「わくわく・どきどき」の学びを目指して!! 令和7年(2025年)スタート! 本年もどうぞよろしくお願いいたします!

読書旬間読み聞かせ

 読書旬間中の昨日と今日、読み聞かせボランティアのお母様方が、田柄小の全クラスに朝の読み聞かせを行ってくださいました。
 不思議な石のお話や、身近なとしまえんのエルドラドのお話、大型絵本など、年齢に合わせて工夫された読み聞かせに、子供たちはとても静かに集中して聞き入っていました。心が豊かになった楽しい取り組みでした。

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10月10日(水)

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 6年生の理科の授業で、「月と太陽」の学習をしています。月と太陽との位置関係から、月の形が日によって変わって見えることを学びます。つまり、三日月から半月になり、さらに満月になった後に月が欠けていくことが、太陽と地球、月との位置関係で変わってくることを学習します。
 4年生の星の学習や月の動きの学習もそうですが、実際に月が見えていない昼間に学習するので、指導する先生は大変です。そこで、学校には「月の満ち欠け説明器」というものが理科室にあります。4万円ほどの備品なのですが、テレビに接続して、月がどのように地球側から見えるのかを映し出す装置です。小さな地球儀のようなものと月の模型があり、地球儀側には小型カメラが付いています。光源(太陽の替わりとするもの)を一定の方向から当てたまま、地球儀側を回転させていくと、テレビモニターに映る月が様々な形に変わって見えてきます。(写真上)
 昔は、ボールを使って児童に説明していました。光源をボールの横から当てると半月に見え、自分の真後ろから当てると満月に見える…というように、演示実験をして見せたものです。それが今や、ICTを利用した優れものがちゃんと開発されていることにびっくりしました。
 「菜の花や 月は東に 日は西に」(与謝蕪村)・・・この時の月の形は何でしょう? 実際の月の満ち欠けを太陽との位置関係で説明するのは、とても難しい考え方で、大人でも理解できている人は少ないはずです。先ほどの問題の答えは、「満月」です。夕方、太陽が西側から光を放っている時に、月が東の空にあった場合は、地球側から見て前面が輝いて見えるので「満月」ということになります。
 昨日のあるテレビ番組で、北海道の物産展を取り上げていました。北海道には、おいしい海の幸がいっぱいあります。ご飯の上に、これでもかと言わんばかりに山盛りに乗せる「いくら」の映像は、よく目にします。いくらは、鮭の卵です。2校時に6年1組で、道徳の研究授業に向けた事前授業が行われていました。「命の旅」という題名の資料を使った授業でした。(写真中)
 毎年鮭は、産卵のために海から川の上流を目指して泳いでいきます。体中が傷だらけになりながら、そして途中で野生の動物に襲われながら、やっとのおもいで産卵場所に来て無数の卵を産み、死んでいきます。その卵も鳥に食べられたり、稚魚が魚の餌になってしまったり・・・結局、あれだけたくさんの卵の中から、3〜4年後に同じ川に戻ってこられる鮭はほんの数匹でしかありません。鮭だけでなく、多くの生き物が生命をつなぐために必死で生きているということを感じ取り、自分達人間の生き方に反映させていかなければなりません。
 3週間後、同じクラスで道徳の校内研究授業があります。「命の大切さ」をテーマとした道徳の授業は、現代の小学生にとって最も大切な学習であると言えるのかもしれません。
 今日は、もう一つ6年生の話題を・・・。先週から今週にかけて、6年生の卒業アルバム用の写真撮影が行われました。中庭では、学年全体写真を撮っていました。(写真下)6年生が斜め上を見上げているのは、3階の窓から写真屋さんがカメラを構えているためです。この他に、クラスの集合写真や個人写真も撮りました。
 アルバムの完成は、3月の卒業式前になります。秋の爽やかな気候の下で撮った記念写真をながめて、卒業生は何を思うことでしょう。

10月10日の給食

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献立名           麦ご飯
              スンドゥブチゲ
              きゅうりとわかめの酢の物
              牛乳


一口メモ

 スンドゥブチゲについて。
 スンドゥブチゲは、韓国の料理です。韓国語で、「スンドゥブ」は豆腐、「チゲ」は鍋という意味です。
 キムチや豚肉、はくさい、豆腐、ねぎ、きのこなどを入れて、ピリ辛の調味料「コチュジャン」で味付けしています。肌寒い時に体が温まる料理です。

10月9日(火)

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 先週から秋の読書旬間が始まっています。今朝は、1,2,6年生の各クラスに読み聞かせボランティアの方々が入り、子ども達に本の読み聞かせをしていただきました。(3〜4年生は、明日行う予定です。)
 本の読み聞かせは、高学年でもとても大切なことです。本の内容を学年に合わせて選定したり、音読の技術が必要になったりということもありますが、ボランティアの方々が子ども達のためを思う熱意がそれらを上回っていました。子ども達は、ページがめくられる瞬間をわくわくしながら楽しそうに聞いていました。(写真上)
 今月は、各クラスで読書に親しむ時間をなるべく多く設定するようにします。ぜひ各ご家庭でも、読書に取り組む環境を考えてあげてください。光が丘図書館などに定期的に出かけて、本を手にする機会を作ることも大切です。秋の夜長に、読書に夢中になる子どもは、きっと一生の宝物を手に入れたようなすばらしい感覚を味わうことができることでしょう。
 1校時から3校時まで、1年生と光が丘公園まで生活科見学に出かけてきました。どんぐりや木の実、松ぼっくり、落ち葉などの秋を見つけてくる学習でした。光が丘公園内は、まだそれほど木々は色づいてきていませんでしたが、木の実はよく探すとたくさん落ちていました。一度拾い始めると、子ども達は夢中になって集めます。すぐに、持ってきたビニール袋がいっぱいになるほどどんぐりを集めた子もいました。(写真中)
 学校に戻って来てから、机の上に持ち帰った「秋」を並べてみました。どんぐりにもいろいろな形のものがあることが分かりました。今後のあさがおのリース作りがとても楽しみになってきました。
 6校時に、3年1組の国語の授業を見に行きました。授業観察とともに、若手の先生方のために行うOJT研修にも位置づけて行われました。漢字の「へんとつくり」についての単元でした。最初に、へんとつくりがバラバラになったカードを組み合わせて漢字を完成させるクイズをしました。(写真下)授業全般に、どの子もとても意欲的で、よく手を挙げて発表する姿が見られました。
 一年の中で、気候の良い学習に最も適した時期になってきました。落ち着いて学習に取り組み、「勉強の秋」になるようにしていきます。

5年調理実習(ご飯)

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 稲刈りを経験した5年生にとって、普段食べているご飯を鍋で炊くことの意義は印象深かったようです。「日本人の主食であるご飯は炭水化物だということ」、「米は水につけて30分吸水させること」、「火加減を調節しながら火を止めて10分間蒸らすこと」など、体験を通じて学びました。
 ふたをとった時の湯気の香り、炊きたてのご飯の素朴な味を十分楽しめたようです。個々に持ってきたご飯のお伴(ふりかけ)もおいしさをアップさせてくれました。
 ご協力ありがとうございました。

秋の生活科見学(1年生)

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 秋の生活科見学で、光が丘公園へ行ってきました。
 今日は天気にも恵まれ、とても気持ちの良い日でした。子どもたちには、「たくさんの秋を見つけてこよう!」と話し、みんなで張り切って出発!

 公園は、この前の台風で木の枝がところどころに落ちていましたが、気をつけて安全に歩くことができました。
 地面にはたくさんのドングリや松ぼっくり、赤や黄色い葉っぱが落ちていて、子どもたちは「すごい!たくさん落ちてるよ!」と楽しそうに拾っていました。持って行ったビニール袋いっぱいに拾っている子もいました。

 学校に帰ってきて、クラスで拾ってきたものを新聞紙の上に広げてみました。
 ドングリもいろいろな種類があることに気づき、「これはカシワかな」「マテバシイもあったよ」など、調べている子もいました。

 これから、おもちゃ作りをしたり、ドングリ笛を作ったりして遊びたいと思っています。

10月9日の給食

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献立名           黒糖パン
              きのこのキッシュ
              キャベツのスープ
              夕焼けゼリー
              牛乳


一口メモ

 キャベツのスープと夕焼けゼリーについて。
 明日の10月10日は、「目の愛護デー」です。目の健康や大切さを考える日です。暗いところで本を読んだり、長い時間テレビやゲームをするなど、目が疲れることは控えるようにしましょう。
 今日のキャベツのスープと夕焼けゼリーには、目の健康に良い食材が入っています。それは、にんじんです。にんじんに含まれる「ベータカロテン」には、目や粘膜を正常に保ち、抵抗力を高める働きがあります。日頃から進んで食べるようにしたいものです。

図書館見学(2年生)

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 10月5日、生活科の学習で、光が丘図書館の見学に行きました。「図書館のひみつをたくさん見つけること」「安全に行くこと」の2つをめあてに学校を出発しました。
 図書館に着くと、まず図書館の方から図書館の仕事や利用の仕方について説明がありました。紙芝居を使っての紹介や実物を見ながらの紹介だったので、子供たちは興味関心をもってお話を聞いていました。そして初めて知ったことなどを熱心に紙にメモする子がたくさんいました。
 お話を聞いたあとは、グループに分かれて館内見学をしました。カウンターや各階のコーナー、自動貸し出し機や拡大機など、何をするための場所や物なのかまで図書館の方が丁寧に教えてくださいました。たくさんの新しい発見に子供たちはわくわくとした表情でした。そのなかでも盛り上がったのは、地下にある書架です。普段見ることのできない場所に子供たちは興味津々でした。火事の時は大事な本が燃えないように工夫がされていることも知り、図書館のしくみやそこで働く方々の思いを感じたようでした。
 11月には、町探検をしに地域にあるお店や施設にグループに分かれて見学に行きます。今回の見学で学習したことを生かして、きちんと計画を立てて、探検に行きたいと思います。

10月5日(金)

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 1年生が、生活科の学習として育ててきた朝顔の鉢を片づけていました。まだ朝顔の花が咲いているものもありましたが、次にサクラ草やチューリップを育てる予定もあります。
 今までたくさん咲いた朝顔の花の後から、たくさんの種が採れました。5月に種まきをした時と同じ種がたくさん集まり、不思議そうにながめていました。また、朝顔のツルは、ハサミで地上部分を切り、支柱からていねいに外していきました。(写真上)
 1年生では、この朝顔のツルを使って、リース作りをしていきます。ツルを伸ばして、適当な大きさに丸く束ねて何か所かを留めると、オリジナルの朝顔リースの土台ができ上がります。数日間乾かしてから、ドングリや松ぼっくりをボンドでつけると、すてきなリースに変身します。1年生は、来週火曜日の午前中に光が丘公園に行き、木の実を拾ってくる予定です。
 今日は、1校時に4年2組と6年2組、3校時に5年2組、5校時に6年1組と3年2組の授業観察に行きました。4年2組では、まず最初にテレビ画面にカタカナで書かれた50音の表が映し出されました。(写真中)「どんな人が書いた字だと思いますか?」と先生が聞くと、「子ども」とか「お年寄り」という声が子ども達から聞こえてきました。カタカナの「アイウエオ…」が、角ばった字で、あまりなめらかな書き方でなかったからです。その後授業では、「この字は、星野富弘さんが口にペンをくわえて書いた文字である」ということを知らされます。
 中学校の体育教師だった星野富弘さんは、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失いました。そんな絶望の中、筆を口にくわえて文や絵を描き始め、希望を見い出しました。星野富弘さんが描いた絵は、よくカレンダーになったりしていますが、そこに添えられている詩も素敵です。
 星野さんが書いた本「かぎりなくやさしい花々」が出版されたのは、私が教員になって間もなくのことでした。ページをめくりながら涙が止まりませんでした。10年以上前ですが、念願にしていた群馬県にある富弘美術館に行く機会がありました。星野富弘さんのすばらしい絵をながめながら、力強く人生を送られている人柄にまた感動しました。
 4年生は、国語の時間の関連で、9月に点字について学習しました。また、来週金曜日に聴導犬の授業を受けます。その他にも、障害者理解のための授業が続くようです。
 3校時は、体育館で5年2組のバスケットボールの授業を見ました。5年生にとっては、バスケットボールを体育の時間に行うのは初めてのことです。単元の最初の授業だったので、バスケットボールのルールを教えたり、ボールの扱い方を練習したりしました。(写真下)バスケットボールの楽しさは、何といってもシュートが決まった時です。シュート練習では、次々とゴールを決める上手な子がいました。ボールを使うスポーツは、子ども達にとってはとても興味・関心のある運動です。休み時間も進んで外に出て遊んでいけると良いと思います。

10月5日の給食

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献立名           ご飯
              さかなの紅葉焼き
              千草和え
              みそ汁
              牛乳


一口メモ

 さかなの紅葉焼きについて。
 今日の紅葉焼きに使った魚は、「メルルーサ」です。メルルーサは、タラの仲間で、深い海にすんでいる深海魚です。体は細長い形をしていて、大きいものでは1〜2メートルになります。身があっさりしているので、どんな料理にも使いやすい魚です。
 今日はこのメルルーサに、すりおろしたにんじんとチーズ、マヨネーズで作った紅葉色のソースをかけて焼き上げました。

10月4日(木)

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 5年生の稲刈り体験があり、バス2台で埼玉県川島町の島村農園さんの田んぼに行きました。6月に田植えをしてから4か月が経ちました。泥だらけになって、風の強い中、一生懸命に田植えをしたことが思い出されます。あの時の弱々しかった苗が立派に生育し、見事に黄金に輝く稲穂ができ上がっていました。
 関越道と圏央道を乗り継ぎ、約1時間で到着しました。長ぐつにはき替えて田んぼに着くと、辺りはほとんどがすでに稲刈りが終わった景色が広がっていました。時期を早めて植えて収穫したり、品種によって遅い時期のものがあったりするようです。今年も「彩のかがやき」という品種を育てました。株ががっしりとした生育の仕方をする品種とのことで、先日の台風の後でしたが、稲は全てしっかり立っていました。
 稲の刈り方の説明を聞いてから、田んぼに入って体験をしました。2人組で作業し、一人が鎌で刈り、もう一人が刈り取った稲を運んでいきます。昔は近所の人達が集まり、共同作業で助け合って収穫していました。残った稲は、二松さんが運転するコンバインで一気に刈り取られていきました。田植え機の時もそうでしたが、文明の力のすごさを感じ、みんなあっけにとられて見ていました。
 小雨が降り始めたので、あわてて刈り取った稲を片づけられていました。稲がしめってしまうと、売りものにならなくなります。また、コンバインが傷んでしまうとのこと・・・考えてみると、こんな微妙な天気の時には稲刈りはせず、しっかり晴れ渡った日に農家の方々は作業するものです。田柄小の5年生のために稲刈りをしていただけたことに、頭が下がる思いです。
 お昼は、川島町のコミュニティーセンター内をお借りしてお弁当を食べました。そして、平成の森公園で少し遊んでから、カントリーエレベーターの見学に行きました。
 カントリーエレベーターは、穀物の貯蔵庫として建てられた施設で、町の農家の方々が刈り取ったお米が集まってくるところです。大きなサイロのような建物が12棟も連なり、何千トンものお米が貯蔵されているそうです。さらに、もみすりや精米を機械で行い、袋に詰められていく場所も見学することができました。
 学校に戻り、5年生は今日の経験を生かしてさらにお米の学習が続きます。まずは、ミッキー池に植えた稲の収穫を自分達で行うこと、そして脱穀からもみすり、精米の課程をどのようにしていくかを考え、工夫して作業を進めることになります。

※ご協力いただいた島村農園さんのホームページに、今日の5年生の様子がすでに掲載されています。

〜オータム コンサート〜

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 10月3日、体育館でピアノ:セルジョ・バイエッタ バリトン:オマール・カマタ両氏をお招きしてオータム コンサートが開催されました。ピアノの独奏やオペラから独唱、アコーディオンの弾き語りなど、多彩なプログラムで、会場にいる子ども達はその音楽の世界にひきこまれていました。また、演奏家になった理由や緊張しない方法などパフォーマンスを交えながらお話しいただきました。
 演奏を通して「ピアノをがんばろうと思った」「家にあるピアノを触ってみようと思った」「初めて音楽に興味をもった」など、様々な感想をもったようです。最後になりますが、学校ではでなかなか味わえない音楽を楽しむ機会をいただいたことを感謝申し上げます。

稲刈り体験(5年生)

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 5年生は1学期に田植えをした埼玉県川島町の島村農園に行き、稲刈り体験を行いました。田植えの時は、小さかった稲が大きく成長していたことに感動していました。
 稲はカマを使って刈り取ります。初めに農家の二松さんにカマの使い方を教わりました。子供たちに聞いてみると、初めてカマを使うという子が多かったです。稲は意外と簡単に刈り取ることができました。慣れた子は先へ先へとどんどん刈り取っていました。ある程度を作業をした後には、コンバインを使った稲刈りも見せてもらいました。手作業と違い、あっという間に刈り取られる様子に驚いていました。
 午後は、カントリーエレベーターの見学に行きました。教科書で学習した内容をさらに深めることができたようです。今日の体験は、今後のまとめに生かしていきます。

10月4日の給食

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献立名           和風きのこスパゲッティ
              むらさきいものスイートポテト
              牛乳


一口メモ

 むらさきいものスイートポテトについて。
 今日のスイートポテトには、むらさきいもを使いました。むらさきいもは、濃いむらさき色をしたさつまいもです。
 「アントシアン」という成分が含まれていて、老化やがんの予防効果が期待されています。さらに、目の働きをよくする効果もあります。
 むらさきいもは、加熱調理をしてもきれいなむらさき色がそのまま残るので、この色を生かしてお菓子作りによく使われます。

10月3日(水) その2

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 今日の授業観察は、2校時と5校時にけやきルームの指導の様子を、そして5校時に2年1組の算数の授業を見に行きました。
 けやきルームでは、小集団指導が行われていました。(写真上)運動会でがんばったことについてのスピーチをした後、「3ヒントクイズ」を行いました。3つのヒントを出して、相手に答えを当ててもらうゲームです。「こぶが2つある」→「さばく」→「おうど色」の順にヒントを出したのでは、1つ目ですぐに答えが分かってしまいます。答える人がクイズを楽しめるように、ヒントを出す順番を考えなければなりません。
 けやきルームでは、ゲーム性のある教材を多く扱っています。ゲームには、ルールを守ることで楽しくなるということや、相手も楽しくなるように配慮することが必要になります。そんな意図をもって授業が行われているのだなと感じました。
 5校時の算数の授業では、「長方形と正方形」の単元の導入として、パズルを使っていろいろな形をつくる学習が行われていました。いろいろな形の四角や三角を組み合わせて、見本と同じ形になるように組み合わせを考えていきます。様々な形の辺や頂点の数に着目させていくための導入の学習でした。(写真下)
 子ども達は、自身で四角や三角にさわったり向きを変えたりしながら、形の特徴や仲間わけができることに気づいていきます。図形の概念は、教科書を見ているだけでは育ちません。自分の手と目と頭を使って形成されていくものです。

10月3日(水) その1

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 3校時に、オータムコンサートがありました。イタリアから来日中の演奏家にお越しいただき、体育館で演奏会を開いていただきました。
 田柄小に来ていただいたのは、ピアニストのセルジョ・バイエッタさんと、バリトン歌手のオマール・カマタさんです。セルジョ・バイエッタさんは、数多くのコンクールに入賞され、ピアノのリサイタルやオーケストラと共演されるなど、世界中で幅広く活躍されています。オマール・カマタさんは、男性の低い声を出すバリトン歌手で、様々なオペラに出演されています。また、5歳からアコーディオンを学び、アコーディオン奏者として舞台に立たれることもある方です。
 おとといサントリーホールでコンサートをされたり、先週は軽井沢でファミリーコンサート、さらに埼玉の学校でワークショップを開かれたりと、超ハードスケジュールの中を田柄小の子ども達のためにと来ていただけたことは、とてもありがたいことであり、幸せな時間をプレゼントしていただいたような気がしました。
 お二人がタクシーで学校に着くと、すぐに体育館で練習を始められていました。バイエッタさんは、ピアノに向かってすごい勢いで指使いの練習をしていました。ベートーベンのソナタやドビュッシーの曲を次々と休みなく弾いて、指を慣らしていく姿に圧倒されました。一方、体育館の控室からは、カマタさんの朗々とした低音が響いてきました。
 子ども達が体育館にそろったところで、いよいよ演奏が始まりました。まずはバイエッタさんが弾く、ファジル・サイの「パガニーニ変奏曲」とラヴェルの「水の戯れ」が演奏されました。体育館のピアノが、いつもの音と全く違った音色に聞こえてきました。
 その後、バリトンのカマタさんも加わり、ロッシーニのセビリアの理髪師からのアリアや、ヴェルディのリゴレットのアリアを聞かせていただきました。また、カマタさんが得意とするアコーディオンを弾きながら、イタリアンラブソング「マリウ愛の言葉を」を熱唱されました。(さすが、イタリア魂です!)
 次に、バイエッタさんのピアノでファジル・サイの「トルコ行進曲」がありました。子ども達がよく耳にするトルコ行進曲のメロディーですが、次第に様々なバリエーションが加わる曲でした。バイエッタさんは、エンターテイメント性のピアニストで、超絶技巧な曲を軽々と弾きながら、子ども達をも楽しませてくれます。オペラのアリアを挟み、最後のアンコールでは、カルメンのオペラから「闘牛士のアリア」を楽しく編曲したバージョンを聞かせてもらいました。子ども達にはちょっと難しい音楽のジョークがたっぷり盛り込まれたところもある曲でした。後で聞いたところ、この夏に作曲したばかりのレパートリーだそうです。
 給食の時間には、6年生の各クラスで一緒に給食を食べていただきました。とっても子ども好きなお二人で、小学生の子ども達がかわいい…と盛んに話されていました。とても気さくで明るい人柄に、全校の子ども達が笑顔いっぱいになるコンサートでした。

図書委員会の発表が行われました

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 今回の委員会発表は「図書委員会」でした。
 今週から始まった秋の読書旬間についてのクイズや、図書室での約束、また、しおりプレゼントなど、子どもたちがより意欲的に読書に励めるように工夫をしていました。
 読書旬間中は、図書委員会の子どもたちや、読み聞かせボランティアの方々による読み聞かせが行われます。まさに「読書の秋」。みんなで心を落ち着けて読書にひたり、学校全体で取り組んでいきます。
 どうぞおうちでの声かけもよろしくお願いします。

10月3日の給食

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献立名           ハッシュドポーク
              ハニーサラダ
              牛乳


一口メモ

 ハッシュドポークについて。
 ハッシュドポークは、フランス料理です。ハッシュは、「こま切れ」、ドは「の」、ポークは「豚肉」を意味します。
 肉や玉ねぎを小さく切った後、デミグラスソースで煮込みます。それをご飯にかけたものをハヤシライスといい、明治時代に日本で紹介されました。カレーライスとともに、日本でアレンジされた代表的な西洋料理です。

10月2日(火) その2

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 4校時に、1年2組の国語の授業観察に行きました。若手教員へのOJT研修も兼ねた授業としたため、校内の先生方が時間をとって見に来ていました。「ゆうやけ」という物語教材の授業でした。新しいズボンをはいたきつねの子が、くまやうさぎの子にズボンのことに気づいてもらいたいという気持ちが、温かく描かれているお話です。
 今日学習した場面には、「やがて、ゆうがたが きて、そらいちめん、ひのような ゆうやけが ひろがりました。」という文が出てきました。真っ赤な夕日をイメージさせるために、先生が夕日の写真をスクリーンに映しました。(写真上)「火のような…」とありますから、赤々と燃えるようなきれいな赤色の夕日を連想させるためです。
 続けて教科書に「そらが まっかだね。」「きつねくんの ズボンの いろだね。」とあります。・・・2人が新しいズボンに気づいてくれたのです。それまでなかなか気づいてくれなかったので、残念な気持ちがあったきつねの子でしたが、急に明るい心になりました。新しい服や新しい靴を身に着けた時、だれかに気づいて認めてもらいたくて、でも自分からは言えない気持ち・・・1年生の子ども達が、どれだけ共感できていたでしょうか。経験のある子はわかると思いますが、逆に1年生の子がどのようにとらえられたかを知るのは難しいことです。
 5,6校時は、教室で運動会の振り返りをしていたクラスが多く見られました。1年生の教室では、絵日記に運動会の思い出を書いていました。(写真中)後ろからのぞいてみると、玉入れや大玉送りのことを書いている子がたくさん見られました。やっぱり1年生の子にとっては、今日の出来事の方が印象に残るようです。でも、中にはダンスのことやリレーの選手としてがんばったこと、お母さんが作ってくれたお弁当がおいしかったことなどを書いていた子もいました。
 4年2組では、運動会のダンスの振り返りをしていました。一人ずつ色画用紙に感想を書き、グループごとに写した写真と一緒に、今後まとめを作っていくようでした。4年生では、「運動会ハンドブック」という名のしおりを使って練習に取り組んできました。(写真下)9月の最初に配られ、ダンスの練習に向けためあてや日程があり、さらに毎回練習が終わるたびに、自身の感想や次の練習に向けた改善点、友達の良かったところなどを記録させてきました。
 このような取り組みは4年生だけでなく、ほとんどの学年で行い、運動会に臨んできました。運動会が、ただ当日のお客さんに見せるためのものではなく、子どもたち一人一人の成長のために指導したいという教員の思いが入った取り組みです。

10月2日(火) その1

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 秋晴れの良い天気になりました。先日できなかった運動会の午後の種目を実施しました。平日にもかかわらず、たくさんの保護者の皆様に朝早くから子ども達の応援に来ていただきました。
 先日、午後の応援は行いましたが、全校の士気を上げてから運動会の続きを行うために、初めに応援合戦短縮バージョンを入れました。続いて1年生から順に団体競技を行いました。
 1年生は、チェッコリやちびまる子ちゃんの音楽に合わせた踊りを入れながらの玉入れでした。思わず、応援席にいた子ども達も一緒になって踊り始めるくらい、楽しくてかわいらしい玉入れでした。
 2年生は、「われら大玉二刀流」・・・大玉をビニールシートに乗せて運ぶのに時間がかかっていたので、何度も練習をしてきた種目です。リハーサルではスムーズに運んでいたものの、さすがに本番になるとあせってしまうのか、時間がかかっていたようでした。
 3年生の台風の目は、棒を足元を通したり頭の上を通したりと、練習の成果が発揮されていました。コーンを回る4人組で棒を持つ外側の子が、必死の形相で走っていました。
 4年生は、「お助けつな引き」を行いました。1/4周を走ってきた「お助け」の子ども達が綱を持ち始めると、グングン綱が動き始めていきました。「コーンを回ること」というルールは、リハーサルの時にも厳しく指導していたので、本番でも同様に反則をとりました。
 5年生は、「ひっぱれあっぱれバーハンター」という題名の棒引きを行いました。スタートダッシュで、あっという間に棒を陣地に持ってくるのもあれば、何人もの子ども達で引っ張り合いになる棒もありました。棒の戻し方も含めて、子ども達がてきぱきと動いていました。
 6年生は、とても迫力のある騎馬戦になりました。組体操でさえ校庭で数回しかできなかったので、騎馬戦をしている姿を外で見たのは初めてでした。騎馬の組み方は、子ども同士で考え合って決めたのでしょう。騎馬戦は白組の圧勝でした。
 その後、全校で大玉送りを行い、整理運動、閉会式となりました。結局2時間ほどかかりましたが、いつもよりゆとりをもって競技ができました。(たいてい、運動会の午後となると、みんなへとへとになっているので…)
 先日の雨の中での片づけもそうでしたが、今日も会場の片づけに、おやじの会を始め、多くの保護者の皆様の力をいただきました。どうもありがとうございました。

※たくさんの忘れ物、落とし物が届いています。心当たりの方は、職員室までお越しください。

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