「わくわく・どきどき」の学びを目指して

10月3日(水) その1

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 3校時に、オータムコンサートがありました。イタリアから来日中の演奏家にお越しいただき、体育館で演奏会を開いていただきました。
 田柄小に来ていただいたのは、ピアニストのセルジョ・バイエッタさんと、バリトン歌手のオマール・カマタさんです。セルジョ・バイエッタさんは、数多くのコンクールに入賞され、ピアノのリサイタルやオーケストラと共演されるなど、世界中で幅広く活躍されています。オマール・カマタさんは、男性の低い声を出すバリトン歌手で、様々なオペラに出演されています。また、5歳からアコーディオンを学び、アコーディオン奏者として舞台に立たれることもある方です。
 おとといサントリーホールでコンサートをされたり、先週は軽井沢でファミリーコンサート、さらに埼玉の学校でワークショップを開かれたりと、超ハードスケジュールの中を田柄小の子ども達のためにと来ていただけたことは、とてもありがたいことであり、幸せな時間をプレゼントしていただいたような気がしました。
 お二人がタクシーで学校に着くと、すぐに体育館で練習を始められていました。バイエッタさんは、ピアノに向かってすごい勢いで指使いの練習をしていました。ベートーベンのソナタやドビュッシーの曲を次々と休みなく弾いて、指を慣らしていく姿に圧倒されました。一方、体育館の控室からは、カマタさんの朗々とした低音が響いてきました。
 子ども達が体育館にそろったところで、いよいよ演奏が始まりました。まずはバイエッタさんが弾く、ファジル・サイの「パガニーニ変奏曲」とラヴェルの「水の戯れ」が演奏されました。体育館のピアノが、いつもの音と全く違った音色に聞こえてきました。
 その後、バリトンのカマタさんも加わり、ロッシーニのセビリアの理髪師からのアリアや、ヴェルディのリゴレットのアリアを聞かせていただきました。また、カマタさんが得意とするアコーディオンを弾きながら、イタリアンラブソング「マリウ愛の言葉を」を熱唱されました。(さすが、イタリア魂です!)
 次に、バイエッタさんのピアノでファジル・サイの「トルコ行進曲」がありました。子ども達がよく耳にするトルコ行進曲のメロディーですが、次第に様々なバリエーションが加わる曲でした。バイエッタさんは、エンターテイメント性のピアニストで、超絶技巧な曲を軽々と弾きながら、子ども達をも楽しませてくれます。オペラのアリアを挟み、最後のアンコールでは、カルメンのオペラから「闘牛士のアリア」を楽しく編曲したバージョンを聞かせてもらいました。子ども達にはちょっと難しい音楽のジョークがたっぷり盛り込まれたところもある曲でした。後で聞いたところ、この夏に作曲したばかりのレパートリーだそうです。
 給食の時間には、6年生の各クラスで一緒に給食を食べていただきました。とっても子ども好きなお二人で、小学生の子ども達がかわいい…と盛んに話されていました。とても気さくで明るい人柄に、全校の子ども達が笑顔いっぱいになるコンサートでした。

図書委員会の発表が行われました

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 今回の委員会発表は「図書委員会」でした。
 今週から始まった秋の読書旬間についてのクイズや、図書室での約束、また、しおりプレゼントなど、子どもたちがより意欲的に読書に励めるように工夫をしていました。
 読書旬間中は、図書委員会の子どもたちや、読み聞かせボランティアの方々による読み聞かせが行われます。まさに「読書の秋」。みんなで心を落ち着けて読書にひたり、学校全体で取り組んでいきます。
 どうぞおうちでの声かけもよろしくお願いします。

10月3日の給食

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献立名           ハッシュドポーク
              ハニーサラダ
              牛乳


一口メモ

 ハッシュドポークについて。
 ハッシュドポークは、フランス料理です。ハッシュは、「こま切れ」、ドは「の」、ポークは「豚肉」を意味します。
 肉や玉ねぎを小さく切った後、デミグラスソースで煮込みます。それをご飯にかけたものをハヤシライスといい、明治時代に日本で紹介されました。カレーライスとともに、日本でアレンジされた代表的な西洋料理です。

10月2日(火) その2

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 4校時に、1年2組の国語の授業観察に行きました。若手教員へのOJT研修も兼ねた授業としたため、校内の先生方が時間をとって見に来ていました。「ゆうやけ」という物語教材の授業でした。新しいズボンをはいたきつねの子が、くまやうさぎの子にズボンのことに気づいてもらいたいという気持ちが、温かく描かれているお話です。
 今日学習した場面には、「やがて、ゆうがたが きて、そらいちめん、ひのような ゆうやけが ひろがりました。」という文が出てきました。真っ赤な夕日をイメージさせるために、先生が夕日の写真をスクリーンに映しました。(写真上)「火のような…」とありますから、赤々と燃えるようなきれいな赤色の夕日を連想させるためです。
 続けて教科書に「そらが まっかだね。」「きつねくんの ズボンの いろだね。」とあります。・・・2人が新しいズボンに気づいてくれたのです。それまでなかなか気づいてくれなかったので、残念な気持ちがあったきつねの子でしたが、急に明るい心になりました。新しい服や新しい靴を身に着けた時、だれかに気づいて認めてもらいたくて、でも自分からは言えない気持ち・・・1年生の子ども達が、どれだけ共感できていたでしょうか。経験のある子はわかると思いますが、逆に1年生の子がどのようにとらえられたかを知るのは難しいことです。
 5,6校時は、教室で運動会の振り返りをしていたクラスが多く見られました。1年生の教室では、絵日記に運動会の思い出を書いていました。(写真中)後ろからのぞいてみると、玉入れや大玉送りのことを書いている子がたくさん見られました。やっぱり1年生の子にとっては、今日の出来事の方が印象に残るようです。でも、中にはダンスのことやリレーの選手としてがんばったこと、お母さんが作ってくれたお弁当がおいしかったことなどを書いていた子もいました。
 4年2組では、運動会のダンスの振り返りをしていました。一人ずつ色画用紙に感想を書き、グループごとに写した写真と一緒に、今後まとめを作っていくようでした。4年生では、「運動会ハンドブック」という名のしおりを使って練習に取り組んできました。(写真下)9月の最初に配られ、ダンスの練習に向けためあてや日程があり、さらに毎回練習が終わるたびに、自身の感想や次の練習に向けた改善点、友達の良かったところなどを記録させてきました。
 このような取り組みは4年生だけでなく、ほとんどの学年で行い、運動会に臨んできました。運動会が、ただ当日のお客さんに見せるためのものではなく、子どもたち一人一人の成長のために指導したいという教員の思いが入った取り組みです。

10月2日(火) その1

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 秋晴れの良い天気になりました。先日できなかった運動会の午後の種目を実施しました。平日にもかかわらず、たくさんの保護者の皆様に朝早くから子ども達の応援に来ていただきました。
 先日、午後の応援は行いましたが、全校の士気を上げてから運動会の続きを行うために、初めに応援合戦短縮バージョンを入れました。続いて1年生から順に団体競技を行いました。
 1年生は、チェッコリやちびまる子ちゃんの音楽に合わせた踊りを入れながらの玉入れでした。思わず、応援席にいた子ども達も一緒になって踊り始めるくらい、楽しくてかわいらしい玉入れでした。
 2年生は、「われら大玉二刀流」・・・大玉をビニールシートに乗せて運ぶのに時間がかかっていたので、何度も練習をしてきた種目です。リハーサルではスムーズに運んでいたものの、さすがに本番になるとあせってしまうのか、時間がかかっていたようでした。
 3年生の台風の目は、棒を足元を通したり頭の上を通したりと、練習の成果が発揮されていました。コーンを回る4人組で棒を持つ外側の子が、必死の形相で走っていました。
 4年生は、「お助けつな引き」を行いました。1/4周を走ってきた「お助け」の子ども達が綱を持ち始めると、グングン綱が動き始めていきました。「コーンを回ること」というルールは、リハーサルの時にも厳しく指導していたので、本番でも同様に反則をとりました。
 5年生は、「ひっぱれあっぱれバーハンター」という題名の棒引きを行いました。スタートダッシュで、あっという間に棒を陣地に持ってくるのもあれば、何人もの子ども達で引っ張り合いになる棒もありました。棒の戻し方も含めて、子ども達がてきぱきと動いていました。
 6年生は、とても迫力のある騎馬戦になりました。組体操でさえ校庭で数回しかできなかったので、騎馬戦をしている姿を外で見たのは初めてでした。騎馬の組み方は、子ども同士で考え合って決めたのでしょう。騎馬戦は白組の圧勝でした。
 その後、全校で大玉送りを行い、整理運動、閉会式となりました。結局2時間ほどかかりましたが、いつもよりゆとりをもって競技ができました。(たいてい、運動会の午後となると、みんなへとへとになっているので…)
 先日の雨の中での片づけもそうでしたが、今日も会場の片づけに、おやじの会を始め、多くの保護者の皆様の力をいただきました。どうもありがとうございました。

※たくさんの忘れ物、落とし物が届いています。心当たりの方は、職員室までお越しください。

10月2日の給食

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献立名           豆腐のあんかけ丼
              のっぺい汁
              牛乳


一口メモ

 のっぺい汁について。
 のっぺい汁は、新潟県の郷土料理です。のっぺい汁は、日本各地に分布する郷土料理のひとつですが、その呼び名は地方によって異なり、「のっぺ」「のっぺ煮」「のっぺ鍋」など、さまざまあります。
 基本的には、だし汁に季節の野菜や鶏肉、かまぼこなどを入れ、片栗粉などでとろみをつけたすまし汁です。
 新潟県ののっぺい汁には、さといも、だいこん、にんじん、こんにゃくを入れることが多いそうです。少し肌寒さを感じる季節になってきました。のっぺい汁を食べて、体を温めるようにしましょう。

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