12月25日(火)平成30年も、残すところ今日を入れて7日間となりました。5月に新しい年号になるということから、最近どこでも「平成最後の・・・」という言葉がよく聞かれます。そう言われると、確かに平成最後の年の瀬を迎えているという気配が強く感じられてきます。 終業式では、この4か月の81日間を振り返り、運動会や学芸会でのがんばりについて話をしました。・・・全校で共通して「がんばった!」と言えるのが、運動会と学芸会です。雨の影響で2日間に分けて行った運動会では、暑い中練習をがんばり、ダンスや組体操を完成させました。短距離走や団体競技、リレーの選手や応援団もみんなよくがんばりました。また、1か月前の学芸会では、一人一人が主役となって舞台に立ち、すばらしい劇を行うことができました。学芸会の練習を通じて、学年のみんなが一体となってがんばるすばらしさを感じることができました。 運動会や学芸会の他にも、持久走月間の取り組みや先日の体育朝会での長なわのがんばりなどもありました。全てに共通して言えることは、「一つのことに時間をかけて一生懸命取り組んだことは、すばらしい結果につながる。」ということです。きっと、つらかったことや苦しかったこと、なかなかうまくいかなかったこともあったと思います。それらに対して、自分自身のがんばりで乗り越え、すばらしい結果となり、よい思い出として残ることになるのです。・・・ 終業式の話では、最後にいつものように「校長先生からの宿題」を出しました。1月8日の始業式の日までの宿題です。どんな宿題かは、お子さんから聞いてみてください。 終業式では、児童代表の言葉がありました。今回は2年生の担当でした。代表児童がステージに上がり、2学期にがんばったことや3学期に向けての目標を話しました。2学期は、文字をていねいに書くようにがんばり、さらに手を挙げて積極的に発言もできたそうです。そして3学期は、運動をして体を鍛えられるようにがんばりたいと発表しました。(写真上) その子は、終業式が始まる前に上手側のピアノの前で待機していました。原稿を何度も確認しながら、緊張する心を静めていたようでした。そっとその原稿用紙をのぞいてみると、自身で書いた作文に担任の先生の赤ペンがところどころに入っていました。発表が終わり、ステージから降りてきたとたんに表情がパッと明るくなりました。 終業式が終わり、各教室を回ってみると、担任の先生が一人一人にあゆみ(通知表)を手渡している様子が見られました。あゆみには、各教科別に評価がついていたり、所見欄でがんばったことや課題が明記されています。しかしそれらは、保護者に向けた文章です。担任の先生が、一人一人の子どもにわかりやすく語りかけ、今学期のがんばりを認めてあげていました。(写真中)成績は、1学期同様、クリアファイルにはさんであります。中身を家庭で保管し、ファイルはまた始業式の日に学校に持たせてください。(3学期は、ファイルごとお渡しします。その時に1年間分の成績を綴じ込むことができます。) 年末と言えば、「大掃除」です。今日は、どこのクラスでも、たっぷり時間を使って教室や廊下の大掃除がありました。(写真下)教室内の机や椅子を全て廊下に出すと、思っていたよりも教室が広々と感じます。普段掃除をしないところまで手を伸ばし、雑巾で拭いていました。 年末に大掃除をすることで、心もきれいにして新年を迎えることができます。冬休みは、明日からの13日間です。どうぞよいお年をお迎えください。 12月25日の給食フライドチキン コールスローサラダ ミネストローネ ジョア 一口メモ フライドチキンについて。 クリスマスは、キリスト教のお祭りです。日本へは、キリスト教の宣教師であったフランシスコ・ザビエルによって伝えられたと言われています。 今日の給食では、クリスマスにちなんだ鶏肉料理、フライドチキンを作りました。明日から冬休みです。冬休み中も、規則正しい生活(早寝・早起き・朝ごはん)を心がけて、冬の寒さを元気に乗り越えましょう。 むかしあそび(1年生)
生活科「むかしあそび」でコマ回しをしました。
副校長先生にコマの回し方を教えていただきました。コマにひもを巻くところから、自分たちでやりました。なかなか難しく、諦めてしまう子どももいれば、回せるまで何度も練習している子どもがいました。数人は自分でひもを巻き、回すことができたようです。 また、3学期も昔遊びをします。 12月21日(金) その2今日は、様々な学年・クラスでお楽しみ会が行われていました。また、それぞれのクラスごとによく考え、工夫している様子を感じることができました。 1年1組では、「2がっきも がんばったね かい」というタイトルのお楽しみ会でした。始めの言葉の後、最初に行っていたのが「まちがえさがし」でした。ランドセルを背負った2人の子が前に出てきて、まず服装や体全体の様子をみんなで覚えます。次に、2人が廊下に出て、一人だけ違う部分を2か所つくって再び教室に入ってきます。ぐるりと体全体を回って見せてから、「さっきと違うところはどこでしょう?」と問題を出します。「結んでいた髪をほどいた。」とか「手に袋を持った。」というように、楽しみながら答えられるクイズになっていました。(写真上) 4年1組は、「冬のファッションショーを楽しもう」という会を開いていました。それぞれ自分でアピールしたい服装を用意してきて、一人ずつ教室の中央に置かれたひな壇の上を歩いていきます。そして、なぜその服装を選んだのかをみんなに発表します。 ピアノの発表会で着た、すてきなドレスを身にまとった子が登場していました。(写真中)また、バトミントンのラケットを持って登場したり、自分がいつも遊んでいるゲーム機を持って紹介をした子もいました。 5年2組の教室では、「発表グランプリ」が開かれていました。順番にみんなの前に登場し、自分が紹介したいものを発表する会です。トランプを使った手品をする子や、音楽室から楽器を借りてきて合奏を披露したグループもありました。また、2人組で登場し、自分達で考えたコントを発表していた子達もいて、とても楽しい会になりました。将来はお笑いタレントを目指すのでしょうか? なかなかいいコンビでした。(写真下) 12月21日(金) その1どの学年にも共通して冬休みの課題として出されているのが、「書き初め」です。3年生以上の学年は、書き初め用の半紙を使った毛筆で書きます。高学年の教室を回ると、机や椅子を廊下に出し、教室の床全面を使って書き初めの練習をする様子が見られました。 5年生の書き初めの文字は、「進む勇気」です。まず難しいのが、最初の文字「進」です。「しんにょう」の組み立て方がとても大切なポイントになります。また、横画の間隔を等しく書く部分がそれぞれの漢字に出てきます。やや右上がりで等間隔に書くことができるかが大切です。さらに、「はね」と「はらい」が漢字とひらがなにあり、筆づかいが重要になります。 6年生の書き初めは、「新たな決意」です。まず、5文字をバランスよく半紙に収めるところに難しさがあります。また、「新」と「決」は「へんとつくりのバランス」、「意」は「3つの部分の組み立て方」と、それぞれの漢字に整えて書くためのポイントが潜んでいます。さらに、ひらがなの「た」と「な」の筆づかいなど…6年生ならではの難易度の高い文字となっています。 休み中の宿題として、どの学年も3枚ほど書き初め用の半紙を持ち帰ります。十分に練習をしてから清書用紙に取り組むようにさせてください。練習用に同じ大きさの半紙を買っても良いですが、新聞紙で代用することもできます。新聞紙を大きく広げ、横19センチ×縦68センチに切れば、練習用紙として使うことができます。3学期に入ったらすぐに全校で書き初めを行います。学校で書いた作品の中から、校内書き初め展として全校児童の作品を飾ります。 書き初めは、まず道具が良くなければすばらしい作品が生まれません。筆がしっかり使えるものか、確認をするようにしてください。 12月21日の給食かぼちゃ団子汁 ゆずゼリー 牛乳 一口メモ 「冬至」について。 明日、12月22日は「冬至」です。冬至とは、一年のうちで一番昼が短く、夜が長い日のことです。昔は、「死に一番近い日」と言われたこともありました。そのため、わざわいを払うためにかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりして、体を温め無病息災を願いました。 今日の給食では、かぼちゃを練り込んだ「かぼちゃ団子汁」と「ゆずゼリー」を作りました。 12月20日(木)先週から各クラスで取り組んできたので、気合は十分でした。早めに校庭に集まり、すぐに練習に取り組む子ども達が見えました。また、気持ちの入った大きな声で回数を数え始めるクラスも見られました。 最初に少し練習時間をとってから、全校で一斉に記録会がスタートしました。各クラスで、5分間に跳べた合計回数を数えていきます。先週の中休みに、1〜3年生は運動委員会の児童から跳び方のコツを教えてもらっています。なわに入るタイミングを教えてもらうことで、ずいぶん上手に跳べるようになっていました。 1年生は、5月の記録会では「大波小波」で跳んでいました。しかし今回からは、他の学年と同じく、回しているなわの中に入って跳びます。なかなか入るタイミングがつかめず、目の前で回転するなわを見つめたまま動かない子も出てきます。1年生の先生がやさしく背中を押して、なわに入るタイミングを教えてあげていました。(写真上) 今日の記録は、お昼の放送を通じて発表されました。全校で一番多く跳んだのは、4年2組で385回でした。2位は6年1組の378回、3位は3年1組の350回でした。また、1学期の記録と比較して一番伸びたのは、3年1組の+157回でした。2位は3年3組の+88回、3位は4年2組の+87回でした。結果発表のたびに、校内のあちこちから歓声が聞こえてきました。 2月〜3月頃、もう1回長なわ記録会が行われる予定です。跳んだ回数も大切ですが、練習を通してクラスの絆を一層深められるように、指導していきます。 5年生が、自分達で刈り取った稲の「籾摺り(もみすり)」作業をしていました。先日は、牛乳パックを使って「脱穀(だっこく)」を体験しました。今度はその稲籾のまわりの殻を取り除く「籾摺り(もみすり)」です。すり鉢に稲籾を入れ、ソフトボールを押し付けてかき回すと、次第に籾が取れてきます。(次第に…と言っても、かなり時間がかかります。)すりこぎ棒を使っていた子もいましたが、結構力を入れてもなかなか籾殻は取れません。(写真中) 機械化されていることを原始的な手作業で行うので、気の遠くなるようなやり方です。先日、6年生の社会科見学で昭和館に行った際、一升瓶に入れた稲籾を棒でつつく体験コーナーがありました。昔の子ども達の一番大切なお手伝いだったそうです。(何万回と棒でつつかなければならなかったようです。) ところで、5年生の手作業の籾摺りは・・・悪戦苦闘して、やっとわずかな玄米が集まりました。子ども達にとっては、とても貴重な一口のご飯になりそうです。 2年生が、図工の時間に「そらとぶしっぽ」という作品を作りました。中心に木片を入れて重りにし、周りを新聞紙で包んでからさらにガムテープを巻きつけます。しっぽの部分はスズランテープでできていて、好きな色と長さで調節して作った束を取り付けました。 出来上がったら、校庭に出て空に高く飛ばして遊びます。思いきり投げると、しっぽのスズランテープがくるくると回転して、とてもきれいでした。青空の中に吸い込まれるようにして打ち上がる、花火のようにも見えました。(写真下) マイギター(ウクレレ) 5年生小さなサイズなので、ウクレレと言った方が似合っているかもしれません。弦をはると、結構いい音が鳴ります。 12月20日の給食コメッコカレー ツナ入りキャベツサラダ 牛乳 一口メモ コメッコカレーについて。 普段は、「ルウ」に小麦粉やバターを使ってカレーを作っています。今日のコメッコカレーは、代わりにお米から作られた米粉と油を入れて作ってあります。 日頃は食物アレルギーがあって乳製品が食べられない友達も、安心してみんなと一緒のカレーを食べられるように工夫して作りました。 12月19日(水)今回撮った写真は、6年生の卒業アルバムに載せるためのものです。給食室や主事室、事務室、講師の先生方、通学案内の方々と、教員以外にもたくさんの職員がいて、日々子ども達の指導にあたっていることが改めてわかりました。 写真屋さんには、その後校長室で私の写真も撮ってもらいました。これも卒業アルバム用の写真です。自分としては、毎年撮らなくても、同じ写真を使っていけばよいと思うのですが・・・。普段は毎日子ども達にカメラを向けている自分ですが、いざ撮られる側になるとかしこまってしまうものですね。引きつった笑顔で写っていなければよいのですが…。 2年生の教室から、「ジングルベル」の歌が元気よく聞こえてきました。今月の2年生の音楽の時間には、「クリスマスソングを歌おう」という学習をしています。ジングルベルの他にも、きよしこの夜やあわてんぼうのサンタクロースなど、子ども達が良く知っている歌が歌集に載っています。 2年2組では、グループごとに前に出てハンドベルを持ち、自分たちが考えたリズム打ちを発表し合っていました。CDの曲が始まると、教室のみんなで歌をうたい、発表グループがハンドベルを振って音を出していきました。(写真中)こういう情景を目にすると、子ども達が楽しみにしているクリスマスが、もうすぐそこまで来ているのだなと感じます。 ところで、学校では「クリスマス会」と銘打った集会はNGになっています。たいてい「お楽しみ会」という名前に替えて行わなければなりません。それでありながら、音楽の時間にクリスマスソングをうたうことはOKのようです。(ちゃんと教科書にも載っています。) 中休みに放送がかかり、校庭のうさぎ小屋前に飼育委員会の児童が集合しました。冬休みの飼育当番について、担当の先生から指導がありました。(写真下) 夏休み中もそうでしたが、休みの日も仕事を欠かせないのが飼育委員会です。毎日交代で、大切なうさぎのショコラのお世話をしていかなければなりません。あらかじめ調べておいた冬休み中の各自の予定を基に、休み中の当番表が配られました。学校に来て当番の仕事が必要な日は、12月26日〜28日と1月4日〜7日の合わせて7日間です。12月29日〜1月3日の6日間は、機械警備になるため、校内に入ることができません。その間は、一人の子の家で預かっていただくことになります。今回、希望してくださった家庭があり、とても助かりました。ショコラの年越しと新年のお世話を、よろしくお願いいたします。子ども達の近くで耳を澄ませて聞いていたショコラも、近づいてきた冬休みを前に、一安心といった様子でした。 12月19日の給食豆腐とえびのケチャップ煮 野菜のねぎソース和え 牛乳 一口メモ 大豆入りわかめご飯について。 みなさんは、『畑の肉』と呼ばれている食品を知っていますか? 正解は、大豆です。 大豆は、肉と同じくらいのたんぱく質が含まれています。たんぱく質は、体の中に入ると効率よく吸収されて、筋肉や血液、内臓などの体をつくる材料となります。 今日の給食では、大豆入りのわかめご飯として、大豆がたっぷり食べられるようにしました。 2学期のパフォーマンスクラブ発表をしました!2学期のパフォーマンスクラブでは、劇の練習に取り組んできました。劇中にダンスもしたいという提案があり、子どもたちで台本を一から作りました。 日常の学校を舞台に、朝ご飯が「パン派」か「ごはん派」かで対立してダンスバトルを行うというお話です。 パフォーマンスすることが好きな子どもたちが集まっているので、細かいところまで自分たちで話し合いながら創り上げました。 当日は、天気のよい昼休みにもかかわらず、たくさんの子どもたちが見に来てくれました。どの子も目が釘付けの時間のようでした。 3学期もパフォーマンスクラブで創り上げたものを発表する場を設ける予定です。これからも「たくさんの人を魅了したい」という思いで活動していきます! 調理 お好み焼き(6年生)具はキャベツ、ネギ、ベーコンを基本に各班で相談してトッピングを工夫しました。 ホットプレートを囲んで上手にひっくり返すと、歓声の拍手がわくグループもありました。野菜を切ったり油で炒めたり、片付けも手際よく実習ができました。自分たちで作ったものは、格別においしかったようです。 小麦粉、卵、水を同量にすれば、家庭でも作ることができます。冬休みにご家族でぜひ試してみてください。 お楽しみ調理 白玉だんご作り(5年生)白玉粉と豆腐を混ぜて、だまが無くなるまで混ぜます。「耳たぶくらいの柔らかさにします。」 そう教わって、グループで交代しながらしっかりこねていました。とても大きいだんごや、小粒で大量のだんご、もちもちした食感のだんごなど、それぞれのグループらしい白玉だんごができあがりました。 今では上手に煎れられるお茶と一緒に、おいしくぺろりといただいて、友達とひとときの団らんの時間を過ごすことができました。 図工4年 「マイキャラクター」首がばねでつながっているので、揺れて動きます。 12月18日(火)1,2年生の書き初めは、硬筆です。4Bの濃い鉛筆を使い、お手本をよく見ながら一文字ずつていねいに書いていきます。消しゴムを使わないで書かせるため、1年生とはいえどの子も真剣に清書用紙に向かっていました。(写真上) 1年生の書き初めで使うお手本の文章は、「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」です。どの学年のお手本もそうですが、使われている文章の文字は、書き初め用によく考えられているはずです。例えば…1年生は2学期に漢字を習っているので、「正月」という漢字を入れています。また、ひらがなにいろいろな形のものが入っていたり、濁音や半濁音が入っていたりもします。 1年生の書き初めの指導ポイントは、3つあります。1つ目は、「姿勢や鉛筆の持ち方に注意して、正しくていねいに書く。」2つ目が、「4つの部屋を意識して、文字の中心がずれないように書く。」4つの部屋というのは、一文字分のマス目を十字を入れて4等分したものをさします。(よく国語のノートに、十字のリーダー入りというのがあります。)低学年では、ひらがなの最初の指導の際に、いつもこの4つの部屋を意識させて練習してきています。 そして3つ目が、「画の送筆終筆に気をつけて書く。」です。「送筆終筆」とは難しいですね。例えば、最初の文字「お」の2画目のはらいから右上の点に行くまでが、一つの流れのように続いているイメージで…ということでしょうか。さらに付け加えるならば、自分の名前を書くことも書き初めの作品の大切な一部です。冬休み前にしっかり指導して、休み中の課題として書き初めの学習が続いていきます。 あさっての体育朝会は、全校で学級対抗の長なわ大会をします。持久走大会が終わった先週から、体育の時間を使ってどのクラスも練習が始まっています。また、けやき広場を中心にして、休み時間に練習をしているクラスが増えてきました。 長なわの記録は、5分間で跳べた合計を記録とします。6年生は最高学年だけに、他の学年に負けたくないというプレッシャーがかかります。6年1組は、1学期に353回跳べたそうです。何度か練習をしていましたが、一度なわに引っかかると記録に大きく影響してきます。あと2日で、クラスの団結力を高めていきたいところです。(写真中) 先日、校庭の桜の木があった切り株を除去する「抜根」についてお伝えしました。かなり根が深く、1本の切り株の根を全て取り除くのに、丸一日かかっていました。 抜根した場所に、今度は「シダレザクラ」の苗木を植えてもらいました。支柱も立ててあり、なかなかしっかりと育っている苗木なので、きっと根付いてくれることでしょう。子ども達がしだれている枝先をさわって、花芽の感触を確かめていました。今度の春には、もう花が見られそうです。(写真下) シダレザクラを植えてもらった場所は2箇所です。(校庭の職員室前の水道の近くと、築山の滑り台の奥です。) 12月18日の給食大学いも 牛乳 一口メモ ちゃんぽん麺について。 「ちゃんぽん」は、長崎の郷土料理で、汁の多い麺料理の一種です。明治30年代に、長崎に住む中国人により考案されたものと言われています。現在では、沖縄から北海道まで、ご当地ちゃんぽんが存在するようです。 今日の給食では、豚肉、白菜、にんじん、たけのこなど、たくさんの具材にとろみをつけた「あんかけ風」にしました。 車いすバスケットボール体験(4年生)
4年生は、今、総合的な学習でパラスポーツ調べをやっています。先月は、ボッチャを体験しました。そして、一人1種目選んで、パラスポーツを調べてポスターにまとめています。パラスポーツは、体の一部が不自由な方だけでなく、健常者も一緒にできるものが多いと言うことを調べていて知りました。車いすバスケットボールも、その一つです。
今回は、車いすバスケットボールのパラリンピアンのお二人にご指導いただきました。競技用車いすに乗って、回り方や止まり方を体験しました。普通の車いすよりも軽くて操作がしやすいものでした。 最後に、各クラスの代表者が、試合をしました。ボールをもって車いすも操作する大変さや、手だけの力でシュートする難しさを感じました。 パラスポーツを調べたり、体験する中で、様々な思いをもち、考えることができました。 12月17日(月)・・・先週の水曜日に、隣の北町西小学校のことばの教室で、学習発表会がありました。田柄小からも何人かの児童が通っているので、学習発表会の様子を見に行きました。調べたことを発表したり、クイズを考えて出したりと、たくさんの人の前でしっかり発表している姿がとても立派でした。 練馬区内には、ことばの教室以外にも「きこえの教室」や「目の教室」があります。また、田柄小学校には、特別支援教室の「けやきルーム」があり、巡回指導の先生方による授業が行われています。各学年から何人かの子が毎週指導を受けています。この特別支援教室は、東京都の全ての小学校にあります。友達とのかかわり方を勉強したり、落ち着いて毎日の生活が送れるように指導を受けたりする教室です。 人にはそれぞれ様々な障害があり、その障害を乗り越えるためにみんなががんばっています。特別な支援を受ける教室に通っていなくても、様々な障害は誰にでもあります。例えば、メガネをかける必要のある人はたくさんいます。座席を黒板に近い前の方にしてもらうなど、特別な支援をしてもらっています。食べ物のアレルギーがある子は、特別なメニューで給食が提供されています。足の骨を骨折したら、家の人に自転車で送り迎えをしてもらうことも障害への支援です。 さて、様々な障害がある社会に生きていくうえで、私達にとって大切なことは、それらの障害をきちんと理解し、お互いを認め合う心をもつということです。今日は、そのための大切な授業が3校時にあります。オリンピック・パラリンピック教育の一環として、車いすバスケットボールの2名の選手に来ていただき、体育館でお話を聞きます。・・・ ということで、3校時に全校児童向けの車いすバスケットボールの講演会がありました。お越しいただいたのは、三宅 克己さん(元日本代表選手、アトランタ・シドニー・アテネパラリンピックの3大会に日本代表として出場)と上村 知佳さん(5大会連続でパラリンピックに出場、シドニーパラリンピックで銅メダルを獲得)のお二人です。 最初に、競技で使用する専用の車いすについての説明をしていただきました。車輪が「ハ」の字に斜めになっていて、向きを変えやすいようにできていました。そして、スピードを出して急に向きを変えたり、止まったりという実演を、子ども達の目の前で行っていただきました。 次に、シュートの実演も見せていただきました。両選手とも、次々とシュートを決めるたびに、子ども達から大歓声が沸きました。また、車いすバスケットボールの見所は、激しいぶつかり合い、せめぎ合いです。そのような場面も見せていただきました。 講演会の最後は、お一人ずつ全校児童にメッセージを送っていただきました。三宅さんからは、障害をもってから、周りの人達の応援の力が一番の励みになったこと、そして多くの障害者のがんばりが自分を支えてくれたことの話がありました。さらに、障害は個性であり、みんな違っていていいということ。個性を認め合い、それを強みに代えていくことが大切であること。そして、あきらめずに挑戦することの大切さを伝えていただきました。 上村さんからは、できる・できないは、自分自身で決めることであり、できると思って工夫してみることが大切であるという話をいただきました。さらに、ご自身の妹さんの話をされ、とても印象に残りました。最初は障害をもった自分に対して人目を避けようとしていた妹さんが、やがて福祉の道をめざし、車いすを使う男性と結婚するまでに至った話に、大変心を打たれました。そして、「障害のある人はみんなと何も違わない」という言葉は、とても説得力のあるものでした。 今日の講演会を通じて、身の回りにある多くの障害を理解するとともに、お互いを認め合う優しい心へと発展していく第一歩になればと思いました。 響けうたごえ 〜大きな歌〜この曲は7番まであり、途中まで交互に歌い、その後一緒に歌う歌です。1番〜3番は低学年と高学年に、4番〜6番は1・3・5年と2・4・6年、7番は自分で選ぶようにしました。 音楽委員は打楽器を入れ、自分たちでリズムを決めて伴奏しました。それぞれの学年の声が合わさり素敵な合唱になりました。 |
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