10月31日(水)今日の内容は、「Do you habe a pen?」と、文房具など学校で使う物について尋ねたり答えたりして伝え合う学習でした。身近な文房具として、消しゴムや定規、のりなどが出てきて、それらの英語での言い方をまず習いました。次に、ペンを様々な単語に置き換えて会話を練習していきました。 今年度から、3,4年生は外国語活動を年間15時間学習することになっています。毎回ALTの先生が中心になり、教材準備や学習の流れを考えています。授業での多くは、学習の目的に合ったゲームや、友達と会話をする時間となっています。なるべく英語の発音をたくさん繰り返し、会話に慣れ親しむことが中心の授業です。 運動会後の校庭での体育は、どの学年も高跳びや走り幅跳びといった陸上競技が中心です。このところ気持ちの良い秋晴れが続いていることもあり、広々とした校庭で元気良く運動する子ども達の様子が見られます。 校庭の南側にある砂場を使い、5年生が走り幅跳びを行っていました。踏み切り位置までの歩数を考えて助走し、力いっぱい跳んでいました。巻き尺で記録を測ったり、砂場を平らにならす係を交代で行い、全員で協力して幅跳びの学習を行っていました。(写真中) 毎年1学期に行っている体力テストでは、「立ち幅跳び」の記録が区の平均よりも低く、本校の課題になっています。走り幅跳びの様子を見ていて、今月初めに5年生が稲刈り体験に行った日のことを思い出しました。・・・お弁当を食べ終わってから、川島町の平成の森公園で遊ぶ時間がありました。公園の中に噴水広場があり、その周りを水路がぐるっと取り囲んでいました。(水はほとんど流れていない水路でした。)その水路を子ども達が助走して飛び越えて走り回っていたところ、何人かの子が跳び越すのを戸惑っていました。聞いてみると、「飛び越せるかどうかわからない」ということでした。今まであまり経験がなかったのでしょう。子どもは小さい時に、水たまりを跳び越したり、溝を飛び越えたりして遊ぶものです。そういう経験が少ないと、助走して跳び越すという動作がうまくできないことに影響してくるのでしょう。 サクラ草の鉢を飛び越えて中庭を走り回る子を見かけると、「こらっ」と怒っていますが、考えようによっては子ども達の運動能力のためには必要なことなのかもしれません。 5校時に、6年1組で道徳の研究授業がありました。「おじいちゃんとの約束」という題名の資料で、生命尊重を扱った授業でした。日常生活の中で、「死ね!」という言葉をよく耳にします。テレビからも、そして子ども達がゲームをしている時にもよく聞こえてくるのではないでしょうか? ・・・資料では、登場人物の信二が直接自身のおじいちゃんの死を通して、かけがえのない命について考えることになります。 6年1組の子ども達は、非常によく考え、また進んで発表をしていました。(写真下)今回も授業後の協議会で、講師の土屋先生から多くのご指導をいただきました。明日から11月に入ります。11月は、今年度2回目のふれあい月間になっています。今日の資料は、全校児童にも伝えたい内容であると感じました。 研究協議会の最中に、5年生の子ども達が手作りのティラミスとかぼちゃのマフィンを届けてくれたようです。今日はハロウィンの日ということで、友達同士で集まって作ったそうです。学年の先生方と、とてもおいしくいただきました。この場を借りてお礼を伝えます。 10月31日の給食パンプキンシチュー カントリーサラダ ジョア 一口メモ パンプキンシチューについて。 今日は、「ハロウィン」です。ハロウィンは、秋の農作物などの収穫をお祝いし、悪いお化けを追い払う行事です。かぼちゃの中身をくり抜いて怖い顔を作り、お化けを怖がらせて追い払います。外国では、子ども達が仮装して家々を歩き回り、お菓子をもらうという習慣があります。 今日はそのハロウィンにちなみ、楽しいお祭りを想像して食べられるように、パンプキンシチューを作りました。 10月30日(火)5年生の社会科見学では、昔はよく自動車工場に行っていました。東村山に日産の工場があった頃は、都内のどこの学校も見学コースに入れていたほどです。そこが閉鎖になってからは、川越のホンダや群馬県にあるスバルが見学先として選ばれるようになりました。ところが、どちらも予約が殺到したり、距離的な問題もあったりして、社会科見学に組み込むことが難しい現状があります。(田柄小では、ここ2年間は放送体験を見学先にしています。) 実際に自動車工場に行ってみると、広さとともに音やにおいも含めて、近代工業のすごさを実感することができます。1枚の大きな鉄板からボディーの型がつくられ、プラモデルが完成していくように製造ライン上で様々な部品が取り付けられていきます。数分に1台のスピードで自動車が完成していく様子は、まさに圧巻です。 一方、教室では、教科書や資料集とともに、映像資料を使って学習を行っています。今日は、パソコンを使って自動車工場のホームページにアクセスし、製造工程の映像資料を大型テレビに映し出していました。「溶接」の工程では、無数のロボットがアームを伸ばし、人間では危険な作業を全て請け負っていることが分かりました。(写真上) 教室内のICT環境は、練馬区全体で今後推進していく予定があります。先行実施している学校の検証結果を基に、来年度以降予算化されていくようです。来年の今頃には、全教室にこのようなICT環境が配置されているかもしれません。 2年生は、2週間後に生活科の学習で、町たんけんに出かけます。自分達の住んでいる地域にあるお店や施設を分担して、グループで見学に行きます。毎年ご協力をいただいているお店や施設があり、すでに学年の先生達でお願いしてあるようです。 パン屋さんや洋菓子屋さん、呉服店や地下鉄赤塚の駅に見学に行くグループがあるようでした。今日はグループごとに、見学先での質問事項を話し合っていました。(写真中) 午後から、来年度小学校に入学する子ども達の就学時健診がありました。毎年5年生が、各検査の部屋で補助をしたり、健診を受ける園児達の案内を担当したりしています。 1時15分の受付開始時刻には、すでに長い列ができていました。受付が済むと、案内係の5年生が健診を受ける園児一人一人と手をつなぎ、北校舎に向かいました。(写真下) 初めて小学校の中に入り、緊張気味の園児にやさしく声をかけてあげる5年生の姿が見られました。健診に来た園児達は、5か月後にはランドセルを背負って小学校の門をくぐります。一方、その頃の5年生は、最高学年6年生としての春を迎えていることでしょう。その最初の入学式で、今度は新1年生と6年生として、お互い手をつなぐことになります。 10月30日の給食白菜のスープ 牛乳 一口メモ 白菜のスープについて。 白菜は、冬を代表する野菜です。寒さが厳しくなると、白菜の芯の部分が甘くなって、おいしくなってきます。くせがない野菜なので、鍋や漬物などのいろいろな方法で食べられます。 葉を2枚ほど食べると、1食に必要なビタミンCをとることができます。栄養たっぷりの季節の野菜をたくさん食べるようにしましょう。 10月29日(月)学芸会は一人一人が劇の主役であるということについての話をしました。学芸会の舞台となるのは体育館です。まず、自分のセリフが体育館のずっと後ろまで届くように、大きな声が出せなければなりません。もし一人のセリフが劇を見ている人に聞こえなかったら、その劇全体の流れが伝わらなくなってしまいます。だから一人一人が劇の主役であるということが言えます。 また、学芸会では、自分のセリフを言っている時だけが出番ではありません。セリフがない時の舞台上での動きや態度が大切です。どの子も自分のセリフは何秒間かで終わってしまいます。セリフが終わったら、どこに移動して合唱隊に加わるとか、大道具を出すのを手伝うとか、舞台袖で静かに待つとか・・・自分の学年の劇が始まってから終わるまで、全員にずっと役割があり、全てが演技の一つとなっています。だから一人一人が劇の主役であるということが言えます。(その他、大きな声を出すために…ということで話をしました。) 最後に、先週近隣の方からうれしいお電話をいただいたので、子ども達に伝えました。くじら公園でお年寄りの方が転んでしまったところ、助けてあげた子がいたそうです。田柄小の高学年の子だと思うということで、お礼の電話がありました。とても優しい心と行動力のある子がいることがわかり、うれしい気持ちになりました。 6年生は、学芸会に向けて様々な役割分担をして準備を進めています。めくりプロを作成する係や、大道具や小道具、背景画を製作する係などです。自分達で段ボールを用意し、劇で使う大道具づくりに取り組むなど、さっそく作業が進められていました。(写真上) 学芸会の良さは、各自の得意分野を生かしつつ、みんなで協力して一つの劇を完成させるところにあります。歌や楽器が得意な子や、大道具・小道具を作るのが得意な子と、存分に個性を発揮して取り組む楽しさがあります。学芸会までの4週間で、学年の子ども達の気持ちが次第に高まり、一つになっていくことでしょう。 今日から、5年生が連合音楽会に向けた学年練習に取り組んでいます。連合音楽会は、来週の火曜日に練馬文化センターで開催されます。3年に一度の機会に、今年の5年生が挑戦しています。 当日は、区内の5,6年生が出演します。(田柄小の5年生は、午前の部で、11校中の7番目の出演です。)合唱「With You Smile」と合奏「八木節」を夏休み前から取り組んできました。 今日は、1,2校時続けて体育館で練習しました。(写真中)水曜日にもう1時間練習し、木曜日の音楽朝会で全校児童に披露する予定です。(5年生の保護者の皆様も参観できます。)先週まで、クラスごとに音楽の時間に仕上げてきた成果を学年全員で初めて合わせてみました。4月から半年間かけて築き上げてきた5年生の力の結集に、大いに期待したいと思います。 6年生は、理科の時間に「水溶液の性質」の学習をしています。今日は、リトマス紙を使って、いろいろな水溶液を酸性・アルカリ性・中性に仲間分けする実験を行っていました。 塩酸や水酸化ナトリウム水溶液、食塩水について調べた後、酢や炭酸水についても実験していました。(写真下)特に微妙な反応を示すのが炭酸水です。同じ酸性やアルカリ性でも、強い反応を示すものもあれば、弱い反応のものもあります。リトマス紙は昔から小学校でよく使われてきましたが、最近はペーハー試験紙を使ったり、簡易測定器で数値化されて酸とアルカリ度がわかるものも使われるようになってきました。平成32年度から新しい学習指導要領になり、教科書も一新されます。どんな実験内容、そしてどんな実験器具が教科書に載るのか楽しみでもあります。 10月29日の給食おでん 野菜のゆず風味 牛乳 一口メモ だいこんについて。 だいこんは今が旬の野菜であり、おでんに欠かせない具材です。 だいこんは、部位によって甘みや辛み、歯ごたえが違います。葉に近い部分は辛みが弱く、甘みがあるので、生でサラダなどに使われます。一方、真ん中の部分は甘みがあって太さが均一なので、煮物などに適しています。 ご家庭で料理をする時の参考にしてみてください。 10月26日(金)すぐに1校時の授業があるので、それほど長い時間をかけることはできませんが、クラスや学年によってはいろいろな取り組み方があります。よく行われるのが、1分間スピーチです。最近の出来事を話したり、テーマを決めて毎日順番に行うことで、子ども達の話す力をつけることにもつながります。 1年1組では、「お笑い係」という係があるようで、今日はその係の子が前に出てみんなを笑わせていました。(写真上)画用紙で作った釣竿を使ってイカを釣るような内容でしたが、みんなの前で堂々と演じて笑いをとっていました。最後に「どうも、ありがとうございました〜」というところまで、なかなかの度胸とショーマンシップでした。朝からみんなで笑いながら一日がスタートするというのは、すばらしいことです。 4年生の総合の学習の時間に、都道府県調べをしています。「都道府県観光大使になろう」というテーマで、一人一人が調べたい都道府県を一つ担当し、パソコンを使って調べていました。(写真中) テレビを見ていると、「○○県の観光大使をしています。」という芸能人がよく出てきます。観光地の振興のために、その都道府県の象徴的な存在として広報活動に携わる立場の人です。今や、「ふるさと大使」という言い方もあるほど、観光地のイメージアップに欠かせない存在となっています。 インターネットを使って子ども達が調べていたのは、自分が担当した県の特産品や「ゆるキャラ」などでした。「ゆるキャラ」は、どこの県にも、さらに市区町村にも必ずといってよいほど決められていて、ご当地を代表するマスコットになっています。練馬区のゆるキャラの「ねり丸くん」は、とてもなじみがあるように感じますが、全国区ではまだまだの知名度です。また、ご当地のゆるキャラの他に、企業で決めたゆるキャラもたくさんあります。考えてみると、日本国中いつの間にか、ゆるキャラだらけになってしまったように思います。 田柄小にも、「カメ吉」「けやきちゃん」「ター坊」の3体のゆるキャラがいます。学校ごとのこのようなゆるキャラも、区内ではほとんどの学校で決められているようで、ここ数年であっという間に広がりました。 6校時に、理科室から甘い香りが漂ってきました。普段は、理科室からいい香りということはあまりありません。今日は、科学クラブで「べっこうあめ作り」に挑戦していました。(写真下) カップケーキ用のアルミカップに砂糖と水を少し入れ、アルコールランプで熱していくだけで出来上がります。砂糖水が熱せられることで次第に水分が飛んでいき、粘り気が出てきます。さらに熱していくと、砂糖がカラメル化して褐色に変化していきます。べっこうあめは、その直前の黄色っぽくなったところで火からおろします。 べっこうあめは、昔はお祭りの屋台でよく売られていました。電子レンジやフライパンを使った、家庭でも簡単にできるやり方がいろいろ紹介されているようです。ぜひ試してみてください。 10月26日の給食白身魚の南蛮漬け 野菜のからし和え むらくも汁 牛乳 一口メモ むらくも汁について。 むらくも汁は、汁の中にとき流した卵が薄い膜状に広がり、それがうっすらとたなびく「叢雲(むらくも)」のように見えることからつけられた名前です。叢雲は、高積雲の一種で、「まだら雲」や「ひつじ雲」とも呼ばれています。 卵がふわふわになるように、水溶き片栗粉で汁にとろみをつけているのがポイントです。寒い季節に体が温まる汁物です。 10月25日(木)子ども達は、このような自分の空想の世界を作るのが大好きです。指先を器用に動かして、細かなところまでとても上手に作っていました。手先の器用さというのは、とても大切なことです。子どもの頃の様々な経験がなければ、器用さは身につきません。器用さの多くは、持って生まれたものではなく、生まれてからの経験で獲得していくものです。 今日は、4年2組と1年2,3組のサクラ草の植え替え作業を指導しました。(これで全クラスの植え替えが終了しました。)子ども達の植え付け方を見ていても、手先の器用さが大切であることを感じます。土入れを使ってこぼさないように培養土を入れる際や、苗をポットから外す時など、苦戦している子がたくさんいましたが、これも経験だと思って見ていました。 6年生は、算数の時間に「速さ」の学習をしています。「速さ=道のり÷時間」という公式から、道のりを求めたり、時間を求めたりもしていきます。6年生の算数における最後の難関が、「速さ」の単元と言えます。(写真中) 今日の学習は、「あきらさんのお兄さんは、車いすマラソンで42kmを2時間20分で走りました。時速何kmでしょう。」という問題文でした。速さを求めるので、先の公式に当てはめればよいのですが、2時間20分を分数を用いて時間だけの単位に直して計算しなければなりません。20分を1/3時間と表す応用問題です。 ところで、問題文に「車いすマラソン」が出てきています。教科書の問題文というのは、多くの検討を重ねて慎重に作られているものです。パラリンピック(あるいは障害理解教育)を子ども達に浸透させていこうという意図なのでしょうか。 3,4校時には5年3組、5,6校時には5年1組の家庭科の授業がありました。5年生にとって初めてとなる、ミシンの使い方の授業でした。最近は、各家庭にミシンがあるとは限りません。子ども達にとって、触るのも見るのも初めての学習です。 30名を超える子ども達に対して、指導する先生が1人ではとても大変な授業です。今年から学校地域連携事業がスタートしました。今回、5年生のミシンの使い方の授業に合わせて、地域の方に入っていただき、一緒に教えてもらうことにしました。糸のかけ方や糸を通す順番など、子ども達が困った時に、各テーブルを回って積極的に声をかけて教えていただきました。(写真下) サクラ草とチューリップの植え付け(1年生)
1年生は、校長先生にサクラ草の植え方を教えていただき、上手に植えることができました。
1人で植えなければならないところと、友達と協力して行うところがありましたが、一生懸命取り組んでいました。 また、同じ植木鉢にチューリップも植えました。子ども達は、何色の花が咲くのか、どんな花が咲くのか、今から楽しみにしていました。 先生あてクイズ集会先生のシルエットと3つのヒントから、どの先生かを当てます。集会委員の子たちは、この集会に向けて、何度も練習をしました。練習が終わると振り返りをします。毎回、気づいたことを言い合っていました。 練習を重ねて、みんなが楽しめる集会にすることができました。 10月25日の給食洋風すいとん 果物(ぶどう) 牛乳 一口メモ カレー粉について。 カレー粉は、いろいろな種類のスパイスが合わさった香辛料です。食欲をそそる香りのコリアンダーやクミン、舌を刺激する辛さをもつトウガラシやマスタード、カレーの色のもととなるターメリックなど、他にも20種類のスパイスが入っています。 イギリスでこのカレー粉が売られるようになり、日本には明治時代のはじめに伝わりました。今では、日本は本場のインドについで世界で2番目にカレーを食べる国になりました。今日のカレーピラフにも、カレー粉がたっぷり使われています。 10月24日(水)田柄小では、学級数の関係で、音楽の授業が専科になるのは3年生以上です。低学年では、普段は担任の先生が音楽の授業をしています。音楽室を使っての授業も3年生からです。子ども達が専科の先生から1曲ずつていねいに歌の指導をしていただくとともに、2年生の担任の先生達も歌の指導の仕方について学んでいました。学芸会まで1か月余りとなりました。校内の先生達もお互い協力し合って学芸会に取り組んでいます。 4年生は、算数の時間に「がい数の表し方」の学習をしています。算数において、数字をおよその数として見積もったり、四捨五入して概数として扱ったりすることは、とても重要な考え方です。また、日常でよく使われる算数であるとも言えます。 今日は、「見積もりをして買い物ができるようにしよう」というめあての学習でした。教科書に載っている様々な物の値段を見て、どれとどれを組み合わせて買ったらいくらぐらいになるか、あるいはおよそ800円になるように買えるものを考えたりしていました。 チョコレート(89円)、せんべい(189円)、クッキー(137円)の絵が教科書に載っています。それぞれを上から2ケタ目で四捨五入して概数にすると、90円+190円+140円=420円になります。しかし、もっとおおよその数として見るならば、100円+200円+100円=400円とすることもできます。あるいは、全てを多めに見積もって、100円+200円+200円=500円と見れば、「500円で足りる」ということが分かります。 それにしても、小学校の教科書は、カラフルでいろいろな絵が描かれているので楽しいものです。学習に興味・関心をもたせるためにも、これらの絵は大きな効果があるのでしょう。今日の問題が言葉と数字だけだったら、きっと子ども達は難しいと感じることでしょう。(写真中) 1年生の教室では、先週から図工の授業で絵の具セットを使っています。今まではクーピーやクレヨンを使っての色塗りが主でしたが、絵の具の使い方を勉強することで、表現の幅が広がります。 まずは、パレットや筆、水入れなどの正しい使い方を一つ一つ学習しています。そして今週は、好きな色を出して自由に線を引いたり色塗りをしたりしています。(写真下)筆に水をつけることで色の濃さが変わることや、画用紙に色がにじむ様子が発見できました。小学校6年間、これから絵の具のセットを使って、どんな絵を生み出していくのか楽しみです。 10月24日の給食肉じゃが さつま揚げと野菜の煮びたし 牛乳 一口メモ 肉じゃがについて。 じゃがいもは、給食の食材としてよく登場します。じゃがいもの旬は、5〜6月頃と、9〜12月頃の年2回あります。 日本で主に栽培されている品種は約20種類あります。中でも、「男爵いも」と「メークイン」が有名です。男爵いもは、ほくほくとした食感が特徴です。 じゃがいもの成分は、ほとんどがでんぷんですが、「ビタミンC」も多く含まれています。体の免疫を高めるために大切な栄養です。 10月23日(火)パンジーは特に花色が豊富で、毎年いろいろな品種が出ています。今回は、黄色をベースに5品種のパンジーを購入しました。イエロー、レモンイエロー、オレンジといった単色のパンジーと、黒や紫のブチが入った品種を混ぜて植え付けています。 黄色いパンジーやビオラが植えてあると、とても明るく暖かな感じがします。これから寒い冬に向かいますが、寒さに強いパンジーやビオラは、花壇に欠かせない花と言えます。本格的な寒さが来る前に植え付けておくことで、しっかりと根が張り、春まで次々と咲き続けます。まさに今が植え時です。 先日の地区祭でも、たくさんの花の苗が販売されていました。5年生の男の子が、パンジーを2株買っていました。(黄色と白)きっと家に帰ってすぐに植え付けたのでしょう。 私も毎年この時期にホームセンターに行き、パンジーの苗を購入して玄関前を飾るようにしています。この前の土曜日に行いました。ちなみに、ここ何年間か続けて買っているのが、「虹色パンジー」という品種です。数年前に出て話題になったパンジーで、いろいろな組み合わせの色があります。種も出回るようになり、値段が下がりました。最初は1株が380円位でしたが、今年は180円でした。 パンジーの最近の流行は、「フリル咲き」です。花びらのふちがひらひらとしたタイプです。また、明るい赤系のパンジーや、水色に近いブルー系のパンジーなど、毎年花色が鮮やかになってきています。ホームセンターの園芸売り場に行けば、買いたくなること間違いなしです。 今日は、3年2組と1年1組のサクラ草の植え替え作業を指導しました。1年生は、チューリップの球根と一緒にサクラ草を植え付けます。球根だけ植えてあると、芽が出てくるまでの間は土しか見えないので、だんだん水やりを忘れてしまいがちです。サクラ草を一緒に植えることで、子ども達は関心をもって毎日欠かさずに水やりをするようになります。 1年生にとっては、苗を押さえて逆さまにしてビニールポットを引き抜くのが、一番の難関です。「友だちに手伝ってもらうと上手にできるよ」と話すと、ちゃんと2人組で助け合って植え替えをしていました。(写真中) 3月下旬には、サクラ草とチューリップが一緒に咲く様子が見られるはずです。5か月間、水やりと愛情を毎日忘れずにあげるように話をしました。サクラ草への「愛情」とは、どうやってあげたらよいか・・・全クラスの子ども達に話をしています。ぜひ、お子さんから聞いてください。(4年2組と1年2,3組は、木曜日に植え替えをします。) 3年生は、国語の時間にローマ字の学習をしています。ローマ字表を見ながら、いろいろな言葉をローマ字で書いたり読んだりできるように練習中です。ローマ字は駅や交差点の表示でも見かけるので、3年生の子ども達にとっは身近な文字であり、興味のある内容と言えます。 今日は、「のばす音」についての学習をしていました。「okasan」だと、「おかさん」と発音することになります。「おかあさん」と発音させるためには、kの後のaの上に「^」をつけて、「okâsan」と書かなければなりません。(こうして活字で説明するのは非常に難しいですが…) その他、「kipp」(きっぷ)、「koppu」(コップ)のように「つまる音」についても習います。いろいろなところでローマ字を見かけたら、声に出して読む練習をすると覚えが早くなります。 10月23日の給食うずらのしょう油煮 メンマ炒め 牛乳 一口メモ みそラーメンについて。 みそは、がん予防の妙薬と言われています。では、みそはどんなことから生まれたでしょう? 1.唐辛子を保存していて 2.塩を保存していて 3.野菜を保存していて 正解は、2の「塩を保存していて」です。天然の塩は、湿気に合うととけてしまいます。大切な塩は、肉や魚、穀類などにしみ込ませておきました。大豆と混ぜた塩が自然発酵したのが、みその始まりと言われています。 鎌倉時代に中国から日本に伝わったみそは、今や日本の食卓に欠かせない調味料になりました。 10月22日(月)今日の朝会では、「一回で話を聞くことの大切さ」について話をしました。全ての勉強は、話を聞くことから始まります。言い方を変えれば、話をしっかり聞くことができれば、勉強がよく分かるということにつながります。授業中に、先生から出される指示はたくさんあります。「机の上に何と何を用意しましょう。」とか、「教科書の何ページを開きましょう。」とか、「赤鉛筆でどこに線を引きましょう。」というように、次々と先生からやるべきことの指示が出ます。これらの一つ一つを「1回で聞けるかどうか」が重要です。 人間の耳は不思議なもので、同じ音が耳から入ってきていても、違うことを考えているとその音は頭の中まで入ってこない時があります。友達とおしゃべりに夢中になっていると、後ろから来る車の音に気がつかない時があります。また、運動会でゴールをめざして一生懸命走っている時に、大音量でかかっている音楽や家の人の声援が聞こえてこなくなります。同時に2つ以上のことを聞き取ったり考えたりというのは、人間には大変難しいことです。 今日もサクラ草の植え替えの指導を3つのクラスに行いました。話をしっかり聞いている子は、話し手側から見ていてよく分かるものです。毎日の授業が、話を聞くことの積み重ねが基本になっていることを改めて感じました。 今日は、6年生のクラスで学芸会の台本が配られていました。(写真中)6年生は、「エルコスの祈り」という劇に挑戦します。劇団四季のオリジナルミュージカルで、以前は「エルリックコスモスの239時間」という題名で上演されていました。現在は様々な小学校の学芸会で取り上げられ、小学生用の台本が出回っています。 エルコスは、温かい心をもったロボットです。エルコスの願いはたった一つ・・・子どもたちが素直な笑顔になれることでした。命令に従うことしか許されず無気力に生きる子どもたちが、自分らしさを取り戻し、夢をもつすばらしさに目覚めていく物語です。未来の学園を舞台にした内容なので、まさに6年生向きで、演じるのが難しい劇と言えます。また、歌を通じて感動を盛り上げることでしょう。6年生全員のがんばりを期待したいところです。 今年は、学校の柿の木にたくさんの実がつきました。プールの脇に柿の木があり、昨年は枝を選定したためか実のつき方が悪かったのですが、今年は豊作になりました。先週、主事さん達にいくつか収穫してもらい、職員室で先生達と味わってみました。学校の柿の木は、特段手入れをしているわけではありませんが、比較的甘くておいしかったです。 近くで遊んでいた1年生の子ども達に聞いてみると、「カキはあまくておいしい。」と言っていました。(写真下)売られている柿は、確かに甘いものばかりです。学校の柿は子ども達には食べさせませんが、多分食べたとしたら、かすかな渋みを感じるかもしれません。(売られている柿がとても甘いために)一方で、今の子ども達が「渋い」という味覚をどれだけ経験したことがあるのかは疑問です。濃い緑茶(急須で入れた熱いお茶)を飲む経験も少ないのではないでしょうか。青いバナナや白い桃、ぶどうの皮も昔は渋かった・・・「渋いもの」が昔に比べて減ってしまったなと思います。 10月22日の給食たらのきのこソース 月見団子汁 牛乳 一口メモ 月見団子汁について。 昨日は何の日だったでしょう? 正解は、「十三夜」です。日本の風習のひとつに、「お月見」があります。十三夜は、十五夜と同じくらい美しい月ということで、昔からお月見が行われてきました。そのため、今日はお月見献立にしました。 「えのきだけ」「まいたけ」「しめじ」などのきのこをたっぷり使った「たらのきのこソース」も秋の味覚がたっぷり楽しめて、おいしく仕上がりました。 10月21日(日)にぎやかなお囃子の音楽が流れ始めると、地域からたくさんの人達が集まり、終日にぎやかなお祭りが続きました。もちつきの会場や野菜販売のテント前には、朝からたくさんの人達が並びました。また、恒例のミニSLが校庭の中央を走り、子ども達の一番人気となっていました。 SLの煙の臭いに混ざって、ポップコーンや揚げパン、フランクフルトのいい香りも漂ってきました。田柄小おやじの会のブースでは、次々と売れていく揚げパンを大忙しで作る姿が見られました。今年も大人気となり、会場全体を盛り上げていました。 学校が地域の方々の拠点となり、とても大切にされていることを実感した一日になりました。 商店街見学(3年生)9つの店を見学しましたが、どのお店も懇切丁寧に対応していただきました。それぞれの工夫を知ったり、新たな発見があったりして、子ども達は大喜びでした。いろいろとご協力いただき、ありがとうございました。 |
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