準備:思いを伝えるために
ご承知の通り、今年度の卒業式(第61回卒業証書授与式)は、3月19日(木)に新型コロナウイルス感染を予防するため、例年とは異なる簡素な形式で行われました。来賓の方々も、在校生の大部分も出席しませんでした。
そこでなるべく多くの方々にその準備や卒業式の実際の様子を3回に分けてお送りします。今回は準備の様子です。1,2年生や教職員が卒業する3年生にいかに自分たちの思いを伝えるか。様々な工夫が凝縮されています。 <写真上>前日の登校日に、3年生の教室の装飾を行う1年生有志の女子生徒たち。黒板を使ったメッセージやお花の装飾など、とてもきれいに教室を飾ってくれました。 <写真中>1階の廊下に張られた桜の絵。花びらの1枚1枚は、1・2年生全員の書いた卒業する3年生へのメッセージが書かれています。3年生は全員に読んでほしい文章がいっぱいです。 <写真下>3年生が通常使う東階段の踊り場にある黒板に書かれたメッセージ。<「3年間の思い」を『大地讃頌』で聞かせてくれ!>⇒この言葉は先生方全員の思いを伝えるために生徒に投げられたまさに”直球”です。 今週木曜日の卒業式に向けて
今年の卒業式は、新型コロナウイルスの感染を警戒して、3年生とその保護者、教職員と代表生徒の1・2年生のみで行われます。来賓の方々も招待せず、内容も例年に比べて簡略化されています。登校日の短い時間で、いかに会場準備を行い、密度の濃い練習をして卒業式を成功させるか。今回は3枚の写真を使ってその様子をご紹介します。
<写真上>登校日に、卒業式の会場となる体育館の舞台の上の準備を行う2年生の生徒たち。舞台の背面に設置されているパネルは3年生が文化祭の時に作成したものです。 <写真中>卒業証書授与の時の練習をする3年生の生徒。呼名をされた時の返事の仕方や校長先生から卒業証書を受け取るときの手の出し方等、一人一人がていねいな指導を受けました。 <写真下>校歌合唱の練習をする3年生の生徒。慣れ親しんだ校歌も、歌うのは卒業式が最後です。 登校日の3年生
新型コロナウイルス感染拡大防止のために休校中、本校では週1回程度の登校日が設定されています。登校日は学年ごとに日にちや時間をずらしてあります。
今回は卒業間近の3年生の登校日の様子を3枚の写真を使ってご紹介します。 彼らの様子を見ると、ぜひ卒業式を行い、合唱コンクールで歌えなかった歌を力いっぱい歌わせたい、と願うばかりです。 <写真上>玄関に備え付けられた消毒液で両手を消毒して校舎内へ入ります <写真中>久しぶりに再会して談笑する生徒たち <写真下>体育館の舞台を使って卒業式で歌う合唱の練習をする生徒たち |
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