「わくわく・どきどき」の学びを目指して

11月7日の給食

画像1 画像1
献立名           麦ご飯
              松風焼き
              かぶのもみ漬け
              白菜と油揚げのみそ汁
              牛乳


一口メモ

 松風焼きは、ひき肉とみじん切りの野菜をよく混ぜて、鉄板に伸ばしてオーブンで焼いた料理です。味付けは、みそ・しょう油・砂糖で行い、和風のハンバーグのような感じです。松風焼きは、お正月のおせち料理にもよく使われています。
 付け合わせは、「かぶのもみ漬け」です。根と葉の一部は漬物に、残りの葉はみそ汁に入れ、かぶを丸ごと利用しています。かぶの根と葉には、風邪の予防に有効なビタミン類がたくさん含まれています。

11月6日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年生は、来週火曜日に生活科の授業で、町たんけんに出かけます。自分たちの住んでいる地域の様子を調べる学習です。今日は、自分たちが調べに行くお店や施設の場所を確認するために、クラスごとに地域を歩いてきました。(写真上)
 町たんけんは、学年全体で16の場所に分かれて調べに行きます。それぞれのお店や施設に5〜6名の子ども達が行き、見学させていただく予定です。当日は、保護者の方々にも引率等のお手伝いを頼んであります。
 当日の担任の目が届きやすいように、クラスごとに方面が分かれています。1組は学校近隣から北西方面、2組は学校の南東〜南西方面、3組は駅方面となっています。今日はクラスごとに回ったので、同じクラスの友達がどのあたりの施設を調べるのかをおおよそ知ることができました。
 来週の見学当日までに、調べてきたいことや質問事項、あいさつの仕方を練習していきます。地域に関心をもち、進んで調べることができるように指導します。
 4年生が、吉田さんの畑に行って、かぶの種まき体験を行いました。毎年4年生は、吉田さんの畑にある大きなビニールハウスを使い、かぶの種まき体験をさせていただいています。種まきは、3年生の時に大根栽培で経験しています。そこで4年生では、種まきをするだけでなく、土づくりをするところも含めた「農業体験」として指導していただきました。
 まず、一輪車(通称「ねこ」)に堆肥を積み、ビニールハウスまで運びました。大きなスコップを使うのも、一輪車で運ぶのも初めてという子が多かったと思います。運んだ堆肥を手作業でハウス内の土に撒いた後は、トラクターで耕すところを見学しました。
 続いて吉田さんは、機械を使ってビニールマルチを敷いていきました。たくさん穴の開いたビニールマルチが、真っすぐきれいに敷かれていく様子を見学しました。
 かぶの種は、マルチの穴一つに対して2粒ずつまきまきた。植える深さや土のかけ方など、一つ一つにやり方やコツがあることが分かりました。クラスごとに違う品種のかぶの種をまきました。1組は「スワン」、2組は「白馬」、3組は「スーパー白盃(はくはい)」という品種でした。どれも小さな丸い粒状の種です。種の入ったフィルムケースを手に、耕したばかりのふかふかの土にていねいにまいていきました。(写真中)
 水やりは、吉田さんが今晩行うそうです。そして、収穫まではその1回の水やりのみとのことでした。(やたらに水をたくさんやらない方が、おいしく育つそうです。)また、ビニールハウス内で育つので、今後は農薬を一切使わずに済むということでした。かぶは、種まきから収穫まで約3か月かかります。「時々、かぶの成長の様子を見においで…」と声をかけていただきました。
 5校時に、6年2組の体育の研究授業がありました。陸上運動の「走り高跳び」の授業を体育館で行い、全教員で研修を深めました。
 昨年度まで田柄小では、走り高跳びは校庭で行っていました。しかし今日は、体育館内で行えるように場を設定していました。さらに、子ども各自の課題に合わせた練習場所を用意した授業でした。(写真下)
 「助走からの踏み切り」と「空間動作」、「着地」のそれぞれのポイントをていねいに指導し、全員がはさみ跳びでバーを越すための指導・手だてが行われていました。
 今日は、毎回研究講師としてお越しいただいている土屋先生の他に、教育指導課から指導主事の先生にもご指導をいただくことができました。秋の深まりとともに、田柄小の体育の校内研究も深まりつつあります。

11月6日の給食

画像1 画像1
献立名           サーモンクリームパスタ
              カントリーサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日のパスタは、季節の食材を使い、「鮭」と「しめじ」が入ったホワイトソースにしました。
 鮭は、秋になると産卵のために、生まれた川の近くに戻ってくると言われています。この鮭を、特に「秋鮭」または「秋味」と言います。
 鮭にはいろいろな種類がありますが、今の時期はこのような名前のついた鮭がお店に並んでいます。他の鮭に比べると、オレンジ色が薄いのも特徴です。今日は、鮭の角切りを使用しています。

11月2日(土)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2校時に、4年1組の子ども達がバケツを使って砂を運んでいました。4年生は社会科の時間に、「玉川兄弟と玉川上水」の学習をしています。玉川上水は、江戸時代につくられた江戸幕府のための上水道です。羽村から多摩川の水を引き入れ、四谷までの43kmを玉川兄弟が中心となって工事にあたりました。
 その工事は、多摩川沿いの農民たちも一緒に加わり昼夜を通して続けられ、なんと8か月余りで完成したそうです。現代のような重機のない頃に、人々の力だけで成し遂げた工事は、想像以上のものであったはずです。
 当時の工事の様子を表した絵では、鍬(くわ)を振り上げ、もっこで土を運んでいる様子が描かれています。実際に土がどれだけ重いものか、子ども達に体験させるために校庭の砂場に行きました。砂をバケツに入れてかついでみると、2人がかりでも重くて大変なことが実感できました。(写真上)
 その他にも、わずかな傾斜をつけながら43kmの上水路をつくるには、高度な測量の技術が必要だったはずです。そして、自分たちの私財を投げうってまで上水の完成をめざした玉川兄弟の熱意にも感服します。
 今日は、10月12日(土)にできなかった道徳授業地区公開講座がありました。2校時は低学年、4校時は高学年の道徳の授業公開を行いました。道徳の授業は、「導入」、「資料提示」、「展開(資料内容についての発問)」、「終末(先生の説話など)」という流れで行われます。
 資料提示では、教科書を先生が読んだり、紙芝居形式で示したり、ICT機器を使って提示したりと、学年の実態に応じて使い分けています。(写真中)道徳の授業では、資料内容から自分の生活場面に置き換えて一般化していくことが重要です。今後も道徳の時間を中心に、子ども達の心を耕していきます。
 3校時は、体育館で保護者対象の講演会を行いました。講師として多賀 義治先生をお迎えし、「家庭教育」をテーマとした話をしていただきました。多賀先生は、元中央区の小学校長をされていた他、大学の講師としても様々なところで講演会を行われています。
 講演会という堅いイメージではなく、子育てのポイントを具体的に分かりやすくお話ししていただく機会となりました。「まずは子どもを認めてあげること」という話では、「そうだね」と共感する受けとめが重要であることを教えていただきました。また、「ほめ上手や叱り方のポイントについての話」では、先生達にも伝えなければ…と思いながら聞かせていただきました。(写真下)
 最後に、自らの年齢について話されていました。会場の皆さんも私もびっくりでした。私の母親に近いお歳で、こんなに精力的にご活躍されているということに、ただ驚くばかりでした。大先輩の校長先生に見習い、私自身も精進しなければ…と感じた次第です。

11月2日の給食

画像1 画像1
献立名           野沢菜チャーハン
              中華風すいとん
              ぶどうゼリー
              牛乳


一口メモ

 今日のチャーハンには、「野沢菜漬け」が入っています。野沢菜はアブラナ科の植物で、「かぶ」の仲間です。でも、かぶのように根は大きくならないので、おもに葉を食べます。塩漬けやしょう油などの調味料に漬けた漬物として食べられることが多い野菜です。
 野沢菜という名前は、長野県野沢地方で栽培されているためです。野沢菜漬けの味も感じられるように、調味料は控えめに作っています。

11月1日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の教室で、アサガオのつるを使ったリース作りが行われていました。昨日1年生は、生活科見学で光が丘公園に行き、たくさんのどんぐりや落ち葉を拾ってきました。以前アサガオの鉢を片付け、つるを束ねておいたリースに、どんぐりや落ち葉をボンドでつけて飾りました。(写真上)
 また、リボンやモールを用意してきた子もいて、次第にきらきらと輝くリースに変身していきました。ハロウィンが終わり、これからクリスマスに向けた飾りが街で見られるようになっていきます。1年生の教室では、一足早く12月を迎えたような気持ちになります。
 校庭で、5年2組がハードル走の練習をしていました。先日は6年生のハードル走の様子をお伝えしましたが、5年生も同じ時期に取り組んでいます。ハードル走は、障害物(ハードル)をどのように跳び越え、いかに速くゴールするかを競い合う種目です。そのためには、なるべく低い位置でハードルを跳び越えることや、ハードルの間隔を考えた踏み切りなどが大切になってきます。
 指導の途中で、担任の先生がハードル走の見本を見せていました。(写真中)前足をまっすぐ前方に出し、きれいなフォームで跳んでいました。ゴールした後、子ども達から拍手がなかったのが不思議なくらいのすばらしいお手本でした。
 学校の先生は、子ども達の前でお手本を見せることが大切です。体育の授業では、上手に跳べる子を見本とする場合もありますが、時々先生がお手本を見せると効果的です。まず、子ども達の先生を見る目が変わります。「さすがは先生だなぁ」という気持ちが子ども達の心に入り、指導者として改めて尊敬の念をもって見られるようになります。さらに、上達のためのコツを詳細に伝えることができます。特に体育では、瞬間的な体の感覚を教えるのは難しいものです。先生自ら行うお手本は、子ども達の技能向上を大きく手助けすることにつながります。
 私もサクラ草の指導の際は、全17学級にまず植え替えのお手本を実際にやってみせました。口で話をしただけでは植え替えのコツは伝わりません。
 同じく、5年生の体育の話題をもう一つ・・・体育館では、5年1組が跳び箱運動を行っていました。開脚跳びに加えて、台上前転の技を練習する時間でした。(写真下)
 跳び箱の授業は、8時間扱いで計画をしています。感覚づくり(1時間)、開脚跳び(3時間)、台上前転(3時間)、発表会(1時間)となっています。そして、毎回跳び箱の学習カードを活用しています。授業の終わりに振り返りを書くために、カードと筆箱を用意して体育館に行くようにしています。
 そのカードを見ると、担任の先生が毎回子ども達が書いた振り返りの一つ一つに、赤ペンでコメントを入れていることが分かります。「次は、手の位置を意識してがんばろう」、「着地もぴったり決まっていたよ」、「しっかりポイントを意識していたね」というように、個々の児童への励ましやアドバイスが書いてありました。子ども達の意欲を高めるとともに、次の練習時間に目標をもたせることにもつながっています。

 明日は、第一土曜日ですが授業日です。年度当初の予定では、5年生の岩井移動教室が昨日から明日まで、2泊3日で行うことになっていました。しかし、以前お伝えしたように台風の被害で施設がしばらく使えなくなり、1月に下田方面に振り替えて移動教室を実施することになりました。
 そこで11月2日(土)は、給食の食材購入の関係もあり、計画通り授業日としています。(5日(火)は、その分の振替休業日です。)道徳授業地区公開講座を振り替えて実施することにしましたが、10月の第二土曜日が休校になったことで設定した授業日ではありません。(9/18付のプリントでもお知らせいたしました。)

11月1日の給食

画像1 画像1
献立名           麦ご飯
              ホキの紅葉焼き
              大根ときゅうりのさっぱりサラダ
              みそけんちん汁
              牛乳


一口メモ

 今日から11月です。朝晩の気温が低くなると、学校の周りの木々の葉が赤や黄色に色づいてきます。今日のおかず「ホキの紅葉焼き」は、そんな紅葉をイメージした料理です。白身の魚「ホキ」の上に、にんじんや玉ねぎ、粉チーズが入ったマヨネーズソースをかけてオーブンで焼いています。
 また、サラダとけんちん汁に入っている大根は、3年生が9月に吉田農園さんで種をまいた大根です。今朝、給食室に、とれたてのみずみずしい大根が届きました。

10月31日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 午前中は、1年生の生活科見学の引率があり、光が丘公園に行ってきました。生活科の学習「あきとともだちになろう」では、秋の公園の様子を見たり、落ち葉や木の実を集めて遊んだりする活動をします。
 1年生は、5月31日に同じ光が丘公園に遠足に行っています。ちょうど5か月前のことでした。その時は、公園の遊具で遊んだり、芝生広場でクラス遊びをしたりして楽しみました。今回は、公園の入り口に着くなり各自ビニール袋を持ち、「秋さがし」をしながら歩きました。まだそれほど冷え込みがないためか、公園の木々の紅葉は始まったばかりの色合いでした。それでも子ども達は、変わった色や形の葉っぱに興味をもち、ビニール袋に入れていきました。
 公園奥の林の中に着き、時間をとって秋探しをしました。そこは、どんぐりがたくさん落ちている場所で、ちょっと場所を変えるだけで様々な種類のどんぐりを集めることができました。(写真上)
 学年の先生が、「生き物や木になっている実など、学校に持ち帰ることができないものは、校長先生にカメラで撮ってもらいましょう〜。」なんてことを言ったから大変です。・・・その後、次から次へと「校長先生!」と呼ばれ、林の中を行ったり来たりすることになりました。
 きのこ類や大きなジョロウグモ、あげくの果てはムカデ(まだ小さかったのですが、ちゃんとしたムカデでした。)まで、見つけなくてもいいようなものまで子どもはよく見つけてくるものです。子どもの目線はすごいものだと改めて感じました。どんぐりの帽子の違いにしろ、葉っぱの穴の開き方にしろ、「不思議だな。おもしろいな。」と思うことが次から次へと出てきました。
 学校に持ち帰ったビニール袋の中身は、一人一人いろいろでした。どっさりとどんぐりを入れて帰ってきた子もいれば、遠慮気味に少ししか入っていない子もいました。今後、持ち帰った落ち葉やどんぐりは、あさがおのリースの飾りやおもちゃの材料に使っていきます。
 5年3組の子ども達が、稲の脱穀ともみすりの体験をしていました。先日刈り取って干しておいた稲を持ち寄り、まずは稲穂からもみ(お米の実)をはずす「脱穀」の作業をしました。そして次は、そのもみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。機械を使わずに行う方法として、すり鉢に入れて硬いボールですりつぶすというやり方があります。結構力を入れてグイグイとすりつぶし、息を吹きかけるともみ殻が吹き飛び玄米が残ります。(写真中)
 みんなで苦労の末、やっと玄米までになりました。お米のありがたみ、一粒一粒の大切さが少しずつ子ども達に伝わってきました。
 5校時に、3年生が隣の吉田さんの畑に行き、大根の収穫体験をさせてもらいました。種まきをしたのが9月4日、間引きに行ったのが3週間後の9月25日のことでした。そして今日の収穫は、種まきから約8週間後にあたります。品種にもよりますが、2か月弱で大きな大根がを収穫することができました。(「夏つかさ」という大根でした。)
 折れないように真っすぐ上に引き抜くのですが、大根が大きくてなかなか抜けないので苦労していました。青々と茂った葉っぱをかき分け、青首の部分をしっかり持って力を込めました。「スポン!」という音はしませんが、本当にそういう音がしてもいいくらいの感触を味わいました。(写真下)
 さあ、3年生の各家庭では、今日の夕食にどんな料理で大根を味わうことができたでしょうか。もちろん、葉っぱも捨てずに食べられます。「大根は捨てるところがありません。」…吉田さんのいつもの言葉です。

大根の収穫をしました!(3年生)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日、3年生は吉田さんの畑で大根の収穫体験をしました。

 総合の「大根を育ててみよう」という学習で、9月に大根の種まき、間引きをしてきました。米粒くらいに小さかった大根の種から、緑の葉がたくさん生え、とうとう収穫時期となりました。

 よくスーパーなどで売っている大根は、小さく売られていたり、葉が切られたりしていて、子どもたちは実際の大根を見る機会は少ないようです。
 実際に抜いてみると、なかなか抜けず、「うんとこしょ、どっこいしょ。」と言いながら頑張っていました。大根は葉も入れると1mくらいの長さがあり、子どもたちは「大きいな。」「うまく抜けなかったよ。」「抜けたときスッキリしたよ。」と言っていました。

 収穫した大根は、子ども達が持ち帰りました。家族でお味噌汁や煮物料理などを作って味わってみてほしいです。

生活科見学(1年生)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 生活科の「あきを見つけにいこう」の学習で、光が丘公園へ行きました。春の遠足のときとどのように変わったのかを植物や大きな木の様子を見ながらたくさん歩きました。そして、目や鼻や耳や心も使って秋を感じてきました。春のとき葉が緑色だったものが、赤や黄色の落ち葉となったものをたくさん拾ってきました。また、どんぐりや木の実も拾い、たくさんの秋を見つけてきました。
 子どもたちは、どんぐりの大きいものや小さいもの、ぼうしがあるもの、ぼうしだけのものなど、様々なものに目を輝かせて拾っていました。また、イチョウの木の近くでは、ぎんなんのにおいやキンモクセイのにおいも感じてきました。
 拾ってきたもので、リースづくりやおもちゃづくりをしていきます。出来上がりが楽しみですね。

10月31日の給食

画像1 画像1
献立名           チキンライス
              スイートパンプキンサラダ
              オニオンスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、ハロウィンにちなみ、かぼちゃを使ったサラダを作りました。ハロウィンはヨーロッパで始まった行事ですが、魔除けのかがり火として、かぼちゃをくり抜いて作った「ジャックオーランタン」が使われました。そして、くり抜いたかぼちゃをシチューやパイにして食べたことから、ハロウィンにかぼちゃ料理が登場することになりました。
 今日のサラダはさつま芋も入り、ほんのり甘みも感じられる味付けになっています。

10月30日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1校時に、6年3組で作文メモを考えていました。いよいよ卒業文集として書く作文の内容を考える時期になりました。小学校6年間の中から、一番心に残る思い出を残そうと、一人一人がまず何について書くのかを考えていたようです。(写真上)
 今までの卒業アルバムの中から、参考となる作文のコピーを読んでいた子もいました。「文は人なり」・・・限られた文字数ですが、普段書いている作文とは重みがずいぶん違います。一生自分の手元に残るものであり、一生同級生全員の家庭に残るもの、そして学校にも…。よくよく考えて書いてほしい卒業文集です。
 1年生の算数の時間に、「かたちあそび」の学習をしていました。各自が家からいろいろな形の立体を持ってきて、机の上に並べました。箱の形をしたものや円筒形、サイコロのような形のものまで、クラス全員が持ち寄ると様々な形や大きさの立体が集まります。
 1年生では、まだ「立体」という言葉は指導しません。身の回りの箱や筒、ボールなどを使って、積んだり転がしたりする遊びや、形を写し取ったりする遊びをします。そして、そういう活動を通じて、図形の特徴に気づかせていきます。
 教科書12ページの写真を参考にして、保護者の方がいろいろな立体を用意してくださったのでしょう。細長い円筒形のチョコレートの入れ物の写真が教科書にあるのですが、なぜかクラス内で多くの子が持ってきていました。(昔からある懐かしいチョコレートです。おはじき形のカラフルな・・・)ジュースの空き缶の写真も載っていたので、アルミ缶を持ってきた子もいました。(ビールの空き缶でしたが、同じ立体です)
 それらの箱を紙の上に置き、鉛筆で箱のふちをなぞると、いろいろな大きさの四角や丸を書き写すことができます。そして、それらを組み合わせて、乗り物や動物の絵を描いていきました。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「やまなし」という物語文を学習しています。宮沢賢治が書いた物語です。他の学年同様に、「やまなし」もずっと以前から国語の教科書に取り上げられてきた教材です。
 物語は、2匹のカニの兄弟の会話から始まります。「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」・・・宮沢賢治の独特な世界観が詰まった作品で、その面白さが味わえるかどうかは、指導する先生の悩みどころでもあります。
 題名の「やまなし」は、実際にある落葉樹の木の実です。物語の後半に出てきて、いかにも熟していい香りがしてくる果実のように描かれていますが、実際は地味な木の実のようです。担任の先生が、インターネットで検索した「やまなし」の写真を見せて、子ども達にイメージをもたせていました。(写真下)
 話は飛びますが・・・先日、映画「蜜蜂と遠雷」を見てきました。4人のピアニストが、国際ピアノコンクールに挑む姿を描いた作品でした。そのコンクールの2次審査の課題曲が、宮沢賢治の「春と修羅」をインスピレーションして書かれた曲という設定になっていました。この映画の原作が有名な文学賞をとっただけあり、そういうところも実によく考えられています。さらに、今回映画化するにあたり、「春と修羅」のピアノ曲とカデンツァ(4人の性格を考えて、4様に作曲したとか)を作曲家に依頼して作り上げたそうです。(その実際の演奏も、4人のピアニストを使って音を録ったそうです)超絶技巧のすばらしい音楽に仕上がっていました。ピアノを弾く人や、クラシック好きの人は楽しめる映画でした。

10月29日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 小学校の算数の授業の中で、「かけ算」はどのように始まるのでしょうか?
 たし算とひき算は、1年生の1学期に習います。かけ算は、2年生のちょうど今頃、下巻の教科書に入ったところで習うことになります。1つ分の数が決まっていて、そのいくつ分かにあたる大きさを求める場合にかけ算が使われます。・・・例えば、一皿に3個ずつみかんがあり、それが4皿分であれば、合計は12個になります。こういう時に新しく「かけ算」を使うということを知らせ、「3×4=12」と式に表すことを指導します。
 言葉の式では、「1つ分の数×いくつ分=全部の数」となります。最初のうちは、この言葉の式に数字をあてはめ、具体物(おはじき)を使って実際に数えながら答えを求めていきます。(写真上)
 かけ算の立式が分かると、2年生はすぐに「九九」の学習に入ります。誰もが通る道です。何度も何度もお経のように唱えながら覚えていくことになります。
 1年生は、国語の時間に「知らせたいな、見せたいな」という学習をしています。家の人に学校のことを伝えるために題材を決め、よく観察して作文に表すという、「書く」ことを中心にした学習です。
 今日は雨だったので、教室の中で観察をしていました。その題材になったのが、うさぎとカメとザリガニでした。うさぎは、飼育小屋からショコラをケージの中に入れて連れてきました。久し振りにたくさんの視線を浴びて、ちょっと緊張気味のショコラでした。形や大きさ、手触りなども作文メモに書いていました。(写真中)
 2年生の教室で、展覧会の共同作品を作っていました。共同作品は、学年ごとに分担して取り組んでいきます。展覧会の会場を彩るディスプレイに使われるなど、素材の持ち味を生かして制作しています。
 2年生は、カラービニール袋に新聞紙をつめて膨らませ、巨大なきのこを作りました。(写真下)展覧会当日に、これらの共同作品がどのように飾られることになるのか楽しみです。
 今日は、一日中雨が降っていたため、いくつかのことが中止になりました。まず、3年生の大根の収穫です。吉田さんから連絡があり、あさって木曜日の5校時に延期になりました。
 もう一つは、田柄幼稚園の園児たちのザリガニ釣りです。今日の午後、田柄幼稚園から10名ほどの園児が来て、ミッキー池でザリガニ釣りをする予定でした。
 10時頃、幼稚園から2人の先生が釣竿を手にやってきました。ザリガニ釣りの実地踏査でした。ザリガニのいそうなところを教えてあげると、2人ともすぐに釣り上げて大喜びしていました。ミッキー池のザリガニたちは、いつでも準備万端で園児たちを待っています。

10月29日の給食

画像1 画像1
献立名           広東風つけ麺
              じゃがまるくん
              牛乳


一口メモ

 今日は、つけ麺の献立です。中華麺を使ったラーメンは、日本でも大人気のメニューです。
 中華麺が生まれた中国では、日本のようなスープの中に麺が入っているラーメンはありません。中国では、麺とスープは別々に「つけ麺」スタイルで食べられています。今日の給食では、野菜や魚介類がたっぷり入り、少しとろみがついたしょうゆ味の広東風つけ麺にしました。
 「じゃがまるくん」は、蒸したじゃがいもにチーズを混ぜ、ボールのように丸めて油で揚げました。ほんのり塩味のきいたじゃがいもの味が楽しめます。

(4年)聴導犬の授業を行いました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 本日3・4校時に、聴導犬の授業がありました。講師は松本江理さんと聴導犬トイプードルのチャンプ君です。
 松本さんは23歳の時に音が完全に聞こえなくなりました。日常生活で松本さんを助けている3つのことが紹介されました。
 1つめに、「人」です。松本さんの周りの「音」を教えてくれる家族や友人といった人たちの存在です。
 2つめに、「機械」です。ピンポンが鳴るとピカピカ光る機械があったり、目覚まし時計では振動機能が付いているものを使っているそうです。これら2つを使ってでもカバーしきれないときに登場するのが、3つめの「聴導犬」という存在です。
 しかし、その聴導犬は全国で67匹しかいないそうです。「聴導犬と暮らす社会」の実現を目指し、聴導犬という存在や、聴導犬マークの意味、聴導犬に関する法律をしっかりと知ることがまず第一歩となることを学習しました。
 総合的な学習では、「共に生きる」をテーマに学習をしています。「共生」ということについて、今回の授業で学ぶことができました。


10月28日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、久し振りに全校朝会がありました。運動会後の今月1日(火)以来、4週間振りのことでした。(7日(月)は、5年生の稲刈りがあり、副校長が話をしたため)
 以前から話をしたくてうずうずしていた、ラグビーワールドカップのことを話しました。
・・・(初めの方は省略)今まで、「ラグビーは、体の大きいがっしりとした人達の集まりで、力と力がぶつかり合う、激しいスポーツ」と思っていました。しかし、今回のワールドカップの日本戦をずっと見てきて、それだけではない、ラグビーというスポーツのすばらしさを感じました。もちろん、体が大きくて、スクラムを組んで相手の動きを止める役割の選手もいます。一方で、ボールを素早く味方にパスを出したり、圧倒的な速さでトライを奪ったりする選手、あるいはキックが得意な選手と、一人一人の役割や個性がしっかりまとまり、一つのチームとして成り立っているところにすばらしさを感じました。
 今回のラグビーワールドカップで戦った日本チームのスローガンは、「ONE TEAM(=ワンチーム)」でした。試合に出ていた選手を見ると、いろいろな国の人達が集まって1つのチームができていたことが分かります。「日本チームとして戦いたい」という思いで、文化や国境を越えてすばらしいチームができたのです。
 もうすぐ11月を迎え、ちょうど一年間の学校生活の半分が終わろうとしています。みなさんのクラスや学年は、1つのチーム(ワンチーム)となっていますか? 全員が同じ方向を向いて、同じ思いで協力し合っているでしょうか? ラグビーの日本チームのように、お互いが信頼し合い、仲間意識をしっかりもち続けるクラスや学年であってほしいと思います。・・・
 子ども達の話の聞き方を見ていて分かりました。ほとんどの子が、今回のラグビーの試合をテレビで見ていたはずです。昨日は、ゴルフやフィギュアスケート、そしてF1と、様々なスポーツが行われていました。それらのスポーツ観戦から学べることがたくさんあるものです。
 3,4校時に、4年生が体育館で聴導犬の学習を行いました。毎年、聴導犬のチャンプくんと一緒に松本さんが来校し、授業をしてくださいます。体育館に松本さんとチャンプくんが入ってくると、子ども達から「わぁ、かわいい!!」という声が上がりました。トイプードルは私も飼っていますが、誰が見てもかわいい犬種です。(一般的に…)
 ところが、チャンプくんの背中には、「聴導犬」と書かれた立派なハーネスがついています。厳しい訓練を行い、聴導犬になることができた犬しかこのハーネスをつけることができません。見た目はごく普通のかわいいトイプードルですが、耳の聞こえない松本さんのために日々働く聴導犬です。私たちは、普段全ての音が聞こえているので気がつきません。しかし、音が聞こえないということは、どれだけ不安で大変な生活をしいられることでしょうか。
 松本さんの話の途中で、チャンプくんの仕事の様子を実際に見せていただきました。タイマーが鳴ると、まずタイマーの場所を探しに行きます。次に、松本さんを探しに行き、飛びついて音が鳴っていることを伝えます。そして、タイマーがあるところまで松本さんを案内します。(写真上)・・・チャンプくんは、これらのことを仕事としてやっているのではなく、「ゲームとして楽しんでいる」と松本さんは話されていました。音がしたことを伝えることでご褒美がもらえるので、仕事中のチャンプくんのしっぽは確かにプルプルと震えていました。
 しかし、場合によっては音を伝えて松本さんの命を守る役割もしているのですから、聴導犬の役割は重要です。全国で35万人いる聴力障害の人に対して、たった67頭しか聴導犬がいないという話がありました。その原因は、聴導犬に対する理解不足であると言います。盲導犬や介助犬と同じく、多くの施設やお店で受け入れてもらえるように、松本さんは日々活動されています。
 1年生は、今週木曜日に生活科見学で光が丘公園に出かけます。どんぐりなどの木の実を拾い、秋の公園の様子を楽しんできます。生活科の教科書には、様々な色の落ち葉や木の実の種類が載っていました。(写真中)どんぐりの仲間にも、細長いものや丸いものがあり、いろいろな木の実の名前があることが分かりました。袋いっぱいに木の実を集めてこようと、1年生はやる気満々です。
 教育アドバイザー訪問があり、5校時のけやきルームの授業を参観していただきました。今年度初任者として着任した先生に対する指導・助言を、1学期に続いて行っていただきました。
 けやきルームは、今日から後期の指導が始まりました。新しく小集団指導のメンバーが変わったこともあり、まず後期のめあてを子ども達が決めました。そして、授業の後半は「狩歌」というゲームを行いました。「かるた」のように札を取っていくのですが、歌を聴きながら出てきた歌詞の言葉を探すゲームでした。(写真下)

10月28日の給食

画像1 画像1
献立名           ご飯
              豆腐入りシュウマイ
              いそか和え
              かきたま汁
              牛乳


一口メモ

 今日のシュウマイには、細かくつぶした豆腐が入っています。シュウマイは、ひき肉や玉ねぎが主な材料ですが、肉ばかりをたくさん食べることは健康にあまりよくありません。そこで、大豆から作られる豆腐を混ぜて作りました。
 大豆は、「畑の肉」と言われています。肉と同じように、丈夫な体を作るもとになる栄養がたくさん含まれています。

科学・宇宙クラブ

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 ディレクト・フォースの方々が、出前授業で科学・宇宙クラブに教えに来てくださいました。
 「光ファイバーで、光の花の咲かせよう」という実験で、難しい内容でしたが子供たちは、興味をもちながらやっていました。レーザーポインターを使って、鏡にあてて反射させた角度を測ったり、水を入れたときの屈折した光の角度を観察したりしました。そこで、「反射、屈折、屈折率、全反射」という言葉も覚えました。
 また、光ファイバーの束をお花にして光をあてて全反射できれいに見えることもやり、お土産でいただきました。
 とても充実した時間で、子供たちは満足した様子でした。

秋の読書旬間読み聞かせ

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 秋も読書旬間に取り組んでいます。

 読み聞かせボランティアの方々による本の読み聞かせがありました。どの学年の子もお話の世界に引き込まれていました。集中して聞く場面もあれば、おもしろくて笑って聞く場面もあったようです。今回の読み聞かせでも、子どもたちはとても楽しんでいました。

 読み聞かせボランティアの方々からは、「とても充実した時間を過ごせた。」「貴重な体験をさせていただいた。」という感想がありました。ボランティアの皆さんには、日程調整のためにご来校いただいたり、子どもたちが楽しめるように試行錯誤しながら本を選んでいただいたりしました。読み聞かせにご協力いただき、ありがとうございました。

10月25日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生は、図工の時間にお城の制作に取りかかっています。展覧会の立体作品として出品する「わくわくキャッスル」という作品です。
 毎週、図工の時間に少しずつ取り組んできました。ペットボトルを3本つなげ、紙粘土で周りをおおいながらお城の形ができてきました。さらに、家から持ち寄った飾りを取り付けることで、自分独自のお城ができ上がりつつあります。てっぺんに旗を立てたり、ビーズやモールをくっつけて、すてきなお城になってきました。
 今日は、絵の具で色を塗りました。(写真上)でこぼこしたところに色を塗るのに苦労していた子も、きれいな色に自分のお城が彩られ、とても満足そうな表情でした。
 5年生は、展覧会に向けて、家庭科作品にも取り組んでいます。2学期に入ってからミシンの使い方を学習し、トートバック作りに励んできました。展覧会での作品名は、「マイオリジナルバック」です。いよいよそのトートバックも、仕上げの段階が見えてきました。
 ミシンを使ってカラフルな色合いのトートバックができたところで、フェルトを使って飾りをつけていきます。「マイオリジナル」だけあり、サッカーやピアノなど、自分の個性をバックの飾りに込めて表現するようです。
 今日も3人の保護者の方々が家庭科室に入り、担任の両腕以上の働きで支援してくださっていました。(写真中)
 6校時のクラブの時間に、科学・宇宙クラブの子ども達に出前科学実験教室がありました。夏休みにも科学実験教室でお世話になったディレクトフォースの皆さんによる実験教室でした。クラブの子ども達は、3人ずつ8班に分かれて座り、10名の方々に懇切ていねいに指導をしていただきました。(写真下)
 今回の実験テーマは、「光の花を咲かせよう」でした。光の進み方について、様々な実験を通して調べていく内容でした。真っすぐ進む光は、鏡でその進む方向が変わります。また、水に入ると光は曲がります。さらに反射や屈折の他にも、ある限界を超えると光が全反射する現象が起こります。・・・
 まず、線香の煙の中をレーザーポインターの光を使って反射の様子を調べました。また、水の中を通ると真っすぐだった光が曲がる(屈折する)様子も確かめました。お風呂の中で自分の指が短く見えたり、コップに入れたストローが曲がって見えたりするのが「光の屈折」です。光は、1秒間に地球を7周半するほど速いスピードがあります。しかし、水の中では少し遅くなり、それが「屈折」という現象であると説明してもらいました。
 全反射を調べるために、U字型のチューブの中に水を入れ、レーザーポインターの光を片側から入れてみました。曲がったチューブの中で全反射が繰り返されると、真っすぐ進むはずの光が曲がったチューブの片側まで届くことが分かりました。この現象を身の回りで応用しているのが、光ファイバーです。内視鏡や光通信に利用されています。(内視鏡の実物も見せてもらいました。)
 最後に、光ファイバーを利用した「光の花」を作りました。下から光を当てると、曲がった細い管の中を光が通り、先端が光る仕組みになっています。(今日の実験のお土産として、全員が持ち帰りました。)
 ディレクトフォースの皆さんは、かつて様々な企業で研究や製品開発に携わってこられた方々です。今日の授業で大先生として全体指導をされた方は、某大手企業で研究をされてきたそうです。その難しい内容を小学生にも楽しく学ばせたいという思いで、田柄小の子ども達に指導をしていただきました。先日、ノーベル賞の発表があり、今年もまた日本人の受賞者が生まれたばかりです。いつか、「田柄小の卒業生がノーベル賞受賞!」の知らせがあるかもしれません。

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29