1月23日(水)1校時は、教員1名と児童1名とで行う、個別指導の時間でした。北校舎2階西側にけやきルームがありますが、その一番奥に個別指導の教室があります。そこはさらに小さく3つの部屋に区切られているので、同時に他の児童が個別指導を行っても、周りの音を気にせずに指導を行うことができます。2年前まで本校は、情緒障害通級指導学級がありました。そのための教室をそのまま巡回指導の特別支援教室として利用しているため、他校よりも恵まれた環境で指導を受けることができます。 個別指導の中で、「鬼たいじ」の話がありました。自分の心の鬼は何かを考えて、めあてをつくる学習です。最初に先生が5色の鬼について説明をしました。 赤鬼は、貪欲(どんよく)です。全ての悪心の象徴で、豆をぶつけることで自分の中の悪い心が取り除かれます。青鬼は、瞋恚(しんに)・怒りです。自分自身に豆をぶつけることで、徳を呼びこみます。黄鬼は、掉挙悪作(じょうこおさ)・甘えです。自己中心的な甘えを反省し、豆をぶつけます。緑鬼は、惛沈睡眠(こんちんすいみん)・不摂生です。不摂生を反省し、健康を願って豆をぶつけます。黒鬼は、疑(ぎ)・愚痴です。卑しい気持ちを追い払い、豆をぶつけて平穏を願います。 それぞれの内容は小学生には難しいですが、分かりやすい言葉に直して先生が説明しました。児童は、黄色と緑の鬼を選び、自分の生活を改善しようとめあてを立てていました。(写真上) あと10日で節分を迎えます。そろそろ豆の用意とともに、自分の心の鬼を探しておきたいものです。(自分は5色とも当てはまりそうです…) 2校時は、3名の児童に対する小集団指導の授業でした。小集団指導は、教室1つ分を半分に区切った部屋で行っています。授業の後半に、カルタを行いました。1回取ったら、全員が1枚ずつ取り終るまで休むというルールで行いました。ルールを守って楽しくゲームをすることをねらいとして、毎回様々な遊びを取り入れて指導しています。(写真中) 3校時も、3名の児童への小集団指導が行われていました。「人間コピー」というグループワークの学習でした。離れたところにあるお手本となる絵を見てから、席に戻ってその絵とそっくりに描き写す学習です。仲間との協力が必要となり、コミュニケーションスキルを学ぶねらいで行われていました。 5校時に、1年2組で研究授業がありました。今年度田柄小で取り組んできた、道徳の校内研究の最後の授業研究会でした。たくさんの先生達が次々と教室に入ってきたので、子ども達はびっくりした様子でした。しかし授業が始まると、担任の先生の話にしっかり集中して学習することができました。 その一番の要因が、道徳の資料提示にありました。今日も、授業が終わってからの研究協議会で、講師の土屋先生から「道徳は、資料提示が命である」というお話がありました。いかにその時間に学習する道徳の資料に子ども達が入っていけるかが、授業の大きなカギとなります。 今日の授業では、「あしたは えんそく」という資料をパネルシアターの形にし、お話の内容を先生が暗記して子ども達に語りかけていました。そのため、子ども達は先生の語りに吸い込まれるようにして聞き入ることができました。(写真下) 今月に入ってから、低学年分科会の先生方が積極的に道徳の授業を公開し合い、今日の研究授業に向けて準備を進めてきました。その取り組み姿勢は、きっと道徳の授業だけでなく、全ての学校生活の指導に今後活かされていくことでしょう。 1月23日の給食ポトフ みかん 牛乳 一口メモ エビピラフについて。 ピラフは、炒めた米を様々な具材と一緒に出汁で炊いた料理のことを言います。トルコ料理が発祥であると言われています。今では世界中で食べられる料理で、給食でもよく登場しています。 今日の給食では、エビ・ベーコン・たまねぎ・にんじん・マッシュルームなどが入った「エビピラフ」を作りました。 1月22日(火)今年度、4年生の子ども達は、二十歳の成人式のちょうど半分の十歳になります。そこで、今まで生きてきた十年間を振り返り、自分の成長を支えてくれた方々に感謝の気持ちをもつとともに、これからの生活への希望を込めて「二分の一成人式」を行います。 子ども達は、十年間の成長を振り返って自分史を作成するために、小さい頃の写真を集めたり、家の人にインタビューをしたりしてきました。4年生にとっての十年というのは、子どもにとっては「長い」と感じているはずです。(自分自身が生きてきた時間と考えれば、どの年代の人にとっても長く感じるはずです)生まれた頃の赤ちゃんの写真や、七五三の頃の写真、入学式の日の写真と、それぞれの記念に撮られた写真を使いながら、自分史としてまとめていました。(写真上) 今後は、二分の一成人式に来てくれた方々に自分達の成長をしっかり見せることができるように出し物を計画し、練習していく予定です。 2校時に、6年2組の授業観察を行いました。多目的室での外国語活動の授業でした。現在、6年生は外国語活動の時間に、英語劇「ももたろう」の練習に取りかかっています。 最初に、ALTのダニア先生と担任の先生とで、台本に書かれている英語劇を演じて見せました。(写真中)外国語活動の授業は、基本的には担任が主になって指導する時間です。子ども達の前で英語で話しながら授業を進めていく指導力が必要です。ただ、その時に大切な英語の発音は、ALTの先生に行ってもらうことが可能です。いかに2人で連携しながら授業を進めていくかがポイントになります。 英語劇「ももたろう」は、基本となる英語の台本を基に、グループごとに改編しながら劇を作り上げていきます。登場人物や場面設定を自分達で変えながら、楽しい劇に仕上げていきます。今日の話では、来月の第二土曜日(2/9)に発表会を行うようです。乞うご期待! 午後から、会議室にて学校保健委員会がありました。学校医の先生方にお越しいただき、教職員と保護者とで子ども達の健康について情報を共有する場です。(写真下) 最初に学校側から健診の結果や子ども達のアンケート調査からの傾向、体力テストの結果分析、給食部からの話題を提供しました。次に、校医の先生方から、それぞれの専門の立場で情報提供をしていただきました。 やはり、今の関心はインフルエンザへの対応についてです。新しい薬についてやワクチン接種について、マスクの効果等、校医の先生方の一言一言にうなずきながら話を聞いていました。今流行のエアーマスクについては、微妙なご指摘もありました。しかし、目に見えない病原菌をいかに取り込まないようにするかということがいかに難しく、重要なことであるかが良く理解できました。 今回は、たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。 1月22日の給食いかのチリソース 野菜のスープ 牛乳 一口メモ イカのチリソースについて。 イカは種類が多く、日本近海だけでも約130種類のイカが生息しています。中でも、青森県や北海道を中心に、スルメイカやヤリイカが多く水揚げされています。 イカには、筋肉や血液の材料となるたんぱく質がたくさん含まれています。また、肝臓の働きを助けるタウリンが多く含まれているという特徴もあります。 今日の給食では、ピリ辛のソースで和えたイカのチリソースを作りました。 1月21日(月)昨日1月20日は、暦の上での「大寒」でした。2週間後の「立春」までの期間が、一年で一番寒い時期です。昨年の今頃、東京地方に大雪が降ったことを思い出しました。校庭に積もった雪で、子ども達が大喜びで遊んでいた覚えがあります。また、異常なほどの冷え込みが続き、ミッキー池に分厚い氷ができたり、校庭の雪が何日も消えずに残っていたりしました。・・・そういう記憶は、たぶん子ども達の心にもしっかりと残っていることでしょう。 全校朝会では、「寒さに負けずに過ごそう」という内容の話をしました。・・・毎日、上着も着ないで半袖で登校してくる子がいてすごいなと思います。また、朝休みに校庭に出て、元気よく遊ぶ子ども達がたくさん見られます。こんな寒い日でも、外に出て遊ぶことが、風邪やインフルエンザにかからない健康な体をつくることにつながっています。 運動と言えば、ちょうど今、なわとび月間として全校で取り組んでいるところです。なわとびは、いろいろな技ができるように練習する楽しさや、たくさん跳んで回数を競い合う楽しさ、そして一つの技を長い時間続けて跳び、その時間を競い合う楽しさもあります。今週も、休み時間になわとびを持って外に出て、進んでいろいろな技に挑戦し、体を鍛えていけるようにと話をしました。 今日は、2校時に5年生2クラスの授業観察を行いました。5年1組は、理科室で「もののとけ方」の授業を行っていました。水に食塩がどれだけ溶けるかという実験の次の時間として、ホウ酸の溶け方についての実験場面でした。ホウ酸も、食塩や砂糖と同じように白い粉末状の物質です。食塩の時と同じように、水によく溶けると予想して実験に臨んだ子が多かったようでした。 ホウ酸は、昔ほど一般的な薬品ではなくなってきました。昔は、ホウ酸水が結膜炎などの際の洗浄水として使われていたように記憶しています。現在は、ゴキブリ団子を作る薬として有名なのではないでしょうか。ですから、子ども達にも口に入れると危険な物質であるということをまず指導します。(理科室では、いかなるものもやたらに口にしないということが鉄則です。)そして、薬品を扱うときには、必ず保護メガネをつけて実験するように指導しています。(写真上) 5年3組は、校庭で体育「ハードル走」を行っていました。(同じ時間に授業観察が重なった場合は、校長・副校長で前半・後半に分けてそれぞれの授業を見るようにしています。)時折強い北風が吹く中、コース上に置かれたハードルを一生懸命に跳ぶ姿が見られました。(写真中)練習中は、ゴール側から友達の走り方を見てアドバイスをする様子も見られました。ハードル走では、振り上げ足の靴の裏がゴール側から見えると、しっかり足が上がっているという証になります。意識してひざを伸ばして足を振り上げ、跳び越えている子が何人か見られました。最後にタイム計測をしました。今回でハードル走は最後のようで、風が強くコンディションが悪かったものの、何人かはベストタイムを出していました。 今日から、6年生の子ども達との会食会を始めました。毎年この時期に行っている取り組みで、卒業前の6年生6〜7名を給食の時間に応接室に呼び、私と一緒に給食を食べる会です。(と言っても、私はずっとしゃべりっぱなしで、会食会が終わってから食べています。) 会食会のトップバッターは、6年1組の6名でした。事前に担任の先生に指導しておいてもらっているのは、「将来の夢をスピーチできるように準備をしておくこと」です。追加して「説明が不十分の場合は、校長先生の鋭い突っ込みがどんどん入ります!」ということです。実際今日も、すでに何人かこちらから質問をがんがん投げかけました。 子ども達が自身の夢を語っている時の笑顔は、とてもすてきです。秘書、建築士、サッカー選手、裁判員、歴史学者、ゲームクリエーターと、6人それぞれがいろいろな思いをもって将来の夢を語っていました。(写真下) 図書室☆探検ラリー昼休みの図書室は大賑わいで、人が入りきれないほどでした。すべての本を見つけた子には、図書委員が手作りした可愛いしおりのプレゼントがあります。しおりをもらう子も、図書委員もにこにこ良い笑顔でいっぱいのラリーでした。 田柄幼稚園との交流遊び(1年生)秋にも一度、交流遊びをしたことがあります。久しぶりに遊ぶことになり、とても楽しみにしていました。1年生から声を掛けて、遊ぶ姿が多く見られました。 これから2月に、幼稚園、保育園と交流会があります。2年生への進級の意欲を高められるように、準備を進めていきたいと思います。 1月21日の給食白菜と豆腐のみそ汁 牛乳 一口メモ あぶたま丼について。 今日の給食では、油揚げやちくわ、にんじん、たまねぎなどが入った「あぶたま丼」を作りました。油揚げは、薄切りにした豆腐を油で揚げた食品です。 いろいろな材料をしょう油や砂糖、みりんなどの調味料で煮てから、それらの具材を卵でとじて仕上げました。 1月18日(金)夏休み明けから、全校朝会が終わって教室に戻っていく6年生を見ながら、目線の位置が徐々に上に向いていくのを感じていました。「いつの間にか、あっという間に大きくなったなぁ」という印象があります。中には、担任の先生の身長を追い抜き、並んで歩いているとどちらが先生か分からないくらいの子も見られるようになりました。 保健室での計測では、身長計を養護教諭が操作します。クラスで一番背が高い子の時には、背伸びをしても届かないほど大変そうでした。(写真上)4月の計測から9か月経っていますが、10センチ近くも身長が伸びた子がいました。これから中学校に行って、まだまだ大きくなっていきそうです。そして、体だけでなく、心も大きく成長していくことでしょう。来週月曜日から、そんな6年生と私との卒業前の会食会を今年も行っていきます。6年生一人一人からどんな話を聞くことができるか、とても楽しみです。 食塩が水に溶ける様子を観察して始まった5年生の理科「もののとけ方」の学習については、先週紹介したばかりです。今日は、メスシリンダーの使い方を習ってから、「食塩は、水に限りなく溶けるだろうか」という実験を行っていました。(写真中) 食塩は、水によく溶ける物質です。次々と食塩を溶かしていった場合、食塩水がどんどん濃くなっていくということは想像がつきます。では、果たしてどこまでも食塩が溶け続けるのだろうか? という疑問を実験で調べることになりました。子ども達の予想では、「どこかで溶けきれなくなる限界がある」と考えた子が多かったようでした。 今後は、物質によって溶け方に違いがあることを学習していきます。食塩と同様に、砂糖も水によく溶けます。逆にホウ酸は、水に溶けにくい物質です。しかし、温かいお湯にはよく溶けます。食塩は、水でもお湯でも溶ける量にあまり変わりがありません。(こういう現象が不思議だな〜面白いな〜と思える子は、理科好きになっていきそうです。) 飼育委員会では、休み時間にうさぎのショコラを触ることができる「ふれあい体験」を始めました。学年やクラスごとに、休み時間にふれあい体験ができるように決めました。今日は、2年生の子ども達が体験できる日でした。 飼育小屋の中から委員会の児童がショコラを抱っこして子ども達の前に連れてきました。最初にうさぎの抱きかかえ方を説明してから、一人ずつ抱っこをする体験が始まりました。2年生の子は、噛みつかれないかとびくびくしながらも、上手に抱きかかえることが出来ていました。(写真下) 動物とのふれあいは、とても大切な経験になります。犬や猫のペットブームの世の中とはいえ、様々な事情でペットを飼うことができない家庭も多いことでしょう。最近は、いろいろな動物園で工夫を凝らして動物にふれあうことができる機会を増やしています。子どもの頃に、動物を身近な存在として、また人間と同様にかけがえのない命をもった存在として、体で感じさせておくことが大切です。 体育朝会なわとび一曲跳び続けると、かなり疲れるようです。縄跳びは体力もつきます。色々な技に挑戦して楽しみながら跳べるといいですね。 手洗い指導昨年保健委員の児童が手洗い実験した写真を見ながら、どれが「洗ってない手」「水だけで洗った手」「石けんで30秒洗い、ハンカチで拭いた手」「石けんで30秒洗い、洋服で拭いた手」であるかを選びました。 洋服で拭いた手は、かなり汚く(ほけんだより1月号に掲載)、子どもたちからは驚きの声が上がりました。 「じゃあ、手を洗った後、パッパと振って乾かせばいいよ」という声も・・。 それだと床はどうかな?「濡れちゃう。お掃除が大変」ということも考えることにつながりました。 現在、保健委員児童が、ハンカチを持ってくるように呼びかけも行い、その後希望者に手洗い実験もする予定です。 ぜひご家庭でもハンカチを持って行くように声掛けをお願いいたします。 1月18日の給食練馬サラダ 牛乳 一口メモ カレーライスについて。 今日の給食は、子ども達に大人気の「カレーライス」です。 給食に出しているカレーには、お店で売っているような「カレールウ」は使いません。バター、小麦粉、カレー粉などを使ってカレールウを作っています。また、食欲増進や料理の味を引き立てる効果のために、たくさんのスパイスを使っています。 社会科見学(3年生)1月17日(木)最初に向かったのが、大泉学園町北部にある白石農園です。住宅地の中にバスを停め、一歩外に出ると、広大な農地が広がっていました。市民農園として開放している一角もあり、様々な野菜が植えられていました。 まず園主の白石さんから、練馬大根についてや、農業器具の説明をしていただきました。(写真上)そして、3つのグループに分かれてトラクターに乗る体験をしたり、ニワトリ(100羽いました)を見学させてもらったりしました。ニワトリは、近所に生みたての卵を販売するために飼っているそうです。子ども達の中には、初めてニワトリを見たという子もいたようです。 最後に、白石さんから子ども達の質問に答えてもらいました。たくさんの子が手を挙げて積極的に質問をしていました。質問の内容がどれもすばらしかったことと、話の聞き方が良かったことを農園の方々から褒めていただきました。白石農園では、区民農園としてたくさんの人が利用している畑があります。また、年間を通してたくさんの野菜が生産されています。子ども達は、普段学校の隣の吉田さんの畑を見ていますが、改めて練馬区に広い畑が多いことが分かりました。 次に向かったのは、練馬区役所です。エレベーターで一気に20階の展望ロビーに行きました。練馬区だけでなく、東京全体や埼玉・横浜、そして遠くの山々まで見渡すことができます。残念ながら富士山は雲にかかっていましたが、スカイツリーや新宿の高層ビル街が手に取るようによく見えました。(写真中) 田柄小の屋上から区役所の建物を見ることができます。ということは、区役所から田柄小を探すこともできるはずです。子ども達と一生懸命探しました。光が丘のマンションや平和台のライフの建物をたよりに、目を細めながら見渡しました。はっきりとはわかりませんでしたが、およその方角を確認することができました。 23区で練馬区が圧倒的に農地面積が広いということを、先ほどの白石農園で聞きました。しかし、区役所の展望台からは、びっしりと建物が広がって見え、やはり練馬区も都会の一部であることが分かりました。 最後に、石神井公園の隣にある「ふるさと文化館」に行きました。会議室でお弁当を食べてから、館内と外の展示物の見学をしました。館内には、練馬大根にまつわる歴史が詳しく展示されています。練馬大根は、昔から漬物用として練馬区で大切に育てられてきた歴史があります。昔の道具が展示されているコーナーでは、洗濯板についての詳しい説明を聞きました。(写真下) ふるさと文化館には、昭和の家の様子が再現されているコーナーも人気です。昭和30年代の生活にタイムスリップしたかのような感覚に浸ることができます。当時は、平均月収が3万円の時代でした。中華屋さんのメニューに、「中華そば50円、チャーハン70円、かつ丼80円」と書いてあり、子ども達がみんなびっくりしていました。今とは物価がずいぶん違っていたわけです。 ふるさと文化館の屋外には、昔の家屋をそっくり移設した住居(旧内田邸)が展示されています。家屋の中に入り、昔の家のつくりや暮らしの工夫についての説明を聞きました。土間やかまど、大黒柱、書院造の様子など、日本古来の暮らしの知恵がたくさん感じられました。 3年生は、1日たくさんのことを見て聞いて、学んできました。明日以降の見学のまとめにも期待したいと思います。 1月17日の給食献立名 麦ごはん 鶏肉の香味だれ 中華スープ 牛乳 一口メモ 野菜の中には香りが強く、料理の香りや風味付けに使われる野菜があり、セロリ、パセリ、ねぎ、玉ねぎ、しそ、ニンニク、ショウガなどは香味野菜と呼ばれています。香味野菜は食欲を増進させたり、肉や魚の臭みを消す効果もあります。 今日の給食では、香味野菜を使って香味たれを作りました。残さず食べてくださいね。 1月16日(水)八丈島では、温暖な気候や自然環境を生かして、特色ある産業が営まれています。同じ東京都でありながら、こんなにも生活が違うのかと驚くような情報がたくさん書かれています。大人が見ても、とても興味深い情報がたくさんありました。 八丈島では、どんな産業が盛んだと思いますか? 農産物の割合を示す円グラフが出ていました。「フェニックスベレニー 58%」となっています。フェニックスベレニーとは、ヤシ科の観葉植物です。よく、トロピカルムード満点のカフェの片隅にあるような植物です。年間を通して温暖な八丈島では、こういう観葉植物がすくすくと育つのでしょう。(うらやましいです。) 農産物の割合第2位は、「あしたば 12.3%」です。あしたばは、伊豆半島から伊豆諸島にかけて自生しているセリ科の植物です。新しく出てきた葉を摘み取り、天ぷらやごま和えにするととてもおいしい野菜です。教員に成りたての3年間を下田学園で過ごしたので、当時は学園の周りにたくさんのあしたばが茂っていました。・・・しかし、近年そのあしたばが非常に少なくなってきています。理由は、イノシシが食い荒らしているとのことです。ちなみに、あしたばは、漢字で「明日葉」と書きます。「摘んでも摘んでも、明日また葉が出てくる」ところからつけられた名前だそうです。 次のページには、八丈島の特産品である「くさや」や「島寿司」のことも載っていました。同じ東京都でありながら、ずいぶん気候も暮らし方も違うところであるということが分かります。 4校時に、1年1組で道徳の授業がありました。「あしたは えんそく」という資料を使った「公正・公平」に関する学習でした。校内からたくさんの先生達が参観に来ていました。(写真中)来週の水曜日に、1年2組で道徳の研究授業があり、今日と同じ教材で授業が行われます。そのための事前授業として、1組が授業をしたというわけです。(先週水曜日には、3組が同じ教材で事前授業をしています。) 校内研究を通じて先生達が指導力を高めていくために、あるクラスで授業をしてから指導案を検討し、また違うクラスで授業をし・・・を繰り返しながら指導法を高め合っていきます。今日の夕方は、低学年分科会の先生達が応接室に集まり、最終指導案を遅くまで話し合っていました。 今日から、年間3回行っている授業観察が始まりました。普段の授業の様子を校長・副校長が見て指導することで、教員の指導力向上を図るために行っています。今日は、5校時に2年2組の道徳の授業を見に行きました。4校時と同じく、1年生が来週研究授業として行う「あしたは えんそく」の資料を使った授業でした。1年生の道徳の教科書にある資料ですが、今年度から道徳が教科化になったので、今の2年生はこの資料を見るのは初めてです。2年生の反応を知ることも、低学年分科会での成果につながると考えての授業だったようです。 道徳では、まず資料提示が重要です。先生が紙芝居を使って、子ども達に資料を読んでいきました。先生の気持ちの込め方ひとつでこの後の授業展開が決まるので、教師の腕の見せどころです。子ども達は、のめり込むようにして先生が持つ紙芝居に注目していました。(写真下) 1月16日の給食薬味和え 八戸せんべい汁 牛乳 一口メモ 八戸せんべい汁について。 せんべい汁とは、青森県八戸市周辺の郷土料理です。江戸時代の後期、飢餓や凶作で、米の代わりに麦やそばの粉を使って南部せんべいが誕生しました。南部せんべいは、「おつゆせんべい」とも言われ、煮込んでも溶けにくい特徴があります。 今日の給食では、南部せんべいの他に、鶏肉やごぼう、にんじん、大根などを入れて作りました。青森の郷土料理を味わえる給食になっています。 1月15日(火)3学期は、星がどのように動くのかについて学びます。北の空の星と南の空の星とでは、動き方に違いがあります。教室では、星座早見盤を使って授業をしていました。(写真上)星のだいたいの位置を知るために早見盤を使うのはよいのですが、これだけで星の動き方を理解するのは大人でも難しいことです。やはり実際の星を観測することが重要になってきます。 ちょうど今の時期は、東から南の空にオリオン座が輝いて見える頃です。また、北の空ではカシオペヤ座が見やすいでしょうか。それぞれの星座が、時間がたつとどの方向に動いたかを調べていきます。・・・と言っても、夜に行う宿題で、各家庭にご協力いただかなければできません。また、家庭でできたとしても、1〜2時間の星の動きしか観測できません。さらに、練馬でどの程度それらの星座を探すことができるのかも心配なところです。 私の住む埼玉県川島町では、建物のないところがたくさんあり、おまけに夜は真っ暗です。星の観察には十分すぎる環境なのですが…。4年生の理科の学習では、パソコンやテレビを使って、動画で学習をしたりもします。ブラネタリウムに連れて行くことができれば一番わかりやすい学習ができます。ぜひ、池袋サンシャインか、板橋の科学館にあるプラネタリウムに出かけてみてください。 2年生の子ども達が、校内書き初め展の作品鑑賞をしながら廊下を移動していました。(写真中)現在の2年生は、4月からは3年生となり、書写の時間に毛筆を習い始めることになります。縦長の半紙に書かれた高学年の書き初めの前では、どの子も作品のもつ迫力に圧倒されていたようでした。 先週土曜日の公開日に、校内書き初め展を多くの保護者の皆様にご覧いただきました。クラス全員の作品を並べて展示してみると、文字の中心をそろえて書いたり、バランスよく文字を配置したりすることの難しさを改めて感じます。また、学年と名前を書く位置や、それらの大きさも重要であり、作品の一つの要素となっていることを感じます。 11時過ぎに、田柄幼稚園のそら組(5歳児クラス)の子ども達がやってきました。田柄小のランチルームを使い、お弁当を食べたり、小学校での給食の様子を見学する交流のために来てもらいました。幼稚園と小学校の連携の一つとして行う、今回が初めての取り組みです。 まず最初に、給食室前の廊下から、給食を作っている様子を見学してもらいました。給食主事さんから大きなしゃもじやおたまを見せてもらい、その大きさにびっくりしていました。「チキンライスには、いろいろな具が入っています。にんじんはみんな食べられますか?」「はーい!」、「玉ねぎも入っています。食べられますか?」「はーい!」、「グリンピースも入っています。食べられますか?」「・・・」。 次に、ランチルームを使って、家庭から持ってきたお弁当を食べました。小学校の教室で食べるお弁当の味は、いつものお弁当とまた違った味わいだったことでしょう。 そしていよいよ1年生の各教室へ・・・給食を準備する様子を見学しました。(写真下)白衣を着ててきぱきと給食を用意する1年生の姿は、幼稚園の子ども達からは立派なお兄さんお姉さんと映ったでしょうか。来月には、幼稚園と小学校との交流会も計画しています。さらに小学校の様子を楽しく体験してもらえるように、準備を進めていきます。(田柄幼稚園の他の5歳児クラスは、あさって同じように体験に来る予定です。) 1月15日の給食シェルマカロニスープ りんご 牛乳 一口メモ チキンライスについて。 「チキンライス」は、日本発祥の洋食だと言われています。鶏肉や野菜などの具材を炒めて、ご飯と合わせたトマトケチャップ味の料理です。今日の給食では、鶏肉の他に、たまねぎやにんじん、トウモロコシ、グリンピースなどが入った「チキンライス」を作りました。 卒業記念もちつき大会(6年生)これまでももちつきの様子を見学し、試食させていただいていましたが、6年生として参加する今回のもちつき大会は、これまでとは全く違うものでした。地域の方の話を伺ったり、たくさんの方が準備をしてくださっている様子を見たりして、6年生に寄せられている思いや期待を感じることができたのではないでしょうか。 また、この地域に伝わる「千本づき」を一人一人経験することができました。自分たちでついたおもちの味は、これまで以上に美味しく感じられたようで、おかわりをする子たちもたくさんいました。 卒業まで50日をきりました。最後の最後まで、田柄小の最高学年としてできることを精一杯行っていこうと改めて身の引き締まる思いでいます。 |
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