「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月29日(火) その1

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 1校時に、2つのクラスの授業観察を行いました。4年2組は、校庭で体育の授業があり、「タグラグビー」に取り組んでいました。(写真上)
 ボールゲームの授業は、子ども達にとっては体育の学習の中で最も関心があり、大好きな運動です。一方、ボール運動が苦手な子も何人かいます。サッカーやバスケットボールとなると、ドリブルの技術が必要となり、得意な子との技能の差は顕著です。そのため、ボール運動が苦手な子にとっては、ゲームになかなか参加できないということにもつながりやすいものです。
 そこで、最近よく小学校の体育の授業で取り上げられているのが、「タグラグビー」です。「ラグビー」と名がつくだけに、ラグビーボールを持ってゴールラインに向かって走ることや、真横か後ろにいる味方にパスをする(前方にはパスを出せない)というルールは、一般のラグビーと同じです。
 違いは、タックルがないということ・・・その代わりに、腰に巻いたベルトについている「タグ」が大事なルールとなります。ボールを持って走る相手のタグを取ると、相手はその時点で走ることができず、その場でボールをパスしなければなりません。ラグビーにしっぽ取りのルールをくっつけてゲームにしたのが「タグラグビー」です。個人差や男女差をなくし、子どもたち全員が楽しめるボール運動として全国に広がっているボール運動です。
 相手の動きを見ながら走り回ったり、タグを取るために追いかけるということであれば、どの子も参加しやすいゲームになります。そして、運動量もたっぷり確保できます。田柄小では、毎年4年生でこのタグラグビーを体育の時間に指導しています。
 今年の秋に、ラグビーワールドカップの日本大会が埼玉県熊谷市を中心に開催されます。タグラグビーを通じて、子ども達のラグビーへの関心が高まることにも期待したいと思います。
 もう一つ、1校時に音楽室で3年1組の授業がありました。木琴や鉄琴の奏法を学ぶ授業でした。3年生は、春からリコーダーの奏法を学んできました。現在、「バフ」という曲に取り組んでいますが、リコーダー合奏はほとんどの子ができるようになりました。そこで今度は、鉄琴や木琴といった音板打楽器に新たに挑戦していきます。
 まず、マレットの持ち方や打ち方を習いました。そして、音楽室内にある全ての鉄琴や木琴を使って、グループに分かれて練習をしました。(写真下)今まで、高学年が合奏する場面や、音楽委員会の児童が演奏する場で見たことのある楽器です。初めて演奏する楽器に向かうことができるのは、3年生にとってはとても楽しみだったようです。高学年用の鉄琴や木琴だったので、中には背伸びをしながら練習をしている子もいました。

1月29日の給食

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献立名           ご飯
              ひじき入り厚焼き玉子
              海苔の佃煮
              吉野汁
              牛乳


一口メモ

 ひじき入り厚焼き玉子について。
 ひじきは海藻の一種です。「ひじき」を漢字で書くと、動物のシカの「鹿」、しっぽの「尾」、植物の葉を表す「菜」を合わせて、「鹿尾菜(ひじき)」と書きます。ひじきが、鹿のしっぽのように黒くて短いことからついた漢字表記です。
 今日の給食では、厚焼き玉子の中にひじきを入れて調理しています。

1月28日(月) その2

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 給食の時間が終わってから、今月の「たがら元気アップタイム」がありました。全校児童が体育館や外に出て、クラスごとにきめられた運動に取り組む時間です。掃除の時間と昼休みの時間を使って行うので、たっぷり30分は運動することができます。
 4年1組の今回の運動は、体育棒を使った運動遊びでした。(写真上)1mほどの棒を一人1本ずつ持って円になり、「せ〜の」のかけ声で隣の子の棒をつかみに行きます。棒が倒れる前に、すばやく移動しなければなりません。この「棒キャッチ」は、すばやい反応と俊敏な動きを高めるとともに、集中力も必要になります。体育棒1本で、他にも様々な運動を行うことができます。
 午後から少し日差しが出てきたものの、風が冷たく感じられました。元気いっぱいに運動する田柄小の子ども達にとっては、それも心地よい風だったようです。
 6校時に、3年2組とけやきルームの授業観察を行いました。3年2組は、校庭で「ナイスボール」というゴール型のゲームを行う体育の授業でした。4年生でポートボール、5,6年生ではバスケットボールを行いますが、その前段階として、3年生でナイスボールを指導しています。ボールを移動させるのは、味方へのパスのみとし、ゴールマンが手に持っている逆さまにした三角コーンにボールを入れたら得点となります。ゲームが始まると、子ども達は必死にボールを追いかけていきました。(写真中)
 先週に続き、今月2回目の「放課後学習教室(地域未来塾)」がありました。2年生の子ども達は5校時後、3年生は6校時後、北校舎の2階の教室で指導を受けています。2年生は、九九の復習プリントや、繰り上がりのあるたし算筆算に挑戦していました。
 指導スタッフの方々が赤ペンを持ちながら、プリントが終わった子の答え合わせをし、合格シールを貼ってあげていました。また、子どものつまづきを見つけると、懇切丁寧に個別指導をする姿が見られました。(写真下)なかなか放課後に子ども達を残して指導することができない学校側としては、とても助かっています。受講料は無料・・・これも大変ありがたいことです。

1月28日(月) その1

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 今日の全校朝会は、「継続は力なり」という言葉について話をしました。
 ・・・一つのことを続けていくというのは、とても難しいことです。「がんばりたい!」、「よし、やろう!」と思ったことは、誰でも最初は張り切って取り組むものの、次第に気持ちが薄れてくる場合があります。
 そこで今日は、「継続は力なり」という言葉についてお話をします。「小さなことでも、毎日毎日少しずつ続けていけば、やがて大きな成功につながる。」という意味や、「物事を成し遂げるまであきらめずに取り組み続けることは、それ自体がすばらしい力である。」という意味でも使われます。
 この「継続は力なり」という言葉を、自分の人生で身をもって示してくれた日本人がいます。日本のプロ野球で活躍し、アメリカの大リーグに移って活躍したイチロー選手です。野球が好きな子は、よく知っているのではないでしょうか。イチロー選手は、打撃も守備も、そして走ることにも優れた野球選手で、数々の記録をつくり上げました。そのイチロー選手が、あるインタビューでこう答えたことがあります。「僕には野球の才能はありません。でも、続けることが出来ることを才能と呼ぶのなら、僕にはその才能があります。」…イチロー選手は、小さい頃からプロ野球選手にあこがれ、毎日毎日バットを振ったりキャッチボールをしたりと、コツコツと練習を続けてきました。生まれながらにして特別な力をもっていたからプロ野球選手になれたのではなく、何年も練習を欠かさずに行ってきた、その結果プロ野球選手になることができたというのです。・・・
 最後は、なわとび月間の取り組みや、毎日の宿題を行う習慣を例に、「継続は力なり」を心がけていくように話をしました。保健室前の掲示板に、全校朝会で使った拡大コピーの紙を貼りました。先週の5年生の社会科見学の写真資料を掲示したこともあり、休み時間にたくさんの子ども達が集まってきていました。(写真上)
 4校時に、算数少人数教室に行き、授業観察を行いました。5年生の算数で、「正多角形と円周の長さ」の単元における最初の学習場面でした。5年生は、今まで正三角形や正方形の図形の定義について学習してきています。また、五角形や六角形といった定義についても学習済みです。今回は、「正多角形」としてそれぞれの図形の特徴・きまりについて学習していきます。
 授業では、折り紙に円を描き、3回折ってから切り取ることで、正八角形を作りました。(写真下)そして、辺の長さを測ったり、角の大きさを調べたりして、図形の特徴をまとめていきました。
 教科書には、いろいろな傘を上から見た写真が載っています。(今日の授業の導入でも使っていました。)開いた傘を上から見ると、正五角形、正六角形、正八角形、正十二角形の図形をしている写真です。子ども達からは、「だんだん円に近くなっていく。」という気づきがありました。この単元の後半では、円周の長さを求める式を証明する学習があります。その時に、「正多角形の角を増やしていくと円に近付く」ということを利用することになります。

1月28日の給食

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献立名           ミートソーススパゲティ
              フレンチサラダ
              牛乳


一口メモ

 ミートソーススパゲティについて。
 ミートソーススパゲティは、洋食メニューの定番です。戦後、進駐軍が食べていたものが洋食として日本に広まったのが始まりで、日本特有のメニューだそうです。イタリアには、ミートソースに近いメニューとして、ボロネーゼがあります。
 今日の給食では、ひき肉の他に、玉ねぎやにんじん、マッシュルーム、トマトピューレを使ってミートソーススパゲティを作りました。

方言の授業(5年生)

「いい天気だね。こんな日は外で遊ばなくちゃ。」
と、方言で話されてぽかんとする子どもたち。
その後ゆっくりお話ししていただいて、意味がわかると嬉しそうでした。
「方言で自由に話すことができるので、この授業の時間が嬉しいのです。」
そう説先生がおっしゃって授業が始まりました。

 まず鹿児島県にある喜界島の方言を使って友達とやりとりしたり、各地の方言で書かれた詩を読んだりして、方言に親しむことができました。
 また、喜界島の風景の写真や、学生時代の星空の下でサッカーをした話に、美しい景色や生き生きとした生活を思い浮かべながら、子どもたちは目を輝かせていました。
 最後に、共通語と方言で会話をする経験をしました。固有名詞はそのままなので、意図を聞き取ろうと方言を注意深く聞いていました。
 そして、説先生が幼少のころからおやつにしていた、サトウキビと黒糖のお土産をいただきました。子どもたちは大喜びです。
「だんだん甘くなる!」
「おばあちゃんにもらったことがあるよ。」
「黒糖をもっと食べたいな。」

 方言に触れて言葉の世界を広げることはもちろん、説先生の温かいお人柄にふれることができ、とてもよい経験をすることができました。

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1月25日(金)

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 1校時に、図工の授業観察に行きました。4年3組の図工の時間で、「スッチーハウス」という教材に取り組む最初の授業場面でした。
 スッチーハウスとは、マシュマロのような形の小さなスチロールを使って人形を作り、その人形が住む家を段ボール紙で製作していく工作です。どの学年の児童も、図工の学習の中で「工作」の時間が大好きです。今日は、まずスチロールで作る人形の「スッチー君」の製作から始めました。
 ペンで顔を描き、つまようじで開けた穴にモールを通して手足を作りました。小さな人形なので、細かな手先の器用さが必要です。最初は真っ白なただの発泡スチロールのかたまりだったものが、顔が描かれ、手足がつけられると、まるで魂が入ったかのように生き生きとした人形に生まれ変わっていきました。子ども達も、自分の分身のようなスッチー君に早く家を作ってあげたいという気持ちが高まってきたようでした。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「長いものの長さのたんい」の学習をしています。今まで「cm」の単位を習い、30cmものさしを使って長さを測る学習をしてきています。
 今日はまず、「両手を広げた長さをはかってみましょう。」という課題が提示されました。子ども達は、手を広げた長さに白いリボンを合わせ、そのリボンをものさしで測りとっていきました。中には160cmを超えるリボンがありました。はじからものさしを当てながら、「30cmの何個分…」と一生懸命数えながら長さを求めていました。(写真中)
 算数の学習では、煩雑さや大変さを楽にするための方法を考えさせることが新しい学習へとつながります。今回の学習では、1mという新しい単位を教え、100cm=1mであることや、1mのものさしを使うと楽に長いものを測ることができるということに結び付けていきます。
 2校時から4校時まで、5年生各クラスに「方言の授業」がありました。講師として、説 寿弘先生にご指導いただきました。開進第一小学校の前任の校長先生で、現在は区内の幼稚園の園長をされています。(ちなみに、私が副校長の時の校長先生でした。)
 説先生には、2年前から毎年5年生に授業をしていただいています。鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身で、全てを島の方言で話されると、全く何を言っているのか分かりません。授業の最初に、方言で子ども達に話しかけたところ、「何語ですか?」と聞いた子がいたほどです。
 授業では、日本の様々な地方の詩を通じて、いろいろな方言があることや、よく聞くとだいたいの意味が想像できることなどを教えてもらいました。また、説先生が育った喜界島の写真を見せてもらい、東京とは全く違う気候や自然の様子を教えてもらいました。
 喜界島で有名な産業の一つに、サトウキビ栽培があります。(他に胡麻の栽培も有名です!)背丈以上のサトウキビを刈り取り、製糖工場で黒砂糖を作って様々な製品にしています。子どもの頃は、おやつ代わりにサトウキビをかじっていたそうです。島から送ってきたというサトウキビは、竹のように固い棒のようでした。説先生は、それをいとも簡単に自分の歯で皮をむき、中身の繊維をむしやむしゃと噛み砕いてみせました。(写真下)これは、島の人でなければできない技です。
 各クラスに、サトウキビを切り分けたものと黒砂糖をいただいたので、授業後に全員で味わうことができました。子ども達は、今日の授業を通じて、同じ日本でありながら言葉も生活もこんなに違うところがあるのかと感じていたようです。

1月25日の給食

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献立名           食パン
              手作りジャム
              ジャーマンポテト
              もやしのスープ
              牛乳


一口メモ

 ジャーマンポテトについて。
 給食に出てくる「ジャーマンポテト」は、和製英語だそうです。「ジャーマン」とはドイツのことを言いますが、ドイツでの似たような料理は「シュペックカルトッフェルン」と呼ばれています。これは、「ベーコンとじゃがいも」という意味の言葉です。
 今日の給食では、じゃがいもやベーコン、玉ねぎなどが入った「ジャーマンポテト」を作りました。

1月24日(木)

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 5年生の社会科見学があり、バスで「グリコピア・イースト」の見学と、「スキップシティ」での放送体験に行ってきました。
 グリコピア・イースト埼玉工場は、埼玉県北本市にあります。関越道と圏央道を乗り継ぎ、桶川加納インターを降りてすぐのところに工場があります。お菓子工場ということで、大変人気のある見学場所のようです。行きのバスの中で、学年の先生からグリコの商品に関する問題が出されました。埼玉工場で作っているポッキーとプリッツ以外のものはなかなか思いつかなかったのですが、チョコレートやキャラメル類は昔から有名です。また、お菓子以外にも、カレーやアイス、プリン、飲料など、言われてみるとグリコの商品が意外にあるものです。
 工場内は、学年を5つのグループに分けて見学しました。(撮影禁止区域でしたので、想像しながら読んでください。)見学させてもらったコースは、ポッキーとプリッツの製造ラインでした。1日にポッキーは7万箱、プリッツは5万5千箱製造しているそうです。(やはり、ポッキーは人気のようです。)今日製造していたのは、抹茶味のポッキー(季節限定)と極細ポッキーでした。ガラス越しに見える向こう側には、人がとても少なく、ほとんどが機械やロボットで製造されていました。箱を組み立てたり箱詰めするのも全てロボットが行っていました。ポッキーのラインでは、チョコレート部分をつける工程は見えないようにふさがれていました。(企業秘密で見せられないとのこと…そう言われると見たくなるものです。)
 次にプリッツの製造ラインに行きました。ご存知だと思いますが、ポッキーの棒の部分は、プリッツの形に焼き上げるまでと一緒です。細長〜く伸ばされた原料が45mあるオーブンの中を通ると、棒状のプリッツが焼き上がり大量に出てきていました。ちなみに、プリッツ(ポッキーも)にある点々の焦げ目は、オーブンの下の網目の模様です。その後プリッツは、味付けされて梱包するラインへと流れていきました。今日作っていたプリッツは、「トマトプリッツ」と「バジルチーズ味」(これから発売予定の新商品のようです!)でした。
 工場内に入る前に、グリコの創始者である江崎利一についてのビデオを見ました。「牡蠣」の煮汁に多く含まれているグリコーゲンを、なんとか子ども達のお菓子に取り入れられないかと創意工夫を凝らして作ったのが、グリコキャラメルの始まりだったそうです。名前(グリコとした)や形(ハート型のキャラメルにした)、キャッチフレーズ(一粒で300m…)など、ありとあらゆる工夫をして売れる商品へと作り上げていきました。キャラメルにおもちゃがついてくるというのも斬新なアイデアでした。さらに、当時としては珍しいキャラメルの自動販売機も作りました。1箱買うたびに、20秒の映画が見られる仕掛けがあります。(写真上)
 とにかく大人も楽しめる、そして昔懐かしい思いになれる工場でした。お土産に、全員がプリッツを1箱ずついただき、大満足でした。
 午後は、川口市にあるスキップシティで放送体験をしました。NHKの番組作りの様子を説明する公開ライブラリーを視聴したり、映像学習ゾーンで自由に映像体験を学んだりしました。
 クラスごとに5種目の体験をローテーションしたので、2時間半にわたってたっぷりと体験活動をさせてもらいました。(写真中・下)特にスタジオ収録体験では、各自がフロアディレクターからカメラマン、キャスター役と、本物の番組制作現場そのものの雰囲気を味わうことができました。ニュースキャスターやゲスト役として感想をカメラの前で話した子ども達は、本番となりカメラの撮影が始まると、一気に緊張した面持ちになりました。今日撮影したニュース番組と空飛ぶじゅうたん(特殊撮影の体験コーナーで撮影)の映像は、DVDとして学校用にもらってきました。明日以降、子ども達に見せる予定です。

5年生 社会科見学

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 1月24日(木)、5年生は社会科見学に行きました。午前はグリコピア・イーストへ行き、ポッキーとプリッツの製造工程を見学しました。馴染みのあるお菓子の作られ方を実際に見られるということで、子供たちは興味津々でした。帰りにお土産もいただき、大満足の見学でした。
 午後はスキップシティの映像ミュージアムへ行きました。様々な体験ができ、とても楽しい時間を過ごせました。中でもスタジオ収録体験では、実際のニュース番組がどのように作られているか、一人一役体験しながら学ぶことができました。ニュース番組の生放送の緊張感も味わうことができました。

1月24日の給食

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献立名           ごはん
              鮭の塩焼き
              浅漬け
              具だくさん味噌汁
              牛乳

一口メモ

 1月24日から30日は全国学校給食週間です。学校給食は明治22年に山形県の小学校で貧困児童を対象に無償で昼食を提供したことから始まったそうです。
 今日は学校給食が始まった頃の食事を参考に給食を作りました。給食が食べられることに感謝していただきましょう。

1月23日(水)

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 今日は、1校時から3校時まで、けやきルームの授業観察を行いました。
 1校時は、教員1名と児童1名とで行う、個別指導の時間でした。北校舎2階西側にけやきルームがありますが、その一番奥に個別指導の教室があります。そこはさらに小さく3つの部屋に区切られているので、同時に他の児童が個別指導を行っても、周りの音を気にせずに指導を行うことができます。2年前まで本校は、情緒障害通級指導学級がありました。そのための教室をそのまま巡回指導の特別支援教室として利用しているため、他校よりも恵まれた環境で指導を受けることができます。
 個別指導の中で、「鬼たいじ」の話がありました。自分の心の鬼は何かを考えて、めあてをつくる学習です。最初に先生が5色の鬼について説明をしました。
 赤鬼は、貪欲(どんよく)です。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれます。青鬼は、瞋恚(しんに)・怒りです。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこみます。黄鬼は、掉挙悪作(じょうこおさ)・甘えです。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつけます。緑鬼は、惛沈睡眠(こんちんすいみん)・不摂生です。不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつけます。黒鬼は、疑(ぎ)・愚痴です。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願います。
 それぞれの内容は小学生には難しいですが、分かりやすい言葉に直して先生が説明しました。児童は、黄色と緑の鬼を選び、自分の生活を改善しようとめあてを立てていました。(写真上)
 あと10日で節分を迎えます。そろそろ豆の用意とともに、自分の心の鬼を探しておきたいものです。(自分は5色とも当てはまりそうです…)
 2校時は、3名の児童に対する小集団指導の授業でした。小集団指導は、教室1つ分を半分に区切った部屋で行っています。授業の後半に、カルタを行いました。1回取ったら、全員が1枚ずつ取り終るまで休むというルールで行いました。ルールを守って楽しくゲームをすることをねらいとして、毎回様々な遊びを取り入れて指導しています。(写真中)
 3校時も、3名の児童への小集団指導が行われていました。「人間コピー」というグループワークの学習でした。離れたところにあるお手本となる絵を見てから、席に戻ってその絵とそっくりに描き写す学習です。仲間との協力が必要となり、コミュニケーションスキルを学ぶねらいで行われていました。
 5校時に、1年2組で研究授業がありました。今年度田柄小で取り組んできた、道徳の校内研究の最後の授業研究会でした。たくさんの先生達が次々と教室に入ってきたので、子ども達はびっくりした様子でした。しかし授業が始まると、担任の先生の話にしっかり集中して学習することができました。
 その一番の要因が、道徳の資料提示にありました。今日も、授業が終わってからの研究協議会で、講師の土屋先生から「道徳は、資料提示が命である」というお話がありました。いかにその時間に学習する道徳の資料に子ども達が入っていけるかが、授業の大きなカギとなります。
 今日の授業では、「あしたは えんそく」という資料をパネルシアターの形にし、お話の内容を先生が暗記して子ども達に語りかけていました。そのため、子ども達は先生の語りに吸い込まれるようにして聞き入ることができました。(写真下)
 今月に入ってから、低学年分科会の先生方が積極的に道徳の授業を公開し合い、今日の研究授業に向けて準備を進めてきました。その取り組み姿勢は、きっと道徳の授業だけでなく、全ての学校生活の指導に今後活かされていくことでしょう。

1月23日の給食

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献立名           エビピラフ
              ポトフ
              みかん
              牛乳


一口メモ

 エビピラフについて。
 ピラフは、炒めた米を様々な具材と一緒に出汁で炊いた料理のことを言います。トルコ料理が発祥であると言われています。今では世界中で食べられる料理で、給食でもよく登場しています。
 今日の給食では、エビ・ベーコン・たまねぎ・にんじん・マッシュルームなどが入った「エビピラフ」を作りました。

1月22日(火)

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 4年生は、3学期に入ってから、総合の学習の時間に自分史づくりに取り組んでいます。これは、来月の9日(土)に行う「二分の一成人式」に向けた学習の一つとして行っています。
 今年度、4年生の子ども達は、二十歳の成人式のちょうど半分の十歳になります。そこで、今まで生きてきた十年間を振り返り、自分の成長を支えてくれた方々に感謝の気持ちをもつとともに、これからの生活への希望を込めて「二分の一成人式」を行います。
 子ども達は、十年間の成長を振り返って自分史を作成するために、小さい頃の写真を集めたり、家の人にインタビューをしたりしてきました。4年生にとっての十年というのは、子どもにとっては「長い」と感じているはずです。(自分自身が生きてきた時間と考えれば、どの年代の人にとっても長く感じるはずです)生まれた頃の赤ちゃんの写真や、七五三の頃の写真、入学式の日の写真と、それぞれの記念に撮られた写真を使いながら、自分史としてまとめていました。(写真上)
 今後は、二分の一成人式に来てくれた方々に自分達の成長をしっかり見せることができるように出し物を計画し、練習していく予定です。
 2校時に、6年2組の授業観察を行いました。多目的室での外国語活動の授業でした。現在、6年生は外国語活動の時間に、英語劇「ももたろう」の練習に取りかかっています。
 最初に、ALTのダニア先生と担任の先生とで、台本に書かれている英語劇を演じて見せました。(写真中)外国語活動の授業は、基本的には担任が主になって指導する時間です。子ども達の前で英語で話しながら授業を進めていく指導力が必要です。ただ、その時に大切な英語の発音は、ALTの先生に行ってもらうことが可能です。いかに2人で連携しながら授業を進めていくかがポイントになります。
 英語劇「ももたろう」は、基本となる英語の台本を基に、グループごとに改編しながら劇を作り上げていきます。登場人物や場面設定を自分達で変えながら、楽しい劇に仕上げていきます。今日の話では、来月の第二土曜日(2/9)に発表会を行うようです。乞うご期待!
 午後から、会議室にて学校保健委員会がありました。学校医の先生方にお越しいただき、教職員と保護者とで子ども達の健康について情報を共有する場です。(写真下)
 最初に学校側から健診の結果や子ども達のアンケート調査からの傾向、体力テストの結果分析、給食部からの話題を提供しました。次に、校医の先生方から、それぞれの専門の立場で情報提供をしていただきました。
 やはり、今の関心はインフルエンザへの対応についてです。新しい薬についてやワクチン接種について、マスクの効果等、校医の先生方の一言一言にうなずきながら話を聞いていました。今流行のエアーマスクについては、微妙なご指摘もありました。しかし、目に見えない病原菌をいかに取り込まないようにするかということがいかに難しく、重要なことであるかが良く理解できました。
 今回は、たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

1月22日の給食

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献立名           ご飯
              いかのチリソース
              野菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 イカのチリソースについて。
 イカは種類が多く、日本近海だけでも約130種類のイカが生息しています。中でも、青森県や北海道を中心に、スルメイカやヤリイカが多く水揚げされています。
 イカには、筋肉や血液の材料となるたんぱく質がたくさん含まれています。また、肝臓の働きを助けるタウリンが多く含まれているという特徴もあります。
 今日の給食では、ピリ辛のソースで和えたイカのチリソースを作りました。

1月21日(月)

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 今朝は、校庭に児童が集合し、全校朝会を行いました。校庭で朝会を行うのは、久しぶりのことです。北風が冷たく感じられましたが、きちんと整列して話を聞いていました。
 昨日1月20日は、暦の上での「大寒」でした。2週間後の「立春」までの期間が、一年で一番寒い時期です。昨年の今頃、東京地方に大雪が降ったことを思い出しました。校庭に積もった雪で、子ども達が大喜びで遊んでいた覚えがあります。また、異常なほどの冷え込みが続き、ミッキー池に分厚い氷ができたり、校庭の雪が何日も消えずに残っていたりしました。・・・そういう記憶は、たぶん子ども達の心にもしっかりと残っていることでしょう。
 全校朝会では、「寒さに負けずに過ごそう」という内容の話をしました。・・・毎日、上着も着ないで半袖で登校してくる子がいてすごいなと思います。また、朝休みに校庭に出て、元気よく遊ぶ子ども達がたくさん見られます。こんな寒い日でも、外に出て遊ぶことが、風邪やインフルエンザにかからない健康な体をつくることにつながっています。
 運動と言えば、ちょうど今、なわとび月間として全校で取り組んでいるところです。なわとびは、いろいろな技ができるように練習する楽しさや、たくさん跳んで回数を競い合う楽しさ、そして一つの技を長い時間続けて跳び、その時間を競い合う楽しさもあります。今週も、休み時間になわとびを持って外に出て、進んでいろいろな技に挑戦し、体を鍛えていけるようにと話をしました。
 今日は、2校時に5年生2クラスの授業観察を行いました。5年1組は、理科室で「もののとけ方」の授業を行っていました。水に食塩がどれだけ溶けるかという実験の次の時間として、ホウ酸の溶け方についての実験場面でした。ホウ酸も、食塩や砂糖と同じように白い粉末状の物質です。食塩の時と同じように、水によく溶けると予想して実験に臨んだ子が多かったようでした。
 ホウ酸は、昔ほど一般的な薬品ではなくなってきました。昔は、ホウ酸水が結膜炎などの際の洗浄水として使われていたように記憶しています。現在は、ゴキブリ団子を作る薬として有名なのではないでしょうか。ですから、子ども達にも口に入れると危険な物質であるということをまず指導します。(理科室では、いかなるものもやたらに口にしないということが鉄則です。)そして、薬品を扱うときには、必ず保護メガネをつけて実験するように指導しています。(写真上)
 5年3組は、校庭で体育「ハードル走」を行っていました。(同じ時間に授業観察が重なった場合は、校長・副校長で前半・後半に分けてそれぞれの授業を見るようにしています。)時折強い北風が吹く中、コース上に置かれたハードルを一生懸命に跳ぶ姿が見られました。(写真中)練習中は、ゴール側から友達の走り方を見てアドバイスをする様子も見られました。ハードル走では、振り上げ足の靴の裏がゴール側から見えると、しっかり足が上がっているという証になります。意識してひざを伸ばして足を振り上げ、跳び越えている子が何人か見られました。最後にタイム計測をしました。今回でハードル走は最後のようで、風が強くコンディションが悪かったものの、何人かはベストタイムを出していました。
 今日から、6年生の子ども達との会食会を始めました。毎年この時期に行っている取り組みで、卒業前の6年生6〜7名を給食の時間に応接室に呼び、私と一緒に給食を食べる会です。(と言っても、私はずっとしゃべりっぱなしで、会食会が終わってから食べています。)
 会食会のトップバッターは、6年1組の6名でした。事前に担任の先生に指導しておいてもらっているのは、「将来の夢をスピーチできるように準備をしておくこと」です。追加して「説明が不十分の場合は、校長先生の鋭い突っ込みがどんどん入ります!」ということです。実際今日も、すでに何人かこちらから質問をがんがん投げかけました。
 子ども達が自身の夢を語っている時の笑顔は、とてもすてきです。秘書、建築士、サッカー選手、裁判員、歴史学者、ゲームクリエーターと、6人それぞれがいろいろな思いをもって将来の夢を語っていました。(写真下)

図書室☆探検ラリー

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 今週、図書室では図書委員会の「本の探検ラリー」が行われています。
 昼休みの図書室は大賑わいで、人が入りきれないほどでした。すべての本を見つけた子には、図書委員が手作りした可愛いしおりのプレゼントがあります。しおりをもらう子も、図書委員もにこにこ良い笑顔でいっぱいのラリーでした。

田柄幼稚園との交流遊び(1年生)

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 今日は、田柄幼稚園の子どもたちと1年生で、交流遊びを行いました。
 秋にも一度、交流遊びをしたことがあります。久しぶりに遊ぶことになり、とても楽しみにしていました。1年生から声を掛けて、遊ぶ姿が多く見られました。
 これから2月に、幼稚園、保育園と交流会があります。2年生への進級の意欲を高められるように、準備を進めていきたいと思います。

1月21日の給食

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献立名           あぶたま丼
              白菜と豆腐のみそ汁
              牛乳


一口メモ

 あぶたま丼について。
 今日の給食では、油揚げやちくわ、にんじん、たまねぎなどが入った「あぶたま丼」を作りました。油揚げは、薄切りにした豆腐を油で揚げた食品です。
 いろいろな材料をしょう油や砂糖、みりんなどの調味料で煮てから、それらの具材を卵でとじて仕上げました。

1月18日(金)

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 3学期に入って、先週から学年ごとに計測を行ってきました。今日はその最後、6年生の計測の日でした。身長と体重を測る計測は、毎学期の始めに行っています。今回が今年度最後の計測ということになり、6年生にとっては、小学校最後の計測でした。
 夏休み明けから、全校朝会が終わって教室に戻っていく6年生を見ながら、目線の位置が徐々に上に向いていくのを感じていました。「いつの間にか、あっという間に大きくなったなぁ」という印象があります。中には、担任の先生の身長を追い抜き、並んで歩いているとどちらが先生か分からないくらいの子も見られるようになりました。
 保健室での計測では、身長計を養護教諭が操作します。クラスで一番背が高い子の時には、背伸びをしても届かないほど大変そうでした。(写真上)4月の計測から9か月経っていますが、10センチ近くも身長が伸びた子がいました。これから中学校に行って、まだまだ大きくなっていきそうです。そして、体だけでなく、心も大きく成長していくことでしょう。来週月曜日から、そんな6年生と私との卒業前の会食会を今年も行っていきます。6年生一人一人からどんな話を聞くことができるか、とても楽しみです。
 食塩が水に溶ける様子を観察して始まった5年生の理科「もののとけ方」の学習については、先週紹介したばかりです。今日は、メスシリンダーの使い方を習ってから、「食塩は、水に限りなく溶けるだろうか」という実験を行っていました。(写真中)
 食塩は、水によく溶ける物質です。次々と食塩を溶かしていった場合、食塩水がどんどん濃くなっていくということは想像がつきます。では、果たしてどこまでも食塩が溶け続けるのだろうか? という疑問を実験で調べることになりました。子ども達の予想では、「どこかで溶けきれなくなる限界がある」と考えた子が多かったようでした。
 今後は、物質によって溶け方に違いがあることを学習していきます。食塩と同様に、砂糖も水によく溶けます。逆にホウ酸は、水に溶けにくい物質です。しかし、温かいお湯にはよく溶けます。食塩は、水でもお湯でも溶ける量にあまり変わりがありません。(こういう現象が不思議だな〜面白いな〜と思える子は、理科好きになっていきそうです。)
 飼育委員会では、休み時間にうさぎのショコラを触ることができる「ふれあい体験」を始めました。学年やクラスごとに、休み時間にふれあい体験ができるように決めました。今日は、2年生の子ども達が体験できる日でした。
 飼育小屋の中から委員会の児童がショコラを抱っこして子ども達の前に連れてきました。最初にうさぎの抱きかかえ方を説明してから、一人ずつ抱っこをする体験が始まりました。2年生の子は、噛みつかれないかとびくびくしながらも、上手に抱きかかえることが出来ていました。(写真下)
 動物とのふれあいは、とても大切な経験になります。犬や猫のペットブームの世の中とはいえ、様々な事情でペットを飼うことができない家庭も多いことでしょう。最近は、いろいろな動物園で工夫を凝らして動物にふれあうことができる機会を増やしています。子どもの頃に、動物を身近な存在として、また人間と同様にかけがえのない命をもった存在として、体で感じさせておくことが大切です。

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