「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月31日(木) その2

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 4校時は、5年2組の国語の授業観察に行きました。「推薦します」という単元で、「目的や意図に応じた話の構成を工夫しながら、適切な言葉遣いでスピーチができるようにする」ことをねらいとした学習です。
 今日の授業では、まず自分自身の委員会活動のことを振り返り、どんな人物が委員会の仕事にふさわしいのかを考えさせていました。今後は、教科書の例を参考にしながら、スピーチするメモをつくって練習し、一人ずつ発表する場を設ける予定です。推薦理由を述べることで、聞いている人にその人の良さが伝わるようなスピーチをめざします。国語の学習では、主に「読むこと」、「話すこと」、「書くこと」がありますが、この単元では「話すこと」を中心に力を伸ばしていきます。(写真上)
 5校時は、2年1組と4年3組の授業観察がありました。2年1組では、「お年玉をもらったけれど」という資料を使った道徳の授業が行われていました。(写真中)
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる資料です。お金を無駄遣いしてしまうことは、だれにでもよくあることです。子ども達からは、様々な経験談が出されていました。
 4年3組は、理科室で「すがたをかえる水」の実験をしていました。「水は温め続けるとどうなるか」というテーマに対し、子ども達は様々な予想を立てていました。「ぶくぶくしてお湯になる」、「湯気が出てくる」、「どんどん温度が上がっていく」、「量が増える」、「量が減る」・・・ビーカーに水を入れてコンロにかけ、火をつけてから1分おきに温度を測り、変化の様子を記録していきました。(写真下)
 沸騰が始まり、さかんにあわや湯気が出始めました。しかし、温度計は95〜96度で止まったままでした。やかんや鍋を使ってお湯を沸かす経験はどの子にもありますが、沸騰するまでの様子をじっくり観察するのは初めてだったようです。今後は、沸騰した時にビーカーの底から出る泡の正体について学習していきます。

1月31日(木) その1

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 昨日の夕方、以前から注文していた校舎案内板が届き、児童昇降口に取り付けてもらいました。今朝登校してきた子ども達がさっそく気付き、自分の教室の位置を指さしていました。(写真上)
 今まできちんとした校舎案内図がなく、学校公開のたびに拡大コピーしたものを掲示していました。それも、掲示する方向によって分かりずらいということがありました。特に学校公開の際に、特別教室の場所を聞かれることがしばしばありました。田柄小は、3階に渡り廊下がないところが難点なつくりではありますが、この表示板で少しは分かりやすくなったと思います。
 今回新しく作ってもらった案内板は、1年生の靴箱付近にある北向きの壁に取り付けてあります。(この場所の方が、校舎の方向に合わせて見やすいはずです。)教室表示は磁石式になっているので、年によって教室の位置が変わっても変更することができます。
 2校時に、1年1組の子ども達が校長室にやってきて、手紙を届けてくれました。国語の時間に、「てがみでしらせよう」という学習をしたようです。自分ががんばっていることや、知らせたいなと思ったことを手紙で伝える学習です。
 6人の子から手紙をもらいました。なわとびをがんばっていること、休み時間にドッジビーをしていること、入学してくる1年生のために歌の練習をしていること・・・他にも、サクラ草のつぼみが出てきたことを教えてくれる内容の手紙もありました。(「なにいろになるかたのしみです。」と書いてありました。休み時間に見に行ったら、その子のサクラ草は、ピンク色の花がもう咲いていました。)どの手紙も、一文字一文字ていねいに書いてあり、楽しい絵が添えてありました。
 副校長先生に届けに来た子ども達もいました。(写真中)それぞれいろいろな先生達に手紙を書いて渡しに行っていました。他のクラスも、これから手紙の学習をしていくようです。
 3校時は、1年1組の体育の授業観察に行きました。体育館での「とび箱を使った運動遊び」の授業でした。1年生としての成長を大きく感じたのは、道具の準備や片づけの場面でした。マットやとび箱、ふみきり板と、グループごとにたくさん用意するものがありましたが、友達と協力して正しく持ち運びができていました。
 低学年では、「とび箱運動」ではなく、「とび箱を使った運動遊び」です。とび箱やマットの上で、いろいろな体の動きを楽しむことがねらいとなっています。今日の授業では、体育館を広く使って4つの練習場所が用意されていました。それぞれの練習場所には、「ピタッとコース」、「ピョンピョンかえるコース」、「なんかいでいけるかなコース」、「大きくジャンプコース」という名前かつけられていました。そして、4つのグループが順番に全ての場所で運動できるようになっていました。とび箱にまたがったり、とび越えたりと、子ども達は自由にとび箱遊びを楽しみました。(写真下)

警察から逃げろ集会

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 今回の集会は、「警察から逃げろ集会」でした。
 全校児童がスパイとなって、警察から逃げます。1年生から6年生まで楽しめる集会でした。

1月31日の給食

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献立名           麻婆豆腐丼
              白菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 麻婆豆腐丼について。
 「麻婆豆腐」は、中国を代表する家庭料理の一つです。「麻婆豆腐」の「麻」には「傷」、「婆」には「おばあさん」という意味があります。
 約100年前、中国にとてもおいしい豆腐料理を出すお店がありました。このお店のおばあさんの顔に大きな傷があったことから、「麻婆豆腐」という名前がついたそうです。

大根の収穫(3年生)

 吉田茂雄さんのご指導のもと、総合的な学習「大根をそだてよう」で種まき・間引きを行ってきました。9月の台風のために、茂雄さんに種をまき直していただきました。
 冬は気温が低く、育つのに期間がかかりましたが、今日楽しみにしていた収穫をしました。大きく育った大根を抱えながら、満面の笑みを浮かべていた子ども達の顔が印象的でした。家庭で調理して食べた感想を聞くのが楽しみです。

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1月30日(水)

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 1校時に、3年3組の授業観察を行いました。道徳「みんながくらしやすい町」の資料を使った授業でした。道徳の教科書では、読み物の資料がほとんどですが、今日の学習は絵を見て考える資料になっていました。駅前の様子の絵から、ところどころで親切な行動をしている人を見つけていきました。(写真上)
 絵をよく見ていくと、お年寄りや赤ちゃんを抱っこしたお母さん、目の不自由な人、車いすに乗った人などに対して、親切にしている場面が見つかります。そこで、教科書では次のページに「ユニバーサルデザイン」に関する読み物資料が載せてあります。
 ユニバーサルデザインは、障害の有無や年齢、性別、国籍などにかかわりなく、誰もが等しく使いやすいように、安全で便利な都市や製品を実現しようとする考え方をいいます。信号機や点字ブロック、玄関前のスロープ、だれでもトイレ等…いたるところにこのユニバーサルデザインが使われています。
 3校時は、3年1組の体育の授業観察を行いました。校庭で、「ナイスボール」のゲームを中心に授業が行われていました。先週、2組の授業のところで説明したように、ボールをパスしながら攻めていき、ゴールマンが逆さまにした三角コーンを使ってボールを受け取ることができたら得点になります。
 田柄小は校庭が広いため、大きなコートを3面とり、全6チームが一斉に試合をすることができます。そのため、十分に運動量が確保できます。また、試合の後には、芝生広場でチームごとに集まり、振り返りをしたり次の作戦について話し合ったりすることもできます。(写真中)
 ボール運動は、どの子も大好きな種目です。試合中にボールの取り合いになった時、試合をストップしてじゃんけんしていたのが微笑ましく感じられました。
 今日は、3年生にとって待ちに待った大根の収穫体験の日でした。給食後、3年生が東門を出てすぐの吉田さんの畑に出かけていきました。大根の種は、9月に一度蒔きました。しかし、10月の台風で流れてしまい、その後に種を蒔き直してもらいました。3年生は、11月上旬に間引き作業を体験させてもらいました。その間引きから2か月半、ようやく収穫の時を迎えることができました。
 収穫させてもらった大根は、青首大根です。青々と茂った葉の下に、畑からニョキッと大きな大根が顔をのぞかせていました。吉田さんの説明を聞いてから、一人1本ずつ大根を抜きました。葉っぱを束ねて持ち、真上に引き抜きます。ところがどっこい、なかなか大根は抜けません。中には友達に手伝ってもらってやっと抜けた子もいました。1月は全くと言っていいほど雨が降らなかったため、畑はカラカラでした。それだけに余計大根が抜きにくかったようです。(写真下)
 吉田さんからは、「葉っぱもおいしいから食べてくださいね。」、「大根おろしにすると大根のおいしさが良く分かるよ。」、「新鮮なうちに食べた方がいいよ。」と、いろいろな情報を教えていただきました。さあ、3年生の子ども達は、今日の夕飯にこの大根をどう料理してもらって食べることやら・・・3年生の保護者の皆さん、よろしくお願いします。
 「大根おろしの汁は捨ててはダメ。栄養がたっぷりあるんですよ。」という話もありました。ちょうど昨日の夜、テレビでもやっていました。私も吉田さんから大きな大根をいただいたので、今日の夜は大根おろしで味わってみたいと思います。

1月30日の給食

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献立名           ガーリックトースト
              ピクルス
              ボルシチ
              牛乳


一口メモ

 ボルシチについて。
 ボルシチは、ビーツ(赤かぶ)という野菜を入れて、野菜や肉と一緒に煮込むロシアの伝統料理です。世界の三大スープの1つと言われています。ロシアでは、各家庭によって材料や味付けが異なり、日本で言う味噌汁のようなイメージだそうです。
 今日の給食では、豚肉やにんじん、じゃがいも、玉ねぎ、トマトピューレなどで煮込みました。

1月29日(火) その2

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 1年生は、生活科の時間に「もうすぐ2年生」という学習をしています。2年生になるための学習の一つとして、2月に幼稚園や保育園との交流会を行います。近隣の幼稚園や保育園の年長さんに来てもらい、学校の様子を紹介したり、一緒に遊んだりする活動を通して、自らが2年生に進級する心構えを高めていきます。
 今日は最初に、「幼稚園や保育園の子ども達が、どんな気持ちで学校にやって来るのだろう」ということを考えさせました。そして、「どんなことを教えてあげたいか」について意見を出し合いました。「勉強について」、「登校班について」、「給食について」、「休み時間について」…と、いくつか教えてあげたいことが決まりました。
 次に、クラスの全員が分担し、教えてあげるコーナーに分かれることになりました。自分の名前が書いてある磁石を黒板に貼り、第一希望をとりました。予想はつきましたが、「給食について」のコーナーにたくさんの子が偏りました。先生が、「人数の少ないところに移ってもいいよという子はいませんか?」の一言で、何人かの子が黒板に出てきて自分の名前を移動させていました。(写真上)
 周りの子の気持ちや、クラス全体のことを考えられる子が出てくると、それを見ていた他の子ども達の心にも響いていきます。学校生活ではこういう場面がとても大切です。
 家庭科室では、5年生の子ども達がせっせと机の上を磨いていました。雑巾で拭くだけでなく、汚れを落とす特別なスポンジを使って掃除をしていました。机の上は、気持ちが良いほどピカピカになってきました。(写真下)
 家庭科の学習は、調理や裁縫だけではありません。5年生の家庭科の時間では、掃除についても学習します。掃除の手順や、掃除する場所、汚れの落とし方など、「家庭科」と名がつく教科ならではの学習内容です。さっそく実習を・・・ということで、家庭科室の机をきれいにすることになったようです。家庭科講師の大橋先生によると、他のクラスには流しの掃除など、きれいにしてもらうところはまだたっぷりあるそうです。
 今日の6年生との会食会は、2組から6名の子が応接室に来ました。一人の男の子に好きな教科を聞いたら、「図工、家庭科、理科」を挙げました。家庭科は、裁縫があるので楽しいとのこと・・・現在は、家庭科に対する男女の隔たりは一切ありません。

1月29日(火) その1

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 1校時に、2つのクラスの授業観察を行いました。4年2組は、校庭で体育の授業があり、「タグラグビー」に取り組んでいました。(写真上)
 ボールゲームの授業は、子ども達にとっては体育の学習の中で最も関心があり、大好きな運動です。一方、ボール運動が苦手な子も何人かいます。サッカーやバスケットボールとなると、ドリブルの技術が必要となり、得意な子との技能の差は顕著です。そのため、ボール運動が苦手な子にとっては、ゲームになかなか参加できないということにもつながりやすいものです。
 そこで、最近よく小学校の体育の授業で取り上げられているのが、「タグラグビー」です。「ラグビー」と名がつくだけに、ラグビーボールを持ってゴールラインに向かって走ることや、真横か後ろにいる味方にパスをする(前方にはパスを出せない)というルールは、一般のラグビーと同じです。
 違いは、タックルがないということ・・・その代わりに、腰に巻いたベルトについている「タグ」が大事なルールとなります。ボールを持って走る相手のタグを取ると、相手はその時点で走ることができず、その場でボールをパスしなければなりません。ラグビーにしっぽ取りのルールをくっつけてゲームにしたのが「タグラグビー」です。個人差や男女差をなくし、子どもたち全員が楽しめるボール運動として全国に広がっているボール運動です。
 相手の動きを見ながら走り回ったり、タグを取るために追いかけるということであれば、どの子も参加しやすいゲームになります。そして、運動量もたっぷり確保できます。田柄小では、毎年4年生でこのタグラグビーを体育の時間に指導しています。
 今年の秋に、ラグビーワールドカップの日本大会が埼玉県熊谷市を中心に開催されます。タグラグビーを通じて、子ども達のラグビーへの関心が高まることにも期待したいと思います。
 もう一つ、1校時に音楽室で3年1組の授業がありました。木琴や鉄琴の奏法を学ぶ授業でした。3年生は、春からリコーダーの奏法を学んできました。現在、「バフ」という曲に取り組んでいますが、リコーダー合奏はほとんどの子ができるようになりました。そこで今度は、鉄琴や木琴といった音板打楽器に新たに挑戦していきます。
 まず、マレットの持ち方や打ち方を習いました。そして、音楽室内にある全ての鉄琴や木琴を使って、グループに分かれて練習をしました。(写真下)今まで、高学年が合奏する場面や、音楽委員会の児童が演奏する場で見たことのある楽器です。初めて演奏する楽器に向かうことができるのは、3年生にとってはとても楽しみだったようです。高学年用の鉄琴や木琴だったので、中には背伸びをしながら練習をしている子もいました。

1月29日の給食

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献立名           ご飯
              ひじき入り厚焼き玉子
              海苔の佃煮
              吉野汁
              牛乳


一口メモ

 ひじき入り厚焼き玉子について。
 ひじきは海藻の一種です。「ひじき」を漢字で書くと、動物のシカの「鹿」、しっぽの「尾」、植物の葉を表す「菜」を合わせて、「鹿尾菜(ひじき)」と書きます。ひじきが、鹿のしっぽのように黒くて短いことからついた漢字表記です。
 今日の給食では、厚焼き玉子の中にひじきを入れて調理しています。

1月28日(月) その2

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 給食の時間が終わってから、今月の「たがら元気アップタイム」がありました。全校児童が体育館や外に出て、クラスごとにきめられた運動に取り組む時間です。掃除の時間と昼休みの時間を使って行うので、たっぷり30分は運動することができます。
 4年1組の今回の運動は、体育棒を使った運動遊びでした。(写真上)1mほどの棒を一人1本ずつ持って円になり、「せ〜の」のかけ声で隣の子の棒をつかみに行きます。棒が倒れる前に、すばやく移動しなければなりません。この「棒キャッチ」は、すばやい反応と俊敏な動きを高めるとともに、集中力も必要になります。体育棒1本で、他にも様々な運動を行うことができます。
 午後から少し日差しが出てきたものの、風が冷たく感じられました。元気いっぱいに運動する田柄小の子ども達にとっては、それも心地よい風だったようです。
 6校時に、3年2組とけやきルームの授業観察を行いました。3年2組は、校庭で「ナイスボール」というゴール型のゲームを行う体育の授業でした。4年生でポートボール、5,6年生ではバスケットボールを行いますが、その前段階として、3年生でナイスボールを指導しています。ボールを移動させるのは、味方へのパスのみとし、ゴールマンが手に持っている逆さまにした三角コーンにボールを入れたら得点となります。ゲームが始まると、子ども達は必死にボールを追いかけていきました。(写真中)
 先週に続き、今月2回目の「放課後学習教室(地域未来塾)」がありました。2年生の子ども達は5校時後、3年生は6校時後、北校舎の2階の教室で指導を受けています。2年生は、九九の復習プリントや、繰り上がりのあるたし算筆算に挑戦していました。
 指導スタッフの方々が赤ペンを持ちながら、プリントが終わった子の答え合わせをし、合格シールを貼ってあげていました。また、子どものつまづきを見つけると、懇切丁寧に個別指導をする姿が見られました。(写真下)なかなか放課後に子ども達を残して指導することができない学校側としては、とても助かっています。受講料は無料・・・これも大変ありがたいことです。

1月28日(月) その1

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 今日の全校朝会は、「継続は力なり」という言葉について話をしました。
 ・・・一つのことを続けていくというのは、とても難しいことです。「がんばりたい!」、「よし、やろう!」と思ったことは、誰でも最初は張り切って取り組むものの、次第に気持ちが薄れてくる場合があります。
 そこで今日は、「継続は力なり」という言葉についてお話をします。「小さなことでも、毎日毎日少しずつ続けていけば、やがて大きな成功につながる。」という意味や、「物事を成し遂げるまであきらめずに取り組み続けることは、それ自体がすばらしい力である。」という意味でも使われます。
 この「継続は力なり」という言葉を、自分の人生で身をもって示してくれた日本人がいます。日本のプロ野球で活躍し、アメリカの大リーグに移って活躍したイチロー選手です。野球が好きな子は、よく知っているのではないでしょうか。イチロー選手は、打撃も守備も、そして走ることにも優れた野球選手で、数々の記録をつくり上げました。そのイチロー選手が、あるインタビューでこう答えたことがあります。「僕には野球の才能はありません。でも、続けることが出来ることを才能と呼ぶのなら、僕にはその才能があります。」…イチロー選手は、小さい頃からプロ野球選手にあこがれ、毎日毎日バットを振ったりキャッチボールをしたりと、コツコツと練習を続けてきました。生まれながらにして特別な力をもっていたからプロ野球選手になれたのではなく、何年も練習を欠かさずに行ってきた、その結果プロ野球選手になることができたというのです。・・・
 最後は、なわとび月間の取り組みや、毎日の宿題を行う習慣を例に、「継続は力なり」を心がけていくように話をしました。保健室前の掲示板に、全校朝会で使った拡大コピーの紙を貼りました。先週の5年生の社会科見学の写真資料を掲示したこともあり、休み時間にたくさんの子ども達が集まってきていました。(写真上)
 4校時に、算数少人数教室に行き、授業観察を行いました。5年生の算数で、「正多角形と円周の長さ」の単元における最初の学習場面でした。5年生は、今まで正三角形や正方形の図形の定義について学習してきています。また、五角形や六角形といった定義についても学習済みです。今回は、「正多角形」としてそれぞれの図形の特徴・きまりについて学習していきます。
 授業では、折り紙に円を描き、3回折ってから切り取ることで、正八角形を作りました。(写真下)そして、辺の長さを測ったり、角の大きさを調べたりして、図形の特徴をまとめていきました。
 教科書には、いろいろな傘を上から見た写真が載っています。(今日の授業の導入でも使っていました。)開いた傘を上から見ると、正五角形、正六角形、正八角形、正十二角形の図形をしている写真です。子ども達からは、「だんだん円に近くなっていく。」という気づきがありました。この単元の後半では、円周の長さを求める式を証明する学習があります。その時に、「正多角形の角を増やしていくと円に近付く」ということを利用することになります。

1月28日の給食

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献立名           ミートソーススパゲティ
              フレンチサラダ
              牛乳


一口メモ

 ミートソーススパゲティについて。
 ミートソーススパゲティは、洋食メニューの定番です。戦後、進駐軍が食べていたものが洋食として日本に広まったのが始まりで、日本特有のメニューだそうです。イタリアには、ミートソースに近いメニューとして、ボロネーゼがあります。
 今日の給食では、ひき肉の他に、玉ねぎやにんじん、マッシュルーム、トマトピューレを使ってミートソーススパゲティを作りました。

方言の授業(5年生)

「いい天気だね。こんな日は外で遊ばなくちゃ。」
と、方言で話されてぽかんとする子どもたち。
その後ゆっくりお話ししていただいて、意味がわかると嬉しそうでした。
「方言で自由に話すことができるので、この授業の時間が嬉しいのです。」
そう説先生がおっしゃって授業が始まりました。

 まず鹿児島県にある喜界島の方言を使って友達とやりとりしたり、各地の方言で書かれた詩を読んだりして、方言に親しむことができました。
 また、喜界島の風景の写真や、学生時代の星空の下でサッカーをした話に、美しい景色や生き生きとした生活を思い浮かべながら、子どもたちは目を輝かせていました。
 最後に、共通語と方言で会話をする経験をしました。固有名詞はそのままなので、意図を聞き取ろうと方言を注意深く聞いていました。
 そして、説先生が幼少のころからおやつにしていた、サトウキビと黒糖のお土産をいただきました。子どもたちは大喜びです。
「だんだん甘くなる!」
「おばあちゃんにもらったことがあるよ。」
「黒糖をもっと食べたいな。」

 方言に触れて言葉の世界を広げることはもちろん、説先生の温かいお人柄にふれることができ、とてもよい経験をすることができました。

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1月25日(金)

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 1校時に、図工の授業観察に行きました。4年3組の図工の時間で、「スッチーハウス」という教材に取り組む最初の授業場面でした。
 スッチーハウスとは、マシュマロのような形の小さなスチロールを使って人形を作り、その人形が住む家を段ボール紙で製作していく工作です。どの学年の児童も、図工の学習の中で「工作」の時間が大好きです。今日は、まずスチロールで作る人形の「スッチー君」の製作から始めました。
 ペンで顔を描き、つまようじで開けた穴にモールを通して手足を作りました。小さな人形なので、細かな手先の器用さが必要です。最初は真っ白なただの発泡スチロールのかたまりだったものが、顔が描かれ、手足がつけられると、まるで魂が入ったかのように生き生きとした人形に生まれ変わっていきました。子ども達も、自分の分身のようなスッチー君に早く家を作ってあげたいという気持ちが高まってきたようでした。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「長いものの長さのたんい」の学習をしています。今まで「cm」の単位を習い、30cmものさしを使って長さを測る学習をしてきています。
 今日はまず、「両手を広げた長さをはかってみましょう。」という課題が提示されました。子ども達は、手を広げた長さに白いリボンを合わせ、そのリボンをものさしで測りとっていきました。中には160cmを超えるリボンがありました。はじからものさしを当てながら、「30cmの何個分…」と一生懸命数えながら長さを求めていました。(写真中)
 算数の学習では、煩雑さや大変さを楽にするための方法を考えさせることが新しい学習へとつながります。今回の学習では、1mという新しい単位を教え、100cm=1mであることや、1mのものさしを使うと楽に長いものを測ることができるということに結び付けていきます。
 2校時から4校時まで、5年生各クラスに「方言の授業」がありました。講師として、説 寿弘先生にご指導いただきました。開進第一小学校の前任の校長先生で、現在は区内の幼稚園の園長をされています。(ちなみに、私が副校長の時の校長先生でした。)
 説先生には、2年前から毎年5年生に授業をしていただいています。鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身で、全てを島の方言で話されると、全く何を言っているのか分かりません。授業の最初に、方言で子ども達に話しかけたところ、「何語ですか?」と聞いた子がいたほどです。
 授業では、日本の様々な地方の詩を通じて、いろいろな方言があることや、よく聞くとだいたいの意味が想像できることなどを教えてもらいました。また、説先生が育った喜界島の写真を見せてもらい、東京とは全く違う気候や自然の様子を教えてもらいました。
 喜界島で有名な産業の一つに、サトウキビ栽培があります。(他に胡麻の栽培も有名です!)背丈以上のサトウキビを刈り取り、製糖工場で黒砂糖を作って様々な製品にしています。子どもの頃は、おやつ代わりにサトウキビをかじっていたそうです。島から送ってきたというサトウキビは、竹のように固い棒のようでした。説先生は、それをいとも簡単に自分の歯で皮をむき、中身の繊維をむしやむしゃと噛み砕いてみせました。(写真下)これは、島の人でなければできない技です。
 各クラスに、サトウキビを切り分けたものと黒砂糖をいただいたので、授業後に全員で味わうことができました。子ども達は、今日の授業を通じて、同じ日本でありながら言葉も生活もこんなに違うところがあるのかと感じていたようです。

1月25日の給食

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献立名           食パン
              手作りジャム
              ジャーマンポテト
              もやしのスープ
              牛乳


一口メモ

 ジャーマンポテトについて。
 給食に出てくる「ジャーマンポテト」は、和製英語だそうです。「ジャーマン」とはドイツのことを言いますが、ドイツでの似たような料理は「シュペックカルトッフェルン」と呼ばれています。これは、「ベーコンとじゃがいも」という意味の言葉です。
 今日の給食では、じゃがいもやベーコン、玉ねぎなどが入った「ジャーマンポテト」を作りました。

1月24日(木)

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 5年生の社会科見学があり、バスで「グリコピア・イースト」の見学と、「スキップシティ」での放送体験に行ってきました。
 グリコピア・イースト埼玉工場は、埼玉県北本市にあります。関越道と圏央道を乗り継ぎ、桶川加納インターを降りてすぐのところに工場があります。お菓子工場ということで、大変人気のある見学場所のようです。行きのバスの中で、学年の先生からグリコの商品に関する問題が出されました。埼玉工場で作っているポッキーとプリッツ以外のものはなかなか思いつかなかったのですが、チョコレートやキャラメル類は昔から有名です。また、お菓子以外にも、カレーやアイス、プリン、飲料など、言われてみるとグリコの商品が意外にあるものです。
 工場内は、学年を5つのグループに分けて見学しました。(撮影禁止区域でしたので、想像しながら読んでください。)見学させてもらったコースは、ポッキーとプリッツの製造ラインでした。1日にポッキーは7万箱、プリッツは5万5千箱製造しているそうです。(やはり、ポッキーは人気のようです。)今日製造していたのは、抹茶味のポッキー(季節限定)と極細ポッキーでした。ガラス越しに見える向こう側には、人がとても少なく、ほとんどが機械やロボットで製造されていました。箱を組み立てたり箱詰めするのも全てロボットが行っていました。ポッキーのラインでは、チョコレート部分をつける工程は見えないようにふさがれていました。(企業秘密で見せられないとのこと…そう言われると見たくなるものです。)
 次にプリッツの製造ラインに行きました。ご存知だと思いますが、ポッキーの棒の部分は、プリッツの形に焼き上げるまでと一緒です。細長〜く伸ばされた原料が45mあるオーブンの中を通ると、棒状のプリッツが焼き上がり大量に出てきていました。ちなみに、プリッツ(ポッキーも)にある点々の焦げ目は、オーブンの下の網目の模様です。その後プリッツは、味付けされて梱包するラインへと流れていきました。今日作っていたプリッツは、「トマトプリッツ」と「バジルチーズ味」(これから発売予定の新商品のようです!)でした。
 工場内に入る前に、グリコの創始者である江崎利一についてのビデオを見ました。「牡蠣」の煮汁に多く含まれているグリコーゲンを、なんとか子ども達のお菓子に取り入れられないかと創意工夫を凝らして作ったのが、グリコキャラメルの始まりだったそうです。名前(グリコとした)や形(ハート型のキャラメルにした)、キャッチフレーズ(一粒で300m…)など、ありとあらゆる工夫をして売れる商品へと作り上げていきました。キャラメルにおもちゃがついてくるというのも斬新なアイデアでした。さらに、当時としては珍しいキャラメルの自動販売機も作りました。1箱買うたびに、20秒の映画が見られる仕掛けがあります。(写真上)
 とにかく大人も楽しめる、そして昔懐かしい思いになれる工場でした。お土産に、全員がプリッツを1箱ずついただき、大満足でした。
 午後は、川口市にあるスキップシティで放送体験をしました。NHKの番組作りの様子を説明する公開ライブラリーを視聴したり、映像学習ゾーンで自由に映像体験を学んだりしました。
 クラスごとに5種目の体験をローテーションしたので、2時間半にわたってたっぷりと体験活動をさせてもらいました。(写真中・下)特にスタジオ収録体験では、各自がフロアディレクターからカメラマン、キャスター役と、本物の番組制作現場そのものの雰囲気を味わうことができました。ニュースキャスターやゲスト役として感想をカメラの前で話した子ども達は、本番となりカメラの撮影が始まると、一気に緊張した面持ちになりました。今日撮影したニュース番組と空飛ぶじゅうたん(特殊撮影の体験コーナーで撮影)の映像は、DVDとして学校用にもらってきました。明日以降、子ども達に見せる予定です。

5年生 社会科見学

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 1月24日(木)、5年生は社会科見学に行きました。午前はグリコピア・イーストへ行き、ポッキーとプリッツの製造工程を見学しました。馴染みのあるお菓子の作られ方を実際に見られるということで、子供たちは興味津々でした。帰りにお土産もいただき、大満足の見学でした。
 午後はスキップシティの映像ミュージアムへ行きました。様々な体験ができ、とても楽しい時間を過ごせました。中でもスタジオ収録体験では、実際のニュース番組がどのように作られているか、一人一役体験しながら学ぶことができました。ニュース番組の生放送の緊張感も味わうことができました。

1月24日の給食

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献立名           ごはん
              鮭の塩焼き
              浅漬け
              具だくさん味噌汁
              牛乳

一口メモ

 1月24日から30日は全国学校給食週間です。学校給食は明治22年に山形県の小学校で貧困児童を対象に無償で昼食を提供したことから始まったそうです。
 今日は学校給食が始まった頃の食事を参考に給食を作りました。給食が食べられることに感謝していただきましょう。

1月23日(水)

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 今日は、1校時から3校時まで、けやきルームの授業観察を行いました。
 1校時は、教員1名と児童1名とで行う、個別指導の時間でした。北校舎2階西側にけやきルームがありますが、その一番奥に個別指導の教室があります。そこはさらに小さく3つの部屋に区切られているので、同時に他の児童が個別指導を行っても、周りの音を気にせずに指導を行うことができます。2年前まで本校は、情緒障害通級指導学級がありました。そのための教室をそのまま巡回指導の特別支援教室として利用しているため、他校よりも恵まれた環境で指導を受けることができます。
 個別指導の中で、「鬼たいじ」の話がありました。自分の心の鬼は何かを考えて、めあてをつくる学習です。最初に先生が5色の鬼について説明をしました。
 赤鬼は、貪欲(どんよく)です。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれます。青鬼は、瞋恚(しんに)・怒りです。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこみます。黄鬼は、掉挙悪作(じょうこおさ)・甘えです。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつけます。緑鬼は、惛沈睡眠(こんちんすいみん)・不摂生です。不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつけます。黒鬼は、疑(ぎ)・愚痴です。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願います。
 それぞれの内容は小学生には難しいですが、分かりやすい言葉に直して先生が説明しました。児童は、黄色と緑の鬼を選び、自分の生活を改善しようとめあてを立てていました。(写真上)
 あと10日で節分を迎えます。そろそろ豆の用意とともに、自分の心の鬼を探しておきたいものです。(自分は5色とも当てはまりそうです…)
 2校時は、3名の児童に対する小集団指導の授業でした。小集団指導は、教室1つ分を半分に区切った部屋で行っています。授業の後半に、カルタを行いました。1回取ったら、全員が1枚ずつ取り終るまで休むというルールで行いました。ルールを守って楽しくゲームをすることをねらいとして、毎回様々な遊びを取り入れて指導しています。(写真中)
 3校時も、3名の児童への小集団指導が行われていました。「人間コピー」というグループワークの学習でした。離れたところにあるお手本となる絵を見てから、席に戻ってその絵とそっくりに描き写す学習です。仲間との協力が必要となり、コミュニケーションスキルを学ぶねらいで行われていました。
 5校時に、1年2組で研究授業がありました。今年度田柄小で取り組んできた、道徳の校内研究の最後の授業研究会でした。たくさんの先生達が次々と教室に入ってきたので、子ども達はびっくりした様子でした。しかし授業が始まると、担任の先生の話にしっかり集中して学習することができました。
 その一番の要因が、道徳の資料提示にありました。今日も、授業が終わってからの研究協議会で、講師の土屋先生から「道徳は、資料提示が命である」というお話がありました。いかにその時間に学習する道徳の資料に子ども達が入っていけるかが、授業の大きなカギとなります。
 今日の授業では、「あしたは えんそく」という資料をパネルシアターの形にし、お話の内容を先生が暗記して子ども達に語りかけていました。そのため、子ども達は先生の語りに吸い込まれるようにして聞き入ることができました。(写真下)
 今月に入ってから、低学年分科会の先生方が積極的に道徳の授業を公開し合い、今日の研究授業に向けて準備を進めてきました。その取り組み姿勢は、きっと道徳の授業だけでなく、全ての学校生活の指導に今後活かされていくことでしょう。

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