「わくわく・どきどき」の学びを目指して

5月16日の給食

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献立名           きびご飯
              家常豆腐
              もやしと春雨の和えもの
              牛乳


一口メモ

 今日は、中国の家庭料理の一つ、「家常豆腐」の献立です。日本では、「かじょうどうふ」と言われることもありますが、正式な名前は「ジャーチャンドウフ」と言います。
 この料理では、豆腐を油で揚げて作る「厚揚げ」が使われます。給食や家庭で作る時は、お店で売っている「厚揚げ」を使って作ることが多いですが、本場の中国では、豆腐を油で揚げるところから作るそうです。
 今日は、キャベツ、にんじん、たけのこ、干ししいたけといった野菜やきのこもたっぷり入れて作っています。

5月15日(水)

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 今日は、2校時から5校時まで、続けて授業観察がありました。2校時は1年1組(道徳)、3校時はけやきルーム(自立活動)、4校時は1年3組(国語)、5校時は2年2組(道徳)の授業を見に行きました。その中から、1年生と2年生の道徳の授業について紹介します。
 1年生の道徳の授業は、「みんな いきている」という「生命の尊さ」についての内容でした。道徳の教科書では、2ページにわたって大きく5つの場面の絵が描いてあるだけです。昨日もお伝えしましたが、1年生の最初の時期は、ひらがなを一つずつ学習している段階なので、文章を書かせたりする授業ができません。道徳の授業でも、絵を見て考えたり、話し合ったりする学習が中心になります。
 5つの絵というのは、「ご飯を食べているところ」「本を読んでいるところ」「けがをしたところ」「おんぶしてもらい、眠ってしまっているところ」「顔を洗っているところ」の場面です。それぞれの絵から、どんな気持ちである時か、そして自分も同じような気持ちになったことがあるかを子ども達に問いかけていきます。
 1年生の子ども達に、「生きている」ということを実感させるのは難しいことです。授業の後半では、自分の胸に手を当てて心臓の鼓動を感じさせたり、隣の子の背中に耳を当てて音を聞かせたりもしました。また、隣の子同士で考えを交流する場面もありました。(写真上)他の教科と同様に、主体的で対話的な授業となるように、道徳の授業でも積極的に教師側が意図して指導していきます。
 5校時は、2年2組で道徳の授業がありました。「ぐみの木と小鳥」という資料を使った、「親切」について考える道徳の内容でした。病気で寝ているリスさんに、小鳥がぐみの実を届けに行くことから「親切」について考えます。親切は、した方もされた方も気持ちが良くなるということに気づかせていきます。(写真中)
 ところで、都会ではぐみの木を見たことがある人が少ないのではないでしょうか? 私が子どもの頃に住んでいた田舎には、家のすぐ近くにぐみの木がありました。いつも真っ赤な実がたわわになり、食べてみたいなと思っていました。ゼリービーンズ(これも昔の人でないとわからないかもしれませんが…)に似ているぐみの実は、いかにも甘くておいしそうに見えました。でも、いつも両親から「腹を下すから、ぐみの実だけは絶対に口にするな。」と言われていました。ある時、あまりにもおいしそうなので、一つとって口に入れてみました。とても酸っぱくて苦いような味だったと記憶しています。しかし、自分の父親は、ぐみの実をとってきて焼酎に漬け、「ぐみ酒」を密かに作っていました。それを飲んだかどうかは定かではありませんが、いつも戸棚の奥にしまってありました。
 4月に注文していた花の苗が届きました。さっそく中休みに、美化・環境委員会の子ども達と植え付け作業をしました。(写真下)
 けやきの木の下の花壇には、「インパチェンス」の苗を植えました。日陰に強い植物です。正門を入った左側の花壇には、「バーベナ花手毬(はなてまり)」を植えました。そしてその先の花壇には、「サフィニア」です。どれも生育旺盛な植物なので、1〜2か月後には花壇いっぱいに広がり、あふれんばかりの花・花・花…となる予定です。

5月15日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              キャベツとコーンのスープ
              オレンジゼリー
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食の人気メニューの一つであるスパゲティの献立です。
 ミートソースは、今から100年も前から日本の洋食屋さんのメニューにもあった料理です。ミートソースのもとになったのは、イタリアのボローニャ地方で生まれた「ボロネーゼ」という料理です。「ボロネーゼ」は、スパゲティにひき肉のソースを混ぜて提供されます。一方、日本のミートソースは、麺の上にソースをかけていただくことが多いです。
 今日は、ひき肉・玉ねぎ・にんじん・マッシュルームを炒めて、トマトソースでじっくり煮込んで作りました。

5月14日(火)

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 サクラ草の種まきをしました。先月、サクラ草の花は終わったばかりですが、今年の秋から全校児童で育てていくための苗作りは、今からスタートです。サクラ草の種は、とっても細かく、一株からたくさんとれます。今年も、栽培していた鉢からとった種と、インターネットを使って購入した種とをまいて育てることにしました。
 場所は、中庭の日陰(校長室前から中庭に出る扉近く)です。育苗箱に赤玉土を入れ、細かい種を均等になるようにバラバラバラ…とまきました。朝休みに外に出てきた子ども達にも少し手伝ってもらいました。(写真上)種がとても小さいので、みんなびっくりしていました。毎日ジョーロで水やりをして、乾かさないように管理をすると、2週間ほどで芽が出てくる予定です。
 蒸し暑くなる夏前にある程度大きくしておくことがコツです。大きくと言っても、2か月経っても1〜2センチほどにしかなりません。しかし、夏の暑さが苦手なので、苗が小さいと一晩で溶けてしまうことがあります。とにかくなるべく涼しく、風通し良く管理するようにしなければなりません。後は、ノラ猫がやって来て、トイレ代わりに入りこまないように気をつけます。
 1校時は、理科専科の授業観察に行きました。今年度から高学年の理科は専科教員が指導することになったので、理科室が整備されてきれいになりました。また、理科室に元々置いてあったテレビと拡大提示装置が、いつも有効活用されるようにもなりました。
 5年生の理科では、植物の発芽の条件について学習しています。温度の条件を変える実験では、室内と冷蔵庫内とで比較実験をしました。今日は、発芽に空気が必要かどうかを調べる実験について考えました。空気がない状態をどのように設定するかというのは、一工夫が必要です。真空状態が作れれば別ですが・・・さあ、5年生の理科では、どのように空気がない場合の発芽実験をすることになったでしょう。
 2校時と3校時は、初任者研修の一環として、教育アドバイザーの先生に来ていただき、授業観察を行いました。2校時は、1年2組の国語の授業でした。1年生は、「はなのみち」という物語の学習をしています。場面ごとの絵を比べながら、登場してくる動物たちの気持ちを考え、発表し合う授業でした。くまさんやうさぎさん、ことりのお面を先生が用意し、役割が決まった子は、それをかぶりながら動物が考えたことを発表します。(写真中)
 1年生の今の段階ではノートに文章を書くことができないので、教科書を読むこと(音読)と、考えを発表し合うことが中心の授業を展開しなければなりません。子ども達が集中できるようにと、様々な工夫をして授業に臨む低学年の先生達の苦労が伝わってきました。
 3校時は、4年2組の教室で算数「角の大きさの表し方を考えよう」の授業でした。2つの三角定規を組み合わせると、いろいろな角度をつくることができます。自分で考えて作った角度について、式を立てて計算したり、説明を考えたりしてから発表し合いました。
 授業の中では、自分で考える時間や作業をする時間、隣の子と意見交流をする時間、そして発表し合う時間と、様々な活動を教師が意図的に取り入れていく必要があります。さらに、考える時間では、子ども達の間を先生が移動しながら個別に指導すること(机間指導)も大切な指導技術となります。(写真下)
 初任の先生方は、授業後、教育アドバイザーの先生から別室で授業についての指導を受けました。どんなに年数を重ねても、なかなかうまくいく授業をするのは難しいものです。若手もベテランも、日々子ども達と向き合いながら研鑽の毎日であることは共通しています。

5月14日の給食

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献立名           しらすと青大豆のご飯
              ちくわの二色揚げ(カレー・青のり)
              野菜とこんにゃくの旨煮
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯には、「しらす」「青大豆」「ごま」が入っています。いろいろな料理に使われる「大豆」には、外側の皮の色によって、「青大豆」「黄大豆」「黒大豆」と3種類に分けられます。今日使用している「青大豆」は、「ひたし豆」とも言われ、他の大豆に比べるとほのかに甘みがあります。
 「大豆」は、じょうぶな体をつくるもとになる栄養がたくさんつまっています。「畑の肉」と言われるのもそのためです。
 今日は、調理員さんがほどよい固さに豆を煮て、ご飯に混ぜてくれました。よく噛んで、豆の甘みを感じながらおいしくいただけるように作ってあります。

調理実習〜炒り卵〜(6年生)

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 6年生に進級して初めての調理実習がありました。

 5年生の時からレベルアップして、「炒める」調理を行いました。作ったのは、スクランブルエッグです。気をつけたのは、油の量です。入れすぎてしまうと、油が跳ねて火傷をしてしまうことがあります。子供たちは、火力を調整しながら調理を行っていました。

 子供たちは、できたスクランブルエッグを班の友達と交換し、味比べをしていました。同じ材料と調味料でも味に違いがあることを楽しんでいるようでした。

5月13日(月) その2

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 2校時は、2年3組の算数の授業観察をしました。たし算の筆算の学習もそろそろ単元の終わりに近づき、今日は練習問題を行う時間でした。前半は文章問題を読んで立式し、筆算を書いて答えを求めました。後半は、12問ある教科書の計算問題を、各自がノートに書き写して解いていきました。ずいぶん個人差があることに気がつきました。一の位に繰り上がりがある2桁の筆算なので、たし算に時間がかかる子がいるのかと最初は思いました。よくよく教室内を見て回ると、それよりも「取り組み姿勢での個人差」が大きいようでした。ノートを開けて書き始めるまでに時間がかかっていたり、教科書の問題を見てノートに筆算を書くだけで時間がかかる子もいました。習熟度別の算数の指導は、本校では3年生以上で行っていますが、2年生でも必要であることは明らかです。
 4校時は、4年1組の国語の授業を見に行きました。説明文「大きな力を出す」の導入の授業でした。各学年で様々な説明文を学習しますが、4年生にとっては今年度最初の説明文の教材です。段落ごとに要点をまとめ、説明文全体の構成を考える…という授業は、だれもが子どもの頃に繰り返し行ってきたことでしょう。
 最初に担任の先生が範読をしました。次に、子ども達が音読をします。音読には様々な方法があり、授業の中で各教員が工夫して指導しています。4年1組で行われていたのは、「全員立って片手で教科書を持ち、もう一方の手で文字を追いながら小さな声で音読する」という方法でした。(写真上)
 物語文も同様ですが、国語の時間には繰り返し教科書を音読することが重要です。音読の宿題が出されている学年が多いと思いますが、しっかり声に出して読むことが「音読」になります。読み方がぎこちない子は、最初のうちは教科書を指で追うようにさせても良いので、確実に文字が読めるようにすることが大切です。
 5校時は、5年3組の社会科の授業観察をしました。「日本の地形と気候」の学習で、日本が6つの気候区分に分かれていることと、それぞれの気候区分の特徴を学習します。授業では、それぞれの気候区分の中から、6つの都市の気温と降水量を表すグラフが提示されていました。グラフの特徴から、どの気候区分のものかを考えさせていました。(写真下)
 日本海側の気候の代表として、新潟県上越市のグラフが出てきました。(私の故郷です。)冬に雪がたくさん降るため、冬の降水量が多くなる特徴があります。大雪に見舞われて大変な思いをした記憶は、ずっと心の中に残っています。いくら時間をかけて説明したとしても、あの大変さは経験した人でなければ絶対に分かりません。
 上越市(旧高田市)は、海岸から10キロと離れていない平野部ですが、昔から大雪で有名なところでした。里雪型の気圧配置になると、地形の関係で一晩で1m以上雪が積もることがたびたびありました。自分が子どもの頃は、今のように除雪されていなかったため、降った雪は全てを埋め尽くしたままでした。中学生になると大屋根(2階の屋根)に上って雪下ろしをしました。家の周りの雪が2階をはるかに超える高さにまでなった年を何度か経験しました。それでも毎日学校に通い、大人はみんな歩いて仕事に行っていたのです。

5月13日(月) その1

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 久し振りの全校朝会となりました。今日は、新しい年号の「令和」について、最初に紹介をしました。・・・「令和」という二文字は、日本で最も古い歌集である「万葉集」から選ばれました。そして、その意味は、「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。」と言われています。・・・朝会が終わってから、南校舎1階の掲示板に「令和」の言葉の由来について貼っておいたところ、たくさんの子ども達が集まってきました。(写真上)
 1か月前に新元号が発表になったばかりの時は、ほとんどの人達の予想に反した漢字が使われたこともあり、少し戸惑いがありました。しかし、もうすでに「令和元年」が全ての書類で使用されるようになり、すっかり国民に定着した感じがします。連休中に盛んに報道されたお祝いムードが、新元号の定着にプラスに作用したところもあるのでしょう。
 全校朝会の話の後半は、「外に出て運動をしよう」という内容を伝えました。・・・5月に入り、とてもさわやかな気候が続くようになりました。一年の中でも、学習にも運動をするにも、とても適した季節です。特に、外に出て運動をすることは、体をじょうぶにし、健康な毎日を過ごすためにとても大切なことです。運動することや、体を動かして遊ぶことの多くは、体力を高めると同時に、友だちとの関係を深めて、お互い仲よく過ごすことにもつながります。「天気の良い日は、外で遊びましょう。」とよく言われるのは、そういう理由があるからです。
 今月は、体育の時間などを使って体力テストの測定があります。様々な運動能力をバランス良く高めていくためには、体育の時間にいろいろな運動に力いっぱい取り組むこと、そして普段から外遊びを進んで行うことが大切です。・・・紫外線の強さを感じる頃となりましたが、外遊びの大好きな子ども達になるように声をかけていきましょう。
 今日は、5校時まで授業がありましたが、3校時以外は全て授業観察で各教室に行っていました。1校時は、4年3組の国語の授業観察でした。3年生では国語辞典の使い方を学習しますが、4年生では漢字辞典の使い方を指導することになっています。漢字辞典を使うと、漢字の読み方や部首、画数、使い方など、様々な情報を得ることができます。それだけに、いろいろな辞典の引き方があるので、使いながら覚えていくことが重要です。(写真下)
 国語辞典も同様ですが、ネット社会になり、漢字辞典を手にする機会がほとんどなくなってきています。漢字の成り立ちや書き順についても調べることができること、そして何よりも子どもの語彙力を高めるために、漢字辞典をしっかり使えるようにさせていきたいものです。

5月13日の給食

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献立名           麦ご飯(島村農園さんのお米)
              さばのごまみそ焼き
              浅漬け
              すまし汁
              牛乳


一口メモ

 今日から5月いっぱいのお米は、島村農園さんから届けられるお米を使った給食になります。毎年、田柄小学校のみなさんにおいしいお米を食べてもらおうと、大切に育ててくださっています。また、島村農園さんには、田柄小の5年生が毎年6月の田植え体験と、10月の稲刈り体験でお世話になっています。
 野菜の「浅漬け」は、少し大きめに切ったきゃべつ、大根、にんじんを塩としょうがのしぼり汁で漬け込みました。漬け込む時間が短く、味もしっかりついていないため、「浅漬け」という言い方をします。

交通安全教室(1年生)

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 光が丘警察署の方々が来てくださり、交通安全教室を行いました。

 初めは、教員と一緒に、方面別の集団下校をしていた1年生ですが、4月の終わりから個人で下校するようになりました。学校生活にもすっかり慣れてきたので、登下校の様子も気になるところです。

 信号の約束や、横断歩道の歩き方のお話を聞いた後、校外に出て練習です。
 右・左・右を見て、まっすぐに手を挙げて渡ります。信号や横断歩道がないところも、周りをよく見てから渡るようにアドバイスをもらいました。慎重でなかなか渡るタイミングがつかめない子もいましたが、保護者の方々のご協力もあり、みんな安全に気をつけて歩くことができました。

 最後に、
1.道路では遊ばない
2.道路に飛び出さない
3.信号が青でも、止まる
の3つを光が丘警察署の方と約束しました。毎日の生活で実践していきます。

 また、5月の終わりには遠足があります。光が丘公園まで歩いて行きますが、今日学んだことをしっかりと生かしてほしいと思います。


5月10日(金)

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 新年度の学校生活が始まってから1か月が経ち、席替えをしたクラスがあちらこちらで見られます。子ども達にとっては、わくわくドキドキ、そして楽しみな席替えです。
 今日は、2年2組で席替えがありました。席替えと同時に、生活班のメンバー構成も新しくなります。このクラスでは、4人組の生活班になっていました。カードが配られ、4人それぞれの役割分担を話し合って決めていました。(写真上)
 まずは、「班長」です。当然のことながら、リーダーとなる子どもが必要です。(大抵は、どの子もみんな競って班長に立候補します。)他の役割分担には、「集め長」、「配り長」、「ヘルプ長」と書いてありました。集めたり配ったりという役割は分かりましたが、「ヘルプ長」は何でしょう? 近くの子に聞いてみたら、誰かが休んだらその子の役割を代わりにやってあげたり、大変そうな時に助けてあげたりするのが「ヘルプ長」とのことでした。なるほど、と思いました。
 低学年〜中学年では、4人グループが生活班としてちょうど良い人数と言われています。授業中に班で話し合って意見をまとめたりする時に、グループ活動をします。来年度からの学習指導要領の柱となる「対話的で主体的な・・・」にあたる部分は、今までも小学校では学習中に当然のごとく行われてきていたわけです。
 生活科や理科の学習で外に観察に出た場合、班ごとにまとまって活動するようにさせます。安全管理の点からも、班ごとの活動を教師は意図して使います。他にも、給食を一緒に食べたり、掃除や給食の当番をしたりするのも班活動の一つとすることがあります。学校生活のあらゆる場面を通じて、自分の役割を果たす責任感や友達との協調性を高められるように指導しています。
 3年生の教室では、2週間後の離任式に向けた手紙の準備をしていました。(写真中)手紙を書く学年は、離任された職員にかかわりが深かった学年を優先して決めています。3年生は、2年生の時に指導していただいた図工の先生に向けて全員が作文を書きます。昨年度指導していただいたことへの感謝の気持ちを伝えるとともに、3年生になってがんばっていることも手紙に書くようにしていました。
 我々教職員にとって、教えた子ども達が元気にがんばっている姿を知ることが、学校を離れて何よりもうれしいものです。
 今日は、3校時と4校時に授業観察をしました。3校時は、5年1組の家庭科の授業でした。家庭科室で、お茶の入れ方の調理実習を行いました。お茶の葉をたくさん入れすぎた班があり、かなり濃いお茶を渋そうに飲んでいる姿が見られました。ちょうど良い濃さでお茶を入れる練習が家庭でもできると良いのですが・・・先日もお伝えしましたが、煎茶を家で飲んだことがないという子どもが多いようです。急須の持ち方を先生が教えていましたが、初めて手にした子がたくさん見られました。
 4校時は、4年1組の音楽の授業を見に行きました。箏を使った授業で、今日初めて子ども達が手に爪をはめて音を出してみました。(写真下)箏の演奏技術だけでなく、準備や片づけ、そして姿勢や礼儀(演奏の前と後、箏に向かって礼をする)についても学習しています。次の授業では、「さくら さくら」に挑戦するようです。

5月10日の給食

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献立名           ごぼう入りドライカレー
              じゃことわかめのサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日のカレーは、ごぼうの入ったドライカレーです。
 ドライカレーは、日本で生まれたカレーですが、インドのひき肉を使った「キーマカレー」と同じような料理です。ひき肉に合わせて、野菜は細かくみじん切りにしてあります。
 いつものカレーには入っていない「ごぼう」は、風味や噛みごたえを感じることができます。ご飯とカレーの組み合わせは、よく噛まずに食べられてしまいやすいものです。よく噛んで食べるように指導しています。

野菜を育てよう!(2年生 生活科)

 2年生は、生活科で野菜を育てます。今年は、ミニトマトだけでなく、ピーマン、ナス、シシトウから選んで育てることにしました。
 1番人気はミニトマトでしたが、大人の味のシシトウを選んだ子もいました。苗の観察をした後、植え替えをしましたが、絵を描きながら、実のなる様子を想像して楽しんでいました。
 これから、どんな風に育っていくのか観察を続けていきます。

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5月9日(木) その2

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 6年生は、算数の時間に「円の面積」の学習をしています。円の面積=半径×半径×円周率(3.14)と覚えてしまうのは簡単なことです。しかし、どのようにこの公式ができたのかということを考えさせることが重要です。それは、算数の学習の難しさであると同時に、楽しさでもあるからです。
 円をたくさんの半径で切り取ると、細長い二等辺三角形(厳密には、底辺は円の弧であり、曲線です)がたくさんできます。それらを互い違いに組み合わせると、長方形ができます。長方形の面積は、「縦×横」・・・縦にあたる部分は「円の半径の長さ」であり、横にあたる部分は、「円周の半分の長さ」です。円周=直径×3.14とすでに習っているので、「円周の半分の長さ」=「直径×3.14÷2」・・・数式を並び替えて「直径÷2×3.14」・・・直径の半分は半径なので、長方形の横の長さは結局、「半径×3.14」となります。ゆえに、円の面積を長方形の面積に置き換えると、「半径×半径×3.14」の公式が導かれるということになります。
 こういう考え方を理解し、「おおぉぉぉ〜」と思える子は、数学的な頭脳の持ち主です。理数系の道が開けてくるでしょう。学校には、円の面積説明器という一年で一回だけ活躍する教具があります。円をばらばらに開いて組み合わせると、長方形になることが分かります。(写真上)
 6年3組が、「炒り卵」の調理実習をしていました。登校する時に、卵が入った手提げを大事そうにそっと持ってきていました。
 まず、一人ずつ卵を割って、お椀に入れました。「卵を割ったのは初めて」という子がいました。(なるべくいろいろなことを経験させてあげてください。)次に、軽く塩・こしょうで味をつけてかき混ぜます。そして、フライパンに油をひき、卵とバターを入れてからかき混ぜます。きれいな黄色い炒り卵の完成です。(写真中)今日から、三色丼の一色は子どもに任せるようにしましょう。
 今日はこれだけの試食でしたが、子ども達にとっては大切なご馳走のようでした。
 出張から帰ってきたら、2年3組の子ども達が野菜の苗を植え付けていました。生活科の学習で、一人一鉢ずつ野菜を育てるようです。野菜は4種類あり、ミニトマトとナス、ピーマン、シシトウです。自分で育ててみたい野菜を選び、苗を注文したようです。ついこの間までサクラ草を育てていた青い鉢が、今度は家庭菜園のようになりました。
 野菜は、収穫する喜びを味わうことができます。シシトウができたら、炒めて食べると思いますが、辛い野菜であるということは知っていたのでしょうか…。
 ホームセンターなどで、野菜の苗がたくさん出回っています。野菜の種類にもよりますが、畑がなくてもプランターなどで手軽に家庭で栽培することができます。ただし、草花と違い、高さのある深いプランターが適しています。ということで、2年生は牛乳パックを切り開いて鉢の周りに敷き、土がたっぷり入るように工夫していました。(写真下)

長なわ朝会

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今日の体育朝会は、長なわでした。
 1学期は、1年生は「大波小波」、2〜6年生は「8の字跳び」で行いました。

 体育の時間や休み時間に進んで練習し、よい記録を出そうと頑張ってきた長なわです。本番が始まると、どのクラスもみんなで声を掛け合い、力を合わせて跳んでいました。

 特に6年生は、どのクラスも300回以上跳ぶことができ、下級生は「すごーい」と尊敬のまなざしでした。

 11月にまた長なわ朝会があります。今回の記録を更新できるように、これからも練習していきたいです。

5月9日(木) その1

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 バラの美しい季節になりました。午前中、出張で区役所まで自転車で出かけました。途中で咲いているバラの数々に、思わず目が行きました。バラの魅力はたくさんありますが、花色や花の形が豊富であることがその一つにあります。「赤いバラ」といっても、いろいろな「赤」があり、そして花びらの形は様々です。
 田柄小には、校庭の花壇にピンク系のバラがいくつか植わっています。連休明けから咲き始めました。校庭で長なわに取り組む子ども達を応援するかのように、風に揺れていました。(写真上)
 体育朝会で行った長なわ記録会では、クラスごとに練習をしてから、5分間の記録タイムが始まりました。どのクラスからも、一斉に大きなかけ声や跳んだ回数を数える声が聞こえてきました。長なわ記録会は、各学期に1回ずつあります。今回は比較する記録がないものの、修了の笛の合図とともに歓声が沸き上がりました。きっと、クラス全員でがんばったという気持ちの表れだったのでしょう。
 給食の時間に、運動委員会の児童から各クラスの記録発表が放送で流れました。次回の記録会に向けて、クラスの目標ができました。
 昨日から、視力検査が始まりました。昨日の6年生に続いて、今日は5年生が保健室で検査を受けていました。視力を測定する機械を使い、養護教諭と担任が、2か所で一斉に行っていきます。(写真下)
 学校での検査は、簡易検査です。A(1.0が見える)、B(0.7が見える)、C(0.3が見える)、D(0.3が見えない)の4段階で判定します。視力が悪かった場合は、眼科で詳しく検査をしてもらうように用紙が渡されます。勉強や読書の環境か、ゲームやテレビの環境か・・・視力低下の原因を考えることも大切です。
 私は、昔から視力は抜群に良い方でした。(視力は、遺伝も関係していると思います。)しかし、管理職となり、パソコンに向き合う仕事環境からか、視力の低下を実感しています。それだけではなく、手元がよく見えない系のメガネも必要になってきました。大人も子どもも、日頃から目を大切にしたいものです。

5月9日の給食

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献立名           ツナのオープントースト
              ごまドレッシングサラダ
              ベジマカロニスープ
              牛乳


一口メモ

 今日の「ツナのオープントースト」は、ツナ缶とキャベツや玉ねぎをマヨネーズで味付けした具材をトッピングしたトーストです。
 ツナの缶詰には、マグロやカツオの魚が原料に使われています。魚には、体をつくるもとになる栄養や、脳の働きを活発にして記憶力をよくする成分が含まれています。
 スープは、たっぷりの野菜とマカロニが入った「ベジマカロニスープ」です。今日のマカロニには、「ホイールマカロニ」という名前がついています。タイヤの車輪の形に見えることから名前がつきました。

たてわり班活動 顔合わせ

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 たてわり班は、1年生から6年生までの異学年で編成された18班のグループです。1・6年、2・4年、3・5年でペアを作り、話し合って決めた遊びで交流を深めていくことを目的としています。

 今日は、第1回目ということで、自己紹介からスタートしました。緊張した面持ちで集まっていましたが、6年生が中心となって遊びを決め、最後に簡単な室内遊びをすると、どの子供たちも楽しそうでした。
 遊びを通して、上級生は下級生が楽しめるように行動し、下級生は活動をリードする上級生の姿を見ることができます。
 
 今後の活動も異学年で楽しく遊び、交流が深められるようにしていきます。

5月8日(水) その2

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 明日の体育朝会は、今年度第1回目の「長なわ記録会」をします。昨日から、休み時間に長なわを手にけやき広場や中庭に出て、猛練習する様子が見られるようになりました。(写真上)
 低学年から高学年まで、気合いの入ったかけ声が聞こえ始めると、自分のクラスも負けまいとさらに気合いが入っていくようです。校長目線で見ていると、子ども達は意識していなくても、先生同士が張り合っているように感じました。上学年の先生は、下学年には負けたくないという気持ちをもつものです。あるいは、同学年のクラスに負けたくないと…。クラスの記録を伸ばすことが目的なので、勝ち負けではないと子ども達には指導しています。しかし、大人でも他のクラスと比べたくなるのは当然の成り行きなのかもしれません。
 昼休みが最後の練習と思っていたら、5校時の終わりに帰りの支度をして外に出て、長なわの練習を始めたクラスがありました。他のクラスも負けじと、すぐにランドセルを持って出てきました。・・・明日の体育朝会は、全校児童と先生達の気合いが一つになり、熱い闘いが期待できそうです。
 5校時に、けやきルームの授業観察を行いました。小集団指導(と言っても2人ですが)の授業でした。前半は、連休中のことを伝えるスピーチをしました。発表のめあてを確認してから、一人ずつ前に出てスピーチをしました。けやきルームでは、聞くことや話すことの訓練としてスピーチをよく行っています。
 後半は、児童2人と先生2人の4人で、「ブロックス」というゲームをしました。(写真下)様々な形のピースを一人ずつ順番に並べていくゲームなのですが、結構大人でもハマってしまうもののようです。以前テレビでも紹介され、単純そうで奥深い戦略がかくされているゲーム内容が話題になりました。
 本来は、自分の番でピースが置けなくなったら負けになります。けやきルームの指導では、ゲームに勝つことが目的なのではありません。今日の学習では、「協力して楽しくゲームをしよう」というめあてで行っていました。自分のピースだけでなく、相手のピースの置き方にも注目させ、教えてあげながらゲームを進めていました。

5月8日(水) その1

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 今日から、1学期の授業観察が始まりました。校長と副校長とで、先生方の授業の様子を1時間ずつ見に行くことを「授業観察」として、年間3回位置付けています。普段も少しずつ各教室を回って授業の様子を見ていますが、指導案を基に1時間分の授業をきちんと見るようにするのが「授業観察」です。子ども達の様子を把握するためでもありますが、教員の指導力向上に役立てる目的が第一にあります。授業後の面談を通じて、授業改善を図っていきます。
 1校時は、6年3組の体育の授業を見ました。校庭で「短距離走・リレー」を中心とした陸上運動を指導していました。4チームに分かれて、バトンパスの練習を中心に授業が行われました。チーム内のバトンの渡し方がうまくいくことで、リレーのタイムが縮むとともに、リレー競技の楽しさが倍増します。バトンを渡す側と受け取る側のタイミングを何度も試しながら、バトンゾーンを有効に使って練習を繰り返していました。
 最後に、4チーム対抗でリレーのタイムを計りました。どのチームも練習の成果が発揮され、スムーズなバトンパスでゴールすることができました。(写真上)担任の先生から、今日のタイムの発表がありました。どのチームも前回を上回る記録だったようです。「さらにタイムを縮めるにはどうするか」・・・バトンの渡し方やバトンゾーンの使い方をさらに考え、次回の練習につなげていくことでしょう。
 中休みに、美化・環境委員会の児童と一緒に、サクラ草の鉢土の片づけ作業をしました。(写真下)1か月前の入学式後、学校のサクラ草の鉢(約200鉢)をあおぞら農園に移動しました。すっかり地上部は枯れた状態になっていました。毎年、学校の鉢土はリサイクルしてまた使うようにしています。畑の奥に鉢の中身をあけて、枯れ枝や根っこを取り除き、培養土を山積みにしておきます。夏にサクラ草のポット苗を作る際には、この培養土を再度使うようにしています。
 さて、今年度のサクラ草ですが、来週中に種まきを始める予定でいます。現在、私の家で育てているサクラ草を親株として、種を採取しているところです。
 昨日、けやき広場の花壇にあったサクラ草やパンジーを抜き取り、片づけをしました。何人かの子ども達が近寄ってきて、不思議そうに見ていました。まだ咲いているサクラ草やパンジー(と言っても、終わりかかっている株です。)を雑草のように抜き取っているのですから、「もったいない」「かわいそう…」と子どもなら思うのでしょう。でも、来週には夏用の花の苗が届いて、すぐに植え付けなければなりません。
 女の子がそっと話しかけてきました。「うちのサクラ草、連休中に枯れちゃいました。」・・・サクラ草は、暖かくなると自然に枯れてしまう一年草です。もうこの時期のサクラ草は、とっくに終わりにして良いのですが、その子にとっては申し訳ないことをしてしまった感覚だったのかもしれません。とても優しい気持ちのある子だなと思いました。

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