ」という公式が生まれます。・・・こういうところが面白いと思える子は、算数の楽しさが味わえているのでしょうね。
 3年生の理科の時間に、「太陽の光をしらべよう」という学習をしています。鏡で日光を反射させて、光の進み方や明るさ、温かさなどを調べる学習です。今日は実際に、鏡を持って日なたに出て、壁に向かって光を反射させてみました。光の進み方を調べるための方法として、地面に鏡を置き、角度を変えていきます。すると、光がまっすぐに進んでいく様子がよくわかります。
 また、日陰に向かって進んだ光に、さらに鏡を使って別な方向に反射させる実験も行いました。鏡のところで光の向きが変わり、またまっすぐに進んでいくことが分かりました。(写真下)

11月29日(木) その1

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 3年生の国語の時間に、「すがたをかえる大豆」という説明文を学習しています。説明文の学習なので、「中心となる語や文をとらえ、段落相互の関係を考えながら、文章の内容を的確に理解することができる」という指導のねらいがあます。本文全体は、「はじめ」「中」「終わり」に分かれていて、今日は「中」の各段落について読み取りをしていました。(写真上)
 説明文の最初の部分では、「…ごはんになる米、パンやめん類になる麦のほかにも、多くの人がほとんど毎日口にしているものがあります。なんだか分かりますか。それは、大豆です。」という文で始まります。そして、その大豆が、どのように実際に利用されているのかを、「中」の段落ごとに事例を並べて書かれています。
 指導のねらいには、「文章中の表現や言葉に注目し、辞書を使って調べることができる」ということも含まれています。国語辞典を用意して、教科書に出てくる語句の意味を調べながら学習していました。大豆を炒ってから挽いて粉にすると、「きなこ」になります。「いる(炒る)」や「ひく(挽く)」という言葉の意味を辞典や経験から説明し合い、3年生なりに理解はできたようでした。
 確かに、「炒る」や「挽く」ことは、実際に家庭で経験する機会は少ないものです。昔はカレーのルウを作るために、フライパンで小麦粉を炒っていました。ごまを炒ったり、ぎんなんを殻ごと炒ったりもしましたが・・・。「炒る」を3年生に説明するのは難しいことです。一方の「挽く」は、コーヒー豆を挽く…ぐらいでしょうか。もともと挽いてある粉を買う家庭であれば、コーヒー豆を挽くというのも見たことがないでしょう。
 教科書では、納豆やみそ、しょう油のように、菌を使って大豆を別な食品にしたり、汁をしぼって豆腐にしたりと、大豆が様々な食品に姿を変えていることも説明しています。国語の教科書でありながら、とても面白い内容です。
 今日は、体育朝会がありました。校庭に全校児童が並び、リズムダンスを行いました。運動委員会の児童が前に出て見本を示した後、全校で体を動かしました。低学年も一緒なので、音楽に合わせた簡単なダンスでした。今の子ども達は、こういうダンスへの関心がとても高いことが分かります。
 校庭には、毎朝トラックの外側に大きなラインが引いてあります。持久走月間に合わせて、先生達が交代でライン引きをしています。今日は、2,4,6年生がそれぞれ学年合同で持久走のタイム計測をしていました。明日で11月が終わりますが、なんと暖かな霜月だったことでしょう。校庭の花壇には、3種類のバラの木がありますが、きれいな花を今も咲かせています。(写真下)

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