「わくわく・どきどき」の学びを目指して

7月24日(水)

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 夏休み学習教室の2日目になりました。低学年の参加人数が多いため、専科の先生方やけやきルームの先生方に低学年の各教室に入ってもらうことにしました。プリントの丸付けなどを手伝ってもらうことで、担任の先生は分からない問題がある子への個別指導を中心に指導することができます。(写真上)
 普段の授業でも、このように複数の教員で指導するティームティーチングが行える環境であることが望まれます。算数の授業では、3年生以上の学年で習熟度別の少人数指導を行っていますが、さらに人材が確保できれば子ども達の学力向上に結び付けることができるはずです。ただ、どの小学校でも、それ以前に生活支援員のような立場の人材を多く必要としているのが現状です。
 今年も、田柄中学校から2名の生徒が「リトルティーチャー」として、学習教室の補助に来てくれました。5年生と6年生の教室に入り、プリントの丸付けや問題の解き方をていねいに教えていました。(写真中・下)
 リトルティーチャーは、小中連携の取り組みの一つとして毎年行っています。卒業生が小学校に来て後輩たちを教える姿は、きっと子ども達から尊敬の眼差しで見られていたことでしょう。また、中学生にとっても、「人に教える」ということの難しさを感じるとともに、自身の学びにつながる経験となったことでしょう。
 引率された数学の先生が、生徒が指導する様子を心配そうに見守っていました。明日も、田柄中学校から数名の生徒が来てくれる予定です。

7月23日(火)

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 今日から3日間にわたる「夏休み学習教室」が始まりました。9時から10時までの1時間ほどですが、申し込みをした子ども達が登校し、1学期の復習問題に真剣に取り組んでいました。
 夏休み中は、学年に応じた学習課題が出されています。そして、それらの課題は、毎日少しずつ取り組むところに意義があります。1学期の学習内容の定着を図るためには、繰り返し学習したことを振り返るための「復習」が大切です。2学期の学習は、今までに習った内容を使って新たな課題に取り組むようにできています。きちんと今までの学習が身についているようにするために、40日間継続して学習していくことが欠かせません。
 また、夏休みに課題が出されるもう一つの理由は、自主自学の心を養うことです。やらなければならないことに向かう力を毎日継続していくことで、自分で自身の生活を律していく力を身につけることができます。教室に来れば、自然に学習しなければ…という気持ちになります。しかし、家庭にいては、取り組むまでに時間がかかる子が多いのではないでしょうか。ぜひ、家庭の中でも夏休みの課題の進捗状況を見てあげるようにしてください。
 また、学年によってはドリルの復習などで、家の人が丸つけをしてあげる必要があります。夕方、仕事から帰って来てからで結構ですので、その日のうちに大きな丸をつけてあげてください。

7月22日(月) 科学実験教室(高学年)

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 午後は、高学年の科学実験教室がありました。「エタノールで船を走らせよう」という実験テーマで、表面張力について学ぶ内容でした。
 最初に、宇宙飛行士の毛利さんがスペースシャトル内で行った実験の動画を見ました。無重力状態では、水は球状になります。表面張力がはたらき、一番表面積が小さい球の形になります。
 次に、水滴を落として跳ね上がる水が球状である様子や、「ポイ」の上で水滴がころがる様子を観察しました。普段何気なく見ている水滴にはたらく表面張力に、改めて気がつくことができました。さらに、1円玉を水に浮かべた時の水面の様子も観察し、水の表面張力の大きさを感じました。
 そして、水に浮かんだ1円玉の近くにエタノールを1滴たらす実験を行いました。結果は、1円玉がエタノールをたらしたところから離れるように、反対方向に移動しました。水に比べて、エタノールの表面張力はかなり小さな値となっています。この「水とエタノールとの表面張力の差」を利用したのがエタノール船です。
 小さな船の模型を作り、水に浮かべた船の近くにエタノールを1滴たらすと、勢いよく船が進みます。子ども達は、おみやげとして船の模型を持ち帰りました。いろいろな液体を水面にたらして、船の進み具合で水の表面張力との差を調べることができます。特に、お酒や台所用洗剤などで試してみると、同じような現象を見ることができます。

7月22日(月) 科学実験教室(低・中学年)

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 今年も、一般社団法人ディレクトフォースの皆様による「科学実験教室」を開催しました。ディレクトフォースは、様々な企業で活躍されてきた経験を生かし、子ども達に科学の楽しさを伝えるために、科学実験を指導している団体です。今年も参加申し込みが非常に多く、全校で200名の希望がありました。抽選を行い、各回32名ずつの子ども達が参加しました。午前中は、低・中学年ともに「香りの粒を作ろう」というテーマで実験教室が行われました。
 まず、吸水性樹脂の性質について学びました。吸水性樹脂は、保冷剤や紙おむつ、土のうなど、様々なところに利用されています。吸水してふくらみ、水分を保持するはたらきがあります。
 さらに、吸水性樹脂が「浸透圧」を利用して水を吸収している仕組みを実験で確かめました。吸水してジェル状になった樹脂に食塩を入れて混ぜると、一度取り込まれた水分がまた出てきます。これは、食塩を入れ、「浸透圧」を利用して作る「つけけもの」や「梅干し」と同じ原理と言えます。
 最後に、吸水性樹脂に色と香りをつけて「香りの粒」(芳香剤)を作り、おみやげとして持ち帰りました。小学生には少し難しい内容でしたが、様々な実験を取り入れるとともに、身近な例を使って分かりやすく教えていただきました。

7月19日(金) その2

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 今日も、各クラスで楽しい学級活動が行われていました。1学期末で転出する子がいるクラスでは、お別れ会を兼ねて学級レクを開いていたようです。4年2組では、プログラムの中に得意なことの発表会がありました。(写真上)ピアノやスポーツ、ものまねなど、クラスの友達の意外な一面を知ることにもつながりました。
 5年生は、夏休み中に交替で稲の当番と、ウサギのお世話当番があります。飼育小屋のウサギは、飼育委員会の児童が中心に行いますが、5年生もえさやりや掃除を手伝います。ミッキー池の稲は、田植えをして1か月半が経ち、すくすくと成長してきています。2〜3本ずつ植え付けた苗が、株元からたくさん枝分かれして茂ってきました。夏休み中は、水の管理が大切になります。
 稲の当番では日誌が用意してあり、その日の状態を観察して記録するようになっています。担任の先生が、稲に花が咲くかどうかを聞いたところ、3分の2近くの子ども達が「咲かない」に手を挙げていました。・・・さあ、どうなるでしょうか。
 午後になり、ようやく夏の日差しが出てきました。ミッキー池のカメ吉も、ようやく夏が来たんだなと感じていることでしょう。(写真中)
 今日は、掃除と昼休みの時間を入れ替えて、続けて5校時までかけて大掃除が行えるようにしました。どこの教室でも、みんな汗だくになってきれいにしようとがんばっていました。(写真下)
 たくさんの持ち物を手に、全校児童が下校していきました。土日を含めて44日間の夏休みが明日から始まります。健康で安全な夏休みに、そして思い出いっぱいの夏休みになるように期待しています。

7月19日(金)

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 学校の近くの辺りは、空き缶やペットボトルを出す日のようでした。今朝、学校に来る途中で、リサイクルごみを出すお手伝いをしていた子がいました。(朝の6時50分頃のことです。)その子はいつもごみ出しをするお手伝いをしているようで、春から同じような光景を見かけてきました。
 「夏休み中は、家のお手伝いを毎日するように」と各クラスで指導しています。子どもに任せることができることは、なるべくやらせるようにすることが大切です。そして、夏休み中でなくても、家族の一員として当然のことのように率先して仕事をする子どもにしていきたいものです。
 1学期最後の登校日になりました。全校児童が体育館に集合し、終業式を行いました。児童代表の言葉は、3年生が担当しました。1学期の学校生活を振り返り、図書係の仕事をがんばったこと、そして友達と仲良く過ごすことができたことを話しました。また、2学期の運動会に向けて、リレーの選手になれるようにがんばりたいということも発表しました。(写真上)
 1,2校時に、6年生の水泳指導がありました。今日は気温も水温も十分にあり、先月から始まった水泳指導の中では、最高のコンディションでした。9月の水泳記録会に向けて、自分の出場種目の練習をどの子もがんばっていました。(写真中)
 全員がタイム計測を行ったので、夏休み中の水泳指導を通じて、さらに泳力を高めていくための目標をもつことができました。2学期も6年生は、9月2日の始業式の日からすぐに水泳指導を開始する予定です。
 各教室で、担任の先生から一人一人に通知表が手渡されました。終業式ならではの光景です。1年生にとっては、小学校でもらう初めての通知表です。担任の先生のところに一人ずつ行き、通知表を見ながら説明を聞きました。1学期にがんばったこと、さらに2学期にどういうことをがんばればよいか、ということについて話をしてもらっていました。(写真下)
 どの家庭でも、子ども達の成長やがんばりを認め、2学期に向けての励みとなるように通知表を見ていただければと思います。

7月19日の給食

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献立名           Aランチ
                ハムカツサンド(写真上)
              Bランチ
                フライドチキンサンド(写真下)
              ABCスープ
              ミルクコーヒー


一口メモ

 今日は、1学期最後の給食です。おかずを選ぶ「セレクト給食」を行いました。
 学校の給食は、子ども達が元気に学校生活を送るために、栄養のバランスを考えて作っています。1学期間、自分の体のことを考えながら給食を食べるように指導をしてきました。また、クラスの友達や先生と楽しく食べることも学校給食の大切なねらいとなっています。
 夏休み中も、バランスの良い食事を心がけてほしいと思います。

着衣泳(5年生)

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 夏休みに多くなる水の事故に備えて、例年5年生が着衣泳を実施しています。
 
 水慣れをしたあとに、普段の洋服を身につけ、いざプールの中へ。。。「ヌオー」「ウェー」なんともいえない心の声が漏れてきました。プールを海や、激流の川に見立てて浮いたり、泳いだりしてみました。普段よりも泳ぎにくいことを実感しました。
 万が一の時、なんとか浮き続け、助けを待ち続けなくてはなりません。そのために、楽な姿勢で浮き続けられるように、練習しました。

 また、水中では洋服を脱がないことも指導しました。けがの予防、体力の消耗、保温効果が理由です。どれくらい疲れるのか、実際に脱いでみました。時間内に脱ぎきることが難しかった児童が多くいました。そんなバディの友達に、、、ペットボトルをパス!!!!ペットボトルを使うことで簡単に浮くことができることを実感しました。

 水の事故では、自分の命を守ることが第一です。そのためにできることを本日の着衣泳で学びました。
 最後に、他人の命を守ることについても触れました。助けるときには腰を低くし、巻き込まれないようにして救助する練習です。ただ、まずは周りの人に助けを求めることが大切です。大人がいるときには、大人に助けを求めることも伝えました。何より、水の事故に遭わず、楽しい夏休みになるように願っています。

7月18日(木)体育朝会『ラジオ体操』

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 1学期最後の体育朝会では、「ラジオ体操」をしました。
 今回大切にしたポイントは3つです。

○あいさつ・返事をしっかりすること
○ラジオ体操ができる隊形にすばやく広がること
○ラジオ体操をしっかり行うこと

 2〜6年生は、昨年度運動会でも経験しています。1年生は、全校児童で体操をすることは初めてでした。
 隊形移動は4・5回練習しましたが、きびきびと素早く移動したり戻ったりすることができるようになりました。
 ラジオ体操では、運動委員会の子どもが前に立ち、よい手本として見せてくれました。
前に立ってみんなに見せる以上、左右を反対にして体操しなければなりません。鏡のようになるために、休み時間を使ってしっかり練習を続けてきました。今日はその練習の成果を見せることができ、喜んでいました。

 運動会の準備運動でも行う「ラジオ体操」。例年、田柄小学校では夏季休業中(8月26日〜30日:朝6時30分〜)に校庭でラジオ体操を実施しています。
 運動委員会の子どもも手本を示します。ぜひご参加ください。

ハンドスタンプアートプロジェクト

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 東京オリンピック開幕式まであど372日。いよいよ1年後に開幕です。

 練馬区では、東京2020大会に向けた機運醸成事業として、「練馬区発100万人のハンドスタンプアートプロジェクト」に取り組むことになりました。そこで、田柄小学校では、全学年児童対象に取り組むことにしました。

 各クラスで時間を割り振り、図工室で手形作りをしました。一人一人、赤・青・黄色から好きな色を選び、画用紙に思いを込めて・・・ぽんっ!!ぐりぐり・・・。
 
 乾燥させたあと、手形の中に応援メッセージ等を記入します。練馬区に返送し、その後集まった手形で大きなアートになるそうです。練馬区の共同アート、日本選手団の活躍が楽しみです。

7月18日(木) その2

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 この時期の学級活動で多いのが、水鉄砲を使った水遊びです。今日は、4年生から6年生で各1クラスずつ、校庭で水遊びの学級レクがありました。(写真上)
 登校時から大きな水鉄砲を担ぐようにして持ってきた子がいて、年々武器(水鉄砲)が派手になってきていることを感じます。背中にタンクを背負うタイプの水鉄砲もありました。ただ、校庭で走り回るのには不向きだったようで、すぐに追いつかれてしまいました。
 東京都より全小学校に、「東京 マイ・タイムライン」という防災に関するガイドブックが配布されました。低学年用と高学年用の2種類があり、各クラスで指導した後、家庭に持ち帰ることになっています。(青い紙ケースに、ガイドブックとマイ・タイムラインシートが入っています。)
 1年生の教室で、防災教育としてガイドブックの説明をしていました。(写真中)「マイ・タイムライン」というのは、避難に備えた行動を一人一人があらかじめ決めておくことを言います。
 今回のガイドブックでは、大きな台風が来た時や大雨が続いた時、急激な豪雨が発生した時などの避難について作成されています。そのような自然災害が起こった場合の家族一人一人の「マイ・タイムライン」を考え、記入できるようになっています。田柄の地域は近くに大きな川がないので、水害の心配がないかもしれません。しかし、ゲリラ豪雨が毎年のように起きている昨今です。ぜひ、子どもが持ち帰ったガイドブックに目を通してみてください。
 5,6校時に、5年生が着衣泳を行いました。水着の上に長袖長ズボンと靴を着用し、水の事故にあった時の対処法を学びました。(田柄小では、毎年5年生が行うことにしています。)一枚服を着ただけで、水にぬれると体の動きがとりづらく、全身が重く感じられることを体感しました。
 また、事故にあった時は、救助が来るまでなるべく体力を使わずに浮いていることが大切です。服に空気をためたりペットボトルを使ったりして、浮力を得る方法も学びました。(写真下)
 実際の海や川では、足がつかない場所であったり、波や流れがあったりします。プールでの条件よりもかなり厳しい状態のはずです。まずは、水の事故にあわないように、十分気をつけて夏のレジャーを楽しむようにしてください。

7月18日(木) その1

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 学期末のこの時期に、必ずどのクラスでも行われるのが、学級活動「お楽しみ会」です。クラスのみんなが楽しめるように、学級会で話し合いをしてどのような会にするのかを決めてきました。学年やクラスによってその取り組み方は様々です。
 2年1組では、教室の中で「夏まつり」を開いていました。(写真上)いろいろなお店屋さんがあり、自由に楽しめるようになっていました。ペットボトルのキャップを使って紙コップに落とすゲーム屋さんや、折り紙を教えてくれるお店もありました。また、画用紙を切って自分で好きなお寿司を作るという「お寿司屋さん」までありました。
 2年2組は、黒板にすてきな飾りをたくさん貼り、「思い出パーティー」を始めていました。(写真中)机の上には、各自が手作りで用意したプレゼントが置いてありました。宝探しで番号札を見つけ、その番号のプレゼントを受け取るルールのようでした。
 体育館では、3年2組が「サンネンニリンピック」と題して、グループ対抗で様々な競技を行っていました。「くつ飛ばし」では、片足を思いっきり振り上げて、体育館の後方までうわばきを飛ばしていました。また、二人三脚リレーでは、仲良く友達と肩を組んで走る姿が見られ、とても楽しそうでした。(写真下)
 今年も多くの学年でクラス替えがあり、新たな仲間とのつながりができました。1学期の学校生活を通じて、それぞれの学級がしっかり出来上がってきたことを感じます。

7月18日の給食

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献立名           夏野菜カレーライス
              白玉入りフルーツポンチ
              牛乳


一口メモ

 今日の献立は、夏野菜がたくさん入ったカレーライスです。かぼちゃ・なす・赤ピーマンの3種類の野菜が入っています。どの野菜も一年中お店で見かけますが、夏においしい時期を迎える野菜です。
 これらの野菜を夏に食べると体に良いことがたくさんあります。熱くなった体を冷やしたり、日焼けした肌を修復したりしてくれます。なすやピーマンが苦手な子も、カレーと一緒に食べることができます。
 デザートは、手作りの白玉団子入りフルーツポンチです。今日は、アセロラジュースでほんのりとピンク色に染まった団子も入っています。

生活科 砂遊び(1年生)

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 「なつとあそぼう」で、土や砂、水を使って遊びを工夫して友達と楽しむことの学習をしました。天気も日が出て暖かくなり、砂遊びには最高の日でした。
 子どもたちは、両手で砂を気持ちよさそうに触っていました。どろだんごを作って並べたり、シャベルを使って高い山を作ったりしました。子どもたちは、笑顔で夢中になって遊びました。
 また、友達と協力して川やダムを作り、バケツやペットボトルで水を流して、流れる様子を見ながら楽しむこともしていました。さらに、裸足になって泥の感触も楽しんでいました。
 満足した様子で、終わったあとは、砂や泥をきちんと落として片付けることもできました。

7月17日(水) その2

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 1年生の教室で、国語「おおきなかぶ」の発表会をしていました。おじいさんやおばあさん、まご、犬、ねこ、ねずみと、それぞれの役に合わせたお面をつけて劇をしていました。(写真上)子ども達は、お面一つで発表意欲が俄然と増してきます。また、白い大きなかぶが用意してあり、そこからつながっているひもをみんなで引っ張る動作も加わりました。
 劇を通してみると、「おおきなかぶ」のお話が、よく考えられて作られていることが分かります。それだけに、昔から1年生の教材として続いているわけです。全体は、「〜が〜を呼んできて・・・」という、繰り返しのあるリズミカルな構成になっています。そして、その繰り返しの部分が単純な同じ繰り返しではなく、言葉が微妙に変化しているところがすばらしいのです。
 「けれども かぶはぬけません。」とか、「それでも かぶはぬけません。」…というように、「けれども」、「それでも」、「やっぱり」、「まだまだ」、「なかなか」、「とうとう」と言葉が絶妙に配置されていて、そこが小さな子どもを飽きさせることなく、魅了する秘密になっています。
 2年生の教室で、オリンピック・パラリンピック教育のパンフレットを用いた授業が行われていました。東京都から、小学校低学年用と高学年用のパンフレット(高学年は、学習読本になっています。さらに、4年生には学習ノートもあります。)が都内全校に配布されています。年間を通じて、各クラスで学習することになっています。
 今日開いたページには、1964年の東京オリンピックの写真(開会式で日本選手団が真っ赤なブレザーを着て入場してくるところと、女子バレー(東洋の魔女と呼ばれた)の試合の様子)が載っていました。また、隣のページには、夏のオリンピックの競技が4つ写真で紹介されていました。(写真中)
 2年生の子ども達がすぐに分かった競技は、サッカーとバスケットボールです。他の2つは、難しかったようです。その2つとは・・・女子柔道の試合で、フランスの選手と戦う松本選手(「野獣」と呼ばれた)の写真を見て、子ども達から「空手」とか「合気道」という言葉が出てきました。もう一つは、「フェンシング」の写真です。「剣道」と思っていた子がたくさんいました。(確かに、顔に防具をつけ、長い剣を持っています。)
 他にも、冬のオリンピックを紹介するページや、パラリンピックについての説明が書かれたページもあります。2年生で今日このパンフレットを取りあげていたのは、昨日紹介した「ハンドスタンプ」に参加するにあたっての事前指導のためでした。何のために手形を押すのかを指導するには、まずオリンピック・パラリンピックについての関心をもたせなければならないからです。
 5校時に、集団下校訓練がありました。大きな台風が接近してきたため、安全に下校するという設定で行いました。登校班の担当の先生のところに集まり、1学期の集団登校の振り返りも行ってから下校しました。(写真下)
 台風と言えは、フィリピンの海上に台風5号が発生し、日本近海に近づいてきているようです。台風の直接的な影響はありませんが、もしかしたら台風が北上することで梅雨前線も北に行き、週明けには梅雨明けになるかもしれません。今日は、2年生と4年生が久しぶりに水泳を行いました。(少し水が冷たそうでしたが…)

7月17日(水) その1

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 1年生が、校庭の砂場で生活科の学習をしていました。(写真上)一見、普通の砂遊びのように見えますが、これも生活科の学習の一つです。
 生活科では、「身の回りの自然を利用したり、身近にあるものを使ったりなどして遊びを工夫し、みんなで遊びを楽しむことができるようにする。」という目標があり、この時期は「なつとともだちになろう」という単元で学習をしています。具体的には、「水遊びや砂遊びなどを通じて、夏がきたことに気付き、友達と仲よく夏を楽しく過ごすことができること」をねらいとした学習です。
 1年生は、家からいろいろな道具を持ってきました。砂場で使うためのシャベルやバケツ、ジョーロなど、かなり小さい頃に公園の砂場で遊んだ時のものなのか、下の子の道具を借りてきたのでしょうか。中には、プリンカップや卵のケースを用意してきた子もいました。身近なものを使って砂遊びを工夫することも大切な学習です。
 砂を使って山を作ったり穴を掘ったり、バケツに水を汲んできて水路にしたりと、泥だらけになって遊んでいました。この夏休みに、海に連れて行ってもらう子がたくさんいることでしょう。波の音を聞きながら、砂浜でもたっぷり遊ばせてあげたいものです。
 4年生は、理科の時間に「星の明るさや色」の学習をしています。(秋には「月の動き」、そして冬には「星の動き」の学習もあります。)夜空にはたくさんの星があり、明るさや色が様々であることを学びます。当然、星を見ることができるのは夜なので、家に帰ってから観察をすることになります。
 今日は、おもな星を探すために、星座早見盤の使い方を学習していました。(写真下)日付の目盛に時刻を合わせると、どの方角にどの星が出ているかを調べることができます。(調べる時には、方角も分からなければならないので、方位磁針も必要です。)星座早見盤は学校のものなので、興味がある子にはぜひ買ってあげてください。小学生用のものであれば、数百円程度で買うことができます。
 問題は、東京でどれだけ星が見えるかです。この梅雨空続きでは、しばらくの間は見られそうにありません。さらに、東京の空は、星の観察には明るすぎます。夏休みに田舎に行った際には、ぜひ夜空の星に注目させてあげてください。
 4年生の教科書では、夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブ)を習っています。

7月17日の給食

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献立名           麦ご飯
              魚のごまみそ焼き
              野菜のおかか和え
              かみなり汁
              牛乳


一口メモ

 今日の汁物は、この季節にピッタリのネーミングの「かみなり汁」です。
 中に入っている具材は、鶏肉・野菜・豆腐など、いつもの汁物と変わりはありません。では、何が「かみなり」なのでしょうか?
 中に入っている豆腐を良く見ると、いつもはサイコロの形のように切ってある豆腐が、崩れた形になっています。今日の豆腐は、大きな釜で炒めています。その時の音がかみなりの音のように聞こえることから、「かみなり汁」という名前がついています。

夏のお便りを書こう(3年生)

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 国語の「ありがとうを伝えよう」という学習で、郵便局の方から夏のお便りの書き方を教えていただきました。

 初めは、宛名の書き方を習いました。名前や住所を書く位置、相手の名前には「様」を付けること、郵便番号を必ず書くことなど、丁寧に教えていただきました。

 宛名が書けたら、いよいよお便りです。夏のお便りを書いたことがない子がたくさんいたので、「暑中見舞い」の歴史から教えていただきました。暑中見舞いは江戸時代から始まり、昔はハガキではなく、夏バテ予防のスイカやナスなどを相手に送っていたそうです。昔からある文化を知り、子どもたちは「すごい!」「食べ物をもらってもうれしいな。」などと話していました。

 教えていただいたことに気をつけて、丁寧にお便りや絵をかき、自分の名前の頭文字の判子を押していただいて、素敵な暑中見舞いのハガキが完成しました。

 今週中にポストに投函します。ハガキを受け取った方が喜んでくださったら嬉しいです。

ザリガニの紙版画制作(2年生)

 図工で、紙版画をしました。
 まず、ミッキー池で釣ったザリガニを、ようく見て、ザリガニのパーツごとに分けて絵に描きました。次にパーツを切り取り、曲がったところは曲がった感じがでるように貼り付けていきました。そして、出来上がったザリガニをまた、切り取るための線を書きました。それを線に沿って切り取ります。エビせんべいのようなザリガニが出来上がりました。
 そのザリガニに、ローラーで赤か青のインクをつけて、ばれんでスリスリ。ぺろっとはがすと「おおっ。」と声が上がるような真っ赤な、真っ青なザリガニが出てきました。
 初めての版画を楽しみながら、制作することができました。

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7月16日(火)

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 1学期最後の週になりました。7月に入ってからの日照不足は、今までにない記録的なことであるということが報道されていました。今日も結局一日中雨の天候となり、予定していた3つの学年の水泳指導が全て中止になりました。
 夏休みまでの登校日数は、今日を入れてあと4日間です。そろそろ夏休みに向けて目標をもたせたり、計画を立てさせたりしていく時期となりました。1年生の教室では、絵日記の書き方を学習していました。(写真上)上半分に絵を描き、下は日記風に作文を書きます。低学年では、昔から夏休みの宿題の定番と言えるものです。今年の1年生も、夏休み中に絵日記を何枚か書くことになっているはずです。
 今日は、土曜日から昨日までのできごとについての絵日記で練習をしていました。土曜日の公開日で、「おおきなかぶ」の発表をしたことを絵日記にした子がいました。また、サッカーの練習をしたことや、習い事の発表会があったこと、映画を見に行ったことなど、楽しいできこどが絵日記に上手に表されていました。
 昔、自身が書いた絵日記を覚えていますか? 私は、50年ほど前に自分が書いた絵日記を今でも覚えています。小学校1年生の夏休みに、家族で佐渡ヶ島に旅行に行きました。直江津からカーフェリーで、自家用車を乗せて行った旅行でした。旅行から帰ってきて、絵日記を書くことにしました。カーフェリーに車が入っていくところを描きたくて、クレヨンを手にしました。一生懸命描いていた隣から、母親が「もっと船を大きく描きなさい。」とか、「そこはそうじゃないんじゃない…」などと言われ、とても嫌な気持になったことを覚えています。(嫌なことって、記憶に残るものです。)せっかく描いている子どもの作品に、横から口をはさむのはやめましょう。
 5年生の理科の授業も、夏休みに向けての指導でした。パソコン室で、自由研究で挑戦してみたいことについて、インターネットを使って調べていました。(写真中)3年生以上の理科の教科書には、夏の自由研究について紹介しているページがあります。テーマを選び、調べていくための方法や、結果のまとめ方についても紹介しています。夏休み前は、どの子もやってみたいことはいくらでも見つかるものです。しかし、夏休みに入ってからの取りかかりが難しく・・・「8月に入ってからやろう」「来週からやろう」「明日やろう」と思っているうちに8月31日を迎えることになってしまいます。(実際に、私も毎年経験してきました。)
 こういう時は、家の人の一言が必要です。先ほどの絵日記とは違い、自由研究への取りかかりの一歩は、家の人の助言が重要かもしれません。
 先月、練馬区オリンピック・パラリンピック担当課から、絵の具と画用紙が送られてきました。(区内の全小中学校にです。)東京2020オリンピック・パラリンピック大会の機運醸成事業として、「100万人のハンドスタンプアートプロジェクト」を行うことになりました。児童一人一人が画用紙に手形を押し、その手形の中に東京2020大会へのメッセージを書くことになっています。今週、クラスごとに時間をとり、図工室に来て手形を押すことになりました。
 色は3色あり、赤・青・黄色から好きな色を選んでハンドスタンプを押していました。(写真下)乾いてから、オリンピック・パラリンピックに出場する選手への応援メッセージを書き込み、区に送ります。一人一人の手形がオリンピック・パラリンピックを盛り上げるためのアートとして、どこかで展示されることになるようです。

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