「わくわく・どきどき」の学びを目指して

校長先生との会食会(6年生)

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 2月に近づくにつれて、卒業を意識する機会が増えてきました。
 先週より、校長先生との会食会が始まりました。各クラスで6〜7人組のグループを作り、グループごとに校長先生とお話ししながら給食を食べています。校長先生とお話しすることは普段だとなかなかないので、緊張している子供もいました。
 話す内容は、「中学校に向けて」や「将来の夢」についてなどです。「将来の夢」がまだ決まっていない子供も、どんなことをやりたいのかを考えてスピーチをしていました。
 自分の将来について考えるよい機会となっています。

あいさつ運動(6年生)

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 1月20日(月)〜24日(金)に、6年生として最後のあいさつ運動を行いました。
 活動後に、「あいさつを返してくれて嬉しかった。やる気が出た。」「何も言わずに通り過ぎたので、残念だった。」等の振り返りが出されました。「あいさつされたら返す。」ことを最低限実行してほしいものです。
 この活動を通して、自分のあいさつを見直し、高学年として手本となる行動がとれると良いと思います。

1月27日(月)

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 今日の全校朝会は、校庭で行いました。朝会では、区の連合書き初め展の表彰をすることにもなっていました。そこで、書き初めの話題から始め、「常にがんばり続けよう」というテーマで話をしました。
・・・先週まで、校内書き初め展として、廊下に全校児童の書き初めが展示されていました。自分の作品を改めてながめてみて、みなさんはどう感じたでしょうか? 自分が書いた作品の中から、最もよく書けたものを廊下に掲示してもらったものの、「これでよし」と完全に思える作品にはならなかったのではないでしょうか。「もう少し中心がそろっていればな…」とか、「この一文字だけうまくいっていれば…」と、残念に思うところが何かしら見えてくるものです。では、もう一枚清書用紙があったら、全て納得のいく作品が書けたのでしょうか。きっと、大人でもそれは難しいことです。そして、完璧なすばらしい作品、自分で完全に納得のいく作品にならないからこそ、人はさらにがんばろうとするのです。言い換えるならば、常によいものをめざしてがんばり続けることが大切であるということです。
 なわとび月間が始まり、2週間が経ちました。なわとびカードに色を塗りながら、毎日がんばっている様子を見かけます。一方で、「もうこれ以上、上の級に進めないや」とあきらめている子はいませんか? 1つの技が2回、3回と跳べたら、練習すれば10回、20回と跳べるようになります。すぐにそれができるようになる場合もあれば、何日もかかったり、来年になってできるようになったりするかもしれません。でも、大切なのは、がんばり続けることです。
 先週一週間、6年生があいさつ運動を行いました。6年生のみなさんの声かけで、3学期に入って全校でがんばってきたあいさつが、さらに良くなったように感じます。光が丘警察のお巡りさんが、時々登校の様子を見に来られます。「あいさつがとても良い学校ですね。」と、褒められました。また、先日5年生に方言の授業をしてくださった講師の先生からは、「気持ちの良いあいさつをする子ども達ですね。」と褒めていただきました。みんなでしっかり取り組んでいるあいさつが、いろいろな人に認めてもらえたのは、とてもうれしいことです。しかし、校長先生も、そして田柄小の全ての先生方も、これで良しとは考えていません。「さらに、すばらしいあいさつをめざしていこう」、「さらに、どこでもだれにでもすばらしいあいさつが行えるようにしていこう」と、常にがんばり続けていくことが大切なのです。・・・
 2校時に、アドバイザー訪問の授業がありました。教育指導課から教育アドバイザーの先生をお迎えし、授業を見ていただきました。初任者研修の一環として、今年度新規採用となった先生に対して、各学期に1回ずつ指導をいただいています。
 授業は、4年生の道徳「思いやりのかたち」という資料を使った内容でした。(写真上)担任の先生の緊張感は、子ども達にも良く伝わるものです。しかし、準備がしっかり行われた授業は、子ども達が真剣に考え発表しようとする態度に表れます。アドバイザーの先生からの指導を基に、これからも日々研鑽を続けていってほしいと思いました。
 全校朝会で話をしたこともあり、中休みにはたくさんの子がなわとびの練習に取り組んでいました。けやき広場では、なわとびカードを持った子が友達同士で検定をし合う様子が見られました。(写真中)
 土日になわとびを持ち帰り、家でも練習をがんばっている子がいるようです。なわとびカードは、初級から中級・上級とだんだん難しくなっていき、そろそろ色塗りができる級が少なくなってきました。しかし、朝会で話をしたように、練習し続けることできっといつか跳べるようになる日が来ます。なわとび月間は、来週金曜までです。毎日積極的に取り組んでほしいと思います。
 4校時に、けやきルームの授業観察に行きました。個別指導の様子を見ました。授業の最初に、「ブレインジム」を取り入れた指導が行われていました。ブレインジムには、体幹を鍛えたり、集中力を高めたりするエクササイズがあります。「クロス・クロール」は、片脚をあげてその膝と反対の肘を合わせるように動かします。(写真下)
 ブレインジムは、頭と体のつながりをよくする運動で、教育現場だけなく、スポーツや介護、ビジネスの場でも取り上げられつつあるようです。

1月27日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              フレンチサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食でも人気のある「スパゲティ」の献立です。
 学校給食で麺料理が登場したのは、今から約55年前になります。「ソフト麺」と言われるもので、一人分ずつビニールに包装された麺でした。温かい麺が工場から届けられていました。
 それまでパンしか出ていなかった給食に対してメニューが増え、子ども達にソフト麺が大人気になりました。その後東京では、昭和の終わり頃にかけて、ソフト麺から乾燥スパゲティへと代わっていきました。
 今日のスパゲティは、調理員さんが食べ頃の硬さになるようにゆでています。

1月24日(金)

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 5年生の国語「方言と共通語」の学習に合わせて、方言の授業がありました。今年も、区内の幼稚園の園長をされている説先生をお迎えして、各クラスに1時間ずつ指導をしていただきました。(幼稚園園長の前は、開進第一小の校長をされていた先生です。)
 説先生は、鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身です。授業開始と同時に、子ども達に喜界島の方言でいきなり話しかけられました。子ども達は何を言っているのか、どこの言葉か(あるいは日本語なのか)も分からずに、ぽか〜んとしていました。その後、日本の様々な地方の方言で書かれた詩を学習し、方言ならではの表現方法を学びました。
 また、喜界島の自然や暮らしについて、いろいろな写真を示しながら教えていただきました。特にすごかったのは、サトウキビの実物を持ってきて、子ども達の目の前で自らの歯を使い、バリバリと皮をむく「すご技」を披露していただいたことです。子どもの頃からおやつ代わりにサトウキビをかじっていた島の人だからできるのであって、決して我々は真似をすることができません。竹のように固いサトウキビの皮を歯でむき、中身の繊維質を口に含んで甘い汁を吸う姿は、野獣のようにさえ見えました。(朝早くから学校に来てサトウキビを主事室で切り分け、子ども達にも味わえるように準備していただきました。)
 今回は、各クラスで手品も披露していただきました。私が副校長の時の校長が説先生で、3年間ご一緒させていただきました。もちろん、その頃から5年生に方言の授業を毎年されていました。さらに、先生の得意技は「手品」でした。よく、校長室に子ども達を集めて手品を見せていました。また、夏休み中に手品の研修会にまで出かけ、技を磨かれていました。手品は、現在も幼稚園の園児たちに披露しているそうで、当時よりも格段に自信をつけられたようでした。(写真上)
 6年生は、理科で「てこ」の学習をしています。今日は、3組が理科室でいろいろな道具を手にして、どこにてこの力が利用されているのかを調べていました。用意されていたのは、「はさみ、ペンチ、栓抜き、ピンセット、洗濯ばさみ」でした。それぞれにてこの力が使われているため、便利な道具になっています。「力点・支点・作用点」がどの部分にあたるかを、手で触りながら考えていました。(写真中)
 ところで、栓抜きは、現在各家庭にあるでしょうか? 家庭でジュースやビール瓶のふたを開けることは、もうだいぶ前からなくなってしまったように思います。また、缶切りもてこの原理を使った道具ですが、使わなくなってしまったなと思います。
 5校時に、2年3組の授業観察に行きました。国語の漢字や言葉の学習をしていました。新出漢字の「黒」と「茶」の書き順をみんなで確認し、ドリルに練習していました。(写真下)
 2年生にもなると画数の多い漢字を習うようになってきます。そして、一年間で習う漢字は、1年生の頃の80字の倍の160字もあります。漢字を覚える方法は、よく言われることですが、普段から文章の中で使うこと(書くこと)です。自分自身、パソコンに打ち込むことがほとんどで、手書きが昔よりも格段に少なくなりました。その影響が、「とっさに漢字が出てこない」ということです。スマホを辞書代わりにして、漢字を調べてからペンを走らせることが多いです。

体育朝会 なわとび

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 1月24日(金)に、体育朝会で縄跳びを行いました。
 前とび、グーパーとび、かけ足とび、あやとび、交差とびを音楽に合わせて跳びました。音楽に合わせると、いつもよりたくさん跳べるようで、必死さの中に楽しい表情が見られました。
 手本として、運動委員のなわとび担当の子供たちが、2週間にわたって練習をしてきました。技のつなぎをスムーズにしたり、できるだけ長く跳べるように練習したりしました。当日は、リズムに合わせて上手に跳べました。
 なわとび月間はまだまだ続きます。技の種類や跳べる回数を増やして取り組んでいってほしいものです。
 

1月24日の給食

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献立名           麦ご飯
              鮭の塩焼き
              浅漬け
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 今日から30日までは、「全国学校給食週間」です。日本で学校給食が始まったのは、今から約130年前になります。山形県にある小学校で、貧しい子ども達にお昼ご飯を無料で提供したのが始まりです。当時のメニューは、「おにぎり、塩ざけ、つけもの、みそ汁」だったそうです。
 昔の学校給食は、食べ物の少ない中、子ども達の体が丈夫に大きく成長することを願って作られました。現在は、将来も健康に過ごせるように、栄養バランスがとれた食事のお手本として提供されています。
 今日は、給食が始まった頃のメニューに近い献立になっています。家庭でも、家の人が食べていた昔の給食の話をしてあげてみてください。

1月23日(木) その2

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 5校時に、5年1組の授業観察を行いました。理科室における、「もののとけ方」の実験の授業でした。水50mlに食塩がどれだけ溶けるかを調べた後、ホウ酸を使って同じように実験を行いました。食塩の時は、5グラムずつ溶かしていき、限りはあるものの15グラム以上も溶けました。一方のホウ酸は、5グラムを入れて何回かき混ぜても、なかなか溶けずに底に残りました。もののとけ方は、物質によって違うということが分かりました。
 食塩や砂糖は、水によく溶けます。しかし、ホウ酸やミョウバンは、水には溶けにくい物質です。(水ではなく、お湯を使ったらどうなるでしょうか・・・5年生では、今後そういう実験もしていきます。)
 ところで、ホウ酸は昔ほど身近なものではなくなりました。ゴキブリ駆除のための「ホウ酸だんご」という名前を聞く時ぐらいでしょうか。私が子どもの頃は、確か目を洗う時にお湯に溶かして使われていたように記憶しています。しかし、ゴキブリを退治するくらいですから、毒性があります。そこで、ホウ酸を扱う時には、実験用ゴーグルをつけさせるようにしています。(写真上)水溶液が飛び散って目に入らないようにするためもありますが、実験に真剣に取り組ませる効果もあります。
 6校時は、6年2組の授業観察がありました。体育の「バスケットボール」の授業でした。6校時が始まる時点では小雨が降っていたため、「別の日に延期かな」と思っていました。ところが、ゼッケンをつけた子ども達がバスケットコートに集合していたので、あわてて傘をさして外に出ました。
 準備運動が終わり、チームごとの練習メニューが始まった頃から雨が上がりました。朝から降っていた雨のために、バスケットコートの表面はびっしょりで、ボールをドリブルするたびに「ビチャビチャ」という音が聞こえました。寒さで子どもも先生も若干震えているように見えましたが、どの子も意欲満々でバスケットボールに集中していました。特に、後半のゲームが始まると、すばらしいチームプレーにどんどん試合が盛り上がっていきました。みんなバスケットボールが大好きなんだなと感じさせられた授業でした。(写真下)

1月23日(木) その1

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 1校時に、4年生が吉田さんの畑に行き、かぶの収穫体験をしてきました。
 かぶの種まきは、11月上旬に行いました。たい肥を運んだり耕したりする様子を見学してから、小さな種を3粒ずつまきました。それから2か月半・・・大きなビニールハウスの中に再び入ってみると、青々と葉っぱが茂り、大きく立派なかぶがたくさんできていました。
 吉田さんから収穫の仕方を聞いてから、一人ずつかぶを抜きとりました。ビニールマルチの4穴分のかぶを収穫し、ビニール袋に入れました。(写真上)収穫したかぶの大きさはいろいろですが、完全無農薬で育てているため、葉っぱまで全て食べることができます。野菜は、とにかく新鮮なうちに食べるのが一番であると話されていました。(野菜に賞味期限が表示されていないのは、そのためです。)
 4年生は、家庭に持ち帰ったら、どのように味わうでしょうか。サラダや煮物、みそ汁・・・と、工夫して味わってみてください。今朝、同じハウスで収穫されたかぶが、給食室にも届いていました。今日の給食の献立にある「ポトフ」の材料に使われ、全校児童も味わうことができました。吉田さんが商品として出荷する時は、水圧をかけてきれいにかぶを洗い、大きさをそろえて出すそうです。吉田さんの畑のかぶは大人気で、すでにたくさんの注文が来ているそうです。
 3校時に、6年3組で百人一首を行っていました。3学期に入り、クラスで時々行っているそうです。担任の先生が読み札を持ち、子ども達は机の上の取り札に全神経を集中させていました。上の句を先生が読んだだけで、あちこちのグループから札を取る元気の良い声が聞こえてきました。(写真下)
 後で聞いたら、百首のうちの20首ずつを5回に分け、子ども達に覚えさせて大会を開いているそうです。上の句を読んでいる時に札が取れたら3点、下の句で取ったら1点とし、獲得点数によって次回の大会のグループが決まるそうです。(どうりでみんな真剣だったわけです。)

かぶの収穫体験(4年生)

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 本日、吉田さんの畑でかぶの収穫体験を行いました。かぶがどれほど成長したのかを楽しみに子供たちはこの日を迎えました。
 雨が降っていましたが、ビニールハウスのため天気に左右されずにかぶの収穫を行うことができました。
 収穫したかぶは、とても大きく真っ白でした。また、有機栽培をしているため、葉っぱも食べられるそうです。
 収穫の日まで、私たちの代わりに育ててくださった吉田さんに感謝の気持ちを込めながら、美味しく味わっていただきましょう。


1月 音楽朝会

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 1月の音楽朝会は、音楽委員による企画で「楽器当てクイズ」を行いました。ヒント1は音、ヒント2は音&シルエットで楽器名を当てます。

問題は5問。

第1問 タンバリン
第2問 ドラム
第3問 アコーディオン
第4問 コンガ
第5問 ウインドチャイム

上の5問が正解した人には、スペシャル問題として

第6問 ラチェット

と、最初はみんなが知っているようなものから、少しずつ難しくなっていくように考えました。
 大人でも、6つ全ての楽器の図が浮かぶ人はなかなかいないと思います。子どもたちには、3択で選んでもらいました。

 例えば、『コンガ』は、1.ボンゴ 2.コンガ 3.コンゴ

・・・のように、選択肢もみんなを悩ませるようなものを、音楽委員が考えました。楽器は、似た形や似た名前のものも多く、カタカナで名前が覚えにくいものもあります。

 上級生で堂々と間違えている人もいて、スペシャル問題に進んだ子どもは少なかったです。正解したときには、大歓声が上がっていました。
 今回、紹介できなかった楽器が、音楽室にも世界にも、たくさんあります。ぜひ、様々な楽器やその音色に興味をもつきっかけにしてほしいと思います。

1月23日の給食

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献立名           エビピラフ
              ポトフ
              くだもの(みかん)
              牛乳


一口メモ

 今日のポトフには、4年生が吉田さんの畑で種をまいたかぶが入っています。吉田さんの畑で育ったかぶは、今が一番おいしく食べられる「食べ時」だそうです。収穫がもう少し遅くなると、かぶが硬くなってしまいます。
 今日は、フランスの家庭料理である「ポトフ」の中に、根の部分を少し大きめに切って調理しました。また、緑色の葉の部分には、風邪を予防するビタミンや、成長期に必要なカルシウムや鉄分など、たくさんの栄養が含まれています。
 吉田さんに感謝の気持ちをもっておいしくいただきたいと思います。

【飼育委員会】 ふれあい体験

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 飼育委員会では、ウサギのショコラのふれあい体験を行っています。
 委員会で、もっとショコラのことを知ってほしい、ショコラの可愛さを全校に伝えたいという目標をたてています。そのためには、実際にふれあってもらうことが大切なので、この体験を企画しました。

 始めたばかりのころは、飼育委員もウサギに触ることができませんでしたが、だんだんとなでたり、抱きかかえたりできるようになってきました。そのぬくもりや可愛らしさを感じられるように、どんなふうにふれあうとショコラが落ち着くかなど、飼育委員が説明しながら頑張っています。

「かわいい!」「足がびくびくしているよ。」「柔らかいね。」
 体験した児童の喜ぶ顔を見て、飼育委員自身も仕事のやりがいや頑張りへの自信を感じてほしいと思います。

1月22日(水)

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 2校時に、けやきルームの授業観察がありました。4人の子ども達に対する小集団指導の様子を参観しました。けやきルームの指導には、子ども達数名が一緒に授業を受ける小集団指導と、先生と子どもと1対1で授業をする個別指導があります。
 今日の授業の前半は、「変身ゲーム」を行いました。先生がついたての後ろに行って戻ってきた時に、最初とどこが変わったかを当てるゲームです。そのためには、先生の様子をじっくり観察し、よく見ていなくてはなりません。そして、答えが分かったとしても黙ってボードに書き、お話をしないというルールで行っていました。低学年では、手を挙げて答えるべきところを、指名されていないのにすぐに答えを言ってしまう子がいます。けやきルームでは、いつも周りの人のことを考え、きちんとルールを守ってゲームができるように指導を積み重ねています。
 後半は、プレイルームに行って「ドン、ちっけった」をしました。子ども達がつなぎ合わせて作った道を使い、2つのチームに分かれて行いました。「ドン」のところでは、お互いに両手を合わせますが、「相手をつき飛ばしたりせずに、お互いの手を軽く合わせるようにする」というルール確認がされていました。勝ち負けのあるゲームでは、つい夢中になって力を入れてしまいやすいものです。いつでも相手の気持ちを考えて行動することができるように、様々なゲームを経験させています。(写真上)
 3校時は、6年3組の道徳の授業を見に行きました。「エルトゥールル号 友好の始まり」という、教科書にある資料を使った授業でした。(写真中)
 130年前、和歌山県沖で遭難したトルコの船「エルトゥールル号」の乗組員達を、日本人が救い出した話です。嵐の中を海から救い出すとともに、自分達の大切な食料をも差し出して助けた話は、今でもトルコで語り継がれている有名な出来事です。そして、その出来事がきっかけで、トルコと日本の深い絆が続いています。
 この資料は、「国際理解・国際親善」について考えさせる内容です。当時の日本の人達は、外国人をめったに見ることがなかったはずです。しかし、そんな外国の人に対して必死に助けようとした精神は、まさに人種を超えた国際理解があってのことです。今は、街の中でたくさんの外国籍の人々を見かけるようになりました。偏見なく交流をしよう、仲良くしようという気持ちが我々にどれだけあるでしょうか。多分、今の子ども達よりも我々世代の方が外国人に対する偏見(偏見とまでいかなくても、身構えてしまうこと)があるのではないでしょうか。情報も物資も国際化している現代で、これから最も大切になってくるのが国際交流です。しっかり他国を理解し、積極的に働きかけることができる心が求められています。
 5校時に、1年2組の体育の研究授業がありました。「跳び箱を使っての運動遊び」の授業が体育館で行われ、校内の先生方の学びの場となりました。
 3学期に入って2週間、1年生の先生方が協力して今回の授業に向けて取り組んできました。小学校では、跳び箱を跳ぶ技術的な習熟は、3年生からになります。そのため、1,2年生では、「運動遊び」という表現になっています。しかし、遊びを通して跳び箱運動の基礎技能につながる教師側の意図は必要です。
 朝から気温が上がらない冷蔵庫のような体育館でしたが、とてもホットな子ども達の動きがある授業でした。1年生の子ども達にとって運動量がたっぷりあり、授業を見ている側にも熱気が伝わってきました。(写真下)
 今回も、教師道場担当教授の土屋先生に講師としてお越しいただきました。協議会では、多くのご指導とともに、来年度の研究に向けたご助言もいただきました。

1月22日の給食

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献立名           麦ご飯
              魚のチリソース
              広東スープ
              牛乳


一口メモ

 「魚のチリソース」は、白身の魚「ホキ」を油で揚げて、ケチャップで作ったチリソースをかけた料理です。
 「ホキ」は、ニュージーランドの近くの深い海に住んでいる魚です。チリソースは、にんにくやしょうが、ねぎの香味野菜を炒めて香りを出し、そら豆で作った唐辛子みその「トウバンジャン」でピリッとした辛みをつけています。唐辛子には、「カプサイシン」という体を温めてくれる成分が入っています。
 今日のように気温の低い日には、しっかり給食を食べて寒さを吹き飛ばすことが大切です。

1月21日(火) その2

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 午後1時15分から、会議室で学校保健委員会が開催されました。毎年1回、学校医や学校薬剤師の先生方と保護者の皆様、そして教職員とで行う子どもの健康に関する情報交換会です。今年もたくさんの保護者の皆様に参加いただき、充実した内容になりました。(写真上)
 まず学校側からは、体力テストの結果分析の報告や、足育のために推奨する上履きの話を体育主任より行いました。体育の研究指定を受けている田柄小では、足の機能を育てるための「足育」について、今後重要視していく考えです。そこで、子ども達の足にフィットし、運動によりふさわしい上履きについて、保護者の皆様に情報発信していく予定でいます。今後説明をしっかり行いながら、今まで以上に機能的な上履きを推奨していく方向で検討中です。
 養護教諭からは、生活習慣アンケートの結果を基に、子どものストレスについての報告をしました。先週行った保健委員会児童による「ストレスの表れ方とその解消法について」の発表をビデオ映像で紹介しました。
 次に、各校医の先生方から情報提供をしていただきました。耳鼻科や内科、歯科、薬剤師と、それぞれの先生方からお話をお聞きする場はそうめったにありません。保護者の皆様からの質問にも、快くていねいにお答えしていただけました。
 6校時に、体育館に5年生が集まり、下田移動教室の事前指導が行われていました。もうすでに、各自で下田に関する調べ学習を進めたり、生活班・行動班を決めて係ごとの準備を進めたりしているところです。来週水曜日から、下田移動教室の2泊3日が始まります。出発までちょうど1週間となりました。気持ちをしっかり入れるとともに、学年のまとまりを高めておこうという先生方の思いで今日の集まりになったようです。
 最初に先生から、持ち物や当日の行動についての指導がありました。夜9時の消灯と朝6時の起床については、初めての移動教室ではたいてい現地で様々な指導が入るものです。今日の事前指導が、来週どの程度実際の行動に生かされるでしょうか。
 次に、各係のリーダーが前に出て、係活動で話し合ったことを学年全体に伝えました。(写真下)自分の係の責任をそれぞれがしっかり果たしてくることは、移動教室で試される力でもあります。

※昨日の保護者会では、「宿舎の中では、どの程度寒いか」という質問があったそうです。担任の先生が、宿舎に電話をして確認をとりました。館内は、夜寝る時も含めて暖房をつけているそうです。外に出ない限りは、比較的暖かく過ごすことができます。ですから、しおりをよく見て、日中の外での活動時の防寒対策を中心にお考えください。

1月21日(火) その1

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 1校時に、5年2組の授業観察を行いました。体育館で、「ソフトバレーボール」の体育の授業が行われていました。(写真上)
 ボールは、やわらかくて大きいものを使っています。体育の時間だけでバレーボールの技能を習得させるのは、小学生にとっては難しいものです。レシーブやトスがなかなか思うようにいかない現状では、ゲームがなかなか進みません。そこで大切なのが、体育の学習としてのルールの工夫です。「サーブは、下手投げで相手コートに投げ入れる」「レシーブをしたら、味方が一度ボールを捕る」「捕ったボールを投げてトスし、もう一人が相手チームに打ち返す」・・・というルールで行っていました。なるべくボールを捕ることや手で投げることを入れることで、技術的にも簡単なネット型のゲーム運動になるようにしていました。
 ボールをけったりドリブルをしたりという運動には慣れていますが、ボールが宙に上がるタイプの運動はあまり経験がないものです。試合をしてもなかなかラリーは続きませんが、子ども達はとても楽しくゲームを行うことができていました。
 1年生は、生活科の時間に「ふゆとともだちになろう」という学習をしています。冬の自然を感じる活動をする他に、「正月遊びや昔から伝わる遊びに関心をもって、楽しく遊ぼうとすること」も学習のねらいとなっています。そこで、カルタやけん玉、お手玉、こま回しなど、日本に昔からある伝承遊びを体験させています。
 「こま回し」では、すばらしいゲストティーチャーを1年生の各教室に迎え、指導をしています。田柄小のこま回し名人、武井副校長先生です。ひもの巻き方やこまの持ち方、回すコツなどを、子ども達にていねいに指導していました。(写真下)
 いとも簡単にこまを回して見せるとともに、こまを手のひらに乗せたり、空中でこまを受けとめたりと、大道芸人のようなパフォーマンスを見せていました。こまは、ひもの巻き方がまず重要です。副校長先生に巻き方を教えてもらっただけで、何度かチャレンジして回るようになった子がたくさんいました。子ども達は大喜びで、何度も挑戦していました。
 ちなみに、副校長先生の特技は、こま回しの他にも「算数指導」と「なぞかけ」があります。

1月21日の給食

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献立名           小松菜カレーライス
              かりかりじゃこサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日のカレーライスは、いつものカレーに小松菜とチーズが入っています。
 小松菜は、江戸時代から東京の東側にある小松川という地域で栽培されていた、東京を代表する野菜です。今日、八百屋さんから届いた小松菜も、東京で採れたものです。
 冬においしい季節を迎える小松菜は、成長期の子ども達の体をじょうぶにしてくれる栄養素がたっぷり含まれています。同じ緑色の葉の野菜である「ほうれん草」に比べると、苦みの基になる「アク」が少ないので、より食べやすくなっています。
 今日も、給食室にある大きな釜で、じっくり煮込んて作っています。小松菜とチーズの組み合わせが味わえるカレーになっています。

1月20日(月)

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 今日は、暦の上での「大寒」です。これから2週間、一年で一番寒い時期を迎えます。しかし、日差しに少し力強さが感じられるようにもなってきました。
 今日から、6年生による「あいさつ運動」が始まりました。今年度は、各学期に1回ずつ、4〜6年生があいさつ運動に取り組み、全校児童に気持ちのよいあいさつを呼び掛けています。今日の当番の子ども達が早めに登校してきて、東門側と正門側に分かれて立ちました。登校班で次々と登校してくる子ども達に、6年生らしいしっかりしたあいさつを投げかけていました。(写真上)
 6年生は、今回が最後のあいさつ運動の取り組みとなります。卒業する最後の登校日まで、良きお手本を示すことができるように今後も期待しています。
 光が丘警察のスクールサポーターの方が時々巡回に来るので、朝の登校の様子を見てもらっています。スクールサポーターの方からは、「集団登校の良さ」と「あいさつがすばらしい」という話をいただきました。他校では、自由登校にしている学校があるそうですが、遅れて登校する子が多いそうです。また、あいさつの指導の成果が見られ、進んであいさつをしている子が田柄小に多いと褒めていただきました。学校では、まだまだあいさつについては課題があるととらえています。今後も教職員全員であいさつの指導を続けていきます。
 久し振りに、校庭で全校朝会がありました。今日は、先週の飼育委員会によるショコラとのふれあい体験の様子から、「生き物にふれ合おう」という話をしました。
(前半は、ふれあい体験の様子や、飼育委員会の子ども達が1つの大切な命をあずかるという責任のある仕事をしていることについて話しました。)
・・・田柄小には、生き物を飼うのか好きな子がたくさんいます。春から夏にかけて、バッタやカマキリ、カナヘビやカブトムシなど、飼育ケースに入れて教室に持ってきている子が多く見られました。また、「いろいろな生き物を飼っているよ」という家庭も多いのではないでしょうか。校長先生の家では、犬を1匹飼っています。以前は、うさぎやセキセイインコ、オカメインコも飼ったことがあります。生き物にはそれぞれ命があるので、いつか死んでしまい、お別れする時がきます。でも、生き物を飼ったことで、忘れられない思い出をもらうことができました。
 生き物を飼わなくても、今回のふれ合い体験を行ったり、動物園や水族館でいろいろな生き物に出会ったりすることができます。また、テレビでも動物が紹介されている番組がたくさんあります。たくさんの生き物が一生懸命生きている様子を知ると、とても心が温かくなるものです。「生き物が大好き」という子は、人に対しても優しくなれる子なのだと思います。・・・
 最後に、サクラ草の手入れについても話をしました。ほとんどのサクラ草の鉢には、花芽がついてぐんぐん伸びてきています。もうすでに、赤やピンク、白色の花が咲いている鉢もあります。鉢の中にたまっている落ち葉や、茶色くなってきた葉っぱを取り除き、毎日たっぷり水と愛情をあげるように伝えました。
 全校朝会が終わってから、5年生がサクラ草の鉢を移動しました。(写真中)今までは、日陰に置いてありましたが、少し日当たりの良い場所に移動させました。正門を入ってから、一番目立つ場所に5年生のサクラ草が並びました。太陽の角度が少しずつ変化してきているので、日当たりの様子を見ながら、時々各学年の鉢の置き場を指示しています。これからは徐々に日差しが強くなってくるので、2〜3時間太陽が当たる場所がベストです。暖冬もありますが、今年のサクラ草の生育は非常に順調です。
 今日から、校長と6年生とで行う会食会を始めています。応接室に数名ずつ6年生を呼び、一緒に給食を食べる取り組みです。卒業前の6年生に、毎年行っています。今日は、1組から5名の子ども達が給食を持ってきました。将来の夢を中心に、一人ずつ様々な話題について話をしながら会食をしました。(写真下)
 6年生にもなると一人一人とても個性的で、さらにしっかりとした目標や希望を抱いているものです。卒業に向けての2か月間がとても大切であるということを最後に話しておきました。

1月20日の給食

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献立名           あぶたま丼
              麩とわかめのみそ汁
              牛乳


一口メモ

 「あぶたま丼」は、油揚げを野菜と一緒に甘辛く煮つけたものを卵でとじた料理です。似たような料理に「親子丼」もありますが、こちらは鶏肉と卵を使っています。
 油揚げは、豆腐を薄くスライスしたものを油で揚げて作ります。そのため、「薄揚げ」と呼ばれることもあります。
 かつお節でとっただしや、野菜の甘みが油揚げによくしみ込んでいます。ご飯と一緒においしく味わえるように作りました。

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