みんなで作った運動会特集ーーその2
今回は運動会特集――その2です。生徒の書いた感想文からの抜粋等と写真で、盛り上がった運動会の様子をご紹介します。
<写真上>女子創作ダンス…私はダンス係として2年生の終わり頃からずっと、ダンスが嫌いな人でも踊れるダンスを協力して考えていました。本番ではみんなが楽しそうに踊ってくれてとても嬉しかったです。自分はダンス未経験でしたが、踊ることの楽しさやおどりきった達成感を知ることができ、とても思い出に残りました。(3年女子) 追記:写真は3年女子が1人立ち上がって踊り出す場面です。この振り付けは生徒自身の発案です。生徒たちの創意工夫があふれたダンスでした。 <写真中>男子HIPHOP…ポジションが1番前なので、ダンスをしっかり覚えて後悔しないように練習しようと思いました。体育のダンスの練習の時は、細かいところのダンスも気をつけて練習しました。入場時の音楽“We will rock You”を歌うことになりましたが、英語で言いづらく、大きな声では歌えませんでしたが、当日は思いっきり大きい声で歌うことができて良かったです。(3年男子) 追記:写真は最後の決めのポーズです。このポーズは生徒自身が考案しました。カッコ良かったです。 <写真下>PTA競技の綱引き…校長チームと会長チームに分かれて綱引きが行われました。PTAの保護者の方々からお姫様や王様などの豪華な衣装を貸していただき、教職員は仮装して参加。大いに盛り上がりました。「みんなで作った運動会」の『みんな』の中には、保護者の方々も入ります。今回の運動会にご理解とご協力をしていただき、豪華な衣装を貸与して下さった保護者の皆様に心から感謝いたします。 みんなで作った運動会特集ーーその1
5月18日(土)、本校の校庭で運動会が開かれました。
かつての運動会にあった「一糸乱れぬ集団行動を見せる」「生徒個人の運動能力を発揮する」運動会の良さを残しつつ、「生徒の意見で作り上げる創作ダンス、HIPHOP」「みんなで協力することを競い合う競技」が加わり、大いに盛り上がりました。 今回のプログから3回にわたり、生徒の書いた感想文からの抜粋と3枚の写真で、盛り上がった運動会の様子をご紹介します。 <写真上>いかだ流し…いかだ流しはいつも朝練があり、いつも朝早くから家を出てとても大変だった。船頭の人が決まり練習が始まった。最初はみんな馬の間があいているなどいろいろあったけれど、日々練習するにつれて上手くなっていった。運動会は1年生で1番最初の行事だったけれどとても良い思い出になった。これから行事がまだまだあるので、しっかりと取り組んでいきたいと思った(1年生男子)。 <写真中>小ムカデ障害物…全員リレーや小ムカデで、クラス全員のみんなが楽しくなるように、人を責めたりすることが無かったので本当に楽しくできたと思います。みんなが協力したことで、楽しい思い出ができたのだと改めて思いました(2年女子生徒)。 <写真下>大ムカデ…大ムカデのやり方などみんなが意見を出していく中でぶつかることがありました。だけど、それだけみんな真剣に取り組み、積極的に参加していて完走しました(3年男子)。後ほど校長先生からも「1位から3位のどのチームもみんなが笑顔でゴールした姿がすばらしかった」、とお褒めの言葉をいただきました。 5月14日(火)運動会予行決行ーー新しい競技も
5月14日(火)、運動会の予行が行われました。毎年行う運動会も、年々変化していきます。 本校の運動会の種目の選定については、「体育の授業で身につけた技が発揮できることを基本に、生徒の発達段階に応じた“走る”“跳ぶ”“押す”“曳く”などの様々な要素が含まれているもので、さらに安全性を考慮したもの」「個々人の技術の向上と同時に、仲間同士の協力や団結、助け合い、リーダーの指導性などが必要とされ、取り組みを通して集団の質を高めるもの」などの点に留意して決定しました。
今年は、新種目として、スウェーデンリレー(英語: Swedish relay)が行われます。この種目は陸上競技のリレー種目の一つで、第1走者100m、第2走者200m、第3走者300m、第4走者400mの計1000mを4人で走りタイムを競う競技です。本来、陸上種目や水泳種目で各走者・各泳者の距離または走法・泳法が等しくない混合リレーをメドレーリレーといいスウェーデンリレーもメドレーリレーの一種です。1910年代にスウェーデンで人気があった100m・200m・300m・400mの「1000mメドレーリレー」のことを、発祥の地の国名を採って「スウェーデンリレー」と呼称するようになりました。 本校のスウェーデンリレーは、第1走者は半周、第2走者は1周、第3走者は1.5周、第4走者(アンカー)は2周走ります。1年生は体力を考慮して、第1・第2走者は半周、第3・第4走者は1周です。本番でどんな走りをするか、楽しみです。 今回は運動会で使用する道具を、予行で撮った写真でご紹介します。種目といい、道具といい、昭和、平成の頃と比べると変わってきているのが分かります。 <写真上>競技のスターターの姿。ピストルは当然ですが、爆発音から耳を守るヘッドギア。腰にスピーカー、そこから伸びたコードでつながったマイクが口元につながっています。かけ声も「位置について」は「On your mark」、「用意」が「set」。すべて英語です。中学生の頃から国際ルールに慣れるためです。 <写真中>招集係が使用するスタンド型の拡声器。マイクもついています。音もよく、聞き取りやすく、昭和の頃使用したハンドマイクと大違いです。 <写真下>視聴覚委員がテントの下で使う放送機器。コードレスマイクを含めてマイクは4本、アンプを中心に2台のCDデッキなどがあります。 運動会練習と生徒総会
10日間のゴールデン・ウィークが開け、日常に戻った北町中。来週土曜日の運動会の成功に向けて、朝練習や放課後練習、そして学年ごとに2時間単位の学年練習が始まりました。
1年学年種目「いかだ流し」、2年学年種目「小ムカデ障害物」、3年学年種目「大ムカデ」、全校生徒が男女別に踊るダンスなど、参加生徒全員が一つになって取り組まないと上手くいかない競技ばかりです。日にちも無い、時間も無い。どの生徒もがんばって練習に取り組んでいます。学校周辺の皆様方には騒音等でご迷惑をおかけしていることと思います。また保護者の皆様方には体育服装の洗濯やいつもより早い登校時間に合わせてご家庭の生活リズムが変わってしまうなどのご面倒をおかけしていることと思います。来週の運動会の成功のため、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 また、10日(金)には前期生徒総会が開かれました。今年から議論を活性化させるため、生徒会本部の発案で、質問を考えた生徒自身が質問者となるシステムを取り入れました。生徒総会は品位と秩序が保たれ、整然と進行しました。生徒会のスローガン「自ら挑戦し、固い絆で守り続ける我らの伝統!」が、どう達成されていくのか楽しみです。 <写真上>1年学年種目「いかだ流し」の朝練習の様子 <写真中>2年学年種目「小ムカデ障害物」(右側の列)、3年学年種目「大ムカデ」(左側の列)の朝練習の様子、 <写真下>生徒総会における図書委員会の質疑応答の様子。舞台下で質問する生徒。舞台中央は司会者。舞台右端は質問に対する答弁する図書委員会委員長 三大行事よりも大切なこと、それはーー
どの先生も混声四部合唱の校歌を絶賛、離任式
平成最後の登校日となった4月26日(金)午後、離任職員に対して感謝の念と送別の気持ちを示す離任式が行われました。ご多用の中、離任された先生方のうち、赤木前校長先生をはじめ4人の先生にご列席いただきました。涙を流しながら惜別の思いを語られたり、感謝の言葉を述べた生徒とブーケを贈呈した生徒と抱き合ったりするなど、熱い思いをそれぞれの方法で表してくださいました。どの先生の口からも、混声四部合唱で歌われる本校の校歌を絶賛する声が聞かれました。うれしい限りです。 今回は、赤木前校長先生が全校生徒に語られた言葉をご紹介します。 「北町中の生徒は、練馬区の中学校33校の中でも5本の指に入る良い生徒だと思います。文化祭や合唱コンクールで聴き応えのある混声四部合唱の校歌はPTAや保護者の方々からも絶賛されています。運動会、文化祭、合唱コンクールに取り組む中で自分の居場所を見つけて下さい。 しかしそんな3大行事よりも大切なことがあります。それは、普段、北町中学校へ通学するとき、中学校へ通学するうれしさや楽しさをどの生徒も味わえる友人関係をみんなで作ることです。誰一人、通学するときに嫌な思いを抱かせない学校、そして友人関係。これが一番大切です。また私が北町中へ来たときは、大きな声で元気よくあいさつをして下さい。」 <写真上>4月26日(金)、中央階段踊り場にある2年生の掲示黒板。「次の登校は令和です」 <写真中>生徒から感謝の言葉とブーケを贈呈される赤木前校長先生 <写真下>生徒の作った花のアーチをくぐって、全校生徒から見送られる離任された先生方 |
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